JP2018093978A - 看視システム、看視記録提供方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
このようなことを考慮すると、例えば端末装置を利用して入力された情報を収集して情報処理装置により作成される日誌等の看視記録については、直観的でありながらも的確に園児の様子が把握されるようにすることが求められる。
<第1実施形態>
[看視システムの構成例]
本実施形態の看視システムは、保育園(看視施設の一例)の園児を看視対象者として看視するシステムである。本実施形態の看視システムにおける看視の概要は以下のようになる。つまり、本実施形態の看視システムは、園児の体調と感情とを定常的に看視し、園児の体調あるいは感情に関して異常が発生した場合に、異常が発生した旨を保育士と保護者に報知する。
また、本実施形態の看視システムは、園児の体調、感情、園児の行動、保育士が保育士端末装置や補助端末装置を操作して入力した保育に関連した情報(保育関連情報)、保護者が保護者端末装置に入力した保育士への連絡事項等の保育関連情報などを収集する。看視システムは、収集された情報を利用して、保育日誌を作成する。
保育日誌は、園児ごとに作成される。看視システムにおいて作成された保育日誌は、保育士が携帯する保育士端末装置に送信される。保育士は、保育士端末装置に送信された保育日誌を表示し閲覧することができる。また、保育日誌は、園児ごとに対応する保護者の保護者端末装置にも送信される。保護者は、保護者端末装置に送信された保育日誌を表示し閲覧することができる。
また、本実施形態の看視システムは、例えば運動会、お遊戯会、園外への散歩などのように、保育士が看視を行っている環境(看視環境)のもとで行われるアクティビティ(行事、イベント等)が行われた場合に、アクティビティの行われた期間に対応して収集した園児の体調、感情、園児の行動記録、保育関連情報などに基づいて、アクティビティ記録を作成する。アクティビティ記録には、アクティビティに参加した園児の様子を示す情報が含まれる。
ウェアラブル端末装置100が検出する生体情報の具体例は、例えば体温、血圧、脈拍、発汗状態、呼吸状態、運動量、音声などである。ウェアラブル端末装置100は、これらの生体情報を検出できるように各種のセンサ等が設けられる。具体的に、体温、血圧、脈拍、発汗状態、呼吸状態については、それぞれに対応するセンサにより検出が行われる。また、運動量については、例えば加速度センサなどを用いた運動量センサにより検出が行われる。また、音声については、収音部(マイクロフォン)により周囲音を収音することによって得られる。
看視サーバ400は、異常が生じていると判定すると、保育士端末装置200−1に対して、異常が生じていると判定された園児を示す情報とともに、異常発生通知を送信する。また、看視サーバ400は、異常が生じていると判定された園児の保護者の保護者端末装置200−2に対して、園児に異常が発生していることを示す異常発生通知を送信する。
保育士端末装置200−1の保育士用アプリケーションは、異常発生通知の受信に応じて、異常発生警告を出力する。同様に、保護者端末装置200−2の保護者用アプリケーションは、異常発生通知の受信に応じて、異常発生警告を出力する。これらの看視者端末装置200にて行われる異常発生警告の出力は、例えばすぐに看視者(保育士、保護者)が気付くことができるように、表示だけではなく、警告音なども伴う態様であることが好ましい。
このように看視者端末装置200により異常発生警告の出力が行われることで、保育士は、どの園児に異常が生じているのかを即座に把握し、対処することができる。これにより、保育士は、何らかの事故の発生や、体調の急変などの重大な状況を看過することなく、即座に対応することができる。
保育士は、保育士端末装置200−1にて動作させた保育士用アプリケーションに対する操作によって、看視対象の園児ごとの保育に関連する情報(保育関連情報)を入力することができる。ここで、1人の保育士が看視対象とする園児は、例えば保育士が担当する園児とすればよいが、状況に応じて、柔軟に保育士が看視対象とする園児が変更されてよい。
また、保育士は、保育士端末装置200−1にて動作する保育士用アプリケーションに対する操作により、保育関連情報として園児ごとの登園時刻、退園時刻などを入力することができる。
また、保育士は、保育士端末装置200−1にて動作する保育士用アプリケーションに対する操作により、保育関連情報として、園児ごとに生じたトイレ、食事、昼寝などの行動(事象)に関する記録を入力することができる。
また、保育士は、保育士端末装置200−1にて動作する保育士用アプリケーションに対する操作により、保育関連情報として保育園1で行われるアクティビティに関する情報(アクティビティの開催期間、アクティビティの参加園児等)を入力することができる。
保育士端末装置200−1の保育士用アプリケーションは、上記のように入力された保育関連情報を、看視サーバ400に送信する。
補助端末装置300は、例えば携帯電話通信網からネットワークNTに接続し、入力された保育関連情報を看視サーバ400に送信することができる。
補助端末装置300には、例えばタブレット端末装置などを利用できる。
なお、補助端末装置300は、例えば、設置された場所に対応する保育関連情報だけではなく、例えば保育士端末装置200−1と同様に各種の保育士関連情報が入力可能なように構成されてもよい。
アクティビティ記録は、例えばアクティビティの開催中において、各園児がどのような体調、感情を示しているか、また、アクティビティ中における園児間の人間関係についての推定結果などが示される。看視サーバ400は、例えば音声を解析することで、アクティビティが行われている際に、或る園児がどの園児と会話していたのかを分析できる。看視サーバ400は、このような分析に基づいてアクティビティ中における園児同士の関係を推定できる。
アクティビティ記録を作成すると、看視サーバ400は、保育士端末装置200−1に対してアクティビティ記録が作成されたことを通知するアクティビティ記録作成通知を送信する。なお、アクティビティ記録は、アクティビティに参加した園児全員に関する情報となるので、本実施形態においては、個人情報保護等の観点から、保護者端末装置200−2では閲覧できないようにしている。このため、看視サーバ400は、保護者端末装置200−2に対してはアクティビティ記録作成通知を送信しなくともよい。
保育士端末装置200−1で動作する保育士用アプリケーションは、保育日誌作成通知が受信されたことに応じて、保育士に対して、保育日誌が作成されたことで閲覧可能になった旨の保育日誌閲覧可能通知を行う。保育士に対する保育日誌閲覧可能通知は、例えばプッシュ通知等として行われればよい。
保育士端末装置200−1にて行われる保育日誌閲覧可能通知を確認した保育士は、保育士用アプリケーションに対する操作により、任意の園児の保育日誌を選択して表示させる。この際、例えば保育士端末装置200−1の保育士用アプリケーションは、自己のウェブブラウザ機能によって、看視サーバ400により提供されるウェブサイトにおける閲覧対象の園児の保育日誌のウェブページにアクセスし、保育日誌を表示する。このように表示された保育日誌を閲覧することで、保育士は、園児ごとに保育日誌の内容を確認し、園児がどのような様子であったのかを把握することができる。なお、看視サーバ400が送信する保育日誌作成通知に、園児ごとの保育日誌のURL(Uniform Resource Locator)を含めておき、保育士端末装置200−1にて出力される保育日誌閲覧可能通知の表示において、各園児の保育日誌のURLのリンクを含めるようにしてもよい。このようにすれば、保育士は、URLを選択して操作することで、簡単に任意の園児の保育日誌を閲覧できる。この点については、次に説明するアクティビティ記録についても同様である。
保育士端末装置200−1にて行われるアクティビティ記録閲覧可能通知を確認した保育士は、保育士用アプリケーションに対する操作により、アクティビティ記録のウェブページのアクセスし、アクティビティ記録を表示させる。このように表示されたアクティビティ記録を閲覧することで、保育士は、アクティビティごとに園児がどのような様子であったのかを把握することができる。
保護者端末装置200−2で動作する保護者用アプリケーションは、保育日誌作成通知が受信されたことに応じて、保護者に対する保育日誌閲覧可能通知を行う。保護者に対する保育日誌閲覧可能通知も、例えばプッシュ通知等として行われればよい。
保護者端末装置200−2にて行われる保育日誌閲覧可能通知を確認した保護者は、保護者用アプリケーションに対する操作に応じて、看視サーバ400の保育日誌ウェブサイトにアクセスし、対応の園児の保育日誌を表示させる。これにより、保護者は、保育日誌を閲覧することで、自宅や職場に居ながらにして、自分の子供が、保育園1にてどのような様子であるのかを把握することができる。
以下の説明では、看視サーバ400は、保育日誌作成通知、アクティビティ記録作成通知を行う場合を例に挙げる。
なお、以降の説明にあたり、保育日誌とアクティビティ記録とについて特に区別しない場合には、看視記録とも記載する場合がある。
図2を参照して、看視者端末装置200(保育士端末装置200−1、保護者端末装置200−2)にて表示される保育日誌の一例について説明する。
同図の保育日誌は、1人の園児に対応する保育日誌である。同図の保育日誌は、タイトルエリアAR10、天気エリアAR11、アクティビティ提示エリアAR12、事象提示エリアAR13、体調提示エリアAR14、感情提示エリアAR15、園児状態コメントエリアAR16、及び連絡事項エリアAR17が配置される。
天気エリアAR11は、当日の天気の情報が示されるエリアである。天気エリアAR11に示される天気の情報は、例えば看視サーバ400が、ネットワークNT経由で、気象情報を公開するサーバから取得する。
アクティビティ入力画面には、例えば保育士が担当する園児のリストが表示されておりまた、園児のリストにおける園児の項目ごとに対応してチェックボックスが配置された態様(複数の選択項目のうちから1以上を選択する選択形式の一例)を有する。
アクティビティは、例えば参加対象とされた全ての園児が参加することが前提であるが、そのときの体調や気分などで参加できない園児もでてくる。通常は、アクティビティの参加対象とされた園児のうちで、アクティビティに参加する園児と参加しない園児とでは、参加しない園児のほうが少ない。
そこで、例えば、アクティビティ入力画面において保育士の看視対象の園児ごとに対応して配置されるチェックボックスは、初期画面では、全てにおいてチェックが付され、予め選択された状態であることが提示されるようにするとよい。つまり、初期画面のアクティビティ入力画面では、参加対象の園児は全て参加であることが示された状態である。そこで、保育士は、アクティビティに参加しない園児を確認のうえで、アクティビティ入力画面において参加しない園児(選択対象ではない選択項目の一例)に対応するチェックボックスのチェックを外していく操作(選択を解除する操作)を行う。このような操作の態様とすれば、保育士がチェックボックスに対して操作を行う回数を少なくすることが可能となり、操作の効率化が図られる。
そこで、アクティビティ入力画面の初期画面について、さらに園児の出席、欠席の状況が反映されるようにしてもよい。つまり、アクティビティ入力画面の全ての看視対象の園児に対応するチェックボックスのうち、欠席の園児に対応するチェックボックスについては予めチェックを外しておき、出席の園児に対応するチェックボックスについて予めチェックを付しておくようにしてもよい。
事象提示エリアAR13にて示される事象に関する情報(事象情報)は、保育士が、園児が行為を行ったごとに、保育士端末装置200−1または補助端末装置300に対する操作を行って保育士関連情報の1つとして入力することができる。
同図の例では、園児の体調として、体温、脈拍、運動量のそれぞれについての時間に応じた変化が線グラフによって表されている。このような体調提示エリアAR14における表示は、看視サーバ400がウェアラブル端末装置100から取得した生体情報に基づいて行われる。
同図の例では、園児の感情について、機嫌が良くなるのにつれて基準値に対して値を増加さえ、機嫌が悪くなっていくのにつれて基準値に対して値を減少させた指標値として表したうえで、指標値の時間に応じた変化が線グラフによって表される。このように感情提示エリアAR15にて表示される感情は、看視サーバ400がウェアラブル端末装置100から取得した生体情報を利用して感情に関する解析を行った結果が反映されている。
このような表示が行われることで、看視者は、或る時刻において園児がどのような状態であったのかについて、時刻に対応する縦方向に沿って事象記録、体調のグラフ、感情のグラフを一覧できる。これにより、看視者は、時間経過における園児の状態がどのようなものであったのかについて、事象、体調、感情との関係性も含めて、的確に把握することができる。
このようにして、本実施形態のもとで作成される保育日誌によっては、直観的でありながらも的確に看視対象者の様子を把握できる。特に、本実施形態の保育日誌は、例えばスマートフォンの比較的表示面積の少ない表示部にて表示される機会が多いが、上記のような表示であれば、文字を詳細に読むことなく、園児の状態を的確に把握できる。
ここで、同図の園児状態コメントエリアAR16には、「理解」、「運動」、「人間関係」・・・などのように、コメントのタイトルで区分されており、これらの区分ごとに、保育士のコメントが示される。コメント入力画面は、このようなコメントのタイトルごとにコメントを入力できるようになっている。例えば、保育士が「理解」のタイトルに対応するコメントを入力したい場合には、コメント入力画面における「理解」のタイトルに対応するコメント入力ボックスを選択してアクティブの状態とし、文字入力操作を行う。
連絡事項エリアAR17において示される保育士から保護者への連絡事項の内容は、保育士が、保育士端末装置200−1の保育士用アプリケーション上で表示される連絡事項入力画面に対して文字入力操作を行った内容が反映される。また、連絡事項エリアAR17において示される保護者から保育士への連絡事項の内容は、保護者が、保護者端末装置200−2の保護者用アプリケーション上で表示される連絡事項入力画面に対して文字入力操作を行った内容が反映される。
図3を参照して、ウェアラブル端末装置100の構成例について説明する。同図のウェアラブル端末装置100は、通信部101、制御部102、生体情報検出部103、収音部104及び位置測定部105を備える。なお、位置測定部105は、後述の第3実施形態において使用される部位であることから、ここでの説明を省略する。本実施形態において、位置測定部105は省略されてもよい。
生体情報検出部103は、前述の生体情報のうち、音声を除く、体温、血圧、脈拍、発汗状態、呼吸状態、運動量等の生体情報を検出する。生体情報検出部103は、これらの生体情報を検出できるように各種のセンサ等が設けられる。具体的に、体温、血圧、脈拍、発汗状態、呼吸状態については、それぞれに対応するセンサにより検出が行われる。また、運動量については、例えば加速度センサなどを用いた運動量センサにより検出が行われる。
収音部104は、例えばマイクロフォンを備え、収音を行う。収音部104により収音して得られた音声は、制御部102に入力される。本実施形態において、収音部104により収音して得られる音声は、生体情報の1つである。
ここで、制御部102は、看視サーバ400に送信する生体情報に、ウェアラブル端末装置100の被装着者である園児を識別する園児識別子を付与する。なお、園児識別子は、園児ごとに設定した識別子を用いればよいが、例えばウェアラブル端末装置100ごとに固有となる識別子を用いることもできる。
図4を参照して、看視者端末装置200(保育士端末装置200−1、保護者端末装置200−2)の構成例について説明する。同図の看視者端末装置200は、通信部201、制御部202、記憶部203、入力インターフェース部204、及び出力インターフェース部205を備える。なお、位置測定部206は、後述の第3実施形態に対応して保育士端末装置200−1が備える部位である。本実施形態において、位置測定部206は、省略されてよい。
通信部201は、ネットワークNT経由で看視サーバ400と通信を行う。
制御部202は、機能部として情報入力受付部221、看視記録閲覧処理部222、及び警告出力部223を備える。情報入力受付部221、看視記録閲覧処理部222及び警告出力部223の各機能部は、保育士端末装置200−1については保育士用アプリケーションにより実現され、保護者端末装置200−2については保護者用アプリケーションにより実現される。
また、保護者端末装置200−2の情報入力受付部221は、保育関連情報として、保護者の操作による保育士への連絡事項などの入力を受け付ける。
情報入力受付部221は、上記のように受け付けた保育関連情報を通信部201から看視サーバ400に送信させる。
また、保育士端末装置200−1の看視記録閲覧処理部222は、さらに、看視サーバ400からのアクティビティ記録作成通知の受信に応じて、看視者端末装置200にてアクティビティ記録が作成された旨の通知を行う。また、看視記録閲覧処理部222は、保育士の操作に応じてアクティビティ記録のウェブページにアクセスし、出力インターフェース部205が備える表示部にアクティビティ記録のウェブページを表示させる処理を行う。
入力インターフェース部204は、看視者端末装置200が備える操作デバイス、操作子、マイクロフォンなどを一括して示す。例えば看視者端末装置200がタッチパネルとしての表示部を備える場合には、タッチパネルも入力インターフェース部204に含まれる。
出力インターフェース部205は、表示部、音出力部などを備え、表示、音などの出力を行う出力インターフェースを一括して示す。
図5を参照して、看視サーバ400の構成例について説明する。同図の看視サーバ400は、通信部401、制御部402及び記憶部403を備える。
通信部401は、ネットワークNT経由で看視者端末装置200(保育士端末装置200−1、保護者端末装置200−2)、補助端末装置300、中継装置11などと通信を行う。
制御部402は、情報収集部421、分析部422、通知部423、及び看視記録提供部424の各機能部を備える。これらの機能部は、看視サーバ400が備えるCPUがプログラムを実行することより実現される。
異常な状態として判定対象とする症状の項目については、例えば風邪などの兆候、呼吸不全、感情の大きな乱れなど、複数項目にわたってよい。
また、園児が異常な状態か否かの判定のためのアルゴリズムについては特に限定されない。1つの症状に対応する異常な状態か否かの判定にあたっては、生体情報としての体温、血圧、脈拍、発汗状態、呼吸状態、運動量、音声のうちの特定の1つを用いてもよいし、これらの生体情報が複合的に用いられてもよい。さらには、これらの生体情報に加えて、例えば看視サーバ400が取得した天気の情報や、周囲の温度の情報などが組み合わされてもよい。周囲の温度の情報は、例えば近傍の補助端末装置300などが計測し、計測値を保育関連情報として看視サーバ400に送信するようにされればよい。
なお、異常の発生に即座に対応できる看視者は、保育園1にいる保育士であるので、保育士端末装置200−1のみに異常発生通知が行われるようにしてもよい。異常発生通知には異常な状態にあることが判定された園児を示す情報が含まれる。園児を示す情報としては、名前などの他、園児を撮影した写真の画像などが含まれてもよい。看視者端末装置200は、異常発生通知を受信したことに応じて、異常発生警告の出力を行うにあたり、このような園児を示す情報を表示することができる。これにより、例えば異常発生警告の出力を受けた保育士は、異常が発生した園児が誰であるのかを的確に把握し、迅速に対応できる。
前述のように、図2の保育日誌においては、事象の記録と、時間経過に応じた体調の変化と、時間経過に応じた感情の変化とが、共通の時間軸のもとで表示される。このような表示のため、看視記録提供部424は、分析部422により分析された園児ごとの体調についての指標値、感情の指標値をそれぞれ時間軸に沿ってプロットし、体調提示エリアAR14、感情提示エリアAR15にて線グラフとして表現されるようにする。また、看視記録提供部424は、保育関連情報として取得された園児の事象記録に応じたアイコンを時刻ごとに対応させて事象提示エリアAR13に配置させる。
看視記録提供部424は、上記のように保育日誌、アクティビティ記録が登録されたことに応じて、前述のように保育日誌作成通知、アクティビティ記録作成通知を看視者端末装置200に対して送信する。このように、看視記録提供部424は、保育日誌、アクティビティ記録の閲覧に対応するウェブサーバの管理に関する処理を行う。
また、看視記録提供部424は、看視者端末装置200からのアクセスに応じて、アクセスされたウェブページのデータを看視者端末装置200に送信する。このようにして、看視者端末装置200にて保育日誌やアクティビティ記録の閲覧が行われる。
しかしながら、看視者端末装置200からの保育日誌またはアクティビティ記録の閲覧のためのアクセスは、汎用のウェブブラウザを使用してURLを指定することにより行われるようにしてよい。この場合にも、ユーザアカウントと暗証番号の入力などによるログイン認証が必要なようにして、当事者のみが閲覧できるようにすることが好ましい。
園児識別子の領域は、対応の園児を一意に識別する園児識別子を格納する。
園児基本情報の領域は、対応の園児についての基本的な情報を含む園児基本情報を格納する。同図の例では、園児基本情報としてのファイルを格納した例が示されている。園児基本情報のファイルには、例えば、園児の氏名、性別、生年月日、年齢(月齢)、保護者の氏名、住所などの情報が含まれる。
出欠フラグについては、例えば、保育士用アプリケーション上で表示される出欠入力画面に対する操作によって園児ごとの出欠を入力した結果が反映されるようにすればよい。また、このような出欠入力画面についても前述のアクティビティ入力画面のように、担当の保育士の看視対象の園児ごとにチェックボックスを対応させた態様として、初期画面としては、出席を示すチェックが予め各園児のチェックボックスに付されているようにしてよい。
保育士端末装置200−1または補助端末装置300は、園児が登園した旨の入力操作が行われたことに応じて、園児識別子とともに登園通知を看視サーバ400に送信する。登園通知の受信に応じて、看視サーバ400は、対応の園児情報の登退園情報における登園時刻の領域に、登園通知の受信に対応した時刻を登録する。
退園時刻についても、上記の登園時刻の登録に準じて、園児が退園した際に、保育士が保育士端末装置200−1または補助端末装置300に対する操作を行うことに応じて同様に登録が行われる。
また、保育士が登園、退園についての入力操作を忘れる可能性があることを考慮し、以下のように、登園、退園についての入力操作のし忘れについての警告が行われるようにしてもよい。
登園についての入力操作が行われていない場合には、園児は保育園1内にいるのにかかわらず、対応の登退園情報における登園時刻が未登録の状態にある。また、退園についての入力操作が行われていない場合には、園児は保育園1外にいるのにかかわらず、対応の登退園情報における退園時刻が未登録の状態にある。
そこで、この場合のウェアラブル端末装置100は、位置測定部105により測定された位置情報を看視サーバ400に送信する。看視サーバ400は、園児ごとに、ウェアラブル端末装置100から送信された位置情報が示す位置と、登退園情報における登園時刻及び退園時刻とを参照する。
看視サーバ400は、参照の結果、位置情報が示す位置は保育園1内に対応する位置範囲に含まれているが、登園時刻について登録がない状態の場合には、例えば該当の園児の担当者である保育士の看視者端末装置200に登園時刻未登録通知を送信する。このような通知の送信は、通知部423が行えばよい。登園時刻未登録通知には、例えば該当の園児を示す情報(名前、写真など)が含まれる。看視者端末装置200は、登園時刻未登録通知の受信に応じて、該当の園児の提示とともに、登園の旨の入力操作が行われていないことの警告出力を行う。この場合の警告出力は、メッセージ表示、音、バイブレータなどにより行われればよく、該当の園児の提示は表示によって行われればよい。そのうえで、このような警告出力は、プッシュ通知を伴うものであってもよい。また、このような警告出力は、警告出力部223が行えばよい。
また、看視サーバ400は、位置情報が示す位置は保育園1内に対応する位置範囲に含まれていないが、退園時刻について登録がない状態の場合には、該当の園児の担当者である保育士の看視者端末装置200に退園時刻未登録通知を送信する。退園時刻未登録通知には、例えば該当の園児を示す情報(名前、写真など)が含まれる。看視者端末装置200は、退園時刻未登録通知の受信に応じて、該当の園児の提示とともに、退園の旨の入力操作が行われていないことの警告出力を行う。
なお、看視サーバ400は、出欠フラグについては、登園時刻が登録されたことに応じて、出席していることを示す「1」を設定するようにしてもよい。この場合には、保育士が出欠に関する関連情報の入力操作を行わなくともよくなる。
例えば、看視サーバ400は、看視対象から除外した園児については、保育士用アプリケーション上で表示される各種保育関連情報の入力画面において保育関連情報の入力対象として提示されないようにして入力画面を作成することができる。これにより、例えば現在において保育園で預かっている状態にない園児についてまで誤って保育関連情報を入力してしまうような無駄な操作が防がれる。
保育関連情報記憶部433は、看視者端末装置200(保育士端末装置200−1、保護者端末装置200−2)や補助端末装置300から送信された保育関連情報を記憶する。
担当保育士情報は、例えば保育士端末装置200−1にて動作する保育士用アプリケーションが、例えば前述のアクティビティ入力画面のように、保育士が担当する園児についてのリストを表示させるような場合に利用される。例えば保育士用アプリケーションは、起動後における所定のタイミングで、使用者である保育士に対応する担当保育士情報を看視サーバ400から取得する。
図7のフローチャートを参照して、本実施形態の看視システムが園児の異常発生通知に対応して実行する処理手順例について説明する。
まず、ウェアラブル端末装置100が実行する処理手順例について説明する。ウェアラブル端末装置100における制御部102は、生体情報の送信タイミングとして定められた一定時間が経過するのを待機する(ステップS101−NO)。
ウェアラブル端末装置100において、制御部102は、一定時間が経過すると(ステップS101−YES)、生体情報検出部103により検出される生体情報(体温、血圧、脈拍、発汗状態、呼吸状態、運動量)と、収音部104により収音して得られた音声を取得する(ステップS102)。なお、音声に関しては、制御部102は、例えば前回の生体情報の送信に際して送信した音声に続いて収音された音声をバッファリングしておき、ステップS102に対応するタイミングで、バッファリングされていた音声を取得するようにされればよい。
制御部102は、ステップS102にて取得した生体情報(体温、血圧、脈拍、発汗状態、呼吸状態、運動量、及び音声)を、中継装置11経由で看視サーバ400に送信する(ステップS103)。
生体情報が受信されると(ステップS201−YES)、分析部422は、受信された生体情報に基づいて、対応の園児の体調、感情についての分析を実行する(ステップS202)。また、分析部422は、ステップS202により得られた分析結果を、看視記録(保育日時、アクティビティ記録)の作成に利用できるように、時刻と対応付けて分析結果記憶部432に記憶する。
一方、異常が発生していないことが判定された場合(ステップS203−NO)、同図の処理が一旦終了され、ステップS201の処理に戻される。
警告出力部223は、異常発生通知が受信されると(ステップS301−YES)、出力インターフェース部205により異常発生警告を出力させる(ステップS302)。この際、警告出力部223は、例えば出力インターフェース部205が備える表示部により、異常が発生した園児についての情報とともに、異常が発生したことを報知するメッセージが表示されるように制御する。また、警告出力部223は、出力インターフェース部205が備える音出力部から警告音が出力されるように制御する。また、警告出力部223は、出力インターフェース部205が備えるバイブレータを振動させるように制御してもよい。
まず、ウェアラブル端末装置100は、図7のステップS101〜S103の処理を実行する。つまり、ウェアラブル端末装置100は、異常発生通知に関連する処理と、看視記録の作成に関連する処理とで、ステップS101〜S103としての共通の処理を実行すればよい。
看視者端末装置200において、情報入力受付部221は、看視者(保育士または保護者)の操作によって保育関連情報が入力されるのを待機している(ステップS401−NO)。
保育関連情報が入力されると(ステップS401−YES)、情報入力受付部221は、保育関連情報の入力を受け付ける。そして、情報入力受付部221は、入力された保育関連情報を看視サーバ400に送信する(ステップS402)。
保育関連情報が受信された場合(ステップS211−YES)、保育関連情報記憶部433は、受信された保育関連情報を、保育関連情報記憶部433に記憶させる(ステップS212)。
保育日誌作成指示は、例えば保育士が保育士端末装置200−1で動作する保育士用アプリケーションに対する操作に応じて得られればよい。あるいは、例えば1日における予め定められた時刻に至ったことに応じて得られてもよい。
なお、特定の園児を指定したうえで保育日誌作成指示が行われるようにしてもよい。ステップS213にて得られた保育日誌作成指示が特定の園児を指定するものであった場合には、ステップS214において指定された園児の保育日誌を作成すればよい。
ステップS214にて、看視記録提供部424は、分析結果記憶部432に記憶された園児の体調、感情についての分析結果と、保育関連情報記憶部433に記憶される保育関連情報とを利用して、図2に例示した態様の保育日誌のウェブページを作成する。看視記録提供部424は、作成した保育日誌のウェブページのデータを、看視記録記憶部435が記憶する保育日誌閲覧用のウェブサイトのデータに登録する。
アクティビティ記録作成指示も、保育日誌作成指示と同様に、例えば保育士が保育士端末装置200−1で動作する保育士用アプリケーションに対する操作に応じて得られればよい。あるいは、例えば1日における予め定められた時刻に至ったことに応じて得られてもよい。
一方、アクティビティ記録作成指示が得られた場合(ステップS216−YES)、看視記録提供部424は、アクティビティ記録を作成する処理を実行する(ステップS217)。
ステップS217にて、看視記録提供部424は、作成対象のアクティビティの時間帯において、分析結果記憶部432に記憶された分析結果と、保育関連情報記憶部433に記憶される保育関連情報とを利用して、アクティビティ記録のウェブページを作成する。看視記録提供部424は、作成したアクティビティ記録のウェブページのデータを、看視記録記憶部435が記憶するアクティビティ記録閲覧用のウェブサイトのデータに登録する。
続いて、第2実施形態について説明する。先の実施形態においては、図7のウェアラブル端末装置100は常に一定時間ごとに生体情報を看視サーバ400に送信するようにしていた。例えばステップS101にて待機する一定時間(待機時間)としては、例えばウェアラブル端末装置100のバッテリーの持続時間や処理負荷などを考慮して数分程度を設定することができる。しかしながら、上記のような数分程度の待機時間とした場合、園児に異常が発生した場合には、即座に異常発生通知が行われず、或る程度の時間を経過してから異常発生通知が行われる場合がある。この場合には、園児に異常が発生してから看視者がそのことに気付くまでにある程度の時間を要する。園児に異常が発生した場合には、その旨が即座に看視者に報知されるようにすることが好ましい。
そこで、本実施形態においては、園児の異常の発生に応じて即座に異常発生警告の出力が行われるようにする。
一定時間が経過していない場合(ステップS503−NO)、制御部102は、ステップS501に処理を戻す。一方、一定時間が経過した場合には(ステップS503−YES)、最後のステップS501にて取得された生体情報を看視サーバ400に対して送信する。
続いて、第3実施形態について説明する。第3実施形態においては、ウェアラブル端末装置100から送信される位置情報を利用して、看視サーバ400が、園児が迷子となった状況にあるか否かについての判定(迷子判定)を行う。ここで、園児が迷子となった状況とは、看視者が看視対象とする範囲(看視範囲)の外に移動した状況を指す。
看視サーバ400は、迷子となった状況にあると判定した場合に、園児が迷子となったことを看視者端末装置200に通知する。通知を受けた看視者端末装置200は、迷子が発生したことの警告を出力する。
また、本実施形態の看視システムでは、園児が保育園1内にいる場合と、保育士に引率されて保育園1から外出している場合とで、アルゴリズムを切り替えて園児が迷子となったか否かの判定が行われる。以下、本実施形態の看視システムの構成例について説明する。
また、本実施形態の看視者端末装置200は、位置測定部206(図4)を備える。看視者端末装置200の制御部202は、位置測定部206の測定により得られた位置情報を、通信部201から看視サーバ400に送信させる。
まず、ウェアラブル端末装置100が実行する処理手順例について説明する。ウェアラブル端末装置100において制御部102は、一定時間ごとに位置測定部105に位置測定処理を実行させる(ステップS601)。制御部102は、ステップS601により測定された位置を示す位置情報を看視サーバ400に送信する(ステップS602)。ステップS602にて看視サーバ400に送信される位置情報には、対応の園児の園児識別子が付加される。
なお、情報収集部421は、ステップS802において、これまでに記憶されていた位置情報を更新することなく、新たに追加するように位置情報を記憶させてもよい。この場合、看視者端末装置200から送信された位置情報を時間経過に応じたログ(履歴)として管理できる。
ウェアラブル端末装置100からの位置情報が受信されなかった場合には(ステップS803−NO)、ステップS801に処理が戻される。
一方、園児が外出中である場合(ステップS805−YES)、通知部423は、ステップS802にて記憶された位置情報が示す位置(引率者位置(看視基準位置の一例))と、ステップS803にて受信された位置情報が示す位置との距離を算出する(ステップS807)。
一方、ステップS806またはステップS807により算出された距離が閾値以上であった場合(ステップS808−YES)、保育園1内にいるはずの園児が保育園1の外にいる、あるいは、外出中の園児が引率の保育士の目の届かない場所にいることになる。つまり、園児は迷子となっている状況にある可能性が高い。この場合、通知部423は、迷子発生通知を看視者端末装置200に送信する(ステップS809)。
また、ステップS809にて送信される迷子発生通知には、迷子であることが判定された園児についての名前、写真、位置情報などの情報が付加される。
警告出力部223は、迷子発生通知が受信されると(ステップS901−YES)、迷子発生警告を出力させる(ステップS902)。この際、警告出力部223は、例えば出力インターフェース部205が備える表示部にて、迷子発生通知に付加されていた園児についての情報の表示とともに、迷子となったことを報知するメッセージが表示されるように制御する。この場合にも、警告出力部223は、異常発生警告の場合と同様に、出力インターフェース部205が備える音出力部から警告音が出力されるように制御する。また、警告出力部223は、出力インターフェース部205が備えるバイブレータを振動させるように制御してもよい。さらに、警告出力部223は、園児についての情報の表示として、受信された迷子発生通知に付加されていた園児の位置情報を利用して、園児の位置を示す情報を表示させるようにしてもよい。具体例として、警告出力部223は、例えば外部の地図コンテンツを提供するシステムと連携し、地図上で園児の位置を示す画像を表示させてもよい。
なお、上記各実施形態の構成は、保育業務だけではなく、例えば介護業務などにも適用できる。
Claims (8)
- 看視対象者に装着されるウェアラブル端末装置と、看視者が使用する看視者端末装置と、情報管理装置とを備える看視システムであって、
前記ウェアラブル端末装置は、
当該ウェアラブル端末装置を装着する看視対象者の生体情報を検出する生体情報検出部を備え、
前記看視者端末装置は、
看視対象者ごとに生じた事象に関する事象情報の入力を受け付ける情報入力受付部を備え、
前記情報管理装置は、
前記生体情報検出部により検出された生体情報に基づいて看視対象者の体調と感情との分析を行う分析部と、
看視対象者ごとに対応する看視記録を端末装置にて提示させるにあたり、前記情報入力受付部により入力された事象情報が示す事象と、前記分析部により分析された体調と感情とが一画面において共通の時間軸に対応させて表示されるようにする看視記録提供部と
を備える看視システム。 - 看視対象者の行動範囲において所定の場所に設置される補助端末装置をさらに備え、
前記補助端末装置は、
操作に応じて、設置された場所に対応して生じた事象に関する事象情報を入力する
請求項1に記載の看視システム。 - 前記分析部は、
看視環境のもとで行われるアクティビティに対応して得られた看視対象者ごとの体調と感情との分析の結果に基づいて、さらに看視対象者についての所定の分析を行い、
前記看視記録提供部は、前記所定の分析の結果が反映されたアクティビティ記録を、前記端末装置にて提示させる
請求項1または2に記載の看視システム。 - 前記ウェアラブル端末装置は、
収音を行う収音部をさらに備え、
前記分析部は、前記収音部が収音して得られた音声を含む生体情報に基づいて分析を行う
請求項1から3のいずれか一項に記載の看視システム。 - 前記情報入力受付部は、
操作に応じた文字情報の入力を受け付けるにあたり、予め用意された定型文を編集する操作によって作成された文字情報の入力を受け付ける
請求項1から4のいずれか一項に記載の看視システム。 - 前記情報入力受付部は、
複数の選択項目のうちから1以上を選択する選択形式のもとで選択された選択項目の入力を受け付けるにあたり、全ての選択項目が予め選択された状態を提示し、選択対象ではない選択項目の選択を解除する操作を受け付ける
請求項1から5のいずれか一項に記載の看視システム。 - 看視対象者に装着されるウェアラブル端末装置と、看視者が使用する看視者端末装置と、情報管理装置とを備える看視システムにおける看視記録提供方法であって、
前記ウェアラブル端末装置において、当該ウェアラブル端末装置を装着する看視対象者の生体情報を検出する生体情報検出ステップを実行し、
前記看視者端末装置において、看視対象者ごとに生じた事象に関する事象情報の入力を受け付ける情報入力受付ステップを実行し、
前記情報管理装置において、前記生体情報検出ステップにより検出された生体情報に基づいて看視対象者の体調と感情との分析を行う分析ステップと、
看視対象者ごとに対応する看視記録を端末装置にて提示させるにあたり、前記情報入力受付ステップにより入力された事象情報が示す事象と、前記分析ステップにより分析された体調と感情とが一画面において共通の時間軸に対応させて表示されるようにする看視記録提供ステップとを実行する
看視記録提供方法。 - 看視対象者に装着されるウェアラブル端末装置と、看視者が使用する看視者端末装置と、情報管理装置とを備える看視システムのプログラムであって、
前記ウェアラブル端末装置としてのコンピュータを、
当該ウェアラブル端末装置を装着する看視対象者の生体情報を検出する生体情報検出部として機能させ、
前記看視者端末装置としてのコンピュータを、
看視対象者ごとに生じた事象に関する事象情報の入力を受け付ける情報入力受付部として機能させ、
前記情報管理装置としてのコンピュータを、
前記生体情報検出部により検出された生体情報に基づいて看視対象者の体調と感情との分析を行う分析部、
看視対象者ごとに対応する看視記録を端末装置にて提示させるにあたり、前記情報入力受付部により入力された事象情報が示す事象と、前記分析部により分析された体調と感情とが一画面において共通の時間軸に対応させて表示されるようにする看視記録提供部として機能させるための
プログラム。
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