JP2018097478A - 商品指定システム、自動販売機、処理方法及びプログラム - Google Patents

商品指定システム、自動販売機、処理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、意図しない商品を購入してしまう不都合の発生を軽減することを課題とする。【解決手段】本発明によれば、購入履歴データを取得する履歴取得部11と、購入対象の商品を指定する入力を受付ける受付部12と、購入頻度又は購入回数が所定レベル以下の商品が指定された場合、警告を出力する出力部13と、を有する商品指定システム10が提供される。【選択図】図2

Description

本発明は、商品指定システム、自動販売機、処理方法及びプログラムに関する。
特許文献1には、購入履歴のある商品を他の商品と識別できるように表示する自動販売機が開示されている。
特許文献2には、ある自動販売機で商品の売り切れや釣銭不足が発生した時に、他の自動販売機に該当商品や釣銭がある場合はその旨の案内表示を行う自動販売機が開示されている。
特開2002−203274号公報 特開平9−204561号公報
同じ商品を繰り返し購入するリピータが多く存在する。特許文献1に開示の技術のように、購入履歴のある商品を他の商品と識別できるように表示することで、誤って他の商品を選択する不都合を軽減できる。しかし、このような表示を行った場合でも、誤って他の商品を選択する不都合が発生し得る。特許文献1に開示の技術は、当該不都合が発生した場合の解決手段を開示していない。
本発明は、意図しない商品を購入してしまう不都合の発生を軽減することを課題とする。
本発明によれば、
購入履歴データを取得する履歴取得手段と、
購入対象の商品を指定する入力を受付ける受付手段と、
購入頻度又は購入回数が所定レベル以下の商品が指定された場合、警告を出力する出力手段と、
を有する商品指定システムが提供される。
また、本発明によれば、
購入履歴データを取得する履歴取得手段と、
購入対象の商品を指定する入力を受付ける受付手段と、
自機、及び、他の自動販売機が販売する商品のリストを取得する取得手段と、
購入頻度又は購入回数が所定レベルより上の商品を自機が販売していない又は当該商品の在庫が自機にない場合、購入頻度又は購入回数が前記所定レベルより上の商品を販売している他の自動販売機を紹介する案内情報を出力する出力手段と、
を有する自動販売機が提供される。
また、本発明によれば、
コンピュータが、
購入履歴データを取得する履歴取得工程と、
購入対象の商品を指定する入力を受付ける受付工程と、
購入頻度又は購入回数が所定レベル以下の商品が指定された場合、警告を出力する出力工程と、
を実行する処理方法が提供される。
また、本発明によれば、
コンピュータを、
購入履歴データを取得する履歴取得手段、
購入対象の商品を指定する入力を受付ける受付手段、
購入頻度又は購入回数が所定レベル以下の商品が指定された場合、警告を出力する出力手段、
として機能させるプログラムが提供される。
また、本発明によれば、
自動販売機で実行されるコンピュータが、
購入履歴データを取得する履歴取得工程と、
購入対象の商品を指定する入力を受付ける受付工程と、
自機、及び、他の自動販売機が販売する商品のリストを取得する取得工程と、
購入頻度又は購入回数が所定レベルより上の商品を自機が販売していない又は当該商品の在庫が自機にない場合、購入頻度又は購入回数が前記所定レベルより上の商品を販売している他の自動販売機を紹介する案内情報を出力する出力工程と、
を実行する処理方法が提供される。
また、本発明によれば、
自動販売機で実行されるコンピュータを、
購入履歴データを取得する履歴取得手段、
購入対象の商品を指定する入力を受付ける受付手段、
自機、及び、他の自動販売機が販売する商品のリストを取得する取得手段、
購入頻度又は購入回数が所定レベルより上の商品を自機が販売していない又は当該商品の在庫が自機にない場合、購入頻度又は購入回数が前記所定レベルより上の商品を販売している他の自動販売機を紹介する案内情報を出力する出力手段、
として機能させるプログラムが提供される。
本発明によれば、意図しない商品を購入してしまう不都合の発生を軽減できる。
本実施形態の装置のハードウエア構成の一例を概念的に示す図である。 本実施形態の商品選択システムの機能ブロック図の一例である。 本実施形態の購入履歴データの一例を模式的に示す図である。 本実施形態の商品選択システムの処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本実施形態の商品選択システムの機能ブロック図の一例である。 本実施形態の商品選択システムの処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本実施形態の商品選択システムの機能ブロック図の一例である。
<第1の実施形態>
まず、本実施形態の概要を説明する。本実施形態の商品指定システムは、自動販売機である。商品指定システムは、顧客の購入履歴データを取得する。そして、購入頻度又は購入回数が所定レベル以下の商品が購入対象として指定された場合、警告を出力し、再度、商品指定操作を受付けることができる。
このような本実施形態の商品指定システムによれば、いつも購入する商品と異なる商品を誤って指定する操作を受付けた場合、その操作に応じてその商品の提供を行うのでなく、警告を出力し、再度、商品指定操作を受付けることができる。結果、いつも購入する商品と異なる商品を誤って指定した場合の不都合を軽減できる。
次に、本実施形態の商品指定システムのハードウエア構成の一例について説明する。本実施形態の商品指定システムが備える各機能部は、任意のコンピュータのCPU(Central Processing Unit)、メモリ、メモリにロードされるプログラム、そのプログラムを格納するハードディスク等の記憶ユニット(あらかじめ装置を出荷する段階から格納されているプログラムのほか、CD(Compact Disc)等の記憶媒体やインターネット上のサーバ等からダウンロードされたプログラムをも格納できる)、ネットワーク接続用インターフェイスを中心にハードウエアとソフトウエアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。
図1は、本実施形態の商品指定システムのハードウエア構成を例示するブロック図である。図1に示すように、商品指定システムは、プロセッサ1A、メモリ2A、入出力インターフェイス3A、周辺回路4A、バス5Aを有する。周辺回路4Aには、様々なモジュールが含まれる。
バス5Aは、プロセッサ1A、メモリ2A、周辺回路4A及び入出力インターフェイス3Aが相互にデータを送受信するためのデータ伝送路である。プロセッサ1Aは、例えばCPU(Central Processing Unit) やGPU(Graphics Processing Unit)などの演算処理装置である。メモリ2Aは、例えばRAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)などのメモリである。入出力インターフェイス3Aは、入力装置(例:キーボード、マウス、マイク、物理キー、タッチパネルディスプレイ等)、外部装置、外部サーバ、外部センサ等から情報を取得するためのインターフェイスや、出力装置(例:ディスプレイ、スピーカ、プリンター、メーラ等)、外部装置、外部サーバ等に情報を出力するためのインターフェイスなどを含む。プロセッサ1Aは、各モジュールに指令を出し、それらの演算結果をもとに演算を行うことができる。
その他、図示しないが、商品を収納する収納室、収納室から商品を取り出す動作を行う取出機構、プロセッサ1Aからの信号に応じて取出機構の動作を制御する取出制御部、商品を指定する操作を受付ける受付ユニット(例:タッチパネルディスプレイ、物理ボタン等)、電子カードと接触及び/又は非接触で無線通信する通信部、現金の入力を受付ける受入ユニット等を有してもよい。
次に、本実施形態の商品指定システムの機能について詳細に説明する。図2に、本実施形態の商品指定システム10の機能ブロック図の一例を示す。図示するように、商品指定システム10は、履歴取得部11と、受付部12と、出力部13と、購入処理部15とを有する。図7に、本実施形態の商品指定システム10の機能ブロック図の他の一例を示す。商品指定システム10は、さらに決定部16を有してもよい。上述の通り、本実施形態の商品指定システム10は、自動販売機である。
履歴取得部11は、購入履歴データを取得する。本実施形態の場合、履歴取得部11は、電子カード(例:ICカード)や携帯端末装置(例:携帯電話、スマートフォン)と通信し、これらに記録されている情報を取得する通信装置を有する。通信装置は、例えば、接触型又は非接触型のリーダライタである。
履歴取得部11は、当該通信装置を介して、電子カードや携帯端末装置に記録されている顧客情報を取得する。顧客情報の中には、顧客識別情報が含まれる。顧客識別情報は、例えば顧客に割り振られた通番であってもよいし、個人情報(例:名称、年齢、生年月日、性別等)であってもよいし、その他であってもよい。
また、顧客情報の中に、購入履歴データが含まれてもよい。購入履歴データは、図3に示すように、購入日時と購入商品の識別情報とを対応付けたデータである。
なお、顧客情報の中には購入履歴データが含まれていなくてもよい。かかる場合、商品指定システム10と通信可能に構成されたサーバが、顧客識別情報に対応付けて購入履歴データを管理していてもよい。そして、履歴取得部11は、通信装置を介して顧客情報を取得すると、それに含まれる顧客識別情報に対応する購入履歴データをサーバに要求し、サーバから取得してもよい。
受付部12は、購入対象の商品を指定する入力を受付ける。受付部12は、物理ボタンやタッチパネルディスプレイ等の入力装置を介して、上記入力を受付けることができる。
例えば、複数の商品各々の見本が陳列され、各々に対応する物理ボタンが存在してもよい。そして、受付部12は、物理ボタンを押下する操作により、購入対象の商品を指定する入力を受付けてもよい。
その他、タッチパネルディスプレイに、複数の商品各々の画像や各々を示す文字情報等が表示されてもよい。そして、受付部12は、タッチパネルディスプレイ上の各商品に対応する位置をタッチする操作により、購入対象の商品を指定する入力を受付けてもよい。
購入処理部15は、商品の購入処理を行う。購入処理部15は、購入頻度又は購入回数が所定レベルより大の商品が指定された場合、商品の購入処理を行う。購入処理は、取出機構の動作を制御して、指定された商品を商品取り出し口に送り出す処理や、決済処理等を含む。
なお、購入頻度又は購入回数が所定レベル以下の商品が指定された場合、購入処理部15は、所定の条件を満たす場合、商品の購入処理を行う。すなわち、所定の条件を満たさない場合、購入処理部15は、商品の購入処理を行わない。当該処理は後述する。
出力部13は、購入頻度又は購入回数が所定レベル以下の商品が指定された場合、警告を出力する。
商品指定システム10は、履歴取得部11が取得した購入履歴データに基づき、指定された商品の購入頻度(例:1週間の平均購入回数、1カ月の平均購入回数等)又は購入回数(例:購入履歴データの最初からの積算値、直近の所定期間内の積算値等)が所定レベル以下か否かを判断する。そして、出力部13及び購入処理部15は、当該判断結果に応じた処理を行う。
上記所定レベルは、予め定められていてもよい。例えば、購入回数「0」が定められていてもよい。かかる場合、1度も購入履歴がない商品(例:購入履歴データにおいて購入履歴が1度もない商品、直近の所定期間内に購入履歴が1度もない商品等)の指定操作に応じて、警告が出力される。そして、少なくとも1度、購入履歴がある商品(例:購入履歴データにおいて購入履歴が少なくとも1度ある商品、直近の所定期間内に購入履歴が少なくとも1度ある商品等)の指定操作に応じて、購入処理が行われる。
その他、図7に示す決定部16は、購入履歴データに基づき、上記所定レベルを決定してもよい。かかる場合、決定部16は、指定された商品と同種の商品の購入履歴データに基づき、所定レベルを決定してもよい。例えば、決定部16は、購入回数が最も多い商品の購入回数に所定の係数(0より大1より小)を掛けた値を、上記所定レベルとしてもよい。
同種の商品とみなすグループ分けの仕方は設計的事項である。誤って指定される可能性がある商品群を同種の商品とするのが好ましい。例えば、商品が飲料である場合、コーヒー、スポーツドリンク、お茶、水等、その種類でグループ分けしてもよい。また、商品がタバコである場合、同じメーカのものを同種商品としてもよいし、外観が似ている(例:パッケージの色が似ている等)ものを同種商品としてもよい。
出力部13は、ディスプレイ、スピーカ、警告ランプ等の出力装置を介して、警告を出力することができる。例えば、出力部13は、ディスプレイやスピーカを介して、「いつもと異なる商品を指定していますが、良いですか?」等の趣旨の情報を出力してもよい。さらに、出力部13は、併せて、警告ランプを点灯させてもよい。
また、出力部13は、購入頻度又は購入回数が所定レベル以下の商品が指定された場合、上記警告に加えて、選択対象の複数の商品の中の購入頻度又は購入回数が所定レベルより上の商品の案内を行ってもよい。選択対象の複数の商品は、自機で販売している複数の商品であってもよいし、自機で販売している複数の商品の中の在庫がある商品であってもよい。
上記案内を行う場合、出力部13は、指定された商品と同種の商品であって、かつ、購入頻度又は購入回数が所定レベルより上の商品の案内を行ってもよい。同種商品の概念は、上述の通りである。出力部13は、購入履歴データに基づき、案内する商品を特定できる。
出力部13は、ディスプレイ、スピーカ、各商品に対応して備えられたランプ等の出力装置を介して、上記案内を出力することができる。例えば、出力部13は、案内する商品に対応するランプのみを点灯させ、「いつもこちらを購入しているようです。」等の趣旨の情報をディスプレイやスピーカを介して出力してもよい。
また、出力部13は、複数の商品各々の画像や文字情報等を表示して指定操作を受付けるタッチパネルディスプレイにおいて、案内する商品のみを強調表示し、「いつもこちらを購入しているようです。」等の趣旨の情報をタッチパネルディスプレイやスピーカを介して出力してもよい。
上述の通り、購入処理部15は、購入頻度又は購入回数が所定レベル以下の商品が指定された場合、当該指定操作に応じた商品の購入処理を行わない。かかる場合、受付部12は、再度、購入対象の商品を指定する入力を受付けることができる。
この再度の指定において、再度、前回操作と同じ商品が指定された場合、購入処理部15、当該指定操作に応じて商品の購入処理を行うことができる。
一方、再度の指定おいて、前回操作と異なる商品が指定された場合、商品指定システム10は、同様にして、その商品の購入頻度又は購入回数が所定レベル以下か否かを判断する。そして、出力部13及び購入処理部15は、当該判断結果に応じた処理を行う。
ここで、図4のフローチャートを用いて、本実施形態の商品指定システム(自動販売機)10の処理の流れの一例を説明する。
S10では、履歴取得部11は、顧客の購入履歴データを取得する。また、商品指定システム10は、金銭を取得する。金銭の取得及び購入履歴データの取得の前後関係は、特段制限されない。
S10では、顧客は、自身が保持する電子カードや携帯端末と、商品指定システム10とを通信させる操作を行う。例えば、商品指定システム10の所定位置に、電子カードや携帯端末をかざしたり、接触させたりする動作等を行う。これに応じて、商品指定システム10は、電子カードや携帯端末に記録されていた顧客情報を取得する。
当該顧客情報の中に、購入履歴データが含まれていてもよい。そして、履歴取得部11は、当該購入履歴データを取得してもよい。その他、履歴取得部11は、購入履歴データを管理するサーバに、購入履歴データに含まれる顧客識別情報を送信し、当該顧客識別情報に対応する購入履歴データをサーバから取得してもよい。
また、S10では、顧客は、金銭投入口から金銭を投入する。
S11では、受付部12は、購入対象の商品を指定する入力を受付ける。例えば、受付部12は、物理ボタンやタッチパネルディスプレイ等の入力装置を介して、販売している複数の商品の中のいずれかを指定する入力を受付ける。
S12では、商品指定システム10は、購入頻度又は購入回数が所定レベル以下の商品が指定されたか否かを判断する。
所定レベルより大である場合(S12のYes)、購入処理部15は、S11の指定操作に応じて商品の購入処理を行う(S13)。商品指定システム10は、その後、購入履歴データを更新する処理を行ってもよい。商品指定システム10は、購入日時及び購入商品を顧客識別情報に対応付けて、サーバに送信してもよい。そして、サーバが、管理する購入履歴データを更新してもよい。その他、商品指定システム10は、電子カードや携帯端末と、商品指定システム10とを通信させる案内を、出力装置を介して出力してもよい。そして、当該通信時に、電子カードや携帯端末に登録されている購入履歴データを更新してもよい。
一方、所定レベル以下である場合(S12のNo)、出力部13は、警告を出力する(S14)。出力部13は、S14において、警告に加えて、選択対象の商品の中の購入頻度又は購入回数が所定レベルより上の商品の案内を行ってもよい。また、再度の商品指定操作を促す案内を出力してもよい。
S14の警告の後、受付部12は、商品を指定する入力待ち状態となる。そして、受付部12は、いずれかの商品を指定する入力を受付ける(S15)。
ここで指定された商品が先に指定された商品と同じ商品である場合(S16のYes)、購入処理部15は、S15の指定操作に応じて商品の購入処理を行う(S13)。商品指定システム10は、その後、購入履歴データを更新する処理を行ってもよい。
一方、ここで指定された商品が先に指定された商品と異なる商品である場合(S16のNo)、S12に戻って同様の処理を繰り返す。
以上、説明した本実施形態の商品指定システム10によれば、いつも購入する商品と異なる商品(購入頻度又は購入回数が所定レベル以下の商品)の指定を受付けた場合、それに応じて購入処理を行うのでなく、警告を出力し、再度、商品指定操作を受付けることができる。結果、いつも購入する商品と異なる商品を誤って指定した場合の不都合を軽減できる。
また、再度の商品指定操作で同じ商品が指定された場合には、その商品の購入処理を行うことができる。このため、顧客は、いつも購入する商品と異なる商品を購入することができる。
また、本実施形態の商品指定システム10は、警告に加えて、いつも購入する商品(購入頻度又は購入回数が所定レベルより大の商品)の案内を行うことができる。このため、再度の商品指定操作での指定ミスを軽減することができる。また、当該案内においては、指定された商品と同種の商品の中で、いつも購入する商品(購入頻度又は購入回数が所定レベルより大の商品)の案内を行うことができる。このため、無駄に多くの商品を案内し、指定ミスを誘発する不都合を軽減できる。
また、本実施形態の商品指定システム10は、上記所定レベルを、購入履歴データ、より好ましくは指定された商品と同種の商品の購入履歴データに基づき決定することができる。
上記所定レベルを、例えば、「購入回数:0」と設定することで、購入履歴のない商品が指定された場合に、警告を出力できる。これにより上記不都合を軽減できるが、新しい商品を購入する都度、警告を出力されると、煩わしく感じる者もいる。そこで、顧客がある商品を特に好んでいるという傾向がある場合に、その商品以外を指定した場合に警告できるようにするのが好ましい。上記所定レベルを購入履歴データ、より好ましくは指定された商品と同種の商品の購入履歴データに基づき決定することで、当該好ましい機能を実現できる。
<第2の実施形態>
まず、本実施形態の概要を説明する。本実施形態の商品指定システム10は、第1の実施形態同様、自動販売機である。本実施形態の商品指定システム10は、購入頻度又は購入回数が所定レベルより上の商品を自機が販売していない又は当該商品の在庫が自機にない場合、購入頻度又は購入回数が所定レベルより上の商品を販売している自動販売機を紹介する案内情報を出力する。このような本実施形態の商品指定システム10によれば、顧客は、効率的に、欲する商品を購入することができる。なお、本実施形態の商品指定システム10は、第1の実施形態の機能を備えてもよい。
本実施形態の商品指定システム10のハードウエア構成は、第1の実施形態と同様である。
次に、本実施形態の商品指定システム10の機能について詳細に説明する。図2に、本実施形態の商品指定システム10の機能ブロック図の一例を示す。図示するように、商品指定システム10は、履歴取得部11と、受付部12と、出力部13、取得部14と、購入処理部15とを有する。さらに、決定部16を有してもよい。上述の通り、本実施形態の商品指定システム10は、自動販売機である。
履歴取得部11、受付部12、購入処理部15及び決定部16の機能は、第1の実施形態と同様である。
取得部14は、自機、及び、近隣の他の自動販売機が販売する商品のリストを取得する。例えば、商品指定システム10は、近隣の所定の他の自動販売機と通信可能に構成されてもよい。そして、取得部14は、近隣の他の自動販売機から、近隣の他の自動販売機の商品リストを取得してもよい。その他、サーバが、複数の自動販売機各々の商品リストを管理していてもよい。そして、取得部14は、サーバから、近隣の他の自動販売機の商品リストを取得してもよい。
ある自動販売機に対応して、1つ又は複数の「近隣の他の自動販売機」が予め定められていてもよい。そして、各自動販売機は、予め定められた近隣の他の自動販売機の商品リストを取得してもよい。例えば、所定値未満の距離以内に存在する自動販売機を、近隣の他の自動販売機としてもよい。各商品指定システム10又はサーバが、当該対応情報を保持しておいてもよい。そして、当該対応情報に基づき、所定の自動販売機(商品指定システム10)が、予め定められた近隣の他の自動販売機の情報を取得するようにしてもよい。
また、取得部14は、近隣の他の自動販売機の在庫情報(例:各商品の在庫数、各商品の在庫の有無等)を取得してもよい。取得部14は、近隣の他の自動販売機から在庫情報を取得してもよいし、サーバから在庫情報を取得してもよい。サーバから取得する場合、複数の自動販売機は、所定のタイミング(例:定期的、在庫数が変動する都度、ある商品の在庫がなくなる都度)で在庫情報をサーバに通知する。そして、サーバは、通知内容に基づき、複数の自動販売機の在庫情報を管理する。
出力部13は、購入頻度又は購入回数が所定レベルより上の商品を自機が販売していない又は当該商品の在庫が自機にない場合、購入頻度又は購入回数が所定レベルより上の商品を販売している自動販売機を紹介する案内情報を出力する。なお、出力部13は、購入頻度又は購入回数が所定レベルより上の商品を自機が販売していない又は当該商品の在庫が自機にない場合、購入頻度又は購入回数が所定レベルより上の商品を販売しており、かつ、在庫がある自動販売機を紹介する案内情報を出力してもよい。
出力部13は、履歴取得部11による購入履歴データの取得に応じて、受付部12が購入対象の商品の指定を受付ける前に、案内情報を出力してもよい。この場合、所定レベルは予め定められた固定値とすることができる。
その他、出力部13は、購入頻度又は購入回数が所定レベル以下の商品が指定された場合に、その後に案内情報を出力してもよい。この場合、所定レベルは予め定められた固定値であってもよいし、第1の実施形態同様、購入履歴データ、好ましくは指定された商品と同種の商品の購入履歴データに基づき決定されてもよい。
また、購入頻度又は購入回数が所定レベル以下の商品が指定された場合に、その後に案内情報を出力する場合、出力部13は、指定された商品と同種の商品であって、かつ、購入頻度又は購入回数が所定レベルより上の商品を販売している自動販売機(又は、さらに「その商品の在庫がある」を満たす自動販売機)を紹介する案内情報を出力してもよい。
案内情報は、案内する商品を識別する情報(例:商品名、外観画像等)、及び、案内する自動販売機の位置を示す情報を含む。例えば、案内する自動販売機の位置を特定した地図と共に、「商品○○はこちらの自動販売機で販売しています。」等の案内を、スピーカやディスプレイ等の出力装置を介して出力してもよい。また、商品指定システム10は、任意の通信手段(例:接触又は非接触での無線通信)で、顧客の携帯電話に案内する自動販売機の位置を特定した地図データを送信してもよい。この場合、商品指定システム10は、自装置と携帯電話とを通信させることで、他の自動販売機の位置を特定した地図データを取得できる案内を、スピーカやディスプレイ等の出力装置を介して出力してもよい。
なお、出力部13は、第1の実施形態と同様の機能を有してもよい。
ここで、図6を用いて、本実施形態の実施例を説明する。本実施例では、商品指定システム10は、たばこを販売する自動販売機である。顧客は、年齢確認を行うための電子カードを保持している。また、所定レベルを「0」の固定値とし、購入履歴のない商品を指定された場合に警告を出力したり、購入履歴のある商品を案内したりする。
S101では、商品指定システム10は、購入履歴データ及び金銭を取得する。取得の順は特段制限されない。
例えば、顧客は、金銭投入口から金銭を投入する。また、顧客は、商品指定システム10の所定位置に電子カードをかざす。これにより、商品指定システム10は、電子カードに記録されている顧客情報を取得する。第1の実施形態で説明した通り、商品指定システム10は、当該顧客情報に基づき、購入履歴データを取得する。商品指定システム10は、当該顧客情報に基づき、年齢確認を行う。
年齢認証された場合、商品指定システム10は、S102に進む。S102では、商品指定システム10は、購入履歴のある商品が自機にあるか否かを判断する。購入履歴のある商品を自機が販売しており、かつ、在庫がある場合、商品があると判断する。その他の場合、ないと判断する。ある場合(S102のYes)、S107に進む。ない場合(S102のNo)、S103に進む。
S103では、商品指定システム10は、近隣の他の自動販売機に購入履歴のある商品があるか否かを判断する。少なくとも1つの近隣の他の自動販売機が販売しており、かつ、在庫がある場合、商品指定システム10は、近隣の他の自動販売機に購入履歴のある商品があると判断する。その他の場合、ないと判断する。ある場合(S103のYes)、S104に進む。ない場合(S103のNo)、S105に進む。なお、ない場合、商品指定システム10は、自機及び近隣の他の自動販売機に購入履歴のある商品がない旨を通知してもよい。
S104では、商品指定システム10は、購入履歴のある商品を自機が販売していない又は在庫がない旨を通知する。そして、商品指定システム10は、購入履歴のある商品を販売しており、かつ、在庫がある近隣の他の自動販売機を案内する。なお、近隣の複数の他の自動販売機が購入履歴のある商品を販売しており、かつ、在庫がある場合、商品指定システム10は、最も近い自動販売機を案内してもよいし、すべての自動販売機を案内してもよい。
S103及びS104に進んだ後、すなわち購入履歴のある商品を自機が販売していない場合においても、商品指定システム10は、商品指定及び金銭の払い戻しの操作待ちとなる。
いずれかの商品が指定された場合(S105のYes)、S110に進む。また、払い戻し処理が行われた場合(S106のYes)、商品指定システム10は、処理を終了する。払い戻し処理が行われた場合、例えば、顧客は他の自動販売機(例えば、S104で案内された自動販売機)に移動し、当該他の自動販売機でS101からの処理を開始することができる。
S107では、商品指定システム10は、購入履歴のある商品を強調表示する。例えば、購入履歴のある商品を購入するための操作対象(例:物理ボタン)を点滅させたり、他と異なる色で点灯させたりする。
いずれかの商品が指定された場合(S114のYes)、S108に進む。また、払い戻し処理が行われた場合(S115のYes)、商品指定システム10は、処理を終了する。
S108では、購入履歴のある商品が指定されたか判断する。購入履歴のある商品が指定された場合(S108のYes)、商品指定システム10は、購入処理を行った後(S109)、処理を終了する。
購入履歴のある商品が指定されなかった場合(S108のNo)、商品指定システム10は、アラームを出力する(S110)。そして、商品指定システム10は、再度、商品指定及び払い戻しの操作待ちとなる。なお、商品指定システム10は、再度の指定を促す案内を出力してもよい。
いずれかの商品が指定された場合(S111のYes)、S112に進む。また、払い戻し処理が行われた場合(S113のYes)、商品指定システム10は、処理を終了する。
S112では、先と同じ商品が指定されたか判断する。同じ商品が指定された場合(S112のYes)、商品指定システム10は、当該商品の購入処理を行った後(S109)、処理を終了する。異なる商品が指定された場合(S112のNo)、商品指定システム10は、S108に戻って、同様の処理を繰り返す。
ここで、変形例を説明する。S101で取得した購入履歴データにおいて、購入履歴のある商品が複数登録されている場合が考えらえる。かかる場合、S102の分岐処理では、購入履歴のある複数の商品のすべてを自機が販売している場合に、S107に進んでもよい。そして、購入履歴のある複数の商品のすべてを自機が販売していない場合に、S103に進んでもよい。この場合、S103では、購入履歴のある複数の商品の各々に対応して近隣の自動販売機が販売しているか判断してもよい。そして、S104では、購入履歴のある複数の商品の各々に対応して、販売している自動販売機を通知してもよい。例えば、S104では、商品指定システム10は、「商品A及びCは自動販売機Aで販売しており、商品Bは自動販売機Bで販売しています。各自動販売機の位置は以下の地図を参照ください。」等のような情報を顧客に提示してもよい。
また、S102の分岐処理において、購入履歴のある複数の商品の一部を自機が販売しており、かつ、購入履歴のある複数の商品の他の一部を自機が販売していない場合には、商品指定システム10は、次の処理を行ってもよい。
まず、商品指定システム10は、購入履歴のある複数の商品の中の自機が販売している商品を、強調表示してもよい。例えば、当該商品を購入するための操作対象(例:物理ボタン)を点滅させたり、他と異なる色で点灯させたりする。これと同時に、商品指定システム10は、購入履歴のある複数の商品の中の自機が販売していない商品各々に対応して、近隣の自動販売機が販売しているか判断してもよい。そして、購入履歴のある複数の商品の中の自機が販売していない商品各々に対応して、販売している自動販売機を通知してもよい。例えば、商品指定システム10は、「商品A及びCは自動販売機Aで販売しており、商品Bは自動販売機Bで販売しています。各自動販売機の位置は以下の地図を参照ください。」等のような情報を顧客に提示してもよい。その後は、S114に進む。
他の変形例を説明する、図6のフローはS101で金銭を取得する例を示すが、S101では購入履歴データのみを取得してもよい。そして、商品指定後、かつ、S109の購入処理の前に、金銭又は電子マネーを受付けるステップを有してもよい。当該ステップで金銭又は電子マネーを受付けると、S109の購入処理に進む。金銭又は電子マネーを受付けるステップにおいて、顧客は、例えば金銭投入口から金銭を投入する。または、顧客は、例えば商品指定システム10の所定位置に、電子マネーに関する情報を記憶する電子カードをかざす。この例の場合、S106、S115及びS113では、払い戻しの操作を受付けたか否かを判断する処理に代えて、商品購入処理を取りやめる操作を受付けたか否かを判断してもよい。
以上説明した本実施形態によれば、商品指定システム10は、購入頻度又は購入回数が所定レベルより上の商品を自機が販売していない又は当該商品の在庫が自機にない場合、購入頻度又は購入回数が所定レベルより上の商品を販売している自動販売機や、当該商品を販売しておりかつ在庫がある自動販売機を紹介する案内情報を出力することができる。
このような本実施形態の商品指定システム10によれば、顧客は、効率的に、欲する商品を購入することができる。
また、本実施形態の商品指定システム10は、第1の実施形態と同様の機能を有することができる。このため、本実施形態の商品指定システム10によれば、第1の実施形態と同様の作用効果を実現できる。
<第3の実施形態>
まず、本実施形態の概要を説明する。本実施形態の商品指定システムは、店舗等で使用される会計装置(例:POS(point of sale)レジスター)である。本実施形態の商品指定システム10は、第1の実施形態と同様の機能を有し、同様の作用効果を実現する。
次に、本実施形態の商品指定システムのハードウエア構成の一例について説明する。本実施形態の商品指定システムが備える各機能部は、任意のコンピュータのCPU、メモリ、メモリにロードされるプログラム、そのプログラムを格納するハードディスク等の記憶ユニット(あらかじめ装置を出荷する段階から格納されているプログラムのほか、CD等の記憶媒体やインターネット上のサーバ等からダウンロードされたプログラムをも格納できる)、ネットワーク接続用インターフェイスを中心にハードウエアとソフトウエアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。
図1は、本実施形態の商品指定システムのハードウエア構成を例示するブロック図である。図1に示すように、商品指定システムは、プロセッサ1A、メモリ2A、入出力インターフェイス3A、周辺回路4A、バス5Aを有する。周辺回路4Aには、様々なモジュールが含まれる。当該図の説明は、第1の実施形態で説明したものと同様である。
次に、本実施形態の商品指定システムの機能について詳細に説明する。図2に、本実施形態の商品指定システム10の機能ブロック図の一例を示す。図示するように、商品指定システム10は、履歴取得部11と、受付部12と、出力部13と、購入処理部15とを有する。さらに、決定部16を有してもよい。上述の通り、本実施形態の商品指定システム10は、店舗等で使用される会計装置(例:POS(レジスター))である。
履歴取得部11及び決定部16の機能及び構成は、第1の実施形態と同様である。
受付部12は、購入対象の商品を指定する入力を受付ける。受付部12は、コードリーダ(例:バーコードリーダ)、タッチパネルディスプレイ、物理キー等の入力装置を介して、購入対象の商品を識別する商品識別情報の入力を受付ける。受付部12は、当該商品識別情報で特定される商品を、購入対象の商品として受付ける。
出力部13は、購入頻度又は購入回数が所定レベル以下の商品が指定された場合、警告を出力する。出力部13は、購入頻度又は購入回数が所定レベル以下の商品が指定された場合、選択対象の商品の中の購入頻度又は購入回数が所定レベルより上の商品を案内してもよい。出力部13は、ディスプレイやスピーカを介して、警告や案内を出力できる。出力部13は、受付部12により購入頻度又は購入回数が所定レベル以下の商品を指定する入力が受付けられる都度、警告や案内を出力してもよい。
購入処理部15は、購入頻度又は購入回数が所定レベルより上の商品が指定された場合、警告を出力することなくそのまま商品の購入処理を行う。本実施形態における購入処理は、指定された商品を購入対象として登録する処理である。なお、購入頻度又は購入回数が所定レベル以下の商品が指定された場合、指定の後の再度の指定に応じて商品の購入処理を行ってもよい。
なお、出力部13は、上記警告に加えて、「当該商品の購入でよかったですか?Yes or No」などの確認メッセージをディスプレイに出力してもよい。そして、受付部12は、「Yes」の入力操作を上記再度の指定として受付けてもよい。
出力部13による上記機能の詳細は、第1の実施形態と同様である。
本実施形態によれば、第1の実施形態と同様の作用効果を実現できる。
<第4の実施形態>
まず、本実施形態の概要を説明する。本実施形態の商品指定システムは、インターネット上でのショッピングサービスを提供するサーバである。本実施形態の商品指定システム10は、第1及び第3の実施形態と同様の機能を有し、同様の作用効果を実現する。
次に、本実施形態の商品指定システムのハードウエア構成の一例について説明する。本実施形態の商品指定システムが備える各機能部は、任意のコンピュータのCPU、メモリ、メモリにロードされるプログラム、そのプログラムを格納するハードディスク等の記憶ユニット(あらかじめ装置を出荷する段階から格納されているプログラムのほか、CD等の記憶媒体やインターネット上のサーバ等からダウンロードされたプログラムをも格納できる)、ネットワーク接続用インターフェイスを中心にハードウエアとソフトウエアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。
図1は、本実施形態の商品指定システムのハードウエア構成を例示するブロック図である。図1に示すように、商品指定システムは、プロセッサ1A、メモリ2A、入出力インターフェイス3A、周辺回路4A、バス5Aを有する。周辺回路4Aには、様々なモジュールが含まれる。当該図の説明は、第1の実施形態で説明したものと同様である。
次に、本実施形態の商品指定システムの機能について詳細に説明する。図2に、本実施形態の商品指定システム10の機能ブロック図の一例を示す。図示するように、商品指定システム10は、履歴取得部11と、受付部12と、出力部13と、購入処理部15とを有する。さらに、決定部16を有してもよい。決定部16の構成は、第1の実施形態と同様である。上述の通り、本実施形態の商品指定システム10は、インターネット上でのショッピングサービスを提供するサーバである。
履歴取得部11は、購入履歴データを取得する。商品選択システム10は、複数の顧客各々に対応付けて、購入履歴データを管理しておく。また、商品選択システム10は、顧客が操作する端末装置(例:パーソナルコンピュータ、タブレット端末、スマートフォン、携帯電話等)からログイン情報(識別情報、パスワード等)を取得し、認証処理を行う。そして、履歴取得部11は、ログイン情報に含まれる識別情報に対応する購入履歴データを取得する。
受付部12は、購入対象の商品を指定する入力を受付ける。例えば、受付部12は、顧客が操作する端末装置から指定された商品を示す情報を取得する。商品選択システム10が提供するショッピングサービスでは、販売している複数の商品の中のいずれかを指定する入力を受付部12が受付けると、当該商品を購入候補として登録する。登録された商品は、例えば、仮想のカートの中に格納される。そして、その後の精算処理を行う入力操作に応じて、精算処理が行われる。精算処理は、支払方法の指定、お届け先の指定、お届け日時の指定、購入商品及び個数の確認等の処理を含む。
出力部13は、購入頻度又は購入回数が所定レベル以下の商品が指定された場合、警告を出力する。出力部13は、購入頻度又は購入回数が所定レベル以下の商品が指定された場合、選択対象の商品の中の購入頻度又は購入回数が所定レベルより上の商品を案内してもよい。出力部13は、ディスプレイやスピーカを介して、警告や案内を出力できる。
出力部13は、販売している複数の商品の中のいずれかを指定する入力を受付部12が受付けると、当該商品を購入候補として登録する前に(例:仮想のカートの中に格納する前に)、上記警告や案内を出力してもよい。または、支払方法の指定やお届け先の指定等を行う精算処理時の任意のタイミングで、上記警告や案内を出力してもよい。
購入処理部15は、購入頻度又は購入回数が所定レベルより上の商品が指定された場合、警告を出力することなくそのまま購入処理(例:購入候補としての登録又は精算処理等)を行い、購入頻度又は購入回数が所定レベル以下の商品が指定された場合、指定の後の再度の指定に応じて商品の購入処理を行ってもよい。
なお、出力部13は、「当該商品の購入でよかったですか?Yes or No」などの確認メッセージをディスプレイに出力してもよい。そして、受付部12は、「Yes」の入力操作を上記再度の指定として受付けてもよい。
出力部13による上記機能の詳細は、第1の実施形態と同様である。
本実施形態によれば、第1及び第3の実施形態と同様の作用効果を実現できる。
以下、参考形態の例を付記する。
1. 購入履歴データを取得する履歴取得手段と、
購入対象の商品を指定する入力を受付ける受付手段と、
購入頻度又は購入回数が所定レベル以下の商品が指定された場合、警告を出力する出力手段と、
を有する商品指定システム。
2. 1に記載の商品指定システムにおいて、
前記出力手段は、購入頻度又は購入回数が所定レベル以下の商品が指定された場合、選択対象の商品の中の購入頻度又は購入回数が前記所定レベルより上の商品を案内する商品指定システム。
3. 1又は2に記載の商品指定システムにおいて、
購入履歴データに基づき、前記所定レベルを決定する決定手段をさらに有する商品指定システム。
4. 3に記載の商品指定システムにおいて、
前記決定手段は、指定された商品と同種の商品の購入履歴データに基づき、前記所定レベルを決定する商品指定システム。
5. 1から4のいずれかに記載の商品指定システムにおいて、
購入頻度又は購入回数が所定レベルより上の商品が指定された場合、前記指定に応じて商品の購入処理を行い、購入頻度又は購入回数が所定レベル以下の商品が指定された場合、前記指定の後の再度の前記指定に応じて商品の購入処理を行う購入処理手段をさらに有する商品指定システム。
6. 1から5のいずれかに記載の商品指定システムにおいて、
前記商品指定システムは、商品を販売する自動販売機であり、
自機、及び、他の自動販売機が販売する商品のリストを取得する取得手段をさらに有し、
前記出力手段は、購入頻度又は購入回数が前記所定レベルより上の商品を自機が販売していない又は当該商品の在庫が自機にない場合、購入頻度又は購入回数が前記所定レベルより上の商品を販売している他の自動販売機を紹介する案内情報を出力する商品指定システム。
7. 6に記載の商品指定システムにおいて、
前記取得手段は、他の自動販売機の在庫情報を取得し、
前記出力手段は、購入頻度又は購入回数が前記所定レベルより上の商品を自機が販売していない又は当該商品の在庫が自機にない場合、購入頻度又は購入回数が前記所定レベルより上の商品を販売しており、かつ、在庫がある他の自動販売機を紹介する前記案内情報を出力する商品指定システム。
8. 購入履歴データを取得する履歴取得手段と、
購入対象の商品を指定する入力を受付ける受付手段と、
自機、及び、他の自動販売機が販売する商品のリストを取得する取得手段と、
購入頻度又は購入回数が所定レベルより上の商品を自機が販売していない又は当該商品の在庫が自機にない場合、購入頻度又は購入回数が前記所定レベルより上の商品を販売している他の自動販売機を紹介する案内情報を出力する出力手段と、
を有する自動販売機。
9. 8に記載の自動販売機において、
前記取得手段は、他の自動販売機の在庫情報を取得し、
前記出力手段は、購入頻度又は購入回数が所定レベルより上の商品を自機が販売していない又は当該商品の在庫が自機にない場合、購入頻度又は購入回数が前記所定レベルより上の商品を販売しており、かつ、在庫がある他の自動販売機を紹介する前記案内情報を出力する自動販売機。
10. コンピュータが、
購入履歴データを取得する履歴取得工程と、
購入対象の商品を指定する入力を受付ける受付工程と、
購入頻度又は購入回数が所定レベル以下の商品が指定された場合、警告を出力する出力工程と、
を実行する処理方法。
11. コンピュータを、
購入履歴データを取得する履歴取得手段、
購入対象の商品を指定する入力を受付ける受付手段、
購入頻度又は購入回数が所定レベル以下の商品が指定された場合、警告を出力する出力手段、
として機能させるプログラム。
12. 自動販売機で実行されるコンピュータが、
購入履歴データを取得する履歴取得工程と、
購入対象の商品を指定する入力を受付ける受付工程と、
自機、及び、他の自動販売機が販売する商品のリストを取得する取得工程と、
購入頻度又は購入回数が所定レベルより上の商品を自機が販売していない又は当該商品の在庫が自機にない場合、購入頻度又は購入回数が前記所定レベルより上の商品を販売している他の自動販売機を紹介する案内情報を出力する出力工程と、
を実行する処理方法。
13. 自動販売機で実行されるコンピュータを、
購入履歴データを取得する履歴取得手段、
購入対象の商品を指定する入力を受付ける受付手段、
自機、及び、他の自動販売機が販売する商品のリストを取得する取得手段、
購入頻度又は購入回数が所定レベルより上の商品を自機が販売していない又は当該商品の在庫が自機にない場合、購入頻度又は購入回数が前記所定レベルより上の商品を販売している他の自動販売機を紹介する案内情報を出力する出力手段、
として機能させるプログラム。
1A プロセッサ
2A メモリ
3A 入出力I/F
4A 周辺回路
5A バス
10 商品選択システム
11 履歴取得部
12 受付部
13 出力部
14 取得部
15 購入処理部
16 決定部

Claims (13)

  1. 購入履歴データを取得する履歴取得手段と、
    購入対象の商品を指定する入力を受付ける受付手段と、
    購入頻度又は購入回数が所定レベル以下の商品が指定された場合、警告を出力する出力手段と、
    を有する商品指定システム。
  2. 請求項1に記載の商品指定システムにおいて、
    前記出力手段は、購入頻度又は購入回数が所定レベル以下の商品が指定された場合、選択対象の商品の中の購入頻度又は購入回数が前記所定レベルより上の商品を案内する商品指定システム。
  3. 請求項1又は2に記載の商品指定システムにおいて、
    購入履歴データに基づき、前記所定レベルを決定する決定手段をさらに有する商品指定システム。
  4. 請求項3に記載の商品指定システムにおいて、
    前記決定手段は、指定された商品と同種の商品の購入履歴データに基づき、前記所定レベルを決定する商品指定システム。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の商品指定システムにおいて、
    購入頻度又は購入回数が所定レベルより上の商品が指定された場合、前記指定に応じて商品の購入処理を行い、購入頻度又は購入回数が所定レベル以下の商品が指定された場合、前記指定の後の再度の前記指定に応じて商品の購入処理を行う購入処理手段をさらに有する商品指定システム。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の商品指定システムにおいて、
    前記商品指定システムは、商品を販売する自動販売機であり、
    自機、及び、他の自動販売機が販売する商品のリストを取得する取得手段をさらに有し、
    前記出力手段は、購入頻度又は購入回数が前記所定レベルより上の商品を自機が販売していない又は当該商品の在庫が自機にない場合、購入頻度又は購入回数が前記所定レベルより上の商品を販売している他の自動販売機を紹介する案内情報を出力する商品指定システム。
  7. 請求項6に記載の商品指定システムにおいて、
    前記取得手段は、他の自動販売機の在庫情報を取得し、
    前記出力手段は、購入頻度又は購入回数が前記所定レベルより上の商品を自機が販売していない又は当該商品の在庫が自機にない場合、購入頻度又は購入回数が前記所定レベルより上の商品を販売しており、かつ、在庫がある他の自動販売機を紹介する前記案内情報を出力する商品指定システム。
  8. 購入履歴データを取得する履歴取得手段と、
    購入対象の商品を指定する入力を受付ける受付手段と、
    自機、及び、他の自動販売機が販売する商品のリストを取得する取得手段と、
    購入頻度又は購入回数が所定レベルより上の商品を自機が販売していない又は当該商品の在庫が自機にない場合、購入頻度又は購入回数が前記所定レベルより上の商品を販売している他の自動販売機を紹介する案内情報を出力する出力手段と、
    を有する自動販売機。
  9. 請求項8に記載の自動販売機において、
    前記取得手段は、他の自動販売機の在庫情報を取得し、
    前記出力手段は、購入頻度又は購入回数が前記所定レベルより上の商品を自機が販売していない又は当該商品の在庫が自機にない場合、購入頻度又は購入回数が前記所定レベルより上の商品を販売しており、かつ、在庫がある他の自動販売機を紹介する前記案内情報を出力する自動販売機。
  10. コンピュータが、
    購入履歴データを取得する履歴取得工程と、
    購入対象の商品を指定する入力を受付ける受付工程と、
    購入頻度又は購入回数が所定レベル以下の商品が指定された場合、警告を出力する出力工程と、
    を実行する処理方法。
  11. コンピュータを、
    購入履歴データを取得する履歴取得手段、
    購入対象の商品を指定する入力を受付ける受付手段、
    購入頻度又は購入回数が所定レベル以下の商品が指定された場合、警告を出力する出力手段、
    として機能させるプログラム。
  12. 自動販売機で実行されるコンピュータが、
    購入履歴データを取得する履歴取得工程と、
    購入対象の商品を指定する入力を受付ける受付工程と、
    自機、及び、他の自動販売機が販売する商品のリストを取得する取得工程と、
    購入頻度又は購入回数が所定レベルより上の商品を自機が販売していない又は当該商品の在庫が自機にない場合、購入頻度又は購入回数が前記所定レベルより上の商品を販売している他の自動販売機を紹介する案内情報を出力する出力工程と、
    を実行する処理方法。
  13. 自動販売機で実行されるコンピュータを、
    購入履歴データを取得する履歴取得手段、
    購入対象の商品を指定する入力を受付ける受付手段、
    自機、及び、他の自動販売機が販売する商品のリストを取得する取得手段、
    購入頻度又は購入回数が所定レベルより上の商品を自機が販売していない又は当該商品の在庫が自機にない場合、購入頻度又は購入回数が前記所定レベルより上の商品を販売している他の自動販売機を紹介する案内情報を出力する出力手段、
    として機能させるプログラム。
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