JP2018094706A - 産業用ロボット - Google Patents

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常之 四方
Tsuneyuki Yomo
常之 四方
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Abstract

【課題】可動範囲を増やし作業時間を短縮できる産業用ロボットの提供。
【解決手段】機長L方向へ往復移動するY軸可動板を備えたY軸ユニット10と、機長L方向に直交する機幅W方向へ往復移動するX軸可動板を備えたX軸ユニット20と、これらY軸ユニット10およびX軸ユニット20に支持されねじに係合するビットBを備え当該ねじをワークへ螺入可能な先端ツール30と、これらX軸ユニット10、Y軸ユニット20、先端ツール30を配線接続するとともにそれぞれを駆動制御する制御手段50とを備えて成る。また、前記先端ツール30を機長L方向および機幅W方向へ曲線的に旋回移動するθ軸ユニット40を、前記Y軸ユニット10あるいはX軸ユニット20の一方に搭載したことを特徴とする。よって、従来の可動範囲S1よりも広い可動範囲S2を得ることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ねじ締めなど所定の作業を行う先端ツールを水平移動可能な産業用ロボットに関する。
従来の産業用ロボットは、特許文献1に開示されており、ねじをワークへ螺入するなど所定の作業を行う先端ツールと、この先端ツールを昇降および水平方向へ移動自在な移載ユニットとから構成される。前記先端ツールは、前記ねじに係合可能なビットと、このビットを所定の回転数およびトルクによって回転駆動するビット回転モータとを備える。また、前記移載ユニットは、前記先端ツールを昇降自在に連結して成る昇降ユニットと、この昇降ユニットを前後左右へ水平移動自在な水平移動手段とから構成される。
前記水平移動手段は、機長方向となる前後へ往復移動するY軸可動板を備えたY軸ユニットと、機長方向に直交する機幅方向へ往復移動するX軸可動板を備えたX軸ユニットとから構成される。前記X軸可動板は、前記Y軸ユニットを取り付けて構成される一方、前記Y軸可動板は、前記昇降ユニットを連結して成る。これにより、前記先端ツールのビットは、前記ワークの上空を水平移動するとともにワークへ向かい下降することができる。
特開平10-58247号公報
しかしながら、従来の産業用ロボットは、前記ビットを水平移動可能な可動範囲が機長方向の長さおよび機幅方向の長さともにY軸ユニット、X軸ユニットの全長よりも短く、これ以上広い可動範囲を設定することができないという問題があった。
本発明の産業用ロボットは、機長方向へ往復移動するY軸可動板を備えたY軸ユニットと、機長方向に直交する機幅方向へ往復移動するX軸可動板を備えたX軸ユニットと、これらY軸ユニットおよびX軸ユニットに支持され所望部品に係合する工具を備え前記部品をワークへ接近あるいは離反する方向へ往復移動可能な先端ツールと、これらX軸ユニット、Y軸ユニット、先端ツールを配線接続するとともにそれぞれを駆動制御する制御手段とを備えて成る産業用ロボットにおいて、前記先端ツールを機長方向および機幅方向へ曲線的に旋回移動するθ軸ユニットを、前記Y軸ユニットあるいはX軸ユニットの一方に搭載して成ることを特徴とする。なお、前記制御手段は、前記Y軸ユニット、前記X軸ユニット、前記θ軸ユニットを同時に駆動制御して成ることが好ましい。
本発明の産業用ロボットは、Y軸ユニットおよびX軸ユニットに加え、水平面に対して旋回するθ軸ユニットを備えるので、従来よりも水平方向へ広い可動範囲を備えることができるという利点がある。また、本発明の産業用ロボットは、前記Y軸ユニット、X軸ユニット、θ軸ユニットを同時制御する前記制御手段を備えるので、前記ビットを機長方向、機幅方向へそれぞれ直線的に水平移動すると同時に曲線的に旋回移動できる。よって、本発明の産業用ロボットは、従来に比べて同じ水平方向へのビットの移動を短時間で終えることができるという利点もある。
本発明に係る一実施形態を示す産業用ロボットの概略説明図である。 図1に示す産業用ロボットを右側方から見たから概略説明図である。
以下、本発明の一実施形態を示す産業用ロボットを図1および図2に基づき説明する。本発明の産業用ロボット1は、ベース面BMから垂直に延びる支柱に固定され機幅W方向へ延びるX軸ユニット20と、前記機幅W方向に直交する機長L方向へ延びるY軸ユニット10と、このY軸ユニット10に取り付けられ水平方向へ延びるアーム41を備えたθ軸ユニット40と、前記アーム41に取り付けられた先端ツール30と、これら各ユニットおよびθ軸ユニット30を配線により接続された制御手段50とから構成されてる。
前記X軸ユニット20は、前記支柱に固定されており、機幅W方向に沿って往復移動自在なX軸可動板21を備えて成り、前記X軸可動板21は、X軸ユニット20に内蔵されたACサーボモータ(図示せず)およびボールねじ軸(図示せず)などに係合して成る。前述のX軸ユニット20に内蔵されたACサーボモータは、後記制御手段50の指令を受けて回転駆動するよう構成されている。また、X軸ユニット20は、前記X軸可動板21の最大移動距離を図1に示す距離Xとして成り、直線的に機幅W方向へX軸可動板21を移動可能に構成されている。
前記Y軸ユニット10は、前記X軸ユニット20のX軸可動板21に固定されており、機長L方向に沿って往復移動自在なY軸可動板11を備えて成る。また、前記Y軸可動板11は、Y軸ユニット10に内蔵されたACサーボモータ(図示せず)およびボールねじ軸(図示せず)などに係合して成る。前述のY軸ユニット10に内蔵されたACサーボモータは、後記制御手段50の指令を受けて回転駆動するよう構成されている。さらに、Y軸ユニット10は、前記Y軸可動板11の最大移動距離を図1に示す距離Yとして成り、直線的に機長L方向へ移動可能に構成されている。また、前記Y軸可動板11は、前記X軸可動板21に固定されている。これにより、Y軸ユニット10のACサーボモータが回転することで、Y軸ユニット10のフレームが機長L方向に沿って直線移動することができる。
前記θ軸ユニット40は、図2に示すように前記Y軸ユニット10の前方へ張り出すように配されたアーム41と、このアーム41を図2の一点鎖線で示す旋回軸θを中心時に所定角度旋回自在なACサーボモータ(図示せず)とを備えて成る。また、このθ軸ユニット40は、前記アーム41の全長が伸びるに連れて図1に示す旋回半径Rが長くなり、アーム41に取り付けた前記先端ツール30を曲線的に水平面上を旋回可能に構成される。なお、本産業用ロボット1の一実施形態における前記アーム41の全長および前記ACサーボモータの旋回角度は、図示された全長寸法および旋回角度180度に限定されるものでは無く、前記先端ツール30を位置させたい領域である可動範囲S2に合わせて都度設計段階で選定される。
前記先端ツール30は、前記アーム41の先端に取り付けられており、前記ベース面BMに取り付けられたワーク(図示せず)に部品を組み付けるものであり、本実施形態においては、当該部品をねじNとする前記ワークへのねじ締め作業を行うものである。この先端ツール30は、前記ワークへ向かって下降あるいは上昇する昇降プレート32を備えて成る昇降部31と、前記昇降プレート32に取り付けられ回転自在に支持されたモータMと、このモータMに接続されかつ前記ねじNに係合可能な工具の一例であるビットBと、このビットBを常時は内包するよう下方へ付勢されたスクリューガイドSGと、前記昇降部31の下端に取り付けられ前記ねじNを一時的に保持可能なチャック33とを備えて成る。
前記昇降部31は、前記昇降プレート32の他に、図示しないボールねじ軸およびこのボールねじ軸へ回転を伝達するACサーボモータを備えており、この昇降部31のACサーボモータが後記制御手段50の指令を受けて回転駆動可能に構成される。
前記スクリューガイドSGは、筒状に構成されており、これに内包したビットBを回転自在に挿通して成り、その先端部に前記ねじNを内包可能に構成されている。また、スクリューガイドSGは、図示しないエア吸引装置に接続されており、その先端部からエア吸引して前記チャック33に保持しているねじNを先端部に内包し吸引可能に構成されている。
前記チャック33は、その先端に一対の揺動自在なチャック爪と、このチャック爪の先端を常時は閉じる方向へそれぞれ付勢するチャック爪ばね(図示せず)と、前記ねじNを1本ずつ供給する部品供給装置(図示せず)に接続され当該ねじNを閉じたチャック爪へ案内するホース金具とを備えて成る。また、このチャック33は、前記ビットBを内包したスクリューガイドSGの先端部を常時は内包するとともに、前記昇降部31の下降動作により下降するスクリューガイドSGにより前記チャック爪がそれぞれ開く方向へ揺動する。よって、スクリューガイドSGとともに下降するビットBは、エア吸引されたねじNに係合しつつ回転してワークへ向かい下降し、チャック33から下方へ突出することができる。
前記制御手段50は、前記Y軸ユニット10、前記X軸ユニット20、前記先端ツール30、前記θ軸ユニット40の各ACサーボモータの回転を制御可能に構成されており、これに予め設定された回転指令値に基づき各ACサーボモータを制御するよう構成される。また、この制御手段50は、前記Y軸ユニット10、X軸ユニット20、θ軸ユニット40の3つの前記ACサーボモータを同時に回転制御可能に構成されているので、前記先端ツール30の水平面上の移動を従来に比べて短時間に終えることができる。
このように構成された本発明の産業用ロボット1は、前記θ軸ユニット40を備えるので、図1に示す可動縦長さYRと可動横長さX2Rから成る平面範囲の内、この大半を占める広い可動範囲S2へ前記ビットBを水平移動可能である。一方、従来の産業用ロボットでは、θ軸ユニット40を備えないので、Y軸ユニットの可動縦長さである距離YとX軸ユニットの可動横長さである距離Xから成る長方形の狭い平面範囲である可動範囲S1しか得られなかった。
よって、本発明の産業用ロボット1は、従来に比べて前記機長Lおよび機幅Wよりも長い前記可動縦長さYR、可動横長さX2Xの範囲内で可動範囲S2を設定できるため、広範囲に広がる作業ポイントを有するワークに対応できるという利点がある。さらに、本発明の産業用ロボット1は、前記θ軸ユニット40を前記Y軸ユニット10およびX軸ユニット20と同時に駆動制御することができるので、前記旋回半径Rに沿ってビットBを旋回移動させつつ、機長L方向および機幅W方向へビットBを直線的に水平移動可能となり、ビットBを曲線的に水平移動できる。よって、ビットBは従来のθ軸ユニットが搭載されていないものに比べて短時間で目的の水平位置まで移動可能となる。
なお、上述の本発明に係る産業用ロボット1は、前記支柱にX軸ユニット20を固定し、このX軸ユニット20にY軸ユニット10を固定した構成であるが、これに限定されることは無く、例えば、前記Y軸ユニット10、前記X軸ユニット20を入れ替え、この入れ替えたX軸ユニット10のX軸可動板11に前記θ軸ユニット40を旋回可能に取り付けても上述と同様の効果を得ることができることはいうまでもない。
1 産業用ロボット
10 Y軸ユニット
20 X軸ユニット
30 先端ツール
40 θ軸ユニット
50 制御手段
L 機長
W 機幅
R θ軸旋回半径
X X軸ストローク
Y Y軸ストローク
S2 可動範囲

Claims (2)

  1. 機長方向へ往復移動するY軸可動板を備えたY軸ユニットと、機長方向に直交する機幅方向へ往復移動するX軸可動板を備えたX軸ユニットと、これらY軸ユニットおよびX軸ユニットに支持され所望部品に係合する工具を備え前記部品をワークへ接近あるいは離反する方向へ往復移動可能な先端ツールと、これらX軸ユニット、Y軸ユニット、先端ツールを配線接続するとともにそれぞれを駆動制御する制御手段とを備えて成る産業用ロボットにおいて、
    前記先端ツールを機長方向および機幅方向へ曲線的に旋回移動するθ軸ユニットを、前記Y軸ユニットあるいはX軸ユニットの一方に搭載して成ることを特徴とする産業用ロボット。
  2. 前記制御手段は、前記Y軸ユニット、前記X軸ユニット、前記θ軸ユニットを同時に駆動制御して成ることを特徴とする請求項1に記載の産業用ロボット。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11923924B2 (en) * 2018-02-26 2024-03-05 Parallel Wireless, Inc. Miniature antenna array with polar combining architecture

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