JP2018105734A - 核医学診断装置 - Google Patents

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Akiyoshi Kaneda
明義 金田
本村 信篤
Nobuatsu Motomura
信篤 本村
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Abstract

【課題】核医学診断装置において、減弱マップの元となる形態画像又は減弱マップ自体の有効視野外の吸収体の影響が考慮された機能画像を提供すること。【解決手段】本実施形態に係る核医学診断装置は、ガンマ線を検出する検出器と、検出されたガンマ線に基づく投影データを再構成して機能画像を生成する第1再構成手段と、前記機能画像に含まれる部位と同一部位に係る形態画像又は第1の減弱マップの有効視野外のデータを考慮した第2の減弱マップを生成する減弱マップ生成手段と、前記投影データ及び前記第2の減弱マップを用いて減弱補正付き再構成を行う第2再構成手段と、を有する。【選択図】 図2

Description

本発明の実施形態は、核医学診断装置に関する。
核医学診断装置は、放射性同位元素(RI:Radio Isotope)を含む薬品(血流マーカ、トレーサ)が生体内の特定組織や臓器に選択的に取り込まれる性質を利用して、生体内に分布したRIから放射されるガンマ線を、生体外に配設されたガンマ線の検出器で検出する。核医学診断装置では、検出されたガンマ線の線量分布を画像化した核医学画像を生成することで、体内臓器等の機能画像を提供することが可能である。
ガンマ線は、生体内の組織等によって減弱される。このため、ガンマ線の検出結果には、この生体内での減弱の影響が含まれている。生体内での減弱の影響を補正する方法に、使用する核種のガンマ線エネルギーの減弱係数の分布を示す減弱係数マップ(以下、「減弱マップ」という。)を生成し、この減弱マップを用いてガンマ線の検出結果を補正する方法がある。減弱マップを用いることにより、ガンマ線の生体内での減弱の影響を補正することができる。このため、減弱の補正を行わない場合に比べ、核医学画像をより高精度に生成することができる。
特表2011−521224号公報
本発明が解決しようとする課題は、減弱マップの元となる形態画像又は減弱マップ自体の有効視野外の吸収体の影響が考慮された機能画像を提供できる核医学診断装置を提供することである。
本実施形態に係る核医学診断装置は、ガンマ線を検出する検出器と、検出されたガンマ線に基づく投影データを再構成して機能画像を生成する第1再構成手段と、前記機能画像に含まれる部位と同一部位に係る形態画像又は第1の減弱マップの有効視野外のデータを考慮した第2の減弱マップを生成する減弱マップ生成手段と、前記投影データ及び前記第2の減弱マップを用いて減弱補正付き再構成を行う第2再構成手段と、を有する。
本実施形態に係る核医学診断装置の構成例を示す概略図。 本実施形態に係る核医学診断装置の機能例を示すブロック図。 本実施形態に係る核医学診断装置の動作例をフローチャートとして示す図。 従来の減弱マップの一例を示す図。 本実施形態に係る視野拡張後の減弱マップの一例を示す図。 図3に示すステップST5の動作の第1例であるChang逐次近似法による再構成方法をフローチャートとして示す図。 本実施形態に係る視野拡張後の減弱マップを用いた減弱補正を説明するための図。 図3に示すステップST5の動作の第2例であるOS−EM法に減弱補正を組み込んだ再構成方法をフローチャートとして示す図。 本実施形態に係る反復n+1回目の画素値の逐次近似を説明するための図。 本実施形態に係る視野拡張後の減弱マップの第1変形例を示す図。 本実施形態に係る視野拡張後の減弱マップの第2変形例を示す図。
本実施形態に係る核医学診断装置について、添付図面を参照して説明する。
本実施形態に係る核医学診断装置は、SPECT(Single Photon Emission Computed Tomography)やPET(Positron Emission Tomography)等のガンマ線検出器を備えた単体装置に適用することが可能である。また、本実施形態に係る核医学診断装置は、ガンマ線検出器を備えた装置が形態画像を生成するX線CT(Computed Tomography)装置等の装置に組み合わせられたSPECT−CT装置やPET−CT装置等の複合装置にも適用することが可能である。以下、本発明に係る核医学診断装置として2検出器型のガンマ線検出器回転型のSPECT装置を用いる場合の一例について示す。なお、ガンマ線検出器回転型SPECT装置としては、検出器が1つのものであっても良い。
図1は、本実施形態に係る核医学診断装置の構成例を示す概略図である。
図1は、本実施形態に係る核医学診断装置1を示す。核医学診断装置1は、スキャナ装置2及びコンソール装置3を有する。コンソール装置3は、画像処理装置とも呼ばれる。なお、コンソール装置3は、スキャナ装置2とデータ送受信可能に接続されていればよく、同一の部屋や建屋に設けられずとも良い。
スキャナ装置2は、スキャンコントローラ21、ガンマ線検出器22a,22b、架台装置23、回転動力回路24、天板25、及びスライド動力回路26を備える。
スキャンコントローラ21は、図示しない処理回路及び記憶回路等を備える。スキャンコントローラ21は、コンソール装置3による指示の下、ガンマ線検出器22a,22b、回転動力回路24、及びスライド動力回路26を制御することにより、被検体Pのスキャンを実行する。スキャンコントローラ21の処理回路は、コンソール装置3による指示の下、ガンマ線検出器22a,22b等を動かすための条件付けを行う制御回路である。
スキャンコントローラ21は、ガンマ線検出器22a,22bのそれぞれの出力を、例えばリストモードで収集する。リストモードでは、ガンマ線の検出位置情報、強度情報、ガンマ線検出器22a,22bと被検体Pとの相対位置を示す情報(ガンマ線検出器22a,22bの位置や角度等)、及びガンマ線の検出時刻がガンマ線の入射イベントごとに収集される。
ガンマ線検出器22a,22bはそれぞれ、被検体Pに投与されたテクネシウム等のRI(放射性同位元素)から放射されるガンマ線を検出する検出器である。ガンマ線検出器22a,22bとしては、間接変換型のシンチレータ型検出器を用いても良いし、直接変換型の半導体型検出器が用いられても良い。
ガンマ線検出器22a,22bとしてシンチレータ型検出器が用いられる場合は、ガンマ線検出器22a,22bは、ガンマ線の入射角度を規定するためのコリメータと、コリメータによりコリメートされたガンマ線が入射すると瞬間的な閃光を発するシンチレータと、ライトガイドと、シンチレータから射出された光を検出するために2次元に配列された複数の光電子増倍管と、シンチレータ用電子回路等とを有する。シンチレータは、例えばタリウム活性化ヨウ化ナトリウムNaI(Tl)により構成される。
シンチレータ用電子回路は、ガンマ線が入射する事象(イベント)が発生するごとに、複数の光電子増倍管の出力にもとづいて複数の光電子増倍管により構成される検出面内におけるガンマ線の入射位置情報(位置情報)、入射強度情報及び入射時刻情報を生成してスキャンコントローラ21に出力する。この位置情報は、検出面内の2次元座標の情報であっても良いし、予め検出面を複数の分割領域(1次セル)に仮想的に分割しておき(例えば1024×1024個に分割しておき)、どの1次セルに入射があったかを示す情報であっても良い。
一方、ガンマ線検出器22a,22bとして半導体型検出器が用いられる場合は、ガンマ線検出器22a,22bは、コリメータ、コリメートされたガンマ線を検出するための2次元に配列された複数のガンマ線検出用半導体素子(以下、半導体素子という)及び半導体用電子回路等を有する。半導体素子は、例えばCdTeやCdZnTe(CZT)により構成される。
半導体用電子回路は、ガンマ線が入射する事象(イベント)が発生するごとに、半導体素子の出力に基づいて入射位置情報、入射強度情報及び入射時刻情報を生成しスキャンコントローラ21に出力する。この位置情報は、複数の半導体素子(例えば1024×1024個)のうちのどの半導体素子に入射したかを示す情報である。
即ち、ガンマ線検出器22a,22bは、イベントごとに入射位置情報、入射強度情報及び入射時刻情報を出力する。また、位置情報は、1次セルのどの位置にガンマ線が入射したかを示す情報及び検出面内の2次元座標の情報の少なくとも一方である。以下の説明では、ガンマ線検出器22a,22bが位置情報として検出面内のどの位置にガンマ線が入射したかを示す情報を出力する場合の例について示す。
ガンマ線検出器22a,22bは、スキャンコントローラ21により撮像タイミングを制御される。
架台装置23は、ガントリとも呼ばれ、土台部(図示しない)と、土台部に固定された固定架台(図示しない)と、回転架台23aとを備える。固定架台及び回転架台23aは、架台カバー(図示しない)により囲われており、回転架台23aには開口部が設けられる。また、回転架台23aは、ガンマ線検出器22a,22bを保持する。回転架台23aが回転動力回路24を介してスキャンコントローラ21に制御されて所定の回転軸r周り(z軸周り)に回転することにより、ガンマ線検出器22a,22bは、回転軸rの周りを回転する。
回転動力回路24は、スキャンコントローラ21による制御により、回転架台23aの各動力部(モータ等)に電気を供給して回転架台23aを回転させるための動力回路である。回転動力回路24は、スキャンコントローラ21による制御により、回転架台23aを所定の回転軸r(z軸)の周りに回転させる。
天板25は、z軸方向に長手方向を有し、x軸方向に短手方向を有し、被検体Pを載置可能の形状を備える。
スライド動力回路26は、スキャンコントローラ21による制御により、天板25の各動力部(タイミングベルト等)に電気を供給して天板25をスライド(昇降動等)させるための動力回路である。スライド動力回路26は、スキャンコントローラ21による制御により、天板25をy軸方向に昇降動させることもできるし、回転架台23aの中央部分に形成された開口部の撮影領域へ天板25をz軸方向に沿って移送することもできる。
核医学診断装置1のコンソール装置3は、コンピュータをベースとして構成されており、LAN(Local Area Network)等のネットワークを介して外部装置と相互通信可能である。コンソール装置3は、処理回路31、記憶回路32、入力回路33、及びディスプレイ34等の基本的なハードウェアから構成される。処理回路31は、共通信号伝送路としてのバスを介して、コンソール装置3を構成する各ハードウェア構成要素に相互接続されている。なお、コンソール装置3は、記憶媒体ドライブを具備する場合もある。
処理回路31は、専用又は汎用のCPU(Central Processing Unit)又はMPU(Micro Processor Unit)の他、特定用途向け集積回路(ASIC:Application Specific Integrated Circuit)、及び、プログラマブル論理デバイス等の処理回路を意味する。プログラマブル論理デバイスとしては、例えば、単純プログラマブル論理デバイス(SPLD:Simple Programmable Logic Device)、複合プログラマブル論理デバイス(CPLD:Complex Programmable Logic Device)、及び、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA:Field Programmable Gate Array)等の回路が挙げられる。処理回路31は、記憶回路32に記憶された、又は、処理回路31内に直接組み込まれたプログラムを読み出し実行することで後述する機能を実現する。
また、処理回路31は、単一の回路によって構成されても良いし、複数の独立した回路要素を組み合わせによって構成されても良い。後者の場合、プログラムを記憶する記憶回路32は回路要素ごとに個別に設けられても良いし、単一の記憶回路32が複数の回路要素の機能に対応するプログラムを記憶するものであっても良い。
記憶回路32は、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、ハードディスク、光ディスク等によって構成される。記憶回路32は、USB(Universal Serial Bus)メモリ及びDVD(Digital Video Disk)等の可搬型メディアによって構成されても良い。記憶回路32は、処理回路31において用いられる各種処理プログラム(アプリケーションプログラムの他、OS(Operating System)等も含まれる)や、プログラムの実行に必要なデータや、画像データを記憶する。また、OSに、操作者に対するディスプレイ34への情報の表示にグラフィックを多用し、基礎的な操作を入力回路33によって行うことができるGUI(Graphical User Interface)を含めることもできる。
入力回路33は、操作者によって操作が可能なポインティングデバイス等の入力デバイスからの信号を入力する回路である。ここでは、入力デバイス自体も入力回路33に含まれるものとする。操作者により入力デバイスが操作されると、入力回路33はその操作に応じた入力信号を生成して処理回路31に出力する。なお、コンソール装置3は、入力デバイスがディスプレイ34と一体に構成されたタッチパネルを備えても良い。
ディスプレイ34は、液晶ディスプレイパネル、プラズマディスプレイパネル、及び有機EL(Electro Luminescence)パネル等の表示デバイスである。ディスプレイ34は、処理回路31の制御に従って画像データを表示する。
なお、コンソール装置3は、通信制御回路を備える場合もある。通信制御回路は、パラレル接続仕様やシリアル接続仕様に合わせたコネクタによって構成されるIF(Interface)である。核医学診断装置1がネットワーク上に設けられる場合、通信制御回路は、ネットワーク上の外部装置と情報の送受信を行う。例えば、通信制御回路は、核医学診断装置1によって生成された画像データを画像管理装置や読影端末(図示しない)等の外部装置に送信したりして、外部装置と通信動作を行う。
図2は、本実施形態に係る核医学診断装置1の機能例を示すブロック図である。
処理回路31がプログラムを実行することで、核医学診断装置1は、スキャン制御機能51、前処理機能52、第1再構成機能53、減弱マップ生成機能54、第2再構成機能55として機能する。なお、機能51〜55の全部又は一部は、コンソール装置3にハードウェアとして備えられるものであっても良い。また、機能51〜55の全部又は一部は、コンソール装置3のみならず、スキャンコントローラ21に備えられるものであっても良い。
スキャン制御機能51は、操作者から入力回路33を介してスキャン計画の実行指示を受けて、スキャン計画に基づいてスキャンコントローラ21を制御してスキャンを実行させる機能である。また、スキャン制御機能51は、スキャンによりガンマ線検出部22a,22bによって検出された、ガンマ線の情報を含む投影データを、スキャンコントローラ21から収集する機能である。ガンマ線検出部22a,22bがそれらの前段にパラレルビームコリメータを有する場合、スキャン制御機能51は、パラレルビーム投影データを投影データとして収集する。又は、ガンマ線検出部22a,22bがそれらの前段にファンビームコリメータを有する場合、スキャン制御機能51は、ファンビーム投影データを投影データとして収集し、パラレルビーム投影データに変換する。
前処理機能52は、入力回路33を介して操作者により設定された、又は予め記憶回路32に記憶された前処理条件情報を取得し、前処理条件情報に従って、スキャン制御機能51によって収集された投影データに対して均一性補正、回転中心補正、及び前処理フィルタ処理等の前処理を実行する機能である。なお、前処理機能52は必須の機能ではないが、画質向上のため、推奨する処理である。
前処理条件情報には、前処理の対象となるパラレルデータの情報、処理範囲の設定情報、前処理フィルタの情報等が含まれる。なお、本実施形態においては、前処理機能52は、前処理フィルタを少しぼかし気味にするか、ノイズを取るようにすると良い。
第1再構成機能53は、前処理機能52によって前処理後の投影データ(又は、スキャン制御機能51によって収集された投影データ)を再構成して減弱補正前の機能画像を生成する機能である。機能画像としては、SPECT画像の他、PET画像の場合もある。
減弱マップ生成機能54は、第1再構成機能53によって生成された減弱補正前の機能画像に含まれる部位と同一部位に係る形態画像又は減弱マップ(以下、「元の減弱マップ」と呼ぶ。)の有効視野外のデータを考慮した新たな減弱マップを生成する機能である。ここで、形態画像及び元の減弱マップは、核医学診断装置1によるSPECT画像の生成前に、形態画像及び元の減弱マップを生成する外部の生成部(図示しない)によって生成され、核医学診断装置1に送信され、核医学診断装置1の記憶回路32に予め登録されている。また、本実施形態における「元の減弱マップ」は、特許請求の範囲における「第1の減弱マップ」の一例であり、本実施形態における「新たな減弱マップ」は、特許請求の範囲における「第2の減弱マップ」の一例である。
具体的には、減弱マップ生成機能54は、形態画像又は元の減弱マップの有効視野を、第1再構成機能53によって生成された減弱補正前の機能画像の有効視野より大きくなるように拡張することで、新たな減弱マップとして視野拡張後の減弱マップを生成する機能である。
第1に、減弱マップ生成機能54は、形態画像を減弱補正前の機能画像に位置合わせし、位置合わせ後の形態画像のマトリクスサイズを減弱補正前の機能画像のマトリクスサイズより大きくなるように拡張又は機能画像の情報を保持しておくことで、機能画像の視野の減弱マップより視野拡張された減弱マップを生成する機能である。形態画像としては、X線CT装置によって予め生成されたCT画像等が挙げられる。例えば機能画像が128マトリクスの場合、位置合わせ後の形態画像は160マトリクスとして機能画像の有効視野外の情報も保持するものとする(図5に図示)。
第2に、減弱マップ生成機能54は、元の形態画像の情報にない機能画像の有効視野外の情報を、機能画像と同じサイズの減弱マップに付加することにより、サイズが拡張された減弱マップを生成する機能である(図10及び図11に図示)。
第2再構成機能55は、前処理機能52による前処理後の投影データと、減弱マップ生成機能54によって生成された視野拡張後の減弱マップとを用いて、減弱補正付き再構成を行う機能である。第2再構成機能55による減弱補正付き再構成方法として、Chang法に減弱補正を組み込んだ、いわゆるChang法逐次近似法(Iterative Chang)が採用される。
図3は、本実施形態に係る核医学診断装置1の動作例をフローチャートとして示す図である。図3は、再構成処理の概要を示したものである。
スキャン制御機能51は、操作者から入力回路33を介してスキャン計画の実行指示を受けて、スキャン計画に基づいてスキャンコントローラ21を制御してスキャンを実行させ、ガンマ線の情報を含む投影データを収集する(ステップST1)。前処理機能52は、前処理条件情報に従って、投影データに対して均一性補正、回転中心補正、及び前処理フィルタ処理等の前処理を実行する(ステップST2)。
第1再構成機能53は、ステップST2による前処理後の投影データ(又は、ステップST1によって収集された前処理なしの投影データ)を再構成して減弱補正前の機能画像としてのSPECT画像を生成する(ステップST3)。
減弱マップ生成機能54は、減弱補正前のSPECT画像に含まれる部位と同一部位に係る形態画像(例えば、CT画像)又は元の減弱マップを記憶回路32から取得し、形態画像又は元の減弱マップの有効視野を、ステップST3によって生成された減弱補正前のSPECT画像の有効視野より大きくなるように拡張することで、視野拡張後の減弱マップを生成する(ステップST4)。
ステップST4において、減弱マップ生成機能54は、CT画像を減弱補正前のSPECT画像に位置合わせし、位置合わせ後のCT画像のマトリクスサイズを減弱補正前のSPECT画像のマトリクスサイズより大きくなるように視野拡張する。そして、減弱マップ生成機能54は、視野拡張後のCT画像のCT値を変換することで、視野拡張後の減弱マップを生成する。
図4は、従来の減弱マップの一例を示す図である。
図4の左側は、有効視野が128マトリクスであって、頭部に係る減弱補正前のSPECT画像を示す。図4の右上段は、位置合わせ後であって、減弱補正前のSPECT画像とマトリクスサイズが異なるFOVのCT画像を示す。CT画像の有効視野Rは、減弱補正前のSPECT画像と同一のマトリクスサイズを示す。有効視野RのCT画像に基づいて減弱マップが生成されると、図4の右下段に示すように、ヘッドレストの像Tの一部が欠落した減弱マップが生成されてしまう。
図5は、本実施形態に係る視野拡張後の減弱マップの一例を示す図である。
図5の左側は、有効視野が128マトリクスであって、頭部に係る減弱補正前のSPECT画像を示す。図5の右上段は、位置合わせ後であって、減弱補正前のSPECT画像とマトリクスサイズが異なるFOVのCT画像を示す。CT画像の有効視野が、減弱補正前のSPECT画像のマトリクスサイズより大きなマトリクスサイズとして設定される場合について示している。図5では、例えば、CT画像の有効視野が160マトリクスのFOV場合を示す。CT画像の有効視野が減弱補正前のSPECT画像の有効視野より大きくなるように拡張されることで、視野拡張後のCT画像が生成される。視野拡張後のCT画像は、ヘッドレストの像の全領域を含む。
そして、視野拡張後のCT画像のCT値が変換されることで、図5の右下段に示すように、視野拡張後の減弱マップM1が生成される。
図3の説明に戻って、第2再構成機能55は、ステップST2による前処理後の投影データと、ステップST4によって生成された視野拡張後の減弱マップとを用いて、減弱補正付き再構成を行うことで、減弱補正後のSPECT画像を生成する(ステップST5)。
第2再構成機能55は、減弱補正後のSPECT画像をディスプレイ34に表示する(ステップST6)。
ここで、第2再構成機能55は、ステップST5において、減弱マップから算出した補正係数行列を、再構成画像の画素ごとに乗算することで減弱補正を行う。しかし、乗算されただけでは精度が良くない。そこで、第2再構成機能55は、ステップST5において、Chang逐次近似法を採用し、反復ループを用いた逐次近似法による補正を行う。
図6は、図3に示すステップST5の動作の第1例であるChang逐次近似法による再構成方法をフローチャートとして示す図である。図6において、「n」は、反復数(n=1,2,…)を示す。
第2再構成機能55は、ステップST2によって前処理後の投影データPmを再構成して劣化画像fmを生成する(ステップST51)。ステップST51において、第2再構成機能55は、単純BP(Back Projection)法やFBP(Filtered Back Projection)法により、前処理後の投影データを再構成する。
第2再構成機能55は、ステップST4によって生成された視野拡張後の減弱マップから算出された補正係数行列Cを、ステップST51によって生成された劣化画像fmの画素ごとに乗算することで減弱補正し(ステップST52)、補正画像f[0](f[0]=fm×C)を生成する(ステップST53)。
第2再構成機能55は、ステップST53によって生成された補正画像f[0]に対して反復1回目の順投影を行い、反復1回目の推定投影データPc[1]を生成する(ステップST54)。
第2再構成機能55は、ステップST2によって前処理後の投影データPmと、ステップST54によって生成された反復1回目の推定投影データPc[1]との差分をとり反復1回目の差分投影データ(Pm−Pc[1])を生成する(ステップST55)。
第2再構成機能55は、ステップST55によって生成された反復1回目の差分投影データ(Pm−Pc[1])を再構成して反復1回目の差分画像fe[1]を生成する(ステップST56)。ステップST56において、第2再構成機能55は、単純BP法やFBP法により、反復1回目の差分投影データ(Pm−Pc[1])を再構成する。
第2再構成機能55は、ステップST4によって生成された視野拡張後の減弱マップから算出された補正係数行列Cを、ステップST56によって生成された反復1回目の差分画像fe[1]の画素ごとに乗算することで減弱補正し(ステップST57)、それを、ステップST53によって生成された補正画像f[0]に加算することで、反復1回目の補正画像f[1]を生成する(ステップST58)。
図7は、本実施形態に係る視野拡張後の減弱マップを用いた減弱補正を説明するための図である。
図7は、再構成された、有効視野Rの差分画像fe[n]を示す。有効視野Rの差分画像fe[n]には、ヘッドレストを示す情報U1(又は図5に示すヘッドレストの像Tに応じた補正値)の全体を含む有効視野をもつ、視野拡張後の減弱マップが適用される。
図6の説明に戻って、第2再構成機能55は、反復処理を終了するか否かを判断する(ステップST59)。例えば、ステップST55における差分が閾値以下となった場合に反復処理が終了されると判断される。又は、予め設定された回数となった場合に反復処理が終了されると判断される。
ステップST59の判断にてNO、即ち、反復処理を繰り返すと判断される場合、第2再構成機能55は、ステップST58によって以前に生成された反復1回目の補正画像f[1]に対して反復2回目の順投影を行い、反復2回目の推定投影データPc[2]を生成する(ステップST54)。
第2再構成機能55は、ステップST2によって前処理後の投影データPmと、ステップST54によって生成された反復2回目の推定投影データPc[2]との差分をとり反復2回目の差分投影データ(Pm−Pc[2])を生成する(ステップST55)。
第2再構成機能55は、ステップST55によって生成された反復2回目の差分投影データ(Pm−Pc[2])を再構成して反復2回目の差分画像fe[2]を生成する(ステップST56)。
第2再構成機能55は、ステップST4によって生成された視野拡張後の減弱マップから算出された補正係数行列Cを、ステップST56によって生成された反復2回目の差分画像fe[2]の画素ごとに乗算することで減弱補正し(ステップST57)、それを、ステップST58によって以前に生成された補正画像f[1]に加算することで、反復2回目の補正画像f[2]を生成する(ステップST58)。
一方、ステップST59の判断にてYES、即ち、反復処理を終了すると判断される場合、第2再構成機能55は、ステップST58によって最後に生成された反復n回目の補正画像を減弱補正後のSPECT画像とする(図3のステップST6)。
ここで、反復n回目の補正画像f[n]は、反復n−1回目の補正画像f[n−1]、反復n回目の差分画像fe[n]、及び補正係数行列Cを用いて、f[n]=f[n−1]+fe[n]×Cと表される。
なお、図3のステップST5における再構成方法は、上述したChang逐次近似法による再構成方法に限定されるものではない。ステップST5における再構成方法として、例えば、ML−EM(Maximum Likelihood-Expectation Maximization)法又はOS−EM(Ordered Subset Expectation Maximization)法に減弱補正を組み込んだ再構成方法が採用されてもよい。ML−EM法は、測定データはポアソン分布に従い、初期値を逐次変化させて投影データを計算し、実測した投影データに近づける方法(尤度推定法)であり、その一致する確率を最大にする方法(期待値最大化法)、即ち、尤度推定法−期待値最大化法である。OS−EM法は、ML−EM法の発展系であり、投影データを幾つかのサブセット(グループ)に分類し、その中で投影データを修正する方法である。ステップST5における再構成方法として、(1)Chang逐次近似法、(2)ML−EM法に減弱補正を組み込んだ再構成方法、(3)OS−EM法に減弱補正を組み込んだ再構成方法、のいずれを採用するかは操作者の選択による。
続いて、図3のステップST5における再構成方法として、OS−EM法に減弱補正を組み込んだ再構成方法が採用される場合について説明する。
図8は、図3に示すステップST5の動作の第2例であるOS−EM法に減弱補正を組み込んだ再構成方法をフローチャートとして示す図である。図8において、「n」は、反復数(n=1,2,…)を示す。なお、図8に示すOS−EM法がML−EM法に代替されてもよいことは言うまでもない。
第2再構成機能55は、反復n回目の画素値λ[n]としての初期の画素値λ[0]からなる初期画像を設定する(ステップST61)。jは、断面上の画素位置に対応するインデックスであり、例えば画素数が625の場合には、j=1〜625の値をとる。初期の画像値λ[0]としては、例えば断面上の全ての画素位置jに同じ値が設定されれば良い。
第2再構成機能55は、反復n回目の推定投影データZ[n]を生成する(ステップST62)。そして、第2再構成機能55は、反復n回目の推定投影データZ[n]と、反復n回目の画素値λ[n]と、ステップST2(図3に図示)による前処理後の投影データPと、ステップST4(図3に図示)によって生成された視野拡張後の減弱マップから算出された重みCijと、を用いて、反復n+1回目の画素値λ[n+1]を算出する(ステップST63)。画素値λ[n+1]の算出方法を、図9を用いて説明する。
図9は、本実施形態に係る反復n+1回目の画素値λ[n+1]の逐次近似を説明するための図である。
第2再構成機能55は、図9に示すように、反復n回目の画素値λ[n]に対して、ステップST4(図3に図示)によって生成された視野拡張後の減弱マップから算出された重みCijを乗じる。そして、第2再構成機能55は、反復n回目の推定投影データZ[n]が投影データPに一致するように、反復n+1回目の画素値λ[n+1]を算出する。ここで、iは投影角度(撮影角度)に対応するインデックスであり、1〜m(投影数)の値をとる。このように、第2再構成機能55は、ステップST4(図3に図示)によって生成された視野拡張後の減弱マップから算出された重みCijを利用した逐次近似を行う。
図8の説明に戻って、第2再構成機能55は、所定数の投影角度の処理を行ったか否か、即ち、1つのサブセットの処理を行ったか否かを判断する(ステップST64)。ステップST64の判断でNO、すなわち、所定数の投影角度の処理が行われていないと判断される場合、第2再構成機能55は、ステップST62に戻って次の投影角度の処理を行う。
ステップST64の判断でYES、即ち、所定数の投影角度の処理が行われたと判断される場合、第2再構成機能55は、所定数のサブセットの処理を行ったか否かを判断する(ステップST65)。ステップST65の判断でNO、即ち、所定数のサブセットの処理が行われていないと判断される場合、第2再構成機能55は、ステップST62に戻って次のサブセットの処理を行う。
ステップST65の判断でYES、即ち、所定数のサブセットの処理が行われたと判断される場合、第2再構成機能55は、所定の反復数による処理を行ったか否かを判断する(ステップST66)。ステップST66の判断でNO、即ち、所定の反復数による処理が行われていないと判断される場合、第2再構成機能55は、ステップST62に戻って次の繰り返しを行う。
ステップST66の判断でYES、即ち、所定の反復数による処理が行われたと判断される場合、第2再構成機能55は、最終の画素値λ[n]を用いて、減弱補正後のSPECT画像を生成し(ステップST67)、図3に示すステップST6に進む。
図6〜図9を用いて説明したように、第2再構成機能55は、図3に示すステップST5において、視野拡張後の減弱マップを用いて、(1)Chang逐次近似法、(2)ML−EM法に減弱補正を組み込んだ再構成方法、(3)OS−EM法に減弱補正を組み込んだ再構成方法、のいずれかを採用した減弱補正付き再構成を行うことができる。
以上のように、核医学診断装置10によれば、視野拡張後の減弱マップを生成しそれを利用することで、減弱マップの元となる形態画像又は減弱マップ自体の有効視野外の吸収体の影響が考慮された機能画像を提供できる。
(変形例)
図3に示すステップST4の変形例を以下に示す。ステップST4において、減弱マップ生成機能54は、元の減弱マップの有効視野を減弱補正前のSPECT画像の有効視野より拡張する際、元の減弱マップに吸収体を示す情報を付与することで、視野拡張後の減弱マップを生成する。吸収体を示す情報としては、CT撮影時のヘッドレストを示す情報U1(図10及び図11に図示)や、CT撮影時のガントリのヘッドドームを示す情報U2(図11に図示)や、CT撮影時の天板を示す情報(図示しない)等がある。視野拡張後の減弱マップに付与する吸収体を示す情報は、ヘッドレストを示す情報U1、ガントリのヘッドドームを示す情報U2、及び天板を示す情報のうち少なくとも1個で良い。
図10は、本実施形態に係る視野拡張後の減弱マップの第1変形例を示す図である。
図10の左側は、有効視野が128マトリクスであって、頭部に係る減弱補正前のSPECT画像を示す。図10の右上段は、位置合わせ後であって、減弱補正前のSPECT画像とマトリクスサイズが異なるFOVのCT画像を示す。CT画像の有効視野Rは、減弱補正前のSPECT画像と同一のマトリクスサイズを示す。減弱マップ生成機能54(図2に図示)は、有効視野RのCT画像のCT値を変換することで、図10の右中段に示すように、元の減弱マップを生成する。減弱マップ生成機能54は、元の減弱マップの有効視野(CT画像の有効視野Rに相当)が減弱補正前のSPECT画像のマトリクスサイズより大きくなるように拡張する際、元の減弱マップに吸収体としてのヘッドレストを示す情報U1を付与することで、図10の右下段に示すように、視野拡張後の減弱マップM2を生成する。ヘッドレストを示す情報U1とは、予め設定され、記憶回路32に予め記憶された任意のCT値に応じた補正値である。
図11は、本実施形態に係る視野拡張後の減弱マップの第2変形例を示す図である。
図11の左側は、有効視野が128マトリクスであって、頭部に係る減弱補正前のSPECT画像を示す。図11の右上段は、位置合わせ後であって、減弱補正前のSPECT画像とマトリクスサイズが異なるFOVのCT画像を示す。CT画像の有効視野Rは、減弱補正前のSPECT画像と同一のマトリクスサイズを示す。減弱マップ生成機能54(図2に図示)は、有効視野RのCT画像のCT値を変換することで、図11の右中段に示すように、元の減弱マップを生成する。減弱マップ生成機能54は、元の減弱マップの有効視野(CT画像の有効視野Rに相当)が減弱補正前のSPECT画像のマトリクスサイズより大きくなるように拡張する際、元の減弱マップに吸収体としてのヘッドレストを示す情報U1とヘッドドームを示す情報U2とを付与することで、図11の右下段に示すように、視野拡張後の減弱マップM3を生成する。ヘッドドームを示す情報U2とは、予め設定され、記憶回路32に予め記憶された任意のCT値に応じた補正値である。なお、元の減弱マップに吸収体としての天板を示す情報が付与されても良い。
以上述べた少なくともひとつの実施形態の核医学診断装置によれば、減弱マップの元となる形態画像又は減弱マップ自体の有効視野外の吸収体の影響が考慮された機能画像を提供できる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…核医学診断装置
2…スキャナ装置
3…コンソール装置
31…処理回路
51…スキャン制御機能
52…前処理機能
53…第1再構成機能
54…減弱マップ生成機能
55…第2再構成機能

Claims (8)

  1. ガンマ線を検出する検出器と、
    検出されたガンマ線に基づく投影データを再構成して機能画像を生成する第1再構成手段と、
    前記機能画像に含まれる部位と同一部位に係る形態画像又は第1の減弱マップの有効視野外のデータを考慮した第2の減弱マップを生成する減弱マップ生成手段と、
    前記投影データ及び前記第2の減弱マップを用いて減弱補正付き再構成を行う第2再構成手段と、
    を有する核医学診断装置。
  2. 前記減弱マップ生成手段は、前記形態画像又は前記第1の減弱マップの有効視野を前記機能画像の有効視野より大きくなるように拡張することで、前記第2の減弱マップを生成する請求項1に記載の核医学診断装置。
  3. 前記減弱マップ生成手段は、前記形態画像を前記機能画像に位置合わせし、位置合わせ後の形態画像のマトリクスサイズが前記機能画像のマトリクスサイズより大きくなるように拡張することで、前記第2の減弱マップを生成する請求項2に記載の核医学診断装置。
  4. 前記減弱マップ生成手段は、前記減弱マップの有効視野を前記機能画像の有効視野より拡張する際、前記第1の減弱マップに吸収体を示す情報を付与することで、前記第2の減弱マップを生成する請求項2に記載の核医学診断装置。
  5. 前記減弱マップ生成手段は、前記第1の減弱マップに前記吸収体を示す情報として、前記形態画像撮影時のヘッドレスト、ヘッドドーム、及び天板のうち少なくとも1個を示す情報を付与することで、前記第2の減弱マップを生成する請求項4に記載の核医学診断装置。
  6. 前記第2再構成手段は、前記減弱補正付き再構成として、Chang逐次近似法を採用する請求項1乃至5のうちいずれか一項に記載の核医学診断装置。
  7. 前記第2再構成手段は、前記減弱補正付き再構成として、ML−EM(Maximum Likelihood-Expectation Maximization)法に減弱補正を組み込んだ再構成方法、又は、OS−EM(Ordered Subset Expectation Maximization)法に減弱補正を組み込んだ再構成方法を採用する請求項1乃至5のうちいずれか一項に記載の核医学診断装置。
  8. 前記機能画像は、SPECT(Single Photon Emission Computed Tomography)画像又はPET(Positron Emission Tomography)画像である請求項1乃至7のうちいずれか一項に記載の核医学診断装置。
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