JP3207075U - 応用機器及びモータ駆動回路 - Google Patents

応用機器及びモータ駆動回路 Download PDF

Info

Publication number
JP3207075U
JP3207075U JP2016003867U JP2016003867U JP3207075U JP 3207075 U JP3207075 U JP 3207075U JP 2016003867 U JP2016003867 U JP 2016003867U JP 2016003867 U JP2016003867 U JP 2016003867U JP 3207075 U JP3207075 U JP 3207075U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
node
terminal
motor
switch
potential
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2016003867U
Other languages
English (en)
Inventor
ピン スン チ
ピン スン チ
ヒン イェウン シン
ヒン イェウン シン
シン フェイ
シン フェイ
ウェン ヤン シウ
ウェン ヤン シウ
ジュアン フアン シュ
ジュアン フアン シュ
ロン ジアン ユン
ロン ジアン ユン
リ ユエ
リ ユエ
ティン リウ バオ
ティン リウ バオ
フイ ワン エン
フイ ワン エン
シェン リウ リ
シェン リウ リ
ユン ツイ ヤン
ユン ツイ ヤン
Original Assignee
ジョンソン エレクトリック ソシエテ アノニム
ジョンソン エレクトリック ソシエテ アノニム
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from PCT/CN2015/086422 external-priority patent/WO2016019921A1/zh
Application filed by ジョンソン エレクトリック ソシエテ アノニム, ジョンソン エレクトリック ソシエテ アノニム filed Critical ジョンソン エレクトリック ソシエテ アノニム
Application granted granted Critical
Publication of JP3207075U publication Critical patent/JP3207075U/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P25/00Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of AC motor or by structural details
    • H02P25/02Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of AC motor or by structural details characterised by the kind of motor
    • H02P25/04Single phase motors, e.g. capacitor motors
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P23/00Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by a control method other than vector control
    • H02P23/24Controlling the direction, e.g. clockwise or counterclockwise
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P25/00Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of AC motor or by structural details
    • H02P25/02Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of AC motor or by structural details characterised by the kind of motor
    • H02P25/022Synchronous motors
    • H02P25/024Synchronous motors controlled by supply frequency
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P6/00Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
    • H02P6/26Arrangements for controlling single phase motors
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P6/00Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
    • H02P6/30Arrangements for controlling the direction of rotation
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P2203/00Indexing scheme relating to controlling arrangements characterised by the means for detecting the position of the rotor
    • H02P2203/03Determination of the rotor position, e.g. initial rotor position, during standstill or low speed operation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Abstract

【課題】回転子の磁極位置に基づいてモータの正転又は逆転を制御するモータ駆動回路を提供する。【解決手段】モータ駆動回路18は、第1のノードと第2ノードとの間に交流スイッチ26が接続される。第1のノード及び第2のノードに回転方向制御回路50が接続され、選択的に、モータの巻線を介して第1のノードを交流電源の第1の端子に接続しかつ第2のノードを交流電源の第2の端子に接続するか、又は第1のノードを交流電源の第2の端子に接続しかつモータの巻線を介して第2のノードを交流電源の第1の端子に接続する。検出回路は、回転子の磁極位置を検出する。スイッチ制御回路は、磁極位置信号、及び第1のノードと第2ノードとの間の電位差に基づいて、所定の方法で交流スイッチをオン又はオフにする。【選択図】図2

Description

本考案は、モータ制御の技術分野に関し、より具体的には、モータ駆動回路及び応用機器に関する。
モータは、電磁誘導の法則に従って電力を変換又は転換するための電磁気機器を指す。モータは、主に、電気器具又は機械装置ための駆動源としての役割を果たす駆動トルクを生成するように機能する。本考案は、モータの正転及び逆転を制御することができるモータ駆動回路を提供することを目的とする。
本考案の実施形態によるモータ駆動回路が提供される。モータ駆動回路は、モータの回転子を駆動してモータの固定子に対して回転させるように構成される。モータ駆動回路は、
第1のノードと第2のノードとの間に接続された制御可能双方向交流スイッチと、
第1のノード及び第2のノードに接続された回転方向制御回路であって、選択的に、第1のノードをモータの巻線を介して外部交流電源の第1の端子に接続しかつ第2のノードを外部交流電源の第2の端子に接続するか、又は第1のノードを外部交流電源の第2の端子に接続しかつモータの巻線を介して第2のノードを外部交流電源の第1の端子に接続するように構成された回転方向制御回路と、
回転子の磁極位置を検出して磁極位置信号を出力端子から出力するように構成された検出回路と、
検出回路によって出力される磁極位置信号、及び第1のノードの電位と第2のノードの電位との間の電位差に基づいて、制御可能双方向交流スイッチをオン又はオフになるように所定の方法で制御するように構成されたスイッチ制御回路と、
を含む。
好ましい実施形態では、スイッチ制御回路は、第1のノードの電位が第2のノードの電位よりも高くかつ検出回路が第1の磁極位置信号を出力する場合、又は第1のノードの電位が第2のノードの電位よりも低くかつ検出回路が第2の磁極位置信号を出力する場合、制御可能双方向交流スイッチをオンにするように構成され、もしくは第1のノードの電位が第2のノードの電位よりも高くかつ検出回路が第2の磁極位置信号を出力する場合、又は第1のノードの電位が第2のノードの電位よりも低くかつ検出回路が第1の磁極位置信号を出力する場合、制御可能双方向交流スイッチをオフにするように構成される。
好ましい実施形態では、回転子は、回転方向制御回路が、モータの巻線を介して第1のノードを外部交流電源の第1の端子に接続しかつ第2のノードを外部交流電源の第2の端子に接続する場合に第1の方向に回転し、又は回転子は、回転方向制御回路が、第1のノードを外部交流電源の第2の端子に接続しかつモータの巻線を介して第2のノードを外部交流電源の第1端子に接続する場合に反対方向の第2の方向に回転する。
好ましい実施形態では、回転方向制御回路は、第1のスイッチ及び第2のスイッチを含み、第1のスイッチ及び第2のスイッチの各々は、第1の端子、第2の端子及び第3の端子を含み、第1のスイッチの第1の端子は第1のノードに接続され、第1のスイッチの第2の端子はモータの巻線を介して外部交流電源の第1の端子に接続され、第1のスイッチの第3の端子は外部交流電源の第2の端子に接続され、第2のスイッチの第1の端子は第2のノードに接続され、第2のスイッチの第2の端子は第1のスイッチの第2の端子に接続され、第2のスイッチの第3の端子は外部交流電源の第2の端子に接続され、モータが第1の方向に回転する場合、第1のスイッチの第1の端子は第1のスイッチの第2の端子に接続され、第2のスイッチの第1の端子は第2のスイッチの第3の端子に接続され、モータが反対方向の第2の方向に回転する場合、第1のスイッチの第1の端子は第1のスイッチの第3の端子に接続され、第2のスイッチの第1の端子は第2のスイッチの第2の端子に接続される。
好ましい実施形態では、モータ駆動回路は、少なくとも検出回路に直流電圧を供給するように構成された整流器をさらに含む。
好ましい実施形態では、整流器は、電圧降下器を介して第1のノードに接続される、又は整流器は、電圧降下器及びモータの巻線を介して外部交流電源の第1の端子に接続される。
好ましい実施形態では、整流器、検出回路、スイッチ制御回路、及び回転方向制御回路のうちの少なくとも2つ又は全ては、集積回路に統合される。
好ましい実施形態では、検出回路、スイッチ制御回路、及び回転方向制御回路のうちの少なくとも2つ又は全ては、集積回路に統合される。
本考案の実施形態によるモータ駆動回路が提供される。モータ駆動回路は、モータの回転子を駆動してモータの固定子に対して回転させるように構成される。モータ駆動回路は、
第1のノードと第2のノードとの間でモータの巻線と直列に接続された制御可能双方向交流スイッチと、
第1のノード及び第2のノードに接続された回転方向制御回路であって、選択的に、第1のノードを外部交流電源の第1の端子に接続しかつ第2のノードを外部交流電源の第2の端子に接続するか、又は第1のノードを外部交流電源の第2の端子に接続しかつ第2のノードを外部交流電源の第1の端子に接続するように構成された回転方向制御回路と、
回転子の磁極位置を検出して磁極位置信号を出力端子から出力するように構成された検出回路と、
検出回路によって出力される磁極位置信号、第1のノード電位及び第2のノードの電位に基づいて、制御可能双方向交流スイッチをオン又はオフになるように所定の方法で制御するように構成されたスイッチ制御回路と、
を含む。
好ましい実施形態では、モータ駆動回路は、検出回路に少なくとも直流電圧を供給するように構成された整流器をさらに備え、整流器は、電圧降下器を介して第1のノードに接続され、又は整流器は、電圧降下器及びモータの巻線を介して外部交流電源の第1の端子に接続される。
好ましい実施形態では、スイッチ制御回路は、第1のノードの電位が第2のノードの電位よりも高くかつ検出回路が第1の磁極位置信号を出力する場合、又は第1のノードの電位が第2のノードの電位よりも低くかつ検出回路が第2の磁極位置信号を出力する場合、制御可能双方向交流スイッチをオンにするように構成され、もしくは第1のノードの電位が第2のノードの電位よりも高くかつ検出回路が第2の磁極位置信号を出力する場合、又は第1のノードの電位が第2のノードの電位よりも低くかつ検出回路が第1の磁極位置信号を出力する場合、制御可能双方向交流スイッチをオフにするように構成される。
好ましい実施形態では、回転子は、回転方向制御回路が、モータの巻線を介して第1のノードを外部交流電源の第1端子に接続しかつ第2のノードを外部交流電源の第2の端子に接続する場合、第1の方向に回転し、又は回転子は、回転方向制御回路が、第1のノードを外部交流電源の第2の端子に接続しかつモータの巻線を介して第2のノードを外部交流電源の第1端子に接続する場合、反対方向の第2の方向に回転する。
好ましい実施形態では、回転方向制御回路は第1のスイッチ及び第2のスイッチを含み、第1のスイッチ及び第2のスイッチの各々は、第1の端子、第2の端子及び第3の端子を含み、第1のスイッチの第1の端子は第1のノードに接続され、第1のスイッチの第2の端子はモータの巻線を介して外部交流電源の第1の端子に接続され、第1のスイッチの第3の端子は外部交流電源の第2の端子に接続され、第2のスイッチの第1の端子は第2のノードに接続され、第2のスイッチの第2の端子は第1のスイッチの第2の端子に接続され、第2のスイッチの第3の端子は外部交流電源の第2の端子に接続され、モータが第1の方向に回転する場合、第1のスイッチの第1の端子は第1のスイッチの第2の端子に接続され、第2のスイッチの第1の端子は第2のスイッチの第3の端子に接続され、回転子が反対方向の第2の方向に回転する場合、第1のスイッチの第1の端子は第1のスイッチの第3の端子に接続され、第2のスイッチの第1の端子は第2のスイッチの第2の端子に接続される。
本考案の実施形態によれば、固定子と、回転子と、上記に記載のいずれかによるモータ駆動回路とを含むモータを有する応用機器が提供される。
好ましい実施形態では、モータは、単相永久磁石交流モータを含む。
好ましい実施形態では、モータは、単相永久磁石同期モータ又は単相の永久磁石ブラシレスの直流(BLDC)モータを含む。
本考案の実施形態によるモータ駆動回路は、回転子の磁極位置に基づいて、モータの固定子巻線を通過する電流の方向を回転方向制御回路によって制御し、モータの正転又は逆転を制御する。モータ駆動回路は、構造が簡単で汎用性が高い。
本考案の実施形態によるモータを示す。 本考案の第1の実施形態によるモータの概略的な回路図である。 図2に示すモータ駆動回路によるモータの正転制御を示す回路図である。 図2に示すモータ駆動回路によるモータの正転制御を示す回路図である。 図2に示すモータ駆動回路によるモータの逆転制御を示す回路図である。 図2に示すモータ駆動回路によるモータの逆転制御を示す回路図である。 本考案の第2の実施形態によるモータの概略的な回路図である。 本考案の第3の実施形態によるモータの概略的な回路図である。 図8に示すモータ駆動回路によるモータの正転制御を示す回路図である。 図8に示すモータ駆動回路によるモータの逆転制御を示す回路図である。 本考案の第4の実施形態によるモータの概略的な回路図である。
以下、技術的解決法が、本考案の実施形態による図面と一緒に明確かつ完全に記載される。記載された実施形態は、本考案の実施形態の全てではなく一部であることは明らかである。当業者であれば、本考案の実施形態に基づいて、創作的作業を伴うことなく本考案の保護範囲に属する全ての他の実施形態を得ることができる。図面は、単に参考及び例示目的でありであり、本考案を限定するものではないことを理解されたい。各図面に示される接続は明瞭な説明を目的としており、接続形態を限定するものではない。
ある要素が別の要素に「接続される」と記載した場合、要素は、別の要素に直接的に又はそれらの間の中間要素を用いて接続できることに留意されたい。本考案におけるあらゆる技術的又は科学的用語の意味は、別途定義さない限りにおいて、当業者が通常理解するものと同一である。明細書中の用語は、単に特定の実施形態を示すものであり、本考案を限定するものではない。
図1は、本考案の実施形態による単相永久磁石モータを示す。モータ10は、固定子と、この固定子に対して回転可能な回転子11とを含む。固定子は、固定子鉄心12と、この固定子鉄心12上に巻回された固定子巻線16とを含む。固定子鉄心は、純鉄、鋳鉄、鋳鋼、電炉鋼及びケイ素鋼のような軟磁性材料で作ることができる。回転子11は永久磁石を含む。固定子巻線16が交流電源24(図2参照)と直列に接続される場合、回転子11は、定常状態フェーズ中に毎分回転数が一定の回転速度60f/pで作動し、fは交流電源の周波数、pは回転子の極対数である。実施形態では、固定子鉄心12は、対向する2つの極14を含む。極14の各々は極弧15を含む。回転子11の外側面は、極弧15と対向しており、それらの間に不均一な空隙がある。好ましくは、回転子11の外側面と極弧15との間に実質的に均一な空隙13が形成される。本考案において「実質的に均一な空隙」は、固定子と回転子との間の大部分の空間に均一な空隙13が形成され、固定子と回転子との間の空間の一部に不均一な空隙が形成されることを意味する。好ましくは、固定子の極の極弧15には凹状の起動溝(starting groove)17を配置することができ、起動溝17以外の極弧15の部分は、回転子と同心とすることができる。上述した構成によれば、非均一な磁界を形成することができ、回転子が停止している場合、回転子の極性軸S1は、固定子の極の中心軸S2に対して所定の傾斜角を有し、回転子11は、モータ駆動回路18に応答してモータが通電される毎に起動トルクを受けることができる。詳細には、回転子の極性軸S1は、極性が異なる2つの磁極間の境界を指し、固定子の極14の中心軸S2は、固定子の2つの極14の中心点を通る接続線を指す。実施形態では、固定子及び回転子の各々は2つの磁極を含む。多くの実施形態では、回転子11の外側面と極弧15との間に他のタイプの不均一な空隙を形成することができ、固定子の磁極数は、回転子の磁極数と同じである必要はなく、固定子及び回転子は、4又は6の磁極といったより多くの磁極を有することができることを理解されたい。
図2は、本考案の第1の実施形態によるモータ10の概略的な回路図である。モータ10は、単相永久磁石同期モータを例として説明される。モータの固定子巻線16は、交流電源24の両端でモータ駆動回路18に直列に接続される。モータ駆動回路18は、モータの正転又は逆転を制御することができる。交流電源24は、主電源が220V、230V等とすること、又はインバータによって出力される交流電流電源とすることができる。
本実施形態では、モータ駆動回路18は、磁気センサ集積回路27、整流器28、制御可能双方向交流スイッチ26、及び回転方向制御回路50を含む。磁気センサ集積回路27は、検出回路20及びスイッチ制御回路30(図3参照)を含む。制御可能双方向交流スイッチ26は、第1のノードAと第2のノードBとの間に接続される。整流器28は、少なくとも検出回路20のための直流電圧を生成するように構成される。整流器28は、抵抗R0を介してノードAに接続される。抵抗R0は電圧降下器である。他の実施形態では、降下抵抗を設ける必要はないこと、又は他の適切な位置に設けることができることを理解されたい。回転方向制御回路50は、第1のノードAと第2のノードBとを接続し、モータの回転方向設定値に基づいて、選択的に、固定子巻線16を経由して第1のノードAを外部交流電源24の第1の端子に接続しかつ第2のノードBを外部交流電源24の第2の端子に接続するように、又は第1のノードAを外部交流電源24の第2の端子に接続しかつ固定子巻線を経由して第2のノードBを外部交流電源の第1の端子に接続するように構成される。外部交流電源24の第1の端子及び第2の端子は、それぞれ始動ワイヤ及びゼロラインとすることができる。検出回路20は、回転子11の磁極位置を検出して、磁極位置信号を該検出回路の出力端子から出力するように構成される。スイッチ制御回路30は、検出回路20によって出力される磁極位置信号に基づいて及び第1のノードAの電位と第2のノードBの電位との間の差分に基づいて、制御可能双方向交流スイッチ26をオン又はオフになるように所定の方法で制御するように構成され、結果的にモータの正転又は逆転が制御される。
図3を参照すると、図2に示した第1の実施形態によるモータ駆動回路18の回路図が提示される。検出回路20は、モータの回転子11の磁極位置を検出するように構成される。検出回路20は、オンオフ式ホールセンサであることが好ましい。図3から図6は、検出回路20の出力端子H1が論理高レベルの信号を又は論理低レベルの信号を出力する場合の回路の動作原理を単に示すものであり、これは理解を助けるためであり、検出回路20の各端子の間の特定の接続を限定することを意図していないことに留意されたい。ホールセンサは、モータ10に適用する場合、モータの回転子11の近くに配置される。整流器28は4つのダイオードD2からD5を含む。ダイオードD2のカソードはダイオードD3のアノードに接続され、ダイオードD3のカソードはダイオードD4のカソードに接続され、ダイオードD4のアノードはダイオードD5のカソードに接続され、ダイオードD5のアノードはダイオードD2のアノードに接続される。ダイオードD2のカソードは、整流器28の第1の入力端子I1として機能し、抵抗R0を介して第1のノードAに接続される。抵抗R0は電圧降下器としての機能を果たすことができる。ダイオードD4のアノードは、整流器28の第2の入力端子I2として機能し、第2のノードBに接続される。ダイオードD3のカソードは、整流器28の第1の出力端子O1として機能し、検出回路20及びスイッチ制御回路30に接続される。第1の出力端子O1は、高い直流動作電圧を出力する。ダイオードD5のアノードは、整流器28の第2の出力端子O2として機能し、検出回路20に接続される。第2の出力端子O2は、第1の出力電圧よりも低い電圧を出力する。整流器28の第1の出力端子O1と第2の出力端子O2との間にはツェナーダイオードZ1が接続されており、ツェナーダイオードZ1のアノードは第2の出力端子O2に接続され、ツェナーダイオードZ1のカソードは第1の出力端子O1に接続される。
実施形態では、検出回路20は、電源端子VCC、アース端子GND、及び出力端子H1を含む。電源端子VCCは整流器28の第1の出力端子O1に接続され、アース端子GNDは整流器28の第2の出力端子O2に接続され、出力端子H1はスイッチ制御回路30に接続される。検出回路20の出力端子H1は、検出回路20によって検出された回転子の磁気極性が「北向き」の場合に論理高レベルの磁極位置信号を出力し、検出回路20によって検出された回転子の磁気極性が「南向き」の場合に論理低レベルの磁極位置信号を出力する。別の実施形態では、検出回路20の出力端子H1は、検出された回転子の磁気極性が「北向き」の場合に論理低レベルの磁極位置信号を出力し、検出された回転子の磁気極性が南の場合に論理高レベルの磁極位置信号を出力する。
スイッチ制御回路30は、整流器28の第1の出力端子O1に接続された第1の端子と、検出回路20の出力端子に接続された第2の端子と、制御可能双方向交流スイッチ26の制御端子に接続された第3の端子とを含む。スイッチ制御回路30は、抵抗R2、トライオードQ1、ダイオードD1、及び抵抗R1を含む。ダイオードD1及び抵抗R1は、検出回路20の出力端子H1と制御可能双方向交流スイッチ26の制御端子との間に直列に接続される。トライオードQ1はNPNトライオードである。ダイオードD1のカソードは第2の端子として機能し、検出回路20の出力端子H1に接続される。抵抗R2は、整流器28の第1の出力端子O1に接続された端子と、検出回路20の出力端子H1に接続された別の端子とを有する。トライオードQ1は、検出回路20の出力端子H1に接続されたベースと、ダイオードD1のアノードに接続されたエミッタと、第1の端子として機能しかつ整流器28の第1出力端子O1に接続されたコレクタとを含む。ダイオードD1に接続されない抵抗R1の端子は第3の端子として機能する。
制御可能双方向交流スイッチ26は、トライアックであることが好ましい。トライアックの2つのアノードT2及びT1は、第1のノードA及び第2のノードBにそれぞれ接続され、制御端子Gは、スイッチ制御回路30の第3の端子に接続される。制御可能双方向交流スイッチ26は、金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ、制御可能シリコン整流器、トライアック、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ、バイポーラ接合トランジスタ、半導体サイラトロン、及びオプトカプラのうちの1又は2以上で構成される、電流が両方向に流れることを可能にする電子スイッチを含むことを理解されたい。例えば、制御可能双方向交流スイッチは、2つの金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ、又は2つの制御可能シリコン整流器、もしくは2つの絶縁ゲートバイポーラトランジスタ又はバイポーラ接合トランジスタによって形成することができる。
スイッチ制御回路30は、第1のノードAの電位が第2のノードBの電位よりも高くかつスイッチ制御回路の第2の端子が第1の信号を受け取る場合、又は第1のノードAの電位が第2のノードBの電位よりも低くかつスイッチ制御回路の第2の端子が第2の信号を受け取る場合、制御可能双方向交流スイッチ26をオンにするように構成され、第1のノードAの電位が第2のノードBの電位よりも高くかつスイッチ制御回路の第2の端子が第2の信号を受け取る場合、又は第1のノードAの電位が第2のノードBの電位よりも低くかつスイッチ制御回路の第2の端子が第1の信号を受け取る場合、制御可能双方向交流スイッチ26をオフにするように構成される。第1の信号及び第2の信号は、検出回路20によって出力される磁極位置信号である。実施形態では、第1の信号は論理高レベルの信号であり、第2の信号は論理低レベルの信号である。
回転方向制御回路50は、第1のスイッチS1及び第2のスイッチS2を含む。第1のスイッチS1及び第2のスイッチS2の各々は、第1の端子、第2の端子、及び第3の端子を含む。第1のスイッチの第1の端子SC1は第1のノードAに接続され、第1のスイッチS1の第2の端子SA1は、モータの巻線16を介して外部交流電源24の第1の端子に接続され、第1のスイッチS1の第3の端子SB1は、外部交流電源24の第2の端子に接続される。第2のスイッチS2の第1の端子SC2は、第2のノードBに接続され、第2のスイッチS2の第2の端子SA2は、第1のスイッチS1の第2の端子SA1に接続され、第2のスイッチS2の第3の端子SB2は、外部交流電源の第2の端子に接続される。
モータ駆動回路18の動作原理は、図3から図6を参照して以下に説明される。
電磁気理論によれば、単相永久磁石電動機の回転子の回転方向は、固定子巻線16に対する電力供給を変えることで変更できる。検知回路20によって検出された回転子の極性がNであり、回転方向制御回路50が、電流が固定子巻線16を通過する、正の半周期で作動するように外部交流電源を制御する場合、モータは正方向(例えば時計回り(CW))に回転する。検知回路20によって検出された回転子の極性が依然としてNであり、回転方向制御回路50が、電流が固定子巻線16を通過する、負の半周期で作動するように外部交流電源を制御する場合、モータは逆方向(例えば反時計回り(CCW))に回転することを理解されたい。本考案の実施形態は、この原理に従って、すなわちモータの正転又は逆転が、固定子巻線16を通過する電流の方向を検知回路20によって検出される回転子の極性に基づいて調整することによって制御されることに従って設計される。モータが逆転することが必要とされる場合、モータはまず停止し、次に回転方向制御回路50がモータの回転方向を変更することを理解されたい。
図3及び図4を参照してモータが正転する例を説明する。図3を参照すると、モータが正転することが必要とされる場合、第1のスイッチS1の第1の端子のSC1と第2の端子SA1とが互いに接続され、第2のスイッチS2の第1の端子SC2と第3の端子SB2が互いに接続される。モータの始動に際し、交流電源24によって出力される電圧が正の半周期にあり、第1のノードAの電位が第2のノードBの電位よりも高く、検知回路20によって検出される回転子の磁極位置がNである場合、検知回路20は、論理高レベル「1」の磁極位置信号をスイッチ制御回路30に出力する。スイッチ制御回路30のダイオードD1はオフとなり、スイッチ制御回路30のトライオードQ1はオンとなる。スイッチ制御回路30の第2の端子から流れる電流により、制御可能双方向交流スイッチ26が駆動されてオンする。この手順において、固定子巻線16を通過する電流の方向は、図3の矢印で、すなわち固定子巻線16を下から上に流れる方向によって示され、回転子11は時計回りに回転する。
図4を参照すると、第1のスイッチS1の第1端子SC1と第2の端子SA1とが互いに接続され、第2のスイッチS2の第1の端子SC2と第3の端子SB2とが互いに接続され、第1のスイッチS1及び第2のスイッチS2は、依然としてモータが正転することを可能にするように構成される。交流電源24によって出力される電圧が負の半周期にあり、第2のノードBの電位が第1のノードAの電位よりも高く、検知回路20によって検出される回転子の磁極位置がSである場合、検知回路20は、論理低レベル「0」の磁極位置信号を出力する。スイッチ制御回路30のダイオードD1はオンとなり、スイッチ制御回路30のトライオードQ1はオフとなる。電流は、負の半周期にある交流電源から、制御可能双方向交流スイッチ26の制御端子G、抵抗R1、及びダイオードD1へ、図4に示す方向に流れる。制御可能双方向交流スイッチ26がオンとなる。この手順において、固定子巻線16を通過する電流の方向は、図4の矢印の方向、すなわち固定子巻線16を上から下に流れる方向によって示され、回転子11は時計回りに回転する。
第1のスイッチS1及び第2のスイッチS2が接続されてモータが正転することが可能であり、交流電源が負の半周期にありかつ回転子の磁極位置がNにあるか、又は交流電源が正の半周期にありかつ回転子の磁極位置がSにある場合、スイッチ制御回路30は、制御可能双方向交流スイッチ26を作動させず、電流は固定子巻線16を通過せず、回転子11は慣性で回転する。モータが停止状態である場合、回転子11は回転しない。
図5及び図6を参照してモータが逆転する状況を説明する。図5を参照すると、モータが逆転することが必要とされる場合、第1のスイッチS1及び第2のスイッチS2の状態が変化し、第1のスイッチS1の第1の端子SC1と第3の端子SB1とが互いに接続され、第2のスイッチS2の第1の端子SC2と第2の端子SA2とが互いに接続される。モータの始動に際し、第1のスイッチS1及び第2のスイッチS2の状態が変化するために、交流電源24が負の半周期にある場合、第1のノードAの電位が第2のノードBの電位よりも高い。検知回路20によって検出される回転子の磁極位置がNである場合、検知回路20は、論理高レベル「1」の磁極位置信号をスイッチ制御回路30に出力する。スイッチ制御回路30のダイオードD1はオフとなり、スイッチ制御回路30のトライオードQ1はオンとなる。スイッチ制御回路30の第2の端子から流れる電流により、制御可能双方向交流スイッチ26が駆動されてオンとなる。この手順において、固定子巻線16を通過する電流の方向は、図5の矢印によって示され、すなわち固定子巻線16を上から下に流れる方向であり、これは図3に示すような回転子の磁極位置がNである場合に電流が固定子巻線を通過する方向とは逆方向であり、回転子11は反時計回りに回転する。
図6を参照すると、第1のスイッチS1及び第2のスイッチS2の状態が変化するため、交流電源24によって出力される電圧が正の半周期にある場合、第2のノードBの電位が第1のノードAの電位よりも高い。検知回路20によって検出される回転子の磁極位置がSである場合、検知回路20は、論理低レベル「0」の磁極位置信号を出力する。スイッチ制御回路30のダイオードD1はオンとなり、スイッチ制御回路30のトライオードQ1はオフとなる。電流は、正の半周期にある交流電源から、制御可能双方向交流スイッチ26の制御端子G、抵抗R1及びダイオードD1へ、図6に示す方向に流れる。制御可能双方向交流スイッチ26がオンとなる。この手順において、固定子巻線16を通過する電流の方向は、図6の矢印によって示され、すなわち固定子巻線16を下から上に流れる方向であり、これは図4に示すような回転子の磁極位置がSである場合に電流が固定子巻線を通過する方向とは逆方向であり、回転子11は反時計回りに回転する。
第1のスイッチS1及び第2のスイッチS2が接続されてモータが逆転することが可能であり、交流電源が正の半周期にありかつ回転子の磁極位置が北向きにあるか、又は交流電源が負の半周期にありかつ回転子の磁極位置が南向きにある場合、スイッチ制御回路30は、制御可能双方向交流スイッチ26を作動させず、電流は固定子巻線16を通過せず、回転子11は慣性で回転する。モータが停止状態である場合、回転子11は回転しない。
要するに、回転方向制御回路50は、モータの回転方向設定値に基づいて、選択的に、モータの巻線16を介して第1のノードAを外部交流電源24の第1の端子に接続しかつ第2のノードBを外部交流電源24の第2の端子に接続するか、又は第1のノードAを外部交流電源24の第2の端子に接続しかつモータの巻線16を介して第2のノードBを外部交流電源24の第1に端子に接続して、第1のノードAの電位と第2のノードBの電位との間の電位差を制御する。スイッチ制御回路30は、磁極位置信号及び第1のノードAの電位と第2のノードBの電位との間の電位差に基づいて、制御可能双方向交流スイッチをオン又はオフとして、固定子巻線16を通過する電流の方向を制御してモータの回転方向を制御する。
本考案における原理によれば、外部交流電源24、固定子巻線16、及びモータ駆動回路は、他の方法で接続することができる。図7を参照すると、本考案の第2の実施形態によるモータの概略的な回路図が示されている。図7に示す回路は、図2に示す回路と比較すると、固定子巻線16及び制御可能双方向交流26が第1のノードAと第2のノードBとの間に直列に接続され、外部交流電源24の第1の端子が第1のスイッチS1の第2の端子SA1に接続され、外部交流電源24の第2の端子が第2のスイッチS2の第3の端子SB2に接続される点で異なる
図8を参照すると、本考案の第3の実施形態による概略的な回路図が示されている。図8に示す回路は、図2に示す回路と比較すると、固定子巻線16及び制御可能双方向交流26が第1のノードAと第2のノードBとの間に直列に接続され、外部交流電源24の第1の端子が第1のスイッチS1の第2の端子SA1に接続され、外部交流電源24の第2の端子が第2のスイッチS2の第3の端子SB2に接続され、整流器28が抵抗器R0を介して外部交流電源24の第1の端子に接続され、外部交流電源24の第2の端子が整流器28の第2の入力端子I2に接続される点で異なる。図8に示す回路は、図7に示す回路とは以下の点で異なる。図7では、整流器28の第1の入力端子が抵抗R0を介して第1のスイッチS1の第1の端子SC1に接続され、整流器の第2の入力端子が第2のスイッチの第1の端子SC2に接続されるが、図8では、外部交流電源24の第1の端子が抵抗R0を介して整流器28の第1の入力端子I1に接続され、外部交流電源24の第2の端子が整流器28の第2の入力端子I2に接続される。第3の実施形態によるモータ駆動回路の例示的な回路図が図9及び図10に示される。
図9は、回転子が正転する場合の図8に示したモータ駆動回路の回路図である。整流器28の第1の入力端子I1は、抵抗R0を介して外部交流電源24の第1の端子に接続され、整流器28の第2の入力端子I2は、外部交流電源24の第2の端子に接続される。モータが正転する場合、第1のスイッチS1の第1の端子SC1及び第2の端子SA1は互いに接続され、第2のスイッチS2の第1の端子SC2及び第3の端子のSB2は互いに接続される。モータが正転するように第1のスイッチS1及び第2のスイッチS2が構成される場合、モータを正転させるための制御手順は、図3及び図4に示した実施形態の手順と実質的に同じであり、本明細書では繰り返して説明しない。
図10は、回転子が逆転する場合の図8に示したモータ駆動回路の回路図である。モータが逆転する場合、第1のスイッチS1の第1の端子SC1及び第3の端子SB1は互いに接続され、第2のスイッチS2の第1の端子SC2及び第2の端子のSA2は互いに接続される。モータが逆転するように第1のスイッチS1及び第2のスイッチS2が構成される場合、モータを逆転させるための制御手順は、図5及び図6に示した実施形態の手順と実質的に同じであり、本明細書では繰り返して説明しない。
図11を参照すると、本考案の第4の実施形態によるモータの概略回路図が示される。図11に示す回路は、図8に示す回路と比較して、制御可能双方向交流スイッチ26が第1のノードAと第2のノードBとの間に接続され、外部交流電源24の第1の端子が固定子巻線16を介して第1のスイッチS1の第2の端子SA1に接続され、外部交流電源24の第2の端子が第2のスイッチS2の第3の端子のSB2に接続される点で異なる。図11に示す回路は、図2に示す回路と比較すると以下の点で異なる。図2では、整流器28の第1の入力端子は抵抗R0を介して第1のスイッチS1の第1の端子SC1に接続され、整流器の第2の入力端子は第2のスイッチS2の第1の端子SC2に接続されるが、図11では、整流器28の第1の入力端子I1は抵抗R0を介して第1のスイッチS1の第2の端子SA1/第2のスイッチS2の第2の端子SA2に接続され、整流器28の第2の入力端子I2は第1のスイッチS1の第3の端子SB1/第2のスイッチS2の第3の端子SB2に接続される。
上記実施形態では、第1のスイッチS1及び第2のスイッチS2の各々は、機械式又は電子式スイッチとすることができる。機械式スイッチは、リレー、単極双投スイッチ、及び単極単投スイッチを含む。電子式スイッチは、ソリッドステートリレー、金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ、制御可能シリコン整流器、トライアック、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ、バイポーラ接合トランジスタ、半導体サイラトロン、オプトカプラ等を含む。
本考案の実施形態によるモータ駆動回路は、回転子11の磁極位置に基づいて、モータの固定子巻線を通過する電流の方向を回転方向制御回路50によって制御することで、モータの正転又は逆転を制御する。逆転方向を有する用途向けの駆動モータが必要とされる場合、第1のスイッチS1及び第2のスイッチS2の端子の状態を変化させることだけが必要とされ、駆動回路を変更する必要はない。モータ駆動回路は、構造が簡単で汎用性が高い。
当業者であれば、本考案の実施形態によるモータは、車両窓、オフィスの回転ブラインド又は自宅の回転ブラインド、家電用ポンプ又はファンのような装置を駆動するために適用可能であることを理解できる。本考案の実施形態によるモータは、永久磁石同期モータ等の永久磁石交流モータと、永久磁石ブラシレス直流(BLDC)モータとを含む。好ましくは、本考案の実施形態によるモータは、単相永久磁石同期モータ等の単相永久磁石交流モータ、及び単相永久磁石BLDCモータである。モータが永久磁石同期モータである場合、外部交流電源は主電源である。モータが永久磁石BLDCモータである場合、外部交流電源は、インバータから出力される交流電源とすることができる。
当業者であれば、回路コストを低減しかつ回路の信頼度を高めるために、モータ駆動回路は、集積回路に統合してパッケージ化できることを理解できる。集積回路は、ハウジングと、このハウジングから外に延びる複数のピンと、半導体基板上に配置されたモータ駆動回路とを含む。半導体基体及びモータ駆動回路は、ハウジングによってパッケージ化される。
別の実施形態では、整流器28、検出回路20、回転方向制御回路50、及びスイッチ制御回路30の全て又は一部は、実際条件に応じて集積回路に統合することができる。例えば、回転方向制御回路50、検出回路20、及びスイッチ制御回路30だけが集積回路に統合されるが、整流器28、制御可能双方向交流スイッチ26、及び抵抗R0が集積回路の外部に配置される。
別の実施形態では、モータ駆動回路の各々の構成要素は、設計要件に応じて、プリント回路板上に個別に配置することができる。
上記実施形態は、単に本考案の好ましい実施形態であり、本考案を限定することを意図したものではない。本考案の精神及び原理の範囲内における何らかの変更、等価な置換、改良等は全て本考案の保護の範囲に属する。
10 モータ
11 回転子
16 固定子巻線
18 モータ駆動回路
20 検出回路
24 交流電源
26 制御可能双方向交流スイッチ
27 磁気センサ集積回路
28 整流器
30 スイッチ制御回路
50 回転方向制御回路
A 第1のノード
B 第2のノード
R0 抵抗
I1 第1の入力端子
I2 第2の入力端子
O1 第1の出力端子
O2 第2の出力端子
S1 第1のスイッチ
SA1 第2の端子
SB1 第3の端子
SC1 第1の端子
S2 第2のスイッチ
SA2 第2の端子
SB2 第3の端子
SC2 第1の端子

Claims (9)

  1. モータの回転子を駆動して前記モータの固定子に対して回転させるように構成されたモータ駆動回路であって、
    第1のノードと第2のノードとの間に接続された制御可能双方向交流スイッチと、
    前記第1のノード及び前記第2のノードに接続された回転方向制御回路であって、選択的に、前記モータの巻線を介して前記第1のノードを外部交流電源の第1の端子に接続しかつ前記第2のノードを前記外部交流電源の第2の端子に接続するか、又は前記第1のノードを前記外部交流電源の前記第2の端子に接続しかつ前記モータの前記巻線を介して前記第2のノードを前記外部交流電源の前記第1の端子に接続するように構成された回転方向制御回路と、
    前記回転子の磁極位置を検出して磁極位置信号を出力端子から出力するように構成された検出回路と、
    前記検出回路によって出力される磁極位置信号、及び前記第1のノードの電位と前記第2のノードの電位との間の電位差に基づいて、前記制御可能双方向交流スイッチをオン又はオフになるように所定の方法で制御するように構成されたスイッチ制御回路と、
    を備えることを特徴とするモータ駆動回路。
  2. 前記スイッチ制御回路は、前記第1のノードの前記電位が前記第2のノードの前記電位よりも高くかつ前記検出回路が第1の磁極位置信号を出力する場合、又は前記第1のノードの前記電位が前記第2のノードの前記電位よりも低くかつ前記検出回路が第2の磁極位置信号を出力する場合、前記制御可能双方向交流スイッチをオンするように構成され、前記第1のノードの前記電位が前記第2のノードの前記電位よりも高くかつ前記検出回路が第2の磁極位置信号を出力する場合、又は前記第1のノードの前記電位が前記第2のノードの前記電位よりも低くかつ前記検出回路が前記第1の磁極位置信号を出力する場合、前記制御可能双方向交流スイッチをオフするように構成される、請求項1に記載のモータ駆動回路。
  3. 前記回転子は、前記回転方向制御回路が、前記モータの前記巻線を介して前記第1のノードを前記外部交流電源の前記第1端子に接続しかつ前記第2のノードを前記外部交流電源の前記第2の端子に接続する場合に第1の方向に回転し、前記回転子は、前記回転方向制御回路が、前記第1のノードを前記外部交流電源の前記第2の端子に接続しかつ前記モータの前記巻線を介して前記第2のノードを前記外部交流電源の前記第1の端子に接続する場合に反対方向の第2の方向に回転する、請求項2に記載のモータ駆動回路。
  4. 前記モータ駆動回路は、前記検出回路に少なくとも直流電圧を供給するように構成された整流器をさらに備え、前記整流器は、電圧降下器を介して前記第1のノードに接続されるか、又は前記整流器は、前記電圧降下器及び前記モータの前記巻線を介して前記外部交流電源の前記第1の端子に接続される、請求項1に記載のモータ駆動回路。
  5. モータの回転子を駆動して前記モータの固定子に対して回転させるように構成されたモータ駆動回路であって、
    第1のノードと第2のノードとの間で前記モータの巻線と直列に接続された制御可能双方向交流スイッチと、
    前記第1のノード及び前記第2のノードに接続された回転方向制御回路であって、選択的に、前記第1のノードを外部交流電源の第1の端子に接続しかつ前記第2のノードを前記外部交流電源の第2の端子に接続するか、又は前記第1のノードを前記外部交流電源の前記第2の端子に接続しかつ前記第2のノードを前記外部交流電源の前記第1の端子に接続するように構成された回転方向制御回路と、
    前記回転子の磁極位置を検出して磁極位置信号を出力端子から出力するように構成された検出回路と、
    前記検出回路によって出力される磁極位置信号、前記第1のノード電位及び前記第2のノードの電位に基づいて、前記制御可能双方向交流スイッチをオン又はオフになるように所定の方法で制御するように構成されたスイッチ制御回路と、
    を備えることを特徴とするモータ駆動回路。
  6. 前記モータ駆動回路は、前記検出回路に少なくとも直流電圧を供給するように構成された整流器をさらに備え、前記整流器は、電圧降下器介して前記第1のノードに接続されるか、前記電圧降下器及び前記モータの前記巻線を介して前記外部交流電源の前記第1の端子に接続される、請求項5に記載のモータ駆動回路。
  7. 前記スイッチ制御回路は、前記第1のノードの前記電位が前記第2のノードの前記電位よりも高くかつ前記検出回路が第1の磁極位置信号を出力する場合、又は前記第1のノードの前記電位が前記第2のノードの前記電位よりも低くかつ前記検出回路が第2の磁極位置信号を出力する場合、前記制御可能双方向交流スイッチをオンするように構成され、前記第1のノードの前記電位が前記第2のノードの前記電位よりも高くかつ前記検出回路が前記第2の磁極位置信号を出力する場合、又は前記第1のノードの前記電位が前記第2のノードの前記電位よりも低くかつ前記検出回路が前記第1の磁極位置信号を出力する場合、前記制御可能双方向交流スイッチをオフするように構成される、請求項5に記載のモータ駆動回路。
  8. 前記回転子は、前記回転方向制御回路が、前記モータの前記巻線を介して前記第1のノードを前記外部交流電源の前記第1端子に接続しかつ前記第2のノードを前記外部交流電源の前記第2の端子に接続する場合に第1の方向に回転し、前記回転子は、前記回転方向制御回路が、前記第1のノードを前記外部交流電源の前記第2の端子に接続しかつ前記モータの前記巻線を介して前記第2のノードを前記外部交流電源の前記第1の端子に接続する場合に反対方向の第2の方向に回転する、請求項5に記載のモータ駆動回路。
  9. 固定子と、回転子と、請求項1から8のいずれかに記載のモータ駆動回路とを含むモータを有することを特徴とする応用機器。
JP2016003867U 2015-08-07 2016-08-08 応用機器及びモータ駆動回路 Expired - Fee Related JP3207075U (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
WOPCT/CN2015/086422 2015-08-07
PCT/CN2015/086422 WO2016019921A1 (zh) 2014-08-08 2015-08-07 电机组件及用于电机驱动的集成电路
CN201610539478.0 2016-07-08
CN201610539478.0A CN106452268A (zh) 2014-08-08 2016-07-08 应用设备、电机及其驱动电路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3207075U true JP3207075U (ja) 2016-10-20

Family

ID=57140318

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016003867U Expired - Fee Related JP3207075U (ja) 2015-08-07 2016-08-08 応用機器及びモータ駆動回路

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP3207075U (ja)
KR (1) KR20170017754A (ja)
BR (1) BR102016018047A2 (ja)
DE (2) DE102016113633A1 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
KR20170017754A (ko) 2017-02-15
DE102016113633A1 (de) 2017-02-09
BR102016018047A2 (pt) 2017-02-14
DE202016104035U1 (de) 2016-11-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2017055639A (ja) 応用機器及びモータ駆動回路
US20160344322A1 (en) Motor, motor driving circuit and integrated circuit for driving motor
US20160344318A1 (en) Motor, motor driving circuit and integrated circuit for driving motor
US20180138842A1 (en) Motor and motor driving circuit
CN108075696B (zh) 电机及电机驱动电路
CN205986683U (zh) 电机、用于电机驱动的驱动电路和集成电路
US10505434B2 (en) Motor and application apparatus utilizing the same
US20160344320A1 (en) Magnetic sensor integrated circuit, motor component and application apparatus
US20160352267A1 (en) Motor driving circuit and motor component
JP3207075U (ja) 応用機器及びモータ駆動回路
US20160344311A1 (en) Application device and motor driving circuit
JP3207079U (ja) モータ、モータを駆動するための駆動回路および集積回路
JP3211136U (ja) 磁気センサ集積回路及びモータ組立体
US10637374B2 (en) Magnetic sensor integrated circuit, motor component and application apparatus
CN107809192B (zh) 电机驱动装置、电机组件及负载驱动装置
CN108075695B (zh) 电机及电机驱动电路
JP3207077U (ja) モータ、モータ駆動に用いられる駆動回路及び集積回路
US20160352266A1 (en) Magnetic sensor integrated circuit, motor assembly and application device
JP3207073U (ja) 磁気センサ集積回路及びモータ組立体
JP3209065U (ja) モータ構成要素及びモータ駆動回路
JP3209106U (ja) 磁気センサ集積回路及びモータ組立体
KR20170017822A (ko) 모터 구동 회로 및 모터 구성요소

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3207075

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

AA79 Non-delivery of priority document

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A24379

Effective date: 20161219

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees