JP2018104003A - 段ボール箱及びボックスブランク - Google Patents

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Abstract

【課題】開封性が向上するとともに、開封後の美観のよい段ボール箱を提供する。【解決手段】段ボール箱30であって、少なくとも前壁32及び後壁に、前壁32及び後壁の高さ方向中央となる部分の裏ライナ側に断続的に形成された平行な上側切断線と下側切断線とによって囲まれて構成された引裂帯が備えられ、前壁32及び後壁に、前壁32及び後壁の幅方向中央において引裂帯を横断するように段ボールシートを貫通して形成された横断貫通線20と、横断貫通線20の両端近傍から、側壁33に向けて、段ボールシートを断続的に貫通して形成された左右一対の上側貫通線21及び下側貫通線22と、によって囲まれて構成される左右一対の開封案内帯23と、が備えられ、開封案内帯23は天壁31側に偏った位置に備えられている。【選択図】図3

Description

本発明は、表ライナと裏ライナとの間に波形に成形された中芯を挟んで構成される段ボールシートから構成され、天壁、前壁、底壁、後壁、及び、左右の側壁とを備えた段ボール箱等に関する。
特許文献1に示すように、缶やペットボトルのような容器入り飲料製品等の包装用箱として、表ライナと裏ライナとの間に波形に成形された中芯を挟んで構成される段ボールシートから構成されている段ボール箱が広く使用されている。
この段ボール箱は、天壁、前壁、底壁、後壁、及び、左右の側壁のうち、前壁、後壁及び各側壁のそれぞれに、前壁、後壁及び各側壁の高さ方向中央となる部分の裏ライナ側に断続的に形成された平行な上側切断線と下側切断線とによって囲まれて構成された引裂帯が備えられ、前壁及び後壁のそれぞれに、前壁及び後壁の幅方向中央において引裂帯における引き裂きの基端となるH字状の切込部が備えられている。
この段ボール箱は、メーカーから出荷、配送の際には包装用の箱として使用され、酒屋やスーパーマーケット等の店頭では、陳列ができるように段ボール箱をハーフカットしたトレー形式にすることが求められている。トレー形式にする際に、切込部に指先を入れ、両側に向けて引っ張ることによって引裂帯において段ボールシートが切り裂かれ、最終的に上下に分割、すなわち開封され、上側の部分は取り外され、下側の部分はそのまま容器入り飲料製品の陳列販売用のトレーとして使用される。
特開2012−229061号公報
しかし、従来の段ボール箱は、引裂帯が裏ライナ側が切断された切断線に囲まれて形成される構成であるため、開封時に引裂帯が途中で断絶してしまい安定かつ確実に開封できなかったり、また、開封されたとしても、陳列販売用のトレーを構成する側面の形状が悪い場合があった。
このような問題は、段ボールシートの薄型化をはかる場合に顕著に現れる虞があった。
本発明は、上述したような問題点を解決するためのものであり、開封性が向上するとともに、開封後の美観のよい段ボール箱及びボックスブランクを提供することを目的としている。
上述の目的を達成するための、本発明に係る段ボール箱の特徴構成は、表ライナと裏ライナとの間に波形に成形された中芯を挟んで構成される段ボールシートから構成され、天壁、前壁、底壁、後壁、及び、左右の側壁とを備えた段ボール箱であって、少なくとも前記前壁及び前記後壁に、前記前壁及び前記後壁の高さ方向中央となる部分の裏ライナ側に断続的に形成された平行な上側切断線と下側切断線とによって囲まれて構成された引裂帯が備えられ、前記前壁及び前記後壁に、前記前壁及び前記後壁の幅方向中央において前記引裂帯を横断するように前記段ボールシートを貫通して形成された横断貫通線と、前記横断貫通線の両端近傍から、前記側壁に向けて、前記段ボールシートを断続的に貫通して形成された左右一対の上側貫通線及び下側貫通線と、によって囲まれて構成される左右一対の開封案内帯と、が備えられ、前記開封案内帯は前記天壁側に偏った位置に備えられている点にある。
上述の構成によると、裏ライナ側が切断された切断線に囲まれて形成される引裂帯より広い幅となる位置に、段ボールシートを貫通する貫通線に囲まれて形成される開封案内帯を設けることによって、開封時に段ボールシートは当該貫通線の部分において確実に切断されるため、従来のように引裂帯が途中で断絶してしまう虞を低減できる、すなわち開封性を向上させることができるようになった。そして、開封案内帯は天壁側に偏った位置に備えられている、すなわち開封案内帯の指入性を確保しつつも、下側貫通線と下側切断線とを近づけることができるので、開封時に段ボールシートは下側貫通線から下側切断線へとなめらかに切断されるため、開封性が向上しながらも陳列販売用のトレーを構成する側面の形状の美観がよいものとなる。したがって、段ボールシートの薄型化をはかることができるようになった。
本発明においては、前記横断貫通線の長さは、30mm以上かつ50mm以下であると好適である。
横断貫通線の長さが短いと指先を挿し入れることが困難であるが、横断貫通線の長さが、30mm以上かつ50mm以下であれば、一般的な成人の指先を二本から三本を十分に挿し入れることができる。これにより、開封案内帯をしっかり掴むことができるようになった。なお、横断貫通線は40mm程度の長さを有することが好ましい。
本発明においては、前記上側貫通線及び前記下側貫通線は、前記上側切断線及び前記下側切断線と平行であると好適である。さらに、本発明においては、前記上側貫通線及び前記下側貫通線は、前記横断貫通線側の始端部から前記側壁側の終端部までの長さが、前記横断貫通線から前記側壁までの長さの1/3以上であると好適である。またさらに、本発明においては、前記上側貫通線及び前記下側貫通線は、前記横断貫通線側の始端部から前記側壁側の終端部までの長さが、前記横断貫通線から前記側壁までの長さの1/2以下であると好適である。
発明者らは、鋭意研究の結果、引裂帯のなめらかな引き裂きを可能とするためには、上側貫通線及び下側貫通線は、横断貫通線側の始端部から側壁側の終端部までの長さが、横断貫通線から側壁までの長さの1/3以上であると良いという知見を得た。
上側貫通線及び下側貫通線は、段ボールシートを貫通して形成されているため、長すぎると、段ボール箱の包装用の箱としての強度の低下の原因となる。発明者らは、鋭意研究の結果、上側貫通線及び下側貫通線は、横断貫通線側の始端部から側壁側の終端部までの長さが、横断貫通線から側壁までの長さの1/2以下であると、段ボール箱の包装用の箱としての強度を担保できる知見を得た。
該段ボール箱、ないし、該段ボール箱の元となるボックスブランクの搬送工程においては、吸着カップを用いて搬送することが行われている。上側貫通線及び下側貫通線は段ボールシートを貫通して形成されているため、該部分においては吸着カップによって吸着させることができない。上側貫通線及び下側貫通線を長くしすぎると、吸着カップによって吸着可能な部分を減らすことになってしまう。このような観点から上側貫通線及び下側貫通線は必要以上に長くせず上記範囲に収める。
本発明においては、前記下側貫通線は、前記下側切断線と平行であり、前記上側貫通線は、前記上側貫通線に対して10度以上20度以下の角度をなすように傾斜していると好適である。
段ボール箱を開封する作業は、通常、一般的な成人の胸の高さよりも低い位置において行われる。指先を横断貫通線に挿し入れて開封案内帯を摘んで、肩を回しながら肘を引くと、指先は斜め後方に引き上げられるような動きをする。上側貫通線は、前記上側貫通線に対して10度以上20度以下の角度をなすように傾斜しているため、前記指先の動きに応じてなめらかに切り裂かれる。
該段ボール箱、ないし、該段ボール箱の元となるボックスブランクの搬送工程においては、吸着カップを用いて搬送することが行われている。上側貫通線は段ボールシートを貫通して形成されているため、該部分においては吸着カップによって吸着させることができない。通常、上側貫通線を長くしすぎると、吸着カップによって吸着可能な部分を減らすことになってしまう。しかし、上側貫通線を傾斜するように形成することにより、上側貫通線を長くしながらも、吸着カップが吸着できる余地を残すことができる。
本発明においては、前記下側貫通線は、前記横断貫通線側の始端部から前記側壁側の終端部までの長さが、前記横断貫通線から前記側壁までの長さの1/3以上かつ1/2以下であると好適である。
発明者らは、鋭意研究の結果、下側貫通線は、横断貫通線側の始端部から側壁側の終端部までの長さが、横断貫通線から側壁までの長さの1/3以上かつ1/2以下であると、引裂帯のなめらかな引き裂きを可能としながらも、段ボール箱の包装用の箱としての強度を担保できる知見を得た。
該段ボール箱、ないし、該段ボール箱の元となるボックスブランクの搬送工程においては、吸着カップを用いて搬送することが行われている。下側貫通線は段ボールシートを貫通して形成されているため、該部分においては吸着カップによって吸着させることができない。下側貫通線を長くしすぎると、吸着カップによって吸着可能な部分を減らすことになってしまう。このような観点から下側貫通線は必要以上に長くせず上記範囲に収める。
本発明においては、前記上側貫通線は、前記横断貫通線側の始端部から、当該上側貫通線が形成された前記前壁又は前記後壁と、前記天壁と、前記側壁とから構成される角部まで形成されていると好適である。
上述の構成によると、上側貫通線は、開封の際に始端部から終端部である角部まで引き裂かれ得る。引裂帯の帯幅がだんだん狭くなり、引き裂き途中で断絶するような虞がなくなる。
上述の目的を達成するための、本発明に係る段ボール箱の特徴構成は、表ライナと裏ライナとの間に波形に成形された中芯を挟んで構成される段ボールシートから構成され、天壁、前壁、底壁、後壁、及び、左右の側壁とを備えた段ボール箱であって、少なくとも前記前壁及び前記後壁に、前記前壁及び前記後壁の高さ方向中央となる部分の裏ライナ側に断続的に形成された平行な上側切断線と下側切断線とによって囲まれて構成された引裂帯が備えられ、前記前壁及び前記後壁に、前記前壁及び前記後壁の幅方向中央において前記引裂帯を横断するように前記段ボールシートを貫通して形成された横断貫通線と、前記横断貫通線の両端近傍から、前記側壁に向けて、前記段ボールシートを断続的に貫通して形成された左右一対の上側貫通線及び下側貫通線と、によって囲まれて構成される左右一対の開封案内帯と、が備えられ、前記下側貫通線は、前記下側切断線と平行であり、前記上側貫通線は、前記上側貫通線に対して10度以上20度以下の角度をなすように傾斜している点にある。
上述の構成によると、裏ライナ側が切断された切断線に囲まれて形成される引裂帯より広い幅となる位置に、段ボールシートを貫通する貫通線に囲まれて形成される開封案内帯を設けることによって、開封時に段ボールシートは当該貫通線の部分において確実に切断されるため、従来のように引裂帯が途中で断絶してしまう虞を低減できる、すなわち開封性を向上させることができるようになった。
段ボール箱を開封する作業は、通常、一般的な成人の胸の高さよりも低い位置において行われる。指先を横断貫通線に挿し入れて開封案内帯を摘んで、肩を回しながら肘を引くと、指先は斜め後方に引き上げられるような動きをする。上側貫通線は、前記上側貫通線に対して10度以上20度以下の角度をなすように傾斜しているため、前記指先の動きに応じてなめらかに切り裂かれる。
該段ボール箱、ないし、該段ボール箱の元となるボックスブランクの搬送工程においては、吸着カップを用いて搬送することが行われている。上側貫通線は段ボールシートを貫通して形成されているため、該部分においては吸着カップによって吸着させることができない。通常、上側貫通線を長くしすぎると、吸着カップによって吸着可能な部分を減らすことになってしまう。しかし、上側貫通線を傾斜するように形成することにより、上側貫通線を長くしながらも、吸着カップが吸着できる余地を残すことができる。
本発明においては、前記下側貫通線は、前記横断貫通線側の始端部から前記側壁側の終端部までの長さが、前記横断貫通線から前記側壁までの長さの1/3以上かつ1/2以下であると好適である。
発明者らは、鋭意研究の結果、下側貫通線は、横断貫通線側の始端部から側壁側の終端部までの長さが、横断貫通線から側壁までの長さの1/3以上かつ1/2以下であると、引裂帯のなめらかな引き裂きを可能としながらも、段ボール箱の包装用の箱としての強度を担保できる知見を得た。
本発明においては、前記上側貫通線は、前記横断貫通線側の始端部から、当該上側貫通線が形成された前記前壁又は前記後壁と、前記天壁と、前記側壁とから構成される角部まで形成されていると好適である。
上述の構成によると、上側貫通線は、開封の際に始端部から終端部である角部まで引き裂かれ得る。引裂帯の帯幅がだんだん狭くなり、引き裂き途中で断絶するような虞がなくなる。
上述の目的を達成するための、本発明に係るボックスブランクの特徴構成は、上述の特徴構成を備えた段ボール箱を構成するボックスブランクであって、表ライナと裏ライナとの間に波形に成形された中芯を挟んで構成される段ボールシートから構成され、前記段ボール箱の天壁を構成する天面部、前壁を構成する前面部、底壁を構成する底面部及び後壁を構成する後面部が各間に罫線を介してこの順に備えられるとともに、前記天面部又は前記後面部のいずれかに、前記天面部と前記後面部とを互いに接合する継ぎ代が罫線を介して備えられ、前記前面部の側縁及び前記後面部の側縁に罫線を介して、それぞれ一対の内フラップが備えられ、前記天面部の側縁及び前記底面部の側縁に罫線を介して、それぞれ一対の外フラップが備えられ、前記内フラップ及び前記外フラップが前記段ボール箱の側壁を構成する点にある。
上述の構成によると、開封性が向上するとともに、開封後の美観のよい段ボール箱を構成することができる。
本発明に係るボックスブランクの説明図である。 本発明に係るボックスブランクの要部の拡大図である。 本発明に係る段ボール箱を開封する前の斜視図である。 本発明に係る段ボール箱を開封する途中の斜視図である。 本発明に係る段ボール箱を開封した後の斜視図である。 別実施形態に係るボックスブランクの説明図である。 別実施形態に係るボックスブランクの要部の拡大図である。 別実施形態に係る段ボール箱の斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1には、本発明に係るボックスブランク1が示されている。図3に示す、本発明に係る段ボール箱30は、このボックスブランク1から構成することができる。
図1においては、ボックスブランク1は、図3に示す段ボール箱30を構成したときに内面となる面が示されており、したがって、この面に商品を包みこむように組み立てると図3に示す段ボール箱30となる。図1中のボックスブランク1の裏面に段ボール箱30に包装される商品の商標や宣伝、商品管理や物流管理のためのバーコードなどが印刷されている。
ボックスブランク1は、表ライナ2と裏ライナ3との間に波形に成形された中芯4を挟んで構成される段ボールシートから構成され、図3に示す段ボール箱30の天壁31を構成する天面部10、前壁32を構成する前面部11、底壁を構成する底面部12及び後壁を構成する後面部13が各間に罫線を介してこの順に備えられている。後面部13に、天面部10と後面部13とを接合する継ぎ代14が罫線を介して備えられている。なお、継ぎ代14は、後面部13側ではなく、天面部10側に備えられていてもよい。前面部11の側縁及び後面部13の側縁に罫線を介して、それぞれ一対の内フラップ15が備えられ、天面部10の側縁及び底面部12の側縁には罫線を介して、それぞれ一対の外フラップ16が備えられ、内フラップ15及び外フラップ16が段ボール箱30の側壁33を構成する。
なお、図1及び図3には、段ボール箱30及びボックスブランク1について、JIS−Z−1507の0406形である場合について示されているが、本発明に係る段ボール箱30は、図1に示されるボックスブランク1以外の展開図を有するボックスブランクから構成されてもよい。
段ボール箱30の寸法は、包装される商品の大きさ、重量、個数に応じて決定される。本実施形態においては、商品は、350mlの缶製品であり、段ボール箱30には24本が包装される。したがって、本実施形態における段ボール箱30は、内寸法が幅397mm、奥行き265mm、高さ123mmであり、外寸法が幅409mm、奥行き271mm、高さ129mmである。使用する段ボールシートの材質は、例えばB段の両面段ボールであり、これを構成する段ボールシートの構成(表ライナ/中芯/裏ライナ)はC120/S120/C120である。ただし、段ボールシートの構成については上記のものに限定されず、他の構成であってもよい。
図1及び図2に示すように、段ボールシートは、前面部11、後面部13及び各内フラップ15に、段ボール箱30の高さ方向中央となる部分の裏ライナ3側に断続的に形成された平行な上側切断線17と下側切断線18が備えられている。上側切断線17と下側切断線18との距離は15mmである。
上側切断線17と下側切断線18とによって囲まれた部分が、段ボール箱30を開封するための引裂帯19を構成する。引裂帯19を引っ張ると、上側切断線17及び下側切断線18において、断続的に形成された小孔間の段ボールシートが次々と切断され各小孔が繋がり、段ボール箱30は上下に分割される。
前面部11及び後面部13に、段ボール箱30の高さ方向中央において引裂帯19を横断するように段ボールシートを貫通して形成された横断貫通線20と、横断貫通線20の両端近傍から隣接する内フラップ15に向けて、段ボールシートを断続的に貫通して形成された左右一対の上側貫通線21及び下側貫通線22と、によって囲まれて構成される左右一対の開封案内帯23が備えられている。
横断貫通線20の長さは、40mmである。なお、横断貫通線20の長さは、30mm以上かつ50mm以下であることが好ましい。横断貫通線20の長さを40mmとすることによって、一般的な成人の指先を二本から三本が十分に挿し入れることができるようになるため、後述するように、開封案内帯23をしっかりと掴むことができ、開封性を向上させることができる。
裏ライナ3側が切断された上側切断線17及び下側切断線18に囲まれて形成される引裂帯19より広い幅となる位置に、段ボールシートを貫通する横断貫通線20、上側貫通線21及び下側貫通線22に囲まれて形成される開封案内帯23を設けることによって、開封時に段ボールシートは当該貫通線の部分において確実に切断されるため、従来のように引裂帯19が途中で断絶してしまう虞を低減できる、すなわち開封性を向上させることができるようになった。そして、開封案内帯23は天壁31側に偏った位置に備えられている、すなわち開封案内帯23の指入性を確保しつつも、下側貫通線22と下側切断線18とを近づけることができるので、開封時に段ボールシートは下側貫通線22から下側切断線18へとなめらかに切断されるため、開封性が向上しながらも陳列販売用のトレー34を構成する側面の形状の美観がよいものとなる。したがって、段ボールシートの薄型化をはかることができるようになった。また、開封された後の段ボール箱30の下側の部分である陳列販売用のトレー34の側面を構成する部分の面積をより多く残すことができるため、開封後における強度の低下が少ない。
図3に示すように、上側貫通線21及び下側貫通線22は、上側切断線17及び下側切断線18と平行であり、上側貫通線21は、上側切断線17から17.5mm上方に形成され、下側貫通線は、下側切断線18から7.5mm下方に形成されている。すなわち、開封案内帯23は天面部10側に偏った位置に備えられている。
上側貫通線21は、横断貫通線20側の長切断部21aと、短切断部21bとから構成されている。長切断部21aは、横断貫通線20から4mmの隙間をあけて形成された長さ20mmの貫通線である。短切断部21bは、長切断部21aから10mmの隙間をあけた位置に配置され、7本の3mmの貫通線が、5mmの非切断部を挟んで直列的に繰り返し形成されて構成されている。短切断部21bのうち内フラップ15側の二本には、それぞれ上側切断線17へ向かう誘導貫通線21cが形成されている。誘導貫通線21cは、3mmの貫通線からさらに内フラップ15側へ3mmかつ上側切断線17側へ2mmだけ延びて構成される。ただし、誘導貫通線21cの本数は例示であり、なくてもよい。
下側貫通線22は、横断貫通線20側の長切断部22aと、短切断部22bとから構成されている。長切断部22aは、横断貫通線20から4mmの隙間をあけて形成された長さ20mmの貫通線である。短切断部22bは、長切断部22aから10mmの隙間をあけた位置に配置され、7本の3mmの貫通線が、5mmの非切断部を挟んで直列的に繰り返し形成されて構成されている。短切断部22bのうち内フラップ15側の二本には、それぞれ下側切断線18へ向かう誘導貫通線22cが形成されている。誘導貫通線22cは、3mmの貫通線からさらに内フラップ15側へ3mmかつ下側切断線18側へ2mmだけ延びて構成される。ただし、誘導貫通線22cの本数は例示であり、なくてもよい。
本実施形態においては、上側貫通線21及び下側貫通線22の全長はそれぞれ88mmとなっているが、上側貫通線21及び下側貫通線22は、横断貫通線20側の始端部から内フラップ15側の終端部までの長さが、横断貫通線20から前面部11と内フラップ15との罫線までの長さである約200mmの1/3以上かつ1/2以下であればよい。発明者らは、鋭意研究の結果、上側貫通線21及び下側貫通線22の長さが、前記の範囲内であれば、なめらかな開封が可能となりながらも、段ボール箱30の包装用の箱としての強度を担保できることを見出した。
該段ボール箱30、ないし、該段ボール箱30の元となるボックスブランク1の搬送工程においては、吸着カップを用いて搬送することが行われている。上側貫通線21及び下側貫通線22は段ボールシートを貫通して形成されているため、該部分においては吸着カップによって吸着させることができない。上側貫通線21及び下側貫通線22を長くしすぎると、吸着カップによって吸着可能な部分を減らすことになってしまう。このような観点から上側貫通線21及び下側貫通線22は必要以上に長くせず上記範囲に収める。
本実施形態においては、上側切断線17のうち、前面部11及び後面部13のうち内フラップ15側と、内フラップ15のうち前面部11及び後面部13側に、上側切断線17と45度の角度をなして傾斜し、段ボールシートを貫通して形成された5本の上側傾斜貫通線24と、下側切断線18と45度をなして傾斜し、段ボールシートを貫通して形成された5本の下側傾斜線25とが形成されている。少なくとも一本目の上側傾斜貫通線24及び下側傾斜線25は、前面部11と内フラップ15との罫線、後面部13と内フラップ15との罫線を跨いで形成されている。なお、上側傾斜貫通線24及び下側傾斜線25の本数は例示であり、内フラップ15の側縁まで繰り返し備えられてもよい。
各上側傾斜貫通線24は、上側切断線17に沿う方向の長さが12mmかつ上側切断線17に直交する方向の長さが12mmであり、隣り合う上側傾斜貫通線24の間隔が10mmである。下側傾斜線25は、下側切断線18に沿う方向の長さが8mmかつ下側切断線18に直交する方向の長さが8mmであり、隣り合う下側傾斜線25の間隔が10mmである。なお、上側傾斜貫通線24及び下側傾斜線25の長さは例示であり、これ以外の長さであってもよい。
上述のように構成された、ボックスブランク1から、図3に示す段ボール箱30を組み立てるには、ボックスブランク1の広告が印刷された側の面を底にして、底面部12の上に缶製品を並べて配置し、前面部11、天面部10及び後面部13によって缶製品を包み、継ぎ代14を天面部10に貼着することによって、段ボール箱30の天壁31、前壁32、後壁及び底壁を構成するとともに、内フラップ15及び外フラップ16を重ね合わせて互いに貼着することによって側壁33を構成する。
段ボール箱30は、上記のように缶製品が包装された状態で、メーカーから出荷され、酒屋やスーパーマーケット等に配送される。そして、酒屋やスーパーマーケット等の店頭で陳列される。
図2に示すように、横断貫通線20と、上側貫通線21のうち長切断部21aと、下側貫通線22のうち長切断部22aとに囲まれた部分に指先を挿し入れると、横断貫通線20と上側貫通線21のうち長切断部21aとが繋がり、横断貫通線20と下側貫通線22のうち長切断部22aとが繋がり、これらによって囲まれた開封案内帯23を摘んで引っ張ると、上側貫通線21及び下側貫通線22において、断続的に形成された小孔間の段ボールシートが次々と切断され各小孔が繋がり、やがて誘導貫通線21c及び誘導貫通線22cにおいて、それぞれ上側切断線17及び特に下側切断線18へと確実に誘導される。すなわち、図4に示すように、開封案内帯23及びそれに連なる引裂帯19において段ボールシートが切り裂かれ、最終的に上下に分割、すなわち開封され、上側の部分は取り外され、図5に示すように、下側の部分はそのまま商品、すなわち缶製品5の陳列販売用のトレー34として使用される。
上述の実施形態においては、上側貫通線21及び下側貫通線22は、上側切断線17及び下側切断線18と平行である場合について説明したが、これに限定されない。
本発明に係る段ボール箱30及びボックスブランク1は、図6に示すように、下側貫通線22が下側切断線18と平行でありながら、上側貫通線41が上側切断線17に対して角度θをなすように傾斜していてもよい。なお、この実施形態においても、下側貫通線22は、図1から図5に示す実施形態と同様であるため、同じ符号を付して説明を省略する。本実施形態においては、角度θは約12度であるが、角度θは10度以上20度以下の角度、好ましくは12度以上15度以下の角度であればよい。
上側貫通線41は、横断貫通線20側の始端部から、当該上側貫通線41が形成された前面部11又は後面部13と、天面部10と、内フラップ15との交点まで形成されている。上側貫通線41は、横断貫通線20側の長切断部41aと、短切断部41bとから構成されている。長切断部41aは、横断貫通線20から4mmの隙間をあけて形成された長さ20mmの貫通線である。短切断部41bは、長切断部41aから10mmの隙間をあけた位置に配置され、3mmの貫通線が、5mmの非切断部を挟んで直列的に繰り返し形成されて構成されている。
本実施形態においては、天面部10と外フラップ16との罫線には、段ボールシートを貫通して形成された罫線貫通線44が備えられている。罫線貫通線44は、4mmの貫通線が、4mmの非切断部を挟んで直列的に繰り返して形成されて構成され、全長が44mmに構成されている。
段ボール箱30を開封する作業は、通常、一般的な成人の胸の高さよりも低い位置において行われる。指先を横断貫通線20に挿し入れて開封案内帯23の端部を摘んで、肩を回しながら肘を引くと、指先は斜め後方に引き上げられるような動きをする。上側貫通線41は、上側切断線17に対して10度以上20度以下の角度、好ましくは12度以上15度以下をなすように傾斜しているため、指先の動きに応じてなめらかに切り裂かれる。その際、上側貫通線41は、開封の際に始端部から終端部である角部まで引き裂かれ得る。引裂帯19の帯幅がだんだん狭くなり、引き裂き途中で断絶するような虞がなくなる。なお、本実施形態においては、開封案内帯23は天面部10側に偏った位置に備えられていなくてもよい。
上述の構成により、開封性が向上するとともに、開封後の美観のよい段ボール箱及びボックスブランクを提供することができるようになった。
上述した実施形態は、いずれも本発明の一例であり、当該記載により本発明が限定されるものではなく、各部の具体的構成は本発明の作用効果が奏される範囲において適宜変更設計可能である。
1 :ボックスブランク
2 :表ライナ
3 :裏ライナ
4 :中芯
10 :天面部
11 :前面部
12 :底面部
13 :後面部
14 :継ぎ代
15 :内フラップ
16 :外フラップ
17 :上側破断線
18 :下側破断線
19 :引裂帯
20 :横断貫通線
21 :上側貫通線
22 :下側貫通線
23 :開封案内帯
30 :段ボール箱
31 :天壁
32 :前壁
33 :側壁
41 :上側貫通線
θ :角度

Claims (12)

  1. 表ライナと裏ライナとの間に波形に成形された中芯を挟んで構成される段ボールシートから構成され、天壁、前壁、底壁、後壁、及び、左右の側壁とを備えた段ボール箱であって、
    少なくとも前記前壁及び前記後壁に、前記前壁及び前記後壁の高さ方向中央となる部分の裏ライナ側に断続的に形成された平行な上側切断線と下側切断線とによって囲まれて構成された引裂帯が備えられ、
    前記前壁及び前記後壁に、前記前壁及び前記後壁の幅方向中央において前記引裂帯を横断するように前記段ボールシートを貫通して形成された横断貫通線と、前記横断貫通線の両端近傍から、前記側壁に向けて、前記段ボールシートを断続的に貫通して形成された左右一対の上側貫通線及び下側貫通線と、によって囲まれて構成される左右一対の開封案内帯と、が備えられ、
    前記開封案内帯は前記天壁側に偏った位置に備えられている段ボール箱。
  2. 前記横断貫通線の長さは、30mm以上かつ50mm以下である請求項1に記載の段ボール箱。
  3. 前記上側貫通線及び前記下側貫通線は、前記上側切断線及び前記下側切断線と平行である請求項1又は2に記載の段ボール箱。
  4. 前記上側貫通線及び前記下側貫通線は、前記横断貫通線側の始端部から前記側壁側の終端部までの長さが、前記横断貫通線から前記側壁までの長さの1/3以上である請求項3に記載の段ボール箱。
  5. 前記上側貫通線及び前記下側貫通線は、前記横断貫通線側の始端部から前記側壁側の終端部までの長さが、前記横断貫通線から前記側壁までの長さの1/2以下である請求項4に記載の段ボール箱。
  6. 前記下側貫通線は、前記下側切断線と平行であり、
    前記上側貫通線は、前記上側貫通線に対して10度以上20度以下の角度をなすように傾斜している請求項1又は2に記載の段ボール箱。
  7. 前記下側貫通線は、前記横断貫通線側の始端部から前記側壁側の終端部までの長さが、前記横断貫通線から前記側壁までの長さの1/3以上かつ1/2以下である請求項6に記載の段ボール箱。
  8. 前記上側貫通線は、前記横断貫通線側の始端部から、当該上側貫通線が形成された前記前壁又は前記後壁と、前記天壁と、前記側壁とから構成される角部まで形成されている請求項6又は7に記載の段ボール箱。
  9. 表ライナと裏ライナとの間に波形に成形された中芯を挟んで構成される段ボールシートから構成され、天壁、前壁、底壁、後壁、及び、左右の側壁とを備えた段ボール箱であって、
    少なくとも前記前壁及び前記後壁に、前記前壁及び前記後壁の高さ方向中央となる部分の裏ライナ側に断続的に形成された平行な上側切断線と下側切断線とによって囲まれて構成された引裂帯が備えられ、
    前記前壁及び前記後壁に、前記前壁及び前記後壁の幅方向中央において前記引裂帯を横断するように前記段ボールシートを貫通して形成された横断貫通線と、前記横断貫通線の両端近傍から、前記側壁に向けて、前記段ボールシートを断続的に貫通して形成された左右一対の上側貫通線及び下側貫通線と、によって囲まれて構成される左右一対の開封案内帯と、が備えられ、
    前記下側貫通線は、前記下側切断線と平行であり、
    前記上側貫通線は、前記上側貫通線に対して10度以上20度以下の角度をなすように傾斜している段ボール箱。
  10. 前記下側貫通線は、前記横断貫通線側の始端部から前記側壁側の終端部までの長さが、前記横断貫通線から前記側壁までの長さの1/3以上かつ1/2以下である請求項9に記載の段ボール箱。
  11. 前記上側貫通線は、前記横断貫通線側の始端部から、当該上側貫通線が形成された前記前壁又は前記後壁と、前記天壁と、前記側壁とから構成される角部まで形成されている請求項9又は10に記載の段ボール箱。
  12. 請求項1から11のいずれか一項に記載の段ボール箱を構成するボックスブランクであって、
    表ライナと裏ライナとの間に波形に成形された中芯を挟んで構成される段ボールシートから構成され、前記段ボール箱の天壁を構成する天面部、前壁を構成する前面部、底壁を構成する底面部及び後壁を構成する後面部が各間に罫線を介してこの順に備えられるとともに、前記天面部又は前記後面部のいずれかに、前記天面部と前記後面部とを互いに接合する継ぎ代が罫線を介して備えられ、前記前面部の側縁及び前記後面部の側縁に罫線を介して、それぞれ一対の内フラップが備えられ、前記天面部の側縁及び前記底面部の側縁に罫線を介して、それぞれ一対の外フラップが備えられ、前記内フラップ及び前記外フラップが前記段ボール箱の側壁を構成するボックスブランク。
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