JP2018095399A - 電子部品搬送装置、電子部品搬送装置の製造方法及び回転テーブル - Google Patents

電子部品搬送装置、電子部品搬送装置の製造方法及び回転テーブル Download PDF

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【課題】回転テーブルの停止ポジション数の変更に応じた保持部の数の変更を容易に行うことができる電子部品搬送装置、電子部品搬送装置の製造方法及び回転テーブルを提供する。【解決手段】吸着ノズル24を有するアーム23が着脱可能に取り付けられるアーム取付位置210が設けられ、円周方向に間欠回転する回転テーブル21を有し、アーム取付位置210は、間欠回転の停止位置の設定数に対応して、円周等配位置に複数設けられ、前記設定数の約数のアーム23が、アーム取付位置210に円周等配位置に取り付けられている。【選択図】図4

Description

本発明は、電子部品を整列搬送しながら各種処理を施す電子部品搬送装置、電子部品搬送装置の製造方法及び回転テーブルに関する。
電子部品は、組み立てから出荷までの間、各種目的でハンドラとも呼ばれる電子部品搬送装置により搬送される。例えば、電子部品は、組み立て工程後、各種検査等の処理を経るために搬送される。電子部品搬送装置は、電子部品の搬送経路中に各種の処理ユニットを備え、電子部品を搬送しながら各種処理を行う。また、一方の収容体から他方の収容体に電子部品を移載するべく、一方の収容体から電子部品を搬送経路に乗せ、他方の収容体へ向けて移動させ、他方の収容体に入れ替える。
搬送経路に沿った電子部品の搬送方式として、電子部品を保持する複数の保持部が円周の軌道を移動する方式がある。保持部としては、例えば、負圧により電子部品を吸引保持する吸着ノズルを用いる。つまり、このような電子部品搬送装置は、吸着ノズルと、この吸着ノズルを移動させる回転テーブルを備え、吸着ノズルで電子部品を吸引保持させつつ、回転テーブルにより吸着ノズルを移動させる。回転テーブルは、例えば円盤や星型の形状を有し、ダイレクトドライブモータにより間欠回転する。吸着ノズルは回転テーブルの外周囲に配置されて電子部品を保持しながら、回転テーブルの縁に沿って周回移動する。
回転テーブルの間欠回転の停止位置(以下、停止ポジションとも言う)には、電気特性、外観検査等のための各種の処理ユニット、テーピングユニット等の収容体が配置され、各停止ポジションにおいて、各種の処理、収容体への収容等が行われる。
吸着ノズルは、空気圧回路で負圧発生装置と接続されることによって負圧が供給され、この負圧により電子部品を保持する。空気圧回路は、負圧発生装置から分岐して延びる分岐配管と、吸着ノズルに接続される中継配管とを備え、回転テーブルの回転に伴って分岐配管の端部と中継配管の端部とが一致したときに、負圧発生装置と吸着ノズルとを連通させ、吸着ノズルに負圧を供給する(例えば特許文献1参照)。
特開2016−128352号公報
以上のような電子部品搬送装置において、処理ユニットや収容体の数の増減変更を行う場合がある。この場合、間欠回転の停止ポジションの数(以下、停止数とする)も増減変更する必要がある。ダイレクトドライブモータが停止する角度、つまり隣接する停止ポジションとの間隔、回転速度等は、制御装置の設定により変更できる。
しかし、停止数を増加させる場合、保持部の数が足りなくなるため、保持部の数が異なる回転テーブルに変更する必要がある。回転テーブルの変更のためには、周囲の部品を取り外して分解し、新たな回転テーブルに交換してから、組み立て直す必要があり、過大な手間と時間がかかる。また、回転テーブルを変更するためには、あらかじめ異なる数の保持部を備えた回転テーブルを複数用意しておく必要があり、保管スペースを必要とし、コストもかかる。
停止数を減少させる場合であっても、保持部の数はそのまま維持することも考えられる。しかし、使用する保持部の数に比べて、回転テーブルの重量が過大となり、ダイレクトドライブモータの負荷が大きくなることから、現実的ではない。
本発明は、回転テーブルの停止数の変更に応じた保持部の数の変更を容易に行うことができる電子部品搬送装置、電子部品搬送装置の製造方法及び回転テーブルを提供することを目的としている。
本発明は、負圧によって電子部品を保持する複数の保持部と、前記保持部が取り付けられたアームと、前記アームが着脱可能に取り付けられるアーム取付位置が設けられ、円周方向に間欠回転する回転テーブルと、を有し、前記アーム取付位置は、前記間欠回転の停止位置の設定数に対応して、円周等配位置に複数設けられ、前記設定数の約数の前記アームが、前記アーム取付位置に円周等配位置に取り付けられていることを特徴とする。
前記保持部は、負圧によって前記電子部品を保持する吸着ノズルであり、前記回転テーブルよりも小径で同軸に配置され、前記回転テーブルとともに回転可能に設けられた回転体と、前記回転体に前記設定数と同数設けられた開口を有し、前記吸着ノズルと負圧発生装置とを連通する空気圧回路の一部を形成する中継配管が、前記開口に接続される接続部と、前記開口のうち、前記アームが取り付けられていないアーム取付位置に対応する開口を封止する封止部と、を有していてもよい。
前記回転テーブルの間欠回転の停止位置の外周囲に、前記電子部品に処理を施す処理ユニットを設置するユニット設置位置が、前記設定数と同数設けられていてもよい。
前記回転テーブルは、重量を減少させる複数の肉抜きが、円周等配位置に形成され、前記肉抜きは、前記各アーム取付位置及び前記各アーム取付位置の円周方向の間の少なくとも一方に設けられていてもよい。
前記保持部を撮像するカメラと、前記カメラにより撮像された保持部を、基準点とともに表示する表示装置と、を有していてもよい。
前記表示装置は、前記カメラにより撮像された保持部を、調整すべき方向を表示してもよい。
本発明は、電子部品を保持する複数の保持部と、前記保持部が取り付けられるアームと、前記アームが着脱可能に取り付けられる複数のアーム取付位置が、円周等配位置に設けられ、円周方向に間欠回転する回転テーブルとを有し、前記複数のアーム取付位置が、前記間欠回転の停止位置の設定数に対応して、円周等配位置に複数設けられた電子部品搬送装置の製造方法であって、前記設定数の約数の前記アームが、前記アーム取付位置に円周等配位置に取り付けられた前記回転テーブルに対して、前記アームが円周等配位置となるように、前記アームが取り付けられていない前記アーム取付位置に前記アームを取り付け、又は前記アーム取付位置に取り付けられた前記アームを取り外すことを特徴とする。
前記保持部は、負圧によって前記電子部品を保持する吸着ノズルであり、前記回転テーブルには、前記設定数と同数の開口を有する接続部を有し、前記回転テーブルよりも小径の回転体が取り付けられ、前記開口のうち、前記アームが取り付けられたアーム取付位置に対応する開口には、前記吸着ノズルと負圧発生装置とを連通する空気圧回路の一部を形成する中継配管が接続され、前記開口のうち、前記アームが取り付けられていないアーム取付位置に対応する開口を、封止部により封止してもよい。
本発明は、電子部品搬送装置用の回転テーブルであって、前記回転テーブルに、電子部品を保持する保持部を有するアームが着脱可能に取り付けられるアーム取付位置が、前記回転テーブルの間欠回転の停止位置の設定数に対応して、円周等配位置に複数設けられ、前記設定数の約数の前記アームが、前記回転テーブルの円周等配位置に取り付けられていることを特徴とする。
前記保持部は、負圧によって前記電子部品を保持する吸着ノズルであり、前記回転テーブルには、前記設定数と同数の開口を有する接続部を有し、前記回転テーブルよりも小径の回転体が取り付けられ、前記開口のうち、前記アームが取り付けられていないアーム取付位置に対応する開口が、封止部により封止されていてもよい。
本発明によれば、回転テーブルの停止数の変更に応じた保持部の数の変更を容易に行うことができる。
実施形態に係る電子部品搬送装置の上面図である。 実施形態に係る電子部品搬送装置のA−A断面図である。 実施形態に係る回転テーブルを示す斜視図である。 実施形態に係るアーム及び回転体を取り付けた回転テーブルを示す斜視図である。 実施形態に係るアームを示す斜視図である。 実施形態に係る回転体を示す斜視図である。 実施形態に係る接続部を示す断面図である。 実施形態に係る接続部を封止部により封止した状態を示す斜視図である。 実施形態に係るカメラを示す側面図である。 実施形態に係る制御装置及び表示装置を示すブロック図である。 図4の回転テーブルにアームを増設した例を示す斜視図である。 図5の回転テーブルにアームを増設した例を示す斜視図である。 アーム取付位置の最大数が30の回転テーブルの例を示す平面図である。 アーム取付位置の最大数が32の回転テーブルの例を示す平面図である。
以下、本発明に係る電子部品搬送装置の実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。
[電子部品搬送装置]
電子部品搬送装置1は、図1及び図2に示すように、円環状の搬送路2を架台6上に形成して、搬送路2に沿って電子部品Eを整列搬送する。円環状の搬送路2には、円周等配位置でユニット設置位置3が設定されている。ユニット設置位置3は、各種の処理ユニット31が設置される位置である。電子部品搬送装置1は、架台6上のユニット設置位置3に各種の処理ユニット31を備え、搬送路2の各所に電子部品Eを停止させて各種の処理を施す。この停止位置が停止ポジションである。
この電子部品搬送装置1は電子部品Eの搬送手段を備える。搬送手段は、円環状の搬送路2を形成し、電子部品Eを搬送路2に沿って移動させ、ユニット設置位置3直上に電子部品Eを停止させる。この搬送手段は、回転テーブル21、ダイレクトドライブモータ22、アーム23、吸着ノズル24、進退駆動装置25を有する。回転テーブル21は、回転系の基台となる部材である。ダイレクトドライブモータ22は、回転テーブル21の回転動力源となる部材である。アーム23は、吸着ノズル24が取り付けられた部材である。吸着ノズル24は、負圧によって電子部品Eを保持する部材である。吸着ノズル24は、分岐配管53及び中継配管54を介して、負圧発生装置4に接続されている。進退駆動装置25は、処理ユニット31と共にユニット設置位置3に取り付けられて吸着ノズル24を処理ユニット31側へ移動させる装置である。
回転テーブル21は、図3(A)に示すように、円盤形状である。回転テーブル21の中心には、ダイレクトドライブモータ22の回転軸を取り付けるための円形の貫通穴である中心穴21aが形成されている。回転テーブル21には、アーム23が着脱可能に取り付けられるアーム取付位置210が設けられている。アーム取付位置210は、アーム23を取り付ける領域であり、回転テーブル21の間欠回転の停止位置の設定数に対応して、円周等配位置に複数設けられている。この間欠回転の停止位置の設定数は、停止数として設定される数の最大値であり、基準数と呼んでもよい。例えば、16、20、24、32などを設定数とすることができる。また、例えば、設定数を、回転テーブル21のサイズで取り付け可能なアーム23の最大数とすることが考えられるが、これよりも少ない数であってもよい。この最大数を決める要因となるサイズは、例えば、回転テーブル21の直径、天面の表面積等である。
アーム取付位置210は、回転テーブル21の天面に設けられている。但し、図3(A)では、アーム取付位置21を点線で示しているが、実際には、図3(B)に示すように、アーム取付位置210を明示する表示が付されているわけではない。さらに、アーム取付位置210には、設定数の約数のアーム23が、円周等配位置に取り付けられている。つまり、アーム23が取り付けられていないアーム取付位置210を残存させつつ、複数のアーム23がアーム取付位置210に等間隔で取り付けられている。
約数は、例えば、設定数を順次、2で割った数である。以下の例は、設定数を2で割った数、さらにこれを2で割った数である。設定数が16の場合には、約数は8、4である。設定数が20の場合には、約数は10、5である。設定数が24の場合には、約数は12、6である。設定数が32の場合には、16、8である。一例として、図4に示すように、円周等配位置に、設定数である24設けられたアーム取付位置210のうち、6つのアーム取付位置210に、それぞれアーム210が円周等配位置に取り付けられている。
アーム取付位置210は、回転テーブル21の中心から放射状に設けられている。本実施形態の各アーム取付位置210は、固定穴211を有している。固定穴211は、回転テーブル21の半径方向に並んで、回転テーブル21の天面に形成された一対のタップ穴である。タップ穴は、内側面にねじ溝が切られた穴である。
回転テーブル21には、重量を減少させる肉抜き212が、円周等配位置に形成されている。重量を減少させるとは、同径同厚同材料の円盤に比べて、重量が軽くなることをいう。肉抜き212は、例えば、穴、溝、切欠の少なくとも一種である。肉抜き212は、アーム取付位置210に設けられ、固定穴211よりも大きい肉抜き212Aを含む。また、肉抜き212は、各アーム取付位置210の間に、固定穴211よりも大きく、各アーム取付位置210の間に収まる大きさの肉抜き212Bを含む。肉抜き212Aは、円形の貫通穴である。肉抜き212Bは、回転テーブル21の半径方向に長い貫通穴である。なお、肉抜き212は、アーム取付位置210と中心穴21aとの間にも、円周等配位置に複数形成されている。
ダイレクトドライブモータ22は、図2に示すように、架台6の上面に設置される。回転テーブル21は、円中心がダイレクトドライブモータ22の回転軸に軸支され、架台6の上面よりも高い位置で水平に延び、ダイレクトドライブモータ22によって円周方向に一定の角度ずつ間欠回転する。
アーム23は、図5に示すように、略直方体形状のブロックである。アーム23の長辺方向の両端のうちの一端には、軸方向を架台の天面と直交させた筒状のスリーブ23аが設けられている。また、アーム23の天面から底面を貫通する取付穴23bが、回転テーブル21のタップ穴211に対応する位置に形成されている。アーム23は、図4に示すように、長辺方向が回転テーブル21の半径方向に平行となり、スリーブ23aが回転テーブル21の外周縁から外方に突出するように、アーム取付位置210に、円周等配位置に配置される。アーム23は、その取付穴23bをタップ穴211に合わせて、ボルト23cを挿入して締め付け固定される。アーム23の天面には、中継配管54を支持及び中継する筒状の支持部材23dが、アーム23の天面に平行に取り付けられている。さらに、アーム23には、長手方向の貫通穴である長穴23eが形成され、軽量化されている。
吸着ノズル24は、内部が中空で一端が開口しており、図2に示すように、開口端を下向きにして、スリーブ23aに摺動可能に挿嵌されている。このため、吸着ノズル24は、ターンテーブル21の円中心から等距離の外周縁に、円周等配位置で複数配設される。吸着ノズル24の開口端であるノズル先端は、架台6の上面に向き、ノズル先端で電子部品Eを保持する。吸着ノズル24のノズル先端と反対端には、中継配管54が連結され、ノズル先端と連通させる接続ヘッド24aが設けられている。接続ヘッド24aと、スリーブ23aとの間には、弾性部材24bが挿入され、吸着ノズル24を上方に付勢している。
進退駆動装置25は、電動機25aとロッド25bを有し、ロッド25bを電動機25aにより架台6の上面と直交する方向に進出させ、処理ユニット31に到達した吸着ノズル24のノズル後端にロッド25bを接触させ、更にロッド25bによって、弾性部材24bに抗して、吸着ノズル24を処理ユニット31に向けて押し込む。ロッド25bを電動機25aにより架台6の上面と直交する方向に後退させると、吸着ノズル24は、弾性部材24bの付勢力によって、吸着ノズル24は上方に復帰する。
この搬送手段によれば、電子部品Eを保持した吸着ノズル24は、共通の軌跡を辿って移動し、各処理ユニット31に対応する停止ポジションで一時停止する。即ち、電子部品Eを保持した吸着ノズル24が移動する共通の軌跡が円環状の搬送路2となり、処理ユニット31は、この搬送路2の直下に回転テーブル21を囲んで配置される。また、この搬送手段によれば、電子部品Eを保持した吸着ノズル24は、処理ユニット31が配置されたユニット設置位置3上で押し下げられて、電子部品Eを処理ユニット31に受け渡す。電子部品Eの搬送中、吸着ノズル24には搬送路2の各所で負圧が供給され、吸着ノズル24は負圧によって電子部品Eを保持する。この負圧が解除されることで、吸着ノズル24は、処理ユニット31に電子部品Eを渡し、負圧が再供給されることで、吸着ノズル24は、電子部品Eを再度保持する。
図2に示すように、負圧の供給源は負圧発生装置4であり、空気圧回路5で負圧発生装置4と吸着ノズル24とを接続する。また、負圧の解除手段は空気圧回路5内に設けられた電磁弁58である。電子部品搬送装置1は、これら負圧発生装置4、空気圧回路5及び電磁弁58を更に備える。典型的には、負圧発生装置4は真空ポンプであり、架台6の内部に収容されている。空気圧回路5は、シャフト52と分岐配管53と中継配管54とを備える。電磁弁58は、各分岐配管53に設けられている。
シャフト52は、負圧発生装置4を基端として架台6の外部へ突出し、ダイレクトドライブモータ22及び回転テーブル23の中心を貫いて延長されている。分岐配管53は、シャフト52の先端から分岐する。中継配管54は、各吸着ノズル24から1本ずつ延びている。分岐配管53と中継配管54とが接続されたとき、負圧発生装置4と吸着ノズル24とが連通し、負圧が吸着ノズル24へ供給される。
分岐配管53と中継配管54との間には、固定体55と回転体56が介在する。固定体55は、分岐配管53と中継配管54とを繋ぐ分岐配管53側のコネクタである。即ち、固定体55は、全分岐配管53を束ねて位置関係を固定し、全分岐配管53の接続端部を担う。回転体56は、分岐配管53と中継配管54とを繋ぐ中継配管54側のコネクタである。即ち、回転体56は、全中継配管54を束ねて相対的な位置関係を固定し、全中継配管54の接続端部を担う。
回転体56は、図4に示すように、回転テーブル21よりも小径で、同軸に配置され、回転テーブル21とともに回転可能に設けられたドーナツ形状の部材である。つまり、回転体56は、回転テーブル21の天面の中心に固定されている。このため、回転体56は、回転テーブル21と共に一定角度ずつ間欠的に軸回転する。
回転体56には、接続部560が設けられている。接続部560は、設定数と同数、つまりアーム取付位置210と同数設けられ、それぞれ開口561を有する筒状体である。開口561には、吸着ノズル24と負圧発生装置4とを連通する空気圧回路5の一部を形成する中継配管54が接続される。接続部560は、図6に示すように、回転テーブル21の平面に対して、斜め上方に向かう筒状体であり、その端部が開口561となっている。接続部560は、回転体56の外周の円周等配位置に設けられ、それぞれが各アーム取付位置210に対応している。
接続部560は、図7(A)に示すように、開口561側の端部に継手562を有している。継手562は、筒状体であり、一端にフランジ562aが形成されて外部に露出し、他端は開口561から接続部560内に挿入される胴部562bとなっている。接続部560の内周には、内径が窄まる隆起部560aが形成されている。継手562の胴部562bを接続部560に挿入すると、隆起部560aに押圧されて胴部562bの径が縮小する。
さらに、接続部560には、図8に示すように、中継配管54又は封止部563が取り付けられる。アーム23が取り付けられたアーム取付位置210に対応する接続部560には、中継配管54の一端が接続されている。中継配管54の他端は、支持部材23dを介して、吸着ノズル24の接続ヘッド24aに接続されている(図4参照)。
アーム23が取り付けられていないアーム取付位置210に対応する接続部560には、封止部563が取り付けられている。つまり、封止部563は、接続部560の開口561のうち、アーム23が取り付けられていないアーム取付位置210に対応する開口561を封止する部材である。封止部563は、図7(B)に示すように、継手562の内径とほぼ同径の外径を有する円筒又は円柱形状の挿入部563aと、挿入部563aを拡径した頭部563bを有する。封止部563は、例えば、樹脂、ゴム、金属等により形成することができる。継手562に、挿入部563aが挿入された状態で、図7(C)に示すように、接続部560内に押し込むと、径が縮小する胴部562bによって挿入部563aが押されて密着して、開口561を密閉する。アーム取付位置210に対応する接続部560の開口561には、中継配管54が接続される。なお、中継配管54の挿入と継手562による密閉構造は、図7(B)、(C)に示した封止部563と同様である。
固定体55は、図2に示すように、回転体56上に積層され、回転不能に固定されたドーナツ形状の部材である。この固定体55は、コイルスプリングやエアシリンダ等の押圧部57によって回転体56に押し付けられている。尚、シャフト52は、回転テーブル21の天面よりも高い位置まで延び、ダイレクトドライブモータ22及び回転テーブル22のみならず、回転体56と固定体55の中心を貫いて延び、分岐配管53は、アーム取付位置210と同数が、回転テーブル21に向けて垂れ下がって固定体55に接続されている。
回転体56と固定体55は、両端に平坦面を有し、互いの一平坦面を当接させて積層されている。シャフト52は、回転体56と固定体55のドーナツ形状の中心に挿通されている。
固定体55には、回転体56との摺り合い面と、該摺り合い面とは反対の開放面とを有する。固定体55には、分岐配管53と同数個の貫通孔553が貫設されている。各貫通孔553は、摺り合い面と開放面とを連通する。このため、貫通孔553は、摺り合い面と開放面に開口を有する。摺り合い面側の開口は、固定体55と同心円上に円周等配位置で並ぶ。この固定体55の貫通孔に対して、開放面から分岐配管53が1対1で接続される。
回転体56は、回転テーブル21に固定された面とは反対面が固定体55との摺り合い面となっている。この回転体56には、接続部560と同数個、つまりアーム取付位置210と同数個の貫通孔564が貫設されている。各貫通孔564は、接続部560の開口661から、回転体56の内部で90度屈曲して、摺り合い面562の開口565に達している(図8参照)。摺り合い面562側の開口565は、回転体56と同心円上に円周等配位置で並ぶ。
固定体55の擦り合い面において貫通孔553が並ぶ円周555と回転体56の摺り合い面562において貫通孔564が並ぶ円周565とは、位置及び大きさが合致する(図4参照)。即ち、固定体55の貫通孔553は、回転体56との摺り合い面562に至る分岐配管53の接続端部を担い、分岐配管53の分岐端部が固定体55と同心円上に円周等配位置で並んでいる。また、回転体56の貫通孔564は、接続部560から固定体55との摺り合い面に至る空気経路を担う。
回転体56が固定体55と摺り合いながら回転すると、固定体55の貫通孔553と回転体56の貫通孔564との一致ポイントが生じる。アーム23が取り付けられたアーム取付位置210に対応する一致ポイントでは、負圧発生装置4から吸着ノズル24までが空気圧回路5で連通し、吸着ノズル24に負圧が供給される。尚、固定体55は回転体56に押圧部57によって押し付けられているので、固定体55と回転体56との間からの空気漏れが抑制され、負圧発生装置4が発生させた負圧は効率良く吸着ノズル24側に伝達する。
また、回転体56が固定体55と摺り合いながら回転すると、固定体55の貫通孔553と回転体56の貫通孔564との不一致区間が生じる。この区間では、負圧発生装置4と吸着ノズル24との間の経路が断絶し、吸着ノズル24への負圧の供給が途絶する。
さらに、アーム23が取り付けられてないアーム取付位置210に対応する一致ポイントでは、接続部560の開口561が封止部563により封止されているため、負圧の供給が途絶する。
図1に示すように、電子部品搬送装置1は、処理ユニット31を、吸着ノズル24と同数備えている。処理ユニット31と吸着ノズル24の角度間隔は同一である。ダイレクトドライブモータ22は、処理ユニット31の角度間隔と等間隔の角度ずつ、回転テーブル21を間欠回転させる。そのため、この電子部品搬送装置1では、吸着ノズル24は、各処理ユニット31の位置で停止し、隣り合う処理ユニット31の間の区間では停止せずに移動する。
但し、電子部品搬送装置1は、回転テーブル21の外周囲に、設定数と同数のユニット設置位置3が設けられている。つまり、アーム取付位置210に取り付けられたアーム23の数よりも多いユニット設置位置3があらかじめ設けられている。
ここで、ユニット設置位置3は、処理ユニット31を設置する領域である。図1では、各ユニット設置位置3を便宜的に同じ大きさの点線で示しているが、この領域の大きさは、処理ユニット31に応じて異なる。ユニット設置位置3には、上記のように処理ユニット31が設置されている箇所と、処理ユニット31が設置されていない箇所がある。処理ユニット31が設置されていないユニット設置位置3には、架台6の上面に対して、処理ユニット31の取り付け用の加工が施されている。例えば、テーピングユニット等の処理ユニット31のレールの取り付け穴が、架台6に形成されている。あらかじめレールを取り付けておいてもよい。処理ユニット31が設置された場合には、当該処理ユニット31が設置されたユニット設置位置3は、吸着ノズル24の停止位置となる。
処理ユニット31に吸着ノズル24が達したとき、吸着ノズル24は停止し、空気圧回路5は吸着ノズル24に対して負圧を供給する。電磁弁58は、吸着ノズル24が処理ユニット31に達したときに連通する分岐配管53内に設置されている。
電磁弁58が経路を遮断すると、吸着ノズル24への負圧の供給は途絶え、吸着ノズル24は電子部品Eを解放して処理ユニット31に渡す。また、処理ユニット31が電子部品Eに処理を施した後、電磁弁58は経路を開け、吸着ノズル24への負圧供給は再開され、吸着ノズル24は電子部品Eを処理ユニット31からピックアップする。
電子部品搬送装置1は、架台6上のユニット設置位置3の一部又は全部に各種の処理ユニット31を備えるようにし、全てのユニット設置位置3を処理ユニット31で満たす必要はない。配置される処理ユニット31は、電子部品に対して施す処理内容によって、ユニット設置位置3の選択、配置数、配置順番及び種類が可変である。
電子部品に対して施す処理内容としては、検査、加工、姿勢補正、分類又はこれらのうちの複数種類である。検査内容は、外観検査、電気特性検査又は光量検査等である。加工内容は、リード端子の折り曲げ、レーザーマーキング及び半田の塗布等である。姿勢補正は、電子部品の位置、向き又はこれらの両方の補正である。分類は、良品と良品以外、又は良品のランクごとの分類である。
例えば、処理ユニット31としては、電子部品を吸着ノズルに供給する供給ユニット、電子部品の姿勢ズレを検出するカメラユニット、電子部品の姿勢を補正するXYθ移動ユニット、電子部品の電気特性を検査する電気テストユニット、電子部品の外観を検査するカメラユニット、検査の結果が良品の電子部品にマーキングするレーザーマーキングユニット、良品以外の電子部品を収納する第1の収納ユニット、良品の電子部品を収納する第2の収納ユニットを含む。外観を検査するカメラユニットは、電子部品の天面、底面、4側面のいずれを見たいかによって、数も変わる。
なお、本実施形態の処理ユニット31には、電子部品を収容する収容体に対して、電子部品を収容又は取り出す装置も含まれる。収容体としては、ウェハシート、キャリアテープ、トレイ等を含む。例えば、電子部品を貼付されたウェハシートを支持するステージ装置、キャリアテープのポケットに電子部品を収容するテーピングユニット等も、処理ユニット31に含まれる。収容体と吸着ノズル24との間で電子部品を受け渡す装置が介在してもよい。
さらに、処理ユニット31としては、図9示すように、吸着ノズル24を撮像するカメラ9を有してもよい。このカメラ9は、吸着ノズル24のノズル先端を正面から撮像し、画像データを出力する装置である。正面は、ノズル先端に向かい合う方向であり、本実施形態では、下方から上方に向かう方向である。この場合、カメラ9を、吸着ノズル57の先端を直接撮像するように配置してもよいし、吸着ノズル24の先端の像をカメラ9に導くように、光軸の方向を変換するプリズム91を有してもよい。このカメラ9は、電子部品の外観を検査するカメラユニットのカメラと共通化することもできる。
電子部品は、電気製品に使用される部品であれば何れでも適用可能である。例えば、電子部品は、トランジスタやダイオードやコンデンサや抵抗等のディスクリート半導体や集積回路等のパッケージングされた半導体素子等である。
(制御装置)
電子部品搬送装置1は、図10に示すように、制御装置7によって制御される。制御装置7は、電子部品搬送装置1を統合制御するコンピュータである。制御装置7は、ダイレクトドライブモータ22、進退駆動装置25の電動機25a、負圧発生装置4の真空ポンプ、電磁弁58、処理ユニット31の駆動源等に電気信号を送出することで、これらの動作量、動作速度、動作タイミングを制御する。
間欠回転の停止位置の設定数及び停止数は、制御装置7が有する記憶部等にあらかじめ設定される。停止数は、設定数の約数であり、アーム23の取り付け数に対応する。なお、制御装置7の制御基板の入出力点は、電磁弁58の設置数、つまり、設定数に対応して用意されている。
制御装置7は、入力装置、出力装置を有している。入力装置は、作業者が本実施形態の処理に必要な情報や指示を入力するためのスイッチ、タッチパネル、キーボード、マウス等の装置である。回転テーブル21の間欠回転における停止数の変更は、入力装置から入力される停止数、停止ポジション数、アーム23数、吸着ノズル24数、処理ユニット31数等の指示入力に応じて、制御装置7が停止数の値を変更することにより実現できる。また、設定数についても、入力装置から入力して設定することができる。つまり、設定数及び停止数は、ユーザが所望の値に変更することができる。出力装置は、作業者が本実施形態の状態を確認するための表示装置8、ランプ、メータ等の装置である。設定数、停止数についての入力画面、設定された設定数、停止数を表示装置8に表示してもよい。
さらに、表示装置8は、カメラ9の撮像データが入力され、表示画面81に、吸着ノズル24の先端を表示する装置である。制御装置7の表示制御部71は、表示画面81に吸着ノズル24の先端を表示させるとともに、基準表示SDを表示させる。基準表示SDは、吸着ノズル24の先端が位置決めされるべき基準点SOを示す表示である。例えば、原点を基準点SOとする直交するXYの座標軸を基準表示SDとする。基準点SOは、あらかじめカメラ9の光軸、視野範囲等を調整することにより、吸着ノズル24が来るべき位置に合致されている。この表示装置8は、制御装置7に、有線又は無線により接続された表示パネル、タブレット端末等とすることができる。
なお、制御装置7は、撮像データの解析により、吸着ノズル24の先端と基準点SOとのずれ量を解析する解析部72を有してもよい。この解析部72が解析したずれ量を、XY座標の値で、表示画面81に表示させてもよい。また、吸着ノズル24の先端を調整すべき方向を表示させてもよい。例えば、図10に示すように、吸着ノズル24の先端を基準点SOに一致させるための方向を矢印で表示してもよい。
(比較例としての増減作業)
以上のような本実施形態の停止数の変更に応じた吸着ノズル24の増減作業の比較例として、吸着ノズルの取り付け数が異なる回転テーブル、開口数の異なる回転体等に交換する場合の作業を説明する。
(1)回転テーブルの交換作業
回転テーブルを交換するためには、以下のような手順を要する。
(a) 回転テーブルから上部フレームを取り外す。
(b) 回転テーブルを上部から下向きに押さえている、押し付け部を切り離す。押し付け部は、例えば、コイルバネ、エアシリンダー、スライドブッシュ等の複数の部材で構成される。
(c) 回転テーブルをダイレクトドライブモータから取り外す。
(d) 新しい回転テーブルを、ダイレクトドライブモータに取り付ける。
(e) 回転テーブルの中心位置出し、平行出しを行う。
(f) 押し付け部を再度取り付ける。
(g) 上部フレームを再度取り付ける。
以上のように、回転テーブルの交換作業は、工数が非常に多く手間がかかり、長時間を要する。また、再組み付け時の部材の位置だし精度が不良の場合、搬送機構全体に問題を生じるため、調整に時間がかかるだけでなく、難易度も高い。
また、回転テーブルを交換した場合、取り付けられた吸着ノズルの高さ校正、昇降機構のロッド部との当たりチェック等が必要となる。このような吸着ノズルの位置の調整については、位置決め治具を用いて行うことが考えられるが、既に設置されている処理ユニットがある場合、処理ユニットが邪魔になり、位置決め治具を用いることができない。
(2)配管類の取り外し、取り付け作業
保持部が吸着ノズルの場合、保持部の数が変更されると、空気圧回路の変更も必要となる。空気圧回路は、負圧発生装置から分岐した分岐配管と、吸着ノズルに接続される中継配管とを備えるが、これらの配管数を増減変更する必要がある。この場合も、回転体、固定体などの配管接続用のマニホールド等を交換する必要が生じるため、回転テーブルの交換と合わせて、非常に手間がかかる。
つまり、上記の回転テーブルの交換作業においては、さらに、配管類の取り外し、取り付け作業を行う必要がある。そして、停止ポジション数を増減させる場合、開口の数が異なる回転体及び固定体に交換する必要がある。この交換のためには、まず、中継配管、分岐配管等を取り外す。そして、回転テーブル及びダイレクトドライブモータから回転体、固定体を取り外して、開口の数の異なる回転体、固定体に入れ替える。さらに、中継配管、分岐配管等を再度取り付ける。
(3)設置電磁弁数変更
吸着ノズルの数を変更する場合、これに対応する電磁弁の数も変更する必要がある。このため、電磁弁に対する配線の繋ぎ替えや、配管類の繋ぎ替えが必要となる。
さらに、電磁弁の数を増加させる場合、制御基板の仕様によっては、入出力点の数が不足する場合がある。その場合には、制御基板の入れ替えが必要になる。
(4)架台上のユニット設置位置の追加工
処理ユニットを追加する場合、装置全体を分解して、架台上のベース板に、手作業で、下穴加工、タップ立てによるねじ切り等を行う必要がある。このため、新規で製作する場合と比較して、2倍以上の作業時間を要することになる。
以上の通り、吸着ノズルの増減を行う場合には、架台、電装品、ダイレクトドライブモータを残してほぼ全てを取り外した状態まで分解する必要があり、労力、時間が非常にかかる作業となる。例えば、最も難易度が低いケースであっても、3日程度作業日数を見込む必要があった。
従って、回転テーブル21、回転体56等の部品の交換による処理ユニットの増減変更、吸着ノズルの増減変更は、時間的、費用的にも過大となる改造を行う必要があり、現実的ではなかった。
(増設作業)
一方、本実施形態において、停止数を増やすために、アーム23を増設することによる吸着ノズル24の増設作業を説明する。図11に示すように、回転テーブル21には、アーム23が取り付けられていないアーム取付位置210が残存している。このアーム取付位置210に、図11の点線で示すように、アーム23を円周等配位置に載せる。
この際、肉抜き212Aを目印にして、アーム取付位置210に載せることができる。また、肉抜き212Bの間に、アーム23を載せることにより、アーム取付位置210にアーム23の円周方向の位置を合わせることができる。そして、固定穴211に対して取付穴23bを合わせて、ボルト23cの胴部を挿入して、固定穴211にねじ込むことにより、アーム23を固定する。
また、新たに固定したアーム23に対応する回転体56の接続部560から、継手562を引いて胴部562bを緩め、封止部563を抜き出す。そして、図2に示すように、アーム23の端部に設けられた吸着ノズル24の接続ヘッド24aと、接続部560とを中継配管54を介して接続する。つまり、図7(B)、(C)に示した封止部563を挿入する場合と同様に、中継配管54を挿入した状態で、継手562を押し込むと、径が縮小する胴部562bによって中継配管54が押されて密着して固定される。
新たに固定したアーム23の吸着ノズル24の先端は、図9に示すように、カメラ9によって撮像され、図10に示すように、基準点SOとともに、表示装置8の表示画面81に表示される。作業者は、表示画面81を参照して、吸着ノズル24の先端が基準点SOに一致するように、アーム23の位置を調整する。
例えば、図11に示すように、6つのアーム23が取り付けられていた場合に、さらに6つのアーム23を、全アーム23が円周等配位置となるように固定することにより、12のアーム23を有する回転テーブル21とすることができる。さらに、図12に示すように、12のアーム23を、全アーム23が円周等配位置となるように固定することにより、24のアーム23を有する回転テーブル21とすることができる。
なお、図1に示すように、処理ユニット31が設置されていないユニット設置位置3に、処理ユニット31を増設する場合、処理ユニット31の取り付け用の加工が施されている箇所に、処理ユニット31を取り付ける。例えば、取り付け穴を用いて、処理ユニット31を固定する。
(減設作業)
また、本実施形態において、アーム23を減設する作業を説明する。上記のように、増設した回転テーブル21に対応する接続部560から、継手562を引いて胴部562bを緩め、中継配管54を引き抜く。接続部560の継手562には、封止部563を押し込んで封止する。
このように中継配管54を外したアーム23が取り付けられたアーム取付位置210から、アーム23を取り外す。つまり、取付穴23bのボルト23cを緩めて取り外すことにより、アーム23を取り外すことができる。
例えば、12のアーム23が取り付けられていた場合に、6つのアーム23を、全アーム23が円周等配位置となるように取り外すことにより、6つのアーム23を有する回転テーブル21とすることができる。さらに、24のアーム23が取り付けられていた場合に、12のアームを、全アーム23が円周等配位置となるように取り外すことにより、12のアーム23を有する回転テーブル21とすることができる。
(作用効果)
本実施形態は、負圧によって電子部品を保持する複数の保持部である吸着ノズル24と、吸着ノズル24が取り付けられたアーム23と、アーム23が着脱可能に取り付けられるアーム取付位置210が設けられ、円周方向に間欠回転する回転テーブル21と、を有し、アーム取付位置210は、間欠回転の停止位置の設定数に対応して、円周等配位置に複数設けられ、設定数の約数のアーム23が、アーム取付位置210に対して円周等配位置に取り付けられている。
このため、吸着ノズル24の増減変更の際には、アーム23が円周等配位置となるように、アーム23が取り付けられていないアーム取付位置210にアーム23を取り付け、又はアーム取付位置210に取り付けられたアーム23を取り外せばよい。つまり、回転テーブル21を交換等することなく、停止数の変更に応じた吸着ノズル24の数の増減変更を容易に行うことができる。これは、上記のような作業手順で済むため、労力の大幅な軽減と、作業時間の大幅な短縮となる。例えば、半日以下の作業で変更できる。
回転テーブル21を交換する場合、電子部品搬送装置1の製造業者が、自社に引き取って改造する必要があったが、本実施形態では、既に設置済みの工場内で、アーム23を追加するだけで変更することができる。これは、特に、設置された場所が外国である場合等に、電子部品搬送装置1の輸出入を行って引き取る必要がなくなる。
また、回転テーブル21に比べて比較的小型のアーム23を、余分に用意しておくだけでよいため、保管スペースが少なくて済み、コストも大幅に削減できる。
各アーム23は共通の部材であり、回転テーブル21も共用化することができるので、一括して多数の生産が可能となり、製造原価の低減に寄与する。また、同様の組み立て、調整基準で製造することができるので、工数の削減や制度の向上につながる。
停止数を減少させた場合には、単位時間当たりの処理数を低下させないために、停止ポジション間を高速で移動させる必要がある。本実施形態では、停止数に合わせて、アーム23の取り付け数を少なくすることができるので、アーム23の数をそのままにして停止数を減少させる場合に比べて、軽量化でき、ダイレクトドライブモータ22の負荷を軽減できる。
さらに、アーム23の数に比べて、回転テーブル21の径が大きくなることになるが、電子部品搬送装置1の下側には、各種の電装部品、ウェハを収容するカセット等、種々の装置が収容されるため、全体の装置としてのサイズは小さくすることは難しい。このため、回転テーブル21が大きくても、装置としての外見寸法が大きくなることはなく、設置スペースが増大することは抑えられる。
本実施形態は、回転テーブル21よりも小径で同軸に配置され、回転テーブル21とともに回転可能に設けられた回転体56と、回転体56に設定数と同数設けられた開口561を有し、吸着ノズル24と負圧発生装置4とを連通する空気圧回路5の一部を形成する中継配管54が、開口561に接続される接続部560と、開口561のうち、アーム23が取り付けられていないアーム取付位置210に対応する開口561を封止する封止部563と、を有する。
このため、吸着ノズル24を増設する場合には、封止部563を外して、新たに取り付けた吸着ノズル24との間に中継配管54を接続すればよい。また、吸着ノズル24を減設する場合には、取り外す吸着ノズル24に対応する開口561から中継配管54を取り外し、封止部563によって封止すればよい。このため、空気圧回路5の変更のために、回転体56を交換する必要がない。
配管類の取り外し、取り付け作業も、中継配管54のみの作業で済むため、非常に簡単である。分岐配管53も接続部560と同数として、電磁弁についても分岐配管53と同数用意しておくため、中継配管54以外の空気圧回路5の変更が不要となる。
回転テーブル21の外周囲に、電子部品に処理を施す処理ユニット31を設置するユニット設置位置3が、設定数と同数設けられ、ユニット設置位置3は、アーム取付位置210の数以下で、アーム取付位置210に取り付けられたアーム23の数より多く設けられている。
このため、処理ユニット31を増設する際に、新たにユニット設置位置3を加工する必要がない。従って、処理ユニット31の増設も短時間で容易に行うことができる。つまり、対象となる電子部品を変更する場合に、処理ユニットの種類や数を変更する必要する必要があるが、その場合にも、容易に対応できる。
回転テーブル21は、重量を減少させる複数の肉抜き212が、円周等配位置に形成されている。
上記のように、停止ポジション数の減少に合わせて、アーム23の取り付け数を減少させても、アーム23の取り付け数に比べて、回転テーブル21は大きいままである。本実施形態では、回転テーブル21に重量を減少させる肉抜き212が形成されているので、過大な重量となることが防止され、ダイレクトドライブモータ22の負荷を、より一層軽減できる。特に、肉抜き212は、円周等配位置に形成されているので、バランスのよいスムーズな回転が可能となる。また、アーム23の取り付け数が多い場合でも、肉抜き212により総重量を軽減できるので、ダイレクトドライブモータ22の負荷の軽減になる。
肉抜き212Aは、各アーム取付位置210に設けられている。このため、作業者は、肉抜き212Aを目印にして、アーム取付位置210にアーム23を取り付けることができる。
肉抜き212Bは、各アーム取付位置210の円周方向の間に設けられている。このため、作業者は、肉抜き212Bの間を目安にして、アーム23をアーム取付位置210に載置することができるので、回転テーブル21の円周方向のアーム23の位置決めが容易となる。
アーム取付位置210には、アーム23を取り付ける固定穴211が形成され、肉抜き212Bは、固定穴211よりも大きく、各アーム取付位置210の間に収まる大きさである。
アーム取付位置210の固定穴211は比較的小さく目立たないが、これよりも大きな肉抜き212Bの間にアーム23を合わせることにより、アーム取付位置210への位置合わせが容易となる。
アーム取付位置210は、回転テーブル21の天面に設けられている。このため、比較的スペースが空いている回転テーブル21の天面上で、アーム23の取り付け、取り外し作業ができるので、作業がし易い。
吸着ノズル24を撮像するカメラ9と、カメラ9により撮像された吸着ノズル24を、基準点SOとともに表示する表示装置8とを有する。
このため、処理ユニット31が設置されて位置決め治具を用いることができない場合であっても、吸着ノズル24の位置決めを行うことができる。
表示装置8は、カメラ9により撮像された吸着ノズル24の調整すべき方向を表示する。このため、作業者は、表示された方向を目安にして、吸着ノズル24の位置を調整できる。
(他の実施形態)
以上のように本発明の各実施形態を説明したが、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。そして、これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
回転テーブル21は、円盤形状には限定されない。例えば、星形であってもよい。つまり、アーム取付位置210に対応する細長の部分が、回転中心から放射状に伸びた形状であってもよい。この場合、各アーム取付位置210の間を、回転テーブル21を切欠いた肉抜き212Bとして捉えることができる。つまり、星形とすることにより、回転テーブル21のより一層の軽量化が図れる。
設定数に対応するアーム取付位置210の数は、上記の実施形態で例示した数には限定されない。例えば、図13(A)、(B)、(C)に示すように、設定数が20の回転テーブル21に対して、5、10のアーム23を取り付けた態様がある。図14(A)、(B)、(C)に示すように、設定数が32の回転テーブル21に対して、8、16のアーム23を取り付けた態様がある。また、設定数が16の回転テーブル21に対して、4、8のアーム23を取り付けた態様もある。
回転体56の接続部560も、このような設定数に対応した数を備えたものとする。接続部560の構成は、中継配管54及び封止部563を接続可能な構成であればよく、上記の態様には限定されない。リング状のねじにより締め付けることにより、中継配管54又は封止部563が固定される継手を備えてもよい。
アーム取付位置210は、アーム23が取り付けられる領域であればよく、アーム23と大きさが一致している必要はない。アーム取付位置210に、アーム23が嵌る溝を形成したり、目印となる枠を表示してもよい。
アーム23の形状も、上記の態様には限定されない。例えば、略L次形、略U字形、略C字形部分を有することにより、回転テーブル21の縁の角に沿う形状や回転テーブル21の縁を挟む形状としてもよい。
回転テーブル21に形成する肉抜き212の大きさ、数、形状等も上記の態様には限定されない。肉抜き212A、212Bは少なくとも一方があればよい。
吸着ノズル24の方向も、上記の態様には限定されない。例えば、吸着ノズル24の軸が回転テーブル21の平面に平行となり、先端が外方を向くように配置されていてもよい。この場合、吸着ノズル24を進退させる進退駆動装置25が、回転テーブル21上に配置されていてもよい。
ユニット設置位置3の数は、設定数と同数とすることにより、新たな加工を要せずに処理ユニット31を設置できる位置を最大限確保して、将来の増設の可能性に柔軟に対応することができる。但し、ユニット設置位置3の数は、必ずしも設定数と同数でなくてもよい。処理ユニット31を増設すると予想される数だけ設けておいてもよい。つまり、取り付けられているアーム23の数よりも多く、設定数以下のいずれかの数を設けておけばよい。
カメラ9による撮像の方向は、上記の態様には限定されない。吸着ノズル24の側面方向から撮像し、表示装置8が基準点SОとともに表示することにより、吸着ノズル24の先端の高さ方向の調整に利用してもよい。
保持部21に関しては、真空の発生及び破壊又は正圧の発生により電子部品Wを吸着及び離脱させる吸着ノズルの他、静電吸着方式、ベルヌーイチャック方式、又は電子部品Wを機械的に挟持するチャック機構を配してもよい。
負圧発生装置4は、架台6内部に設置され、シャフト52と直接接続される他、架台6の外側に設置されてもよく、負圧発生装置4とシャフト52とを接続用の配管で繋ぐようにしてもよい。また、負圧発生装置4は、電子部品搬送装置1が備える他、電子部品搬送装置1とは別機器として、電子部品搬送装置1が設置される工場に備えられてもよい。この場合、電子部品搬送装置1は、工場の負圧発生装置4と工場配管を介して接続されるものの、負圧発生装置4を備えている必要はない。
電磁弁58は、必ずしもアーム取付位置210及び接続部560と同数設けておく必要はない。アーム23を増設する際に、電磁弁58を増設してもよい。この場合も、配管類を全て増設する場合に比べて、作業は容易である。
1 電子部品搬送装置
2 搬送路
21 回転テーブル
21a 中心穴
210 アーム取付位置
211 固定穴
212、212A、212B 肉抜き
22 ダイレクトドライブモータ
23 アーム
23a スリーブ
23b 取付穴
23c ボルト
23d 支持部材
23e 長穴
24 吸着ノズル
25 進退駆動装置
3 ユニット設置位置
31 処理ユニット
4 負圧発生装置
5 空気圧回路
52 シャフト
53 分岐配管
54 中継配管
55 固定体
553 貫通孔
554 開口
56 回転体
560 接続部
561 開口
562 継手
562a フランジ
562b 胴部
563 封止部
563a 挿入部
563b 頭部
564 貫通孔
565 開口
57 押圧部
58 電磁弁
6 架台
7 制御装置
71 表示制御部
72 解析部
9 カメラ

Claims (10)

  1. 負圧によって電子部品を保持する複数の保持部と、
    前記保持部が取り付けられたアームと、
    前記アームが着脱可能に取り付けられるアーム取付位置が設けられ、円周方向に間欠回転する回転テーブルと、
    を有し、
    前記アーム取付位置は、前記間欠回転の停止位置の設定数に対応して、円周等配位置に複数設けられ、
    前記設定数の約数の前記アームが、前記アーム取付位置に円周等配位置に取り付けられていることを特徴とする電子部品搬送装置。
  2. 前記保持部は、負圧によって前記電子部品を保持する吸着ノズルであり、
    前記回転テーブルよりも小径で同軸に配置され、前記回転テーブルとともに回転可能に設けられた回転体と、
    前記回転体に前記設定数と同数設けられた開口を有し、前記吸着ノズルと負圧発生装置とを連通する空気圧回路の一部を形成する中継配管が、前記開口に接続される接続部と、
    前記開口のうち、前記アームが取り付けられていないアーム取付位置に対応する開口を封止する封止部と、
    を有することを特徴とする請求項1記載の電子部品搬送装置。
  3. 前記回転テーブルの外周囲に、前記電子部品に処理を施す処理ユニットを設置するユニット設置位置が、前記設定数と同数設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の電子部品搬送装置。
  4. 前記回転テーブルは、重量を減少させる複数の肉抜きが、円周等配位置に形成され、
    前記肉抜きは、前記各アーム取付位置及び前記各アーム取付位置の円周方向の間の少なくとも一方に設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の電子部品搬送装置。
  5. 前記保持部を撮像するカメラと、
    前記カメラにより撮像された保持部を、基準点とともに表示する表示装置と、
    を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の電子部品搬送装置。
  6. 前記表示装置は、前記カメラにより撮像された保持部の調整すべき方向を表示することを特徴とする請求項9記載の電子部品搬送装置。
  7. 電子部品を保持する複数の保持部と、前記保持部が取り付けられるアームと、前記アームが着脱可能に取り付けられる複数のアーム取付位置が、円周等配位置に設けられ、円周方向に間欠回転する回転テーブルとを有し、前記アーム取付位置が、前記間欠回転の停止位置の設定数に対応して、円周等配位置に複数設けられた電子部品搬送装置の製造方法であって、
    前記設定数の約数の前記アームが、前記アーム取付位置に円周等配位置に取り付けられた前記回転テーブルに対して、前記アームが円周等配位置となるように、前記アームが取り付けられていない前記アーム取付位置に前記アームを取り付け、又は前記アーム取付位置に取り付けられた前記アームを取り外すことを特徴とする電子部品搬送装置の製造方法。
  8. 前記保持部は、負圧によって前記電子部品を保持する吸着ノズルであり、
    前記回転テーブルには、前記設定数と同数の開口を有する接続部を有し、前記回転テーブルよりも小径の回転体が取り付けられ、
    前記開口のうち、前記アームが取り付けられたアーム取付位置に対応する開口には、前記吸着ノズルと負圧発生装置とを連通する空気圧回路の一部を形成する中継配管が接続され、
    前記開口のうち、前記アームが取り付けられていないアーム取付位置に対応する開口を、封止部により封止することを特徴とする請求項7記載の電子部品搬送装置の製造方法。
  9. 電子部品搬送装置用の回転テーブルであって、
    前記回転テーブルに、電子部品を保持する保持部を有するアームが着脱可能に取り付けられるアーム取付位置が、前記回転テーブルの間欠回転の停止位置の設定数に対応して、円周等配位置に複数設けられ、
    前記設定数の約数の前記アームが、前記回転テーブルの円周等配位置に取り付けられていることを特徴とする回転テーブル。
  10. 前記保持部は、負圧によって前記電子部品を保持する吸着ノズルであり、
    前記回転テーブルには、前記設定数と同数の開口を有する接続部を有し、前記回転テーブルよりも小径の回転体が取り付けられ、
    前記開口のうち、前記アームが取り付けられていないアーム取付位置に対応する開口が、封止部により封止されていることを特徴とする請求項9記載の回転テーブル。
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