JP2018097770A - タッチパネル - Google Patents

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正也 諸橋
Masaya Morohashi
正也 諸橋
萩原 秀幸
Hideyuki Hagiwara
秀幸 萩原
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Abstract

【課題】温度の昇降の繰り返しにより、上部基板が波打ち状態となって画像の視認性が低下することを抑制するタッチパネルを提供する。【解決手段】タッチパネルは、一方の面に導電膜11が形成された上部基板10と、一方の面に導電膜21が形成された下部基板20と、上部基板と下部基板とを貼り合わせる貼り付け部材30と、下部基板の他方の面の、貼り付け部材が設けられている領域に設けられた加熱部150と、を有する。上部基板が伸びて波打ち状態となった(a)としても、加熱部を加熱することにより、貼り付け部材及び下部基板が熱により膨張し、外側に伸びた状態(b)となり、上部基板の波打ち状態を緩和する。【選択図】図4

Description

本発明は、タッチパネルに関する。
表示装置の上に設置され、指やタッチペンによる接触により操作することのできるタッチパネルが普及している。タッチパネルには、静電容量方式のタッチパネルや抵抗膜方式のタッチパネルがある。
抵抗膜方式のタッチパネルは、それぞれ一方の面に透明導電膜が形成された上部基板と下部基板とを有している。上部基板と下部基板は、各々の透明導電膜が形成されている面が対向するように設置されており、各透明導電膜との間には隙間が設けられている。
抵抗膜方式のタッチパネルでは、上部基板を押すことにより上部基板が撓み、上部基板と下部基板との透明導電膜が接触する。一方の透明導電膜には電位分布が生じるように電圧が印加され、接触した部分の電位が他方の透明導電膜を介し検出される。
特開2011−48425号公報 特開2002−236543号公報
ところで、抵抗膜方式のタッチパネルでは、下部基板をガラス等の撓みにくい材料により形成し、上部基板は指等により押されるため、PET(polyethylene terephthalate)等の樹脂材料により形成されているものがある。タッチパネルの上部基板及び下部基板は、ともに透明な材料により形成されており、表示装置の上に設置されて用いられる。このため、液晶パネルに用いられているバックライトなどの発熱により、タッチパネルの温度が高くなる場合がある。タッチパネルの温度が高くなると、ガラスよりもPETの方が熱膨張係数が高いため、温度の昇降を繰り返すうちに上部基板が伸び、波打ち状態となる場合がある。このように、上部基板が波打ち状態となると、タッチパネルの下に設置されている表示装置に表示されている画像の視認性が低下し、品質の低下を招くため好ましくない。尚、タッチパネルの温度の昇降は、バックライトによるものだけではなく、使用環境の温度によっても生じる。
従って、上部基板が伸びても波打ち状態にはならないタッチパネルが求められている。
本実施の形態の一観点によれば、一方の面に導電膜が形成された第1の基板と、一方の面に導電膜が形成された第2の基板と、前記第1の基板と前記第2の基板とを貼り合わせる貼り付け部材と、前記第2の基板の他方の面の、前記貼り付け部材が設けられている領域に設けられた温度調整部と、を有することを特徴とする。
開示のタッチパネルによれば、温度の昇降が繰り返されて上部基板が伸びても、上部基板が波打ち状態になることを抑制することができる。
タッチパネルの上部基板の波打ち状態の説明図 第1の実施の形態のタッチパネルの構造図 第1の実施の形態の他のタッチパネルの構造図 第1の実施の形態のタッチパネルの説明図 第2の実施の形態のタッチパネルの構造図 第2の実施の形態のタッチパネルの説明図
本発明を実施するための形態について、以下に説明する。尚、同じ部材等については、同一の符号を付して説明を省略する。
〔第1の実施の形態〕
最初に、タッチパネルが温度の昇降を繰り返すことにより、上部基板が伸びて波打ち状態となることについて説明する。
図1は、抵抗膜方式のタッチパネルであり、上部基板10はPET等の樹脂材料により形成されており、下部基板20はガラスにより形成されている。上部基板10の一方の面には透明導電膜11が、下部基板20の一方の面には透明導電膜21が形成されており、透明導電膜11と透明導電膜21とを対向させた状態で、各々の周辺部分が両面テープ等の貼り付け部材30により貼り合わされている。尚、上部基板10はフィルム状に形成されており、厚さは約180μmであり、下部基板20の厚さは、約1.1mmである。貼り付け部材30は、PET等の樹脂材料の両面に粘着物が付着しているものであり、厚さは50μm〜100μmである。
図1(a)は、製造された後の初期状態を示す。タッチパネルは、温度の昇降を繰り返すことにより、図1(b)に示すように、上部基板10が伸びて波打ち状態となる場合がある。これは、下部基板20を形成しているガラスの熱膨張係数が約8.5×10−6(1/℃)であるのに対し、上部基板10を形成しているPETの熱膨張係数が約2×10−5(1/℃)であり、下部基板20と上部基板10との熱膨張係数が異なるために、上部基板10にたわみが生じることによる。
具体的には、タッチパネルの温度が高くなると、熱膨張係数の大きい上部基板10は下部基板20よりも膨張し、タッチパネルの温度が低くなると、熱膨張係数の大きい上部基板10は下部基板20よりも収縮する。このように、薄いフィルム状に形成されている上部基板10が膨張と収縮を繰り返すことにより、上部基板10が伸びてしまい、元の温度に戻っても上部基板10が伸びた状態のままとなる場合がある。上部基板10はその周囲が貼り付け部材30により下部基板20に貼り付けられているため、伸びた状態のままの上部基板10は、図1(b)に示すような波打ち状態となる。
(タッチパネル)
次に、第1の実施の形態におけるタッチパネルについて説明する。本実施の形態におけるタッチパネルは、図2に示されるように、下部基板20の透明導電膜21が形成されている面とは反対の面の周囲に、加熱部150が設けられている構造のものである。図2(a)は、本実施の形態におけるタッチパネルの断面図であり、図2(b)は、下部基板20側から見た底面図である。
本実施の形態のタッチパネルは、上部基板10を指等により押すことにより操作することができる。尚、加熱部150は、温度を調整するものであるため、本願においては温度調整部と記載する場合がある。また、上部基板10を第1の基板、下部基板20を第2の基板と記載する場合がある。
加熱部150は、電気を流すことにより発熱する電熱線を有し、電熱線に電流を流す電源151に接続される。加熱部150は、図2(b)等に示されるように、電熱線が内側と外側の二重に巻かれたものであってもよく、また、図3に示すように、電熱線が一重であってもよい。尚、加熱部150を形成する電熱線は、電熱線となる材料のインクを印刷した後焼結させたり、スパッタリング等の成膜方法により形成することができる。また、加熱部150は、電熱線以外にも加熱する機構を有するものであればよく、加熱する機構が設けられているシートやテープを下部基板20の透明導電膜21とは反対の面に貼り付けたものであってもよい。
本実施の形態におけるタッチパネルでは、図4(a)に示されるように、温度の昇降を繰り返すことにより、上部基板10が伸びて波打ち状態となったとしても、加熱部150を加熱することにより、下部基板20、貼り付け部材30を介して上部基板10に熱が伝わり、上部基板10が加熱される。このため、図4(b)に示すように、貼り付け部材30及び上部基板10が熱により膨張し、外側に伸びた状態となる。この張力により、上部基板10の波打ち状態が緩和される。これにより、タッチパネルの下の表示装置の視認性が悪くなることを防ぐことができる。
本実施の形態において、加熱部150は貼り付け部材30が形成されている領域に形成されている。よって、加熱部150は、上部基板10側からは、貼り付け部材30に隠されて見えないため、タッチパネルの視認性に影響を与えることはない。また、貼り付け部材30が形成されている領域に加熱部150を形成することにより、加熱部150に生じた熱を効率よく上部基板10に伝えることができる。即ち、貼り付け部材30が形成されている領域に加熱部150を形成することにより、加熱部150と上部基板10との距離が短くなり、効率良く上部基板10を加熱することができる。
本実施の形態においては、電源151から加熱部150に流す電流を調節することにより、上部基板10の加熱の仕方を変えることができ、上部基板10を所望の状態にすることができる。
尚、上部基板10と下部基板20とが接着剤により固定されている場合には、接着剤によって上部基板10の膨張が阻害される可能性がある。しかし、上部基板10がPETで形成されており、貼り付け部材30が、PETを基材とした両面テープである場合には、上部基板10と貼り付け部材30は同じ熱膨張率で熱膨張する。そのため、加熱部150により加熱されると、上部基板10の熱膨張に追随して貼り付け部材30も同じように膨張するため、図4(b)に示すように貼り付け部材30が外側に広がるような状態にすることができ、上部基板10に張力を生じさせることができる。
尚、上部基板10と下部基板20と貼り付け部材30により囲まれた空間が密閉されている場合には、加熱部150で発生した熱により上部基板10と下部基板20と貼り付け部材30とにより囲まれた空間内の空気が暖められ膨張するため、図4(b)に示すように上に上部基板10が凸の状態になりやすくなる。
〔第2の実施の形態〕
次に、第2の実施の形態について説明する。本実施の形態は、温度調整部が冷却部により形成されている構造のタッチパネルであり、図5に示されるように、下部基板20の透明導電膜21とは反対の面の周囲に、冷却部250が設けられている構造のものである。冷却部250は、冷却パイプや熱伝導率の高い金属により形成されており、冷却部250に接続されている冷却器251より冷媒を冷却パイプに流したり、冷却部250を形成している金属を冷やして低温にすることができる。
本実施の形態におけるタッチパネルでは、図6(a)に示されるように上部基板10が伸びて波打ち状態となったとしても、冷却部250でタッチパネルを冷却することにより、下部基板20、貼り付け部材30を介し、上部基板10が冷却され、図6(b)に示すように貼り付け部材30及び上部基板10が収縮して内側に引っ張られる。このため、上部基板10に生じるたわみがなくなり、上部基板10の波打ち状態が緩和される。これにより、タッチパネルの下の表示装置の視認性が悪くなることを防ぐことができる。
本実施の形態においては、冷却部250は、貼り付け部材30が形成されている領域に形成されている。よって、冷却部250は、上部基板10側からは貼り付け部材30に隠されて見えないため、タッチパネルの視認性に影響を与えることはない。また、貼り付け部材30が形成されている領域に、冷却部250を形成することにより、冷却部250と上部基板10との距離が短くなるため、効率良く上部基板10を冷却することができる。本実施の形態においては、冷却器251の温度を調節することにより、上部基板10を所望の状態にすることができる。
尚、上記以外の内容については、第1の実施の形態と同様である。
以上、本発明の実施に係る形態について説明したが、上記内容は、発明の内容を限定するものではない。
10 上部基板
11 透明導電膜
20 下部基板
21 透明導電膜
30 貼り付け部材
150 加熱部
151 電源

Claims (3)

  1. 一方の面に導電膜が形成された第1の基板と、
    一方の面に導電膜が形成された第2の基板と、
    前記第1の基板と前記第2の基板とを貼り合わせる貼り付け部材と、
    前記第2の基板の他方の面の、前記貼り付け部材が設けられている領域に設けられた温度調整部と、
    を有することを特徴とするタッチパネル。
  2. 前記温度調整部は、前記第1の基板を加熱する加熱部であることを特徴とする請求項1に記載のタッチパネル。
  3. 前記温度調整部は、前記第1の基板を冷却する冷却部であることを特徴とする請求項1に記載のタッチパネル。
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