JP2018091737A - 蛍光観察装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】マイクロチャンバアレイにおける蛍光を、簡易でかつ安価な設備により観察する。【解決手段】マイクロチャンバアレイ1は、液滴7を収容する収容部11を備える。基板2は、収容部11に存在する蛍光物質18の蛍光を励起するための励起光を通過させる導波路となっている。基板2と収容部11との距離は、基板2を通過する励起光から漏れ出す近接場光が収容部11に到達する距離に設定されている。光源3は、励起光を基板2に入射する。【選択図】図1

Description

本発明は、励起光によって励起される蛍光を観察するための装置に関するものである。
本発明者らは、数マイクロメートルの直径の穴が並んでいるマイクロチャンバアレイを用いた、低濃度ターゲット分子の高感度検出装置(下記特許文献1及び2参照)を提案している。この技術を用いると、マイクロチャンバアレイに封入されたフェムトリットル体積の微小液滴中で酵素結合免疫吸着アッセイ(ELISA)を行い、酵素1分子の反応によって生成される蛍光色素を検出することができる。すると、例えばPSA(前立腺特異抗原)のような分子マーカーを、従来の約100万倍という超高感度で検出することが可能になる。
ところで、この技術においては、蛍光を励起するための励起光を、マイクロチャンバアレイに照射する必要がある。マイクロチャンバアレイに照射された励起光(透過光又は反射光)は、蛍光を観察するためのカメラに、強い背景光(ノイズ)として入射する。そこで、従来の蛍光観察装置では、強い背景光を除去するための高性能なフィルタをカメラの手前に配置する必要があった。さらに、従来の装置では、マイクロチャンバアレイ全体に励起光を照射するための設備も大がかりとなっていた。このため、従来の蛍光観察装置は、大型でかつ高価であるという問題があった。一方、医療の現場では、小型かつ安価な装置が求められており、従来の蛍光観察装置を病院などの医療施設に配置することには困難があった。
特開2004−309405号公報 国際公開2012/121310号公報
本発明は、前記した状況に基づいてなされたものである。本発明の主な目的は、マイクロチャンバアレイにおける蛍光を、簡易でかつ安価な設備により観察できる技術を提供することである。
前記した課題を解決する手段は、以下の項目のように記載できる。
(項目1)
マイクロチャンバアレイと、基板と、光源とを備える蛍光観察装置であって、
前記マイクロチャンバアレイは、液滴を収容する収容部を備えており、
前記基板は、前記収容部に存在する蛍光物質の蛍光を励起するための励起光を通過させる導波路となっており、
前記基板と前記収容部との距離は、前記基板を通過する励起光から漏れ出す近接場光が前記収容部に到達する距離に設定されており、
前記光源は、前記励起光を前記基板に入射する構成となっている
蛍光観察装置。
(項目2)
さらに観察部を備えており、
前記観察部は、前記蛍光を観察するためのカメラと、前記カメラに前記蛍光を伝送するための光学系と、前記カメラへの前記励起光の入射量を低減させるためのフィルタとを備えている
項目1に記載の蛍光観察装置。
(項目3)
前記カメラは、スマートフォンその他の携帯端末に内蔵されたカメラである
項目2に記載の蛍光観察装置。
(項目4)
さらにストッパを備えており、
前記光源は、前記基板の端面から前記励起光を前記基板に入射する構成となっており、
前記ストッパは、前記基板の端面近傍に、前記端面を露出させた状態で設置され、かつ、前記励起光の入射方向と交差する方向に延長されて、前記励起光からの迷光を低減させる構成となっている
項目1〜3のいずれか1項に記載の蛍光観察装置。
(項目5)
前記収容部の容量は1000fL以下とされている
項目1〜4のいずれか1項に記載の蛍光観察装置。
(項目6)
前記基板への前記光源の入射角度は、前記基板の内部を進む前記励起光の全反射条件を満たす角度に設定されている
項目1〜5のいずれか1項に記載の蛍光観察装置。
(項目7)
前記基板の屈折率は、少なくとも前記導波路を構成する部分においては、前記基板の周囲の屈折率よりも高いものとされている
項目1〜6のいずれか1項に記載の蛍光観察装置。
(項目8)
前記光源は、前記励起光の出射方向に交差し、かつ、前記基板の延長方向に沿う方向に移動可能とされており、これによって、前記励起光を、前記基板の延長方向に沿って走査させることができる構成となっている
項目1〜7のいずれか1項に記載の蛍光観察装置。
(項目9)
項目1〜8のいずれか1項に記載の蛍光観察装置を用いた蛍光観察方法であって、
前記収容部に前記液滴を収容するステップと、
前記光源から、前記励起光を前記基板に入射するステップと、
前記基板が、導波路として、前記励起光を通過させるステップと、
前記基板の内部を通過する励起光から漏れ出す近接場光が、前記収容部に存在する蛍光物質の蛍光を励起するステップと
を備える蛍光観察方法。
(項目10)
項目3に記載の蛍光観察装置を用いた試料分析方法であって、
前記携帯端末は、前記カメラで撮影された蛍光を解析可能なアプリケーションソフトウエアを備えている
試料分析方法。
本発明によれば、マイクロチャンバアレイ中の蛍光物質の蛍光を、簡易かつ安価な設備により観察することが可能になる。これにより、マイクロチャンバアレイを用いた蛍光観察装置を、病院などの一般的な医療施設に導入することが容易となる。
本発明の一実施形態における蛍光観察装置の概略的な構成を示すための要部断面図である。 図1の装置を用いた蛍光観察方法を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態に係る蛍光観察装置を、図1を参照しながら説明する。
(本実施形態の構成)
本実施形態の蛍光観察装置は、マイクロチャンバアレイ1と、基板2と、光源3とを備えている。さらに、この装置は、観察部4とストッパ5とを追加的に備えている。
(マイクロチャンバアレイ)
マイクロチャンバアレイ1は、液滴7を収容する複数の収容部11を備えている。より具体的には、本例のマイクロチャンバアレイ1は、下部本体12と、上部本体13と、疎水性層14と、側壁15とを備えている。
下部本体12は、図1における紙面に交差する方向に延長された略板状に形成されている。収容部11は、下部本体12をその厚さ方向に貫通する貫通孔により形成されている。収容部11の大きさとしては、たとえば直径1〜10μmとすることができる。
上部本体13は、略板状に形成されており、下部本体12と平行に、かつ離間して配置されている。疎水性層14は、上部本体13の内面(図1における下面)に配置されている。側壁15は、疎水性層14あるいは上部本体13の側部と下部本体12との側部とを接続するように配置されている。これにより、本実施形態では、疎水性層14と下部本体12との間に閉鎖された空間17が形成されるようになっている。
本例の収容部11の内部には、蛍光物質18が配置されている。この蛍光物質18は、励起光の照射によって蛍光を発するものとなっている。具体的には、蛍光物質としては、例えば、フルオレセイン、レゾルフィン、4MUを用いることができる。
本実施形態の収容部11の容量は、1000fL以下とされている。
前記以外の点におけるマイクロチャンバアレイの構成は、例えば前記特許文献2に記載のものと同様とすることができるので、これ以上詳しい説明は省略する。
(基板)
基板2は、収容部11に存在する蛍光物質の蛍光を励起するための励起光を通過させる導波路となっている。
基板2と収容部11との距離は、基板2を通過する励起光から漏れ出す近接場光が収容部11に到達する距離に設定されている。この距離としては、例えば、0〜100nm程度とすることができる。
基板2の屈折率は、少なくとも導波路を構成する部分においては、基板2の周囲の屈折率よりも高いものとされている。具体的には、基板2の材質としては例えば、ガラスを用いることができる。
(光源)
光源3は、励起光を基板2に入射する構成となっている。本実施形態の光源3は、基板2の端面から励起光を基板2に入射する構成となっている。本実施形態の光源3としては、励起光の波長を発光可能なレーザが用いられている。ただし、励起光の波長を含み、かつ必要な発光強度を持つものであれば、他の発光素子、例えばLEDを用いることも可能である。
基板2への光源3の入射角度は、基板2の内部を進む励起光の全反射条件を満たす角度に設定されている。この角度としては、例えば、40度〜60度程度とすることができる。
(観察部)
観察部4は、蛍光を観察するためのカメラ41と、カメラ41に蛍光を伝送するための光学系42と、カメラ41への励起光の入射量を低減させるためのフィルタ43とを備えている。
本実施形態のカメラ41は、スマートフォンその他の携帯端末に内蔵されたカメラである。具体的には、このカメラ41は、結像レンズ411とイメージセンサ412とを備えている。
(ストッパ)
ストッパ5は、基板2の端面近傍に、この端面を露出させた状態で設置されている。かつ、ストッパ5は、励起光の入射方向と交差する方向に延長されて、励起光からの迷光を低減させる構成となっている。具体的には、本実施形態のストッパ5は、図1において下向きに延長された下部ストッパ51と、図1において上向きに延長された上部ストッパ52とを備えている。
(本実施形態の動作)
つぎに、図2をさらに参照して、本実施形態の装置を用いた蛍光観察方法について説明する。
(図2のステップSA−1)
まず、各収容部に液滴を収容する。この収容方法としては、例えば前記した特許文献2に記載の方法を用いることができるので、これについての詳しい説明は省略する。
(図2のステップSA−2及びSA−3)
次に、光源3を駆動して、レーザ光を基板2の端面に入射する(図1参照)。入射されたレーザ光は、基板2の端面からその内部に入り、基板2の延長方向に沿って進行する。すなわち、本実施形態の基板2は、光導波路の機能を発揮する。
ここで、本実施形態では、光源3から基板2への励起光の入射角度を、基板2の内部を進む励起光の全反射条件を満たす角度に設定しているので、励起光を基板2の内部に効率よく導入して、基板2により伝送することができる。
さらに、本実施形態では、基板2の端部近傍にストッパ5を設置したので、光源3から基板2の端部に向けて照射された光がマイクロチャンバアレイ1やカメラ41の方向に進むことを阻害できる。このため、本実施形態によれば、カメラ41に入射する迷光(励起光)を低減させることができるという利点もある。
さらに、本実施形態では、光源3からの励起光を、マイクロチャンバアレイ1の方向に向けて(図1では斜め上向きに)照射しているので、カメラ41に入り込む迷光をさらに減らすことができるという利点もある。
(図2のステップSA−4)
励起光が基板2の内部を進むと、基板2の表面近傍においては、近接場光が基板2の外側にしみ出す。近接場光の到達距離は、ごくわずか(数十ナノメートル以下)であることが知られている。
本実施形態では、基板2と収容部11との距離を、基板2を通過する励起光から漏れ出す近接場光が収容部11に到達できる距離としているので、本実施形態によれば、近接場光を蛍光物質18に照射することができる。すなわち、本実施形態では、近接場光により蛍光を励起することができる。
(図2のステップSA−5)
励起された蛍光は、光学系42を通り、カメラ41のイメージセンサ412により受光される。すなわち、本実施形態では、蛍光をカメラ41により撮影することができる。このようにして蛍光観察が可能になる。カメラ41で撮影された映像は、適宜な解析手法により解析可能である。
ここで、従来の蛍光観察装置では、強い励起光が背景光としてカメラに入射してしまうため、高価なフィルタが必要であった。これに対して、本実施形態では、近接場光を用いて蛍光を励起しているので、カメラ41に入射する励起光はほとんど無視できるほどに小さい。すなわち、本実施形態では、環境光やわずかに漏れ出た励起光を除去できるような安価で軽量なフィルタ43を用いることができる。このようなフィルタ43としては、例えば安価なフィルム状フィルタを用いることができる。したがって、本実施形態によれば、蛍光観察装置を小型化及び軽量化でき、さらには、装置の製造及び運用コストを低減できるという利点がある。
また、従来の蛍光観察装置では、光源をマイクロチャンバアレイに対向して配置しているために、光源装置も大がかりになっていた。これに対して、本実施形態では、基板2の側面に励起光を照射することで蛍光を励起できるので、光源3の構成を簡略化することができる。すなわち、本実施形態では、この点からも、装置の小型化及び軽量化を図ることができ、さらには、装置の製造及び運用コストを低減することができる。
(変形例1)
光源3は、励起光の出射方向に交差し、かつ、基板の延長方向に沿う方向(すなわち、図1における紙面の厚さ方向)に移動可能であってもよい。このように構成すれば、励起光を、基板2の延長方向に沿って走査させることが可能となる。この変形例1の構成によれば、励起光として近接場光を用いた場合においても、2次元的に分散配置されている収容部11内の蛍光物質に対して、漏れなく励起光を照射することが可能になるという利点がある。
(変形例2)
カメラ41を内蔵した携帯端末(例えばスマートフォン)は、カメラ41で撮影された蛍光を解析可能なアプリケーションソフトウエアを備えたものであってもよい。このようにすると、より簡易な設備により蛍光観察及び試料分析を行うことが可能になり、汎用性が増すという利点がある。あるいは、携帯端末からサーバあるいはクラウドにデータを送ることにより、観察結果をいわゆるビッグデータとして用いて、各種用途に活用することも可能である。
なお、本発明の内容は、前記実施形態に限定されるものではない。本発明は、特許請求の範囲に記載された範囲内において、具体的な構成に対して種々の変更を加えうるものである。
例えば、前記説明において上部や下部とは、区別のための用語に過ぎず、実装における配置状態を限定するものではない。
また、蛍光の撮影条件によっては、フィルタ43の配置を省略することも可能である。
1 マイクロチャンバアレイ
11 収容部
12 下部本体
13 上部本体
14 疎水性層
15 側壁
17 空間
18 蛍光物質
2 基板
3 光源
4 観察部
41 カメラ
411 結像レンズ
412 イメージセンサ
42 光学系
43 フィルタ
5 ストッパ
51 下部ストッパ
52 上部ストッパ
7 液滴

Claims (10)

  1. マイクロチャンバアレイと、基板と、光源とを備える蛍光観察装置であって、
    前記マイクロチャンバアレイは、液滴を収容する収容部を備えており、
    前記基板は、前記収容部に存在する蛍光物質の蛍光を励起するための励起光を通過させる導波路となっており、
    前記基板と前記収容部との距離は、前記基板を通過する励起光から漏れ出す近接場光が前記収容部に到達する距離に設定されており、
    前記光源は、前記励起光を前記基板に入射する構成となっている
    蛍光観察装置。
  2. さらに観察部を備えており、
    前記観察部は、前記蛍光を観察するためのカメラと、前記カメラに前記蛍光を伝送するための光学系と、前記カメラへの前記励起光の入射量を低減させるためのフィルタとを備えている
    請求項1に記載の蛍光観察装置。
  3. 前記カメラは、スマートフォンその他の携帯端末に内蔵されたカメラである
    請求項2に記載の蛍光観察装置。
  4. さらにストッパを備えており、
    前記光源は、前記基板の端面から前記励起光を前記基板に入射する構成となっており、
    前記ストッパは、前記基板の端面近傍に、前記端面を露出させた状態で設置され、かつ、前記励起光の入射方向と交差する方向に延長されて、前記励起光からの迷光を低減させる構成となっている
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の蛍光観察装置。
  5. 前記収容部の容量は1000fL以下とされている
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の蛍光観察装置。
  6. 前記基板への前記光源の入射角度は、前記基板の内部を進む前記励起光の全反射条件を満たす角度に設定されている
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の蛍光観察装置。
  7. 前記基板の屈折率は、少なくとも前記導波路を構成する部分においては、前記基板の周囲の屈折率よりも高いものとされている
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の蛍光観察装置。
  8. 前記光源は、前記励起光の出射方向に交差し、かつ、前記基板の延長方向に沿う方向に移動可能とされており、これによって、前記励起光を、前記基板の延長方向に沿って走査させることができる構成となっている
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の蛍光観察装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の蛍光観察装置を用いた蛍光観察方法であって、
    前記収容部に前記液滴を収容するステップと、
    前記光源から、前記励起光を前記基板に入射するステップと、
    前記基板が、導波路として、前記励起光を通過させるステップと、
    前記基板の内部を通過する励起光から漏れ出す近接場光が、前記収容部に存在する蛍光物質の蛍光を励起するステップと
    を備える蛍光観察方法。
  10. 請求項3に記載の蛍光観察装置を用いた試料分析方法であって、
    前記携帯端末は、前記カメラで撮影された蛍光を解析可能なアプリケーションソフトウエアを備えている
    試料分析方法。
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