JP2018104101A - 吸収性物品包装体、及び、吸収性物品のパッケージ - Google Patents

吸収性物品包装体、及び、吸収性物品のパッケージ Download PDF

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Abstract

【課題】吸収性物品包装体を立てて保管するようにユーザーを誘導する吸収性物品包装体、及び、吸収性物品のパッケージの提供を目的とする。【解決手段】吸収性物品(1)と包装材(10)とを有する吸収性物品包装体(20)であって、吸収性物品包装体(20)の外部から視認可能で、上下方向を備える動物図柄(31)を有し、包装材(10)が、吸収性物品(1)を内包しつつ、所定方向に沿う折り部(21)にて折り畳まれた状態において、折り部(21)に動物図柄(31)の少なくとも一部が位置し、かつ、所定方向が動物図柄(31)の上下方向に揃っていること。【選択図】図3

Description

本発明は、吸収性物品包装体、及び、吸収性物品のパッケージに関する。
吸収性物品包装体として、特許文献1には、生理用ナプキン本体が包装シートの上面に重ねて接着された状態で、包装シートをナプキン本体と一緒に3つに折り畳んだ包装生理用ナプキンが開示されている。特許文献1の包装生理用ナプキンでは、バックシートに絵柄が設けられている。
特開2005−185858号公報
生理用ナプキン、パンティライナー、又は吸収パッドである吸収性物品の包装体は、一般に、パッケージに複数個ずつ内包された状態で流通する。一方、家庭では、吸収性物品包装体はパッケージから取り出された状態で保管されることが多い。ただし、吸収性物品は、昼用、夜用等の用途に応じて使い分けられたり、母と娘で使用する製品が異なっていたりと、複数種類の吸収性物品包装体が混在した状態で保管される。そのため、特許文献1のナプキンのように絵柄が設けられていることで、複数種類の製品から所望の製品を選択できる。
しかし、特許文献1のナプキンに設けられた絵柄は、吸収体が吸収した経血のシミをカムフラージュすることを目的としている。そのため、例示されている絵柄は、比較的大柄の葉や蔓性草花であったり、細かい格子模様であったり、星形等の比較的小さい絵柄が多数散りばめられたものであった。これらの絵柄は方向性を有さない。そのため、吸収性物品包装体が平らに置かれた状態で上に積み重ねられて(平積みされて)保管されてしまうことがある。そうすると、下の方から所望の製品を取り出しにくく、また、下の方の製品が長期間使用されず、上に重ねられた製品の重みにより吸収性物品の厚みが低下し、着け心地や吸収性能が低下するおそれがあった。
そこで、本発明は、吸収性物品包装体を立てて保管するようにユーザーを誘導する吸収性物品包装体、及び、吸収性物品のパッケージの提供を目的とする。
上記目的を達成するための主たる発明は、生理用ナプキン、パンティライナー、又は吸収パッドである吸収性物品と、前記吸収性物品を包装する包装材と、を有する吸収性物品包装体であって、前記吸収性物品包装体は、当該吸収性物品包装体の外部から視認可能であって、上下方向を備える動物図柄を有し、前記包装材が、前記吸収性物品を内包しつつ、所定方向に沿う折り部にて折り畳まれた状態において、前記折り部に前記動物図柄の少なくとも一部が位置し、かつ、前記所定方向が前記動物図柄の前記上下方向に揃っていることを特徴とする吸収性物品包装体である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、吸収性物品包装体を立てて保管するようにユーザーを誘導する吸収性物品包装体、及び、吸収性物品のパッケージの提供できる。
生理用ナプキン1を肌側から見た平面図である。 包装材10の外側面102を説明する平面図である。 図3Aは吸収性物品包装体20の平面図であり、図3Bは吸収性物品包装体20の折り部21の説明図である。 吸収性物品包装体20を開封して展開し、ナプキン1の肌側から見た状態の図である。 図5A及び図5Bは吸収性物品包装体の折り畳み方法の説明図である。 家庭での個包装体20の保管方法の一例を示す図である。 個包装体20のパッケージ40の概略斜視図である。 図8A及び図8Bはパッケージ40内での個包装体20の状態を説明する図である。 パッケージ40の正面40Aを示す図である。 図10A及び図10Bはパッケージ40の変形例の説明図である。 図11Aから図11Dは個包装体20の変形例の説明図である。 包装材10の動物図柄31の変形例の説明図である。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
生理用ナプキン、パンティライナー、又は吸収パッドである吸収性物品と、前記吸収性物品を包装する包装材と、を有する吸収性物品包装体であって、前記吸収性物品包装体は、当該吸収性物品包装体の外部から視認可能であって、上下方向を備える動物図柄を有し、前記包装材が、前記吸収性物品を内包しつつ、所定方向に沿う折り部にて折り畳まれた状態において、前記折り部に前記動物図柄の少なくとも一部が位置し、かつ、前記所定方向が前記動物図柄の前記上下方向に揃っていること。
このような吸収性物品包装体によれば、保管時に、吸収性物品包装体を平らに配置して重ねてしまうと、折り部の動物図柄が寝てしまうので、ユーザーが吸収性物品包装体を立てて保管するように誘導できる。
かかる吸収性物品包装体であって、折り畳まれた状態における前記吸収性物品包装体の厚みは、前記吸収性物品包装体を開封して展開した状態における前記動物図柄の幅方向の長さの1/2以上であること。
このような吸収性物品包装体によれば、折り部に、幅方向に欠けていない又は幅方向に欠けた部位の小さい動物図柄が位置しやすく、折り部の動物図柄及びその上下方向がユーザーに認識されやすい。よって、ユーザーが吸収性物品包装体を立てて保管するように誘導できる。
かかる吸収性物品包装体であって、折り畳まれた状態における前記吸収性物品包装体の厚みは、前記吸収性物品包装体を開封して展開した状態における前記動物図柄の幅方向の長さ以上であること。
このような吸収性物品包装体によれば、折り部に、幅方向に欠けていない又は幅方向に欠けた部位の小さい動物図柄が位置しやすく、折り部の動物図柄及びその上下方向がユーザーに認識されやすい。よって、ユーザーが吸収性物品包装体を立てて保管するように誘導できる。
かかる吸収性物品包装体であって、前記吸収性物品包装体は、前記吸収性物品包装体を開封して展開した状態において、前記動物図柄が配置されている配置領域と、前記動物図柄が配置されていない非配置領域とを、前記動物図柄の幅方向に交互に有し、折り畳まれた状態における前記吸収性物品包装体の厚みは、前記吸収性物品包装体を開封して展開した状態における前記非配置領域の幅よりも大きいことを特徴とする吸収性物品包装体。
このような吸収性物品包装体によれば、折り部に、動物図柄の少なくとも一部が位置するため、折り部の動物図柄及びその上下方向がユーザーに認識されやすい。よって、ユーザーが吸収性物品包装体を立てて保管するように誘導できる。
かかる吸収性物品包装体であって、前記吸収性物品包装体を開封して展開した状態において、前記吸収性物品包装体が有する複数の動物図柄は、前記動物図柄の幅方向及び上下方向に並んで配置されており、かつ、前記上下方向に隣り合う前記動物図柄は、前記幅方向にずれて配置されるとともに、前記幅方向に重なり部分を有することを特徴とする吸収性物品包装体。
このような吸収性物品包装体によれば、折り部に、動物図柄の少なくとも一部が位置するため、折り部の動物図柄及びその上下方向がユーザーに認識されやすい。よって、ユーザーが吸収性物品包装体を立てて保管するように誘導できる。
かかる吸収性物品包装体を複数内包する吸収性物品のパッケージであって、前記吸収性物品包装体の前記折り部は、第1折り部と、前記第1折り部の反対側の第2折り部とを有し、前記第1折り部では、前記配置領域の方が前記非配置領域よりも大きく、前記第2折り部では、前記非配置領域の方が前記配置領域よりも大きく、複数の前記吸収性物品包装体がその厚み方向に並んだ状態で内包されており、複数の前記吸収性物品包装体それぞれの前記第1折り部が同じ側に位置していることを特徴とする吸収性物品のパッケージ。
このような吸収性物品包装体によれば、ユーザーは、例えばパッケージから複数の吸収性物品包装体を取り出した際に、厚み方向に並んだ複数の吸収性物品包装体の束において、動物図柄がより多く配置されている面(第1折り部側の面)と、動物図柄があまり配置されていない面(第2折り部側の面)とを見ることになる。そのため、ユーザーは、無意識のうちに、動物図柄を基準にして、個包装体を立てて保管しやすくなる。
かかる吸収性物品のパッケージであって、前記吸収性物品包装体の開封端はテープによって止着されており、前記テープは、前記第1折り部よりも前記第2折り部の近くに配置されていることを特徴とする吸収性物品のパッケージ。
このような吸収性物品のパッケージによれば、ユーザーが保管場所から吸収性物品包装体を取り出した際に、吸収性物品包装体におけるテープの位置が一定になりやすく、スムーズに開封できる。
かかる吸収性物品包装体を複数内包する吸収性物品のパッケージであって、複数の前記吸収性物品包装体がその厚み方向に並んだ状態で内包されており、前記吸収性物品包装体が前記パッケージに内包されている状態において、前記折り部に位置する前記動物図柄の上下方向が、前記パッケージの上下方向に揃っていることを特徴とする吸収性物品のパッケージ。
このような吸収性物品のパッケージによれば、例えばパッケージの開封時に、折り部の動物図柄の上下方向がパッケージの上下方向に揃っている状態を見たユーザーの潜在意識には、折り部の動物図柄及びその上下方向が刷り込まれる。よって、ユーザーは、折り部の動物図柄を基準にして、吸収性物品包装体を立てて保管しやすくなる。
かかる吸収性物品のパッケージであって、前記パッケージは、当該パッケージの外部から前記吸収性物品包装体の前記折り部の少なくとも一部を視認可能な窓部を有し、前記窓部から視認される前記折り部の前記動物図柄の上下方向が、前記パッケージの上下方向に揃っていることを特徴とする吸収性物品のパッケージである。
このような吸収性物品のパッケージによれば、窓部から吸収性物品包装体を見たユーザーは、パッケージ内での吸収性物品包装体の状態と同じに、吸収性物品包装体を立てて保管しやすくなる。
かかる吸収性物品のパッケージであって、前記パッケージの上下方向における前記窓部の最大長さは、前記吸収性物品包装体を開封して展開した状態における前記動物図柄の上下方向の長さ以上であることを特徴とする吸収性物品のパッケージ。
このような吸収性物品のパッケージによれば、上下方向に欠けていない又は欠けた部位の小さい折り部の動物図柄が窓部から視認されやすく、ユーザーの潜在意識には、折り部の動物図柄が立っている状態が刷り込まれる。よって、パッケージ内での吸収性物品包装体の状態と同じに、吸収性物品包装体を立てて保管しやすくなる。
かかる吸収性物品のパッケージであって、前記吸収性物品包装体の前記動物図柄は、前記動物図柄の上下方向に間隔を空けて配置されるとともに、前記動物図柄の幅方向に重複して配置された第1動物図柄及び第2動物図柄を有し、前記第1動物図柄は、前記第2動物図柄よりも上側に配置されており、前記パッケージの上下方向における前記窓部の最大長さは、前記吸収性物品包装体を開封して展開した状態において前記動物図柄の上下方向における前記第1動物図柄の上端から前記第2動物図柄の上端までの長さ以上であることを特徴とする吸収性物品のパッケージ。
このような吸収性物品のパッケージによれば、窓部に対向する吸収性物品包装体の折り部の部位に動物図柄が位置しやすく、窓部から折り部の動物図柄を視認したユーザーの潜在意識には、折り部の動物図柄が立っている状態が刷り込まれる。よって、パッケージ内での吸収性物品包装体の状態と同じに、吸収性物品包装体を立てて保管しやすくなる。
かかる吸収性物品のパッケージであって、前記厚み方向に隣り合う前記吸収性物品包装体それぞれの前記折り部に位置する前記動物図柄の少なくとも一部は、前記パッケージの前記窓部から視認可能であって、前記動物図柄の上下方向にずれて配置されていることを特徴とする吸収性物品のパッケージ。
このような吸収性物品のパッケージによれば、折り部の動物図柄がユーザーに認識されやすく、窓部から折り部の動物図柄を視認したユーザーの潜在意識には、折り部の動物図柄が立っている状態が刷り込まれる。よって、パッケージ内での吸収性物品包装体の状態と同じに、吸収性物品包装体を立てて保管しやすくなる。
かかる吸収性物品のパッケージであって、前記パッケージは、当該パッケージの外部から視認可能であって、前記吸収性物品包装体の前記動物図柄と同じ種類であり、かつ、同一系統の色を備える動物図柄を有し、前記パッケージの前記動物図柄の上下方向が、前記パッケージの上下方向に揃っていることを特徴とする吸収性物品のパッケージ。
このような吸収性物品包装体によれば、パッケージの動物図柄の上下方向がパッケージの上下方向に揃っている状態を見たユーザーの潜在意識には、パッケージの動物図柄及びその上下方向が刷り込まれる。よって、ユーザーは、パッケージの動物図柄に類似した吸収性物品包装体の動物図柄を基準にして、吸収性物品包装体を立てて保管しやすくなる。
===実施形態===
本発明に係る吸収性物品包装体は、生理用ナプキン、パンティライナー(おりものシート)、又は吸収パッドである吸収性物品と、吸収性物品を包装する包装材とを有する。以下の実施形態では、吸収性物品を生理用ナプキンとして説明する。
<<生理用ナプキン1の基本構成>>
図1は、生理用ナプキン1(以下「ナプキン」ともいう)を肌側から見た平面図である。ナプキン1は、互いに直交する前後方向(長手方向)と短手方向と厚さ方向を有する。前後方向において着用者の腹側となる側が前側であり、着用者の背側となる側が後側である。厚さ方向において着用者に当接する側が肌側であり、その反対側が非肌側である。
ナプキン1は、排泄液を吸収する吸収体2と、吸収体2よりも肌側に配置された液透過性のトップシート3と、吸収体2よりも非肌側に配置された液不透過性のバックシート4を有する。吸収体2としては、パルプ繊維等の液体吸収性繊維に高吸収性ポリマー(所謂SAP)を含有させたものを所定の形状に成形したものを例示できる。
また、ナプキン1は、前後方向の略中央部(詳しくは着用者の排泄口に当接する排泄口当接部)において、短手方向の外側に延出した一対のウィング部5を有する。図1に示すように、前後方向においてウィング部5が位置するナプキン1の領域を中央領域1Bとし、中央領域1Bよりも前側のナプキン1の領域を前方領域1Aとし、中央領域1Bよりも後側のナプキン1の領域を後方領域1Cとする。
また、ナプキン1は、吸収体2とトップシート3とのうちの少なくとも一方が、その厚さ方向に窪んだ圧縮凹部7を有している。本実施形態では、トップシート3の肌側面からトップシート3及び吸収体2が厚さ方向に圧縮され、トップシート3及び吸収体2が接合一体化されている。圧縮凹部7によって、吸収体2の型崩れを防止でき、吸収体2の液拡散性を向上させることができる。
また、圧縮凹部7は、吸収体2の外周縁部において、多数の点状圧縮部8が間隔を空けて線状に並ぶことにより構成されており、全体として前後方向に長い略環状を成している。さらに、本実施形態の圧縮凹部7は動物の形状(図1では猫)を成している。つまり、本実施形態のナプキン1には、圧縮凹部7によって、ナプキン1の肌側から視認可能な「動物図柄32」が形成されている。具体的には、ナプキン1の前方領域1Aに猫の頭部321、中央領域1Bに猫の胴部、後方領域1Cに猫の脚部及び尻尾を表している。ナプキンの表面は一般に白いが、圧縮凹部7によれば、3次元的な陰影又は吸収性繊維の粗密で動物図柄32を表現できる。よって、インク等を使用せずに又は使用量を減らして動物図柄32を表現できる。ただし、圧縮凹部7はナプキン1の肌側から視認可能であればよく、例えば、吸収体2のみが圧縮されて動物図柄が形成されていてもよい。また、トップシート3のみにエンボス加工を施すことで動物図柄を設けてもよい。また、バックシート4側から圧縮されていてもよい。
また、後述するナプキン1の折り位置FL2(図5A参照)において、吸収体2を幅方向に3等分し、左側領域、中央領域、右側領域に分けた場合の、いずれかの領域において、長手方向に延びた一対の圧縮部324,325が設けられているとよい。本実施形態では、ナプキン1の後方領域1Cであり、吸収体2の右側領域に、長手方向に延びた一対の圧縮部324,325が設けられている。この一対の圧縮部324,325によって、猫の尻尾が表されている。
このように、幅方向の狭い吸収体2の領域に、一対の圧縮部324,325が設けられていることで、吸収体2の剛性が高まり、吸収体2のよれや崩れを抑制できる。特に、着用者の臀部に当接するナプキン1の後方領域1Cは、臀部の動きによって吸収体2がよれやすいが、ナプキン1の使用後も、一対の圧縮部324,325による猫の尻尾部分の形状が維持されやすい。ナプキン1の使用後に、猫の尻尾部分の形状が維持されることで、猫全体の図柄も視認されやすくなる。ただし、ナプキン1は動物図柄を有していなくてもよい。
なお、圧縮凹部7では、周囲に比べて吸収体2の厚みが薄く、密度が高くなっている。これらの比較は周知の方法で行うとよい。吸収体2の厚みの比較としては、ミツトヨ(株)製のダイアルシックネスゲージID−C1012C又はそれと同等のものを使用し、対象部位を加圧して測定した値を取得して比較する方法や、目視で比較する方法を例示できる。吸収体2の密度の比較としては、ナプキン1から対象部位をサンプルとして切り出し、サンプルの質量及び面積を測定し、サンプルの質量を面積で除することで得られた単位面積当たりの質量(g/m2)を、上記の方法で取得した厚み(m)で除することで得られた値(g/m3)を比較する方法を例示できる。
また、図1に示すナプキン1の構成は一例であり、これに限定されない。例えば、ウィング部を有さないナプキンでもよい。その場合、ナプキンの前端から、ナプキン1の前後方向における全長の1/3の長さまでの領域を前方領域とする。また、例えば、トップシートの短手方向の両側部から短手方向の外側に延出する一対のサイドシートを有し、サイドシート及びバックシートによってウィング部を構成するナプキン等であってもよい。
<<包装材10について>>
図2は、包装材10の外側面102を説明する平面図である。包装材10は、長方形状であるシート状の部材であり、長手方向及び短手方向を有するとともに、内側面101、及び、内側面101の反対面である外側面102を有する。包装材10の内側面101は、ナプキン1を包装する際に内側になる面である。包装材10の外側面102は、ナプキン1を包装材10で包装した吸収性物品包装体20(後述の図3A参照)の外部から視認される面である。
包装材10の長手方向における一方側の端部には、包装材10の開封端10aを止着するテープ11が設けられている。テープ11は、その一部が包装材10の長手方向の外側に延出するように、包装材10の外側面102に接着剤等で固定されている。
また、包装材10は、内側面101側から視認可能である複数の動物図柄30と、外側面102側から視認可能である複数の動物図柄31とを有する。本実施形態では、内側面101に印刷された動物図柄30が外側面102側に透けて視認されるものとする。よって、外側面102側から視認される動物図柄31は、内側面101側から視認される動物図柄30が反転した図柄となっている。
本実施形態の動物図柄30,31は、猫であり、猫の頭部(図2の311)と胴体(312)と尻尾(313)と猫の首に付けられたリボン(314)を有する。よって、動物図柄30,31は互いに直交する上下方向及び幅方向を有する。上下方向において、猫の頭部(311)側が上側であり、猫の尻尾(313)側が下側である。
また、動物図柄30,31は、その上下方向が包装材10の短手方向に揃い、その幅方向が包装材10の長手方向に揃うように配置されている。また、全ての動物図柄30,31が同じ向きに配置されている。
また、複数の動物図柄30,31は包装材10の長手方向及び短手方向に間隔を空けて並んで配置されるとともに、包装材10の短手方向に隣り合う動物図柄30,31は、包装材10の長手方向にずれて配置されている。つまり、複数の動物図柄30,31は千鳥状に配置されている。
包装材10の地色は白色であっても有色であってもよい。本実施形態では、ピンク色の印刷を白色のシートに施して包装材10とした。また、動物図柄30,31における猫の部位(311〜313)を黒色とし、猫のシルエットを表すものとする。また、猫に付けられたリボン(314)は包装材10のピンク色よりも濃いピンク色とする。
また、図示しないが、包装材10は、動物図柄30,31とは別の図柄や、商品名やサイズ等を示す文字を有していてもよい。また、包装材10の地色は1色で構成されるに限らず、例えば淡いピンク色と濃いピンク色の縞模様で構成されていてもよい。
なお、包装材10の外側面102に動物図柄が印刷されていてもよいし、包装材10は、その内側面101側から視認可能な動物図柄30を有していなくてもよい。また、各面101,102に個別に動物図柄30,31が印刷されてもよい。また、包装材10が有する動物図柄30,31は印刷によって形成するに限らず、例えば、エンボスパターンによって形成してもよい。
<<吸収性物品包装体(個包装体)20について>>
図3Aは、吸収性物品包装体20の平面図であり、図3Bは、吸収性物品包装体20の折り部21の説明図である。図4は、吸収性物品包装体20を開封して展開し、ナプキン1の肌側から見た状態の図である。図5A及び図5Bは、吸収性物品包装体20の折り畳み方法の説明図である。
吸収性物品包装体20は、包装材10がナプキン1を個別に内包しつつ折り畳まれたものである(以下「個包装体」ともいう)。個包装体20は、図3A及び図3Bに示すように、互いに直交する横方向、縦方向、及び、厚み方向を有する。
個包装体20を開封して展開した状態(図4)では、包装材10の内側面101上に、ナプキン1がその肌側面を上にして配置されている。また、包装材10の長手方向がナプキン1の前後方向に沿い、かつ、包装材10の短手方向がナプキン1の短手方向に沿っている。
本実施形態の個包装体20では、包装材10が、ナプキン1と共にナプキン1の肌側面を内側にし、短手方向に沿う2つの折り位置FL1,FL2にて折り畳まれているものとする。折り位置FL1に沿う方向(所定方向)、すなわち包装材10の短手方向が個包装体20の横方向に対応し、包装材10の長手方向が個包装体20の縦方向に対応している。
ナプキン1は厚みを有するため、個包装体20は包装材10の折り位置FL1,FL2にて厚み(W4)を有する。厚み(W4)を有する個包装体20の面であり、個包装体20をその縦方向に見た場合に見える側面を「折り部21」という。個包装体20の縦方向の一方側に位置する折り部21を「第1折り部211」といい、その反対側に位置する折り部21を「第2折り部212」という。詳しくは、ナプキン1の前後方向における前側の折り位置FL1(図5B)での折り部21が「第1折り部211」であり、後側の折り位置FL2(図5A)での折り部21が「第2折り部212」である。
なお、折り位置の数は2つに限らず、1つでも3つ以上であってもよい。また、個包装体20は、包装材10の短手方向に沿う折り位置だけでなく、包装材10の長手方向に沿う折り位置にて折り畳まれていてもよい。また、単体で折り畳まれたナプキン1を、包装材10が内包しつつ、包装材10の短手方向に沿う折り位置で折り畳まれていてもよい。
個包装体20では、図3A及び図3Bに示すように、包装材10の幅方向の両側端部13が接合されている。接合方法は、例えば、ヒートシール、超音波シール、接着剤、これらの組み合わせ等、周知の接合方法を例示できる。また、テープ11が包装材10の外側面102に固定され、包装材10の開封端10aはテープ11によって止着されている。
テープ11が把持されて、ナプキン1の前側の折り位置FL1での折りが展開されると、図5Bの状態になる。この時、ナプキン1のウィング部5は幅方向の内側に折り返されており、ウィング部5の上面の粘着部5A(図5A参照)は剥離シート12で覆われている。ちなみに、ウィング部5は、ナプキン1の着用時において、着用者の下着の非肌側面側に折り返され、粘着部5Aによって下着の非肌側面に固定される。さらに、ナプキン1の後側の折り位置FL2での折りが展開されると、図5Aの状態となる。
<個包装体20(吸収性物品包装体)の動物図柄31>
図6は、家庭での個包装体20の保管方法の一例を示す図であり、個包装体20を保管するカゴ50を鉛直方向の上側から見た図である。個包装体20は、後述するパッケージ40(図9参照)に複数個ずつ内包された状態で流通する。パッケージ40を購入したユーザーは、パッケージ40から個包装体20を取り出した状態で保管することが多い。また、ナプキンは、昼用、夜用等の用途に応じて使い分けられたり、母と娘で使用する製品が異なっていたりと、図6に示すように複数種類のナプキンの個包装体20,51,52が混在した状態で保管される。
ただし、個包装体20,51,52が平らに置かれた状態で上に積み重ねられてしまう
と(平積みされてしまうと)、下の方から所望の製品を取り出しにくくなるという問題があった。また、下の方の製品が長期間使用されず、上に重ねられた製品の重みによりナプキンの厚みが低下し、着け心地や吸収性能が低下するおそれがあった。
これに対して、本実施形態の個包装体20は、個包装体20の外部から視認可能であって、上下方向を備える動物図柄31を有する。本実施形態では、包装材10に、その外側面102側から視認可能な動物図柄31が設けられており、動物図柄31の上下方向は包装材10の短手方向に揃っている。
そして、包装材10が、ナプキン1を内包しつつ、包装材10の短手方向(所定方向)に沿う折り部21にて折り畳まれた個包装体20の状態(図3B)において、折り部21に包装材10の動物図柄31の少なくとも一部が位置し、かつ、折り部21の延びる方向に動物図柄31の上下方向が揃っている。
そのため、本実施形態の個包装体20を平らに配置してしまうと、折り部21の動物図柄31が横に倒れて寝てしまう。よって、ユーザーは、無意識のうちに、折り部21の動物図柄31の上下方向が鉛直方向に揃うように個包装体20を配置したり、図6に示すように、折り部21の動物図柄31が鉛直方向の上側に向くように個包装体20を配置したりしやすくなる。つまり、個包装体20が立てて保管されるようにユーザーを誘導できる。換言すると、複数の個包装体20がその厚み方向に並んだ個包装体20の束が、鉛直方向ではなく、水平方向に延びるように保管される。そのため、個包装体20が平積みされたときの問題(個包装体20の取り出しにくさや個包装体20の厚みの低下)が生じない。
さらに、ユーザーは、潜在的に個包装体20の配置の向きの基準としていた動物図柄31が視認されるように、個包装体20を配置して保管しやすい。そのため、図6に示すように、複数種類の個包装体20,51,52の中から、動物図柄31を有する本実施形態の個包装体20を選択でき、容易に取り出せる。
動物図柄31の代わりに、「矢印」や「上」といった文字等を個包装体20の折り部21に設けた場合にも、ユーザーが個包装体20を立てて保管するように誘導できる。しかし、上記のような、方向を示す直接的な表現である場合、個包装体20の方向を確認して配置しなければならにというプレッシャーをユーザーに与えてしまう。これに対して、本実施形態では、個包装体20の動物図柄31の上下方向に基づいて、個包装体20の配置の向きをユーザーに示唆するだけであり、ユーザーにプレッシャーを与えてしまうことを抑制できる。
なお、個包装体20の折り部21の動物図柄31は、それらを見たユーザーが動物の上下方向を分かる図柄であればよい。例えば、猫に限らず、クマやウサギ等の別の動物であってもよい。また、動物のシルエットに限らず、表情(目口鼻等)が描かれた図柄であってもよい。また、頭と胴体を有するに限らず、頭だけの図柄(例えば後述の図11A参照)であってもよい。
次に、包装材10の動物図柄31の大きさについて説明する。本実施形態では、包装材10が有する全ての動物図柄31の大きさは同じとする。ただし、包装材10が有する動物図柄31の大きさが異なる場合には、折り部21に位置する動物図柄31の大きさが以下の大きさであると好ましい。
まず、折り畳まれた状態における個包装体20の厚みW2(図3B参照)は、個包装体20を開封して展開した状態における動物図柄31の幅方向の長さW1(図2参照)の1/2以上であることが好ましい(W3≧W1/2)。より好ましくは、折り畳まれた状態における個包装体20の厚みW3は、個包装体20を開封して展開した状態における動物図柄31の幅方向の長さW1以上であることが好ましい(W3≧W1)。
そうすることで、個包装体20の折り部21に、幅方向に欠けていない動物図柄31や幅方向に欠けた部位の小さい動物図柄31が配置される。よって、折り部21の動物図柄31及びその上下方向が、ユーザーに認識されやすく、折り部21の動物図柄31に基づき、ユーザーが個包装体20を立てて保管するように誘導できる。
折り畳まれている状態における個包装体20の厚みW2の測定は周知の方法で行うとよい。例えば、ミツトヨ(株)製のダイアルシックネスゲージID−C1012C又はそれと同等のものを使用し、接触子の面積を20cm2、接触圧を3gf/cm2(294N/m2)に設定して測定することができる。
また、図2に示すように、個包装体20は、開封して展開した状態において、動物図柄31が配置されている配置領域A1と、動物図柄31が配置されていない非配置領域A2とを、動物図柄31の幅方向に交互に有している。そこで、折り畳まれた状態における個包装体20の厚みW2は、個包装体20を開封して展開した状態における非配置領域A2の幅W4よりも大きいことが好ましい(W2>W4)。
そうすることで、個包装体20の折り部21に、動物図柄31の配置領域A1の少なくとも一部が位置する。よって、折り部21の動物図柄31及びその上下方向が、ユーザーに認識されやすく、折り部21の動物図柄31に基づき、ユーザーが個包装体20を立てて保管するように誘導できる。
なお、本実施形態では、配置領域A1と非配置領域A2の幅は全て一定であるとする。ただし、一定でない場合には、個包装体20の厚みW2は、最小の非配置領域A2の幅W4よりも大きければよく、より好ましくは最大の非配置領域A2の幅W4よりも大きいとよい。
<<個包装体20のパッケージ40について>>
図7は、個包装体20のパッケージ40の概略斜視図である。図8A及び図8Bは、パッケージ40内での個包装体20の状態を説明する図である。図8Aはパッケージ40の正面40A側から見た図であり、図8Bはパッケージ40の裏面40D側から見た図である。図9は、パッケージ40の正面40Aを示す図である。
個包装体20は、複数個ずつパッケージ40(袋体)に内包された状態で流通する。本実施形態のパッケージ40は、略直方体形状であり、正面40Aと、正面40Aに対向する裏面40Dと、互いに対向する一対の側面40Bと、互いに対向する上面40C及び下面を有する。また、パッケージ40は、互いに直交する横方向と上下方向と奥行方向を有する。パッケージ40が有する面のうち、最も大きい商品名42(図9参照)が設けられた面を正面40Aとする。そして、正面40Aに設けられた商品名42の上下方向をパッケージ40の上下方向とする。なお、パッケージ40の形状は、図7に示すものに限定されず、例えば、筒状の包装材の上下を封じた袋形状のものであってもよい。
パッケージ40では、複数の個包装体20がその厚み方向に並んだ状態で内包されている。個包装体20が並んだ方向(厚み方向)がパッケージ40の横方向に揃い、個包装体20の横方向(折り部21が延びる方向)がパッケージ40の上下方向に揃い、個包装体20の縦方向がパッケージ40の奥行方向に揃っている。よって、個包装体20の平面(例えば図3Aに示す面)がパッケージ40の側面40Bに対向している。また、個包装体20の第1折り部211がパッケージ40の正面40Aに対向し、個包装体20の第2折り部212がパッケージ40の裏面40Dに対向している。
本実施形態の個包装体20(図3B)では、折り部21に、個包装体20の外部から視認可能な動物図柄31の少なくとも一部が位置し、折り部21の延びる方向に動物図柄31の上下方向が揃っている。そのため、上記のように、個包装体20の折り部21が延びる方向がパッケージ40の上下方向に揃っている場合、個包装体20の折り部21に位置する動物図柄31の上下方向が、パッケージ40の上下方向に揃うことになる。すなわち折り部21の動物図柄31の上下方向がパッケージ40の上下方向に沿って略平行であり、動物図柄31の上側がパッケージ40の上側と一致している。
さらに、本実施形態のパッケージ40は、その正面40Aに、透明性を備えた窓部41を有する。また、パッケージ40内において、個包装体20は、第1折り部211がパッケージ40の正面40Aの窓部41に向くように配置されている。したがって、図9に示すように、パッケージ40の窓部41から、個包装体20の第1折り部211の少なくとも一部、及び、第1折り部211に位置する動物図柄31の少なくとも一部が視認可能となっている。そして、窓部41から視認される第1折り部211の動物図柄31の上下方向が、パッケージ40の上下方向に揃っている。
この場合、パッケージ40を見たユーザーは、個包装体20の折り部21の動物図柄31が横に倒れて寝ている状態ではなく、パッケージ40の上下方向に沿って立っている状態を視認することになる。そのため、パッケージ40を見たユーザーの潜在意識には、個包装体20及びその動物図柄31が立っている状態が刷り込まれる。よって、ユーザーは、パッケージ40から個包装体20を取り出して保管する際に、無意識のうちに、パッケージ40内での個包装体20の状態(図7A)と同じに、個包装体20を立てて配置しやすくなる。
次に、窓部41の大きさについて説明する。本実施形態では、包装材10が有する全ての動物図柄31の大きさを同じとするが、包装材10が有する動物図柄31の大きさが異なる場合には、折り部21に位置する動物図柄31に対して窓部41の大きさが以下であることが好ましい。
まず、図9に示すように、パッケージ40の上下方向における窓部41の最大長さL2は、個包装体20を開封して展開した状態における個包装体20の動物図柄31の上下方向の長さL1以上(図2参照)であることが好ましい(L2≧L1)。
そうすることで、上下方向に欠けていない個包装体20の動物図柄31や上下方向に欠けた部位の小さい動物図柄31が、パッケージ40の窓部41から視認される。そのため、パッケージ40を見たユーザーの潜在意識には、個包装体20の動物図柄31が立っている状態が刷り込まれる。よって、ユーザーは、個包装体20の保管時に、パッケージ40内での個包装体20の状態と同じに、個包装体20を立てて配置しやすくなる。
また、個包装体20を開封して展開した状態において、動物図柄31は、図2に示すように、動物図柄31の上下方向に間隔を空けて配置され、かつ、動物図柄31の幅方向が一致(重複)して配置された動物図柄31の列が、動物図柄30の幅方向に並んでいる。動物図柄31の列における、ある動物図柄(第1動物図柄)31aの上端から、その下の動物図柄(第2動物図柄)31bの上端までの上下方向の長さをL3とする。この長さL3は、個包装体20の折り部21に配置される、ある動物図柄31の上端から、その下の動物図柄31の上端までの上下方向の長さである。そこで、パッケージ40の上下方向における窓部41の最大長さL2は、この長さL3以上であることが好ましい(L2≧L3)。
そうすることで、窓部41に対向する個包装体20の折り部21の部位に、動物図柄31の少なくとも一部が配置され、また、複数の動物図柄31が上下方向に並んで配置されやすくなる。そのため、パッケージ40の窓部41から個包装体20の動物図柄31が視認され、パッケージ40を見たユーザーの潜在意識には、個包装体20の動物図柄31が立っている状態が刷り込まれる。よって、ユーザーは、個包装体20の保管時に、パッケージ40内での個包装体20の状態と同じに、個包装体20を立てて配置しやすくなる。
また、図9に示すように、パッケージ40の窓部41からは、複数の個包装体20がその厚み方向に並んでいる状態が視認される。そして、パッケージ40内において、個包装体20の厚み方向に隣り合う個包装体20それぞれの折り部21に位置する動物図柄31(31c,31d)の少なくとも一部は、動物図柄31の上下方向にずれて配置されていることが好ましい。
仮に、隣り合う個包装体20それぞれの動物図柄31の上下方向の位置が完全に一致してしまうと、動物図柄31の輪郭が分かりにくく、動物図柄31がユーザーに認識されにくくなってしまう。そこで、上記のように動物図柄31をずらすことで、パッケージ40を見たユーザーに、個包装体20の動物図柄31が認識されやすくなり、パッケージ40を見たユーザーの潜在意識には、個包装体20の動物図柄31が立っている状態が刷り込まれる。よって、ユーザーは、個包装体20の保管時に、パッケージ40内での個包装体20の状態と同じに、個包装体20を立てて配置しやすくなる。
また、前述のように、個包装体20は、開封して展開した状態(図2)において、動物図柄31が配置されている配置領域A1と、動物図柄31が配置されていない非配置領域A2とを有している。そして、個包装体20の第1折り部211(図8A)では、配置領域A1の方が非配置領域A2よりも大きく、個包装体20の第2折り部212(図8B)では、非配置領域A2の方が配置領域A1よりも大きくなっている。つまり、個包装体21の第1折り部211の方が第2折り部212に比べて、動物図柄31が視認されやすくなっている。
この場合、パッケージ40内において、複数の個包装体20が、その厚み方向に並ぶとともに、図8Aに示すように、複数の個包装体20それぞれの第1折り部211が同じ側に位置し、図8Bに示すように、複数の個包装体20それぞれの第2折り部212が同じ側に位置していることが好ましい。
そうすることで、ユーザーは、パッケージ40の開封時や、パッケージ40から複数の個包装体20をまとめて取り出した際に、動物図柄31が個包装体20に配置されている面(図8A)と、動物図柄31が個包装体20に殆ど配置されていない面(図8B)とを見ることになる。この場合、ユーザーは、無意識のうちに、動物図柄31を基準にして個包装体20の配置の向きを決めやすくなり、個包装体20を立てて保管しやすくなる。また、ユーザーは、動物図柄31が配置されている面(図8A)が視認されるように複数の個包装体20を配置して保管しやすくなる。そのため、複数種類の個包装体の中から、動物図柄31を有する本実施形態の個包装体20を選択でき、容易に取り出せる。
また、上記のように、複数の個包装体20それぞれの第1折り部211が同じ側に位置するように保管されやすい場合、図3Aに示すように、個包装体20の開封端10aを止着するテープ11は、個包装体20の縦方向において、第1折り部211よりも第2折り部212の近くに配置されていることが好ましい。
そうすることで、ユーザーが保管場所から個包装体20を取り出した際に、個包装体20におけるテープ11の位置がいつも同じになる。具体的には、ユーザーが一方の手で保管場所から個包装体20の第1折り部211を把持して取り出すと、把持した部分とは反対側の第2折り部212に近い位置に、テープ11が位置する。この場合、ユーザーは、他方の手でテープ11を把持して開封できる。このように、個包装体20を保管場所から取り出して、テープ11を開封する動作を一定にでき、スムーズに個包装体20を開封できる。
なお、配置領域A1と非配置領域A2の大きさの比較は、例えば、目視で比較したり、個包装体20の厚み方向における配置領域A1の長さ及び非配置領域A2の長さを、定規等を用いて測定して比較したりできる。また、図示しないが、パッケージ40の表面40Aだけでなく裏面40Dにも個包装体20を視認可能な窓部41を設けてもよい。そうすることで、ユーザーは、パッケージ40の外観から図8Aに示す面と図8Bに示す面を視認できる。
また、図9に示すように、パッケージ40は、その正面40Aに、パッケージ40の外部から視認可能な動物図柄35を有する。例えばパッケージ40の外表面に動物図柄35が印刷されている。この動物図柄35は、個包装体20が有する動物図柄35と同じ種類の動物であり、同一系統の色を備える。すなわち、パッケージ40の動物図柄35も、猫であり、猫の色が黒である。さらに、パッケージ40の動物図柄35は、個包装体20の動物図柄31と同様に、ピンク色のリボン351も有している。
このパッケージ40の動物図柄35の上下方向が、パッケージ40の上下方向に揃っていることが好ましい。すなわち動物図柄35の上下方向がパッケージ40の上下方向に沿って略平行であり、動物図柄35の上側がパッケージ40の上側と一致していることが好ましい。
パッケージ40の動物図柄35の上下方向とパッケージ40の上下方向とが揃っている状態を見たユーザーの潜在意識には、動物図柄35及びその上下方向が刷り込まれる。そのため、パッケージ40から個包装体20を取り出して保管する際に、パッケージ40の動物図柄35に類似した個包装体20の動物図柄31を見たユーザーは、個包装体20の動物図柄31の上下方向を潜在的に認知する。よって、ユーザーは、無意識のうちに、個包装体20の動物図柄31の上下方向を基準に個包装体20を配置しやすく、個包装体20を立てて配置しやすくなる。
なお、パッケージ40の動物図柄35が個包装体20の動物図柄31と同じ種類の動物であるとは、それら動物図柄35,31が、例えば、猫の図柄であればよく、同一形状又は相似形状であるものに限定されず、異なる形状であってもよい。また、同一系統の色を備えるとは、個包装体20の動物図柄31が備える色(例えば黒)との色差が12未満である色を、パッケージ40の動物図柄35も備えるものとする。
また、パッケージ40の外部から、パッケージ40の外表面の動物図柄35と、窓部41を介した個包装体20の動物図柄31の両方を視認可能とすることが好ましいが、何れか一方のみを視認可能としてもよい。つまり、パッケージ40の外表面の動物図柄35は有するが窓部41を有さない形態でもよいし、窓部41は有するがパッケージ40の外表面の動物図柄35を有さない形態でもよい。
また、パッケージ40の外表面の動物図柄35と、個包装体20の動物図柄31を視認可能にする窓部41とが、パッケージ40の異なる面に設けられていてもよいが、同じ面、特にパッケージ40の正面40Aに設けられているとよい。そうすることで、パッケージ40の動物図柄35及び個包装体20の動物図柄31が、ユーザーに着目されやすく、ユーザーの潜在意識により刷り込まれる。
また、本実施形態では、個包装体20の外部から視認可能な動物図柄31、及び、パッケージ40の動物図柄35が、黒色(猫の部位)とピンク色(リボンの部位)で構成される。このように動物図柄31,35が、黒色、及び、黒色と異なる色の有色を有することが好ましい。また、動物図柄31,35が反対色を有していてもよい。例えば、動物図柄が、緑系統の色と、その反対色となる赤系統の色で構成されているとよい。そうすることで、パッケージ40の動物図柄35、及び、個包装体20の動物図柄31が目立ち、動物図柄35,31がユーザーに認識されやすくなる。
なお、有色とは、無色透明及び白色以外の色とする。白色とは、例えば、マンセル表色系で「N9.5」と表される色や、RGB色空間で「255,255,255」と表される色(所謂真っ白)に加え、真っ白との色差が12未満である色も白色に含まれるものとする。
また、黒色と異なる色とは、例えば、黒色との色差が13以上の色とする。その他、色見本(例えば、日本工業規格JIS Z8102:2001の付表1)で示される色名が黒色ではない色であってもよい。
また、反対色とは、例えば、オストワルト色相環において、正反対の位置にある色同士(補色)や、ある色及びある色の正反対の位置の隣に位置する色同士とする。
<<変形例について>>
図10A及び図10Bは、パッケージ40の変形例の説明図である。パッケージ40が、個包装体20の動物図柄31と同じ種類の動物図柄35を有さず、かつ、窓部41を有していなくてもよい。その場合も、個包装体20がパッケージ40に内包されている状態において、個包装体20の動物図柄31が、パッケージ40の上下方向に揃っていることが好ましい。
例えば、パッケージ40から個包装体20を取り出すための切り取り線43aがパッケージ40の上面40C(図7参照)に設けられているとする。その場合、図10Aに示すように、パッケージ40から個包装体20を上に取り出したときに、ユーザーは、個包装体20の動物図柄31の上下方向がパッケージ40の上下方向に揃っている状態を視認できる。
また、例えば、切り取り線43bがパッケージ40の側面40Bに設けられているとする。その場合、図10Bに示すように、パッケージ40を開封した時に、ユーザーは、個包装体20の動物図柄31の上下方向がパッケージ40の上下方向に揃っている状態を視認できる。
これらの状態を見たユーザーの潜在意識には、個包装体20の動物図柄31及びその上下方向が刷り込まれる。そのため、パッケージ40から個包装体20を取り出して保管する際に、ユーザーは、無意識のうちに、個包装体20の動物図柄31の上下方向を基準に個包装体20を配置しやすく、個包装体20を立てて配置しやすくなる。ただし、パッケージ40において、個包装体20の動物図柄31の上下方向とパッケージ40の上下方向とが揃っていなくてもよい。
図11A及び図11Bは、個包装体20の変形例の説明図である。個包装体20の外部から視認可能な動物図柄31は、包装材10に設けられるに限らない。例えば、図11Aに示すように、ずれ止め用の粘着部9が塗布されているナプキン1のバックシート4に、動物図柄31が設けられていてもよい。また、例えば、図11Bに示すように、ナプキン1のずれ止め用の粘着部9を覆う剥離シート13に、動物図柄31が設けられていてもよい。
図12は、包装材10の動物図柄31の変形例の説明図である。図2に示す包装材10は、動物図柄31が配置されていない非配置領域A2を有しているが、これに限らない。例えば、図12に示すように、個包装体20(包装材10)を開封して展開した状態において、複数の動物図柄31は、動物図柄31の幅方向及び上下方向に並んで配置されており、かつ、上下方向に隣り合う動物図柄31e,31fは、幅方向にずれて配置されるとともに、幅方向に重なり部分A3を有するようにしてもよい。
この場合、包装材10は、動物図柄32の幅方向(図12では包装材10の長手方向)の全域にわたり、動物図柄32が配置され、非配置領域を有さない。そのため、パッケージ40の窓部41に対向する個包装体20の折り部21に、動物図柄31の少なくとも一部が配置され、窓部41から個包装体20の動物図柄31が視認される。よって、パッケージ40を見たユーザーの潜在意識には、個包装体20の動物図柄31が立っている状態が刷り込まれ、ユーザーは、個包装体20の保管時に、パッケージ40内での個包装体20の状態と同じに、個包装体20を立てて配置しやすくなる。
以上、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更・改良され得ると共に、本発明には、その等価物が含まれることは言うまでもない。
1 (生理用)ナプキン(吸収性物品)、
2 吸収体、3 トップシート、4 バックシート、5 ウィング部、
7 圧縮凹部(凹部)、8 点状圧縮部、9 粘着部
10 包装材、11 テープ、12 剥離シート、
13 剥離シート、14 粘着剤、
20 個包装体(吸収性物品包装体)、21 折り部、
211 第1折り部、212 第2折り部、
30〜35 動物図柄、
40 パッケージ、41 窓部、42 商品名、
A1 配置領域、A2 非配置領域、A3 重なり部分

Claims (13)

  1. 生理用ナプキン、パンティライナー、又は吸収パッドである吸収性物品と、
    前記吸収性物品を包装する包装材と、
    を有する吸収性物品包装体であって、
    前記吸収性物品包装体は、当該吸収性物品包装体の外部から視認可能であって、上下方向を備える動物図柄を有し、
    前記包装材が、前記吸収性物品を内包しつつ、所定方向に沿う折り部にて折り畳まれた状態において、前記折り部に前記動物図柄の少なくとも一部が位置し、かつ、前記所定方向が前記動物図柄の前記上下方向に揃っていることを特徴とする吸収性物品包装体。
  2. 請求項1に記載の吸収性物品包装体であって、
    折り畳まれた状態における前記吸収性物品包装体の厚みは、前記吸収性物品包装体を開封して展開した状態における前記動物図柄の幅方向の長さの1/2以上であることを特徴とする吸収性物品包装体。
  3. 請求項2に記載の吸収性物品包装体であって、
    折り畳まれた状態における前記吸収性物品包装体の厚みは、前記吸収性物品包装体を開封して展開した状態における前記動物図柄の幅方向の長さ以上であることを特徴とする吸収性物品包装体。
  4. 請求項1から3の何れか1項に記載の吸収性物品包装体であって、
    前記吸収性物品包装体は、前記吸収性物品包装体を開封して展開した状態において、前記動物図柄が配置されている配置領域と、前記動物図柄が配置されていない非配置領域とを、前記動物図柄の幅方向に交互に有し、
    折り畳まれた状態における前記吸収性物品包装体の厚みは、前記吸収性物品包装体を開封して展開した状態における前記非配置領域の幅よりも大きいことを特徴とする吸収性物品包装体。
  5. 請求項1から3の何れか1項に記載の吸収性物品包装体であって、
    前記吸収性物品包装体を開封して展開した状態において、
    前記吸収性物品包装体が有する複数の動物図柄は、前記動物図柄の幅方向及び上下方向に並んで配置されており、かつ、
    前記上下方向に隣り合う前記動物図柄は、前記幅方向にずれて配置されるとともに、前記幅方向に重なり部分を有することを特徴とする吸収性物品包装体。
  6. 請求項4に記載の吸収性物品包装体を複数内包する吸収性物品のパッケージであって、
    前記吸収性物品包装体の前記折り部は、第1折り部と、前記第1折り部の反対側の第2折り部とを有し、
    前記第1折り部では、前記配置領域の方が前記非配置領域よりも大きく、
    前記第2折り部では、前記非配置領域の方が前記配置領域よりも大きく、
    複数の前記吸収性物品包装体がその厚み方向に並んだ状態で内包されており、
    複数の前記吸収性物品包装体それぞれの前記第1折り部が同じ側に位置していることを特徴とする吸収性物品のパッケージ。
  7. 請求項6に記載の吸収性物品のパッケージであって、
    前記吸収性物品包装体の開封端はテープによって止着されており、
    前記テープは、前記第1折り部よりも前記第2折り部の近くに配置されていることを特徴とする吸収性物品のパッケージ。
  8. 請求項1から5の何れか1項に記載の吸収性物品包装体を複数内包する吸収性物品のパッケージであって、
    複数の前記吸収性物品包装体がその厚み方向に並んだ状態で内包されており、
    前記吸収性物品包装体が前記パッケージに内包されている状態において、前記折り部に位置する前記動物図柄の上下方向が、前記パッケージの上下方向に揃っていることを特徴とする吸収性物品のパッケージ。
  9. 請求項8に記載の吸収性物品のパッケージであって、
    前記パッケージは、当該パッケージの外部から前記吸収性物品包装体の前記折り部の少なくとも一部を視認可能な窓部を有し、
    前記窓部から視認される前記折り部の前記動物図柄の上下方向が、前記パッケージの上下方向に揃っていることを特徴とする吸収性物品のパッケージ。
  10. 請求項9に記載の吸収性物品のパッケージであって、
    前記パッケージの上下方向における前記窓部の最大長さは、前記吸収性物品包装体を開封して展開した状態における前記動物図柄の上下方向の長さ以上であることを特徴とする吸収性物品のパッケージ。
  11. 請求項10に記載の吸収性物品のパッケージであって、
    前記吸収性物品包装体の前記動物図柄は、前記動物図柄の上下方向に間隔を空けて配置されるとともに、前記動物図柄の幅方向に重複して配置された第1動物図柄及び第2動物図柄を有し、
    前記第1動物図柄は、前記第2動物図柄よりも上側に配置されており、
    前記パッケージの上下方向における前記窓部の最大長さは、前記吸収性物品包装体を開封して展開した状態において前記動物図柄の上下方向における前記第1動物図柄の上端から前記第2動物図柄の上端までの長さ以上であることを特徴とする吸収性物品のパッケージ。
  12. 請求項9から11の何れか1項に記載の吸収性物品のパッケージであって、
    前記厚み方向に隣り合う前記吸収性物品包装体それぞれの前記折り部に位置する前記動物図柄の少なくとも一部は、前記パッケージの前記窓部から視認可能であって、前記動物図柄の上下方向にずれて配置されていることを特徴とする吸収性物品のパッケージ。
  13. 請求項8から12の何れか1項に記載の吸収性物品のパッケージであって、
    前記パッケージは、当該パッケージの外部から視認可能であって、前記吸収性物品包装体の前記動物図柄と同じ種類であり、かつ、同一系統の色を備える動物図柄を有し、
    前記パッケージの前記動物図柄の上下方向が、前記パッケージの上下方向に揃っていることを特徴とする吸収性物品のパッケージ。
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