JP2018102250A - 芝刈機 - Google Patents

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Abstract

【課題】カッタブレードの大型化を防ぎつつ効率良く搬送風を発生させることが可能な芝刈機を提供する。【解決手段】芝刈機10のカッタブレード15は、ブレード本体36とフラップ38とを有する。ブレード本体36は、カッタブレード15の反回転方向側に傾斜する後退角を持つ形状を有する。フラップ回動軸a2は、ブレード回転軸a1と交差することなく、刃部34に沿って設けられている。ブレード回転軸a1と直交し且つフラップ回動軸a2と平行な線Lに対して、カッタブレード15の回転方向側にオフセットした位置に、フラップ回動軸a2が設けられている。【選択図】図4

Description

本発明は、フラップ角を変更可能なフラップを有するカッタブレードを備えた芝刈機に関する。
ロータリ式芝刈機は、下方が開放されているハウジング内に収納されたカッタブレードを、芝草に沿って回転させることにより、芝草を刈るものである。このような芝刈機は、例えば、下記特許文献1に開示されている。特許文献1において、カッタブレードによって刈られた芝草(刈り芝)は、ハウジング内でエアリフト部により旋回且つ上昇された後、刈り芝収納体に収納される。
米国特許第7275355号明細書
ところで、刈り芝をハウジング内で旋回させ且つ刈り芝収納体へ搬送するための搬送風(旋回風)を効率良く発生させるために、ブレード回転軸と交差する回動軸を持つ角度変更可能なフラップをカッタブレードに設けることが考えられる。この場合、搬送風の効率的な発生を考慮すると、フラップ回動軸は、カッタブレードに設けられた刃部と略平行に設けられることが望ましい。
また、カッタブレード回転時の空気抵抗を減少させるために、カッタブレードに後退角(ブレード回転軸を中心とする放射方向に対して反回転方向に傾斜する形状)を付けることが知られている。しかしながら、フラップ付きカッタブレードにおいて単に後退角を付けると、フラップ回動軸がブレードの回転方向後端寄りに設けられることになる。この場合、搬送風の発生能力を減少させないようにフラップ面積を確保すると、フラップを設けた部分のブレード周方向幅が大きくなり、カッタブレードが大型化する。
本発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、カッタブレードの大型化を防ぎつつ効率良く搬送風を発生させることが可能な芝刈機を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は、ブレード回転軸に対して直交する方向に延在するとともに回転方向の前縁に刃部が設けられたブレード本体と、フラップ角を変更可能に前記ブレード本体に取り付けられたフラップとを有するカッタブレードと、前記フラップを駆動するフラップ駆動機構と、を備えた芝刈機であって、前記ブレード本体は、前記ブレード回転軸を中心とする放射方向に対してカッタブレードの反回転方向側に傾斜する後退角を持つ形状を有し、前記フラップの回動軸は、前記ブレード回転軸と交差することなく、前記刃部に沿って設けられており、前記ブレード回転軸と直交し且つ前記回動軸と平行な線に対して、前記カッタブレードの回転方向側にオフセットした位置に、前記回動軸が設けられていることを特徴とする。
上記の構成を備えた本発明の芝刈機によれば、フラップの回動軸がブレード回転軸と交差しておらず、且つブレード回転軸と直交し且つ前記回動軸と平行な線に対してブレードの回転方向側にオフセットした位置にフラップの回動軸が設けられている。このため、フラップの回動軸がブレード回転軸と直交して設けられる構成と比較して、ブレード前縁に近い位置にフラップの回動軸を配置することができる。これにより、カッタブレードの大型化を防ぎつつ搬送風を効率良く発生させることが可能となる。
前記フラップ駆動機構は、前記ブレード本体に沿って配置されるとともに前記フラップを動作させるための駆動力を前記フラップに伝達する可撓性シャフトを有してもよい。
これにより、ブレード回転軸と交差しない回動軸を有するフラップに駆動力を伝達する機構を簡易な構造で実現できる。
前記ブレード本体には、前記カッタブレードの径方向に亘って形成されるとともに前記カッタブレードの厚さ方向に膨出した膨出部が設けられ、前記ブレード本体における前記膨出部が設けられた側の面とは反対側の面には、前記膨出部の裏面形状を形成する凹部が設けられており、前記可撓性シャフトは、前記凹部内に配置されていてもよい。
この構成によれば、膨出部が設けられることでブレード本体の剛性を向上させることが可能であるとともに、可撓性シャフトが凹部内に配置されることでカッタブレード回転時の空気抵抗を低減することが可能となる。
前記ブレード本体は、ブレード中央部に隣接した内側ブレード構成部と、前記内側ブレード構成部よりも径方向外側に設けられるとともに前記フラップが取り付けられた外側ブレード構成部とを有し、前記外側ブレード構成部は、前記内側ブレード構成部よりも下方に位置し、前記可撓性シャフトの一端部は前記内側ブレード構成部に配置され、前記可撓性シャフトの他端部は前記外側ブレード構成部に配置されている。
この構成によれば、外側ブレード構成部が内側ブレード構成部よりも低い位置にあるブレード本体が採用されている場合においても、簡易な構造で、フラップ角を変化させるための回転駆動力をフラップへと効率良く伝達することができる。
本発明の芝刈機によれば、カッタブレードの大型化を防ぎつつ効率良く搬送風を発生させることが可能となる。
本発明の実施形態に係る芝刈機の側面図である。 上記芝刈機の平面図である。 上記芝刈機に搭載されたカッタブレードの斜視図である。 上記カッタブレードの平面図である。 上記カッタブレード及びフラップ駆動機構の構造説明図である。 動力方向変換ユニット及びその周辺の構造説明図である。
以下、本発明に係る芝刈機について好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照しながら説明する。
図1及び図2に示す本実施形態に係る芝刈機10は、芝草を刈る歩行型自走式作業機である。図1及び図2において、矢印Frは芝刈機10の前方(作業者から見た前方と同じ)を示し、矢印Rrは芝刈機10の後方(作業者から見た後方と同じ)を示す。
芝刈機10は、機体を構成するハウジング12と、ハウジング12の前部に配置された左右の前輪14Fと、ハウジング12の後部に配置された左右の後輪14Rと、ハウジング12内に収納された芝刈用のカッタブレード15と、ハウジング12の上部に配置された原動機16と、ハウジング12から後方に延出した操作ハンドル18とを備える。
図2に示すように、芝刈機10は、原動機16によってカッタブレード15を平面視で時計回り方向(矢印R方向)に回転させることにより、芝刈機10の下方に存在する芝草を刈り取る。この際、ハウジング12内にカッタブレード15と同方向に旋回する空気の流れ(旋回風)を発生させる。そして、この旋回風により、カッタブレード15によって刈った芝草を、ハウジング12内に形成された刈り芝搬出通路13を介して刈り芝収納体20に送り込んで収納する。以下、カッタブレード15によって刈られた芝草のことを「刈り芝」という場合がある。上記「旋回風」のことを「搬送風」という場合がある。
図1において、ハウジング12は、地面Gr(芝地)に対向する部分だけが下方に開放されたケーシングである。ハウジング12は、カッタブレード15によって刈られた芝草を搬送風に乗せて刈り芝搬出通路13へと移送する平面視渦巻状のスクロール部を備えた渦巻きケーシングの形態を有する。
図2において、刈り芝搬出通路13には、図示しない操作レバーによって操作可能なモード切換ダンパ19が設けられている。モード切換ダンパ19の開閉状態の切り換えによって、刈り芝を刈り芝収納体20に収納するバギングモードと、刈り芝をハウジング12の下方に排出するマルチングモードとに選択的に切換え可能となっている。
図1において、ハウジング12の上面には、原動機ベース部22が取り付けられている。原動機ベース部22の上面に原動機16が取り付けられている。本実施形態において、原動機16としてエンジン16Aが搭載されている。なお、原動機16は、エンジン16Aに限られず、例えば電動モータが用いられてもよい。原動機16は、下方に突出するとともにハウジング12内まで延出した出力軸16aを有する。出力軸16aは、地面Grに対して略垂直である。従って、芝刈機10が水平な地面Gr上に存在する場合、出力軸16aは、水平面に対して略垂直な回転軸心を中心に回転する。
原動機16で発生させた駆動力は、出力軸16aに連結された走行動力伝達機構24及び変速機25を介して、走行駆動力として左右の後輪14Rに伝達される。従って、左右の後輪14Rは、駆動輪として構成されている。本実施形態において、走行動力伝達機構24は、ベルト機構24Aの形態を有する。ベルト機構24Aは、出力軸16aに固定された駆動プーリ26と、変速機25に連結された従動プーリ28と、駆動プーリ26と従動プーリ28とに巻き掛けられた駆動ベルト30とを有する。変速機25としては、例えば、油圧式無段変速機が用いられる。
カッタブレード15は、原動機16の出力軸16aに連結されており、出力軸16aから回転駆動力が伝達されて回転する。具体的に、カッタブレード15は、ブレードホルダ32(図5も参照)を介して出力軸16aに連結されている。ブレードホルダ32は、カッタブレード15の中心部に取り付けられているとともに、出力軸16aの下端部に、出力軸16aと同軸に連結されている。従って、本実施形態では、カッタブレード15の回転軸a1(回転中心線)は、出力軸16aの回転軸心と一致している(同軸上に配置されている)。以下、カッタブレード15の回転軸a1を「ブレード回転軸a1」という。
なお、ブレード回転軸a1は、出力軸16aの回転軸心と一致していなくてもよく、例えば、出力軸16aの回転軸心と垂直な方向にオフセットした位置に、当該回転軸心と平行に配置されていてもよい。あるいは、ブレード回転軸a1は、出力軸16aの回転軸心と非平行に配置されていてもよい。
図3及び図4に示すように、カッタブレード15は、ブレード回転軸a1に対して直交する方向に延在するとともに回転方向の前縁に刃部34が設けられたブレード本体36と、フラップ角θ(図5参照)を変更可能にブレード本体36に取り付けられたフラップ38とを有する。
ブレード本体36は、プレート状の細長い部材(いわゆるバーブレード)である。以下、カッタブレード15(ブレード本体36)の長手方向のことを「径方向」ともいう。ブレード本体36は、中央基部40と、中央基部40から互いに反対方向に延出した一対のブレードアーム42を有する。一対のブレードアーム42は、ブレード回転軸a1を基準に、軸対称形状に構成されている。
各ブレードアーム42は、ブレードアーム42の径方向内側領域を構成する内側ブレード構成部42aと、ブレードアーム42の径方向外側領域を構成する外側ブレード構成部42b(刈部)と、内側ブレード構成部42aと外側ブレード構成部42bとの間を構成する中間ブレード構成部42cとを有する。内側ブレード構成部42a及び外側ブレード構成部42bは、ブレード回転軸a1に対して垂直に延在している。従って、内側ブレード構成部42aと外側ブレード構成部42bとは互いに平行である。
図3において、中間ブレード構成部42cは、径方向外側に向かって下方に傾斜している。従って、外側ブレード構成部42bは、内側ブレード構成部42aよりも下方に位置している。なお、各ブレードアーム42は、内側ブレード構成部42aから外側ブレード構成部42bに亘って高さが変化しない形状であってもよい。
図4において、ブレード本体36は、ブレード回転軸a1を中心とする放射方向に対してカッタブレード15の反回転方向(矢印R方向と逆方向)側に傾斜する後退角を持つ形状を有する。すなわち、ブレード本体36(一対のブレードアーム42)は、ブレード回転軸a1とブレード本体36の外端36aとの間の途中位置で、カッタブレード15の反回転方向側に屈曲した形状を有する。
ブレード本体36の両端部において回転方向側の前縁に刃部34が形成されている。刃部34は、ブレード回転軸a1に直交する平面上に直線状に形成されている。本実施形態では、刃部34は、外側ブレード構成部42bの前縁の全体に亘って形成されるとともに、径方向内方端が、外側ブレード構成部42bと中間ブレード構成部42cとの接続箇所の前縁に形成されている。
ブレード本体36には、カッタブレード15の径方向に亘って形成されるとともにカッタブレード15の厚さ方向(上下方向)に膨出した膨出部44が設けられている。図3において、膨出部44は、上方に膨出している。膨出部44は、ブレード本体36の幅方向の中間部(中央部)に設けられている。なお、ブレード本体36の幅方向とは、ブレード本体36の長手方向及び厚さ方向に垂直な方向をいう。
膨出部44は、内側ブレード構成部42aから外側ブレード構成部42bに亘って形成されている。より具体的には、膨出部44は、内側ブレード構成部42aの内端部から、外側ブレード構成部42bの内端部(外側ブレード構成部42bのうち中間ブレード構成部42c側の部位)まで延在している。膨出部44の幅は、ブレード本体36の外端36a側(径方向外側)に向かって減少している。ブレード本体36における膨出部44が設けられた側の面とは反対側の面(本実施形態では、ブレード本体36の下面)には、膨出部44の裏面形状を形成する凹部45が設けられている。
ブレード本体36の外端部には、フラップ配置用切欠部46が形成されている。フラップ配置用切欠部46に、フラップ38が配置されている。フラップ配置用切欠部46は、ブレード本体36の外端部における後縁(つまり、ブレード本体36の幅方向において、刃部34とは反対側の部位)をブレード回転方向側に切り欠いた領域であり、カッタブレード15の長手方向に沿って、刃部34と並列に延在している。
本実施形態では、フラップ配置用切欠部46は、一対のブレードアーム42における外側ブレード構成部42bに形成されている。フラップ配置用切欠部46の外端は、ブレード本体36の外端36aに達している。なお、フラップ配置用切欠部46は、各ブレードアーム42の径方向中間位置に形成されていてもよい。すなわち、フラップ配置用切欠部46の外端は、ブレード本体36の外端36aよりも径方向内側に位置していてもよい。
フラップ38は、ブレード本体36に回動可能に支持された板状部材である。外側ブレード構成部42bには、フラップ配置用切欠部46側に突出したヒンジ部48が設けられている。当該ヒンジ部48にはヒンジピン50が挿通され、ヒンジ部48から突出したヒンジピン50の両端部が、フラップ38の前縁(外側ブレード構成部42bに対向する縁部)に設けられたピン保持部51に固定されている。
これにより、フラップ38は、ヒンジピン50の中心を通る回動軸a2を中心として回動可能となっている。当該回動軸a2を以下、「フラップ回動軸a2」という。フラップ回動軸a2は、ブレード回転軸a1に対して垂直な平面上に配置されている。フラップ38は、フラップ回動軸a2を中心とした回動動作によって上下方向にスイング可能である。
本実施形態において、フラップ38は、相対的に幅が大きい幅広部38aと、幅広部38aよりも径方向内側に形成され相対的に幅が小さい幅狭部38bとを有する。これにより、フラップ38は、幅広部38aにおいてブレード反回転方向側に突出した形状(平面視で略L字状)を有する。幅広部38aから幅狭部38bへと連なる後縁38cは、滑らかに湾曲する凹形状(弧状形状)を有する。なお、フラップ38は、カッタブレード15の径方向において幅が略一定の形状(平面視で略四角形状)を有していてもよい。
図4に示すように、フラップ回動軸a2は、刃部34に沿って設けられている。すなわち、フラップ回動軸a2は、刃部34と略平行に設けられている。また、ブレード回転軸a1に沿った方向から見て、フラップ回動軸a2は、ブレード回転軸a1と交差していない。2つのフラップ回動軸a2は、ブレード回転軸a1を挟んで、互いに平行に配置されている。
ブレード回転軸a1と直交し且つフラップ回動軸a2と平行な線Lに対して、カッタブレード15の回転方向側にオフセットした位置に、フラップ回動軸a2が設けられている。オフセット量d(フラップ回動軸a2に垂直な方向における、線Lとフラップ回動軸a2との距離)は、例えば、5〜15mmである。あるいは、ブレード本体36の直径(ブレード本体36の全長)に対するオフセット量dの割合は、例えば、1〜2%である。
図1において、上記のように構成されたフラップ38を駆動するために、芝刈機10は、フラップ駆動機構54をさらに備える。フラップ駆動機構54は、特定の構成に限られず、様々な形態を採り得る。例えば、フラップ駆動機構54は、フラップ駆動源を有し、電動モータの駆動力を、動力伝達機構58を介してフラップ38へと伝達することで、フラップ38を回動させる。フラップ駆動源56は、例えば、電動モータである。上述した原動機16(エンジン16A)がフラップ駆動源を兼ねてもよい。以下に、フラップ駆動機構54の一例を説明する。
図5において、フラップ駆動機構54は、フラップ駆動源56と、フラップ駆動源56の駆動力をフラップ38へと伝達する動力伝達機構58とを備える。出力軸16aは、ブレードホルダ32に固定されている。具体的に、ブレードホルダ32は、ブレード本体36の下面に当接する第1ホルダ部材32Aと、ブレード本体36の上面に当接する第2ホルダ部材32Bとを備える。ブレード本体36は、第1ホルダ部材32Aと第2ホルダ部材32Bとの間に保持及び固定されている。
第1ホルダ部材32Aは、ブレード本体36の下面を支持するホルダベース部32aと、ホルダベース部32aの中心部から上方に突出した中空状の支持筒32bとを有する。出力軸16aは、ボルト57により、支持筒32bに締結されている。これにより、出力軸16aの回転時、ブレードホルダ32及びカッタブレード15は、出力軸16aと一体的に回転する。
本実施形態において、フラップ駆動源56は、ギヤードモータ56Aである。フラップ駆動源56は、制御部60によって制御される。フラップ駆動源56は、回転型アクチュエータに限らず、リニアアクチュエータ(リニアモータ、シリンダ等)が用いられてもよい。あるいは、フラップ駆動源56は、エンジンであってもよい。フラップ駆動源56は、ハウジング12の外部に配置されたバッテリ62(図1参照)を電源として駆動可能である。図1において、バッテリ62は、ハウジング12の前部(原動機16よりも前方)に配置されている。
図5において、動力伝達機構58は、フラップ駆動源56に連結された第1伝達機構部58Aと、第1伝達機構部58Aからの駆動力の運動方向を変換する第2伝達機構部58Bと、第2伝達機構部58Bからの駆動力の運動方向を変換する第3伝達機構部58Cと、第3伝達機構部58Cからの駆動力をフラップ38に伝達する第4伝達機構部58Dを有する。
第1伝達機構部58Aは、フラップ駆動源56の回転駆動力を回転運動のまま伝達する。具体的に、第1伝達機構部58Aは、フラップ駆動源56の出力軸56aに固定された駆動スプロケット64と、ブレード回転軸a1と同軸に回転可能に配置された従動スプロケット66と、駆動スプロケット64と従動スプロケット66とに巻き掛けられたチェーン68とを有する。
従動スプロケット66は駆動スプロケット64よりも大径である。従動スプロケット66は、軸受65を介して、ブレードホルダ32に設けられた支持筒32bに、ブレード回転軸a1を中心に回転可能に支持されている。従動スプロケット66は、開口部を有するリング状に形成されている。当該開口部に原動機16の出力軸16aが挿通されている。なお、第1伝達機構部58Aは、プーリとベルトとを有するベルト伝達機構として構成されてもよい。第1伝達機構部58Aは、複数の歯車を介して駆動力を伝達する歯車機構として構成されてもよい。
第2伝達機構部58Bは、ブレード回転軸a1を中心とした回転運動を、ブレード回転軸a1に沿った軸方向運動に変換する。図6において、第2伝達機構部58Bは、外周面に雄ネジ70aが形成された第1ネジ筒70と、当該雄ネジ70aと螺合する雌ネジ72aが内周面に形成された第2ネジ筒72と、第2ネジ筒72に対して回転可能であり且つブレード回転軸a1に沿って変位可能なスライド筒74とを有する。
第1ネジ筒70は、従動スプロケット66と同軸状に、従動スプロケット66から下方に突出した中空円筒形状に形成されている。従動スプロケット66の回転時、第1ネジ筒70は、従動スプロケット66と一体的に回転する。第1ネジ筒70は、従動スプロケット66と一体的に形成されている。すなわち、従動スプロケット66と第1ネジ筒70とは一部品で構成されている。なお、第1ネジ筒70は、従動スプロケット66に固定された別部品であってもよい。第1ネジ筒70は、軸受65を介して支持筒32bに回転可能に支持されている。
第2ネジ筒72は、例えば、スプライン構造によって、ブレード回転軸a1に沿ってスライド可能であり且つブレード回転軸a1を中心として回転不可能に、軸受ホルダ76に支持されている。第2ネジ筒72は、軸受ホルダ76の内側に上下動可能に収容されている。軸受ホルダ76は、ハウジング12に回転不可能に固定された中空円筒形の部材である。軸受ホルダ76と、ブレードホルダ32(第2ホルダ部材32B)との間には、軸受77が配置されている。これにより、ブレードホルダ32は、ブレード回転軸a1を中心に回転可能に支持されている。
スライド筒74は、ブレードホルダ32に設けられた支持筒32bに、ブレード回転軸a1に沿ってスライド可能に支持されるとともに、ブレード回転軸a1を中心に相対回転不可能に支持されている。従って、ブレードホルダ32がカッタブレード15とともに回転する際、スライド筒74は、支持筒32bとともにブレード回転軸a1を中心に回転する。
支持筒32bの外周面には、ブレード回転軸a1に沿ってガイド溝32cが形成されている。スライド筒74の内周面には、突起75が形成されており、当該突起75がガイド溝32cに挿入されている。これにより、スライド筒74は、支持筒32bに対して、ブレード回転軸a1に沿ってスライド可能であるが、相対回転不可能となっている。第2ネジ筒72とスライド筒74との間には、軸受78が配置されている。これにより、スライド筒74は、第2ネジ筒72により軸受78を介して回転可能に支持されている。
スライド筒74は圧縮コイルバネ85により第2ネジ筒72側に向かって弾性的に常時付勢されている。従って、第2ネジ筒72の下降時には、スライド筒74は第2ネジ筒72によって下方に押圧されることで上記圧縮コイルバネ85の弾性力に抗して下降する。一方、第2ネジ筒72の上昇時には、スライド筒74は上記圧縮コイルバネ85の弾性力によって第2ネジ筒72とともに上昇する。このため、第2ネジ筒72がブレード回転軸a1に沿って変位する際、スライド筒74は、第2ネジ筒72とともに軸方向に一体的に変位(上下動)する。
第3伝達機構部58Cは、ブレード回転軸a1に沿った軸方向運動を、フラップ38を回動させるための回転運動に変換する。具体的に、第3伝達機構部58Cは、スライド筒74に固定されたラック部材80と、ラック部材80の歯部80aと噛み合うピニオン82aが設けられたピニオン部材82とを有する。ラック部材80及びピニオン部材82は、ブレード回転軸a1を中心に、軸対称に一対ずつ設けられている。
ラック部材80は、ブレード回転軸a1に沿って延在する棒状の部材である。ラック部材80には、ブレード回転軸a1に沿って歯部80aが形成されている。スライド筒74がブレード回転軸a1に沿って変位する際、ラック部材80は、スライド筒74とともに軸方向に変位(上下動)する。
ピニオン部材82の軸部82bは、ブレードホルダ32のホルダベース部32aの両端部に回転可能に支持されている。
図4において、第4伝達機構部58Dは、フラップ38を動作させるための駆動力をフラップ38に伝達する可撓性シャフト84である。可撓性シャフト84は、一端部84aに入力された回転力を、当該一端部84aとは非同軸に配置された他端部84bへと伝達することが可能に構成されている。可撓性シャフト84は、例えば、互いに逆巻きの鋼線を組み合わせた構成を有する。
可撓性シャフト84の一端部84aは、ピニオン部材82の軸部82bに連結及び固定されている。可撓性シャフト84の他端部84bは、フラップ38に連結及び固定されている。具体的に、可撓性シャフト84の他端部84bは、フラップ回動軸a2上で、フラップ38の径方向内端部に連結及び固定されている。当該他端部84bは、可撓性シャフト84の一端部84aよりも下方に配置されている。可撓性シャフト84は、ブレード本体36の凹部45(図4参照)内に配置されている。
次に、上記のように構成された芝刈機10の動作を説明する。
図1において、原動機16の駆動作用下にカッタブレード15が回転すると、カッタブレード15によって、芝刈機10の真下の芝地に生えた芝草が刈り取られる。刈り取られた芝草(刈り芝)は、カッタブレード15の回転に伴って発生した搬送風(旋回風)によって、ハウジング12内に形成された刈り芝搬出通路13を介して刈り芝収納体20に送り込まれる。
この場合、カッタブレード15に設けられたフラップ38は、フラップ駆動機構54により、概略、次のように動作する。図5において、フラップ駆動源56の出力軸56aが回転すると、当該出力軸16aの回転は、チェーン68を介して従動スプロケット66に伝達される。従動スプロケット66が回転すると、第1ネジ筒70に螺合する第2ネジ筒72とともにスライド筒74が軸方向に変位する。スライド筒74が軸方向に変位すると、ラック部材80がスライド筒74と同じ方向に変位し、ピニオン部材82が回転する。ピニオン部材82が回転すると可撓性シャフト84が回転し、フラップ38のフラップ角θが変化する。
図5では、フラップ38は水平状態(フラップ角θ=0°)になっている。フラップ駆動機構54の動作の一例として、フラップ角θを大きくする(フラップ38を上方にスイングさせる)際の動作について、以下に説明する。
フラップ駆動源56の出力軸56aが矢印A方向に回転すると、第1伝達機構部58Aにおいて、フラップ駆動源56の回転駆動力が、ブレード回転軸a1と同軸に配置された部材へと伝達される。具体的には、フラップ駆動源56の出力軸56aの矢印A方向への回転によって、駆動スプロケット64に巻き掛けられたチェーン68が矢印B方向に動く。チェーン68の動きに伴って、チェーン68に巻き掛けられた従動スプロケット66が矢印C方向に回転する。
従動スプロケット66の回転に伴い、第2伝達機構部58Bにより、回転駆動力が軸方向駆動力に変換される。具体的に、従動スプロケット66に設けられた第1ネジ筒70が矢印C方向に回転すると、雄ネジ70aと雌ネジ72aの螺合作用によって、矢印Dのように、第2ネジ筒72が下降する。すなわち、第2ネジ筒72は、軸受ホルダ76によって回転が規制されているが、上下方向(ブレード回転軸a1に沿った方向)への移動は許容されているため、第1ネジ筒70の回転運動が、雌ネジ72a及び雌ネジ72aによって直線運動に変換されて第2ネジ筒72へと伝達される。
そして、第2ネジ筒72の下降とともに、スライド筒74も下降する。この場合、スライド筒74は、第2ネジ筒72に対して回転可能であるため、ブレードホルダ32の支持筒32bとともに、ブレード回転軸a1を中心に矢印R方向に回転している。
スライド筒74の下降に伴い、第3伝達機構部58Cにより、軸方向駆動力が回転駆動力に変換される。具体的に、矢印Eのように、スライド筒74に固定されたラック部材80が下降すると、ラック部材80とピニオン部材82との噛み合いにより、ピニオン部材82が矢印F方向に回転する。
ピニオン部材82の回転に伴い、第4伝達機構部58Dにより、回転駆動力がフラップ38へと伝達される。具体的に、ピニオン部材82に連結された可撓性シャフト84が矢印G方向に回転することにより、ピニオン部材82の回転はフラップ38へと伝達され、フラップ38は、フラップ回動軸a2を中心に矢印H方向に回転する。この結果、フラップ38は、図5において仮想線で示すように上方にスイングする。
フラップ角θの大きさは、第1ネジ筒70の回転に伴って軸方向に動く第2ネジ筒72の初期位置(フラップ角θ=0°のときの第2ネジ筒72の位置)からの下降変位量に対応する。フラップ角θが0°より大きい状態でカッタブレード15が回転することにより、フラップ38は上昇気流を発生させる。
フラップ38のフラップ角θは、例えば芝刈機10の作業状況に応じて、制御部60によって制御される。この場合、フラップ角θは、図示しないフラップ角検出センサによって検出され、制御部60は、検出されたフラップ角θをフィードバック信号として受信してフラップ駆動源56を制御する。フラップ角検出センサは、例えば、第2ネジ筒72、スライド筒74又はラック部材80の位置を検出し、制御部60は、検出された位置から間接的にフラップ角θを検出してもよい。フラップ角検出センサは、ピニオン部材82、可撓性シャフト84又はフラップ38自体の回転方向位置を検出するものであってもよい。フラップ角検出センサは、フラップ駆動源56に設けられたロータリエンコーダであってもよい。
制御部60は、例えば、芝刈り負荷の増大に従ってフラップ角θが大きくなるようにフラップ駆動源56を制御してもよい。あるいは、制御部60は、刈り芝収納体20に関するパラメータ(重量、重量変化量、内圧変化等)に基づいて原動機16のフラップ角θを調整するようにフラップ駆動源56を制御してもよい。あるいは、制御部60は、芝刈機10の作業モードの種類(バギングモード、マルチングモード)に応じてフラップ角θを調整するようにフラップ駆動源56を制御してもよい。
この場合、本実施形態に係る芝刈機10は、以下の効果を奏する。
芝刈機10は、フラップ角θを変更可能なフラップ38を有するカッタブレード15と、フラップ38を駆動するフラップ駆動機構54とを備える。このため、フラップ38のフラップ角θを芝刈機10の作業状況に応じた最適な角度に設定することができる。従って、芝刈り作業の作業状況に合わせて、フラップ38により搬送風を効率良く発生させることができる。
すなわち、フラップ38を上方に傾斜させることで、芝地に生えている芝草を上昇気流により立たせて、カッタブレード15によって効率良く刈ることができる。カッタブレード15によって刈られた芝草(刈り芝)をフラップ38によって発生した上昇気流と空気の旋回流とからなる搬送風により、ハウジング12内を上昇且つ旋回した後に、刈り芝収納体20へ効率良く搬送することができる。
このため、搬送風により刈り芝をハウジング12内で効率良く旋回させ、且つ刈り芝収納体20(図1)へ効率良く搬送することができる。しかも、カッタブレード15を空転させるだけで芝刈り作業を行っていないとき等の低負荷時には、フラップ38のフラップ角θを小さくすることによって、風切り音等の騒音を低減することができる。
芝刈機10では、図4に示したように、フラップ回動軸a2がブレード回転軸a1と交差しておらず、且つブレード回転軸a1と直交し且つ回動軸と平行な線Lに対して、カッタブレード15の回転方向側にオフセットした位置にフラップ回動軸a2が設けられている。このため、フラップ回動軸a2がブレード回転軸a1と直交して設けられる構成と比較して、ブレード前縁に近い位置にフラップ38の回動軸を配置することができる。これにより、カッタブレード15の大型化を防ぎつつ搬送風を効率良く発生させることが可能となる。
フラップ駆動機構54は、ブレード本体36に沿って配置されるとともにフラップ38を動作させるための駆動力をフラップ38に伝達する可撓性シャフト84を有する。これにより、ブレード回転軸a1と交差しないフラップ回動軸a2を有するフラップ38に駆動力を伝達する機構を簡易な構造で実現できる。
ブレード本体36には、カッタブレード15の径方向に亘って形成されるとともにカッタブレード15の厚さ方向に膨出した膨出部44が設けられている。ブレード本体36における膨出部44が設けられた側の面とは反対側の面(本実施形態では下面)には、膨出部44の裏面形状を形成する凹部45が設けられている。そして、可撓性シャフト84は、凹部45内に配置されている。
この構成によれば、膨出部44が設けられることでブレード本体36の剛性を向上させることが可能であるとともに、可撓性シャフト84が凹部45内に配置されることでカッタブレード15の回転時の空気抵抗を低減することが可能となる。ブレード本体36の剛性が向上することにより、回転中の刃部34の高さ変動が抑制されるため、芝草を刈った後の仕上がり性を向上させることができる。カッタブレード15の回転時の空気抵抗が低減することにより、風切り音等の騒音を低減することができる。
ブレード本体36は、ブレード中央部(中央基部40)に隣接した内側ブレード構成部42aと、内側ブレード構成部42aよりも径方向外側に設けられるとともにフラップ38が取り付けられた外側ブレード構成部42bとを有する。外側ブレード構成部42bは、内側ブレード構成部42aよりも下方に位置する。可撓性シャフト84の一端部84aは内側ブレード構成部42aに配置され、可撓性シャフト84の他端部84bは外側ブレード構成部42bに配置されている。この構成によれば、外側ブレード構成部42bが内側ブレード構成部42aよりも低い位置にあるブレード本体36が採用されている場合においても、簡易な構造で、フラップ角θを変化させるための回転駆動力をフラップ38へと効率良く伝達することができる。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改変が可能である。
10…芝刈機 15…カッタブレード
34…刃部 36…ブレード本体
38…フラップ 44…膨出部
54…フラップ駆動機構 84…可撓性シャフト
a1…ブレード回転軸 a2…フラップ回動軸

Claims (4)

  1. ブレード回転軸に対して直交する方向に延在するとともに回転方向の前縁に刃部が設けられたブレード本体と、フラップ角を変更可能に前記ブレード本体に取り付けられたフラップとを有するカッタブレードと、
    前記フラップを駆動するフラップ駆動機構と、を備えた芝刈機であって、
    前記ブレード本体は、前記ブレード回転軸を中心とする放射方向に対してカッタブレードの反回転方向側に傾斜する後退角を持つ形状を有し、
    前記フラップの回動軸は、前記ブレード回転軸と交差することなく、前記刃部に沿って設けられており、
    前記ブレード回転軸と直交し且つ前記回動軸と平行な線に対して、前記カッタブレードの回転方向側にオフセットした位置に、前記回動軸が設けられている、
    ことを特徴とする芝刈機。
  2. 請求項1記載の芝刈機において、
    前記フラップ駆動機構は、前記ブレード本体に沿って配置されるとともに前記フラップを動作させるための駆動力を前記フラップに伝達する可撓性シャフトを有する、
    ことを特徴とする芝刈機。
  3. 請求項2記載の芝刈機において、
    前記ブレード本体には、前記カッタブレードの径方向に亘って形成されるとともに前記カッタブレードの厚さ方向に膨出した膨出部が設けられ、
    前記ブレード本体における前記膨出部が設けられた側の面とは反対側の面には、前記膨出部の裏面形状を形成する凹部が設けられており、
    前記可撓性シャフトは、前記凹部内に配置されている、
    ことを特徴とする芝刈機。
  4. 請求項2又は3記載の芝刈機において、
    前記ブレード本体は、ブレード中央部に隣接した内側ブレード構成部と、前記内側ブレード構成部よりも径方向外側に設けられるとともに前記フラップが取り付けられた外側ブレード構成部とを有し、
    前記外側ブレード構成部は、前記内側ブレード構成部よりも下方に位置し、
    前記可撓性シャフトの一端部は前記内側ブレード構成部に配置され、前記可撓性シャフトの他端部は前記外側ブレード構成部に配置されている、
    ことを特徴とする芝刈機。
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