JP2018101337A - ドライブレコーダ - Google Patents

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Koji Ishii
康二 石井
松田 智秀
Tomohide Matsuda
智秀 松田
明彦 井口
Akihiko Iguchi
明彦 井口
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Abstract

【課題】ドライブレコーダで車両が走行中に行う、信号無視以外の非定常運転を記録する。
【解決手段】ドライブレコーダ100,300は、色判断部151と、距離情報取得部110と、記録部130と、移動情報取得部120と、進入判断部152と、記録制御部153とを備える。距離情報取得部110は、自車両から1番目に近い信号機の設置されている交差点までの距離に関する距離情報を取得する。移動情報取得部120は、自車両の移動に関する移動情報を取得する。進入判断部152は、距離情報と移動情報とから自車両が交差点に進入するか否かを判断する。記録制御部153は、色判断部151が自車両に1番目に近い信号機の信号の色と自車両に2番目に近い信号機の信号の色とが異なると判断し、かつ、進入判断部152が、自車両が交差点に進入すると判断した場合に、記録部130に画像データの記録を開始させる。
【選択図】図1

Description

本開示は、車両の走行状態を記録するドライブレコーダに関する。
従来、車両の前方を撮影し、画像データを車載カメラによって自動的に取得して記録する機能を備えたドライブレコーダが知られている。一般的にドライブレコーダは、他車両との衝突などで衝撃を受けるとその前後所定の時間だけ画像データを自動で記録する機能が付いているものが多い。これにより、事故が発生した前後の重要な時間だけを確実に記録し、画像データを記録するための記録領域を有効活用している。
また、信号機の状態を受信して、画像データの記録を開始するドライブレコーダも存在する。この種のドライブレコーダは、路線信号情報を光ビーコンから受信するための通信機能を備えている。そして、例えば、特許文献1に開示されているドライブレコーダの場合、前方直近の信号機の状態を表す情報を光ビーコンより受信し、走行中の自車両が、信号無視をする可能性が高いと判断すると、画像データの記録を開始する。このようなドライブレコーダは、例えばトラック、バス、タクシーなどの業務用車両に関して、会社の管理者が乗務員の危険な運転を把握するのに有効である。
特開2012−69051号公報
特許文献1に開示の技術を採用すれば、信号機が存在する交差点に自車両が進入する際に、運転者が信号無視を行った可能性が高い状況を表す画像データを記録することが出来る。しかし、信号無視以外にも画像データを記録するべき非定常な運転が存在する。これに対し、従来のドライブレコーダではそのような信号無視以外の非定常な運転の画像データについては十分に記録できない可能性があるという課題があった。
本開示は、従来記録できない可能性がある非定常な運転の画像データを記録することができるドライブレコーダを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本開示に係るドライブレコーダは、色判断部と、距離情報取得部と、記録部と、移動情報取得部と、進入判断部と、記録制御部とを備える。色判断部は、自車両の前方に存在する信号機のうち自車両に1番目に近い信号機の色と、自車両の前方に存在する信号機のうち自車両に2番目に近い信号機の信号の色とが異なるか否かを判断する。距離情報取得部は、自車両から1番目に近い信号機の設置されている交差点までの距離に関する距離情報を取得する。移動情報取得部は、自車両の移動に関する移動情報を取得する。進入判断部は、距離情報と移動情報とから自車両が交差点に進入するか否かを判断する。記録部は、自車両の前方を撮影して取得した画像データを記録する。記録制御部は、色判断部が自車両に1番目に近い信号機の信号の色と自車両に2番目に近い信号機の信号の色とが異なると判断し、かつ、進入判断部が、自車両が交差点に進入すると判断した場合に、記録部に画像データの記録を開始させる。
本開示に係るドライブレコーダは、1番目に近い信号機の信号の色と2番目に近い信号機の信号の色が異なると判断し、自車両が交差点に進入すると判断した場合に、記録部で記録を開始する。この構成により、従来記録できない可能性がある、非定常な運転の画像データを記録することができる。
第1の実施の形態に係るドライブレコーダの構成を示すブロック図 自車両前方の所定距離内に複数存在する信号機の位置及び色を説明するための図 第1の実施の形態に係るドライブレコーダの非定常運転記録動作を示すフローチャート 第2の実施の形態に係るドライブレコーダの構成を示すブロック図 第2の実施の形態に係るドライブレコーダの非定常運転記録動作を示すフローチャート
以下、実施の形態を、図面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一または略同一の部分には同一の符号を付しその説明は繰り返さない。
(第1の実施の形態)
[1―1.構成]
図1は、第1の実施の形態に係るドライブレコーダ100の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、第1の実施の形態に係るドライブレコーダ100は、距離情報取得部110と、移動情報取得部120と、記録部130と、警告部140と、制御部150とを備える。
距離情報取得部110は、自車両の前方の所定距離内に存在する信号機のうち、1番目に近い信号機(以下、第1の信号機)が設置されている交差点までの距離に関する距離情報と、前方の所定距離内に存在する信号機のうち、2番目に近い信号機(以下、第2の信号機)が設置されている交差点までの距離に関する距離情報とを取得する。距離情報取得部110は、具体的には、例えば、新交通管理システム(UTMS:Universal Traffic Management System)からの路線信号情報を高度化光ビーコンシステムにより受信する近赤外線車載受信機である。路線信号情報には、第1の信号機、および第2の信号機についての距離情報が含まれる。
なお、距離情報取得部110は、第1の信号機についての距離情報を取得するが、第2の信号機についての距離情報は取得しない構成であってもよい。また、距離情報取得部110は、光ビーコン以外の道路情報インフラからの情報、たとえば路車間情報を受信するための無線機であってもよい。また、距離情報取得部110は、道路情報インフラからの情報を受信する受信機に限定されず、たとえばカーナビゲーションシステムを用いて、自車両の位置情報と、第1の信号機、および第2の信号機が設置されている交差点までの位置情報から、第1の信号機、および第2の信号機についての距離情報を取得できるような装置であってもよい。
移動情報取得部120は、撮像部121とGPS信号受信部122とを備える。
撮像部121は、自車両の移動に関する移動情報として、自車両の前方の画像データを取得する。なお、画像データは、動画でも静止画であってもよい。
GPS信号受信部122は、撮像部121とは別で、自車両の移動に関する移動情報として、GPS信号を取得する。なお、移動情報を取得することを、撮像部121だけで行ってもよい。
記録部130は、撮像部121により取得した画像データを記録する。記録部130による画像データの記録は、記録制御部153によって開始するが、詳細については後述する。
警告部140は、記録部130が画像データの記録を開始するタイミングで、ドライバへ音声による警告を出力する。なお、ここでの警告は、音声に限らない。警告の種類によって音量や鳴動する期間を変えてもよい。また、音色や音程を変えてもよく、これらを組み合わせてもよい。また、警告部140は音声による警告以外に、ドライブレコーダ100に光源を内蔵させて光る形態をとってもよい。
制御部150は、色判断部151と、進入判断部152と、記録制御部153とを備える。
色判断部151は、数情報取得部154と、画像処理部155とを備える。
数情報取得部154は、自車両の前方の所定距離内に存在する信号機の数情報を取得する。具体的には、数情報取得部154は、撮像部121が取得した画像データを画像処理することで数情報を取得する。例えば、交差点で2つの信号機が自車両の前方に設置されている場合に、撮像部121が取得する画像データを画像処理し、2つの信号機の存在を認識することで、その数が2つだと判断する。
画像処理部155は、自車両の前方の所定距離内に存在する信号機の信号の色情報を取得する。色情報は、撮像部121が取得した画像データを画像処理することで、取得される。具体的には、距離情報取得部110が取得する各信号機の距離情報から、その距離内に存在する信号機を検出し、検出した信号機の信号の色を画像処理して、各信号機の信号の色情報を取得する。なお、距離情報取得部110が取得した路線信号情報より各信号機の信号の色情報を取得する形態をとってもよい。
さらに、画像処理部155は、第1の信号機が赤信号か青信号か、また、第2の信号機が赤信号か青信号かを判断し、第1の信号機と第2の信号機の信号の色とが異なるか否かを判断する。なお、道路情報インフラが利用できない信号においては、画像処理部155は、距離情報を使用せず、画像処理で判断した信号機の数情報と色情報から、第1の信号機の信号の色と第2の信号機の信号の色とが異なるか否かを判断してもよい。また、道路情報インフラによって第1の信号機の信号色と、第2の信号機の信号色とを取得できる形態をとってもよい。
進入判断部152は、自車両が交差点に進入するか否かを判断する。具体的には、進入判断部152は、移動情報取得部120が取得する移動情報と、距離情報取得部110が取得する交差点までの距離情報から、交差点に進入するか否かを判断する。例えば、進入判断部152では、撮像部121が取得する画像データの変化から、車速情報や、移動情報を取得する。または、進入判断部152は、GPS信号受信部122からのGPS信号を受信することで自車両の位置情報を所定時間ごとに取得し、位置情報の変化と経過時間とから車速情報や加速度情報を取得する。そして、車速や加速度の大きさから、交差点に進入するか否かを判断する。なお、撮像部121とGPS信号受信部122の両方から得られる車速に基づいて、車速情報や加速度情報を取得してもよい。
記録制御部153は、記録部130に画像データの記録を開始させる。この時、同じタイミングで警告部140に警告を開始させる。記録制御部153が記録部130に記録を開始させるのは、色判断部151により第1の信号機の信号の色と第2の信号機の信号の色が異なると判断され、かつ、進入判断部152により自車両が加速し交差点に進入すると判断された場合である。なお、記録制御部153は、画像データだけでなく、位置情報、車速情報、加速度情報、移動情報、距離情報、信号色情報などを記録するようにしてもよい。
図2は、自車両前方の所定距離内に複数存在する信号機(ここでは第1の信号機と第2の信号機)の位置及び色を説明するための図である。
図2に示すように、ドライブレコーダ100の距離情報取得部110は、第1の信号機200の手前にある道路情報インフラ送信機(ここでは光ビーコン、図示せず)から、道路情報インフラ送信機と第1の信号機200との距離情報と第1の信号機200の信号の色情報とを受け取る。同時に、ドライブレコーダ100の距離情報取得部110は、道路情報インフラ送信機と第2の信号機210との距離情報を受け取る。
また、例えば、第1の信号機200は赤信号であり第2の信号機210は青信号であることを、撮像部121が取得した画像データより色判断部151が判断する。ここで、画像データにおける第1の信号機200の信号の色と第2の信号機210の信号の色の区別は、例えば、道路情報インフラ送信機から受け取った第1の信号機200の信号の色情報と、色判断部151が判断した信号機の信号の色情報を照合することにより行われる。なお、ここでは黄信号は赤信号に含まれるとみなして、それぞれの判断や処理が行われるものとする。
[1−2.動作]
図3は、第1の実施の形態に係るドライブレコーダ100の非定常運転記録動作を示すフローチャートである。以下、自車両が図2に示す進行方向240の方向へ進行する際の、本実施の形態に係るドライブレコーダの動作について、その動作手順を、図3を参照しながら説明する。
ステップS101では、制御部150は、距離情報取得部110(道路情報インフラ受信機)が道路上の道路情報インフラ送信機(光ビーコン)から距離情報を受信した結果を取得する。距離情報は、上記したように、第1の信号機200までの距離、第2の信号機210までの距離、および第1の信号機200の色情報を含む。
ステップS102では、制御部150の画像処理部155が、第1の信号機200が赤信号で第2の信号機210が青信号であるか、または、その逆(第1の信号機200が青信号で第2の信号機210が赤信号)であるかを判断する。ここでは、撮像部121が取得した画像データを、色判断部151の画像処理部155が画像処理することで判断する。なお、この判断は、数情報取得部154が複数の信号機が存在するという情報を取得した際に行われる。また、距離情報取得部110からの距離情報に、第1の信号機200の色情報に加え、第2の信号機210の色情報が含まれる場合は、これらの色情報に基づいて色判断部151が各信号機の色を判断してもよい。
ここで、第1の信号機200の信号の色と第2の信号機210の信号の色とが同じ場合や、信号機が1つしか存在しない場合はリターンへ進むが、これらがすべてドライブレコーダ100の記録の対象外になるわけではない。例えば、第1の信号機200が赤信号で第2の信号機210も赤信号の場合や、信号機が1つ設置されており、その信号機が赤信号である場合は、制御部150は、本動作とは別の動作で記録を行う。ただ、この開示の特徴となる記録形態からは外れるため、ここでは説明しない。
ステップS102で第1の信号機が赤信号で第2の信号機が青信号である、または、その逆であると判断されると、ステップS103へ進む。
ステップS103で、制御部150は、GPS信号受信部122が取得する位置情報の経時変化)もしくは撮像部121が取得する動画から、車速を推定する。ここで制御部150は、推定された車速を基準として、この後のステップで自車両が加速したか否かを判断する。
ステップS104では、制御部150は、ステップS101で距離情報取得部110が受信した距離情報の中から、光ビーコンの位置、すなわち自車両の位置から第1の信号機200が設置された交差点までの距離情報を取得する。これにより、制御部150は、自車両の位置と交差点までの距離が小さいほど、少しの加速で交差点に進入する可能性が大きいと判断できる。
ステップS105では、制御部150は、ステップS103で推定した車速に基づき自車両が実際に走行中か否かを判断する。ステップS103において推定した車速が0km/hの場合は、走行中でない、すなわち停車中と判断される。それ以外の場合は、走行中と判断される。
ステップS105で走行中と判断された場合には、制御部150は、ステップS106へ進む。ここでは、ステップS103で推定した車速(移動情報)、及びステップS104で取得した距離情報の両方から、自車両が交差点に進入する可能性を判断する。具体的には、制御部150は、距離情報に基づく交差点と自車両の位置との間の距離に対する、移動情報からの推定車速と車速変化に基づいて、距離の割に車速が大きい、もしくは急な加速を行っているかについて判断する。そして、距離の割に車速が大きかったり、自車両が急な加速を行っていたりすると判断されると、進入判断部152によって、自車両が交差点に進入する可能性が大きいと判断される。すなわち、第1の信号機200が青で、第2の信号機が赤の場合、ドライバは第1の信号機200がまもなく赤に変わると考え、高速のまま、もしくは加速して交差点に進入する可能性が大きいと判断される。この点についての詳細は後述する。逆に、第1の信号機200が赤で、第2の信号機が青の場合、ドライバは第1の信号機200を見落として第2の信号機210が青であることに基づいて、高速のまま、もしくは加速して交差点に進入する可能性が大きいと判断される。これらの場合、自車両は非定常な運転を行っているとみなされ、ステップS108へ進む。一方、進入判断部152によって自車両が交差点に進入する可能性が大きいとは判断されなかった場合、自車両は非定常な運転を行っているとはみなされず、リターンへ進む。
ステップS105で停車中と判断された場合には、ステップS107へ進む。ここでは、ステップS103では0km/hであった車速が変化したか、すなわち自車両が走行を開始したかを判断する。
具体的には、走行を開始した場合、第1の信号機200が赤で、第2の信号機210が青であり、かつ、自車両が交差点の先頭に位置すれば、運転者は第1の信号機200を見落として第2の信号機210が青であることに基づいて、自車両を走行させようとしていると推定される。この点についての詳細は後述する。なお、制御部150は、自車両が交差点の先頭に位置するか否かについて、撮像部121からの画像に先行車が存在するか否かを画像処理部155が分析した結果に基づき判断する。
逆に、第1の信号機200が青で、第2の信号機210が赤の場合、第2の信号機210が赤なので、第2の信号機210に他車両が停車したままである。この状態で自車両が走行を開始すると、混雑具合によっては交差点内で自車両が止まってしまう可能性がある。
したがって、これらの状況に基づいて、進入判断部152によって自車両が交差点に進入する可能性が大きいと判断された場合には、非定常な運転を行っているとみなされ、制御部150は、ステップS108へ進む。一方、進入判断部152によって自車両が交差点に進入する可能性が大きいとは判断されなかった場合には、自車両は非定常な運転を行っているとはみなされず、制御部150は、リターンへ進む。
ステップS106またはステップS107において、自車両が非定常な運転を行っているとみなされ、ステップS108へ進むと、制御部150の記録制御部153が記録部130に画像データの記録を開始させる。
ステップS109では、制御部150は、警告部140がドライバに対して音声による非定常運転専用警告を出力するように制御する。その後、制御部150は、リターンへ進む。
[1−3.効果等]
以上のように、本実施の形態において、ドライブレコーダ100は、色判断部151と、距離情報取得部110と、記録部130と、移動情報取得部120と、進入判断部152と、記録制御部153とを備える。色判断部151は、自車両の前方に存在する信号機のうち自車両に1番目に近い信号機の信号の色と自車両の前方に存在する信号機のうち自車両に2番目に近い信号機の信号の色が異なるか否かを判断する。距離情報取得部110は、自車両から1番目に近い信号機が設置されている交差点までの距離情報を取得する。記録部130は、自車両の前方の画像データを記録する。移動情報取得部120は、自車両の移動に関する移動情報を取得する。進入判断部152は、色判断部151が1番目に近い信号機の信号の色と2番目に近い信号機の信号の色が異なると判断した場合に、距離情報と移動情報から自車両が交差点に進入するか否かを判断する。記録制御部153は、進入判断部152が自車両は交差点に進入すると判断した場合に、記録部130に画像データの記録を開始する。
これにより、自車両が非定常運転を行っているとみなされる場合に、記録部130に画像データの記録を開始することができる。
また、本実施の形態において、色判断部151は、自車両の前方における所定の距離内に信号機が複数存在するか否かを判断し、信号機が複数存在すると判断した場合に、1番目に近い信号機と2番目に近い信号機の信号の色が異なるか否かを判断する。
これにより、色を判断する信号機を、自車両の前方における所定距離内に存在する信号機に限定することができる。自車両から所定の距離以上離れている信号機は、色判断部151による色判断を行わないとすることで、色判断部151が色判断する対象となる信号機の数が減る。これにより、色判断部151が色判断する対象が減るため、自車両により近い信号機の信号の色判断をする処理の効率化が図れる。
また、本実施の形態において、記録制御部153は、1番目に近い信号機が青信号で2番目に近い信号機が赤信号の際に、走行中の自車両が交差点に進入すると判断された場合に、記録部130に画像データの記録を開始させる。
ここで、ステップS106について説明する。既にステップS103において車速を推定しているが、所定時間経過後に再度車速を推定する。移動情報取得部120により、ステップS103で推定した車速とステップS105で推定した車速とから、自車両の加速度情報を取得する。第1の信号機200が青信号である時間内に加速度情報の取得までが行われる状況としては、例えば、次のような場合が考えられる。第2の信号機210が赤信号であることから第1の信号機200も連動して間もなく赤信号になるとドライバが予測をする傾向にある。よって第1の信号機200が青信号である間に渡りきろうとすることで、青信号の交差点に急加速して進入するという非定常運転を行う可能性がある。かかる場合に、本実施の形態に係るドライブレコーダ100は、ステップS108において、自車両前方の画像データを記録することができる。
また、本実施の形態において、記録制御部153は、1番目に近い信号機が赤信号で2番目に近い信号機が青信号であり、かつ、交差点で停車していた自車両が交差点に進入すると判断された場合に、記録部130に画像データの記録を開始させる。
ここで、ステップS107について説明する。ステップS103で車速が0km/hであったが、所定時間経過後に再度車速を推定する。再度車速を推定するまでは第1の信号機200が赤信号であり、再度推定した車速が0km/hでない場合としては、例えば、次のような場合が考えられる。第1の信号機200が赤信号であり、信号待ちをしていたドライバが、第2の信号機210が青信号に変わった際に、第1の信号機200が青信号に変わったと見間違え、走行を開始するという非定常運転を行う可能性がある。かかる場合に、本実施の形態に係るドライブレコーダ100は、ステップS108において、自車両前方の画像データを記録することができる。
また、本実施の形態において、ドライブレコーダ100は、ドライバに警告を発する警告部140をさらに備え、記録制御部153は、記録部130に画像データの記録を開始させると共に、警告部140を作動させる。
これにより、非定常運転を行った場合に警告を発し、ドライバに注意を促すことができる。
(第2の実施の形態)
図4は、第2の実施の形態に係るドライブレコーダ300の構成を示すブロック図である。図5は、第2の実施の形態に係るドライブレコーダ300の非定常運転記録動作を示すフローチャートである。
図4に示すように、第2の実施形態に係るドライブレコーダ300は、記録部330に画像保持領域331と、自動消去領域332という2つの領域を持つという点において、第1の実施形態に係るドライブレコーダ100と相違する。
また、図5に示すように、第2の実施形態に係るドライブレコーダ300では、ステップS106及びステップS107において交差点に進入する可能性が大きいと判断された場合には、記録制御部153は記録部330の画像保持領域331に画像データを記録させる(ステップS202)。また、ステップS102において第1の信号機が赤信号で第2の信号機が青信号である、または、その逆であると判断されなかった場合、若しくはステップS106及びステップS107において自車両が非定常運転を行っていると判断されなかった場合には、記録制御部153は記録部330の自動消去領域332に画像データを記録させる(ステップS203)。
以上の点において、第2の実施の形態に係るドライブレコーダ300は、第1の実施形態に係るドライブレコーダ100と相違する。その他の構成及び動作については基本的に第1の実施の形態に係るドライブレコーダ100と略同様である。したがって、上記相違点についてのみ詳細に説明し、その他の構成については説明を簡略若しくは省略する。なお、第1の実施の形態と同じ部材及びステップが使用されている場合は、第1の実施の形態と同じ符号を用いている。
[2−1.構成]
図4に示すように、記録制御部153は、色判断部151による判断結果、及び、進入判断部152による判断結果に基づいて、記録部330に画像データの記録を開始させると共に、警告部140による警告の出力を開始させる。記録部330には、画像保持領域331と自動消去領域332という2つの領域が存在する。どちらの領域に記録するかは、以下で説明するように、記録した画像データの内容によって決まる。
[2−2.動作]
図5に示すように、ステップS106またはステップS107において非定常運転と判断された場合には、撮像部121が取得した画像データは記録部330の画像保持領域331に記録する。ステップS102において、第1の信号機が赤信号で第2の信号機が青信号である、または、その逆であると判断されなかった場合と、ステップS106及びステップS107において非定常運転と判断されなかった場合には、撮像部121が取得した画像データは記録部330の自動消去領域332に記録する。自動消去領域332に記録された画像データは、たとえば、一定期間経過後に自動的に消去されるか、もしくは上書きにより自動的に消去される。
[2−3.効果等]
以上のように、本実施の形態において、記録部330は、画像データを保持する画像保持領域331を有し記録制御部153は、自車両が交差点に進入すると判断した場合には、記録部330が記録した画像データを画像保持領域331に記録する。
これにより、非定常運転と判断された場合の画像データを、消去することなく保存し続けることができる。
また、本実施の形態において、記録部330は、記録された画像データを自動的に消去する自動消去領域332を有し記録部330が記録した画像データのうち画像保持領域331に記録する画像データ以外の画像データを自動消去領域332に記録する。
これにより、自動消去領域332では、非定常な運転以外の記録は、古い順に消去していくなどの形態をとることができる。画像保持領域331と区別することで、第1の実施形態の効果に加えて、例えば、記録部330の画像データが非定常でない運転の記録により占められることを防止できる。
(他の実施の形態)
以上、本開示に係るドライブレコーダを、第1及び第2の実施の形態に基づいて説明したが、本開示は上記実施の形態及びそれら変形例に限られない。例えば、第1及び第2の実施形態に係るドライブレコーダの部分的な構成、及び下記の変形例に係る構成を、適宜組み合わせてなるドライブレコーダであっても良い。さらに、本発明の技術的思想の範囲を逸脱しない範囲で、ドライブレコーダの構成に適宜変更を加えることは可能である。
上記実施の形態で説明したドライブレコーダ100,300において、制御部150、移動情報取得部120、距離情報取得部110、等の各ブロックは、LSIなどの半導体装置により個別に1チップ化されても良いし、一部又は全部を含むように1チップ化されても良い。
上記各実施の形態の各機能ブロックの処理の一部又は全部は、コンピュータプログラムにより実現されるものであってもよい。また、上記実施の形態の各処理をハードウエアにより実現してもよいし、ソフトウエア(OS(オペレーティングシステム)、ミドルウェア、あるいは、所定のライブラリとともに実現される場合を含む。)により実現してもよい。更に、ソフトウエア及びハードウエアの混在処理により実現しても良い。
また、上記実施の形態における処理方法の実行順序は、必ずしも、上記実施の形態の記載に制限されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲で、実行順序を入れ替えることができる。
上記ドライブレコーダ100,300で実行される処理方法と、同処理方法をコンピュータに実行させるコンピュータプログラム及びそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、本開示の範囲に含まれる。ここで、コンピュータ読み取り可能な記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、CD−ROM、MO、DVD、DVD−ROM、DVD−RAM、BD(Blu−ray(登録商標) Disc)、半導体メモリを挙げることができる。コンピュータプログラムは、上記記録媒体に記録されたものに限られず、電気通信回線、無線又は有線通信回線、インターネットを代表とするネットワーク等を経由して伝送されてもよい。
本開示は、たとえば、トラック、バス、タクシーなどの業務用車両において非定常運転を記録するためのドライブレコーダに適用可能である。
100,300 ドライブレコーダ
110 距離情報取得部
120 移動情報取得部
121 撮像部
122 GPS信号受信部
130,330 記録部
140 警告部
150 制御部
151 色判断部
152 進入判断部
153 記録制御部
154 数情報取得部
155 画像処理部
200,210 信号機
240 進行方向
331 画像保持領域
332 自動消去領域

Claims (7)

  1. 自車両の前方に存在する信号機のうち前記自車両に1番目に近い信号機の信号の色と、前記自車両の前方に存在する信号機のうち前記自車両に2番目に近い信号機の信号の色とが異なるか否かを判断する色判断部と、
    前記自車両から前記1番目に近い信号機が設置されている交差点までの距離に関する距離情報を取得する距離情報取得部と、
    前記自車両の移動に関する移動情報を取得する移動情報取得部と、
    前記距離情報と前記移動情報とから前記自車両が前記交差点に進入するか否かを判断する進入判断部と、
    前記自車両の前方の画像データを記録する記録部と、
    前記色判断部が前記自車両に1番目に近い信号機の信号の色と前記自車両に2番目に近い信号機の信号の色とが異なると判断し、かつ、前記進入判断部が前記自車両が前記交差点に進入すると判断した場合に、前記記録部に前記画像データの記録を開始させる記録制御部と、
    を備えることを特徴とするドライブレコーダ。
  2. 前記色判断部は、前記自車両の前方における所定の距離内に信号機が複数存在するか否かを判断し、信号機が複数存在すると判断した場合に、前記1番目に近い信号機と前記2番目に近い信号機の信号の色とが異なるか否かを判断することを特徴とする、
    請求項1に記載のドライブレコーダ。
  3. 前記記録制御部は、前記1番目に近い信号機が青信号で前記2番目に近い信号機が赤信号であると判断され、かつ、走行中の前記自車両が前記交差点に加速して進入すると判断された場合に、前記記録部に前記画像データの記録を開始させることを特徴とする、
    請求項1または2に記載のドライブレコーダ。
  4. 前記記録制御部は、前記1番目に近い信号機が赤信号で前記2番目に近い信号機が青信号であると判断され、かつ、前記交差点で停車していた前記自車両が前記交差点に進入すると判断された場合に、前記記録部に前記画像データの記録を開始させることを特徴とする、
    請求項1から3のいずれか1項に記載のドライブレコーダ。
  5. ドライバに警告を発する警告部をさらに備え、
    前記記録制御部は、前記記録部に前記画像データの記録を開始させると共に、前記警告部を作動させることを特徴とする、
    請求項1から4のいずれか1項に記載のドライブレコーダ。
  6. 前記記録部は、画像データを保持する画像保持領域を有し、
    前記記録制御部は、前記色判断部が前記自車両に1番目に近い信号機の信号の色と前記自車両に2番目に近い信号機の信号の色とが異なると判断し、かつ、前記進入判断部が前記自車両が前記交差点に進入すると判断した場合に、前記記録部に前記画像保持領域への前記画像データの記録を開始させることを特徴とする、
    請求項1から5のいずれか1項に記載のドライブレコーダ。
  7. 前記記録部は、記録された画像データが自動的に消去される自動消去領域を有し、
    前記画像保持領域に記録される前記画像データ以外の画像データを前記自動消去領域に記録することを特徴とする、
    請求項6に記載のドライブレコーダ。
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