JP2018101552A - コネクタ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コネクタ装置の薄型化および部品点数や組立工数の削減を図るのに好適なコネクタ装置を提供する。
【解決手段】コネクタ装置1は、ベース2の差込口22から雄端子金具3に向けて雌端子金具4を差込むことにより、雌端子金具4の嵌合部41が雄端子金具3に嵌合した状態になり、雄端子金具3と雌端子金具4とが電気的に接続されるとともに、差込口22からの雌端子金具4の抜け落ちを防止する手段として、雌端子金具4の外周段部45に対して係合部6が引っ掛かった状態になる。
【選択図】図5

Description

本発明は、自動車のパワーシート装置等、各種電装機器における電気配線の接続に用いられるコネクタ装置に関し、特に、その薄型化および部品点数や組立工数の削減を図るのに好適なものである。
従来、自動車の座席としてパワーシートが知られており、この種のパワーシートを搭載した自動車では、パワーシートを駆動するモータ等の電動機と該電動機を操作するスイッチボックスとを電気的に接続する手段として、例えば、特許文献1に記載された構造のコネクタ装置(コネクタ)が知られている。
特許文献1のコネクタ装置(コネクタ)は、雄コネクタハウジング(1)と雌コネクタハウジング(8)とを有し、雄コネクタハウジング(1)内に雄端子金具(2)を収容する一方、雌コネクタハウジング(8)内に雌端子金具(9)を収容した構造、および、その雄コネクタハウジング(1)と雌コネクタハウジング(8)とが嵌合し、かつ、雄端子金具(2)に対して雌端子金具(9)が差込まれる構造になっている(特許文献1の段落0013から0016の記載などを参照)。
しかしながら、先に説明した特許文献1のコネクタ装置(コネクタ)のように、雄コネクタハウジング(1)と雌コネクタハウジング(8)とが嵌合する従来のコネクタ装置にあっては、その嵌合の部分において雄雌2つのコネクタハウジングの重なりによる厚みが生じ、コネクタ装置全体が厚くならざるを得ず、幅の狭い小スペースに設置することができないという問題点がある。
また、前記のような従来のコネクタ装置によると、雄雌2つのコネクタハウジングを必要とするため、部品点数が多く、また、雌コネクタハウジング(8)側では、配線の先端に雌端子金具(2)を取付ける組立作業に加えて更に、雌端子金具(2)を雌コネクタハウジング(8)内に取付ける組立作業も必要になる等、コネクタ装置全体の組立工数が多いという問題点も有している。
なお、前記カッコ内の符号は特許文献1で用いられている符号である。
特開2014−60022号公報
本発明は前記問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、コネクタ装置の薄型化および部品点数や組立工数の削減を図るのに好適なコネクタ装置を提供することである。
前記目的を達成するために、本発明は、端子収容室と該端子収容室に連通する差込口とを備えたベースと、前記端子収容室の内壁面から前記差込口に向けて突出した雄端子金具と、前記雄端子金具に嵌合可能な嵌合部を備えた雌端子金具と、前記端子収容室の天井付近に設けた片持ち梁部と、前記片持ち梁部の先端部下面に設けた係合部と、を備え、前記差込口から前記雄端子金具に向けて前記雌端子金具を差込むことで、前記雌端子金具の前記嵌合部が前記雄端子金具に嵌合した状態になり、前記雄端子金具と前記雌端子金具とが電気的に接続されるとともに、前記差込口からの前記雌端子金具の抜け落ちを防止する手段として、前記雌端子金具の外周段部に対して前記係合部が引っ掛かった状態になることを特徴とする。
前記本発明において、前記片持ち梁部を介して前記係合部を前記雌端子金具の外周段部の方向に押え付けて位置決め固定する手段として、前記ベースに装着されるカバーを備えなることを特徴としてもよい。
前記本発明において、前記雌端子金具は、細長のベース金具部と、このベース金具部の先端側に設けた筒状金具部とを備え、その筒状金具部が前記嵌合部として機能するとともに、その筒状金具部と前記ベース金具部との境界部を前記外周段部として利用する構成になっていることを特徴としてもよい。
前記本発明において、前記雄端子金具は、複数本設けられていて、隣り合う2つの前記雄端子金具間は、前記ベースから立ち上がった形態の絶縁壁によって電気的に絶縁された状態になっていることを特徴としてもよい。
本発明では、コネクタ装置の具体的な構成として、前記の通り、雌端子金具そのものを単体でベースの差込口に直接差込む構成、および、ベースの端子収容室の天井付近に片持ち梁部を設け、この片持ち梁部の先端部下面に係合部を設けるとともに、差込口からの雌端子金具の抜け落ちを防止する手段として、雌端子金具の外周段部に対して係合部が引っ掛かった状態になる構成を採用した。このため、本発明によると、雌端子金具を取付けていた従来の雌コネクタハウジングを廃止することができ、廃止した雌コネクタハウジングの分だけ、部品点数が減り、かつ、コネクタ装置全体を薄く構成することができ、コネクタ装置の薄型化と部品点数の削減を図るのに好適である。また、従来のように雌コネクタハウジングに対して雌型端子金具を取付ける組立作業も不要となる点で、コネクタ装置全体の組立工数の削減を図るにも好適である。
図1(a)は本発明を適用したコネクタ装置の外観正面図、同図(b)は同コネクタ装置の上面断面図、同図(c)は同コネクタの正面断面図、同図(d)は同図(c)のBB線矢視断面図。 図2(a)は図1(a)のコネクタ装置の構成部品であるベースの正面図、図2(b)は同ベースの上面図、図2(c)は同ベースの正面断面図、図2(d)は同ベースの左側面図。 図3は図1(a)のコネクタ装置の構成部品である雌端子金具を配線の先端に取付けた状態の説明用断面図。 図4(a)は図1(a)のコネクタ装置の構成部品であるカバーの上面図、図4(b)は同図(a)のEE線矢視断面図、図4(c)は同図(a)のFF線矢視断面図。 図5(a)は図1(a)のコネクタ装置による配線接続前の状態の説明図、図5(b)は同コネクタ装置におけるベースの差込口から雄端子金具に向って雌端子金具を所定量差込んだ状態の説明図、図5(c)はその差込み作業が完了した状態の説明図、図5(d)はその差込作業の完了後においてカバーをベースに装着した状態の説明図。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、添付した図面を参照しながら詳細に説明する。
図1(a)は本発明を適用したコネクタ装置の外観正面図、同図(b)は同コネクタ装置の上面断面図、同図(c)は同コネクタの正面断面図、同図(d)は同図(c)のBB線矢視断面図である。
図1(a)から(d)を参照すると、同図(a)のコネクタ装置(以下「本実施形態のコネクタ装置1」という)は、端子収容室21と該端子収容室21に連通する差込口22とを備えたベース2と、端子収容室21の内壁面から差込口22に向けて突出した雄端子金具3と、雄端子金具3に嵌合可能な嵌合部41を備えた雌端子金具4と、端子収容室21の天井付近に設けた片持ち梁部5と、この片持ち梁部5の先端部下面に設けた係合部6と、を備えている。
図2(a)は本実施形態のコネクタ装置1(図1(a)のコネクタ装置1)の構成部品であるベースの正面図、図2(b)は同ベースの上面図、図2(c)は同ベースの正面断面図、図2(d)は同ベースの左側面図である。
図2(b)(c)(d)を参照すると、本実施形態のコネクタ装置1では、端子収容室21や差込口22の具体的な構成例として、端子収容室21の天井付近に、収容室21の両側板23で支持された構造の両持ち梁部24を設けるとともに、この両持ち梁部24と端子収容室21の両側板23と底板25とで囲まれたトンネル形状の入口を差込口22として採用している。
また、本実施形態のコネクタ装置1では、雄端子金具3の具体的な構成例として、雄端子金具3を複数本(具体的には4本)設けており、これら複数の雄端子金具3のうち、隣り合う2つの雄端子金具3、3間は、ベース2から立ち上がった形態の絶縁壁27によって電気的に絶縁された状態になっている。
雄端子金具3は、金型を用いて樹脂でベース2を成形するときに、インサート成形によって当該ベース2に一体に設けることができる。なお、雄端子金具3の本数は必要に応じて適宜増減可能であり、また、雄端子金具3の形状も必要に応じて適宜変更することができる。
図3は本実施形態のコネクタ装置1(図1(a)のコネクタ装置1)の構成部品である雌端子金具を配線の先端に取付けた状態の説明用断面図である。
図3を参照すると、雌端子金具4は、細長板形状のベース金具部42と、ベース金具部42の先端側に設けた筒形状の嵌合金具部43と、この嵌合金具部43の一部を内向きに折り曲げ成形してなる接点バネ片44と、片持ち梁部5の先端部下面に設けられている前述の係合部6が引っ掛かる形式で当接し得る外周段部45とを具備する構造、および、その嵌合金具部43が前述の嵌合部41として機能するとともに、嵌合金具部43とベース金具部42との境界部を外周段部45として利用する構造になっている。
図2(c)を参照すると、本実施形態のコネクタ装置1では、片持ち梁部5の具体的な構成例として、片持ち梁部5は、その一端側が支持端5Aとして両持ち梁部24で支持されるとともに、その他端側が自由端5Bとして設けられる構造、および、支持端5Aを基点として所定の力で弾性変形して撓むことができる構造を採用している。
また、前述の通り、片持ち梁部5の先端部下面には係合部6が設けられており、この係合部6は、差込口22からの雌端子金具4の抜け落ちを防止する手段(ストッパ手段)として機能する。
すなわち、本実施形態のコネクタ装置1では、差込口22から雄端子金具3に向けて雌端子金具4を所定量差込むと、雌端子金具4の嵌合部41(嵌合金具部43)によって前述の係合部6は端子収容室21の天井方向に押し上げられ、その押し上げ力で前述の片持ち梁部5は弾性変形して撓み、これにより当該係合部6は端子収容室21の天井方向に一時的に逃げた状態になる。
そして、前記のように係合部6が逃げた状態において、更に雌端子金具4を所定量差込むことで、雌端子金具4の嵌合部41が係合部6の下方を通り過ぎると、片持ち梁部5はその撓みに基づく弾性復元力によって元の状態(撓む前の状態)に戻ろうとする。これにより、係合部6は、雌端子金具4の外周段部45の方向に下降し、その雌端子金具4の外周段部に対して引っ掛かった状態になる。このとき、雌端子金具4の嵌合部41、具体的には嵌合金具部43の内側において雄端子金具4の接点バネ片44が雄端子金具3に対して所定のバネ力で接触し、雌端子金具4の嵌合部41と雄端子金具3とが嵌合した状態になることで、雄端子金具3と雌端子金具4は電気的に接続される。
また、本実施形態のコネクタ装置1は、前記のように雌端子金具4の嵌合部41が雄端子金具3に嵌合した状態において、係合部6を外周段部45の方向に押え付けて位置決め固定する手段として、ベース2に装着されるカバー7(図4(a)から(c)を参照)を備えている。
図4(a)は本実施形態のコネクタ装置1(図1(a)のコネクタ装置1)の構成部品であるカバーの上面図、図4(b)は同図(a)のEE線矢視断面図、図4(c)は同図(a)のFF線矢視断面図である。
図4(a)から(c)を参照すると、カバー7は、ベース2の上面側(具体的には、端子収容室21の天井側)に配置される天板部71と、ベース2の両側に配置される左右一対の側板部72、72と、その両側板部72、72に形成した取付け穴73と、天板部71の裏面に形成した押え突起部74と、を有している。
ところで、ベース2の両外側面には、カバー7の取付け穴73に対応する係止爪26が設けられており、この係止爪26に対してカバー7の取付け穴73を引っ掛けることにより、カバー7はベース2に対して着脱可能に取付け固定される構造になっている。
また、カバー7の押え突起部74は、雌端子金具4の嵌合部41をベース2の底面に向かって上から押圧するための第1の押圧部74Aと、係合部6を雌端子金具4に向って上から押圧するための第2の押圧部74Bとを有している。
そして、本実施形態のコネクタ装置1では、前記のようにベース2に対してカバー7を取付け固定した状態において、カバー7の第1の押圧部74Aによって雌端子金具4の嵌合部41が押圧されるように構成してある。これは、そのような押圧によって雌端子金具4の嵌合部41と雄端子金具3との嵌合状態を安定に維持することで、雌端子金具4と雄端子金具3との電気的接続不良を防止し、常時良好な電気的接続状態が得られるようにしたものである。
また、本実施形態のコネクタ装置1では、前記のようにベース2に対してカバー7を取付け固定した状態において、カバー7の第2の押圧部74Bによって片持ち梁部5が押圧されるように構成してある。これは、そのような押圧によって片持ち梁部5の自由端5B側や係合部6の浮き上がりを防止することで、雌端子金具4の外周段部45に対する係合部6の引っ掛かり状態を安定に維持できるようにしたものである。
次に、前記のように構成された本実施形態のコネクタ装置1の使用例等について、図5を基に説明する。
図5(a)は本実施形態のコネクタ装置1(図1(a)のコネクタ装置1)による配線接続前の状態の説明図、図5(b)は同コネクタ装置におけるベースの差込口から雄端子金具に向って雌端子金具を所定量差込んだ状態の説明図、図5(c)はその差込み作業が完了した状態の説明図、図5(d)はその差込作業の完了後においてカバーをベースに装着した状態の説明図である。
本実施形態のコネクタ装置1は、例えば、自動車のパワーシート装置等、各種電装機器における電気配線の接続手段として使用することができる。
本実施形態のコネクタ装置1を実際に使用して電気配線を接続する際は、図5(a)に示したように、接続しようとする配線8の先端に雌端子金具4を取付け、取付けた雌端子金具4の先端とベース2の差込口22とを対向させる。そして、図5(b)に示したように、当該ベース2の差込口22から雄端子金具3に向けて雌端子金具4そのものを直接差込む。
ところで、図5(b)に示したように、前記のように雌端子金具4を所定量差込んだ段階では、雌端子金具4の嵌合部41によって片持ち梁部5の係合部6が端子収容室21の天井方向に押し上げられ、その押し上げ力で片持ち梁部5が弾性変形して撓み、これにより片持ち梁部5の自由端5Bおよび係合部6が端子収容室21の天井方向に一時的に逃げた状態になる。
そして、更に続けて雌端子金具4を差込むと、図5(c)に示したように、雌端子金具4の嵌合部41が片持ち梁部5の係合部6下方を通り過ぎ、この時点で、片持ち梁部5がその弾性復元力により元の状態、すなわち撓む前の状態に戻る。
これにより、図5(c)に示したように、雌端子金具4の外周段部45の方向に向って片持ち梁部5の係合部6が下降し、かつ、下降した係合部6が雌端子金具4の外周段部45に対して引っ掛かった状態になることで、差込口22からの雌端子金具4の抜け落ちが防止される。
このとき、雌端子金具4の嵌合部41、具体的には嵌合金具部43の内側において雄端子金具4の接点バネ片44が雄端子金具3に対して所定のバネ力で接触し、雌端子金具4の嵌合部41(嵌合金具部43)と雄端子金具3とが嵌合した状態になることで、雄端子金具3と雌端子金具4は電気的に接続される。
要するに、本実施形態のコネクタ装置1は、差込口22から雄端子金具3に向けて雌端子金具4を差込むことで、雌端子金具4の嵌合部41が雄端子金具3に嵌合した状態になり、雄端子金具3と雌端子金具4とが電気的に接続されるとともに、差込口22からの雌端子金具4の抜け落ちを防止する手段として、雌端子金具4の外周段部45に対して係合部6が引っ掛かった状態になる。
そして、最後に、ベース2に対してカバー7を取付けることで、本実施形態のコネクタ装置1による配線の接続作業は終了する。
ところで、前記のようにカバー7を取り付けると、カバー7の第1の押圧部74Aによって雌端子金具4の嵌合部41が押圧されるので、雌端子金具4の嵌合部41と雄端子金具3との嵌合状態が容易に解除されることはなく、常時、雌端子金具4と雄端子金具3との良好な電気的接続状態が得られる。また、カバー7の第2の押圧部74Bによってベース2の片持ち梁部5が押圧されているので、片持ち梁部5の自由端5Bや係合部6の浮き上がりが生じるおそれはなく、雌端子金具4の外周段部45に対する係合部6の引っ掛かり状態は安定に維持され、差込口22からの雌端子金具4の抜け落ちは効果的に防止される。
以上説明した本実施形態のコネクタ装置1にあっては、その具体的な構成として、前記のように、雌端子金具4そのものを単体でベース2の差込口22に直接差込む構成、および、ベース2の端子収容室21の天井付近に片持ち梁部5を設け、この片持ち梁部5の先端部下面に係合部6を設けるとともに、差込口22からの雌端子金具4の抜け落ちを防止する手段として、雌端子金具4の外周段部45に対して係合部6が引っ掛かった状態になる構成を採用した。
このため、本実施形態のコネクタ装置1によると、雌端子金具を取付けていた従来の雌コネクタハウジングを廃止することができ、廃止した雌コネクタハウジングの分だけ、部品点数が減り、かつ、コネクタ装置1全体を薄く構成できるという利点がある。また、従来の雌コネクタハウジングの廃止により、そのような雌コネクタハウジングに対して雌型端子金具を取付ける従来の組立作業も不要となるという利点もある。
本発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想内で当分野において通常の知識を有する者により多くの変形が可能である。
1 コネクタ装置
2 ベース
21 端子収容室
22 差込口
23 端子収容室の両側板
24 両持ち梁部
25 端子収容室の底板
26 係止爪
27 絶縁壁
3 雄端子金具
4 雌端子金具
41 嵌合部
42 ベース金具部
43 嵌合金具部
44 接点バネ片
45 外周段部
5 片持ち梁部
5A 片持ち梁部の一端(支持端)
5B 片持ち梁部の他端(自由端)
6 係合部
7 カバー
71 天板部
72 両側板部
73 取付け穴
74 押え突起部
74A 第1の押圧部
74B 第2の押圧部
8 配線

Claims (4)

  1. 端子収容室と該端子収容室に連通する差込口とを備えたベースと、
    前記端子収容室の内壁面から前記差込口に向けて突出した雄端子金具と、
    前記雄端子金具に嵌合可能な嵌合部を備えた雌端子金具と、
    前記端子収容室の天井付近に設けた片持ち梁部と、
    前記片持ち梁部の先端部下面に設けた係合部と、を備え、
    前記差込口から前記雄端子金具に向けて前記雌端子金具を差込むことで、前記雌端子金具の前記嵌合部が前記雄端子金具に嵌合した状態になり、前記雄端子金具と前記雌端子金具とが電気的に接続されるとともに、前記差込口からの前記雌端子金具の抜け落ちを防止する手段として、前記雌端子金具の外周段部に対して前記係合部が引っ掛かった状態になること
    を特徴とするコネクタ装置。
  2. 前記片持ち梁部を介して前記係合部を前記雌端子金具の外周段部の方向に押え付けて位置決め固定する手段として、前記ベースに装着されるカバーを備えなること
    を特徴とする請求項1に記載のコネクタ装置。
  3. 前記雌端子金具は、細長のベース金具部と、このベース金具部の先端側に設けた筒状金具部とを備え、その筒状金具部が前記嵌合部として機能するとともに、その筒状金具部と前記ベース金具部との境界部を前記外周段部として利用する構成になっていること
    を特徴とする請求項1または2に記載のコネクタ装置。
  4. 前記雄端子金具は、複数本設けられていて、隣り合う2つの前記雄端子金具間は、前記ベースから立ち上がった形態の絶縁壁によって電気的に絶縁された状態になっていること
    を特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のコネクタ装置。
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