JP2018107843A - スイッチトリラクタンスモータの制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スイッチトリラクタンスモータの振動を抑制しつつ、スイッチトリラクタンスモータのトルク出力期間を延長することができるスイッチトリラクタンスモータの制御装置を提供すること。
【解決手段】スイッチトリラクタンスモータの制御装置は、スイッチトリラクタンスモータのロータ回転角度が励磁開始角となった以降の所定期間では、前記コイルへの印加電圧を正電圧に切り替え、前記ロータ回転角度が転流角となった以降の0電圧期間Tでは、前記コイルへの印加電圧を0電圧に切り替え、前記0電圧期間T以降の所定期間では、前記コイルへの印加電圧を負電圧に切り替え、前記0電圧期間Tを、T=T×(0.5+n)により決定する(但し、0≦n<(ロータ1回転当たりの時間[ms]/ロータ極数−スイッチトリラクタンスモータの固有振動周期T[ms]/2)/T[ms])。
【選択図】図2

Description

本発明は、スイッチトリラクタンスモータの制御装置に関する。
互いに対向する複数の突極を各々備えたステータおよびロータと、ステータの突極に巻回されたコイルとを備え、ステータとロータのそれぞれの突極間に発生させた磁気吸引力によってロータを回転させるスイッチトリラクタンスモータが知られている。
このようなスイッチトリラクタンスモータでは、ロータ回転角度に応じてコイルへの印加電圧を正電圧から0電圧へ、あるいは0電圧から負電圧へと切り替える駆動制御が行われるが、このように電圧を切り替えると、スイッチトリラクタンスモータの固有振動周期に応じた振動が発生する。
そこで、特許文献1では、スイッチトリラクタンスモータを用いた産業機械において、コイルの印加電圧を正電圧から負電圧へと切り替える間に設けられる0電圧期間(還流期間)を、スイッチトリラクタンスモータの固有振動周期の半周期分とすることにより、前記した振動に対して逆位相の振動を発生させ、振動抑制を図っている。
なお、0電圧期間では、スイッチトリラクタンスモータに通電する電流が徐々に小さくなるのに対して、負電圧期間では、0電圧期間よりも電流減少の勾配が急峻となる。そこで、特許文献1では、電流が0(スイッチトリラクタンスモータの出力トルクが0)になった際に負電圧期間を終了させて0電圧に切り替えている。
特開2015−198502号公報
ここで、スイッチトリラクタンスモータを車両に用いた場合、産業機械に用いた場合とは異なり、ロータ回転数が一定ではなく、低回転から高回転まで幅広い回転数に変化する。そして、ロータ回転数が低回転の場合は、高回転の場合と比較して、スイッチトリラクタンスモータの進角が遅くなる。そのため、前記した特許文献1のように、0電圧期間をスイッチトリラクタンスモータの固有振動周期の半周期分に設定し、0電圧期間経過後に負電圧に切り替えた場合、振動は抑制できるものの、電流が0まで急激に減少し、それに伴いスイッチトリラクタンスモータの出力トルクも急激に0になってしまう。すなわち、特許文献1で開示された技術では、振動は抑制できるものの、スイッチトリラクタンスがトルクを出力できる期間(以下、「トルク出力期間」という)が短くなってしまう。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、スイッチトリラクタンスモータの振動を抑制しつつ、スイッチトリラクタンスモータのトルク出力期間を延長することができるスイッチトリラクタンスモータの制御装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るスイッチトリラクタンスモータの制御装置は、三相のコイルを備えるスイッチトリラクタンスモータの制御装置において、前記制御装置は、前記スイッチトリラクタンスモータのロータ回転角度が励磁開始角となった以降の所定期間では、前記コイルへの印加電圧を正電圧に切り替え、前記ロータ回転角度が転流角となった以降の0電圧期間Tでは、前記コイルへの印加電圧を0電圧に切り替え、前記0電圧期間T以降の所定期間では、前記コイルへの印加電圧を負電圧に切り替え、前記0電圧期間Tを、下記式(1)により決定することを特徴とする。
=T×(0.5+n) ・・・式(1)
但し、0≦n<(ロータ1回転当たりの時間[ms]/ロータ極数−スイッチトリラクタンスモータの固有振動周期T[ms]/2)/T[ms]
これにより、スイッチトリラクタンスモータの制御装置は、ロータ回転数が低回転になり、ロータ1回転当たりの時間が長くなるほど、nが大きくなり、0電圧期間Tが長くなる。従って、0電圧期間をスイッチトリラクタンスモータの固有振動周期の半周期分に設定し、0電圧期間経過後に負電圧に切り替える場合と比較して、電流減少の勾配が緩やかになるため、スイッチトリラクタンスモータのトルク出力期間が長くなる。さらに、式(1)において、nにスイッチトリラクタンスモータの固有振動周期の半周期分を加えて0電圧期間Tを求めているため、電圧切り替え時に発生する振動に対して逆位相の振動を発生させ、振動を抑制することができる。
本発明に係るスイッチトリラクタンスモータの制御装置によれば、ロータ回転数が低回転になるほど0電圧期間Tを延長することにより、スイッチトリラクタンスモータの振動を抑制しつつ、スイッチトリラクタンスモータのトルク出力期間を延長することができる。
図1は、本発明の実施形態に係るスイッチトリラクタンスモータの制御装置の構成を模式的に示す図である。 図2は、本発明の実施形態に係るスイッチトリラクタンスモータの制御装置による駆動制御方法を示すフローチャートである。 図3は、本発明の実施形態に係るスイッチトリラクタンスモータの制御装置による駆動制御方法によって駆動制御を行った際のスイッチトリラクタンスモータの状態を示すタイムチャートである。 図4は、本発明の実施形態に係るスイッチトリラクタンスモータの制御装置を適用した車両を示すスケルトン図である。
本発明に係るスイッチトリラクタンスモータの制御装置の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
[システム構成]
本実施形態のシステム構成は、図1に示すように、スイッチトリラクタンスモータ(以下、「SRモータ」という)1と、インバータ2と、バッテリ3と、制御部100と、を含んでいる。本実施形態に係るSRモータ1の制御装置は、少なくともインバータ2および制御部100を含んで構成される。
SRモータ1は、回転子に永久磁石を使用しない電動機であり、三相のコイル12に励磁電流(以下、「電流」という)が流れることによって駆動する。SRモータ1は、突極構造のステータ10と、突極構造のロータ20と、を備えている。なお、同図では、SRモータ1として、6極のステータ10および4極のロータ20を備える三相誘導電動機を一例として示しているが、ステータ10およびロータ20の極数は同図に示すものに限定されない。例えばステータ10およびロータ20の極数は、それぞれ「12極/8極」、「18極/12極」、「24極/16極」等であってもよい。
三相交流式であるSRモータ1は、一対のステータ歯11およびコイル12aにより構成されるA相(U相)と、一対のステータ歯11およびコイル12bにより構成されるB相(V相)と、一対のステータ歯11およびコイル12cにより構成されるC相(W相)と、を含んでいる。
ステータ10は、図1に示すように、環状構造の内周部に、突極としてのステータ歯11を複数備えている。各ステータ歯11には、インバータ2に接続されたコイル12が巻回されている。
ロータ20は、ステータ10の径方向内側に配置されており、環状構造の外周部に、突極としてのロータ歯21を複数備えている。なお、ロータ20は、図示しないロータ軸と一体回転するように構成されている。
インバータ2は、三相交流をコイル12に通電できるように複数のスイッチング素子を備えた電気回路(インバータ回路)によって構成されている。インバータ2は、インバータ回路に接続されたそれぞれのコイル12a,12b,12cに対して、相ごとに電流を流す。
インバータ2を構成するインバータ回路は、相ごとに設けられた2つのトランジスタおよび2つのダイオードと、1つのコンデンサCoと、を備えている。そして、インバータ2は、各相において、複数のトランジスタを同時にオンまたはオフにすることにより、コイル12に流れる電流値を変更する。
インバータ2は、A相のコイル12aの周辺に、トランジスタTra1,Tra2と、ダイオードDa1,Da2と、を備えている。また、インバータ2は、B相のコイル12bの周辺に、トランジスタTrb1,Trb2と、ダイオードDb1,Db2と、を備えている。また、インバータ2は、C相のコイル12cの周辺に、トランジスタTrc1,Trc2と、ダイオードDc1,Dc2と、を備えている。
制御部100は、SRモータ1を駆動制御する電子制御装置(ECU)である。制御部100は、CPUと、各種プログラム等のデータが格納された記憶部と、SRモータ1を駆動制御するための各種の演算を行う演算部と、を備えている。そして、演算部における演算の結果、インバータ2を制御するための指令信号が、制御部100からインバータ2に出力される。このように、制御部100は、インバータ2を制御することにより、SRモータ1に印加する電圧および電流を制御する。
制御部100には、SRモータ1のロータ回転数を検出する回転数センサ51からレゾルバ信号が入力される。制御部100は、当該レゾルバ信号から、回転方向におけるステータ歯11とロータ歯21との相対的な位置関係に基づいて、通電対象となるコイル12の切り替えを相ごとに繰り返す制御を実行する。そして、制御部100は、この制御において、ある相のコイル12に電流を流してステータ歯11を励磁させ、ステータ歯11と、そのステータ歯11の近くのロータ歯21との間に磁気吸引力を発生させることにより、ロータ20を回転させる。
[駆動制御方法]
以下、本実施形態に係るSRモータ1の制御装置による駆動制御方法の第1実施形態について、図2および図3を参照しながら説明する。
まず、制御部100は、SRモータ1の駆動制御に用いる各種情報を読み込む(ステップS1)。前記した「各種情報」とは、例えば回転数センサ51から入力されるレゾルバ信号、SRモータ1の要求トルクおよびSRモータ1から読み込んだ電圧等が挙げられる。
続いて、制御部100は、回転数センサ51のレゾルバ信号に基づいてSRモータ1のロータ回転数を演算する(ステップS2)。続いて、制御部100は、要求トルクに応じたモータトルク指令値を導出する(ステップS3)。
続いて、制御部100は、0電圧期間(還流期間)Tを決定する(ステップS4)。ここで、制御部100は、図3に示す要因、SRモータ1の駆動制御の際に正電圧モード、還流モードおよび負電圧モードを実行する。なお、同図は、駆動制御時におけるSRモータ1の状態を示すタイムチャートであり、横軸はロータ回転角度、縦軸はコイル12に印加する電圧および電流、SRモータ1に発生するラジアル力および振動である。
正電圧モードとは、図3に示すように、コイル12への印加電圧を正電圧に切り替える(コイル12に正電圧を印加する)モードである。この正電圧モードは、同図に示すように、SRモータ1のロータ回転角度がON角(励磁開始角)となった以降の所定期間に実行される。
還流モードとは、図3に示すように、コイル12への印加電圧を0電圧に切り替える(コイル12への印加電圧を0にする)モードである。この還流モードは、同図に示すように、正電圧モードの実行後の所定期間Tや、SRモータ1のロータ回転角度が転流角となった以降の所定期間Tに実行される。なお、このように還流モードが実行される所定期間T,Tのことを、本実施形態では「0電圧期間T,T」と定義する。
負電圧モードとは、図3に示すように、コイル12への印加電圧を負圧に切り替える(コイル12に負電圧を印加する)モードである。この負電圧モードは、同図に示すように、SRモータ1のロータ回転角度がOFF角(励磁終了角)となった以降、すなわち同図に示す0電圧期間T以降の所定期間に実行される。
ステップS4において、制御部100は、図3に示す0電圧期間Tを、下記式(1)により決定する。
=T×(0.5+n) ・・・式(1)
但し、0≦n<(ロータ1回転当たりの時間[ms]/ロータ極数−スイッチトリラクタンスモータの固有振動周期T[ms]/2)/T[ms]
なお、ステップS4では、図3に示した0電圧期間T,Tのうち、転流角以降かつ負電圧モード直前の0電圧期間Tのみを上記式(1)によって決定し、転流角以前の0電圧期間Tについては、従来(例えば特許文献1参照)と同様の方法により予め決定される。
続いて、制御部100は、励磁条件を決定する(ステップS5)。この励磁条件としては、例えば図3に示すような、ON角(励磁開始角)、OFF角(励磁終了角)、転流角、最大電流値Imax等が挙げられる。制御部100は、SRモータ1の電圧、ロータ回転数、モータトルク指令値に応じて、予め設定されたマップにより励磁条件を決定する。
続いて、制御部100は、コイル12に流れている各相の電流(瞬時電流)と、ロータ20の回転位相(ロータ回転角度)とを読み込む(ステップS6)。本ステップにおいて、制御部100は、図示しない電流センサからの検出信号に基づいて、ある相のコイル12に実際に流れている電流を読み込む。また、制御部100は、回転数センサ51のレゾルバ信号に基づいてロータ20の回転位相を検出する。
続いて、制御部100は、ロータ20の回転位相に基づいて、励磁区間内であるか否かを判定する(ステップS7)。ここで、前記した「励磁区間」とは、図3に示すように、ON角(励磁開始角)からOFF角(励磁終了角)までの回転角度範囲(励磁幅)のことを示している。
制御部100は、励磁区間内であると判定した場合(ステップS7でYes)、電流Iが最大電流値Imaxよりも小さいか否かを判定する(ステップS8)。制御部100は、電流Iが最大電流値Imaxよりも小さいと判定した場合(ステップS8でYes)、コイル12に正電圧を印加する「正電圧モード」を実行し(ステップS9)、処理を終了する。一方、制御部100は、電流Iが最大電流値Imax以上であると判定した場合(ステップS8でNo)、コイル12に印加する電圧を0にする「還流モード」を実行し(ステップS10)、処理を終了する。
制御部100は、励磁区間内ではないと判定した場合(ステップS7でNo)、電流Iが0とほぼ等しいか否かを判定する(ステップS11)。制御部100は、電流Iが0とほぼ等しいと判定した場合(ステップS11でYes)、コイル12に印加する電圧を0にする「還流モード」を実行し(ステップS12)、処理を終了する。一方、制御部100は、電流Iが0とほぼ等しくないと判定した場合(ステップS11でNo)コイル12に負電圧を印加する「負電圧モード」を実行し(ステップS13)、ステップS11の判定処理に戻る。
以上のように、本実施形態に係るSRモータ1の制御装置は、上記式(1)によって0電圧期間Tを決定することにより、ロータ回転数が低回転になり、ロータ1回転当たりの時間が長くなるほど、nが大きくなり、0電圧期間Tが長くなる。従って、例えば特許文献1に示すように、0電圧期間TをSRモータの固有振動周期の半周期分に設定し、0電圧期間経過後に負電圧に切り替える場合と比較して、電流減少の勾配が緩やかになるため、SRモータ1のトルク出力期間が長くなる。
さらに、SRモータ1の制御装置によれば、上記式(1)において、nにSRモータ1の固有振動周期の半周期分を加えて0電圧期間Tを求めているため、図3に示すように、電圧切り替え時に発生する振動(波形a参照)に対して逆位相の振動(波形a参照)を発生させ、振動を抑制することができる(波形a+a参照)。なお、同図において、波形aは転流時に発生する振動、波形aは負電圧印加時に発生する振動である。
また、特許文献1を始めとする従来の技術では、0電圧期間が一定値(SRモータの固有振動周期の半周期分)に固定されていたが、SRモータ1の制御装置によれば、ロータ回転数に応じて0電圧期間Tを変化させることができ、負電圧モード直前の0電圧期間Tを、ロータ回転数に応じて延長することができる。従って、スイッチング低減によって効率を向上させることができ、かつ無駄な起振力変化を抑制することができる。
[適用例]
以下、本実施形態に係るSRモータ1の制御装置を適用した車両について、図4を参照しながら説明する。同図に示した車両200は、エンジン201と、車輪202と、変速機(T/M)203と、デファレンシャルギヤ204と、駆動軸205と、走行用動力源としてのSRモータ(SRM)1と、を備えている。車両200は、四輪駆動車であり、エンジン201が左右の前輪202FL,202FRを駆動し、リヤモータであるSRモータ1が左右の後輪202RL,202RRを駆動する。
SRモータ1は、いわゆるインホイールモータであり、左右の後輪202RL,202RRにそれぞれ1つずつ設けられている。車両200のリヤ側駆動装置では、左後輪202RLには左後SRモータ1RLが接続され、かつ右後輪202RRには右後SRモータ1RRが接続されている。左右の後輪202RL,202RRは、互いに独立して回転可能である。
左後輪202RLは、左後SRモータ1RLの出力トルク(モータトルク)によって駆動される。また、右後輪202RRは、右後SRモータ1RRの出力トルク(モータトルク)によって駆動される。
左後SRモータ1RLおよび右後SRモータ1RRは、インバータ2を介してバッテリ(B)4に接続されている。また、左後SRモータ1RLおよび右後SRモータ1RRは、バッテリ3から供給される電力によって電動機として機能するとともに、後輪202RL,202RRから伝達されるトルク(外力)を電力に変換する発電機として機能する。なお、インバータ2には、左後SRモータ1RL用の電気回路と、右後SRモータ1RR用の電気回路と、が含まれる。
制御部100は、左後SRモータ1RLおよび右後SRモータ1RRと、エンジン201と、を制御する。例えば、制御部100には、SRモータ用制御部(SRモータ用ECU)と、エンジン用制御部(エンジンECU)と、が含まれる。この場合、エンジンECUは、吸気制御、燃料噴射制御、点火制御等によって、エンジン201の出力トルクを目標とするトルク値に調節するエンジントルク制御を実行する。また、SRモータ用ECUは、回転数センサ51から入力されるレゾルバ信号に基づいて、左後SRモータ1RLおよび右後SRモータ1RRについてのモータ制御を実行する。回転数センサ51には、左後SRモータ1RLの回転数を検出する左後回転数センサ51RLと、右後SRモータ1RRの回転数を検出する右後回転数センサ51RRと、が含まれる。
以上、本発明に係るスイッチトリラクタンスモータの制御装置について、発明を実施するための形態により具体的に説明したが、本発明の趣旨はこれらの記載に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて広く解釈されなければならない。また、これらの記載に基づいて種々変更、改変等したものも本発明の趣旨に含まれることはいうまでもない。
例えば、実施形態に係るSRモータ1の制御装置の適用例は、図4に示したもの(以下、「適用例1」という)に限定されない。例えば、SRモータ1の制御装置の適用例は、適用例1とは異なり、全ての車輪202にSRモータ1が設けられた構成であってもよい(適用例2)。また、適用例1とは異なり、フロント側駆動装置が設けられていない後輪駆動車であってもよい(適用例3)。
SRモータ1の制御装置の適用例は、適用例1〜3とは異なり、車両200の走行用動力源がインホイールモータとしてのSRモータ1のみである構成であってもよい(適用例4)。また、適用例4とは異なり、SRモータ1がインホイールモータではない構成であってもよい(適用例5)。
SRモータ1の制御装置の適用例は、適用例5とは異なり、フロント側駆動装置として適用例1の構成が搭載されていてもよい(適用例6)。また、適用例3とは異なりリヤ側駆動装置が設けられていない、あるいは適用例4とは異なり駆動装置の配置が前後で逆である構成であってもよい(適用例7)。
1 スイッチトリラクタンスモータ(SRモータ)
2 インバータ
3 バッテリ
10 ステータ
11 ステータ歯
12 コイル
20 ロータ
21 ロータ歯
51 回転数センサ
100 制御部

Claims (1)

  1. 三相のコイルを備えるスイッチトリラクタンスモータの制御装置において、
    前記制御装置は、
    前記スイッチトリラクタンスモータのロータ回転角度が励磁開始角となった以降の所定期間では、前記コイルへの印加電圧を正電圧に切り替え、
    前記ロータ回転角度が転流角となった以降の0電圧期間Tでは、前記コイルへの印加電圧を0電圧に切り替え、
    前記0電圧期間T以降の所定期間では、前記コイルへの印加電圧を負電圧に切り替え、
    前記0電圧期間Tを、下記式(1)により決定することを特徴とするスイッチトリラクタンスモータの制御装置。
    =T×(0.5+n) ・・・式(1)
    但し、0≦n<(ロータ1回転当たりの時間[ms]/ロータ極数−スイッチトリラクタンスモータの固有振動周期T[ms]/2)/T[ms]
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