JP2018091034A - 免震構造 - Google Patents
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Abstract
Description
図1〜図4は、本発明に係る免震構造の第1の実施形態を示すもので、この免震構造は、建物(上部構造)1の基礎(下部構造)4上に積層ゴムや滑り支承による免震装置(図では積層ゴム支承を示す。)2を介装した免震層3を形成し、地震等によって基礎4側から建物1に伝播しようとする振動を緩和させるとともに、さらに建物1と基礎4との間に、汎用のオイルダンパー5に加えて変位切替型オイルダンパー6を介装して、上記振動を積極的に減衰させるパッシブ免震構造である。
図6は、本発明の第2の実施形態を示すもので、図1〜図4に示したものと同一構成部分については、同一符号を付してその説明を簡略化する。
この免震構造においては、検出用ロッド10の上面に、中央部に低部21が形成されるとともに、水平方向に間隔をおいて低部21から上面(高部)に至る段部21aが形成された基台部20が形成されている。
図7は、本発明の第3の実施形態を示すもので、同様に、以下図1〜図4に示したものと同一構成部分については、同一符号を用いて説明する。
この免震構造においては、検出用ロッド10の上面に、上面の中央部に低部31が形成されるとともに、水平方向に間隔をおいて上面(高部)に至る段部が形成された基台部30が形成されている。
図8は、本発明の第4の実施形態を示すもので、同様に、以下図1〜図4に示したものと同一構成部分については、同一符号を用いて説明する。
この免震構造においては、検出用ロッド10の少なくともシャットオフ弁15に臨む部分に、軸線回りに回動可能に設けられた検出部40が形成されている。
図9は、本発明の第5の実施形態を示すもので、この免震構造は、第4の実施形態において示した検出部40を、自動的に切り換えるようにしたものである。
すなわち、この免震構造においては、上記検出部40に加えて、建物1に近接して設置された地震計50と、この地震計50によって検出された地震動のP波から、距離減衰式等を用いて最大震度(加速度)を予測するプログラムを備えたPC(パーソナルコンピュータ)51と、このPC51の上記プログラムによって予測された震度(加速度)が予め設定された震度(加速度)を超えた時に検出部40を回転駆動するモータ52とが設けられている。そして、モータ52の出力軸52aが、円柱状の検出部40の端面に同軸的に連結されている。
4 基礎(下部構造)
6 変位切替型オイルダンパー
7 シリンダー
8 ピストン
9 ピストンロッド
15 シャットオフ弁
16a、16b 検出板(検出部)
17a、21a、41a、42a 段部
20、30 基台部
21、31 低部
22 調整用ブロック
33 スライド板
40 検出部
41 第1の変位検出溝(第1の検出部)
42 第2の変位検出溝(第2の検出部)
Claims (5)
- 上下部構造間に変位切替型オイルダンパーが介装された免震構造において、
上記変位切替型オイルダンパーのシリンダーが、上記上下部構造の一方に固定され、上記シリンダー内に移動自在に設けられたピストンに一体化されて上記シリンダーからの延出するピストンロッドが、上記上下部構造の他方に連結されるとともに、
上記ピストンロッド側に、水平方向に間隔をおいて高低が変化する段部が形成された検出部が、当該段部間の長さ寸法が変更可能に取り付けられるとともに、上記シリンダー側に、上記検出部に係合するとともに上記段部の前後において減衰力を切り換えるシャットオフ弁が鉛直方向に変位自在に設けられていることを特徴とする免震構造。 - 上記検出部は、上記段部間の長さ寸法が異なる複数の検出板からなり、これら検出板は、相互に交換可能に上記ピストンロッド側に着脱自在に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の免震構造。
- 上記検出部は、中央部に低部が形成されるとともに水平方向に間隔をおいて上記低部から高部に至る段部が形成された基台部と、上記段部に隣接する低部上に着脱自在に設けられて上面が上記高部に連続する複数の調整用ブロックとからなることを特徴とする請求項1に記載の免震構造。
- 上記検出部は、中央部に低部が形成されるとともに水平方向に間隔をおいて上記低部から高部に至る段部が形成された基台部と、この基台部の上記低部上に移動自在に設けられ、上面が上記高部に連続するスライド板とからなることを特徴とする請求項1に記載の免震構造。
- 上記検出部は、円柱状に形成され、上記ピストンロッド側に軸線回りに回動可能に設けられるとともに、外周面に軸線方向に間隔をおいて上記段部が形成された第1の検出部が設けられ、かつ当該第1の検出部から円周方向に間隔を置いた位置、上記第1の検出部とは軸線方向に異なる間隔をおいて上記段部が形成された第2の検出部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の免震構造。
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CN112628335A (zh) * | 2020-12-30 | 2021-04-09 | 江苏容大减震科技股份有限公司 | 位移调节阻尼器、具有大位移保护功能的隔震系统 |
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CN115451059A (zh) * | 2022-08-04 | 2022-12-09 | 无锡天禧机械设备制造有限公司 | 长寿命高可靠性的电动车前叉减震器及其制造工艺 |
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2016
- 2016-12-02 JP JP2016234868A patent/JP6785630B2/ja active Active
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