JP2018095566A - 水溶性機能性原料含有組成物、ソフトカプセル、及びソフトカプセルにおける水溶性機能性原料の減成抑制方法 - Google Patents
水溶性機能性原料含有組成物、ソフトカプセル、及びソフトカプセルにおける水溶性機能性原料の減成抑制方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018095566A JP2018095566A JP2016238652A JP2016238652A JP2018095566A JP 2018095566 A JP2018095566 A JP 2018095566A JP 2016238652 A JP2016238652 A JP 2016238652A JP 2016238652 A JP2016238652 A JP 2016238652A JP 2018095566 A JP2018095566 A JP 2018095566A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- soluble
- raw material
- functional raw
- soluble functional
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Medicinal Preparation (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
Abstract
Description
しかしながら、上記提案でも、ソフトカプセルに充填した場合には、保存中の減成を抑えることができないという問題がある。
<1> 内側から順に、難水溶性被覆層と、水溶性被覆層とを有することを特徴とする水溶性機能性原料含有組成物である。
<2> 水溶性被覆層が、水系高分子ポリマーを含む前記<1>に記載の水溶性機能性原料含有組成物である。
<3> 水系高分子ポリマーが、ゼラチン及びヒドロキシプロピルメチルセルロースの少なくともいずれかを含む前記<2>に記載の水溶性機能性原料含有組成物である。
<4> 水溶性機能性原料が、水溶性ビタミン類、水溶化コエンザイムQ10、及び水溶化ルテインからなる群から選択される1種以上を含む前記<1>から<3>のいずれかに記載の水溶性機能性原料含有組成物である。
<5> 難水溶性被覆層が、ゼイン、シェラック、グルテン、硬化油脂、及び脂肪酸金属塩からなる群から選択される1種以上を含む前記<1>から<4>のいずれかに記載の水溶性機能性原料含有組成物である。
<6> ソフトカプセル充填用である前記<1>から<5>のいずれかに記載の水溶性機能性原料含有組成物である。
<7> 前記<1>から<6>のいずれかに記載の水溶性機能性原料含有組成物が、カプセル皮膜に充填されていることを特徴とするソフトカプセルである。
<8> 更に、ビタミンCが、カプセル皮膜に充填されている前記<7>に記載のソフトカプセルである。
<9> 水溶性機能性原料を難水溶性原料で被覆する工程と、
前記水溶性機能性原料を、更に水溶性原料で被覆する工程とを含むことを特徴とするソフトカプセルにおける水溶性機能性原料の減成抑制方法である。
本発明の水溶性機能性原料含有組成物は、少なくとも水溶性機能性原料を含み、必要に応じて更にその他の成分を含む。
前記水溶性機能性原料含有組成物は、その表面に、内側から順に、難水溶性被覆層と、水溶性被覆層とを有する。
前記水溶性機能性原料としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、水溶性ビタミン類、水溶化コエンザイムQ10、水溶化ルテイン、水溶化アスタキサンチン、水溶化ゼアキサンチン、アップルポリフェノール、ブルーベリー、ビルベリー、水溶化n−3系脂肪酸、水溶化n−6系脂肪酸などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を用いてもよい。これらの中でも、水溶性ビタミン類、水溶化コエンザイムQ10、及び水溶化ルテインからなる群から選択される1種以上を含むことが好ましい。
前記水溶化コエンザイムQ10、水溶化ルテイン、水溶化アスタキサンチン、水溶化ゼアキサンチン、水溶化n−3系脂肪酸、及び水溶化n−6系脂肪酸は、それぞれ、コエンザイムQ10、ルテイン、アスタキサンチン、ゼアキサンチン、n−3系脂肪酸、及びn−6系脂肪酸を水溶化処理したものをいう。前記水溶化処理の方法としては、特に制限はなく、公知の方法を目的に応じて適宜選択することができる。
前記その他の成分としては、本発明の効果を損なわない限り、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、デキストリンやセルロースなどの賦形剤、ビタミンE、ビタミンA、ビタミンD、β−カロテンなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記その他の成分は、前記水溶性機能性原料と共に、前記難水溶性被覆層及び前記水溶性被覆層とで被覆されていてもよいし、被覆されていなくてもよい。
前記その他の成分は、市販品を用いてもよいし、適宜調製したものを用いてもよい。
前記その他の成分の前記水溶性機能性原料含有組成物における含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
前記水溶性機能性原料含有組成物は、その表面の最内層が難水溶性被覆層、最外層が水溶性被覆層で被覆されていればよく、前記最内層と、前記最外層との間に、複数の層が存在していてもよい。
前記難水溶性被覆層は、難水溶性原料を少なくとも含み、必要に応じて更にその他の成分を含む。
前記難水溶性原料は、市販品を用いてもよいし、適宜調製したものを用いてもよい。
前記難水溶性被覆層の厚みは、均一なものであってもよく、不均一なものであってもよいが、均一なものが好ましい。
前記水溶性被覆層は、水溶性原料を少なくとも含み、必要に応じて更にその他の成分を含む。
前記水溶性原料は、市販品を用いてもよいし、適宜調製したものを用いてもよい。
前記水系高分子ポリマーは、市販品を用いてもよし、適宜調製したものを用いてもよい。
前記水溶性被覆層の厚みは、均一なものであってもよく、不均一なものであってもよいが、均一なものが好ましい。
前記水溶性機能性原料含有組成物の製造方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、水溶性機能性原料を難水溶性原料で被覆する工程(以下、「第1の被覆工程」と称することがある)と、前記第1の被覆工程で得られた水溶性機能性原料を、更に水溶性原料で被覆する工程(以下、「第2の被覆工程」)と、必要に応じて更にその他の工程とにより製造する方法などが挙げられる。
前記第1の被覆工程における被覆の方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、前記水溶性機能性原料と、必要に応じてその他の成分とを造粒機に投入し、前記難水溶性原料を溶解した溶液を添加、撹拌造粒し、難水溶性被覆層を形成する方法などが挙げられる。
前記造粒機としては、強制撹拌可能な使用を有する造粒機であれば、特に制限はなく、例えば、撹拌造粒機、流動層造粒機、転動流動層造粒機などが挙げられる。
前記造粒の条件としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
前記難水溶性原料を溶解した溶液に用いる溶媒としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、50質量%〜95質量%の含水エタノールなどが挙げられる。
前記難水溶性原料を溶解した溶液における難水溶性原料の濃度としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
前記難水溶性原料を溶解した溶液は、前記難水溶性原料以外の成分を含んでいてもよい。
前記第2の被覆工程における被覆の方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、前記第1の被覆工程で得られた造粒物と、必要に応じてその他の成分とを造粒機に投入し、前記水溶性原料を溶解した溶液を添加、撹拌造粒し、水溶性被覆層を形成する方法などが挙げられる。
前記第2の被覆工程は、前記第1の被覆工程に続けて行ってもよい。
前記造粒機としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、前記第1の被覆工程で用いる造粒機と同様のものなどが挙げられる。
前記造粒の条件としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
前記水溶性原料を溶解した溶液に用いる溶媒としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、水などが挙げられる。
前記水溶性原料を溶解した溶液における水溶性原料の濃度としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
前記水溶性原料を溶解した溶液は、前記水溶性原料以外の成分を含んでいてもよい。
前記その他の工程としては、本発明の効果を損なわない限り、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、造粒物乾燥工程、前記難水溶性原料を溶解した溶液を調製する工程、前記水溶性原料を溶解した溶液を調製する工程などが挙げられる。
前記造粒物乾燥工程は、前記第1の被覆工程で得られた造粒物、又は前記第2の被覆工程で得られた造粒物を乾燥させる工程である。前記乾燥の方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、風乾する方法、加熱乾燥する方法などが挙げられる。
本発明のソフトカプセルは、本発明の水溶性機能性原料含有組成物を少なくとも含み、必要に応じて更にその他の成分を含む。
前記ソフトカプセルは、前記水溶性機能性原料含有組成物が、カプセル皮膜に充填されている。
前記水溶性機能性原料含有組成物は、上記した本発明の水溶性機能性原料含有組成物である。
前記水溶性機能性原料の前記ソフトカプセルにおける含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
前記その他の成分としては、本発明の効果を損なわない限り、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、通常サプリメントなどに用いられている成分などが挙げられる。前記その他の成分は、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記通常サプリメントなどに用いられている成分の具体例としては、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンA、ビタミンD、DHA、EPA、アミノ酸、ミネラル、油状成分、ポリフェノール類などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、ビタミンCを含むことが好ましい。
前記油状成分としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ノコリギヤシエキス、甘草エキスなどが挙げられる。
前記その他の成分の前記ソフトカプセルにおける含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
前記カプセル皮膜に含まれる成分としては、特に制限はなく、公知の成分を適宜選択することができ、例えば、ゼラチン、可塑剤、着色剤、光隠ぺい剤、防腐剤などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記カプセル皮膜に含まれる成分の含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
前記可塑剤の具体例としては、グリセリン、ソルビトール、マルチトール、ポリエチレングリコールなどが挙げられる。
前記着色剤の具体例としては、カラメル、タール色素、ロースト酵母などが挙げられる。
前記光隠ぺい剤の具体例としては、酸化チタンなどが挙げられる。
前記防腐剤の具体例としては、パラベンなどが挙げられる。
前記ソフトカプセルの製造方法としては、特に制限はなく、公知の方法を適宜選択することができ、例えば、カプセル皮膜液調製工程と、成形工程とを少なくとも含み、必要に応じて更に乾燥工程を含む方法により製造する方法などが挙げられる。
前記カプセル皮膜液調製工程では、前記ゼラチンを前記可塑剤と共に水に加熱溶解させ、所望する粘度の混合液を調製する。前記混合液には、必要に応じて、前記着色剤、光隠ぺい剤、防腐剤などを添加してもよい。前記混合液は、脱泡処理することが好ましい。
前記成形工程の方法としては、特に制限はなく、目的に応じて公知の方法を適宜選択することができ、例えば、ロータリーダイ法、滴下法などが挙げられる。
前記装置では、まず、60℃〜100℃に保持されてゾル状態にあるカプセル皮膜液が、キャスティングドラム表面に流延され、冷却されてゾル化することによりシート化される。次いで、形成されたシートの2枚が、セグメントに沿って一対のダイロール間に送られる。そして、一対のダイロールの相反する方向への回転に伴い、2枚のシートがヒートシールされ、上方に開放したカプセルが形成されると、この中にセグメントから押し出された内容物が充填される。前記充填と同時に、2枚のシートが上部でヒートシールされ、閉じた内部空間に内容物が充填されたソフトカプセルが得られる。
前記乾燥工程は、前記ソフトカプセルが所定の水分含量となるまで乾燥させる工程である。
前記乾燥に用いる装置としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、調湿乾燥機などが挙げられる。
本発明のソフトカプセルにおける水溶性機能性原料の減成抑制方法は、第1の被覆工程と、第2の被覆工程とを少なくとも含み、必要に応じて更にその他の工程を含む。
前記第1の被覆工程は、水溶性機能性原料を難水溶性原料で被覆する工程であり、上記した本発明の水溶性機能性原料含有組成物の製造方法の項目における第1の被覆工程と同様にして行うことができる。
前記第2の被覆工程は、前記第1の被覆工程で得られた水溶性機能性原料を、更に水溶性原料で被覆する工程であり、上記した本発明の水溶性機能性原料含有組成物の製造方法の項目における第2の被覆工程と同様にして行うことができる。
前記その他の工程としては、本発明の効果を損なわない限り、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、上記した本発明の水溶性機能性原料含有組成物の製造方法の項目におけるその他の工程と同様の工程などが挙げられる。
ビタミンB12(シアノコバラミン、DSMニュートリションジャパン株式会社製) 1gと、セルロース(セオラスST−100、旭化成ケミカルズ株式会社製) 800gとを流動層造粒機(スパイラルフロー、フロイント産業株式会社製)に仕込み、下記被覆液A1を1,200g噴霧し、ビタミンB12含有組成物を被覆した。
次いで、下記被覆液B1を1,200g噴霧し、2層コーティングされたビタミンB12含有組成物を得た。
<被覆液A1の組成>
・ ゼイン(小林ツェインDP、小林香料株式会社製) ・・・ 10質量%
・ 70%エタノール ・・・ 90質量%
<被覆液B1の組成>
・ ヒドロキシプロピルメチルセルロース ・・・ 5質量%
(メトローズSE−06、信越化学工業株式会社製)
・ 水 ・・・ 95質量%
前記製造例1における被覆液B1を下記被覆液B2に代えた以外は製造例1と同様にして、2層コーティングされたビタミンB12含有組成物を得た。
<被覆液B2の組成>
・ ゼラチン ・・・ 5質量%
(ゼラチン200PS8、ユニテックフーズ株式会社製)
・ 水 ・・・ 95質量%
ビタミンB12(シアノコバラミン、DSMニュートリションジャパン株式会社製)を比較製造例1のビタミンB12(コーティングなし)とした。
前記製造例2において、被覆液A1を用いなかった以外は製造例1と同様にして、ゼラチンでコーティングされたビタミンB12含有組成物を得た。
前記製造例1と同様にして、ビタミンB12とセルロースとを含む組成物に被覆液A1を噴霧し、ビタミンB12含有組成物をゼインで被覆した。次いで、油脂(パーム極度硬化油、横関油脂工業株式会社製) 6質量%(60g)で被覆し、ゼインと、油脂とでコーティングされたビタミンB12含有組成物を得た。
<ソフトカプセルの製造>
−内容液の調製−
下記表1−1に記載の処方で各成分を混合し、ソフトカプセルに充填する内容液とした。
アスコルビン酸(アスコルビン酸100メッシュ、BASFジャパン株式会社製)
アスコルビン酸ナトリウム(アスコルビン酸ナトリウム、BASFジャパン株式会社製)
グリセリン脂肪酸エステル(エマックスBW−36、理研ビタミン株式会社製)
下記処方のシート状の皮膜を常法により、調製した。
[皮膜処方]
・ 豚ゼラチン ・・・ 116.79質量部
(BCN250SC、新田ゼラチン株式会社製)
・ グリセリン ・・・ 35.04質量部
(グリセリン、阪本薬品工業株式会社製)
・ ロースト酵母 ・・・ 8.18質量部
(ロースト酵母エキス、アサヒフードアンドヘルスケア株式会社製)
ロータリーダイ式成形装置(SSM―A4IL−C、株式会社三協製)を使用して、前記内容液及び前記皮膜からなる試験例1−1〜1−6のソフトカプセル(オーバル5号、総重量 410mg、中身重量 250mg)を得た。
前記試験例1−1〜1−6のソフトカプセルを40℃、相対湿度75%の条件下で保存し、1ヶ月後、2ヶ月後、及び3ヶ月と23日後のソフトカプセル中のビタミンB12の量を以下のようにして測定し、ビタミンB12の残存量を算出した。なお、ビタミンB12の残存量(%)は、保存開始時のビタミンB12の量を100%として算出した。結果を表1−2に示す。
−ビタミンB12の量の測定−
日本食品標準成分表2015年版(七訂)分析マニュアル・解説(文部科学省科学技術・学術政策局政策課資源室 監修)のビタミンB12分析手順に基づき測定を行った。
前記試験例1−3、1−5及び1−6のソフトカプセルを50℃、相対湿度0%の条件下で保存し、1週間後、2週間後、3週間後及び4週間後のソフトカプセル中のビタミンB12の残存量を前記評価−Aと同様にして算出した。結果を表1−3に示す。
<ソフトカプセルの製造>
−内容液の調製−
下記表2−1に記載の処方で各成分を混合し、ソフトカプセルに充填する内容液とした。
グリセリン脂肪酸エステル(エマックスBW−36、理研ビタミン株式会社製)
前記試験例1と同様にして、シート状の皮膜を調製した。
内容液として、前記表2−1に記載の内容液を用いた以外は、前記試験例1と同様にして、試験例2−1〜2−2のソフトカプセルを得た。
前記試験例2−1〜2−2のソフトカプセルについて、前記試験例1の評価−Aと同様にして、ビタミンB12の残存量を算出した。結果を表2−2に示す。
前記試験例2−1及び2−2のソフトカプセルを50℃、相対湿度0%の条件下で保存し、1週間後、2週間後、3週間後及び4週間後のソフトカプセル中のビタミンB12の残存量を前記評価−Aと同様にして算出した。結果を表2−3に示す。
Claims (9)
- 内側から順に、難水溶性被覆層と、水溶性被覆層とを有することを特徴とする水溶性機能性原料含有組成物。
- 水溶性被覆層が、水系高分子ポリマーを含む請求項1に記載の水溶性機能性原料含有組成物。
- 水系高分子ポリマーが、ゼラチン及びヒドロキシプロピルメチルセルロースの少なくともいずれかを含む請求項2に記載の水溶性機能性原料含有組成物。
- 水溶性機能性原料が、水溶性ビタミン類、水溶化コエンザイムQ10、及び水溶化ルテインからなる群から選択される1種以上を含む請求項1から3のいずれかに記載の水溶性機能性原料含有組成物。
- 難水溶性被覆層が、ゼイン、シェラック、グルテン、硬化油脂、及び脂肪酸金属塩からなる群から選択される1種以上を含む請求項1から4のいずれかに記載の水溶性機能性原料含有組成物。
- ソフトカプセル充填用である請求項1から5のいずれかに記載の水溶性機能性原料含有組成物。
- 請求項1から6のいずれかに記載の水溶性機能性原料含有組成物が、カプセル皮膜に充填されていることを特徴とするソフトカプセル。
- 更に、ビタミンCが、カプセル皮膜に充填されている請求項7に記載のソフトカプセル。
- 水溶性機能性原料を難水溶性原料で被覆する工程と、
前記水溶性機能性原料を、更に水溶性原料で被覆する工程とを含むことを特徴とするソフトカプセルにおける水溶性機能性原料の減成抑制方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016238652A JP2018095566A (ja) | 2016-12-08 | 2016-12-08 | 水溶性機能性原料含有組成物、ソフトカプセル、及びソフトカプセルにおける水溶性機能性原料の減成抑制方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016238652A JP2018095566A (ja) | 2016-12-08 | 2016-12-08 | 水溶性機能性原料含有組成物、ソフトカプセル、及びソフトカプセルにおける水溶性機能性原料の減成抑制方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018095566A true JP2018095566A (ja) | 2018-06-21 |
Family
ID=62634453
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016238652A Pending JP2018095566A (ja) | 2016-12-08 | 2016-12-08 | 水溶性機能性原料含有組成物、ソフトカプセル、及びソフトカプセルにおける水溶性機能性原料の減成抑制方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2018095566A (ja) |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61225115A (ja) * | 1985-03-29 | 1986-10-06 | Lion Corp | 2重カプセル及び該カプセルを含有する口腔用組成物 |
WO2005025609A1 (ja) * | 2003-09-10 | 2005-03-24 | Nrl Pharma, Inc. | ラクトフェリン素材組成物 |
JP2006102558A (ja) * | 2004-09-30 | 2006-04-20 | Pauretsuku:Kk | 粒子のコーティング方法 |
JP2007308468A (ja) * | 2006-05-18 | 2007-11-29 | Bhn Kk | 基礎代謝増強剤 |
JP2009536654A (ja) * | 2006-05-09 | 2009-10-15 | マリンクロッド・インコーポレイテッド | ゼロ次放出改変固体投与形 |
JP2013184888A (ja) * | 2012-03-05 | 2013-09-19 | Nof Corp | 被覆粒子 |
JP2014101318A (ja) * | 2012-11-20 | 2014-06-05 | Fujifilm Corp | カプセル剤 |
-
2016
- 2016-12-08 JP JP2016238652A patent/JP2018095566A/ja active Pending
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61225115A (ja) * | 1985-03-29 | 1986-10-06 | Lion Corp | 2重カプセル及び該カプセルを含有する口腔用組成物 |
WO2005025609A1 (ja) * | 2003-09-10 | 2005-03-24 | Nrl Pharma, Inc. | ラクトフェリン素材組成物 |
JP2006102558A (ja) * | 2004-09-30 | 2006-04-20 | Pauretsuku:Kk | 粒子のコーティング方法 |
JP2009536654A (ja) * | 2006-05-09 | 2009-10-15 | マリンクロッド・インコーポレイテッド | ゼロ次放出改変固体投与形 |
JP2007308468A (ja) * | 2006-05-18 | 2007-11-29 | Bhn Kk | 基礎代謝増強剤 |
JP2013184888A (ja) * | 2012-03-05 | 2013-09-19 | Nof Corp | 被覆粒子 |
JP2014101318A (ja) * | 2012-11-20 | 2014-06-05 | Fujifilm Corp | カプセル剤 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1267844B2 (en) | Sustained release vitamin composition | |
JP5795585B2 (ja) | 固体粉末化合物からのフィルムコーティング組成物 | |
WO2012090623A1 (ja) | ビフィズス菌大腸デリバリーカプセル及びその製造方法 | |
KR102583517B1 (ko) | Ed-71의 고체 분산체 및 유분 분산체를 포함하는 의약 조성물 | |
CN105534950A (zh) | 一种饲料用吉他霉素固体微囊的生产方法 | |
JP2018095566A (ja) | 水溶性機能性原料含有組成物、ソフトカプセル、及びソフトカプセルにおける水溶性機能性原料の減成抑制方法 | |
EP2933290A1 (en) | Composition for forming complex, complex formed therefrom, and composition for oral administration including said complex | |
JP2015172043A (ja) | ナルフラフィン塩酸塩を含有するカプセル製剤 | |
JP5944817B2 (ja) | カプセル剤 | |
CN105687142A (zh) | 一种硫辛酸胶囊及其制备方法 | |
JP5991573B2 (ja) | 被覆粒子 | |
JP5780293B2 (ja) | 新規なコーティング系 | |
JP3131917U (ja) | ソフトカプセル | |
JP3895757B1 (ja) | 粉末状組成物 | |
JP2007302570A (ja) | チオクト酸を含有する徐放性製剤 | |
JP2007001873A (ja) | コーティング組成物及びコーティングされた固形製剤 | |
RU2569742C1 (ru) | Мягкая капсула с кишечнорастворимой оболочкой и способ её получения | |
JP5964686B2 (ja) | アスコルビン酸顆粒剤 | |
CN109966265B (zh) | 伪麻黄碱缓释小丸及其制备方法 | |
JP6198321B2 (ja) | マイクロカプセル粒子群、マイクロカプセル被覆粒子群、これら粒子群の製造方法、経口液剤 | |
WO2015045037A1 (ja) | カプセル製剤 | |
JP5248060B2 (ja) | シリコーンを配合した糖衣製剤およびその製造方法 | |
JP2024093842A (ja) | 持続型機能性食品およびその製造方法 | |
JP2014152110A (ja) | 徐放性製剤 | |
JP2013199458A (ja) | カプセル製剤 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20190220 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20191018 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200811 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200818 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20210302 |