JP2018098587A - 光学機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、従来よりも光軸方向において小型な光学機器を提供することを目的とする。【解決手段】 光学機器が、光軸方向に移動可能なレンズユニットと、前記レンズユニットを前記光軸方向へ移動させるためのマニュアルリングと、前記マニュアルリングが有するくし歯形状を覆うように配置されたフォトインタラプタと、マイクロホンと、を備える。そして、前記レンズユニットの光軸を中心とした回転方向において、前記フォトインタラプタと前記マイクロホンは互いに異なる位置に配置されている。【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば、ビデオカメラ及びデジタルスチルカメラといった撮像装置等の光学機器に関するものである。
動画撮影を行うビデオカメラには、録音を行うためのマイクロホンと、ユーザーが操作する操作リングの回転量を検出するためのフォトインタラプタが設けられている。このようなビデオカメラとして特許文献1に記載のビデオカメラが知られている。
特開2015−231174号公報
しかしながら、特許文献1に記載のビデオカメラは、光軸方向視において、マイクロホンとフォトインタラプタが重なっているため、光軸方向においてビデオカメラを小型にすることが困難であった。
そこで、本発明は、従来よりも光軸方向において小型な光学機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の光学機器は、
光軸方向に移動可能なレンズユニットと、
前記レンズユニットを前記光軸方向へ移動させるためのマニュアルリングと、
前記マニュアルリングが有するくし歯形状を覆うように配置されたフォトインタラプタと、
マイクロホンと、を備え、
前記レンズユニットの光軸を中心とした回転方向において、前記フォトインタラプタと前記マイクロホンは互いに異なる位置に配置されている、
ことを特徴とする。
本発明によれば、従来よりも光軸方向において小型な光学機器を提供することができる。
本発明の実施例であるビデオカメラの斜視図 図1において、レンズ中心で断面を取った図 レンズ鏡筒を底面側から見た図、および、レンズ群倒れ調整機構部の拡大図 レンズ鏡筒と、カメラ本体部品の一部であるフロントユニットを示した斜視図 レンズ鏡筒とマイクユニットを含むカメラ本体部品の一部を示した分解斜視図 レンズ鏡筒とマイクユニットを含むカメラ本体部品の一部をレンズ前玉側から見た図 本発明における主要構成部品をカメラ上面側から見た図 本発明における主要構成部品をカメラ底面側から見た図 本発明における主要構成部品をカメラ右側面側から見た図
以下に図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の相対配置などは、この発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。すなわち、本発明は後述の実施の形態に限定されず、その要旨の範囲内で様々な変形及び変更が可能である。
〔第1実施例〕
(デジタルビデオカメラの全体構成の説明)
以下、図1を参照し、本発明の第1の実施形態の本体構成について説明する。
図1は、本実施形態に係るデジタルビデオカメラ(光学機器)を正面側(物体側)から見た斜視図である。図1に示すように、本実施形態のデジタルビデオカメラにはカメラ本体100の正面側にダイアル操作部101が設けられ、カメラ本体100の背面側にビューファインダ102が設けられている。カメラ本体100の上面部には、電源のON/OFF及び撮影した動画の再生モードを切り替えるスライド式スイッチ103、ズーム操作スイッチ104、アクセサリシュー105、及びモード切替スイッチ106が設けられる。
また、カメラ本体100の正面側から見て右側の側面部には、表示ユニット107が開閉可能に支持されている。ここで、カメラ本体100は、本発明の装置本体の一例に相当する。外観に露出する部分に、マイク108,マイク109、操作リング110、レンズフード取付部材111、装飾部112、レンズ仕様表記部材113、フォーカスユニットの窓部114、及び外装部材115が配置される。マイク108、マイク109は、カメラ本体100の上面側で、かつ操作リング110の近傍に配置される。
以下、本実施形態の撮像装置の構成に関して、図2〜図9を用いて説明する。
(レンズの倒れ調整機構)
初めに、レンズ鏡筒Lの第一レンズ群L1(第1レンズユニット)の倒れ調整機構について図2及び図3を用いて説明する。第1一レンズ群L1は、光学機器としてのカメラが備える複数のレンズユニットのうち最も被写体側に位置しているレンズユニットである。ここでいう複数のレンズユニットは、ズーミングあるいはフォーカシングの際に隣接するレンズユニット間の間隔が変化するように設けられているものを示す。なお、複数のレンズユニットのうち全てのレンズユニットが光軸方向に移動可能な構成でなくてもよい。
図2に示すようにレンズ鏡筒L内においては、最も被写体側に第一レンズ群L1が配置されている。L1bは偏芯コロである。偏芯コロL1bはビスL1cによって、第一レンズ群L1を保持している1群保持鏡筒L1a(第1レンズユニット保持鏡筒)に対してビス止め固定されている。また、固定鏡筒L8はレンズ鏡筒Lの固定部材である。
偏芯コロL1bやビスL1cは、レンズ鏡筒Lの底面側の部分しか図示していないが、同様の倒れ調整機構が、図4においてL2部やL4部にも存在し、その位置は前玉方向からレンズを見たときに120度等分で配置されている。つまり、偏芯コロおよび偏芯コロの止めビスがそれぞれ、120度等分で3箇所配置されている。言い換えれば、本実施例における光学機器は、1群保持鏡筒L1aと、1群保持鏡筒L1aよりも像側に配置された固定鏡筒と、固定鏡筒に対する1群保持鏡筒L1aの相対的な姿勢を調整することが可能な姿勢調整部を有している。そして、この姿勢調整部は少なくとも3つある。
次に偏芯コロL1bの機能について図3を用いて説明する。偏芯コロL1bは、図3において、コロ先端部分の径L1b1部が、コロの回転中心L1dに対して偏芯した形状をしている。コロ回転中心位置はL1dであるが、径L1b1の中心はL1eである。つまり、偏芯コロの偏芯量としてはL1fとなる。偏芯コロの径L1b1は、固定鏡筒L8の幅部L8aと嵌合している。
偏芯コロL1bは、1群保持鏡筒L1aに対してビス止め固定されている為、例えば3箇所偏芯コロのうちの1箇所を回転させると、1群保持鏡筒L1aは、コロ配置3箇所中1箇所の位置のみ、コロ偏芯量分だけ光軸方向に位置変化する。具体的には偏芯コロL1bを90度回転させると、コロ3箇所中1箇所のみ、光軸方向にL1f(=コロ偏芯量)だけ位置変化する。
その結果として、1群保持鏡筒L1aが傾くことになる。つまり、1群保持鏡筒L1aは第一レンズ群L1を保持しているため、第一レンズ群L1の傾き調整をすることが可能な構成となっている。偏芯コロL1bには、切り欠き形状L1b2が形成されており、例えば、マイナスドライバー等の工具を、切り欠き部に挿入した後で、工具を回転させる。その結果、偏芯コロをスムーズに回転させることが出来るため、1群保持鏡筒L1aの傾き調整をすることが可能となる。
(カメラ本体の構成要素)
次に、カメラ本体Bが備える各構成要素について図4〜図6を用いて説明する。
図4に示すように、マイクユニットM1とM2(第1及び第2マイクロホン)はレンズ鏡筒Lの上面側に配置されており、穴の開いたトップカバーM4によってケーシングされている。マイクユニットM1は撮影者にとって右方向から聞こえる音声を集音するためにビデオカメラ上面右側に配置されている。同様に、マイクユニットM2は撮影者にとって左方向から聞こえる音声を集音するためにビデオカメラ上面左側に配置されている。
図5及び前述の図2に示すように、B1は第一フロントカバーである。第一フロントカバーB1は、フィルターネジを取り付けるためのネジが切られてある。また、フードを取り付けるためのバヨネット形状が形成されている。B2はゴムリングである。レンズ鏡筒LとフロントカバーB1との間で挟持され、例えばレンズ鏡筒L内のモーター等の振動が外観部品に伝わらない様にするための部品である。
B3はマニュアルリングである。マニュアルリングB3は、外観用のアルミリングB3aと、くし歯形状B3a1を有するパルスリングB3bを一体化したものである。フォトインタラプタP1及びP2はこのくし歯形状B3a1を覆うように配置されている。例えば、アルミリングB3aとパルスリングB3bを互いに接着固定することで一体化されている。B3aは外観部品であるため、材料は例えばアルミが望ましい。B3bは外観部品ではないため、材料はコストが安いポリカーボネート樹脂が望ましい。
マニュアルリングB3を撮影者が回すと、レンズ鏡筒内部のフォーカスレンズ(レンズユニット)が光軸方向に動き、ピント合わせが出来る構成となっている。B4は第二フロントカバーである。
第一フロントカバーB1に対して、マニュアルリングB3を間に挟んだ状態で、第二フロントカバーをビスB4a、B4b、B4c、B4dによってビス止めすることにより、マニュアルリングB3の光軸方向の位置が決まる。このため、光軸方向における定位置で、マニュアルリングB3を回転可能に保持出来る構成となっている。
図5及び図6に示すように、P1とP2は第1及び第2フォトインタラプタであり、P3は、フォトインタラプタP1とP2を実装するためのフレキシブルプリント基板である。フォトインタラプタP1とP2は、フレキシブルプリント基板P3に実装固定された後、フレキシブルプリント基板P3を、前述の第二フロントカバーB4に接着固定される構成となっている。
フォトインタラプタP1とP2は、パルスリングB3bのくし歯形状部B3b1を検出するように配置されている。B3b1はくし歯形状をしているため、撮影者がマニュアルリングを回転させると、フォトインタラプタが投光、および、受光を繰り返し検知する。フォトインタラプタP1とP2の配置関係は、お互いの位相が電気角にて90°位相がずれるように配置されている。この構成をとることによって、マニュアルリングの相対回転角や、回転方向を検出可能となっている。
図5に示すように、マイクユニットM1とM2は、フロントホルダーM3に対して固定され、フロントホルダーM3は、第二フロントカバーB4に対してビス止め固定されている。更に、前述のトップカバーM4も、第二フロントカバーB4に対してビス止め固定される構成となっている。なお、図5においてそれぞれの固定部は不図示である。
図4に示すように、第一フロントカバーB1、マニュアルリングB3、第二フロントカバーB4、マイクユニットM1、M2、フロントホルダーM3、トップカバーM4は順次組み立てられる。これらをユニット化したものは、フロントユニットFUである。
前述のように、固定鏡筒L8はレンズ鏡筒L内の構成要素の一つであり、固定部材である。L9とL10は、固定鏡筒L8に設けられた、フロントユニットFUの位置決め用の穴である。フロントユニットFU内の第一フロントカバーB1には、前述の位置決め穴L9、および、L10に対応した位置に、位置決め用のピンB11a、および、B11bが形成されている。穴L9とピンB11a,および、穴L10とピンB11bが、それぞれ嵌合することで、固定鏡筒L8とフロントユニットFUが、レンズ径方向において相対的に位置決めされる。
図4及び図5に示すように、前述のフロントユニットFUは、レンズ鏡筒Lに対して前玉側から挿入された後、レンズ鏡筒Lに対して、ビスB1a、B1b、B1c、B1dによって、レンズ径方向外側からビス止めする構成となっている。
第一フロントカバーB1からはリブ状の突起形状および貫通穴B1e、B1f、B1g、B1hが設けられており(B1hは不図示)、例えば、ビスB1aはセルフタップネジである。ビスB1aを貫通穴B1eに貫通させたあと、固定鏡筒L8に設けられた、ボス形状部L6に対して、ビス止め固定される。同様にして、B1b、B1c、B1dも径方向外側から内側に向かってビス止め固定される。
(撮像装置の組み立て手順)
前述のような構成における組み立て手順を以下に説明する。
固定鏡筒L8や1群保持鏡筒L1aや第一レンズ群L1や偏芯コロL1bは、レンズ鏡筒Lに含まれる部品であり、レンズ鏡筒Lを組み立てる手順が先となる。まずは、1群保持鏡筒L1aに対して、第一レンズ群L1を光軸方向前玉側から挿入し、熱カシメ固定する。その後、固定鏡筒L8に対して、1群保持鏡筒L1aを光軸方向前玉側から挿入し、固定鏡筒L8の側面側から3箇所の偏芯コロL1bを挿入し、同じく3か所の偏芯コロ止めビスL1cをビス止め固定する。その後、偏芯コロL1bを回転させ、傾き調整を行う。この傾き調整を行うことでレンズ鏡筒Lは完成状態となる。
次に、第一フロントカバーB1、マニュアルリングB3、第二フロントカバーB4、マイクユニットM1、M2、フロントホルダーM3、トップカバーM4を順次組み立てる。前述のようにこれらの部材をユニット化したものがフロントユニットFUである。フロントユニットFUは、レンズ鏡筒Lに対して光軸方向前玉側から挿入され、前述のように、ビスB1a、B1b、B1c、B1dを径方向外側から内側に向かってビス止め固定することによって固定される。
(撮像装置を小型化できる構成)
図6〜図9を用いて撮像装置を小型化できる構成について説明する。
図6において、M1aは、マイクユニットM1の配置位置を示している。また、M2aは、マイクユニットM2の配置位置を示している。ここでいうマイクユニットの配置位置とは、レンズユニットの光軸方向視において、マイクユニットを構成する部材の全てを含む最も面積の小さい矩形の領域と言い換えることができる。もちろん完全に全ての部品を含む領域と定義する必要はなく、例えば配線や端子、ビス等を除いた領域としてもよい。マイクユニットの配置位置以外の後述の各部材の配置位置も上記のように言い換えることができる。
L2、L3、L4は、前述のように、第一レンズ群L1の倒れ調整機構を構成する部分の配置位置を示しており、前玉方向からレンズ鏡筒を見たときに120度等分で配置されている。L5a、L6a、L7a、L8aは前述のフロントユニットFUを、固定鏡筒L8に固定する部分(フロントユニット固定部が含む第1、第2、第3固定部)の配置位置を示している。なお、図6においてはビスB1a、B1b、B1c、B1d、および、第一フロントカバーB1は不図示である。そして、P12は、フォトインタラプタP1とP2の配置位置を示している。
図6に示すように、各部材の配置位置は、レンズ前玉側から見たときに(レンズユニットの光軸方向視において)、レンズ中心を基準としたときに、略同一円周上に効率良く分散する形で配置されている。ここでいう各部材の配置位置とは、マイクユニットM1とM2、第一レンズ群L1の倒れ調整機構を構成する部分L2、L3、L4、フロントユニットFU固定部分L5a、L6a、L7a、L8a、フォトインタラプタP1、P2の配置位置のことをいう。
言い換えれば、レンズユニットの光軸を中心とした回転方向(図6中の両矢印で示す周方向)において、フォトインタラプタP1及びP2と、マイクロホンM1及びM2は互いに異なる位置に配置されている。
前述の回転方向において、フォトインタラプタP1及びP2はマイクロホンM1及びM2から90度以上離れた位置に設けられていると好ましい。ここでいう90以上離れている配置とは、第1直線と第2直線のなす角度が90度以上であることをいう。第1直線とはレンズユニットの光軸方向視において、フォトインタラプタP1あるいはP2が設けられている領域とレンズユニットの光軸を通る直線である。第2直線とはマイクロホンM1あるいはM2が設けられている領域とレンズユニットの光軸を通る直線である。
また、レンズユニットの光軸方向視における前述の回転方向において、マイクユニットM2はマイクユニットM1から90度離れた位置(あるいは60度離れた位置)よりもマイクユニットM1に近い位置に設けられていることが好ましい。このように構成することでマイクユニットM1とM2とが互いに近付くことができるため、光学機器としての大きさをより小さくすることができる。ただし、マイクユニットM1及びM2は互いに個別に右あるいは左の音を実用に支障がない範囲で録音できる程度に離しても良い。
言い換えれば、第3直線と第4直線のなす角度が90度以下あるいは60度以下であることが好ましい。ここでいう第3直線とはマイクユニットM1が設けられている領域とレンズユニットの光軸を通る直線であり、第4直線とマイクユニットM2が設けられている領域とレンズユニットの光軸を通る直線である。また、マイクユニットM1とマイクユニットM2の間に第1固定部(フロントユニット固定部のうちの1つ)を設けることが空いているスペースを有効に活用することができる。
また、レンズユニットの光軸方向視における前述の回転方向において、フォトインタラプタP2はフォトインタラプタP1から90度あるいは60度離れた位置よりもフォトインタラプタP1に近い位置に設けられていることが好ましい。言い換えれば、第5直線と第6直線のなす角度が90度以下あるいは60度以下であることが好ましい。ここでいう第5直線とはフォトインタラプタP1が設けられている領域とレンズユニットの光軸を通る直線であり、第6直線とフォトインタラプタP2が設けられている領域とレンズユニットの光軸を通る直線である。
より具体的には、レンズ中心(レンズユニットの光軸)と、倒れ調整機構を構成する部分L2、L3、L4(少なくとも3つの姿勢調整bぐ)をそれぞれ結ぶ線で3つの領域を作成する。この領域はそれぞれX,Y、Z(第1領域、第2領域、第3領域)とする。つまり、第1〜第3領域はレンズユニットの光軸方向視において120度間隔で分割された3つの領域である。
このとき、3つの領域のうち、一つの領域内にマイクユニットM1とM2が配置され、残る2つの領域のうち1つの領域内にフォトインタラプタP1とP2が配置されている。本実施例においては、領域X内にはマイクユニットM1とM2が配置され、領域Y内にはフォトインタラプタP1とP2が配置されている。
また、フロントユニットFU固定部分L5a、L6a、L7a、L8aに関しては、前述の3つのそれぞれの領域に対して、少なくとも1つ以上のフロントユニットFU固定部分が配置されている。本実施例においては、領域X内にはフロントユニットFU固定部L5aが、領域Y内にはフロントユニットFU固定部L8aが、領域Z内にはフロントユニットFU固定部L6aとL7aが、それぞれ配置されている。
前述のように、本実施例では、カメラ本体として必要な構成要素と、レンズ鏡筒として必要な構成要素とを、レンズ中心を基準としたときに、略同一円周上に効率良く分散するように配置している。その結果、カメラとしてレンズ中心基準での径方向の大きさを最小限に抑えることが可能な構成となっている。言い換えれば、光学機器としてのカメラを径方向に小型化することができる。
次に、レンズユニットの光軸直交方向視における各部材の配置に関して、図7〜図
9を用いて説明する。ここでいう各部材の配置位置とは、マイクユニットM1とM2、第一レンズ群L1の倒れ調整機構を構成する部分L2、L3、L4、フロントユニットFU固定部分L5a、L6a、L7a、L8a、フォトインタラプタP1、P2の配置位置のことをいう。
図7〜図9に示すように、各部材の配置は、光軸方向において、任意の異なる2つの構成要素を選択した時に、いずれの組み合わせにおいても、光軸方向に重なる位置に配置されている。より具体的には、図9において、P12aは、フォトインタラプタP1とP2配置位置P12の左端を示す線であり、M1a1は、マイクユニットM1の配置位置M1aの右端を示す線である。つまり、フォトインタラプタP1とP2に対して、マイクユニットM1とM2も、光軸方向において重なる位置に配置されていることを示している。
つまり、レンズユニットの光軸方向と直交する方向視において、フォトインタラプタの少なくとも一部は、マイクロホンの少なくとも一部と重なっている。同様に、フォトインタラプタとマイクロホンのうち少なくとも一方は、少なくとも3つの姿勢調整部の少なくとも一部と重なっている。同様に、フォトインタラプタとマイクロホンのうち少なくとも一方は、フロントユニット固定部の少なくとも一部と重なっている。
このような構成をとることで、従来よりも光軸方向において小型な光学機器を提供することができる。より詳細には、カメラ本体として必要な構成要素と、レンズ鏡筒として必要な構成要素とを、レンズ中心を基準としたときに、略同一円周上に効率良く分散するように配置することができる。さらに、光軸方向においても重なる位置に配置することで、カメラとして、レンズ中心基準での径方向の大きさ、および、光軸方向の大きさを最小限に抑えることが可能な構成となっている。
(変形例)
なお、本発明の構成は、ビデオカメラに限らず、デジタルスチルカメラ等の撮像装置にも搭載することができる。
L1a 1群保持鏡筒(レンズ群保持鏡筒)
L8 固定鏡筒
M1,M2 マイクユニット(マイクロホン)
L2,L3,L4 第一レンズ群L1の倒れ調整機構を構成する部分(連結保持部)
L1b 偏芯コロ
L5a,L6a,L7a,L8a フロントユニット固定部
P1,P2 フォトインタラプタ
B3 マニュアルリング
B3b パルスリング

Claims (15)

  1. 光軸方向に移動可能なレンズユニットと、
    前記レンズユニットを前記光軸方向へ移動させるためのマニュアルリングと、
    前記マニュアルリングが有するくし歯形状を覆うように配置されたフォトインタラプタと、
    マイクロホンと、を備え、
    前記レンズユニットの光軸を中心とした回転方向において、前記フォトインタラプタと前記マイクロホンは互いに異なる位置に配置されている、
    ことを特徴とする光学機器。
  2. 前記レンズユニットの光軸方向視において120度間隔で分割された3つの領域を第1領域、第2領域、第3領域とするとき、前記マイクロホンは前記第1領域に設けられおり、前記フォトインタラプは前記第2領域あるいは前記第3領域に設けられている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の光学機器。
  3. 前記回転方向において、前記フォトインタラプタは前記マイクロホンから90度以上離れた位置に設けられている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の光学機器。
  4. 前記レンズユニットを含むとともに、ズーミングあるいはフォーカシングの際に隣接するレンズユニット間の間隔が変化するように設けられた複数のレンズユニットをさらに備える、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の光学機器。
  5. 前記複数のレンズユニットのうち最も被写体側に位置しているレンズユニットを第1レンズユニットとするとき、
    前記第1レンズユニットを保持する第1レンズユニット保持鏡筒と、
    前記第1レンズユニット保持鏡筒よりも像側に配置された固定鏡筒と、
    前記固定鏡筒に対する前記第1レンズユニット保持鏡筒の相対的な姿勢を調整することが可能な少なくとも3つの姿勢調整部と、をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項4に記載の光学機器。
  6. 前記レンズユニットの光軸方向と直交する方向視において、前記フォトインタラプタと前記マイクロホンのうち少なくとも一方は前記少なくとも3つの姿勢調整部の少なくとも一部と重なっている、
    ことを特徴とする請求項5に記載の光学機器。
  7. 前記マニュアルリングを含むフロントユニットと、
    前記フロントユニットを前記固定鏡筒に固定するためのフロントユニット固定部と、をさらに備え、
    前記レンズユニットの光軸方向と直交する方向視において、前記フォトインタラプと前記マイクロホンのうち少なくとも一方は前記フロントユニット固定部の少なくとも一部と重なっている、
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の光学機器。
  8. 前記フロントユニット固定部は、前記光軸方向視において互いに異なる位置に設けられた第1固定部、第2固定部、第3固定部を含み、
    前記第1固定部は前記第1領域に、前記第2固定部は前記第2領域に、前記第3固定部は前記第3領域に設けられている、
    ことを特徴とする請求項7に記載の光学機器。
  9. 前記マイクロホンは、第1マイクロホンと、前記レンズユニットの光軸方向視において前記第1マイクロホンとは異なる位置に設けられた第2マイクロホンを含む、
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の光学機器。
  10. 前記レンズユニットの光軸方向視において、前記第1固定部は前記第1マイクロホンと前記第2マイクロホンの間に設けられている、
    ことを特徴とする請求項9に記載の光学機器。
  11. 前記回転方向において、前記第2マイクロホンは前記第1マイクロホンから90度離れた位置よりも前記第1マイクロホンに近い位置に設けられている、
    ことを特徴とする請求項9または10に記載の光学機器。
  12. 前記フォトインタラプは、第1フォトインタラプタと、前記レンズユニットの光軸方向視において前記第1フォトインタラプとは異なる位置に設けられた第2フォトインタラプを含む、
    ことを特徴とする請求項1乃至11のいずれか一項に記載の光学機器。
  13. 前記回転方向において、前記第2フォトインタラプタは前記第1フォトインタラプタから90度離れた位置よりも前記第1フォトインタラプタに近い位置に設けられている、
    ことを特徴とする請求項12に記載の光学機器。
  14. 前記レンズユニットの光軸方向と直交する方向視において、前記フォトインタラプは前記マイクロホンの少なくとも一部と重なっている、
    ことを特徴とする請求項1乃至13のいずれか一項に記載の光学機器。
  15. 前記くし歯形状は、前記マニュアルリングが有するパルスリングに設けられている、
    ことを特徴とする請求項1乃至14のいずれか一項に記載の光学機器。
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