JP2018091034A - 免震構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】状況の変化に応じて容易に変位切替型オイルダンパーにおける減衰力の切り換え変位量を変更することができる免震構造を提供する。【解決手段】上下部構造間に変位切替型オイルダンパー6が介装された免震構造において、変位切替型オイルダンパーのシリンダー7が、上下部構造の一方に固定され、シリンダー内に移動自在に設けられたピストン8に一体化されてシリンダーからの延出するピストンロッド9が、上下部構造の他方に連結されるとともに、ピストンロッド9側に、水平方向に間隔をおいて高低が変化する段部17aが形成された検出部16aが、当該段部間の長さ寸法が変更可能に取り付けられるとともに、シリンダー7側に、検出部16aに係合するとともに段部の前後において減衰力を切り換えるシャットオフ弁15が鉛直方向に変位自在に設けられている。【選択図】図4

Description

本発明は、免震性能を適宜変更することが可能な免震構造に関するものである。
例えば、下記特許文献1に見られるように、地震に対して建物の安全性を確保するために、建物の基礎上に積層ゴムや滑り支承による免震装置を介装した免震層を形成して、地震時に基礎側から建物に伝播しようとする振動を緩和させるとともに、さらに建物と基礎との間に、オイルダンパー等を介装して、上記振動を積極的に減衰させる各種のパッシブ免震システムが採用されている。
ところで、上記構成からなる免震建物は、想定以上の地震力が作用すると、免震層の変形が急激に大きくなるという特徴があるため、巨大地震のような設計当初の想定を大きく超える地震動が作用すると、建物が擁壁に衝突したり、あるいは免震装置が損傷したりする等の被害を生じる虞がある。
しかしながら、これを回避するために、ダンパーの減衰力を高めると、想定を超える巨大地震時における免震層の変形を抑えて安全性を確保することは出来ても、中小地震や設計当初の地震動レベル(レベル2相当)時における建物の応答加速度が増加して免震性能が低下してしまうという問題点がある。
そこで、本発明者等は、先に下記特許文献2において、平常時においては、中小地震等に対応する免震性能を発揮し、地震発生時に上下部構造間に生じる相対変位が設定値以上になった場合に、減衰力を高めて過度の変形を抑えることが可能になる液圧ダンパーを提案した。
上記液圧ダンパーによれば、平常時においては、当該液圧ダンパーの減衰係数を小さい値に保持させておくことにより、中小地震や設計当初の地震動レベルの地震に対して所望の免震性能を発揮させ、建物の応答加速度を低減させることができるとともに、大地震時に想定を超える地震によって免震層に過大な変位が生じた際には、高減衰モードに切り替わり、大きな減衰力によって免震層の変位を抑制することにより、擁壁等の周囲の構造物との衝突や免震装置の破損を防止することができるという効果が得られる。
一方、図10に示すように、建物60の設計時に中央部に重量物61が存在し、これに対応して免震層62においては中心を対称にしてオイルダンパー63を配置した場合に、例えば、図11に示すように、上記重量物61が使用状況によって建物60の角隅部側に移動した場合には、偏心が生じて当該角隅部が地震時に揺れやすくなる。このため、当該重量物61の下方に配置したオイルダンパー63aについては、設計時の変位量よりも小さな変位量で減衰力を高め、揺れを抑える必要が生じる。
しかしながら、従来、免震層62における減衰性能等を変更しようとする場合には、オイルダンパー63、63aを交換、追加あるいは撤去する他に方法が無く、また免震層62のスペースに対してオイルダンパー63の寸法が大きいために、上述した交換や撤去等の工事は大掛かりなものとなり、殆ど実施されていないのが実情であった。
特開2006−144346号公報 特開2014−159850号公報
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、状況の変化に応じて容易に変位切替型オイルダンパーにおける減衰力の切り換え変位量を変更することができる免震構造を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、上下部構造間に変位切替型オイルダンパーが介装された免震構造において、上記変位切替型オイルダンパーのシリンダーが、上記上下部構造の一方に固定され、上記シリンダー内に移動自在に設けられたピストンに一体化されて上記シリンダーからの延出するピストンロッドが、上記上下部構造の他方に連結されるとともに、上記ピストンロッド側に、水平方向に間隔をおいて高低が変化する段部が形成された検出部が、当該段部間の長さ寸法が変更可能に取り付けられるとともに、上記シリンダー側に、上記検出部に係合するとともに上記段部の前後において減衰力を切り換えるシャットオフ弁が鉛直方向に変位自在に設けられていることを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、上記検出部が、上記段部間の長さ寸法が異なる複数の検出板からなり、これら検出板は、相互に交換可能に上記ピストンロッド側に着脱自在に取り付けられていることを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、上記検出部が、中央部に低部が形成されるとともに水平方向に間隔をおいて上記低部から高部に至る段部が形成された基台部と、上記段部に隣接する低部上に着脱自在に設けられて上面が上記高部に連続する複数の調整用ブロックとからなることを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、上記検出部が、中央部に低部が形成されるとともに水平方向に間隔をおいて上記低部から高部に至る段部が形成された基台部と、この基台部の上記低部上に移動自在に設けられ、上面が上記高部に連続するスライド板とからなることを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、上記検出部が、円柱状に形成され、上記ピストンロッド側に軸線回りに回動可能に設けられるとともに、外周面に軸線方向に間隔をおいて上記段部が形成された第1の検出部が設けられ、かつ当該第1の検出部から円周方向に間隔を置いた位置、上記第1の検出部とは軸線方向に異なる間隔をおいて上記段部が形成された第2の検出部が設けられていることを特徴とするものである。
請求項1〜5のいずれかに記載の発明によれば、検出部に形成された段部間の長さ寸法、すなわちシャットオフ弁によって減衰力を切り換える上下部構造間の変位量を変更することにより、大掛かりな交換や撤去作業等を要することなく、状況の変化に応じて容易に変位切替型オイルダンパーにおける減衰力の切り換え変位量を変更することができる。
本発明の第1の実施形態を説明するための縦断面視した正面図である。 図1の変位切替型パッシブオイルダンパーを示す縦断面視した概略構成図である。 図2のシャットオフ弁の先端形状を示す図で、(a)は斜視図、(b)はその側面図である。 図2の変位切替型パッシブオイルダンパーの大地震時における作動状態を示す縦断面視した概略構成図である。 図2および図4の検出板を示す縦断面図である。 本発明の第2の実施形態における検出部を示す縦断面図である。 本発明の第3の実施形態における検出部を示すもので、(a)は縦断面図、(b)は平面図である。 本発明の第4の実施形態における検出部を示す正面図である。 本発明の第5の実施形態における検出部を示す正面図である。 (a)は従来の免震建物の地上階の平面図、(b)は同じく免震層の平面図である。 竣工後に改築を経た図10の免震建物の地上階の平面図、(b)は同じく免震層の平面図である。
(第1の実施形態)
図1〜図4は、本発明に係る免震構造の第1の実施形態を示すもので、この免震構造は、建物(上部構造)1の基礎(下部構造)4上に積層ゴムや滑り支承による免震装置(図では積層ゴム支承を示す。)2を介装した免震層3を形成し、地震等によって基礎4側から建物1に伝播しようとする振動を緩和させるとともに、さらに建物1と基礎4との間に、汎用のオイルダンパー5に加えて変位切替型オイルダンパー6を介装して、上記振動を積極的に減衰させるパッシブ免震構造である。
この変位切替型オイルダンパー6は、平常時に減衰係数が小さい低減衰モードに設定されるとともに、免震層3に予め設定した変位が生じた場合に、減衰係数が大きい高減衰モードに切り替わるものである。
図2〜図4は、上記変位切替型オイルダンパー6を示すもので、この変位切替型パッシブオイルダンパー6は、作動オイルが充填されたシリンダー7と、このシリンダー7内に移動可能に設けられたピストン8と、このピストン8に一体化されてシリンダー7から外方に延出するピストンロッド9とから概略構成されたものである。
そして、ピストンロッド9に、変位検出用ロッド10が平行に一体化されている。そして、ピストンロッド9が基礎4側に連結されるとともに、シリンダー7が建物1側に固定されている。
また、ピストン8には、当該ピストン8の前後のシリンダー室7a、7bを連通させるとともに高減衰モード用の減衰弁11が介装されたピストン流路12が形成されている。また、シリンダー室7a、7bの外部には、これらシリンダー室7a、7bを連通させる外部流路13が設けられ、この外部流路13に低減衰モード用の減衰弁14と、当該外部流路13を開閉させるシャットオフ弁15が設けられている。
他方、シャットオフ弁15の先端部と対向する検出用ロッド10の上面には、検出板(検出部)16aが着脱自在に設けられている。ここで、検出板16aには、変位検出溝17が形成されており、変位切換溝17の水平方向両端部には、段部17aが形成されている。
そして、平常時には、シャットオフ弁15が上記変位検出溝17内に配置されている。また、シャットオフ弁15の上部には、図3に示すように、変位検出溝17内に配置されている状態で、減衰弁14が介装された外部流路13を連通させる貫通孔15a、15bが穿設されるとともに、他の部分が中実の円柱状に形成されている。
これにより、変位切替型パッシブオイルダンパー6は、平常時においては、シャットオフ弁15が、図2に示すように変位検出溝17に配置されて外部流路13が開いた状態に保持され、作動オイルがピストン8内の減衰弁11と外部流路13の減衰弁14とに流れることによって、低い減衰係数に設定されている。
また、免震層3に想定を超える変位が生じて、図4に示すように、シャットオフ弁15が変位検出溝17の両端の段部17aから検出板16aの上面に乗り上げて上昇し、外部流路13を閉じることにより、作動オイルがピストン8内の減衰弁11のみを流れることにより高い減衰係数に切り替わるようになっている。
さらに、この免震構造においては、上記検出板16aの他に、当該検出板16aと交換可能な検出板16bが備えられている。ここで、検出板16bは、変位検出溝17の長さ寸法L、すなわち水平方向の段部17aの間隔が、検出板16aよりも短い寸法に形成されている。なお、上記検出板16a、16bに代えて、変位検出溝17の長さ寸法が異なる複数の検出用ロッド10を備えてもよい。
以上の構成からなる免震構造においては、平常時においては、シャットオフ弁15を変位検出溝17における段部17a間に位置させておくことにより、減衰係数を小さい値に保持させて、中小地震や設計当初の地震動レベルの地震に対しては、免震建物1における免震性能を発揮させ、建物1の応答加速度を低減させることができる。
また、大地震が発生して免震層3に過大な変位が生じた際には、シャットオフ弁15が変位検出溝17の段部から検出板16aの上面に乗り上げることにより高減衰モードに切り替わり、大きな減衰力によって免震層3の変位を抑制することにより、擁壁等の周囲の構造物との衝突や免震装置の破損を防止することができる。
さらに、この免震構造においては、建物の使用状況の変化による建物偏心状況の変化、建物の経年変化、所有者の建物安全性に対する要望の変化、法律の改正あるいは想定される大地震の新たな推定等により、免震性能を変更することが望ましくなった場合には、検出板16aから検出板16b等へ交換して、変位検出溝17の長さ寸法L、すなわちシャットオフ弁15によって減衰力を切り換える変位量を変更することにより、大掛かりな交換や撤去作業等を要することなく、容易に変位切替型オイルダンパー6における減衰力の切り換え変位量を変更することができる。
(第2の実施形態)
図6は、本発明の第2の実施形態を示すもので、図1〜図4に示したものと同一構成部分については、同一符号を付してその説明を簡略化する。
この免震構造においては、検出用ロッド10の上面に、中央部に低部21が形成されるとともに、水平方向に間隔をおいて低部21から上面(高部)に至る段部21aが形成された基台部20が形成されている。
そして、これら段部21aに隣接する低部21上に、上面が基台部20の上面に連続する複数の調整用ブロック22が着脱自在に取り付けられている。これにより、上記基台部20と調整用ブロック22とによって、シャットオフ弁15の変位量の検出部が構成されている。
したがって、上記免震構造においては、調整ブロック22の着脱によって、調整ブロック22間に形成される変位検出溝の長さ寸法Lを調整することにより、シャットオフ弁15によって減衰力を切り換える変位量を容易に変更することができる。この結果、第1の実施例に示したものと同様の作用効果を得ることができる。
(第3の実施形態)
図7は、本発明の第3の実施形態を示すもので、同様に、以下図1〜図4に示したものと同一構成部分については、同一符号を用いて説明する。
この免震構造においては、検出用ロッド10の上面に、上面の中央部に低部31が形成されるとともに、水平方向に間隔をおいて上面(高部)に至る段部が形成された基台部30が形成されている。
そして、この基台部30の低部31の両側部には、上記段部から中央に向けて所定の長さ寸法を有するガイド32が設けられており、これらガイド32間に、スライド板33が低部31上に沿って移動自在に設けられている。
このスライド板33は、上面が基台部30の上面に連続する平板部材で、中央部側の先端部には、低部31側から上面側に向けて傾斜する傾斜面が形成されている。これにより、基台部30の低部31とスライド板33の先端部間によって、シャットオフ弁15の変位量の検出部が構成されている。
上記構成からなる免震構造においては、スライド板33を移動させて、互いの先端部間に形成される変位検出溝の長さ寸法Lを調整することにより、シャットオフ弁15によって減衰力を切り換える変位量を容易に変更することができ、よって第1の実施例に示したものと同様の作用効果を得ることができる。
(第4の実施形態)
図8は、本発明の第4の実施形態を示すもので、同様に、以下図1〜図4に示したものと同一構成部分については、同一符号を用いて説明する。
この免震構造においては、検出用ロッド10の少なくともシャットオフ弁15に臨む部分に、軸線回りに回動可能に設けられた検出部40が形成されている。
そして、この検出部40の外周面には、軸線方向に間隔をおいて段部41aが形成された第1の変位検出溝(第1の検出部)41が形成されている。
また、この検出部40の外周面であって、第1の変位検出溝41に対して直径方向の反対側には、軸線方向に間隔をおいて段部42aが形成された第2の変位検出溝(第2の検出部)42が形成されている。ここで、第2の変位検出溝42における段部42a間の長さ寸法Lは、第1の変位検出溝41の段部41a間の長さ寸法Lよりも小さく設定されている。
したがって、上記構成からなる免震構造によれば、検出部40を軸線回りに回動させて、検出用ロッド10の上面に露出してシャットオフ弁15が係合する第1の変位検出溝41を第2の変位検出溝42に切り換えることにより、上記シャットオフ弁15によって減衰力を切り換える変位量をLからLへと容易に変更することができ、よって第1の実施例に示したものと同様の作用効果を得ることができる。
(第5の実施形態)
図9は、本発明の第5の実施形態を示すもので、この免震構造は、第4の実施形態において示した検出部40を、自動的に切り換えるようにしたものである。
すなわち、この免震構造においては、上記検出部40に加えて、建物1に近接して設置された地震計50と、この地震計50によって検出された地震動のP波から、距離減衰式等を用いて最大震度(加速度)を予測するプログラムを備えたPC(パーソナルコンピュータ)51と、このPC51の上記プログラムによって予測された震度(加速度)が予め設定された震度(加速度)を超えた時に検出部40を回転駆動するモータ52とが設けられている。そして、モータ52の出力軸52aが、円柱状の検出部40の端面に同軸的に連結されている。
上記構成からなる免震構造によれば、地震発生時に、地震計50によって観測されたP波からPC51において主要動S波の最大震度(加速度)が予測され、これが設定値を超えた際に、モータ52によって検出部40が180°回動されて、シャットオフ弁15が係合する第1の変位検出溝41が第2の変位検出溝42に切り換わる。
この結果、自動的に、より少ない変位量によって高減衰モードに切り替わり、大きな減衰力によって免震層の変位を抑制することにより、擁壁等の周囲の構造物との衝突や免震装置の破損を防止することができる。
1 建物(上部構造)
4 基礎(下部構造)
6 変位切替型オイルダンパー
7 シリンダー
8 ピストン
9 ピストンロッド
15 シャットオフ弁
16a、16b 検出板(検出部)
17a、21a、41a、42a 段部
20、30 基台部
21、31 低部
22 調整用ブロック
33 スライド板
40 検出部
41 第1の変位検出溝(第1の検出部)
42 第2の変位検出溝(第2の検出部)

Claims (5)

  1. 上下部構造間に変位切替型オイルダンパーが介装された免震構造において、
    上記変位切替型オイルダンパーのシリンダーが、上記上下部構造の一方に固定され、上記シリンダー内に移動自在に設けられたピストンに一体化されて上記シリンダーからの延出するピストンロッドが、上記上下部構造の他方に連結されるとともに、
    上記ピストンロッド側に、水平方向に間隔をおいて高低が変化する段部が形成された検出部が、当該段部間の長さ寸法が変更可能に取り付けられるとともに、上記シリンダー側に、上記検出部に係合するとともに上記段部の前後において減衰力を切り換えるシャットオフ弁が鉛直方向に変位自在に設けられていることを特徴とする免震構造。
  2. 上記検出部は、上記段部間の長さ寸法が異なる複数の検出板からなり、これら検出板は、相互に交換可能に上記ピストンロッド側に着脱自在に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の免震構造。
  3. 上記検出部は、中央部に低部が形成されるとともに水平方向に間隔をおいて上記低部から高部に至る段部が形成された基台部と、上記段部に隣接する低部上に着脱自在に設けられて上面が上記高部に連続する複数の調整用ブロックとからなることを特徴とする請求項1に記載の免震構造。
  4. 上記検出部は、中央部に低部が形成されるとともに水平方向に間隔をおいて上記低部から高部に至る段部が形成された基台部と、この基台部の上記低部上に移動自在に設けられ、上面が上記高部に連続するスライド板とからなることを特徴とする請求項1に記載の免震構造。
  5. 上記検出部は、円柱状に形成され、上記ピストンロッド側に軸線回りに回動可能に設けられるとともに、外周面に軸線方向に間隔をおいて上記段部が形成された第1の検出部が設けられ、かつ当該第1の検出部から円周方向に間隔を置いた位置、上記第1の検出部とは軸線方向に異なる間隔をおいて上記段部が形成された第2の検出部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の免震構造。
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