JP2018092722A - モールドコネクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】電線の保持力を向上させ得るモールドコネクタを提供する。
【解決手段】素線を被覆材で被覆した電線の端末部に、被覆材を覆うように合成樹脂をモールド成型したコネクタ部を備えたモールドコネクタにおいて、コネクタ部6を成型する位置に、被覆材3を剥がして素線2を露出させた露出部12を備え、露出部及び該露出部に連なる被覆材を覆うようにコネクタ部6を成型した。
【選択図】図1
【解決手段】素線を被覆材で被覆した電線の端末部に、被覆材を覆うように合成樹脂をモールド成型したコネクタ部を備えたモールドコネクタにおいて、コネクタ部6を成型する位置に、被覆材3を剥がして素線2を露出させた露出部12を備え、露出部及び該露出部に連なる被覆材を覆うようにコネクタ部6を成型した。
【選択図】図1
Description
本発明は、電線の端部に合成樹脂をモールド成型してコネクタを形成したモールドコネクタに関するものである。
電気自動車やハイブリッド車等では、インバータから高電圧の交流電力が高圧ハーネスを介して各種電気機器に供給される。
図3は、高圧ハーネスの端末に形成されるモールドコネクタの一例を示す。高圧ハーネスを構成する電線1は、素線2が合成樹脂の被覆材3で被覆され、端末で被覆材3から露出される素線2に接続端子4がかしめ固定される。
図3は、高圧ハーネスの端末に形成されるモールドコネクタの一例を示す。高圧ハーネスを構成する電線1は、素線2が合成樹脂の被覆材3で被覆され、端末で被覆材3から露出される素線2に接続端子4がかしめ固定される。
被覆材3の端末部分の周囲には、接着剤5を挟み込んだ状態で合成樹脂がモールド成型されてコネクタ部6が形成され、そのコネクタ部6の先端近傍位置にはOリング7が取着されている。コネクタ部6は、接着剤5により電線1に接着されて保持される。
そして、図4に示すように、コネクタ部6を筐体8の取付孔9に嵌合して、接続端子4を端子台10上のバスバー11にネジ止めすると、電線1が筐体8内の電気機器に接続される。このような構成により、インバータから高圧ハーネスを介して筐体8内の電子機器に電力が供給され、Oリング7により取付孔9が密封されて、筐体8内への雨水等の侵入が阻止される。
上記のようなモールドコネクタでは、筐体8内の電気機器あるいは高圧ワイヤハーネスのメンテナンス時に、電線1のコネクタ部6を筐体8から矢印方向に引き抜こうとすると、接着剤5による電線1とコネクタ部6の接合が外れ、高圧ワイヤハーネスとして使用不能となるという問題点がある。
特許文献1には、モールド成型部分を素線と接続端子とのかしめ部分を覆う位置まで延長した電線と端子の接続構造が開示されている。このような構成により、電線とモールド部分との接合強度は増大するが、モールドと同時に接続端子が電線1に対し回転方向に位置決めされた状態で固定されるので、筐体へのモールドコネクタの回転方向の取付位置の自由度が阻害されるという問題点がある。
この発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は電線の保持力を向上させながら、取付時の自由度を向上させ得るモールドコネクタを提供することにある。
上記課題を解決するモールドコネクタは、素線を被覆材で被覆した電線の端末部に、前記被覆材を覆うように合成樹脂をモールド成型したコネクタ部を備えたモールドコネクタにおいて、前記コネクタ部を成型する位置に、前記被覆材を剥がして前記素線を露出させた露出部を備え、前記露出部及び該露出部に連なる被覆材を覆うように前記コネクタ部を成型したことを特徴とする。
この構成により、コネクタ部が露出部に露出される素線を覆うように成型されるので、コネクタ部による電線の保持力が向上する。
また、上記のモールドコネクタにおいて、前記露出部は、前記電線の端末近傍で前記被覆材を前記電線の長手方向に一定の幅で周方向に剥がして前記素線を露出させることが好ましい。
また、上記のモールドコネクタにおいて、前記露出部は、前記電線の端末近傍で前記被覆材を前記電線の長手方向に一定の幅で周方向に剥がして前記素線を露出させることが好ましい。
この構成により、被覆材を電線の周方向に剥がして露出される素線を覆うようにコネクタ部がモールド成型される。
また、上記のモールドコネクタにおいて、前記コネクタ部と前記被覆材との間に接着剤を備えることが好ましい。
また、上記のモールドコネクタにおいて、前記コネクタ部と前記被覆材との間に接着剤を備えることが好ましい。
この構成により、素線上に成型されるコネクタ部と、コネクタ部と被覆材との間の接着剤により、電線がコネクタ部に保持される。
また、上記のモールドコネクタにおいて、前記電線の端末に露出された前記素線に接続端子を取着することが好ましい。
また、上記のモールドコネクタにおいて、前記電線の端末に露出された前記素線に接続端子を取着することが好ましい。
この構成により、コネクタ部のモールド成型後に、電線の端末に露出された素線に接続金具を取着することが可能となる。
また、上記のモールドコネクタにおいて、前記コネクタ部の外周面にOリングを取着することが好ましい。
また、上記のモールドコネクタにおいて、前記コネクタ部の外周面にOリングを取着することが好ましい。
この構成により、コネクタ部を筐体の取付孔に取着すると、Oリングにより取付孔が密封される。
また、上記のモールドコネクタにおいて、前記露出部は、前記被覆材を前記電線の全周に亘って剥がして前記素線を露出させることが好ましい。
また、上記のモールドコネクタにおいて、前記露出部は、前記被覆材を前記電線の全周に亘って剥がして前記素線を露出させることが好ましい。
この構成により、電線の周方向に全周に亘って被覆材が剥がされて露出部が形成され、その露出部を覆うようにコネクタ部がモールドされる。
また、上記のモールドコネクタにおいて、前記露出部は、前記電線の端末近傍で前記被覆材を周方向に複数個所に分割して剥がして前記素線を露出させることが好ましい。
また、上記のモールドコネクタにおいて、前記露出部は、前記電線の端末近傍で前記被覆材を周方向に複数個所に分割して剥がして前記素線を露出させることが好ましい。
この構成により、電線の周方向に複数個所に形成された露出部を覆うようにコネクタ部がモールドされる。
本発明のモールドコネクタによれば、電線の保持力を向上させながら、取付時の自由度を向上させることができる。
以下、モールドコネクタの一実施形態を図1及び図2に従って説明する。上記従来例と同一構成部分は、同一符号を付して説明する。
図1に示すように、高圧ワイヤハーネスを構成する電線1は、多数本の素線2が合成樹脂の被覆材3で被覆され、端末で被覆材3が剥がされて素線2が露出されている。
図1に示すように、高圧ワイヤハーネスを構成する電線1は、多数本の素線2が合成樹脂の被覆材3で被覆され、端末で被覆材3が剥がされて素線2が露出されている。
また、電線1の端末近傍には、被覆材3が電線1の長手方向に一定の幅で周方向に剥がされて素線2が露出される中間露出部12が形成されている。
電線1の端末にはコネクタ部6が形成されている。コネクタ部6は、電線1の端末部分で、露出された素線2を除いて、中間露出部12と、中間露出部12の両側の被覆材3を覆うように合成樹脂がモールド成型されている。そして、コネクタ部6は中間露出部12より電線1の基端側で接着剤5を挟み込んだ状態でモールド成型されている。
電線1の端末にはコネクタ部6が形成されている。コネクタ部6は、電線1の端末部分で、露出された素線2を除いて、中間露出部12と、中間露出部12の両側の被覆材3を覆うように合成樹脂がモールド成型されている。そして、コネクタ部6は中間露出部12より電線1の基端側で接着剤5を挟み込んだ状態でモールド成型されている。
図2に示すように、中間露出部12部分では素線2が直接に合成樹脂で覆われるようにモールド成型される。すると、素線2の隙間にも合成樹脂が含浸されるため、コネクタ部6が電線1に強く保持される。
コネクタ部6の先端側の外周面にはOリング7が取着され、電線1の端末に露出された素線2には接続端子4がかしめ固定されている。接続端子4は、コネクタ部6のモールド成型後に素線2の端末にかしめ固定される。この時、電線1に対する接続端子4の平板部の角度は任意に調整可能である。
次に、上記のようなモールドコネクタを備えた電線1の作用を説明する。
図4に示すような筐体8の取付孔9に電線1の端部を挿通し、コネクタ部6を取付孔9に嵌合すると、Oリング7により取付孔9は密封され、筐体8内への雨水等の侵入が阻止される。
図4に示すような筐体8の取付孔9に電線1の端部を挿通し、コネクタ部6を取付孔9に嵌合すると、Oリング7により取付孔9は密封され、筐体8内への雨水等の侵入が阻止される。
筐体8内の電気機器あるいは高圧ワイヤハーネスの保守のために、電線1を取付孔9から引き抜くとき、コネクタ部6の基端側の電線1を把持して引くと、コネクタ部6が取付孔9から外れる。
この時、コネクタ部6と電線1は、接着剤5で保持されているとともに、中間露出部12でコネクタ部6が素線2に強く保持されているので、電線1がコネクタ部6から外れることが抑制される。
上記のようなモールドコネクタを備えた電線1では、次に示す効果を得ることができる。
(1)中間露出部12で露出される素線2及び中間露出部12の両側の被覆材3を覆うように合成樹脂がモールド成型されてコネクタ部6が形成される。従って、中間露出部12の素線2間に合成樹脂が含浸するので、コネクタ部6での電線1の保持力を向上させることができる。
(1)中間露出部12で露出される素線2及び中間露出部12の両側の被覆材3を覆うように合成樹脂がモールド成型されてコネクタ部6が形成される。従って、中間露出部12の素線2間に合成樹脂が含浸するので、コネクタ部6での電線1の保持力を向上させることができる。
(2)コネクタ部6での電線1の保持力を向上させることができるので、電線1を引っ張って筐体8の取付孔9からコネクタ部6を外すとき、コネクタ部6からの電線1の外れを抑制することができる。
(3)中間露出部12と電線1の端末で露出される素線2との間に、被覆材3を残したので、中間露出部12の形成後に中間露出部12より端末側で素線2をまとめた状態に維持することができる。従って、コネクタ部6のモールド成型と、その後の接続端子4のかしめ作業を円滑に行うことができる。
(4)素線2の端末と接続端子4とのかしめ部分を樹脂モールドで被覆しないので、電線1に対する接続端子4の平板部の取付角度を任意に選択することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・中間露出部は、被覆材の周方向に複数個所に分割して設けてもよい。
・中間露出部から端末側には被覆部を残さず、被覆部の先端側に露出される素線部分から被覆部にかけて、合成樹脂をモールド成型して、コネクタ部を形成してもよい。
・中間露出部から端末側には被覆部を残さず、被覆部の先端側に露出される素線部分から被覆部にかけて、合成樹脂をモールド成型して、コネクタ部を形成してもよい。
1…電線、2…素線、3…被覆材、4…接続端子、5…接着剤、6…コネクタ部、7…Oリング、12…露出部(中間露出部)。
Claims (7)
- 素線を被覆材で被覆した電線の端末部に、前記被覆材を覆うように合成樹脂をモールド成型したコネクタ部を備えたモールドコネクタにおいて、
前記コネクタ部を成型する位置に、前記被覆材を剥がして前記素線を露出させた露出部を備え、前記露出部及び該露出部に連なる被覆材を覆うように前記コネクタ部を成型したことを特徴とするモールドコネクタ。 - 請求項1に記載のモールドコネクタにおいて、
前記露出部は、前記電線の端末近傍で前記被覆材を前記電線の長手方向に一定の幅で周方向に剥がして前記素線を露出させたことを特徴とするモールドコネクタ。 - 請求項1又は2に記載のモールドコネクタにおいて、
前記コネクタ部と前記被覆材との間に接着剤を備えたことを特徴とするモールドコネクタ。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のモールドコネクタにおいて、
前記電線の端末に露出された前記素線に接続端子を取着したことを特徴とするモールドコネクタ。 - 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のモールドコネクタにおいて、
前記コネクタ部の外周面にOリングを取着したことを特徴とするモールドコネクタ。 - 請求項2に記載のモールドコネクタにおいて、
前記露出部は、前記被覆材を前記電線の全周に亘って剥がして前記素線を露出させたことを特徴とするモールドコネクタ。 - 請求項2に記載のモールドコネクタにおいて、
前記露出部は、前記電線の端末近傍で前記被覆材を周方向に複数個所に分割して剥がして前記素線を露出させたことを特徴とするモールドコネクタ。
Priority Applications (2)
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Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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ID=62242434
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---|---|---|---|
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JP2003234144A (ja) * | 2001-12-04 | 2003-08-22 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | コネクタ |
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2016
- 2016-11-30 JP JP2016232932A patent/JP2018092722A/ja active Pending
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2017
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