JP2018104191A - ワーク搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワークが小さい場合でも、ワークの搬送速度を効果的に上げること。【解決手段】リニアフィーダ3は、ワークWが置かれる搬送面31を有する振動部21bと、搬送面31に進行波を発生させることで、搬送面31上の各部分に楕円状の振動を発生させる進行波生成部22と、を備え、進行波生成部22は、進行波の波長よりも搬送方向の寸法が小さいワークWが、振動する搬送面31に対して離間と着地とを繰り返しながら搬送される場合において、搬送面31から離間したワークWが着地する搬送面31上の部分において、ワークの着地時における楕円状の振動の、搬送方向の速度成分202が鉛直方向の速度成分203よりも大きい加振周波数で、振動部21bを加振する。【選択図】図8

Description

本発明は、進行波によってワークを搬送するワーク搬送装置に関する。
特許文献1には、超音波領域の進行波を利用して電子部品等のワークを搬送するパーツフィーダが開示されている。詳細には、上記パーツフィーダは、振動体と、振動体の裏面に貼りつけられた複数の圧電体とを備える。その上で、圧電体に超音波領域の高周波電圧を印加することで、振動体表面の搬送面に一方向へ進行する進行波が生じ、搬送面上の各質点が楕円軌道を描くように運動する。上記楕円軌道の頂部において、搬送面とワークとの間の摩擦力によってワークの推進力が生じることで、進行波の進行方向と反対向きにワークが搬送される。
ここで、特許文献1の図2においては、搬送方向におけるワークの長さが、進行波の波長よりも大きく、ワークが、進行波の複数の頂部に接触した状態で搬送されるように構成されている。このような構成の場合、圧電体への高周波電圧の入力を上げる(すなわち、高周波電圧の振幅を大きくする)ことで、質点の楕円軌道が大きくなって楕円運動が速くなり、より大きなワークの推進力が生じ、ワークの搬送速度を上げることができる。
特開平6−127655号公報
近年、ワークの小型化が進み、進行波の波長と比べて遥かに小さいサイズのワークが搬送されるようになっている。そのようなワークを搬送する場合に、上述したように高周波電圧の振幅を大きくすることで搬送速度を上げようとすると、ワークが跳躍して搬送が不安定になり、搬送速度をうまく上げることができないという問題が生じる。その原因について、本願発明者は、以下のように考察した。
ワークが小さい場合、特許文献1に記載のように、進行波の複数の頂部に接触した状態でワークが搬送されるのではなく、進行波の1つの頂部において推進力を与えられた後、搬送面から一時的に離れて、再び搬送面に着地することを繰り返しながら搬送されると考えられる。この場合、ワークの着地時にワークが跳躍してしまうため、搬送が不安定になりやすくなる。つまり、ワークが小さい場合には、高周波電圧の振幅を上げることによる搬送速度の向上が困難になる。
本発明の目的は、ワークが小さい場合でも、ワークの搬送速度を効果的に上げることである。
第1の発明のワーク搬送装置は、進行波によってワークを搬送するワーク搬送装置であって、ワークが置かれる搬送面を有する振動部と、前記搬送面に進行波を発生させることで、前記搬送面上の各部分を楕円状に振動させる進行波生成部と、を備え、前記進行波生成部は、前記進行波の波長よりも搬送方向の寸法が小さいワークが、振動する前記搬送面に対して離間と着地とを繰り返しながら搬送される場合において、前記搬送面から離間したワークが前記搬送面に着地する部分において、ワーク着地時の前記楕円状の振動の、前記搬送方向の速度成分が鉛直方向の速度成分よりも大きい加振周波数で、前記振動部を加振することを特徴とするものである。
本発明では、進行波の波長よりも小さいワークが搬送され、ワークが離間と着地とを繰り返しながら搬送される場合に、ワークが搬送面に着地する部分において、ワーク着地時の楕円状の振動の、搬送方向の速度成分が鉛直方向の速度成分よりも大きい加振周波数で振動部が加振される。このため、ワークの着地時にワークに作用する搬送方向の力が大きくなりやすく、搬送速度を上げることができる一方で、ワークの跳躍の原因になりうる鉛直方向の力を抑えることができる。したがって、ワークが小さい場合でも、ワークの搬送速度を効果的に上げることができる。具体的な原理については、本発明の実施の形態において後述する。
第2の発明のワーク搬送装置は、前記第1の発明において、前記進行波生成部は、20kHz以上の前記加振周波数で前記振動部を加振することを特徴とするものである。
加振周波数が20kHz以上になると、加振周波数を上げた分だけワークの搬送速度を確実に上げることができる一方で、ワークの着地時にワークに作用する鉛直方向上向きの力を抑えることができる。具体的な原理については、本発明の実施の形態において後述する。
第3の発明のワーク搬送装置は、前記第2の発明において、前記進行波生成部は、40kHz以上の前記加振周波数で前記振動部を加振することを特徴とするものである。
ワーク搬送装置から、加振周波数よりも低いサブハーモニクス成分の波が音波として発せられることで、騒音の問題が発生しうる。具体的には、主に加振周波数の半分の周波数の音波が発せられる。本発明では、40kHz以上の加振周波数で振動部が加振されるため、上記音波の周波数が20kHz以上になり、可聴域を上回る。したがって、ワークの搬送速度を効果的に上げることができるとともに、ワーク搬送装置の騒音を抑制することができる。
本実施形態に係るパーツフィーダの斜視図である。 リニアフィーダの平面図である。 (a)は、リニアフィーダの断面斜視図であり、(b)は、図2のIII(a)-III(b)断面図である。 駆動手段の模式図である。 進行波生成部の構成を示す模式図である。 搬送面に発生する進行波の説明図である。 小型のワークの搬送原理を示す説明図である。 搬送面の頂部に関する説明図である。 ワークが着地する質点の鉛直方向の速度成分をシミュレーションしたグラフである。 ワークが着地する質点の速度の、加振周波数による変化を示す説明図である。
次に、本発明の実施の形態について、図1〜図10を参照しながら説明する。なお、説明の便宜上、図1に示す方向を前後左右上下方向とする。上下方向が、本発明の「鉛直方向」に相当する。また、ワークWが搬送される方向を搬送方向とする。
(パーツフィーダの概略構成)
まず、本実施形態に係るパーツフィーダ1の概略構成について、図1を用いて説明する。図1は、パーツフィーダ1の斜視図である。パーツフィーダ1は、ワークWを供給するためのボウルフィーダ2と、ボウルフィーダ2の前端部に接続されたリニアフィーダ3とを備える。ボウルフィーダ2及びリニアフィーダ3は、いずれもたわみ進行波を利用してワークWを搬送する。本実施形態では、リニアフィーダ3に対して本発明を適用した場合について説明するが、ボウルフィーダ2に本発明を適用することも勿論可能である。
ボウルフィーダ2は、ワークWが収容されるボウル本体11等を有する。ボウル本体11は、上部が開口した略逆円錐台状の部材である。ボウル本体11の内周壁には、底部から螺旋状に上昇するらせんトラック12が形成されている。ボウル本体11は、ボウル駆動手段(不図示)によって振動させられる。ワークWは、らせんトラック12に沿ってリニアフィーダ3に向かって上昇する。
リニアフィーダ3は、ボウルフィーダ2から供給されたワークWを前方に搬送するためのものである。リニアフィーダ3は、たわみ進行波が生成される部材である搬送部21と、搬送部21を超音波振動させるための進行波生成部22等を備える。進行波生成部22によって搬送部21を振動させると、搬送部21の上面に形成された搬送面31にたわみ進行波が発生する。このたわみ進行波によって、ワークWは搬送面31に沿って前方に搬送され、次工程に供給される。リニアフィーダ3の詳細については、後述する。
(リニアフィーダの詳細構成)
次に、リニアフィーダ3の詳細構成について、図1〜図5を用いて説明する。前述したように、リニアフィーダ3は、搬送部21と、進行波生成部22等を有する。
搬送部21について、図2及び図3を用いて説明する。図2は、リニアフィーダ3の平面図である。図3(a)は、リニアフィーダ3の断面斜視図である。図3(b)は、リニアフィーダ3の前後方向に直交する断面図である。
搬送部21は、例えば金属製の平面視略矩形状の部材である。搬送部21は、長手方向に直交する断面が略凹状になっている(図3参照)。図2及び図3に示すように、搬送部21の平面視中央部には、平面視周辺部よりも厚みが小さい略長円形状の固定部21aが形成されている。また、固定部21aよりも平面視外側に、固定部21aよりも厚みが大きい振動部21bが形成されている。図3(b)において、一点鎖線で囲まれた部分が固定部21aであり、二点鎖線で囲まれた部分が振動部21bである。固定部21aは、押さえ板38と押さえ板39とによって上下から挟まれ、複数の止着具40によって固定されている。
図3(b)に示すように、振動部21bは、断面視で略矩形状である。振動部21bの上面には、ワークWが搬送される溝である搬送トラック27が形成されている。図2において、ハッチングされた部分が搬送トラック27に該当する。搬送トラック27は、メイントラック28とリターントラック29とに分かれている。メイントラック28は、ワークWを次工程の装置へ供給するためのものであり、搬送部21の後端部から前端部に亘って延びた経路である。リターントラック29は、一部のワークWをボウルフィーダ2に戻すためのものであり、平面視略U字状の経路である。すなわち、リターントラック29は、搬送部21の後端部から、メイントラック28と並んで前方に延び、固定部21aの前端部に沿って回り、後方に延びて搬送部21の後端部に戻る経路になっている。メイントラック28は、ワークWが置かれる搬送面31を有する。同様に、リターントラック29は、搬送面32を有する。搬送面31、32の両方が、本発明の「搬送面」に相当する。
なお、図3(a)に示すように、リニアフィーダ3には、選別部49が設けられている。選別部49は、並設されたメイントラック28及びリターントラック29の上方に配置されたセンサ49aと、図示しないエア噴出部と、を有する。センサ49aは、メイントラック28上を搬送されるワークWの姿勢を検出するためのものである。エア噴出部は、メイントラック28上のワークWに横からエアを吹き付けて、ワークWをリターントラック29へ飛ばすためのものである。センサ49aによって、メイントラック28上のワークWの姿勢が正常と異なると検知された場合、エア噴出部がそのワークWをリターントラック29へ吹き飛ばす。これにより、そのワークWはリターントラック29上を搬送され、ボウルフィーダ2へ戻される。また、メイントラック28を搬送されるワークWの姿勢が正常である場合は、エア噴出部は作動しない。つまり、正常な姿勢でメイントラック28を搬送されてくるワークWのみが、そのまま次工程の装置へ供給される。
進行波生成部22について、図4及び図5を用いて説明する。図4は、後述する駆動手段23を示す図である。図4(a)は駆動手段23の平面図であり、図4(b)は同じく側面図であり、図4(c)は同じく裏面図である。図5は、搬送部21の振動部21bと後述する駆動手段23との位置関係を示す模式図である。進行波生成部22は、駆動手段23と、信号発信器41と、アンプ42、43等を有する。
駆動手段23は、振動部21bに沿って伸縮することで振動部21bを振動させるためのものである。駆動手段23は、振動部21bのうち、搬送トラック27の直線部分の裏面に貼り付けられている(図3参照)。駆動手段23は、図4(a)〜(c)に示すように、4つの圧電素子16を有する。4つの圧電素子16は、矩形の薄板状のセラミックス部17と、セラミックス部17を平面視したときの上面(便宜上、表面とする)に貼り付けられた4つの電極18と、セラミックス部17の下面(同じく、裏面とする)に貼り付けられた電極19と、を有する。
セラミックス部17は、電圧を印加されることによりたわむ圧電体セラミックスの部材である。セラミックス部17は、4つの圧電素子16において共通に用いられる。セラミックス部17には、予め定められた波長(詳細は後述する)をλとして、λ/2の間隔で、極性(+、−)が交互に反転するように分極処理が施されている。4つの電極18は、セラミックス部17の分極した部分の表面に、λ/2の間隔で貼り付けられている。電極19は、セラミックス部17の裏面の電位をコモン電位にするためのものであり、セラミックス部の裏面と同程度の面積を有する。電極19も、4つの圧電素子16において共通に用いられる。これらの構成によって、4つの圧電素子16が、λ/2の間隔で、極性を交互に反転させつつ並べられている。
なお、電極19の代わりに、電極18と同程度の面積を有する4つの電極が、セラミックス部17を挟んで電極18と対向するように裏面に貼り付けられているような構成でも良い。その場合、裏面に貼り付けられた4つの電極の電位は、例えばジャンパ線等で共通化される。また、上記では、1つの駆動手段23が4つの圧電素子16を有するものとして説明したが、圧電素子16の数は、これに限られるものではない。
図5に示すように、搬送トラック27の一方の直線部分の裏面に駆動手段23aが、固定部21aを挟んで反対側に駆動手段23bが、それぞれ配置されている。駆動手段23aの圧電素子16a及び駆動手段23bの圧電素子16bは、前述したように、λ/2の間隔で、極性を交互に反転させつつ並べられている。また、最も前方の圧電素子16aの中央部と、最も前方の圧電素子16bの中央部との間には、振動部21bに沿って(n+1/4)λ(nは0以上の整数)の隔たりがある。
信号発信器41は、超音波領域の周波数の信号を生成して駆動手段23へ出力することで、振動部21bを加振するためのものである。信号発信器41は、所定の振幅及び周波数を有する第1の信号を駆動手段23aへ出力可能な構成になっている。また、信号発信器41は、第1の信号と位相が90°異なる第2の信号を駆動手段23bへ出力可能な構成になっている。
信号発信器41は、生成する信号の波形を選択する波形選択部44と、信号の周波数(すなわち、振動部21bを加振する加振周波数)を調整する加振周波数調整部45と、信号の位相を調整する電気的位相調整部46と、信号の振幅を調整する振幅調整部47、48と、を有する。波形選択部44は、加振周波数調整部45と電気的に接続されている。加振周波数調整部45は、電気的位相調整部46及び振幅調整部47と電気的に並列に接続されている。電気的位相調整部46は、振幅調整部48と電気的に接続されている。
第1の信号は、波形選択部44によって選択された波形と、加振周波数調整部45によって調整された加振周波数と、振幅調整部47によって調整された振幅とを有し、アンプ42へ出力される。第2の信号は、波形選択部44によって選択された波形と、加振周波数調整部45によって調整された加振周波数と、電気的位相調整部46によって調整された位相と、振幅調整部48によって調整された振幅とを有し、アンプ43へ出力される。第1の信号と第2の信号とは、位相が互いに90°異なる。なお、第1の信号及び第2の信号は、例えば正弦波信号であるが、矩形波信号や三角波信号等でも良い。
アンプ42は、第1の信号を増幅するためのものであり、信号発信器41と駆動手段23aとの間に配置されている。アンプ43は、第2の信号を増幅するためのものであり、信号発信器41と駆動手段23bとの間に配置されている。第1の信号は、アンプ42によって増幅されて駆動手段23aに印加され、第2の信号は、アンプ43によって増幅されて駆動手段23bに印加される。これにより、駆動手段23aと駆動手段23bが伸縮することで、節の位置が互いにλ/4ずれており、且つ、位相が互いに90°異なる2つの定在波が、振動部21b全体に発生する。これらの定在波は、上下方向にのみ振動する波であり、その波長はλである。上記2つの定在波が重なり合うと、搬送面31、32において一方向へ進行する、波長λを有するたわみ進行波が生じ、搬送面31、32の各点が上下方向及び水平方向に振動する。
例として、搬送面31に発生するたわみ進行波について、図6を用いて説明する。図6は、搬送面31に発生するたわみ進行波を側面から見た図である。たわみ進行波は、図6(a)において実線の矢印で示す方向(後方)へ、周期Tで進行する。なお、図6において、振動の中立軸Nの位置は、振動部21bの上下方向の中心位置にあるものとする。
時刻t=0において、搬送面31上のある質点Zが、最も上昇した状態であるとする(図6(a)参照)。その後、質点Zは下降するとともに前方に移動し、時刻t=T/4において最も前方に位置する(図6(b)参照)。また、質点Zは、時刻t=2T/4においては最も下方に位置し(図6(c)参照)、時刻3T/4においては最も後方にある(図6(d)参照)。このように、質点Zは、楕円軌道101を描くように上下方向及び前後方向に運動する。楕円軌道101において、質点Zが最も上方にあるとき、搬送面31とワークWとの間の摩擦力による水平方向(搬送方向)の推進力が発生し、たわみ進行波の進行方向とは逆方向へワークWが搬送される。このように、搬送面31上の各部分が、搬送方向の速度成分と上下方向の速度成分とを有するように楕円運動することで、ワークWが搬送方向へ搬送される。勿論、搬送面32についても、同様のことが言える。
本実施形態では、ワークWは、メイントラック28においては前方へ搬送され、リターントラック29においては反時計回りに搬送される(図2の二点鎖線の矢印参照)。すなわち、振動部21bにおいては、平面視で時計回りにたわみ進行波が発生し、反時計回りにワークWの推進力が発生する。
ここで、より詳細なワークWの搬送原理は、ワークWの搬送方向の大きさが、たわみ進行波の波長よりも大きいか小さいかによって異なると考えられる。まず、ワークWの搬送方向の大きさがたわみ進行波の波長よりも大きい場合、ワークWは、たわみ進行波の2つ以上の頂部に常時接触した状態で搬送される。このような原理で搬送されるワークWに対しては、例えば振幅調整部47、48によって、第1及び第2の信号の振幅を大きくしてたわみ進行波の振幅を大きくすることで、搬送速度を上げることができる。すなわち、たわみ進行波の振幅が大きくなると、質点Zの楕円軌道101が大きくなって楕円運動が速くなるので、より大きなワークWの推進力が生じ、ワークWの搬送速度が上がる。一方、ワークWの搬送方向の大きさがたわみ進行波の波長λよりも小さい場合のワークWは、上述したものとは異なる原理で搬送されると考えられる。小型のワークWの搬送原理について、本願発明者は、以下のように考察した。
(小型のワークの搬送原理)
小型のワークWの搬送原理について、図7を用いて説明する。図7(a)〜(c)は、搬送面31を側面から見た概念図であり、ワークWの搬送原理を示す説明図である。なお、以降の説明では、搬送面31についてのみ説明するが、搬送面32についても勿論同様である。
まず、図7(a)に示すように、搬送面31上のある質点Z0にワークWが載った状態で、質点Z0が楕円軌道102の頂点に達する。このとき、ワークWと質点Z0との摩擦力による搬送方向への推進力200がワークWに生じ、ワークWが搬送方向に移動する。一方、たわみ進行波は、ワークWの搬送方向と逆向き(紙面右方)に進行する。このため、図7(b)に示すように、ワークWは、搬送面31から離れ、鉛直方向に落下しながら搬送方向に移動する(破線の矢印参照)。その後、図7(c)に示すように、ワークWは、搬送面31上の、質点Z0とは別の質点Z1に着地する。このように、小型のワークWは、搬送面31に対して離間と着地とを繰り返しながら搬送されると考えられる。
ここで、上記のような原理でワークWが搬送される場合、振幅調整部47、48を調整してたわみ進行波の振幅を大きくすると、ワークWが跳躍しやすくなって搬送が不安定になるという問題が生じる。つまり、ワークWが小さい場合には、従来のようにたわみ進行波の振幅を大きくすることで搬送速度を上げるという方法を採用できない場合がある。ワークWの跳躍の原因について、本願発明者は、以下のように考察した。
(小型のワークが跳躍する原因)
図7(c)に示すように、ワークWが着地する質点Z1は、楕円軌道103を描くように運動する。ワークWが搬送面31に着地する時の質点Z1の速度を速度ベクトル201で表すと、速度ベクトル201は、搬送方向の速度成分202と、鉛直方向の速度成分203とを有する。この鉛直方向の速度成分203によって、ワークWは、質点Z1との接触時に上向きの力を受ける。この上向きの力は、鉛直方向の速度成分203が大きくなるほど大きくなり、鉛直方向の速度成分203の大きさがある限界値を超えると、ワークWが跳躍する。以上の原理により、たわみ進行波の振幅が大きくなると、質点Z1の楕円軌道103が大きくなって鉛直方向の速度成分203が大きくなり、ワークWが跳躍しやすくなると考えられる。
以上のように、ワークWの搬送方向の大きさがたわみ進行波の波長よりも小さく、搬送面31に対して離間と着地とを繰り返しながら搬送される場合、たわみ進行波の振幅を大きくすることによる搬送速度の向上が困難となる場合がある。なお、たわみ進行波の波長がワークWよりも小さくなればワークWの跳躍は抑制されるが、たわみ進行波の波長を小さくするには、複数の駆動手段23同士の間隔を狭くすることが必要である。しかしながら、上記間隔を狭くするのにも物理的な限界がある。また、短波長化するほど振動部21bの振動モードの次数が高くなり、振動部21bのねじれや横変形など、ワークWの搬送に悪影響を及ぼす振動モードが発生しやすくなる。これらの理由により、たわみ進行波の短波長化によるワークWの跳躍対策は、現状難しい。
そこで、本実施形態においては、リニアフィーダ3において小型のワークWを搬送するにあたり、加振周波数を調整することで搬送速度を向上させる。以下、具体的に説明する。
(進行波生成部による振動部の加振)
進行波生成部22は、信号発信器41の加振周波数調整部45で調整された、所定の大きさ以上の加振周波数で振動部21bを加振する。所定の大きさ以上の加振周波数とは、搬送面31を離れたワークWが、後述する搬送面31の頂部301に着地するような加振周波数である。より詳細には、所定の大きさ以上の加振周波数とは、ワークWが着地する質点Z1において、ワークWの着地時の、楕円運動の搬送方向の速度成分202が、鉛直方向の速度成分203よりも大きい加振周波数である。本実施形態における頂部301の定義について、図8を用いて説明する。図8は、頂部301に関する説明図であり、搬送面31を側面から見た概念図である。
図8に示すように、ワークWが搬送面31上の質点Z1に着地したときに、その質点Z1の搬送方向の速度成分202と、鉛直方向の速度成分203とが等しいとする。また、ワークWが質点Z1に着地したときの搬送面31の頂点を質点Z2とする。頂部301は、このような質点Z1と質点Z2との間の、実線で示された部分である。つまり、ワークWが頂部301の任意の質点に着地したとき、その質点の搬送方向の速度成分は、鉛直方向の速度成分よりも大きくなる。
ワークWが、鉛直方向において搬送面31のどの位置に着地するかは、加振周波数の大きさによって変わると考えられる。前述したように、ワークWが搬送面31を離れてから再び着地するまでの間、ワークWは、搬送方向に移動しつつ鉛直方向に落下する。ここで、加振周波数が大きくなると、たわみ進行波の進行速度が大きくなり、ワークWが落下し始めてから搬送面31に着地するまでの時間が短くなるため、鉛直方向におけるワークWの落下距離は小さくなる。このため、加振周波数が大きければ大きいほど、ワークが着地する質点Z1は、よりたわみ進行波の頂点に近くなり、質点Z1の搬送方向の速度成分202が、鉛直方向の速度成分203と比べて相対的に大きくなる。つまり、加振周波数が大きくなると、ワークWの着地時において、ワークWに作用する搬送方向の力が大きくなりやすく、搬送速度を向上させることができる一方で、ワークWの跳躍の原因になりうる鉛直方向の力を抑えることができると考えられる。
そこで、本願発明者は、ワークWが着地する質点Z1の鉛直方向の速度成分203が、たわみ進行波の周波数に応じてどのように変わるかについて、以下のようなシミュレーションを行った。図9は、ワークWの着地時における、質点Z1の鉛直方向の速度成分203をシミュレーションした結果のグラフである。
(質点の鉛直方向の速度成分のシミュレーション)
まず、シミュレーションの条件について説明する。ワークWの後端部が搬送面31の頂点に接している状態を、初期状態とした(前述の図7(a)参照。シミュレーションの初期状態では、ワークWの紙面右方の端部が、質点Z0に接しているものとした)。ワークWが搬送面31から離れた後(図7(b)参照)、ワークWの前端部が搬送面31の質点Z1と接触するまでの間、鉛直方向の初期速度を0として自由落下するものとした。その上で、ワークWの前端部が質点Z1に接触した時点(図7(c)参照)における、質点Z1の鉛直方向の速度成分203について、たわみ進行波の周波数依存性を計算した。たわみ進行波の周波数の条件は、3kHz〜100kHzとした。たわみ進行波の波長は、ワークの搬送方向の大きさよりも十分大きい20mmに固定した。たわみ進行波の振幅(頂点から底までの鉛直方向の長さ)は、0.2μmに固定した。また、ワークWの搬送方向の大きさを3条件とし、搬送方向の大きさがそれぞれ3.2mm(たわみ進行波の波長の16%)、1.6mm(同8%)、0.6mm(同3%)の場合について計算を行った。
次に、上記シミュレーションの結果について説明する。図9に示すように、グラフの横軸は、たわみ進行波の周波数を表す。縦軸は、ワークWの着地時における質点Z1の鉛直方向の速度成分203の大きさを表す。菱形のマーカーは、ワークWの搬送方向の大きさが3.2mmの場合のシミュレーション結果を表す。同様に、正方形のマーカー及び三角形のマーカーは、ワークWの搬送方向の大きさがそれぞれ1.6mm、0.6mmの場合のシミュレーション結果を表す。
ワークWの搬送方向の大きさが3.2mm以下(たわみ進行波の波長の概ね20%以下)のいずれの場合にも、たわみ進行波の周波数が20kHz未満の場合には、たわみ進行波の周波数が大きくなるのに応じて、質点Z1の鉛直方向の速度成分203が大きくなる。一方、たわみ進行波の周波数が概ね20kHz以上になると、周波数が大きくなっても、速度成分203はほぼ一定に保たれるという結果が得られた。
次に、上記シミュレーション結果について、図10を用いて模式的に説明する。図10は、ワークが着地する質点Z1の速度の、加振周波数による変化を示す説明図である。搬送面31に生じるたわみ進行波の周波数は、加振周波数と同じであるものとする。
まず、加振周波数が小さい場合、例えばf=10kHzの場合について説明する。図10(a)に示すように、f=10kHzの場合、ワークWが着地する搬送面31上の質点Z1aは、楕円軌道103aを描くように運動する。ワークWが着地した時点での質点Z1aの速度を速度ベクトル201aで表すと、速度ベクトル201aは、搬送方向の速度成分202aと、鉛直方向の速度成分203aとを有する。このとき、搬送方向の速度成分202aの大きさは、鉛直方向の速度成分203aの大きさよりも小さい。すなわち、f=10kHzの場合、質点Z1aは、前述した頂部301には含まれない。
次に、加振周波数を上げて、f=20kHzにした場合について説明する。図10(b)に示すように、ワークWが着地する質点Z1bは、楕円軌道103bを描くように運動する。ここで、たわみ進行波の振幅は固定されているので、楕円軌道103bの大きさは、楕円軌道103aの大きさと同じになる。つまり、質点Z1の運動する速さは、単純に加振周波数の大きさに応じて変わる。具体的には、質点Z1bの速度ベクトル201bの大きさは、f=10kHzの場合の質点Z1aの速度ベクトル201aの大きさの2倍である。
ワークWが着地した時点で、質点Z1bは、f=10kHzの場合の質点Z1aよりも上方にあり、速度ベクトル201bの搬送方向の速度成分202bは、鉛直方向の速度成分203bよりも大きい。すなわち、f=20kHzの場合、質点Z1bは頂部301に含まれる。この場合、搬送方向において、f=20kHzのときの速度成分202bは、f=10kHzのときの速度成分202aの2倍よりも大きい。つまり、ワークWの着地時にワークWに作用する搬送方向の力が大きくなりやすく、搬送速度を効果的に上げることができる。一方、鉛直方向において、f=20kHzのときの速度成分203bは、f=10kHzのときの速度成分203aの2倍以下である。つまり、ワークの跳躍の原因になりうる鉛直方向の力は大きくなりにくい。
次に、加振周波数をさらに上げた場合について説明する。図10(c)に示すように、f=40kHzの場合、ワークWは、楕円軌道103cの頂点に近い質点Z1cに着地する。このため、質点Z1cの速度ベクトル201cにおいて、搬送方向の速度成分202cはいっそう大きくなる。一方、鉛直方向の速度成分203cは、f=20kHzのときの鉛直方向の速度成分203bとほぼ変わらない。勿論、質点Z1cも、頂部301に含まれる。
以上より、たわみ進行波の周波数が20kHz以上になると、ワークWが着地する質点Z1の鉛直方向の速度成分203のワーク着地時の大きさが、たわみ進行波の周波数にほとんど依存しなくなるという結果が得られた。つまり、たわみ進行波の周波数を20kHz以上にすれば、周波数を大きくすることによって質点Z1の鉛直方向の速度成分203が大きくなることを抑えつつ、質点Z1の搬送方向の速度成分202をより効果的に大きくすることができる。したがって、具体的な加振周波数の値として、進行波生成部22は、20kHz以上の加振周波数で振動部21bを加振することが好ましい。
なお、上記シミュレーションにおいては、たわみ進行波の波長及び振幅の条件を固定したが、シミュレーション結果は、上述したように模式的に説明可能である。したがって、これらの条件を変更しても、たわみ進行波の波長がワークWの搬送方向の大きさよりも大きいという条件を満たしていれば、同様のシミュレーション結果が得られると考えられる。
以上のように、本実施形態のリニアフィーダ3では、たわみ進行波の波長よりも小さいワークWが搬送され、ワークWが離間と着地とを繰り返しながら搬送される場合に、楕円振動する搬送面31、32から離間したワークが、搬送面31、32の頂部301に着地するような加振周波数で振動部21bが加振される。言い換えると、ワークWが着地する搬送面31、32上の部分において、ワークWの着地時における楕円状の振動の、搬送方向の速度成分が鉛直方向の速度成分203よりも大きい加振周波数で振動部が加振される。このため、ワークWの着地時にワークWに作用する搬送方向の力が大きくなりやすく、搬送速度を上げることができる一方で、ワークWの跳躍の原因になりうる鉛直方向の力を抑えることができる。したがって、ワークWが小さい場合でも、ワークWの搬送速度を効果的に上げることができる。
また、加振周波数が20kHz以上になると、加振周波数を上げた分だけワークWの搬送速度を確実に上げることができる一方で、ワークWの着地時にワークWに作用する鉛直方向上向きの力を抑えることができる。
次に、前記実施形態に変更を加えた変形例について説明する。但し、前記実施形態と同様の構成を有するものについては、同じ符号を付して適宜その説明を省略する。
(1)進行波生成部22が、40kHz以上の加振周波数で振動部21bを加振することで、さらに別の効果が得られる。すなわち、リニアフィーダ3から、加振周波数よりも低いサブハーモニクス成分の波が音波として発せられることで、騒音の問題が発生しうる。具体的には、主に加振周波数の半分の周波数の音波が発せられる。このような場合、40kHz以上の加振周波数で振動部21bが加振されることで、上記音波の周波数が20kHz以上になり、可聴域を上回る。したがって、ワークWの搬送速度を効果的に上げることができるとともに、リニアフィーダ3の騒音を抑制することができる。
(2)加振周波数は、必ずしも20kHz以上でなくても良い。すなわち、ワークWが搬送面31上の質点Z1に着地したときに、その質点Z1の搬送方向に沿った速度成分202が、鉛直方向の速度成分203よりも大きくなる加振周波数で、進行波生成部22が振動部21bを加振すれば良い。
1 パーツフィーダ
2 ボウルフィーダ
3 リニアフィーダ
21b 振動部
22 進行波生成部
31、32 搬送面
202 速度成分
203 速度成分
W ワーク

Claims (3)

  1. 進行波によってワークを搬送するワーク搬送装置であって、
    ワークが置かれる搬送面を有する振動部と、
    前記搬送面に進行波を発生させることで、前記搬送面上の各部分を楕円状に振動させる進行波生成部と、を備え、
    前記進行波生成部は、
    前記進行波の波長よりも搬送方向の寸法が小さいワークが、振動する前記搬送面に対して離間と着地とを繰り返しながら搬送される場合において、
    前記搬送面から離間したワークが前記搬送面に着地する部分において、ワーク着地時の前記楕円状の振動の、前記搬送方向の速度成分が鉛直方向の速度成分よりも大きい加振周波数で、前記振動部を加振することを特徴とするワーク搬送装置。
  2. 前記進行波生成部は、20kHz以上の前記加振周波数で前記振動部を加振することを特徴とする請求項1に記載のワーク搬送装置。
  3. 前記進行波生成部は、40kHz以上の前記加振周波数で前記振動部を加振することを特徴とする請求項2に記載のワーク搬送装置。
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JPH07187388A (ja) * 1993-12-24 1995-07-25 Kaijo Corp 物体浮揚装置及び該装置を具備した物体搬送装置並びに物体浮揚方法

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