JP2018100542A - 耐震および制振補強施工方法 - Google Patents

耐震および制振補強施工方法 Download PDF

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【課題】住民の安全を確保することができ、施工後であっても、窓を介した採光、通風および眺望に影響がない耐震および制振補強施工方法を提供する。【解決手段】耐震および制振補強施工方法は、共同住宅1の共用廊下6の外側に仮設通路12を組み立てる仮設通路組立て手順と、共用廊下6の手摺8のうち、住宅の玄関5と対面した対面部8aを切断して撤去する手摺撤去手順と、玄関5と仮設通路12との間に連絡通路13を渡す通路仮設手順と、玄関5の扉の周囲を防護柵17で囲う防護柵設置手順とを経て、玄関5、連絡通路13および仮設通路12を動線とし、通路仮設手順の後に、共用廊下6において既存床スラブ7の下方にスラブ10を設置するスラブ施工手順と、スラブ10と補強フレームとを接合するフレーム接合手順とを経る。【選択図】図2

Description

本発明は、共同住宅における耐震および制振補強施工方法に関するものである。なお、「制振」とは、地震や風による建物の振動を低減させることを意味し、「制振」の他に「制震」とも表記される場合があるが、本明細書では、統一して「制振」と記す。
従来、建物は地震に対する耐震および制振補強構造が採られている。このような補強構造は、建物を新築する場合だけでなく、耐震補強として既存の建物にも施工される。耐震補強は建物の種類によって様々であり、室内での補強が困難な場合、建物の外側に補強フレームなどの補強部材が設けられて施工される場合もある。
建物の外側に補強部材が設けられた耐震補強として、例えば下記特許文献1に記載された耐震補強構造がある。この耐震補強構造によれば、補強梁や補強柱が、建物の窓の正面を可能な限り避けて窓の周囲に接合されているため、施工後であっても、窓を介した採光、通風および眺望などの生活環境に対する影響を抑えることができる。
特開2008−127856号公報
耐震補強は一般的に、建物のうち、ベランダやバルコニー側における構面に施工されるため、窓を介した生活環境が施工後に変わる場合がある。一方で、特に共同住宅の場合、仮に共用廊下側に耐震補強が施工されると、施工中に共用廊下を通る住民の安全を確保することが困難である。
本発明は、上記の実情に鑑みて提案されたものである。すなわち、住民の安全を確保することができ、施工後であっても、窓を介した採光、通風および眺望に影響がない耐震および制振補強施工方法の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る耐震および制振補強施工方法は、共同住宅にスラブを設け、このスラブに補強フレームを接合して前記共同住宅を補強する耐震および制振補強施工方法において、前記共同住宅の共用廊下の外側に仮設通路を組み立てる仮設通路組立て手順と、前記共用廊下の手摺のうち、住宅の玄関と対面した部分を切断して撤去する手摺撤去手順と、前記玄関と前記仮設通路との間に連絡通路を渡す通路仮設手順と、を経て、前記玄関、前記連絡通路および前記仮設通路を動線とし、前記通路仮設手順の後に、前記共用廊下側に前記スラブを設けるスラブ施工手順を経る、ことを特徴とする。
本発明に係る耐震および制振補強施工方法は、前記玄関の扉の周囲を防護柵で囲う防護柵設置手順が含まれた、ことを特徴とする。
本発明に係る耐震および制振補強施工方法は、隣接する前記玄関ごとの前記防護柵同士の間を作業空間とする、ことを特徴とする。
本発明に係る耐震および制振補強施工方法は、前記スラブが、現場打ちコンクリート、プレキャストコンクリートまたは鉄骨水平ブレースである、ことを特徴とする。
本発明に係る耐震および制振補強施工方法は、上記した構成である。すなわち、共用廊下の外側に設けられた連絡通路および仮設通路が、工期中における仮の共用廊下となるため、玄関、連絡通路および仮設通路が住民の動線となる。したがって、住民の安全を確保することができる。また、補強フレームが共同住宅の共用廊下側に設けられるため、ベランダ側において、窓を介した採光、通風および眺望に影響がない。
本発明に係る耐震および制振補強施工方法は、玄関の扉の周囲を防護柵で囲う防護柵設置手順が含まれている。すなわち、扉の上部および左右側部が防護柵で囲われることで、玄関から仮設通路までの動線において、住民の安全を確保することができる。
本発明に係る耐震および制振補強施工方法は、隣接する玄関ごとの防護柵同士の間を作業空間とするものである。すなわち、共用廊下では、玄関ごとの防護柵の内側が住民の動線となり、一方、隣接する玄関の防護柵同士の間が作業空間となる。したがって、住民の動線と、作業者の作業空間とが分離され、住民の安全を確保することができる。
本発明に係る耐震および制振補強施工方法は、現場打ちコンクリートスラブ、プレキャストコンクリートスラブまたは鉄骨水平ブレースである。この構成により、スラブまたは鉄骨水平ブレースは、建物と補強フレームとの間において応力伝達の役割を担う。例えば、スラブがプレキャストコンクリートであれば、あらかじめ打設された各部材を組み立てるため、建築現場におけるコンクリートの打設作業が簡略化される。したがって、現場打ちコンクリートの場合と比較して、工期を短縮すると共に施工を簡便にすることができる。
本発明の実施形態に係る耐震および制振補強施工方法を説明するための概略平面図である。 本発明の実施形態に係る耐震および制振補強施工方法を説明するための概略側面断面図である。 本発明の実施形態に係る耐震および制振補強施工方法の手摺撤去手順を説明するための概略図である。 本発明の実施形態に係る耐震および制振補強施工方法のスラブ施工手順を説明するためのものであり、(a)(b)(c)ともスラブが現場打ちコンクリートである場合の概略側面断面図である。 本発明の実施形態に係る耐震および制振補強施工方法のスラブ施工手順を説明するためのものであり、(a)(b)ともスラブがプレキャストコンクリートである場合の概略側面断面図である。 本発明の実施形態に係る耐震および制振補強施工方法のスラブ施工手順を説明するためのものであり、スラブが鉄骨水平ブレースである場合の概略側面断面図である。 本発明の実施形態に係る耐震および制振補強施工方法のスラブ施工手順を説明するための概略平面拡大図である。 本発明の実施形態に係る耐震および制振補強施工方法のフレーム接合手順を説明するための概略側面断面図である。 本発明の実施形態に係る耐震および制振補強施工方法のフレーム接合手順を説明するためのものであり、(a)はスラブが現場打ちコンクリートである場合の概略平面図、(b)はスラブがプレキャストコンクリートである場合の概略平面図、(c)はスラブが鉄骨水平ブレースである場合の概略平面図である。 本発明の実施形態に係る耐震および制振補強施工方法のフレーム接合手順を説明するための概略平面図である。 本発明の実施形態に係る耐震および制振補強施工方法が施工された状態が示された概略側面断面図である。
以下に、本発明の実施形態に係る耐震および制振補強施工方法(以下、耐震および制振補強施工方法を「補強工法」と記す。)を図面に基づいて説明する。図1および図2は、本実施形態に係る補強工法が施工される過程が示され、図1は共同住宅1の概略平面図であり、図2は共同住宅1の概略側面断面図である。
図1に示されているとおり、共同住宅1は、既存柱2および既存梁3を介して並列した複数の住宅4が集合したものであり、各住宅4の玄関5が共用廊下6に面している。図2に示されているとおり、共用廊下6は、既存床スラブ7の端に所定の高さの手摺8が設けられている。本実施形態に係る補強工法は、このような共同住宅1にスラブ10を設け、このスラブ10に補強フレーム21(図8参照)を接合して共同住宅1を補強するものであり、特に、補強フレーム21が共同住宅1の共用廊下6の外側に取り付けられるものである。スラブ10は、現場打ちコンクリート、プレキャストコンクリート(以下、プレキャストコンクリートを「PCa」と記す。)または鉄骨水平ブレースである。スラブ10がPCaである場合、面外補強材として鉄筋11(図11参照)が埋設されている。また、補強フレーム21は、PCaである。
補強工法は、少なくとも以下の手順によって実現される。すなわち、補強工法は、下地処理手順、基礎工事手順、仮設通路組立て手順、手摺撤去手順、通路仮設手順、防護柵設置手順、スラブ施工手順、復旧手順、フレーム接合手順を順に経て実現される。
図1および図2において、下地処理手順では、共用廊下6において、隅出しの後、スラブ10を接合する既存梁3や既存柱2から、塗仕上げのモルタルや、張仕上げのタイルなどを撤去し、目荒らしをする。
基礎工事手順では、共同住宅1の地盤に応じて、基礎スラブ、杭が用いられ、既存基礎24に対応させて、現場打ちコンクリートの補強基礎を打設する。
仮設通路組立て手順では、共同住宅1の共用廊下6の外側に仮設通路12を組み立てる。仮設通路12は、例えばユニット式組立て足場の他、楔式締結足場などが用いられ、共同住宅1のフロア数に対応して組み立てられる。
手摺撤去手順では、共用廊下6の手摺8のうち、住宅4の玄関5と対面した部分(以下、住宅4の玄関5と対面した部分の手摺8を、「対面部8a」と記す。)を切断して撤去する。すなわち、手摺8のうち対面部8aを撤去することで、共用廊下6において玄関5の正面が解放されて外側と通じる。
ここで、手摺8の切断と撤去についてさらに詳説する。図3は、補強工法における手摺撤去手順で施工された手摺8の状態が示されている。
図3に示されているとおり、手摺8は上端から下部に渡って対面部8aが四角く切断されている。切断には、例えば、コアドリルなどが用いられるが、クラッシャやウォールソーイングが用いられてもよい。ただし、切断時の騒音が小さいコアドリルが好ましい。また、対面部8aを切断して養生した状態で、例えば、幅が600mm以上であることが好ましい。なお、手摺8は、後の復旧手順においてに溶接などによって復旧される。
図1および図2に示されているとおり、通路仮設手順では、玄関5と仮設通路12との間に連絡通路13を渡す。すなわち、足場板14などが対面部8aから仮設通路12まで渡される。連絡通路13の両側面は、例えば、柵やネットなどの保護部材15で保護される。その他、連絡通路13同士の間において、例えば手摺8の高さに応じた位置に作業足場16が設けられる。
防護柵設置手順では、玄関5の扉5aの周囲を防護柵17で囲う。すなわち、連絡通路13に向けて、扉5aの上部および左右側部が、例えば、ネット、合板、鋼製の材料を用いて組み上げられた柵などで囲われる。防護柵17は、扉5aから共用廊下6を経て手摺8に設置される。
以上の仮設通路組立て手順、手摺撤去手順および通路仮設手順を経ることで、図1に示されているとおり、玄関5、連絡通路13および仮設通路12が、住民の動線Xとなる。一方、共用廊下6において、隣接する玄関5ごとの防護柵17同士の間が作業空間Aとなる。このようにして、住民の動線Xと、作業者の作業空間Aとが分離される。
次に、スラブ施工手順を図面に基づいて説明する。図4、図5、図6および図7は、補強工法が施工される過程が示されている。ここで、図4から図6は、共同住宅1の概略側面断面図であり、図7は共同住宅1の概略平面拡大図である。
スラブ施工手順では、図4から図7に示されているとおり、共用廊下6において、既存床スラブ7の下方にスラブ10を設置する。スラブ10が現場打ちコンクリートであれば、図4に示されているとおり、共用廊下6において、既存床スラブ7の下面にコンクリートを打設する。
一方、スラブ10がPCaであれば、図5および図7に示されているとおり、スラブ10を接合するためのあと施工アンカー9を、既存梁3および既存柱2に打つ。また、スラブ10を支持する支保工19を設置する。支保工19に、スライド用大引き20を適宜取り付ける。なお、ほぼ円筒状の鋼管、または円柱状のPCaである接合コッター26を、あと施工アンカー9と併用し、または代用してもよい。
また、スラブ10が鉄骨水平ブレースであれば、図6に示されているとおり、スラブ10を既存梁3に接合する。
この状態で、スラブ10を吊り上げ、あと施工アンカー9または接合コッター26を介して既存梁3および既存柱2に接合する。同じフロアにおいてスラブ10を並列させて接合した後、スラブ10に埋設されたシース(図示省略)にPC鋼材(図示省略)を挿入し、このPC鋼材で隣接するスラブ10を貫通して緊張する。または、スラブ10の端部に接合コッター26を設けて無収縮モルタルなどを打設する。以上のスラブ施工手順をフロアごとに繰り返す。
復旧手順では、図2に示されているとおり、撤去した対面部8aを元に戻して手摺8を復旧させ、連絡通路13および防護柵17を撤去する。手摺復旧手順は、一つのフロアにおけるスラブ施工手順が終了するごとに繰り返される。すなわち、スラブ施工手順が終了するごとに、そのフロアの手摺8を復旧させ、連絡通路13および防護柵17を撤去することで、共用廊下6を解放して再び住民の動線とする。
次に、フレーム接合手順を図面に基づいて説明する。図8および図9は、補強工法が施工される過程が示されている。ここで、図8は、共同住宅1の概略側面断面図であり、図9は共同住宅の概略平面拡大図である。
フレーム接合手順では、図8および図9に示されているとおり、PC鋼材27、アンカー筋、接合コッター26などにより、スラブ10と補強フレーム21とを接合する。その後、仕上げとして、スラブ10を支える支保工19を撤去し、その他の雑工を行う。
最後に、補強工法が施工された後の状態を図面に基づいて説明する。図10は、現場打ちコンクリートのスラブ10が打設されて補強フレーム21が接合された状態が示され、図11は、PCaのスラブ10が架設されて補強フレーム21が接合された状態が示されている。
図10に示されているとおり、現場打ちコンクリートのスラブ10は、既存梁3と既存床スラブ7の前端部7aとの間に打設されている。補強フレーム21は、前端部7aの外面に接合されている。なお、既存床スラブ7に前端部7aがない場合もある(図4(c)参照)。一方、図11に示されているとおり、補強工法が施工された集合住宅1において、PCaのスラブ10は、既存梁3を介してブラケットなどの受け部で支持され、鉄筋11で支持され、既存床スラブ7よりも外側に向けて張り出して補強フレーム21と接合されている。
次に、本実施形態の効果を説明する。
上記したとおり、本実施形態によれば、仮設通路組立て手順では、共同住宅1の共用廊下6の外側に仮設通路12を組み立て、手摺撤去手順では、共用廊下6の手摺8のうち、対面部8aを切断して撤去し、通路仮設手順では、足場板14が対面部8aから仮設通路12まで渡される。すなわち、共用廊下6の外側に設けられた連絡通路13および仮設通路12が、工期中における仮の共用廊下となるため、玄関5、連絡通路13および仮設通路12が住民の動線Xとなる。したがって、住民の安全を確保することができる。また、補強フレーム21が共同住宅1の共用廊下6側に設けられるため、ベランダ側において、窓を介した採光、通風および眺望に影響がない。
本実施形態によれば、玄関5の扉5aの周囲を防護柵17で囲う防護柵設置手順が含まれている。すなわち、扉5aの上部および左右側部が防護柵17で囲われると共に、扉5aから共用廊下6を経て手摺8に至って防護柵17が設置されることで、玄関5から連絡通路13までの動線Xにおいて、住民の安全を確保することができる。
本実施形態によれば、共用廊下6において、隣接する玄関5ごとの防護柵17同士の間が作業空間Aとなる。したがって、住民の動線Xと、作業者の作業空間Aとが分離され、住民の安全を確保することができる。
本実施形態によれば、鉄筋11がPCaのスラブ10に埋設され、スラブ施工手順では、受け部でスラブ10を支持し、フレーム接合手順では、スラブ10と補強フレーム21とを接合する。すなわち、スラブ10は、受け部で支持され、さらに鉄筋11で支持され、補強フレーム21との接合によって支持される。したがって、堅牢な補強構造を実現することができる。
以上、本発明の実施形態を詳述したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。そして本発明は、特許請求の範囲に記載された事項を逸脱することがなければ、種々の設計変更を行うことが可能である。
1 共同住宅
2 既存柱
3 既存梁
4 住宅
5 玄関
5a 扉
6 共用廊下
7 既存床スラブ
7a 前端部
8 手摺
8a 対面部
9 あと施工アンカー
10 スラブ
11 鉄筋(面外補強材)
12 仮設通路
13 連絡通路
14 足場板
15 保護部材
16 作業足場
17 防護柵
19 支保工
20 大引き
21 補強フレーム
22 補強柱
23 補強梁
24 既存基礎
26 接合コッター
27 PC鋼材
A 作業空間
X 動線

Claims (4)

  1. 共同住宅にスラブを設け、このスラブに補強フレームを接合して前記共同住宅を補強する耐震および制振補強施工方法において、
    前記共同住宅の共用廊下の外側に仮設通路を組み立てる仮設通路組立て手順と、
    前記共用廊下の手摺のうち、住宅の玄関と対面した部分を切断して撤去する手摺撤去手順と、
    前記玄関と前記仮設通路との間に連絡通路を渡す通路仮設手順と、を経て、前記玄関、前記連絡通路および前記仮設通路を動線とし、
    前記通路仮設手順の後に、前記共用廊下側に前記スラブを設けるスラブ施工手順を経る、
    ことを特徴とする耐震および制振補強施工方法。
  2. 前記玄関の扉の周囲を防護柵で囲う防護柵設置手順が含まれた、
    ことを特徴とする請求項1に記載された耐震および制振補強施工方法。
  3. 隣接する前記玄関ごとの前記防護柵同士の間を作業空間とする、
    ことを特徴とする請求項2に記載された耐震および制振補強施工方法。
  4. 前記スラブが、現場打ちコンクリート、プレキャストコンクリートまたは鉄骨水平ブレースである、
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載された耐震および制振補強施工方法。
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