JP2018093941A - スロットマシン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】所定表示結果として、中段リプまたは右上がりリプと、特定表示結果として転落リプとを導出可能であり、特定表示結果が導出されたときと、所定表示結果が導出されたときとで、再遊技が付与され、特定表示結果が導出されたときの方が、前記所定表示結果が導出されたときよりも遊技者にとって不利となる場合があり、RT1およびRT3)のうちのいずれであっても、所定表示結果が導出されたときに、特定演出を実行可能であり、RT1で特定表示結果が導出されたときに、特定演出を実行する一方、RT3で特定表示結果が導出されても、特定演出を実行しない。
【選択図】図23
Description
前記可変表示部を変動表示した後、前記可変表示部の変動表示を停止することで表示結果を導出し、該表示結果に応じて入賞が発生可能なスロットマシンにおいて、
所定表示結果(たとえば、中段ベル)と特定表示結果(たとえば、右下がりベル)とを含む複数の表示結果から、導出を許容する表示結果を決定する(たとえば、内部抽選)事前決定手段と、
導出された表示結果に応じた遊技用価値(たとえば、メダルおよび再遊技)を付与する付与手段と、
特定演出(たとえば、図23(D)示すように、ピローンという音を出力する導出時音出力およびリールフラッシュなど)を実行可能な演出実行手段(たとえば、サブ制御部91)とを備え、
前記特定表示結果が導出されたときと、前記所定表示結果が導出されたときとで、前記付与手段により付与される遊技用価値は同一であり(たとえば、中段ベルおよび右下がりベルのいずれが導出されたときであっても8枚のメダルが付与され)、
前記特定表示結果が導出されたときの方が、前記所定表示結果が導出されたときよりも遊技者にとって不利となる場合があり(たとえば、図28に示すアイテムATにおいて、中段ベルが導出されたときには、アイテムのライフは減少しないが、右下がりベルが導出されたときには、アイテムのライフは減少し)、
前記演出実行手段は、
第1状況(たとえば、非アイテムAT)および第2状況(たとえば、アイテムAT)のうちのいずれであっても、前記所定表示結果が導出されたときに、該所定表示結果に応じた特定演出を実行可能であり(たとえば、図22Eおよび図22Gに示すように、非アイテムAT中およびアイテムAT中に関わらず、中段ベルが導出されたときには、特定演出が実行され)、
前記第1状況で前記特定表示結果が導出されたときに、該特定表示結果に応じた特定演出を実行可能であり(たとえば、図22Gに示すように、非アイテムAT中では右下がりベルが導出されたときには、特定演出が実行され)、
前記第2状況で前記特定表示結果が導出されても、該特定表示結果に応じた特定演出を実行しない(たとえば、図22Fに示すように、アイテムAT中では、右下がりベルが導出されたときには、特定演出が実行されない)。
前記所定表示結果に応じた特定演出は、前記所定表示結果が導出されたときには、特定態様で可変表示部を発光させる発光制御(たとえば、リールフラッシュ)、および前記特定表示結果の導出に対応した音を出力させる音出力制御(たとえば、キラーンという音を出力する導出時音出力)のうち、少なくとも一方が実行される演出であり、
前記特定表示結果に応じた特定演出は、前記特定表示結果が導出されたときには、特定態様で可変表示部を発光させる発光制御(たとえば、リールフラッシュ)、および前記特定表示結果の導出に対応した音を出力させる音出力制御(たとえば、キラーンという音を出力する導出時音出力)のうち、少なくとも一方が実行される演出である。
前記特定表示結果および前記所定表示結果は、再遊技を付与する再遊技表示結果(たとえば、リプレイ)であり、
前記スロットマシンは、
賭数の設定に使用可能な遊技用価値を記憶する遊技用価値記憶手段(たとえば、クレジットカウンタ)と、
単位遊技に対して設定されている賭数を記憶する賭数記憶手段(たとえば、BETカウンタ)と、
前記再遊技表示結果が導出されたときに、前記遊技用価値を用いることなく次の単位遊技が開始可能となるように前記賭数記憶手段に記憶されている賭数を更新する(たとえば、自動BET処理)更新手段(たとえば、メイン制御部41)と、
全ての可変表示部が停止されて再遊技表示結果が導出されたときに、所定コマンド(たとえば、リプレイ時メダル投入コマンド)を送信する送信手段(たとえば、メイン制御部41)と、
前記再遊技表示結果が導出されたときに前記消去制御手段により送信された消去コマンドに基づいて、前記更新手段による更新に応じた特定音を出力する(たとえば、自動BET音出力)音出力手段とをさらに備え、
前記特定表示結果に応じた特定演出、および前記所定表示結果に応じた特定演出は共に前記特定音の出力を含む(たとえば、図22Aに示すように、特定演出は、自動BET音出力を含む)。
前記演出実行手段は、前記第2状況で前記特定表示結果が導出されたときには、前記特定演出を実行せずに、遊技者にとっての有利度を示唆する示唆演出(たとえば、図24(D)に示す設定示唆演出)を実行可能である(たとえば、図23Cに示すように、特定演出が実行されない場合には、設定示唆演出が実行される)。
第1状態(たとえば、RT2)と、該第1状態よりも有利な第2状態(たとえば、RT3)とを含む複数の状態のうちのいずれかに制御可能な状態制御手段(たとえば、メイン制御部41)をさらに備え、
前記状態制御手段は、前記第2状態中に前記特定表示結果(たとえば、転落リプ)が導出されたときには、前記第1状態に制御し、
前記第2状況は、前記第2状態に制御されている状況であり、
前記所定表示結果は、再遊技を付与する所定再遊技表示結果を含み(たとえば、変形例に示すように、所定表示結果は中段リプまたは右上がりリプであり)、
前記特定表示結果は、再遊技を付与する特定再遊技表示結果を含み(たとえば、特定表示結果は、転落リプであり)、
前記演出実行手段は、前記特定表示結果が導出された可変表示部の視認性を向上させる発光制御(たとえば、リールフラッシュ)、および前記特定表示結果の導出に対応した音を出力させる音出力制御のうち(たとえば、導出時音出力)、少なくとも一方を、前記特定演出として実行可能であり、
前記第2状態中に、前記特定再遊技表示結果が導出されたときには、前記特定演出を実行しない。
前記所定表示結果は、再遊技を付与する所定再遊技表示結果を含み(たとえば、所定表示結果は中段リプまたは右上がりリプであり)、
前記特定表示結果は、再遊技を付与する特定再遊技表示結果を含み(たとえば、特定表示結果は、転落リプであり)、
前記スロットマシンは、
第1状態(たとえば、RT2)と、該第1状態よりも有利な第2状態(たとえば、RT3)とを含む複数の状態のうちのいずれかに制御可能な状態制御手段(たとえば、メイン制御部41)と、
賭数の設定に使用可能な遊技用価値を記憶する遊技用価値記憶手段(たとえば、クレジットカウンタ)と、
単位遊技に対して設定されている賭数を記憶する賭数記憶手段(たとえば、BETカウンタ)と、
前記再遊技表示結果が導出されたときに、前記遊技用価値を用いることなく次の単位遊技が開始可能となるように前記賭数記憶手段に記憶されている賭数を更新する(たとえば、自動BET処理)更新手段と、
前記再遊技表示結果が導出されたときにおける前記更新手段による更新に応じた特定音を出力可能な(たとえば、自動BET音出力)音出力手段とをさらに備え、
前記状態制御手段は、前記第2状態中に前記特定表示結果が導出されたときには、前記第1状態に制御し(たとえば、RT3中に転落リプが導出したときには、RT2に制御され)、
前記第2状況は、前記第2状態に制御されている状態であり、
前記音出力手段は、前記第2状態中に、前記特定再遊技表示結果が導出されたときには、前記特定音を出力しない(図22B参照)。
遊技者にとって有利な有利状態(たとえば、図28に示すアイテムAT)に関する特典(たとえば、図28に示す丸などのアイテム)を付与可能な付与手段(たとえば、メイン制御部41)をさらに備え、
前記付与手段により付与された特典が使用されている使用状態(たとえば、アイテムの使用状態)で前記特定表示結果が所定回数、導出されるまで、前記有利状態への制御を継続し(たとえば、丸のアイテムについては、右下がりベルが5回導出されるまで継続し)、
前記使用状態において、前記特定表示結果が所定回数導出されたときに、前記使用状態の特典は喪失され(たとえば、丸のアイテムが使用状態であるときにおいて右下がりベルが5回導出されると丸のアイテムは喪失し)、
複数の特典が付与されているときにおいて(たとえば、丸のアイテムと二重丸のアイテムとが付与されているときにおいて)、該複数の特典のうち1の特典が喪失された後には、前記複数の特典のうちの残りの特典が使用されている使用状態となる(たとえば、丸のアイテムが喪失されたときには、二重丸のアイテムが使用状態となる)。
前記特定表示結果および前記所定表示結果は共に入賞を発生させる表示結果であり(たとえば、特定表示結果は右下がりベルである一方、所定表示結果は中段ベルであり)、
遊技用価値は、導出された表示結果により発生した入賞に応じて払出される遊技媒体(たとえば、メダル)である。
前記演出実行手段は、
前記所定表示結果に応じた特定演出を、該所定表示結果に応じて付与される遊技用価値に対応する期間に亘って実行し(たとえば、所定表示結果が8枚のメダルを払出す中段ベルである場合には、メダル払出音出力として、ドゥンという音を8回出力し)、
前記特定表示結果に応じた特定演出を、該特定表示結果に応じて付与される遊技用価値に対応する期間に亘って実行する(たとえば、特定表示結果が8枚のメダルを払出す右下がりベルである場合には、メダル払出音出力として、ドゥンという音を8回出力する)。
メイン制御部41は、ボーナスやRT2などの有利な状態に加えて、AT(アシストタイム)に関する制御(後述するアイテムの記憶などを含む)を実行可能である。メイン制御部41は、ATに制御するか否かのAT抽選を実行する。また、メイン制御部41は、AT抽選でATに制御すると決定した場合にATに制御し、押し順役が当選したゲームでは、正解手順を特定可能な情報を報知するナビ演出を実行するための処理を実行する。
サブ制御部91は、特定表示結果が導出されたときに、特定演出を実行可能である。特定表示結果は、たとえば、移行表示結果(図7に示す1枚ベル、転落リプ、ベルこぼし)などを含む。特定演出は、特定表示結果が導出されたことを示唆または報知する演出である。該特定演出を実行することにより、遊技者に特定表示結果が導出されたことを認識させることができる。また、特定演出は、リールフラッシュ、導出時音出力、メダル払出音出力、自動BET音出力、メダル付与表示のうちの少なくとも1つを含む。本実施形態の特定演出はこれら全てを含む。
図22は、制御されている制御状態および内部抽選の当選状況に対応付けて、特定演出の実行有無、特定演出の内容などを説明するための図である。また、図22の各項目には、参照符号A〜Gを付している。
次に、図23を用いて、RT1中に転落リプが入賞した場合を説明する。図23は、図22Aに示すように、不利RT(RT1)中に転落リプが導出した場合の詳細を説明するための図でもある。
次に、図24を用いて、RT3中に転落リプが入賞した場合を説明する。図24は、図22Bに示すように、有利RT(RT3)中に転落リプが導出した場合の詳細を説明するための図でもある。
次に、コマンド関連処理の一部と、特定演出関連処理について説明する。まず、図25を用いて、メイン制御部41により実行されるコマンド関連処理を説明する。まず、S2において、第3停止が終了したか否かが判断される。第3停止の終了とは、第3停止したストップスイッチから遊技者の指が離されたことである。第3停止が終了するまで、S2の判断が繰り返される。S2において、YESと判断されると、S4に進む。S4において、入賞判定処理が実行される。入賞判定処理は、第3停止されたことにより導出された表示結果が入賞を発生させるか否かを判定する処理である。
次に、設定示唆演出について説明する。図22などで説明したように、特定演出が実行されない場合には、設定示唆演出が実行され得る。特定演出が実行されない場合には、まず、設定示唆演出が実行されるか否かを決定する設定示唆演出実行有無抽選が実行される。該設定示唆演出実行有無抽選は、前述した所定の設定示唆確率に基づいて実行される。該設定示唆演出実行有無抽選により、設定示唆演出の実行が決定されたときには、実行される設定示唆演出の種別を決定するための設定示唆演出種別抽選が実行される。該設定示唆演出種別抽選は、図27に示す設定示唆演出種別抽選用テーブルを用いて実行される。
次に、アイテムATに説明する。本実施形態では、アイテムAT以外のATは、付与されたATゲーム数に亘って制御される。一方、アイテムATは、付与されたアイテムに基づく期間に亘って制御される。また、アイテムATは他のAT同様に、押し順役が当選したゲームでは、正解押し順を報知するナビ演出が実行される。
次に、RT1とRT3とで通常リプレイを含むリプレイが導出されたときについて説明する。図29(A)は、RT1のゲームで、通常リプレイが当選した場合を示す図である。RT1は、RT1〜RT4の中で、通常リプレイの当選確率が最も低い状態である(図13参照)。
(1) 本実施形態では、RT1中に移行表示結果(たとえば、図7に示す1枚ベル、転落リプ、およびベルこぼし)が導出されたときには、RT1よりも有利なRT2に制御されるとともに特定演出が実行される(図22A、および図23参照)。したがって、特定演出によりRT2に制御されたことを示唆できる。また、RT3中に特定表示結果が導出されたときには、RT3よりも不利なRT2に制御される一方特定演出が実行されない(図22B、および図24参照)。したがって、RT3よりも不利なRT2に制御されることに起因する不快感を遊技者に感じさせることを防止できる。
本変形例では、ボーナス状態と非ボーナス状態とで小役が導出されたときについて説明する。また、本実施形態では、ボーナス中は、押し順ベルが当選しないと説明したが、本変形例では、ボーナス中では押し順ベルが当選する。また、図10〜図12に示すように、押し順ベルは、48種類存在する。本変形例では、各押し順ベルそれぞれの当選確率は全て、非ボーナス中では、455/65536であるのに対し、ボーナス中では、1365/65536である。ボーナス中の押し順ベルの当選確率の合算値は、65520/65536であり、ボーナス中では、ほぼ、押し順ベルが当選する。また、非ボーナス中とは、ボーナスとは異なる状態をいう。このように、本変形例では、ボーナス中の各押し順ベルの当選確率は、非ボーナス中の各押し順ベルの当選確率の3倍となっている。したがって、ボーナス中では、非ボーナス中と比較して、押し順ベルが頻繁に当選するようになっている。なお、本変形例では、ボーナス中は、押し順ベルしか当選せずに、他の役は当選しないようになっている。
また、RT3では、リプレイが導出されたときには、特定演出が実行されないとして説明した。しかしながら、以下のように構成してもよい。たとえば、RT1において、遊技者にとって有利となる移行表示結果(たとえば、図7に示す1枚ベル、転落リプ、およびベルこぼし)が導出されたときには、特定演出を実行する。また、RT3において、遊技者にとって不利となる移行表示結果が導出されたときには、特定演出を実行しない。また、遊技者にとっての有利度が変わらない表示結果(中段リプおよび右上がりリプなど)が導出されたときには、RT1およびRT3であるかに関わらず特定演出を実行する。有利度が変わらない表示結果とは、たとえば、制御されているRT状態が移行しないことをいう。
(1) 前述の実施形態では、特定演出を実行するか否かの基準は第1〜第3の基準を含む。第1の基準は、遊技者にとって不利となる特定表示結果が導出されたときには特定演出を実行せず、遊技者にとって有利となる特定表示結果が導出されたときには特定演出を実行するというものである。このような第1の基準を設けることにより、「遊技者にとって不利となる特定表示結果が導出されたにも関わらず特定演出が実行される不快感」を遊技者に感じさせることを防止できる。たとえば、図22Aおよび図22Bに示すように、不利RTで転落リプが導出したときには、該不利RTから通常RTに昇格することから、特定演出を実行する一方、有利RTで転落リプが導出したときには、該不利RTから通常RTに昇格することから、特定演出を実行しない。この特定演出の制御は、第1の基準に基づくものである。このように、第1の基準に基づくものであれば、特定演出に対する制御を他の制御としてもよい。たとえば、所定ゲーム(1ゲームも含む)毎に、所定確率でAT抽選を実行するAT特化ゾーン(遊技者にとって有利な状態(期間))に制御可能なスロットマシンにおいて、AT特化ゾーンに制御されているときに、特定表示結果が導出すると、該AT特化ゾーンが終了し、AT特化ゾーンとは異なるゾーン(非AT特化ゾーン)において、特定表示結果が導出すると、AT特化ゾーンに制御されるようにしてもよい。つまり、非AT特化ゾーンに制御されているときにおいて特定表示結果が導出すると、AT特化ゾーンに制御され(遊技者にとって不利となり)、AT特化ゾーンに制御されているときにおいて特定表示結果が導出すると、非AT特化ゾーンに制御される(遊技者にとって有利となる)。このような構成を採用している場合には、非AT特化ゾーンに制御されているときにおいて特定表示結果が導出すると、特定演出を実行し、AT特化ゾーンに制御されているときにおいて特定表示結果が導出すると、特定演出を実行ないようにしてもよい。
有利RTは、不利RTおよび通常RTよりもリプレイの当選確率は高く、該リプレイは、再遊技を付与することから、遊技者にとって、有利な特定表示結果であるとして説明した。しかしながら、該特定表示結果は、遊技者にとって不利な表示結果としてもよく、また、有利度は変わらない表示結果としてもよい。遊技者にとって不利な特定表示結果は、たとえば、制御されている状態を不利な状態にする転落リプとしてもよい。このような構成では、不利な特定表示結果が頻繁に当選する状態では、特定演出は実行されない。したがって、遊技者にとって不利となることに起因する不快感を遊技者に感じさせることを防止できる。これとともに、特定演出が頻繁に制御されることに起因する煩わしさを遊技者に感じさせることを防止できる。また、有利度が変わらない表示結果とは、何ら入賞を発生させないハズレ表示結果である。このようなハズレ表示結果が頻繁に当選する状態では、特定演出は実行されない。したがって、特定演出が頻繁に制御されることに起因する煩わしさを遊技者に感じさせることを防止できる。
特定演出が実行されない代わりに実行される代替演出として、設定示唆演出を例示した。設定示唆演出により示唆される有利度は、現在設定値である。代替演出は、他の有利度を示唆する演出としてもよい。たとえば、他の有利度とは、低確状態および高確状態のいずれであるかであるとしてもよい。つまり、代替演出は、低確状態および高確状態のいずれであるかを示唆する状態示唆演出としてもよい。ここで、高確状態は、低確状態よりも特典(たとえば、ATゲーム)が付与される確率が高い状態である。したがって、高確状態よりも低確状態よりも遊技者にとって有利となる。また、状態示唆演出として、たとえば、高確状態であることを示唆する場合には、特定色(たとえば、紫色)の画像(たとえば、キャラのセリフ)を表示し、低確状態であることを示唆する場合には、所定色(たとえば、白色)の画像(たとえば、キャラのセリフ)を表示するようにしてもよい。
(1) 本実施形態では、ナビ演出は、押し順を報知する演出であるとして説明した。しかしながら、ナビ演出は内部抽選の結果を特定可能とする情報であれば、如何なる情報を報知する演出としてもよい。たとえば、黄色キャラ(ベルを連想させるキャラ)と、青色キャラ(リプレイを連想させるキャラ)とがバトルを行うバトル演出を行い、ベルが当選している場合には、黄色キャラが勝利するバトル演出が実行される。一方、リプレイが当選している場合には、青色キャラが勝利するバトル演出が実行される。
上記実施形態として、入賞の発生に応じて遊技媒体を遊技者の手元に払い出すスロットマシンを説明したが、遊技媒体が封入され、入賞の発生に応じて遊技媒体を遊技者の手元に払い出すことなく遊技点(得点)を加算する封入式のスロットマシンを採用してもよい。基盤とドラムとが流通可能で、筺体が共通なもので基盤のみあるいは基盤とドラムとを遊技機と称する。また、遊技玉を発射して遊技を行うことが可能な遊技領域を備え、遊技領域に設けられた所定領域を遊技玉が通過することに応じて賭数の設定が可能となるスロットマシンであってもよい。
前述した例では、特典として、BB当選、AT当選、ATに制御可能にするATゲーム数など、メダルやパチンコ玉の払出率に直接影響を及ぼす価値を例示した。しかし、特典としては、遊技者にとっての有利度合いを向上させる価値であればよく、たとえば、メダルの払出率に直接影響を及ぼすものではない価値であってもよい。具体的に、AT抽選において通常時よりも高確率でAT当選する高確率状態が設けられている場合において、現在の状態が高確率状態であるか否かを示唆するための確率示唆演出の実行、液晶表示器51に音声とともにプレミア演出の実行(特別キャラクタ出現、次回発生したボーナス中において特別なボーナス中演出実行など)、設定されている設定値を示唆するための設定値示唆演出の実行、一定数を集めることでスロットマシン1が設置された遊技店において定めたサービスと交換可能なポイント付与、特典映像や特典情報を所定のWebサイトにてダウンロードすることが可能な2次元コードを液晶表示器51において表示などであってもよい。
前述した例では、有利な状態として、スロットマシンについては小役の当選確率が所定状態であるときよりも高確率となるビッグボーナス(BB)やATを例示したが、遊技者にとって有利な状態であればこれに限るものではなく、以下においてスロットマシンの例を説明する。
前述した例では、液晶表示器51を用いて演出や報知を行う例を挙げたが、たとえば、スピーカ53,54、リールの背面側(内側)に配置されたバックランプ(上記実施形態のリールLED55)、リールの前面側に配置された透過液晶表示器(リールを目視できるように構成された液晶表示器)、前面扉1bなどに取り付けられたランプやLED、ストップスイッチの振動、ストップスイッチの周囲からの送風、ストップスイッチの温度の変化など、上記の実施形態と異なる手段で演出を実行してもよい。
上記スロットマシンの例では、ATに係る制御をメイン制御部41が実行する例について説明したが、メイン制御部41が実行するATに係る制御としては、AT抽選の実行が挙げられる。AT抽選には、AT抽選の当選または非当選の決定、ATゲーム数をストックするか否かの決定、ATゲーム数の決定、ATゲーム数の上乗せ抽選などが含まれるものであってもよい。また、ATに係る制御としてAT抽選の高確率状態の制御が挙げられる。AT抽選の高確率状態の制御には、AT抽選の当選確率が高確率になる制御、内部抽選の結果に応じてATに制御されるまでの期間を短縮する制御、上乗せ抽選の当選確率やゲーム数を優遇する制御などが含まれる。また、ATに係る制御として、規定ゲーム数のゲームが消化されたときにATに制御することが挙げられる。規定ゲーム数のゲームが消化されたときとして、天井ゲーム数に到達したとき、抽選で決定されたゲーム数に到達したときが含まれる。また、ATに係る制御として、前兆期間を設定する制御が挙げられる。前兆期間を設定する制御には、ATの開始前の前兆期間にたとえば0〜32ゲームの演出を実行する制御が含まれる。また、ATに係る制御として、ペナルティを付与する制御が挙げられる。ペナルティを付与する制御には、ペナルティ内容の決定、ペナルティ期間の決定または設定が含まれる。また、ATに係る制御として、AT中である旨のランプやLEDの点灯制御をメイン制御部41が行うことが挙げられる。
また、設定キースイッチ37をon状態として電源をonすると、設定値表示器24にメイン制御部41のRAMから読み出された設定値が表示値として表示され、リセット/設定スイッチ38の操作による設定値の変更操作が可能な設定変更状態に移行するようにしてもよい。また、設定変更状態に関して、「電源ON」+「設定キースイッチON」+「前面扉開放検出」を条件として、設定変更状態に移行させるようにしてもよい。これにより、前面扉が開放されていない状態での不正な設定変更を防ぐことができる。また、一旦設定変更状態に移行された後は、設定変更状態を終了させる終了条件(設定値確定後に設定キースイッチがOFF操作)が成立するまで前面扉の開閉状態に関わらず設定変更状態を維持するようにしてもよい。これにより、設定変更状態中に前面扉が閉まっても設定変更状態を終了させないため、再度設定変更状態へ移行させる手間を生じさせてしまうことを防ぐことができる。
Claims (1)
- 各々が識別可能な複数種類の識別情報を変動表示可能な可変表示部を備え、
前記可変表示部を変動表示した後、前記可変表示部の変動表示を停止することで表示結果を導出し、該表示結果に応じて入賞が発生可能なスロットマシンにおいて、
所定表示結果と特定表示結果とを含む複数の表示結果から、導出を許容する表示結果を決定する事前決定手段と、
導出された表示結果に応じた遊技用価値を付与する付与手段と、
特定演出を実行可能な演出実行手段とを備え、
前記特定表示結果が導出されたときと、前記所定表示結果が導出されたときとで、前記付与手段により付与される遊技用価値は同一であり、
前記特定表示結果が導出されたときの方が、前記所定表示結果が導出されたときよりも遊技者にとって不利となる場合があり、
前記演出実行手段は、
第1状況および第2状況のうちのいずれであっても、前記所定表示結果が導出されたときに、該所定表示結果に応じた特定演出を実行可能であり、
前記第1状況で前記特定表示結果が導出されたときに、該特定表示結果に応じた特定演出を実行可能であり、
前記第2状況で前記特定表示結果が導出されても、該特定表示結果に応じた特定演出を実行しない、スロットマシン。
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