JP2018093359A - 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム - Google Patents
画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018093359A JP2018093359A JP2016234838A JP2016234838A JP2018093359A JP 2018093359 A JP2018093359 A JP 2018093359A JP 2016234838 A JP2016234838 A JP 2016234838A JP 2016234838 A JP2016234838 A JP 2016234838A JP 2018093359 A JP2018093359 A JP 2018093359A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- correction
- area
- correction target
- image processing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Image Processing (AREA)
- Studio Devices (AREA)
- Image Analysis (AREA)
Abstract
Description
本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、撮影ごとに画像に対する補正の効果にばらつきが生じることを低減することを目的とする。
図1は、本実施形態の画像処理装置の適用例である撮像装置の構成の一例を示すブロック図である。
図1において、ユーザによりユーザインタフェース112を介して撮影指示があると、システムコントローラ107は、鏡筒装置102の焦点位置、絞り・メカシャッター111、および撮像素子101などを制御して撮影を行う。システムコントローラ107は、例えば、CPU、RAM、およびRMを有する。尚、撮像素子101は、例えば、CMOSセンサを有する。撮影がなされると、撮像素子101から画像信号が出力される。AFE回路150は、画像信号のゲインを調整する。ゲインが調整された画像信号は、A/D変換された後にバッファメモリ103に蓄えられる。その後、システムコントローラ107は、ホワイトバランス補正係数やガンマパラメータなど信号処理パラメータを信号処理回路140に設定する。信号処理回路140は、RAW画像データに対して、画像生成用の信号処理を行い、YUV画像データを生成する。
リサイズ回路131は、画像データのリサイズ(サイズの変換)を行う。
WB検出回路170は、RAW画像データから白領域を検出する。WB処理回路174は、WB検出回路170による検出の結果に基づいて、RAW画像データに対してWB(ホワイトバランス)処理を行う。
顔の領域の検出方法としては、例えば、ニュートラルネットワークに代表される学習を用いた方法や、目や鼻と言った物理的形状に特徴のある部位を画像領域からテンプレートマッチングで抽出する手法が知られている。他にも、肌の色や目の形といった画像特徴量を検出し、統計的手法を用いて画像を解析することにより顔の領域の検出する手法がある(例えば、特許文献2及び3を参照)。また、ウェーブレット変換と画像特徴量とを利用して顔の領域を検出する方法や、この方法にテンプレートマッチングを組み合わせた方法がある。顔の領域の検出は、公知の技術で実現することができるため、ここでは、その詳細な説明を省略する。
テカリ補正パラメータ算出部190は、顔の検出の結果や顔の所定部位の検出の結果に基づく輝度のヒストグラムおよびブロック積分値と、動きベクトルとに基づいて、テカリ補正パラメータを決定する。画像処理パラメータ決定部180は、WB検出回路170での検出の結果に応じて諧調設定や色変換パラメータなどの画像処理パラメータを決定し、前記テカリ補正パラメータと共に信号処理回路140に設定する。信号処理回路140は、WB処理回路174でWB処理されたRAW画像データから、YUV画像データを生成する。尚、画像処理パラメータ決定部180およびテカリ補正パラメータ算出部190は、例えば、ファームウェアである。
テカリ補正特性決定部191は、画像の入力輝度に対する補正ゲイン(補正強度)を表す補正特性をテカリ補正パラメータの1つとして決定する。図5は、補正特性の一例を示す図である。
テカリ補正色導出部193は、被写体の顔の領域の平均輝度を算出し、その平均輝度に値が近いブロックのブロック積分値から色味を算出し、その色味から目標値を算出することができる。また、テカリ補正色導出部193は、額の領域の白とびしていない領域のブロックのブロック積分値から色味を算出し、その色味から目標値を算出することができる。テカリ補正色導出部193は、頬の領域も額の領域と同様に、両頬のブロック積分値から色味を算出し、その色味から目標値を算出することができる。テカリ補正色導出部193は、鼻の領域についても、額の領域と同様にして目標値を算出することができる。テカリ補正色導出部193は、目標値を算出した各領域以外の肌の領域の目標値を、算出した目標値を線形補間することにより算出することができる。例えば、テカリ補正色導出部193は、額の領域の目標値と、鼻の領域の目標値と、額と鼻の間の肌の領域からの距離に応じた重み係数とを用いて線形補間をすることにより、額と鼻の間の肌の領域の目標値を算出することができる。このようにすることで、顔の肌の領域の全体に対して自然な補正を行うことが可能になる。
システムコントローラ107は、対象フレームに対し、顔検出回路120による顔の領域の検出と器官検出回路121による顔の所定部位(器官)の領域の検出とがなされたか否かを判定する(S701)。この判定の結果、顔検出回路120による顔の領域の検出と器官検出回路121による顔の所定部位(器官)の領域の検出とがなされた場合、撮像装置は、前述したようにしてテカリ補正を行う(S702)。
本実施形態では、動きベクトルが検出されると、輝度重み付け部142は、前回フレームにおいて補正特性から導出した補正ゲインと、対象フレームにおいて補正特性から導出した補正ゲインとを動きベクトルの動き量に応じて混合する。
尚、ここでは、動画撮影が行われる場合を例に挙げて説明した。しかしながら、連写撮影が行われる場合にも、前述したのと同様にして補正ゲインの混合比率を変更することができる。
本発明は、前述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
Claims (13)
- 撮像手段で撮像された画像に含まれる人物の顔の領域のうち、輝度が閾値よりも高い領域を補正対象領域として、当該補正対象領域の画素値を補正する処理を含む画像処理を行う画像処理装置であって、
前記補正の対象となる画像と、当該画像よりも前に前記撮像手段で撮像された画像との変化と、それらの画像における撮像条件の変化との少なくとも何れか一方を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された変化に基づいて、前記補正対象領域の補正量を決定する決定手段と、を有することを特徴とする画像処理装置。 - 前記取得手段は、前記補正の対象となる画像から前記補正対象領域を含む領域が検出されない場合に、前記変化を取得することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記補正の対象となる画像から前記補正対象領域を含む領域が検出されたか否かを判定する判定手段を更に有し、
前記取得手段は、前記判定手段により、前記補正の対象となる画像から前記補正対象領域を含む領域が検出されなかったと判定された場合に、前記変化を取得することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。 - 前記決定手段は、前記取得手段により取得された前記変化に基づいて、前記補正の対象となる画像の輝度に応じたゲインを決定し、決定したゲインと前記補正対象領域の色の補色とを用いて、前記補正対象領域の補正量を決定することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の画像処理装置。
- 前記決定手段は、前記補正対象領域における位置に応じたゲインを更に決定し、前記補正の対象となる画像の輝度に応じたゲインと、前記補正対象領域における位置に応じたゲインと、前記補正対象領域の色の補色とを用いて、前記補正対象領域の補正量を決定することを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
- 前記補正の対象となる画像と、当該画像よりも前に前記撮像手段で撮像された画像は、前記撮像手段で連続して撮像された画像であることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の画像処理装置。
- 前記取得手段は、前記補正の対象となる画像と、当該画像よりも前に前記撮像手段で撮像された画像とを比較した結果に基づいて、前記変化を検出することを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の画像処理装置。
- 前記取得手段は、前記補正の対象となる画像と、当該画像よりも前に前記撮像手段で撮像された画像とに基づいて動きベクトルを、前記補正の対象となる画像と、当該画像よりも前に前記撮像手段で撮像された画像との変化として検出し、
前記決定手段は、前記取得手段により検出された前記動きベクトルの大きさに基づいて、前記補正対象領域の補正量を決定することを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。 - 前記取得手段は、前記補正対象領域を含む領域における輝度に基づく情報と、当該画像よりも前に前記撮像手段で撮像された画像の当該領域に対応する領域おける輝度に基づく情報との変化を検出することを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載の画像処理装置。
- 前記取得手段は、前記補正の対象となる画像と、当該画像よりも前に前記撮像手段で撮像された画像の色に基づく情報の変化を検出することを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載の画像処理装置。
- 前記取得手段は、前記補正の対象となる画像における前記補正対象領域の大きさと、当該画像よりも前に前記撮像手段で撮像された画像における前記補正対象領域の大きさとの変化を検出することを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載の画像処理装置。
- 撮像手段で撮像された画像に含まれる人物の顔の領域のうち、輝度が閾値よりも高い領域を補正対象領域として、当該補正対象領域の画素値を補正する処理を含む画像処理を行う画像処理方法であって、
前記補正の対象となる画像と、当該画像よりも前に前記撮像手段で撮像された画像との変化と、それらの画像における撮像条件の変化との少なくとも何れか一方を取得する取得工程と、
前記取得工程により取得された変化に基づいて、前記補正対象領域の補正量を決定する決定工程と、を有することを特徴とする画像処理方法。 - 請求項1〜11の何れか1項に記載の画像処理装置の各手段としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016234838A JP6740109B2 (ja) | 2016-12-02 | 2016-12-02 | 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016234838A JP6740109B2 (ja) | 2016-12-02 | 2016-12-02 | 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018093359A true JP2018093359A (ja) | 2018-06-14 |
JP6740109B2 JP6740109B2 (ja) | 2020-08-12 |
Family
ID=62566484
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016234838A Active JP6740109B2 (ja) | 2016-12-02 | 2016-12-02 | 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6740109B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115546837A (zh) * | 2022-10-16 | 2022-12-30 | 三峡大学 | 变电站进出综合管理系统 |
KR20230028917A (ko) * | 2021-08-23 | 2023-03-03 | 조성애 | 실감 체험을 위한 vr 영상의 보정 시스템 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007180892A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Samsung Techwin Co Ltd | カメラ |
JP2011044132A (ja) * | 2009-07-23 | 2011-03-03 | Casio Computer Co Ltd | 画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム |
-
2016
- 2016-12-02 JP JP2016234838A patent/JP6740109B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007180892A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Samsung Techwin Co Ltd | カメラ |
JP2011044132A (ja) * | 2009-07-23 | 2011-03-03 | Casio Computer Co Ltd | 画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20230028917A (ko) * | 2021-08-23 | 2023-03-03 | 조성애 | 실감 체험을 위한 vr 영상의 보정 시스템 |
KR102602173B1 (ko) * | 2021-08-23 | 2023-11-14 | 조성애 | 실감 체험을 위한 vr 영상의 보정 시스템 |
CN115546837A (zh) * | 2022-10-16 | 2022-12-30 | 三峡大学 | 变电站进出综合管理系统 |
CN115546837B (zh) * | 2022-10-16 | 2023-06-23 | 三峡大学 | 变电站进出综合管理系统 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6740109B2 (ja) | 2020-08-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN111385482B (zh) | 图像处理设备及其控制方法和机器可读介质 | |
JP6445844B2 (ja) | 撮像装置および撮像装置で実行される方法 | |
US10861136B2 (en) | Image processing apparatus, image processing method, and storage medium | |
US8059187B2 (en) | Image capturing apparatus | |
US10382671B2 (en) | Image processing apparatus, image processing method, and recording medium | |
JP2019106045A (ja) | 画像処理装置、方法及びプログラム | |
US10796418B2 (en) | Image processing apparatus, image processing method, and program | |
JP7129520B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム | |
JP6412386B2 (ja) | 画像処理装置およびその制御方法、プログラムならびに記録媒体 | |
JP6904788B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム | |
JP6365355B2 (ja) | 画像生成装置および画像生成方法 | |
US10863103B2 (en) | Setting apparatus, setting method, and storage medium | |
JP6702752B2 (ja) | 画像処理装置、撮像装置、制御方法及びプログラム | |
KR102562720B1 (ko) | 검출 장치, 이미지 처리 장치, 검출 방법, 및 이미지 처리 방법 | |
JP6740109B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム | |
JP6937603B2 (ja) | 画像処理装置およびその制御方法、プログラム、並びに記憶媒体 | |
US11069031B2 (en) | Image processing apparatus, control method for image processing apparatus, image pickup apparatus, and non-transitory computer-readable storage medium to control reflected color components of input image | |
JP2018182700A (ja) | 画像処理装置およびその制御方法、プログラム、並びに記憶媒体 | |
US10021314B2 (en) | Image processing apparatus, image capturing apparatus, method of controlling the same, and storage medium for changing shading using a virtual light source | |
JP2015080157A (ja) | 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム | |
JP2015119436A (ja) | 撮像装置 | |
JP6663246B2 (ja) | 画像処理装置、撮像装置およびこれらの制御方法ならびにプログラム | |
JP2021086269A (ja) | 画像処理装置、その制御方法及びプログラム | |
JP2018196069A (ja) | 撮像装置 | |
JP2019003694A (ja) | 画像処理装置およびその制御方法、ならびにプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20191126 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200617 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200623 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200722 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6740109 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |