JP2018093385A - Pwm信号検出回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】発信元のPWM信号のパルス幅を正確に検出することができるようにしたPWM信号検出回路を提供する。【解決手段】親ECUの出力回路12は、PWM信号S1を出力トランジスタ13から出力する。子ECU20の入力回路22は、信号線Lを介して入力信号S2を受信する。車載電源VBでプルアップした信号S2を、ダイオード25を介して直流電源VDの信号S3にレベル変換する。信号S3は、コンパレータ26の反転入力端子に抵抗27を介した信号S4として、非反転入力端子にローパスフィルタ28を介した信号S5として入力される。コンパレータ26は、ローパスフィルタ28によって遅れる信号S5で、PWM信号S1のレベルが変化すると、エッジタイミングで出力信号S6を得ることができる。【選択図】図1
Description
本発明は、PWM信号検出回路に関する。
車両などで複数のECU(Electronic Control Unit)が設けられる環境では、ECU間で通信を行うものがある。通信で用いる信号の受信では、バッテリの電源電圧を利用したコンパレータを用い、電源電圧の1/2のレベルを閾値としてハイレベル、ローレベルの判定をしている。
この場合、送信側のECUから通信路を介して受信側のECUに信号を送信する際に、各ECUの入力部にノイズ吸収用のコンデンサが設けられるものでは、この部分がフィルタとして機能するため、信号の立ち上がりが鈍ることがある。このため、受信側のECUでは誤差が生ずる。特に、PWM信号を授受する通信においては、PWM信号のパルス幅が誤差を生ずることとなり、通信精度が要求される場合には正確な受信が行えなくなることがある。
本発明は、上記事情を考慮してなされたもので、その目的は、発信元のPWM信号のパルス幅を正確に検出することができるようにしたPWM信号検出回路を提供することにある。
請求項1に記載のPWM信号受信回路は、外部から通信路を介して受信するPWM信号を受信して出力するPWM信号受信回路であって、前記受信するPWM信号のレベルを変換するレベルシフト部と、前記受信するPWM信号を、2つの入力端子の一方にフィルタを介さずに入力し、他方に前記第1ローパスフィルタを介して入力することで前記PWM信号のレベル変化を検出するコンパレータとを備えている。
上記構成を採用することにより、外部から通信路を介してPWM信号を受信すると、レベルシフト部により受信したPWM信号のレベルを変換して出力する。コンパレータは、レベル変換されたPWM信号を、一方の入力端子にフィルタを介さずに入力され、他方の入力端子に第1ローパスフィルタを介して入力される。レベル変換されたPWM信号が直接入力された入力端子では、外部から入力されたPWM信号の変化とほぼ同じタイミングでレベルが変化する。一方、レベル変換されたPWM信号が第1ローパスフィルタを介して入力される他方の入力端子では、急激な変化に追随しない緩やかな変化でレベルが変化する。これにより、コンパレータでは、両入力端子から入力されるレベル変換されたPWM信号のレベルの変化が異なることで差が発生し、外部から入力したPWM信号が変化するタイミングとほぼ同じタイミングで変化する出力信号を得ることができる。したがって、発信元のPWM信号のパルス幅を正確に検出してデューティ比を精度良く検出することができる。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について、図1〜図3を参照して説明する。
ECU間での通信環境を示す図2において、親ECU10は、CPU11およびCPU11で作成されたPWM信号を出力する出力回路12を備えている。CPU11は、他のECUで用いるPWM信号を生成し、出力回路12に出力する。出力回路12は、信号線Lを介して他のECUである子ECU20にPWM信号を送信する。
以下、本発明の第1実施形態について、図1〜図3を参照して説明する。
ECU間での通信環境を示す図2において、親ECU10は、CPU11およびCPU11で作成されたPWM信号を出力する出力回路12を備えている。CPU11は、他のECUで用いるPWM信号を生成し、出力回路12に出力する。出力回路12は、信号線Lを介して他のECUである子ECU20にPWM信号を送信する。
子ECU20は、例えばCPU21および信号線Lを介して入力されるPWM信号を受信するPWM信号検出回路である入力回路22を備える。なお、CPU21に代えて、ASIC(application specific integrated circuit)を用いる構成でも良い。入力回路22は、受信したPWM信号のレベルを調整すると共に信号波形を整形してPWM信号を検出し、CPU21に出力する。
図1は出力回路12および入力回路22の具体的な回路構成を示している。出力回路12は、入力端子AにCPU11からPWM信号S1が入力される。npn型の出力トランジスタ13は、ベースが抵抗14を介して入力端子Aに接続され、抵抗15を介してエミッタと共通にしてグランドに接続されている。また、トランジスタ13のコレクタは抵抗16を介して出力端子Bに接続されている。出力端子Bは、コンデンサ17を介してグランドに接続されている。
出力回路12の出力端子Bは、信号線Lを介して入力回路22の入力端子Cに接続されている。入力回路22において、入力端子Cは、プルアップ抵抗23を介して例えば12Vの車載電源VBにプルアップされ、コンデンサ24を介してグランドに接続されている。ダイオード25は、レベルシフト部とし機能するもので、カソードが入力端子Cに接続され、アノードがコンパレータ26の反転入力端子に抵抗27を介して接続されている。ここで、ダイオード25のアノードはノードDとする。
コンパレータ26は、PWM信号のレベル変化を検出するためのもので、車載電源VBよりも低い電圧例えば5Vの直流電源VDで駆動される。コンパレータ26の非反転入力端子は、第1ローパスフィルタとしてのローパスフィルタ28を介してダイオード25のアノードに接続される。ローパスフィルタ28は、抵抗29aおよびコンデンサ29bを有する。抵抗29aはノードDとコンパレータ26の非反転入力端子との間に接続され、コンデンサ29bはコンパレータ26の非反転入力端子とグランドとの間に接続される。ノードDは、プルアップ抵抗30を介して直流電源VDに接続される。コンパレータ26の出力端子は入力回路22の出力端子Eに接続されると共に、抵抗31を介して直流電源VDに接続されている。
入力回路22の出力端子EはCPU21に接続される。CPU21内部には、入力インターフェースとしてデューティ検出回路40が設けられ、PWM信号のデューティを検出する。デューティ検出回路40は、CPU内部でソフト的に検出するようにすることもできる。
次に、上記構成の作用について図3も参照して説明する。この場合、親ECU10のCPU11で生成されるPWM信号をS1とし、出力回路12の入力端子Aに入力されるものとする。出力回路12は、図3(a)に示すようなPWM信号S1が入力されると、出力トランジスタ13がオンオフ動作して出力端子Bにレベル反転した信号を出力する。
この場合、出力トランジスタ13は、時刻t1までのPWM信号S1がハイレベルの状態では、オン状態となってコレクタがローレベルになり、出力端子Bにローレベルの信号を出力する。また、出力トランジスタ13は、時刻t1からt2の期間のPWM信号S1がローレベルの状態ではオフ状態となってコレクタがオープン状態となり、出力端子Bはコンデンサ17を介してグランドに接続された状態となる。出力トランジスタ13がオフ状態では、コンデンサ17は信号線Lを介して充電されるので、出力端子Bの信号S2はハイレベル状態となる。
そして、この後時刻t2からt3の期間ではPWM信号S1が再びハイレベルの状態となり、出力トランジスタ13はオン状態となってコレクタがローレベルになり、コンデンサ17の電荷が放電されて出力端子Bはローレベルの信号S2を出力する状態となる。
これに対して、子ECU20の入力回路22においては、入力端子Cはプルアップ抵抗23により車載電源VBにプルアップされているので、入力信号S2すなわちダイオード25のカソード側の信号レベルは次のようになる。図3(b)に示すように、出力回路12の出力トランジスタ13がオン状態の時刻t1までの期間では、PWM信号S1がハイレベルで出力信号S2がローレベルであるから、コンデンサ24の電荷が放電されて入力端子Cはローレベルである。
一方、出力回路12の出力トランジスタ13がオフ状態の時刻t1からt2までの期間すなわちPWM信号S1がローレベルになる期間では、入力端子Cは車載電源VBからコンデンサ24および信号線Lを介してコンデンサ17に充電することでハイレベルになる。このとき、入力端子Cの電圧は、プルアップ抵抗23を介して充電されるコンデンサ24の端子電圧であるから、図3(b)に示しているように、プルアップ抵抗23の抵抗値によって決まる時定数で立ち上がりが遅れる。
この後、PWM信号S1がハイレベルに戻り、出力回路12の出力トランジスタ13がオン状態となる時刻t2からt3までの期間では、コンデンサ17および24の電荷がオン状態の出力トランジスタ13を介して放電されるので入力端子Cはローレベルになる。
これに対して、ダイオード25のアノード側のノードDでは、プルアップ抵抗30を介して直流電源VDに接続されているので、入力端子Cがハイレベルの状態では、電位が車載電源VBのレベルまで上昇しないで、直流電源VDのレベルまで上昇することでレベル変換される。この場合、図3(c)に示すように、時刻t1までの期間の入力端子Cがローレベルの状態では、信号S3はローレベルである。
そして、時刻t1からt2の間の入力端子Cがハイレベルに変化する状態では、ダイオード25が介在することで、信号S3のレベルは信号S2とともに上昇し、直流電源VDのレベルに達すると上昇が停止する。また、時刻t2からt3の間の入力端子Cがローレベルに変化する状態では、ダイオード25が順方向に介在することで、信号S3のレベルは信号S2とともに下降してグランドレベルまで低下する。
次に、コンパレータ26においては、時刻t1までの期間では、ノードDの信号S3がローレベルであり、この状態では、信号S4およびS5の両入力がローレベルである。前回の状態で例えばハイレベルを出力した場合には、この状態が継続されるので出力信号S6はハイレベルの状態である。
この後、時刻t1からt2の間での信号S3の変化に伴い、コンパレータ26の反転入力端子への入力信号S4は、図3(d)に示すように、信号S3の変化に追随して上昇する。一方、コンパレータ26の非反転入力端子への入力信号S5は、同じく図3(d)に示すように、ローパスフィルタ28のコンデンサ29bへの充電による電位の上昇の変化をするので、信号S3の変化よりも遅れて上昇する。
この結果、コンパレータ26においては、反転入力端子に入力される信号S4のレベルが、非反転入力端子に入力される信号S5のレベルよりも高い状態で変化していくので、時刻t1からt2の期間においては、図3(e)に示すようにローレベルの出力信号S6を出力する。時刻t1からt2の期間の後半では、コンパレータ26は、両入力信号が同レベルとなるので、出力信号S6の状態はローレベルに保持される。
これにより、入力端子Cの信号S2の波形は、時刻t1で時間遅れを伴って上昇するが、入力信号S4が速く立ち上がり、入力信号S5が遅れを伴って上昇するようにしているので、コンパレータ26は、ほぼ時刻t1の時点つまり立ち上がりエッジでレベルがローレベルに変化する出力信号S6を得ることができる。
さらにこの後、時刻t2からt3の期間になると、時刻t2で信号S3が比較的急峻にローレベルに変化する。これにより、コンパレータ26の反転入力端子への入力信号S4は、図3(d)に示すように、信号S3の変化に応じて比較的速く下降する。一方、コンパレータ26の非反転入力端子への入力信号S5は、同じく図3(d)に示すように、ローパスフィルタ28のコンデンサ29bの放電による電位の下降の変化をするので、信号S3の変化よりも遅れて下降する。
この結果、コンパレータ26においては、非反転入力端子に入力される信号S5のレベルが、反転入力端子に入力される信号S4のレベルよりも高い状態で変化していくので、時刻t2からt3の期間においては、図3(e)に示すようにハイレベルの出力信号S6を出力する。また、時刻t2からt3の期間の後半では、コンパレータ26は、両入力信号が同レベルとなるので、出力信号S6の状態はハイレベルに保持される。
これにより、入力端子Cの信号S2の波形は、時刻t2でローレベルに変化し、これに応じて、入力信号S4が速く立ち下がり、入力信号S5が遅れを伴って下降するようにしているので、コンパレータ26は、ほぼ時刻t2の時点つまり立ち下がりエッジでレベルがハイレベルに変化する出力信号S6を得ることができる。
この結果、PWM信号S1のレベル変化に追随してコンパレータ26の出力信号S6をエッジで変化させる信号として出力することができるようになり、デューティ検出回路40においてPWM信号S1のパルス幅を精度良く検出することができる。
このような本実施形態によれば、入力回路22として、信号線Lから入力する信号S2を、ダイオード25を設けてレベルシフトを行い、コンパレータ26の一方の入力を抵抗29a、コンデンサ29bからなるローパスフィルタ28を介して入力する構成とした。
これにより、コンパレータ26の出力信号S6を、PWM信号S1のエッジタイミングに近いタイミングで出力することができ、簡単な構成としながら、パルス幅を正確に検出してデューティ比を精度良く検出することができる。
(第2実施形態)
図4および図5は第2実施形態を示すもので、以下、第1実施形態と異なる部分について説明する。この実施形態では、子ECU20の入力回路22に代えて入力回路50を設ける構成としている。この実施形態では、実用上において確実な動作を確保できるように構成を付加している。
図4および図5は第2実施形態を示すもので、以下、第1実施形態と異なる部分について説明する。この実施形態では、子ECU20の入力回路22に代えて入力回路50を設ける構成としている。この実施形態では、実用上において確実な動作を確保できるように構成を付加している。
例えば、この実施形態では、第1実施形態において出力回路12の出力トランジスタ13がオンした時点で、入力回路22側のコンパレータ26の入力信号S4、S5の差が出にくくなって出力信号S6の変化が遅れることを改善している。
また、この実施形態では、第1実施形態においてコンパレータ26が有するオフセットの影響で信号レベルが理想的なレベルとならない場合でもこれを精度良くレベル変化させることができるように改善している。
さらに、この実施形態では、第1実施形態においてPWM信号S1や信号線Lに、コンパレータ26で除去しきれない高周波ノイズが重畳される場合でも、これを除去することができるように改善している。
入力回路50において、ダイオード25に並列にコンデンサ51が接続されている。コンパレータ26に代えてヒステリシス付きコンパレータ52が設けられている。コンパレータ52の出力端子はフィルタ53を介して出力端子Eに接続されている。CRフィルタ53はノイズを含む高周波信号を除去するローパスフィルタを構成するもので、第2ローパスフィルタとして機能する。
次に、上記構成の作用について図5も参照して説明する。
この実施形態においては、ダイオード25に並列にコンデンサ51を接続していることで、出力トランジスタ13がオン動作した時点で信号S4のレベルを瞬時的に負側に変化させることができる。これによって、時刻t2で出力トランジスタ13がオン動作したタイミングでコンパレータ52の出力信号S6を迅速に変化させることができる。
この実施形態においては、ダイオード25に並列にコンデンサ51を接続していることで、出力トランジスタ13がオン動作した時点で信号S4のレベルを瞬時的に負側に変化させることができる。これによって、時刻t2で出力トランジスタ13がオン動作したタイミングでコンパレータ52の出力信号S6を迅速に変化させることができる。
同様にして、出力トランジスタ13がオフ動作した時点においてもコンデンサ51を介して信号S4を瞬時的に変化させることができるので、時刻t1で出力トランジスタ13がオフ動作したタイミングでコンパレータ52の出力信号S6を迅速に変化させることができる。
また、ヒステリシス機能付きのコンパレータ52を用いることで、コンパレータ52がオフセットを有する場合でも、レベル変化を確実に行わせることができる。これは、例えば、図5(d)に示すように、信号S4とS5が同じレベルであってもオフセット分だけずれていると、場合によってはローパスフィルタ28を介していても時間がたつと反転してしまうことがある。コンパレータ52は、オフセット分を見込んだヒステリシス機能を用いることで、このようなレベルの反転が発生しないようにすることができる。
そして、このような親ECU10と子ECU20との間の通信では、PWM信号S1に高周波ノイズが重畳していたり、途中の過程で進入するとこれによっても誤動作を生じてしまうことがあるのに対して、この実施形態ではCRフィルタ53をコンパレータ52の後段に設けているので、出力端子Eの回路出力信号S7は、高周波ノイズを除去した状態でPWM信号S1に近い状態の信号として出力することができる。
このような第2実施形態によれば、ダイオード25にコンデンサ51を並列に設けることで、プルアップ抵抗30の抵抗値を必要以上に小さくすることなくPWM信号S1のエッジ検出を精度良く行うことができる。また、ヒステリシス機能付きのコンパレータ52を設けることでノイズやオフセットによる誤動作を防止できる。さらに、CRフィルタ53を設けることで、高周波ノイズによりコンパレータ52によるヒステリシス幅を超えて変動する出力信号S6がある場合でも、変動を抑制して安定した動作を行わせることができる。この結果、実用上においても、より確実に精度を向上した状態で動作させることができる。
(第3実施形態)
図6は第3実施形態を示すもので、第2実施形態と異なるところは、図6に示すように、CRフィルタ53に代えて、第2ローパスフィルタとしてデジタルフィルタ54を設ける構成としたところである。このデジタルフィルタ54は、コンパレータ52の出力信号をデジタル信号に変換した上で、フィルタリング処理を行って高周波成分を除去するものである。
したがって、このような第3実施形態によっても第2実施形態と同様の効果を得ることができる。
図6は第3実施形態を示すもので、第2実施形態と異なるところは、図6に示すように、CRフィルタ53に代えて、第2ローパスフィルタとしてデジタルフィルタ54を設ける構成としたところである。このデジタルフィルタ54は、コンパレータ52の出力信号をデジタル信号に変換した上で、フィルタリング処理を行って高周波成分を除去するものである。
したがって、このような第3実施形態によっても第2実施形態と同様の効果を得ることができる。
(第4実施形態)
図7は第4実施形態を示すもので、以下、第1実施形態と異なる部分について説明する。この実施形態では、レベルシフト部として設けていたダイオード25に代えて、入力回路60では、レベルシフト部およびコンパレータの機能を兼ね備えたコンパレータ61を設けると共に、ダイオード25の部分に抵抗62を接続する構成としている。
図7は第4実施形態を示すもので、以下、第1実施形態と異なる部分について説明する。この実施形態では、レベルシフト部として設けていたダイオード25に代えて、入力回路60では、レベルシフト部およびコンパレータの機能を兼ね備えたコンパレータ61を設けると共に、ダイオード25の部分に抵抗62を接続する構成としている。
コンパレータ61は車載電源VBを電源として駆動されるもので、ノードDに入力する信号S3を抵抗27、ローパスフィルタ28を介して直接入力することができる。また、コンパレータ61の出力端子は、プルアップ抵抗31により直流電源VDに接続されているので、コンパレータ61の出力信号S6は、ここでレベルシフトされた信号として得ることができる。
したがって、このような第4実施形態によっても、第1実施形態とほぼ同様の効果を得ることができる。
したがって、このような第4実施形態によっても、第1実施形態とほぼ同様の効果を得ることができる。
(他の実施形態)
なお、本発明は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能であり、例えば、以下のように変形または拡張することができる。
なお、本発明は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能であり、例えば、以下のように変形または拡張することができる。
第2実施形態では、実用上の利点を考慮して、コンデンサ51、コンパレータ52およびCRフィルタ53を設ける構成のものとして示したが、第1実施形態の構成に、これらの構成のうちのいずれか1個または2個を選択的に設けることもできる。
本開示は、実施例に準拠して記述されたが、本開示は当該実施例や構造に限定されるものではないと理解される。本開示は、様々な変形例や均等範囲内の変形をも包含する。加えて、様々な組み合わせや形態、さらには、それらに一要素のみ、それ以上、あるいはそれ以下、を含む他の組み合わせや形態をも、本開示の範疇や思想範囲に入るものである。
図面中、12は出力回路、13は出力トランジスタ、22、50、60は入力回路(PWM信号検出回路)、23はプルアップ抵抗、25はダイオード(レベルシフト部)、26、52はコンパレータ、28はローパスフィルタ(第1ローパスフィルタ)、30はプルアップ抵抗、40はデューティ検出回路、53はCRフィルタ(第2ローパスフィルタ)、54はデジタルフィルタ(第2ローパスフィルタ)、61はコンパレータ(レベルシフト部、コンパレータ)である。
Claims (7)
- 外部から通信路を介して受信するPWM信号を受信して出力するPWM信号受信回路であって、
前記受信するPWM信号のレベルを変換するレベルシフト部(25、61)と、
前記受信するPWM信号を通過させる第1ローパスフィルタ(28)と、
前記受信するPWM信号を、2つの入力端子の一方にフィルタを介さずに入力し、他方に前記第1ローパスフィルタを介して入力することで前記PWM信号のレベル変化を検出するコンパレータ(26、52、61)と、
を備えたPWM信号受信回路。 - 前記レベルシフト部(25)は、ダイオードである請求項1に記載のPWM信号受信回路。
- 前記コンパレータ(52)は、ヒステリシス機能を付与したものである請求項2に記載のPWM信号受信回路。
- 前記ダイオードに並列にコンデンサ(51)を設けた請求項3に記載のPWM信号受信回路。
- 前記コンパレータの出力をフィルタリングする第2ローパスフィルタ(53、54)を設けた請求項3または4に記載のPWM信号受信回路。
- 前記第2ローパスフィルタ(53)は、CRフィルタである請求項5に記載のPWM信号受信回路。
- 前記第2ローパスフィルタ(54)は、デジタルフィルタである請求項5に記載のPWM信号受信回路。
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