JP6633869B2 - 核医学診断装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、核医学診断装置に関する。
被検体の頭部や心臓などの限られた部位のSPECT(Single Photon Emission Computed Tomography)画像を生成する核医学診断装置が知られている。
この種の核医学診断装置では、被検体の体内の限られた部位からのガンマ線を検出できればよいため、ガンマ線を検出して画像化するガンマ線検出器を小型化でき、それに応じて装置全体の小型化も可能となる。
特開平3−285196号公報
しかしながら、小型のガンマ線検出器を備えた核医学診断装置では、被検体の身体全体のSPECT画像を生成することはできないため、身体全体のSPECT画像を生成するには、それ専用の大型の核医学診断装置を別途用意しなければならず、医療機関等の設備コストが嵩む要因となっている。
本発明の実施形態は、小型のガンマ線検出器を利用しつつ、視野を拡大したSPECT画像を生成可能な核医学診断装置を提供するものである。
本実施形態によれば、被検体配置領域の周囲に配置され、被検体の体内から放射された特定の放射線を検出して画像化する3つ以上の放射線検出器と、
前記3つ以上の放射線検出器を連動させて前記被検体の周囲で回転させる回転駆動部と、
前記回転駆動部にて前記3つ以上の放射線検出器を回転させて前記3つ以上の放射線検出器にて生成された画像に基づいて、SPECT(Single Photon Emission Computed Tomography)画像を生成する画像処理部と、を備え、
前記3つ以上の放射線検出器のうち少なくとも一つは、放射線検出面の法線方向から傾斜した方向からの放射線を検出するスラントホールコリメータを有し、残りの放射線検出器は、放射線検出面の法線方向からの放射線を検出するパラレルホールコリメータを有し、
隣接して配置された2つの前記放射線検出器における放射線検出領域同士は、一部が重複しており、
前記画像処理部は、
前記スラントホールコリメータを有する放射線検出器にて生成された画像のピクセル間隔を、前記パラレルホールコリメータを有する放射線検出器にて生成された画像のピクセル間隔に合わせて補正する前処理部と、
前記前処理部で補正された画像と、前記パラレルホールコリメータを有する放射線検出器にて生成された画像とを合成して前記SPECT画像を生成する画像合成部と、を有する核医学診断装置が提供される。
(a)は第1の実施形態の核医学診断装置1の概略構成を示す図、(b)は(a)のX−X’断面図。 3つのガンマ線検出器の配置を示す図。 第1の実施形態の核医学診断装置1の機能ブロック図。 第1の実施形態の再構成機能のアルゴリズムを説明するフローチャート。 図2のように各ガンマ検出器を配置した場合に生成される拡大視野画像を模式的に示す図。 領域C1、C2の部分画像を生成する画像合成機能のアルゴリズムを説明するフローチャート。 スラントホールコリメータ画像のピクセル間隔の圧縮を説明する図。 領域A、B1、B2、C1、C2を示す図。 第4手法を説明するフローチャート。 図9に対応する領域A、B1、B2、C1、C2を示す図。 第5手法を説明するフローチャート。 図11に対応する領域A、B1、B2、C1、C2を示す図。 第2の実施形態の核医学診断装置1の機能ブロック図。 第2の実施形態の3つのガンマ線検出器の配置例を示す図。 第3の実施形態の核医学診断装置1の機能ブロック図。 第3の実施形態の3つのガンマ線検出器の配置例を示す図。 第3の実施形態の処理回路25における再合成機能のアルゴリズムを説明するフローチャート。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1(a)および図1(b)は第1の実施形態の核医学診断装置1の概略構成を示す図であり、図1(b)は図1(a)のX−X’断面図である。本実施形態の核医学診断装置1は、被検体2のSPECT画像を生成することが可能である。なお、本実施形態の核医学診断装置1は、SPECT画像以外の各種画像(例えば、ホールボディ画像)を生成することも可能であるが、以下では、SPECT画像を生成する例を説明する。
図1(a)に示す核医学診断装置1は、寝台3と、架台4と、コンソール5とを備えている。寝台3は、被検体2が横臥する天板6と、天板6を水平方向および垂直方向に移動させる寝台本体7とを有する。被検体2は、例えば人間である。被検体2には、事前に放射性薬剤が投与されて、体内の特定の部位に放射性同位体が分布しており、放射性同位体からガンマ線が放射されている。このように、本実施形態では、核医学診断装置1が検出する特定の放射線をガンマ線としている。
架台4は、中空部分に撮像空間8を有する中空円筒状の架台本体9と、撮像空間8内に配設される3つのガンマ線検出器10,11a,11b(放射線検出器)とを有する。3つのガンマ線検出器10,11a,11bは、120度ずつ異なる角度で撮像空間8内に配設されている。これら3つのガンマ線検出器10,11a,11bは、連動して360度回転可能とされている。
各ガンマ線検出器10,11a,11bは、被検体2の体内から放射されたガンマ線を検出して画像化する。架台本体9の中空部分に被検体2が置かれるため、各ガンマ線検出器10,11a,11bは、被検体配置領域の周囲に配置されることになる。
3つのガンマ線検出器10,11a,11bのうち1つのガンマ線検出器10は、ガンマ線検出面の法線方向からのガンマ線を検出するパラレルホールコリメータを有し、残りの2つのガンマ線検出器11a,11bは、ガンマ線検出面の法線方向から傾斜した方向からのガンマ線を検出するスラントホールコリメータを有する。
この他、ガンマ線検出器10,11a,11bは、コリメートされたガンマ線が入射すると瞬間的な閃光を発するシンチレータ(不図示)、ライトガイド(不図示)、シンチレータから射出された光を検出するための2次元に配列された複数の光電子増倍管(不図示)、およびシンチレータ用電子回路(不図示)などを有するシンチレーション型検出器、あるいはガンマ線を直接電気信号に変換する半導体検出器からなる。
図2は3つのガンマ線検出器10,11a,11bの配置を示す図である。各ガンマ線検出器のガンマ線検出面のサイズは、被検体2のサイズよりも小さい。よって、1つのガンマ線検出器では、被検体2の体内からのすべてのガンマ線を検出することはできない。図2は、パラレルホールコリメータを有するガンマ線検出器(第1ガンマ線検出器)10を被検体2に対向配置し、スラントホールコリメータを有する2つのガンマ線検出器(第2ガンマ線検出器、第3ガンマ線検出器)11a,11bを、ガンマ線検出器10から120度ずつずらして配置した例を示している。この場合、被検体2の長手方向の中心線(体軸)付近からのガンマ線は、パラレルホールコリメータを有するガンマ線検出器10で検出される。また、被検体2の体内の周縁部周辺からのガンマ線は、スラントホールコリメータを有するガンマ線検出器11a,11bで検出される。
このように、本実施形態では、被検体2の体軸周辺からのガンマ線は主にパラレルホールコリメータを有するガンマ線検出器10で検出し、被検体2の体内の周縁部付近からのガンマ線は主にスラントホールコリメータを有する2つのガンマ線検出器11a,11bで検出する。すなわち、ガンマ線検出器10は、被検体2の周縁部周辺よりも体軸周辺からのガンマ線をより多く検出する。また、ガンマ線検出器11a,11bは、被検体2の体軸周辺よりも周縁部周辺からのガンマ線をより多く検出する。
図2では、スラントホールコリメータのガンマ線検出方向がパラレルホールコリメータの放射線検出方向に略平行になるように、スラントホールコリメータのスラント角度を角度調整している。スラント角度の調整は、スラントホールコリメータの設計時に行えばよい。
なお、図1では、3つのガンマ線検出器10,11a,11bを撮像空間8内に配設しているが、4つ以上のガンマ線検出器を配設してもよい。4つ以上のガンマ線検出器を設ける場合には、パラレルホールコリメータを有するガンマ線検出器と、スラントホールコリメータを有するガンマ線検出器とを、それぞれ少なくとも1つ設ける必要がある。
コンソール5は、核医学診断装置1の全体的な制御を行う他、各ガンマ線検出器10,11a,11bから出力される画像を用いてSPECT画像を再構成する。コンソール5は、汎用のコンピュータと類似するハードウェア構成を有し、より具体的には、後述するように、プロセッサ、ROM(Read Only Memory)やRAM(Read Access Memory)等のメモリ、ディスプレイ、キーボードやマウス等の入力回路、USB(Universal Serial Bus)端子等の外部インタフェースなどを有する。
図3は第1の実施形態の核医学診断装置1の機能ブロック図である。寝台3は、天板駆動部21を有する。架台4は、上述した3つのガンマ線検出器10,11a,11bと、これらガンマ線検出器を連動して180度あるいは360度回転させる回転駆動部22とを有する。回転駆動部22は、例えば、モータ(不図示)と、モータの回転軸の回転力にて3つのガンマ線検出器10,11a,11bを回転させる回転機構(不図示)とを有する。
コンソール5は、処理回路25と、ディスプレイ26と、入力回路27と、記憶回路28と、外部インタフェース29とを有する。
処理回路25は、再構成機能31を実行する。再構成機能31は、さらに前処理機能32と画像合成機能33とを有する。処理回路25は、プログラムを記憶回路28から読み出して実行することで、各プログラムに対応する各機能を実現するプロセッサである。換言すると、各プログラムを読み出した状態の処理回路25は、処理回路25内に示された各機能を有することになる。
プロセッサは、例えば、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、特殊用途向け集積回路(ASIC:Application Specific Integrated Circuit)、プログラマブル論理デバイス(例えば、単純プログラマブル論理デバイス(SPLD:Simple Programmable Logic Device)、複合プログラマブル論理デバイス(CPLD:Complex Programmable Logic Device)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA:Field Programmable Gate Array)等の回路を意味する。
プロセッサは、記憶回路28に保存された各プログラムを読み出して実行することで各機能を実現する。なお、記憶回路28にプログラムを保存する代わりに、プロセッサの回路内にプログラムを直接組み込むように構成してもよい。この場合、プロセッサは、回路内に組み込まれたプログラムを読み出して実行することで機能を実現する。
なお、本実施形態の各プログラムは、プロセッサごとに単一の回路として構成される場合に限らず、複数の独立した回路を組み合わせて1つのプロセッサとして構成し、処理回路25の機能を実現するようにしてもよい。さらに、図3の処理回路25内の各機能を一つのプロセッサで実現してもよい。
図4は第1の実施形態の再構成機能31のアルゴリズムを説明するフローチャートである。処理回路25は、記憶回路28から再構成機能31に対応する所定のプログラムを呼び出して実行する。これにより、処理回路25は、図4の各ステップを実行して再構成機能31を実現する。ステップS1は、パラレルホールコリメータを有するガンマ線検出器10にて生成された画像(以下、パラレルホールコリメータ画像)を取得する。ここで取得する画像は、パラレルホールコリメータを有するガンマ線検出器10を180度あるいは360度回転させながら取得した画像である。パラレルホールコリメータを有するガンマ線検出器10は、そのガンマ線検出面の法線方向からのガンマ線を検出するため、後述する前処理機能32にてピクセル間隔の補正を行う必要はない。よって、ステップS1で取得した画像は、そのまま、ステップS5の画像合成機能33に送られる。
一方、ステップS1に並行して行われるステップS2は、スラントホールコリメータを有する2つのガンマ線検出器11a,11bにて生成された画像(以下、スラントホールコリメータ画像)を取得する。ここで取得する画像は、スラントホールコリメータを有する2つのガンマ線検出器を180度あるいは360度回転させながら取得した画像である。
次に、ステップS3は、ステップS2で取得した2つのスラントホールコリメータ画像のピクセル間隔を圧縮する前処理機能32を実行する。この前処理の詳細について後述する。次に、ステップS4は、前処理機能32を実行した後の画像のピクセル当たりのカウント値に補正係数αを乗じる画像合成機能33を実行する。これにより、スラントホールコリメータ画像のピクセル当たりのカウント値を、パラレルホールコリメータ画像のピクセル当たりのカウント値に合わせることができる。
続いて、ステップS5は、ステップS1で取得したパラレルホールコリメータ画像と、ステップS4で生成した補正後のスラントホールコリメータ画像とを合成して所定過度の投影画像を生成する。この投影画像は、1つのガンマ線検出器で検出される画像よりも画像範囲の広い拡大視野画像である。180度あるいは360度に渡り所定の角度毎に生成した投影画像を、再構成処理することによりSPECT画像を得る。
図5は図2のように各ガンマ検出器10,11a,11bを配置した場合に生成される拡大視野画像を模式的に示す図である。図示のように、拡大視野画像は、5つの領域A、B1、B2、C1、C2を有する。以下では、各領域の画像を部分画像と呼ぶ。
拡大視野画像内の中央の領域Aの部分画像は、パラレルホールコリメータ画像である。すなわち、領域Aには、図4のステップS1で取得したパラレルホールコリメータ画像がそのまま用いられる。
合成画像内の両側の領域C1、C2の部分画像は、前処理機能32および画像合成機能33で補正されたスラントホールコリメータ画像である。領域Aと領域C1、C2の間にある領域B1、B2の部分画像は、後述するように、パラレルホールコリメータ画像でもよいし、パラレルホールコリメータ画像とスラントホールコリメータ画像とを合成した画像でもよい。
図6は領域C1、C2の部分画像を生成する画像合成機能33のアルゴリズムを説明するフローチャートである。図6のフローチャートは、図4のステップS2〜S4をより詳細に示すものである。
ステップS11は、ステップS2に対応しており、2つのガンマ線検出器11a,11bからそれぞれスラントホールコリメータ画像を取得する。ステップS12は、ステップS3に対応しており、ステップS11で取得した2つのスラントホールコリメータ画像のピクセル間隔をスラント角度に従って圧縮する。ここで、スラント角度とは、図7に示すように、パラレルホールコリメータを有するガンマ線検出器10のガンマ線検出面の法線方向に対するスラントホールコリメータを有するガンマ線検出器11a,11bの放射線検出方向の為す角度である。
図7からわかるように、スラントホールコリメータの放射線の検出間隔は、スラント角度が大きいほど大きくなる。よって、ステップS12では、スラント角度に応じて、放射線の検出間隔を圧縮する。より具体的には、スラント角度をθとすると、スラントホールコリメータ画像の横方向(図7のx方向)のピクセル間隔は、ステップS12の処理にて、cosθに圧縮される。これにより、図7に示すように、元の画像g1の横方向(x方向)が縮まって、画像g2となる。
次に、ステップS13は、ステップS3に対応しており、スラントホールコリメータ画像のピクセル当たりのカウント値に補正係数αを乗じて、パラレルホールコリメータ画像と同様のカウント値にする。
上述したように、スラント角度をθとすると、ピクセル間隔がcosθに圧縮されるため、画像全体のガンマ線のカウント数を一定に保持する場合、スラントホールコリメータ画像のピクセル当たりのカウント数は1/cosθになる。
補正係数αを計算する手法として、以下の第1手法と第2手法がある。第1手法では、事前にパラレルホールコリメータを有するガンマ線検出器10およびスラントホールコリメータを有するガンマ線検出器11a,11bに対して、所定量の均一なガンマ線を照射可能な面線源からガンマ線を照射して、各ガンマ線検出器10、11a,11bにてガンマ線を検出し、その検出結果に基づいて、以下の(1)式により補正係数αを求める。各コリメータの感度は、一定時間のガンマ線の収集により得られた各コリメータ画像全体のカウントに比例する。
Figure 0006633869
第2手法は、事前にはスラントホールコリメータの感度測定を行わない。各スラントホールコリメータ画像の領域Bにおけるガンマ線の総カウント数は論理的には同等になることを利用して、各スラントホールコリメータ画像の総カウント値から補正係数αを求める。
Figure 0006633869
以上の処理により、領域C1、C2の部分画像を生成することができる。
一方、領域B1、B2の部分画像を生成する手法には、以下の第3手法、第4手法および第5手法がある。第3手法は、領域B1、B2の部分画像を、パラレルホールコリメータ画像にするものである。第3手法を採用した場合は、図8に示すように、領域A、B1、B2はパラレルホールコリメータ画像となり、領域C1、C2のみがスラントホールコリメータ画像になる。
第4手法と第5手法は、パラレルホールコリメータ画像とスラントホールコリメータ画像をともに用いて領域B1、B2の部分画像を生成するものである。
第4手法は、図9のフローチャートの処理手順により、領域B1、B2の部分画像を生成する。ステップS21は、パラレルホールコリメータ画像内の領域B1、B2の部分画像を取得する。それに並行して、ステップS22は、2つのスラントホールコリメータ画像内の領域B1、B2の部分画像を取得する。次に、ステップS23は、取得した各スラントホールコリメータ画像をスラント角度に応じて横方向(x方向)に圧縮する。次に、ステップS24は、上述したステップS13と同様に、圧縮した2つのスラントホールコリメータ画像に補正係数αを乗じる。
次に、ステップS25は、ステップS21で取得したパラレルコリメータ画像の部分画像のピクセル当たりのカウント数を1/2倍にする。ステップS25と並行して行われるステップS26は、ステップS24で補正係数αを乗じたスラントホールコリメータ画像の部分画像のピクセル当たりのカウント数を1/2倍にする。
次に、ステップS27は、ステップS25とステップS26で得られたピクセル当たりのカウント数を加算する。これにより、拡大視野画像の領域Bの部分画像が生成される。
第4手法を採用すると、図10に示すように、領域B1とB2は、パラレルホールコリメータ画像とスラントホールコリメータ画像が1/2ずつ用いられる。
第5手法は、図11のフローチャートの処理手順により、領域B1、B2の部分画像を生成する。ステップS31〜S34は図9のステップS21〜S24と同様である。ステップS35は、パラレルホールコリメータ画像の領域B1、B2の部分画像のピクセル当たりのカウント数を横方向(x方向)の位置に応じて0倍から1倍する。すなわち、領域Aに近いピクセル位置ほど、乗じる値を大きくする。
ステップS35に並行して行われるステップS36は、補正係数αを乗じた2つのスラントホールコリメータ画像の領域B1、B2の部分画像のピクセル当たりのカウント数を横方向(x方向)の位置に応じて0倍から1倍する。すなわち、領域Aに近いピクセル位置ほど、乗じる値を大きくする。すなわち、領域C1、C2に近いピクセル位置ほど、乗じる値を大きくする。
ステップS37とS38は、図9のステップS27とS28と同様の処理を行う。
第5手法を採用すると、図12に示すように、領域B1、B2のうち、領域Aに近づくほどパラレルホールコリメータ画像の割合を大きくし、領域C1、C2に近づくほどスラントホールコリメータ画像の割合を大きくして部分画像を生成する。
このように、第1の実施形態では、一つだけでは被検体2の身体全体のガンマ線を検出できない小型のガンマ線検出器10,11a,11bを設けて、そのうちの1つでパラレルホールコリメータ画像を生成し、残り2つでスラントホールコリメータ画像を生成し、スラントホールコリメータ画像についてはピクセル間隔の圧縮と補正係数αによる補正処理を行った上で、パラレルホールコリメータ画像と合成するため、視野を拡大した高品位のSPECT画像を生成することができる。
特に、本実施形態では、パラレルホールコリメータ画像とスラントホールコリメータ画像とが一部重複するようにしており、重複部分については、パラレルホールコリメータ画像を用いて部分画像を生成したり、あるいはパラレルホールコリメータ画像とスラントホールコリメータ画像をともに用いて部分画像を生成するため、SPECT画像の全体にわたって、トランケーションをなくすことができ、かつ画質の向上が図れる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態は、2つのパラレルホールコリメータ画像と1つのスラントホールコリメータ画像とを合成してSPECT画像を生成するものである。
図13は第2の実施形態の核医学診断装置1の機能ブロック図である。図13は、図3と比べて、架台4に設けられる3つのガンマ線検出器の種類が異なる他は、同様の構成になっている。図13の3つのガンマ線検出器10a,10b,11の2つはパラレルホールコリメータを有するガンマ線検出器10a,10bであり、残り1つはスラントホールコリメータを有するガンマ線検出器11である。
処理回路25の再構成機能31は、パラレルホールコリメータを有する2つのガンマ線検出器10a,10bで生成された2つのパラレルホールコリメータ画像と、スラントホールコリメータを有するガンマ線検出器11で生成された1つのスラントホールコリメータ画像とを用いて、SPECT画像を生成する。
図14は第2の実施形態の3つのガンマ線検出器10a,10b,11の配置例を示す図である。図14の例では、パラレルホールコリメータを有するガンマ線検出器10aを被検体2に対向配置し、このガンマ線検出器10aから120度ずつの間隔で、パラレルホールコリメータを有する別個のガンマ線検出器10bと、スラントホールコリメータを有するガンマ線検出器11とを配置している。
図14のように3つのガンマ線検出器10a,10b,11を配置して360度回転させることにより、パラレルホールコリメータを有する2つのガンマ線検出器10a,10bによって、主に被検体2の体軸周辺からのガンマ線を検出し、スラントホールコリメータを有するガンマ線検出器11によって、主に被検体2の体内の周縁部周辺からのガンマ線を検出する。
本実施形態は、パラレルホールコリメータを有する2つのガンマ線検出器10a,10bを有するため、2つのパラレルホールコリメータ画像を生成できる。これらパラレルホールコリメータ画像を合成することで、被検体2の体軸周辺の画質を向上できる。
一方、被検体2の体内の周縁部からのガンマ線は、主にスラントホールコリメータを有するガンマ線検出器11で検出する。スラントホールコリメータを有するガンマ線検出器11は1つしか設けられていないため、スラントホールコリメータ画像の品質は第1の実施形態よりも劣る可能性がある。ただし、パラレルホールコリメータを有するガンマ線検出器10a,10bでも、被検体2の体内の周縁部からのガンマ線を検出できるため、スラントホールコリメータ画像とパラレルホールコリメータ画像とを合成することで、被検体2の体内の周縁部においても、画質向上が図れる。
このように、第2の実施形態では、2つのパラレルホールコリメータ画像と1つのスラントホールコリメータ画像とを合成してSPECT画像を生成するため、特に被検体2の体軸周辺について高画質なSPECT画像を生成できる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態は、スラントホールコリメータを有する複数のガンマ線検出器のみを用いてSPECT画像を生成するものである。すなわち、第3の実施形態は、パラレルホールコリメータを有するガンマ線検出器を使用せずにSPECT画像を生成する。
図15は第3の実施形態の核医学診断装置1の機能ブロック図である。図15は、図3と比べて、架台4に設けられる3つのガンマ線検出器11a,11b,11cの種類が異なる他は、同様の構成になっている。図13の3つのガンマ線検出器11a,11b,11cはいずれも、スラントホールコリメータを有する。各ガンマ線検出器は、スラントホールコリメータ画像を生成する。
図16は第3の実施形態の3つのガンマ線検出器11a,11b,11cの配置例を示す図である。いずれのガンマ線検出器も、被検体2の体内からガンマ線をスラント角に沿って検出する。
図17は第3の実施形態の処理回路25における再合成機能のアルゴリズムを説明するフローチャートである。ステップS41は、3つのガンマ線検出器11a,11b,11cからそれぞれスラントホールコリメータ画像を取得する。次に、ステップS42は、ステップS41で取得した3つのスラントホールコリメータ画像のピクセル間隔をスラント角度に従って圧縮する。次に、ステップS43は、スラント角度に応じて、各スラントホールコリメータ画像を補間処理して、SPECT画像を生成する。スラント角を最適化することで、パラレルホールコリメータがなくても、トランケーションのないSPECT画像を生成できる。
このように、第3の実施形態では、スラントホールコリメータを有する複数のガンマ線検出器11a,11b,11cだけで、SPECT画像を生成することができる。
上述した第1〜第3の実施形態では、核医学診断装置1をSPECT画像を生成するために使用する例を説明したが、ホールボディ画像などの他の画像を生成するために使用してもよい。例えば、被検体2のホールボディ画像を生成するには、例えば図2のように配置された3つのガンマ線検出器10,11a,11bを用いて、図2の位置でホールボディ画像を収集した後に、3つのガンマ線検出器10,11a,11bを連動して180度回転させて、再度ホールボディ画像を収集し、2つのホールボディ画像の正面像同士と背面像を生成することで、被検体2の体軸に直交する横方向に広い視野のホールボディ画像を生成できる。
上述した第1〜第3実施形態における再構成機能31は、特許請求の範囲における再構成部の一例である。また、各実施形態における再構成機能31内の前処理機能32と画像合成機能33とはそれぞれ、特許請求の範囲における前処理部および画像合成部の一例である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 核医学診断装置、2 被検体、3 寝台、4 架台、5 コンソール、6 天板、7 寝台本体、8 撮像空間、9 架台本体、10,10a,10b,11,11a,11b ガンマ線検出器、21 天板駆動部、22 回転駆動部、25 処理回路、26 ディスプレイ、27 入力回路、28 記憶回路、29 外部インタフェース、31 再構成機能、32 前処理機能、33 画像合成機能

Claims (13)

  1. 被検体配置領域の周囲に配置され、被検体の体内から放射された特定の放射線を検出して画像化する3つ以上の放射線検出器と、
    前記3つ以上の放射線検出器を連動させて前記被検体の周囲で回転させる回転駆動部と、
    前記回転駆動部にて前記3つ以上の放射線検出器を回転させて前記3つ以上の放射線検出器にて生成された画像に基づいて、SPECT(Single Photon Emission Computed Tomography)画像を生成する画像処理部と、を備え、
    前記3つ以上の放射線検出器のうち少なくとも一つは、放射線検出面の法線方向から傾斜した方向からの放射線を検出するスラントホールコリメータを有し、残りの放射線検出器は、放射線検出面の法線方向からの放射線を検出するパラレルホールコリメータを有し、
    隣接して配置された2つの前記放射線検出器における放射線検出領域同士は、一部が重複しており、
    前記画像処理部は、
    前記スラントホールコリメータを有する放射線検出器にて生成された画像のピクセル間隔を、前記パラレルホールコリメータを有する放射線検出器にて生成された画像のピクセル間隔に合わせて補正する前処理部と、
    前記3つ以上の放射線検出器のうち、前記スラントホールコリメータを有する放射線検出器で生成された画像に補正係数を乗じた後に、前記パラレルホールコリメータを有する放射線検出器にて生成された画像とを合成して前記SPECT画像を生成する画像合成部と、を有する核医学診断装置。
  2. 前記3つ以上の放射線検出器は、前記パラレルホールコリメータを有する第1放射線検出器と、それぞれ異なる前記スラントホールコリメータを有する第2放射線検出器および前記第3放射線検出器と、を有し、
    前記第2放射線検出器の放射線検出領域と、前記第1放射線検出器の放射線検出領域とは、一部が重複するように配置され、
    前記第3放射線検出器の放射線検出領域と、前記第1放射線検出器の放射線検出領域とは、一部が重複するように配置され、
    前記第2放射線検出器の放射線検出領域と、前記第3放射線検出器の放射線検出領域とは、重複しないように配置される請求項1に記載の核医学診断装置。
  3. 前記第1放射線検出器は、前記被検体の体内の周縁部よりも、前記被検体の体軸周辺から放射された放射線をより多く検出し、
    前記第2放射線検出器および前記第3放射線検出器は、前記被検体の体軸周辺よりも、前記被検体の体内の周縁部周辺から放射された放射線をより多く検出する請求項2に記載の核医学診断装置。
  4. 前記3つ以上の放射線検出器は、それぞれ異なる前記パラレルホールコリメータを有する第1放射線検出器および第2放射線検出器と、前記スラントホールコリメータを有する第3放射線検出器と、を有し、
    前記第1放射線検出器の放射線検出領域と、前記第2放射線検出器の放射線検出領域とは、一部が重複するように配置され、
    前記第1放射線検出器の放射線検出領域と、前記第3放射線検出器の放射線検出領域とは、一部が重複するように配置され、
    前記第2放射線検出器の放射線検出領域と、前記第3放射線検出器の放射線検出領域とは、一部が重複するように配置される請求項1に記載の核医学診断装置。
  5. 前記第1放射線検出器および前記第2放射線検出器は、前記被検体の体内の周縁部よりも、前記被検体の体軸周辺から放射された放射線をより多く検出し、
    前記第3放射線検出器は、前記被検体の体軸周辺よりも、前記被検体の体内の周縁部周辺から放射された放射線をより多く検出する請求項4に記載の核医学診断装置。
  6. 前記画像合成部は、隣接して配置された2つの前記放射線検出器における放射線検出領域のうち重複する領域については、前記パラレルホールコリメータを有する放射線検出器で生成された画像を選択する請求項1乃至5のいずれか1項に記載の核医学診断装置。
  7. 前記画像合成部は、隣接して配置された2つの前記放射線検出器における放射線検出領域のうち重複する領域については、前記2つの放射線検出器で得られた2つの画像を合成する請求項1乃至5のいずれか1項に記載の核医学診断装置。
  8. 前記画像合成部は、隣接して配置された2つの前記放射線検出器における放射線検出領域のうち重複する領域については、前記2つの放射線検出器で得られた2つの画像を平均化した画像を生成する請求項7に記載の核医学診断装置。
  9. 前記画像合成部は、前記2つの放射線検出器のうち一方が前記パラレルホールコリメータを有し、他方が前記スラントホールコリメータを有する場合、前記重複する領域については、前記パラレルホールコリメータに近づく領域ほど前記パラレルホールコリメータを有する放射線検出器の重みが大きくなるように、前記2つの放射線検出器で得られた2つの画像を重み付けした画像を生成する請求項7に記載の核医学診断装置。
  10. 前記3つ以上の放射線検出器のうち、少なくとも一つの放射線検出器が有する前記パラレルホールコリメータの放射線検出方向は、他の少なくとも1つの放射線検出器が有する前記スラントホールコリメータの放射線検出方向に平行である請求項1乃至9のいずれか1項に記載の核医学診断装置。
  11. 前記前処理部は、前記パラレルホールコリメータの感度、前記スラントホールコリメータの感度、および前記スラントホールコリメータにおける放射線検出方向に基づいて、前記補正係数を生成する請求項1乃至10のいずれか1項に記載の核医学診断装置。
  12. 前記前処理部は、前記パラレルホールコリメータを有する放射線検出器による放射線の検出数と、前記スラントホールコリメータを有する放射線検出器による放射線の検出線とに基づいて、前記補正係数を生成する請求項1乃至10のいずれか1項に記載の核医学診断装置。
  13. 被検体配置領域の周囲に配置され、被検体の体内から放射された特定の放射線を検出して画像化する3つ以上の放射線検出器と、
    前記3つ以上の放射線検出器を連動させて前記被検体の周囲で回転させる回転駆動部と、
    前記回転駆動部にて前記3つ以上の放射線検出器を回転させて前記3つ以上の放射線検出器にて生成された画像に基づいて、SPECT(Single Photon Emission Computed Tomography)画像を生成する画像処理部と、を備え、
    前記3つ以上の放射線検出器はそれぞれ、放射線検出面の法線方向から傾斜した方向からの放射線を検出するスラントホールコリメータを有し、
    隣接して配置された2つの前記放射線検出器における放射線検出領域同士は、一部が重複しており、
    前記画像処理部は、
    前記3つ以上の放射線検出器のそれぞれにて得られた各画像を補正する前処理部と、
    前記前処理部で補正された各画像同士を合成して前記SPECT画像を生成する画像合成部と、を有する核医学診断装置。
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