JP2018090979A - 法面補強工法 - Google Patents

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肇彦 二見
Toshihiko Futami
肇彦 二見
武信 上野山
Takenobu Uenoyama
武信 上野山
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Abstract

【課題】施工時間を短縮化することができる法面補強工法とする。【解決手段】法面補強工法について、型枠の組立て工程、アンカーの打設工程、型枠の設置工程、上側鉄筋の配筋工程、コンクリート又はモルタルの充填工程を有するものとする。組立て工程においては、第1〜4の側板を仮置きし、これらの側板を上側連結筋及び下側連結筋で連結する。また、下側連結筋には下側鉄筋を固定する。他方、配筋工程においては、上側鉄筋を、一の型枠の上側連結筋、当該型枠に隣接する他の型枠の上側連結筋、及びアンカーに固定する。【選択図】図1

Description

本発明は、法面の補強工法に関するものである。
従来、法面を補強する工法としては、法面上で型枠を組み立て、当該型枠内にコンクリート又はモルタルを吹付け又は打設して充填し、もって法枠を形成する方法、いわゆるフリーフレーム工法が存在する。
この工法においては、法面に格子状(ないしは升目状)の法枠を形成するために、まず、一対の法枠形成用の網板を相互が相対するように組み立てる。次に、相対する網板を上側横筋及び下側横筋によって連結する。次に、相対する網板間に上側鉄筋及び下側鉄筋を配筋する。この上側鉄筋及び下側鉄筋は、上側横筋や下側横筋等に結束する等して固定する。また、法枠の定着性を向上するために、上側鉄筋及び下側鉄筋の配筋等に前後して法面にアンカーを打設し、このアンカーと上側鉄筋や下側鉄筋等とを結束する。しかるに、この工法によると、下側鉄筋を配筋する際に上側横筋が邪魔になり、作業性が良いとは言えなかった。したがって、施工時間を短縮化するための様々な改善が試みられてきた。
例えば、上側鉄筋及び下側鉄筋の配筋を先に行い、その後に、上側横筋によって連結した網板を、上側鉄筋及び下側鉄筋に被せるようにして設置する提案等がなされている(例えば、特許文献1等。)。
しかるに、上側横筋によって連結した網板は長尺であるが故に、上側鉄筋及び下側鉄筋に被せるようにして設置するといっても簡単なことではない。特に、上側横筋によって連結した網板は単なる鉄筋等とは異なり、複数の部材が組み合わさってなる構造物であり、その重量が重く、取廻し性が悪くなることからすると、なおさらである。また、法面は傾斜面であり、しかも足場が極めて悪い場合が存在すること等も考慮しなければならない。
特開平4−108919号公報
本発明が解決しようとする主たる課題は、施工時間を短縮化することができる法面補強工法を提供することにある。
上記課題を解決するための手段は、型枠を組み立てる組立て工程と、法面にアンカーを打設する打設工程と、前記法面に前記型枠を設置する設置工程と、前記型枠内に縦上側鉄筋及び横上側鉄筋を配筋する配筋工程と、前記型枠内にコンクリート又はモルタルを充填する充填工程とを有する。そして、組立て工程及び配筋工程においては、それぞれ下記の作業を行う。
(組立て工程)
縦網板及び横網板でL字状とされた第1側板、第2側板、第3側板、及び第4側板を用意し、
前記第1側板を縦網板が縦方向一方へ延在し横網板が横方向一方へ延在するように仮置きし、前記第2側板を縦網板が前記第1側板の縦網板と相対し横網板が横方向他方へ延在するように仮置きし、前記第3側板を縦網板が縦方向他方へ延在し横網板が前記第1側板の横網板と相対するように仮置きし、前記第4側板を縦網板が前記第3側板の縦網板と相対し横網板が前記第2側板の横網板と相対するように仮置きし、
前記第1側板の縦網板及び前記第2側板の縦網板、前記第3側板の縦網板及び前記第4側板の縦網板、前記第1側板の横網板及び前記第3側板の横網板、並びに前記第2側板の横網板及び前記第4側板の横網板、をそれぞれ下側連結筋及び上側連結筋で連結し、
この連結に前後して、前記第1側板の縦網板及び前記第2側板の縦網板の先端部から前記第3側板の縦網板及び前記第4側板の縦網板の先端部に至る縦下側鉄筋を、前記第1側板の縦網板及び前記第2側板の縦網板を連結する下側連結筋、及び前記第3側板の縦網板及び前記第4側板の縦網板を連結する下側連結筋に固定し、
更に前記第1側板の横網板及び前記第3側板の横網板の先端部から前記第2側板の横網板及び前記第4側板の横網板の先端部に至る横下側鉄筋を、前記第1側板の横網板及び前記第3側板の横網板を連結する下側連結筋、及び前記第2側板の横網板及び前記第4側板の横網板を連結する下側連結筋に固定する。
(配筋工程)
前記縦上側鉄筋を、一の型枠において前記第1側板の縦網板及び前記第2側板の縦網板を連結する上側連結筋、前記一の型枠と縦方向に隣接する他の型枠において前記第3側板の縦網板及び前記第4側板の縦網板を連結する上側連結筋、並びに前記アンカーに少なくとも固定し、
前記横上側鉄筋を、一の型枠において前記第1側板の横網板及び前記第3側板の横網板を連結する上側連結筋、前記一の型枠と横方向に隣接する他の型枠において前記第2側板の横網板及び前記第4側板の横網板を連結する上側連結筋、並びに前記アンカーに少なくとも固定する。
(主な作用効果)
本発明の法面補強工法は、組み上げた型枠(型枠ユニット)を法面に設置するものであり、型枠は足場の安定している地上で組み上げることができる。したがって、作業性の改善により、施工時間を短縮化することができる。
この点、従来のフリーフレーム工法においては、法枠の強度を高く保つために、上側鉄筋及び下側鉄筋を長手方向に連続する複数の網板間(型枠)に跨るように配筋する必要があると考えられてきた。したがって、型枠をユニット化することができず、法面上で組み上げる必要があり、施工時間の短縮化を図ることができなった。
しかるに、後述する実施例でも示すように、長手方向に連続する複数の型枠に跨るように下側鉄筋を配筋した場合(従来例)と、複数の型枠に跨るように下側鉄筋を配筋しなかった場合(実施例)とでは、法面から受ける圧力に対して法枠が同等の強度になることを知見した。そこで、上記手段を提案するに至ったものである。
なお、法枠が同等の強度になる理由に関して、法枠が法面から圧力(この圧力は下方(法面側)から上方(法枠側)へ主に働く。)を受けた際には、上側鉄筋には引張力が働くが、下側鉄筋には圧縮力が働く。したがって、下側鉄筋に関しては複数の型枠に跨るように配筋しなくても法枠は同等の強度になるものと考えられる。
本発明によると、施工時間を短縮化することができる法面補強工法となる。
本形態の法面補強工法の施工手順を示すフロー図である。 網板を仮置きした状態を示す斜視図である。 下側連結筋によって連結した網板を示す斜視図である。 下側連結筋に下側鉄筋を固定した状態を示す平面図である。 法面に型枠(ユニット)を設置した状態を示す斜視図である。 図5のVI方向平面図であり、アンカーの配置部分を示す。 図5のVII方向正面図であり、型枠の境界部分を示す。 図5のVIII−VIII線断面図であり、コンクリート又はモルタルを充填した状態を示す。 法面にアンカーを打設する工程を示す模式図である。 試験体及び試験方法の説明図である。 ひび割れした箇所を示す図である。 連結筋の別の形態例である。
次に、発明を実施するための形態を説明する。なお、本形態は、本発明を実施するための一例である。本発明の範囲は、本形態の範囲に限定されない。
本形態の法面補強工法は、図1に示すように、整地工程、照射/打設工程、設置工程、配筋工程、充填工程、及び組立て工程を有する。これらの各工程のうち整地工程から充填工程までは、法面G上にて実施する。他方、組立て工程は、法面G以外の地上で実施することができ、通常平地で実施(陸組み)する。以下、各工程の詳細について説明する。
本形態の整地工程は、法枠を形成するに適するよう法面Gを整地する工程である。この工程においては、例えば、法面G上に存在する石や木々等を取り除き、あるいは法面Gの突出した領域を削り取り、あるいは法面Gの凹んだ領域を埋める等して法面Gを整地する。また、ラス網の敷設等もこの整地工程において行うことができる。この整地工程は、場合によっては省略することもできる。
本形態の照射/打設工程は、図9に示すように、法面Gにアンカー21を打設する工程である。アンカー21は、例えば、縦方向及び横方向に適宜の間隔(例えば、0.4〜1.0mの間隔)をおいて複数打設する。なお、アンカー21とは、単に長尺の細長棒状の部材を意味する。アンカー21の長さは、例えば60〜120cmであり、20〜100cm程度が法面Gに埋め込まれる(打設される)。
照射/打設工程においては、アンカー21を打設する箇所(位置)を、レーザー照射手段40からのレーザー40rで照射すると好適である。この形態によると、アンカー21の打設位置が正確なものとなる。本形態においては、アンカー21を基準として後述する型枠10の位置が決まることになる。したがって、アンカー21の正確な位置決めは、極めて重要である。
本形態の組立て工程は、法面G以外の地上において型枠(型枠ユニット)10を組み立てる工程である。この地上において組み立てた型枠10を、図9に示すように、法面G上に搬送し、設置することになる。この組立て工程は、上記した整地工程や照射/打設工程と並行して実施することも、これらの工程に先行して実施することもできる。
組立て工程においては、平面視で(上方から見て)L字状の側板を複数枚用意する。この側板は、例えば、1枚の網板が折り曲げられ、あるいは2枚の網板が接続される等してL字状とされている。各側板の頂点は、通常90°であるが、多少前後してもよい。
側板を構成する各網板は、平板状、かつ帯状である。また、各網板は、多数の孔を有する。各網板は、例えば、クリンプ金網、エキスパンドメタル、多数の孔を有するダンボール、合板、合成樹脂板等によって形成することができる。
本形態においては、図2に示すように、1つの型枠10を組み上げるために、4枚の側板を用意する。本形態では、この4枚の側板を、第1側板11、第2側板12、第3側板13、及び第4側板14と称する。第1側板11、第2側板12、第3側板13、及び第4側板14は、全て同じ構造である。ただし、強度等の点で法枠の形成に問題が生じないようであれば、各側板11,12,13,14を異なる構造とすることもできる。
第1側板11は、縦網板11x及び横網板11yによってL字状とされている。第2側板12は、縦網板12x及び横網板12yによってL字状とされている。第3側板13は、縦網板13x及び横網板13yによってL字状とされている。第4側板14は、縦網板14x及び横網板14yによってL字状とされている。
各側枠11,12,13,14は、地上において次のように仮置きする。
まず、第1側板11は、縦網板11xが縦方向一方へ延在するように、かつ横網板11yが横方向一方へ延在するように仮置きする。また、第2側板12は、縦網板12xが第1側板11の縦網板11xと所定の間隔をおいて相対するように、かつ横網板12yが横方向他方へ(第1側板11の横網板11yの延在方向とは反対方向へ)延在するように仮置きする。さらに、第3側板13は、縦網板13xが縦方向他方へ(第1側板11の縦網板11xの延在方向とは反対方向へ)延在するように、かつ横網板13yが第1側板11の横網板11yと所定の間隔をおいて相対するように仮置きする。そして、第4側板14は、縦網板14xが第3側板13の縦網板13xと所定の間隔をおいて相対するように、かつ横網板14yが第2側板12の横網板12yと所定の間隔をおいて相対するように仮置きする。
以上における網板間の所定の間隔とは、次いで説明する上側連結筋30x及び下側連結筋30yによる連結にとって都合のよい(好適な)距離である。また、側板11,12,13,14の仮置きは、必ずしも上側連結筋30x及び下側連結筋30yによる連結に先行する必要はない。つまり、当該連結に際して、組立て場所に必然的に配置される(位置決めされる)ような状況での置き方も仮置きに含む。具体的には、例えば、まず、下側連結筋30yを仮置きし、この仮置きした下側連結筋30yに合わせて側板11,12,13,14を配置する(位置決めする)ような場合の置き方も仮置きに含む。
以上のようにして各側板11,12,13,14を仮置きしたら、図3に示すように、第1側板11の縦網板11x及び第2側板12の縦網板12xを上側連結筋30x及び下側連結筋30yで連結する(なお、図3には、上側連結筋30xによって連結する前の下側連結筋30yのみによって連結している状態を示している。以下、同様である。)。同様に、第3側板13の縦網板13x及び第4側板14の縦網板14xを上側連結筋30x及び下側連結筋30yで連結する。また、第1側板11の横網板11y及び第3側板13の横網板13yを上側連結筋30x及び下側連結筋30yで連結する。さらに、第2側板12の横網板12y及び第4側板14の横網板14yを上側連結筋30x及び下側連結筋30yで連結する。
ここで、上側連結筋30x及び下側連結筋30yは、相対する縦網板(11x及び12x,13x及び14x)同士、相対する横網板(11y及び13y,12y及び14y)同士を連結する部材である。上側連結筋30x及び下側連結筋30yは、相対する縦網板(11x及び12x,13x及び14x)同士、横網板(11y及び13y,12y及び14y)同士の離間距離を適正なものとするスペーサーとしての機能も有する。
本形態の上側連結筋30x及び下側連結筋30yは、下側連結筋30yの場合を例に図4に示すように、一対の縦軸筋31と、この一対の縦軸筋31間に跨る複数の幅筋31xと、一対の横軸筋32と、この一対の横軸筋32間に跨る複数の幅筋32xと、から主になる。
複数の縦幅筋31x及び複数の横幅筋32xはそれぞれ、縦軸筋31又は横軸筋32に直交している。ただし、強度上の問題が生じないようであれば、あるいは強度向上につながるようであれば、縦幅筋31x及び横幅筋32xはそれぞれ、縦軸筋31又は横軸筋32と直交していなくてもよい。
なお、以上の構造は、上側連結筋30x及び下側連結筋30yの一構造例である。上側連結筋30x及び下側連結筋30yは、上記役割を果たす限り、他の構造とすることもできる。
ただし、他の構造の連結筋としては、図12に示す別形態の連結筋30zを推奨する。この別形態の連結筋30zは、上記連結筋30x,30yの構成要素に加えて、(縦)幅筋31xに交差し、かつ一対の縦軸筋31間に位置する一対の縦補助筋33と、(横)幅筋32xに交差し、かつ一対の横軸筋32間に位置する一対の横補助筋34とを有する。この別形態の連結筋30zによると、一対の補助筋33,34の存在により、型枠10全体としての剛性が増す。したがって、型枠10の搬送途中において当該型枠10が歪むおそれがない。しかも、一対の補助筋33,34の、例えば、径や素材等を適宜変更することのみで、鉄筋22,23の強度発現機能を補うことができる。なお、これらの観点からは、補助筋33,34の直径を、例えば2〜10mm、好ましくは3.5〜6mmにするとよい。
本別形態の連結筋30zにおいて、補助筋33,34はそれぞれ、一対、つまり2本とされている。ただし、補助筋33は、1本、又は3本以上の複数本とすることもできる。必要とされる強度に応じて適宜設計するとよい。
また、本別形態の連結筋30zにおいて、補助筋33,34はそれぞれ、幅筋31x又は幅筋32xと直交しており、縦軸筋31又は横軸筋32と平行になっている。ただし、強度上の問題が生じないようであれば、あるいは強度向上につながるようであれば、補助筋33,34はそれぞれ、幅筋31x又は幅筋32xと直交していなくてもよい。
さらに、本別形態の連結筋30zは、上側連結筋30xのみに替えて、又は下側連結筋30yのみに替えて、又は上側連結筋30x及び下側連結筋30yに替えて使用することができる。ただし、下側連結筋30yに対して下側鉄筋23x,23yを溶接する場合は、下側鉄筋23x,23yによる強度向上効果が確実に発現することから、経済性を考慮して、上側連結筋30xのみを本別形態の連結筋30zに替えるのが好ましい。
なお、図12においては、補助筋33,34等の交差部分を、当該部材間に上下関係(いずれが法面G側になるかの関係)が存在しないかのように描いている。しかしながら、棒状の部材を組み合わせて本別形態の連結筋30zを形成する場合は、当然、上下関係が存在することになる。
上側連結筋30x、下側連結筋30y、及び別形態の連結筋30zのいずれにおいても、一対の縦軸筋31の一方は、第1側板11の縦網板11x及び第3側板13の縦網板13xに沿って延在する(図6参照。以下、同様である。)。これら縦網板11x,13xと縦軸筋31とは、相対する縦網板(11x及び12x,13x及び14x)同士を連結する際に固定する。この固定は、例えば、結束筋等を使用して行う結束等によることもできるが、加締め具等を使用して行う加締めによる方が好ましい。本形態においては、組み上がった型枠10を機械又は人力によって法面G上に搬送することになる。しかるに、当該固定が加締めによって行われていれば、搬送途中において、型枠10が歪み、あるいは分解してしまうおそれがない。この点、従来の工法であれば、この搬送という視点が存在しないため、当該固定に加締めは必要にならず、逆に加締めによるのは無駄である。
上側連結筋30x、下側連結筋30y、及び別形態の連結筋30zのいずれにおいても、一対の縦軸筋31の他方は、第2側板12の縦網板12x及び第4側板14の縦網板14xに沿って延在する。これら縦網板12x,14xと縦軸筋31とも、相対する縦網板(11x及び12x,13x及び14x)同士を連結する際に固定する。この固定も、例えば、結束筋等を使用して行う結束等によることもできるが、加締め具等を使用して行う加締めによる方が好ましい。
上側連結筋30x、下側連結筋30y、及び別形態の連結筋30zのいずれにおいても、一対の横軸筋32の一方は、第1側板11の横網板11y及び第2側板12の横網板12yに沿って延在する。これら横網板11y,12yと横軸筋32とは、相対する横網板(11y及び13y,12y及び14y)同士を連結する際に固定する。この固定も、例えば、結束筋等を使用して行う結束等によることもできるが、加締め具等を使用して行う加締めによる方が好ましい。
上側連結筋30x、下側連結筋30y、及び別形態の連結筋30zのいずれにおいても、一対の横軸筋32の他方は、第3側板13の横網板13y及び第4側板14の横網板14yに沿って延在する。これら横網板13y,14yと横軸筋32とは、相対する横網板(11y及び13y,12y及び14y)同士を連結する際に固定する。この固定も、例えば、結束筋等を使用して行う結束等によることもできるが、加締め具等を使用して行う加締めによる方が好ましい。
なお、上側連結筋30xの構造や使用形態は、以上で説明した下側連結筋30yの場合と同様であるので、別途の説明は省略する。
ところで、以上の下側連結筋30yによる縦網板(11x及び12x,13x及び14x)同士及び横網板(11y及び13y,12y及び14y)同士の連結(網板の連結)に前後して、つまり、網板の連結に先立って、あるいは網板の連結と同時並行的に、あるいは網板の連結に次いで、下側連結筋30yには、一対の縦下側鉄筋23x及び一対の横下側鉄筋23yを固定(下側鉄筋の固定)する。
一対の縦下側鉄筋23xは、相互が平行となるように配筋する。一対の縦下側鉄筋23xは、第1側板11の縦網板11x及び第2側板12の縦網板12xの先端部(図4においては、紙面上側端部。)から第3側板13の縦網板13x及び第4側板14の縦網板14xの先端部(図4においては、紙面下側端部。)に至るものである。また、一対の横下側鉄筋23yも、相互が平行となるように配筋する。一対の横下側鉄筋23yは、第1側板11の横網板11y及び第3側板13の横網板13yの先端部(図4においては、紙面左側端部。)から第2側板12の横網板12y及び第4側板14の横網板14yの先端部(図4においては、紙面右側端部。)に至るものである。
なお、一対の縦下側鉄筋23x及び一対の横下側鉄筋23yは、単なる直線状とすることもできる。ただし、必要によっては、図示例のように、両先端部23aを法面Gとは反対側へ湾曲させるのが好ましい。また、必要によっては、縦下側鉄筋23xや横下側鉄筋23yをそれぞれ、1本又は3本以上の複数本とすることもできる。
一対の縦下側鉄筋23xは、第1側板11の縦網板11x及び第2側板12の縦網板12xを連結する下側連結筋30yと、第3側板13の縦網板13x及び第4側板14の縦網板14xを連結する下側連結筋30yとに固定する。また、一対の横下側鉄筋23yは、第1側板11の横網板11y及び第3側板13の横網板13yを連結する下側連結筋30yと、第2側板12の横網板12y及び第4側板14の横網板14yを連結する下側連結筋30yとに固定する
以上の縦下側鉄筋23x及び横下側鉄筋23yの固定は、例えば、結束筋等を使用して行う結束等によることもできるが、スポット溶接等の溶接による方が好ましい。前述したように、本形態においては、組み上がった型枠10を機械又は人力によって法面G上に搬送することになる。しかるに、当該固定が溶接によって行われていれば、搬送途中において、型枠10が歪み、あるいは分解してしまうおそれがない。この点、従来の工法においては、この搬送という視点が存在しなかったため、当該固定に溶接は必要にならず、逆に法面Gでの作業となるが故に溶接によるのは煩瑣であった。
縦下側鉄筋23x及び横下側鉄筋23yの固定をスポット溶接による場合、当該鉄筋23x,23yとしては、JIS規格の鉄筋コンクリート用異形棒鋼を使用するのが好ましく、記号がSD295B、SD345、SD390、又はSD490の鉄筋コンクリート用異形棒鋼を使用するのがより好ましい。これらを使用すれば、モルタル中の付着強度を満足すると共に、スポット溶接では、鉄筋23x,23yの設計疲労強度を満足することが知られている。
ところで、以上においては、説明の都合上、網板の連結について説明し、次いで下側鉄筋の固定について説明している。しかしながら、組立て作業の迅速化という観点からは、下側連結筋30yに対する下側鉄筋23x,23yの固定を先に行い(つまり、まず、図4に示す状態にする。)、この下側鉄筋23x,23yが固定された下側連結筋30yを用いて網板の連結を行うのが好ましい。
以上のようにして組み立てた型枠10は、設置工程において法面Gに設置する。この設置は、図5に示すように、複数の型枠10が縦方向及び横方向に連続するように行う。この複数の型枠10の設置によって、法面Gに格子状の型枠が形成される。
配筋工程においては、相対する網板間に一対の縦上側鉄筋22x及び一対の横上側鉄筋22yを配筋する。より詳細には、図5に示すように、一対の縦上側鉄筋22xを、一の型枠10において第1側板11の縦網板11x及び第2側板12の縦網板12xを連結する上側連結筋30xと、一の型枠10と縦方向に隣接する他の型枠10xにおいて第3側板13の縦網板13x及び第4側板14の縦網板14xを連結する上側連結筋30xと、アンカー21とに固定する。つまり、一対の縦上側鉄筋22xを、相互に隣接する型枠10及び型枠10xに跨るように固定する。また、一対の横上側鉄筋22yを、一の型枠10において第2側板12の横網板12y及び第4側板14の横網板14yを連結する上側連結筋30xと、一の型枠10と横方向に隣接する他の型枠10yにおいて第1側板11の横網板11y及び第3側板13の横網板13yを連結する上側連結筋30xと、アンカー21とに固定する。つまり、一対の横上側鉄筋22yを、相互に隣接する型枠10及び型枠10yに跨るように固定する。
以上の一対の縦上側鉄筋22x及び一対の横上側鉄筋22yは、直線状である。また、一対の縦上側鉄筋22x及び一対の横上側鉄筋22yの固定はそれぞれ、相互が平行となるように行う。
上側鉄筋22x,22yの固定は、下側鉄筋23x,23yの場合と同様に溶接によることもできる。しかしながら、この作業は法面G上での作業であり、また、型枠10の搬送は既に終了しているので、当該固定は結束等によるのが好ましい。
必要によっては、縦上側鉄筋22xや横上側鉄筋22yをそれぞれ、1本又は3本以上の複数本とすることもできる。また、各上側鉄筋22x、22yの長さは、相互に隣接する2つの型枠10に跨る長さであっても、3つ以上の複数の型枠10に跨る長さであってもよい。
図7に示すように、本形態の工法においては、縦下側鉄筋23x及び横下側鉄筋23yは、各型枠10内に位置する。これに対し、縦上側鉄筋22x及び横上側鉄筋22yは、相互に隣接する型枠(10及び10x,10及び10y)に跨って位置する。このような構造を採用することにより、型枠10のユニット化が可能となり、他方で、形成される法枠の強度も確保される。
本形態の工法において、型枠10の位置決めには、アンカー21が重要な役割を果たす。すなわち、図6に示すように、上方の横上側鉄筋22y及び上方の横下側鉄筋23yと一方の縦上側鉄筋22x及び一方の縦下側鉄筋23xとの交差部分が、アンカー21に引っ掛かるように配置する。この配置によると、上方の横上側鉄筋22y及び上方の横下側鉄筋23yがアンカー21の上方において当該アンカー21に接触するように位置するため、型枠10の下方への位置ずれが防止される。また、一方の縦上側鉄筋22x及び一方の縦下側鉄筋23xがアンカー21の側方(図示例では紙面右方)において当該アンカー21に接触するように位置するため、型枠10の側方への位置ずれが防止される。
なお、型枠10の下方への位置ずれを防止するためには、本形態のように補助アンカー21aを設ける方が好ましい。この形態においては、上方の横上側鉄筋22y及び上方の横下側鉄筋23yが補助アンカー21aの上方において当該補助アンカー21aに接触するようにする。
以上のようにして型枠10を法面Gに設置したら、当該型枠10内に、つまり、図8に示すように、相対する網材(例えば、縦網材11x及び縦網材12x)の間にコンクリート又はモルタルCを充填する(充填工程)。この充填されたコンクリート又はモルタルCが固化することで、法面G上に、格子状の法枠が形成される。なお、コンクリート又はモルタルCは、法枠の形成素材となるものである。したがって、法枠としての機能を果たすようになる固化材であれば、厳密な意味でのコンクリートやモルタル等でなくても使用することができる。
本工法においては、必要により、コンクリート又はモルタルCからなる法枠によって囲まれた窪地に、土砂や玉石等を充填したり、芝張り等をして法面Gの緑化を図ったりすることができる。
次に、本発明の法面補強工法の実用性を明らかにする実施例を説明する。
従来型の配筋構造を採用した試験体(従来例)、及び本発明の配筋構造を採用した試験体(実施例)について梁曲げ試験を行い、両者の強度を比較した。
(試験体)
図10に示すように、試験体Xの長さL4は、従来例及び実施例のいずれについても、2300mmとした。また、試験体Xの断面形状は、一辺の長さL1が300mmの正方形状とした。
試験体Xはモルタルで形成した。モルタルのセメントとしては普通ポルトランドセメント(JIS R 5210)を使用した。設計基準強度は18N/mm2以上とした。セメント・骨材質量比(C:S)は1:4とした。
試験体Xの下側部分に2本の上側鉄筋22を、試験体Xの上側部分に2本の下側鉄筋23を、それぞれ配筋した。上側鉄筋22は、試験体Xの上面から当該上側鉄筋22までの距離L2が235mmとなるように配筋した。上側鉄筋22及び下側鉄筋23の配筋は、従来例及び実施例のいずれについても行ったが、実施例については、下側鉄筋23の中央部をカットオフした。カットオフ長L3は、100mmとした。
なお、法枠に対する法面Gからの荷重は下方から上方へ加わるのに対し、本試験においては荷重が上方から下方へ加わる。そこで、上側鉄筋22が下側に位置し、下側鉄筋23が上側に位置する配置とした。
上側鉄筋及び下側鉄筋としては、鉄筋コンクリート用棒鋼(JIS G 3112、材質:SD345、サイズD13)を使用した。
(試験方法)
図10に示すように、試験体Xの下側両端部に下側支点を取り付け、試験体Xの中央部に上方から下方への荷重を加えた(梁曲げ試験)。試験体Xの両端縁から下側支点までの距離L5は、それぞれ150mmとした。従来例及び実施例のいずれについても、試験は各3回行った。
試験体Xに荷重を加えるにあたっては、門型載荷装置に押引両用ジャッキ(EC30H20:大阪ジャッキ製作所製)を取り付け、ロードセル(KCM−200KNA:東京測器製)を介在させて試験体Xの中央部に上側支点を取り付けた。この上側支点は2点とし、両上側支点間の距離L6を600mmとした。
荷重は、静ひずみ測定器(TSD−530:東京測器製)によって測定した。初期荷重は5kNとし、以後10kN刻みで荷重を増やし、終局破壊に至るまで試験を行った。載荷は単サイクルとした。
試験体Xの中央部と各支点付近にはアングルフレームを取り付け、変位計(CDP−50×片側側面各5本:東京測器製)を取り付けた。この変位計によって各荷重段階における変位を計測した。
試験体Xの側面には、100mm×100mm四方のマス目を入れた。このマス目には、各荷重段階におけるひび割れの進行をマーキングすることとした。
(試験結果)
最大荷重と試験体Xの中央部における変位の関係を表1に示した。また、ひび割れの進行を示すマーキング結果を図11に示した。なお、図11中の「従1」、「従2」、「従3」、「実1」、「実2」、及び「実3」は、従来例による1回目、従来例による2回目、従来例による3回目、実施例による1回目、実施例による2回目、又は実施例による3回目の試験結果をそれぞれ示す。
Figure 2018090979
以上の結果から、本発明の配筋構造を採用した法面補強工法が実用性を有することが分かる。
本発明は、法面の補強工法として利用可能である。
10 型枠(一の型枠)
10x 一の型枠と縦方向に隣接する他の型枠
10y 一の型枠と横方向に隣接する他の型枠
11 第1側板
11x 第1側板の縦網板
11y 第1側板の横網板
12 第2側板
12x 第2側板の縦網板
12y 第2側板の横網板
13 第3側板
13x 第3側板の縦網板
13y 第3側板の横網板
14 第4側板
14x 第4側板の縦網板
14y 第4側板の横網板
21 アンカー
22 上側鉄筋
22x 縦上側鉄筋
22y 横上側鉄筋
23 下側鉄筋
23x 縦下側鉄筋
23y 横下側鉄筋
30x 上側連結筋
30y 下側連結筋
30z 別形態の連結筋
31 縦軸筋
31x 縦軸筋間に跨る幅筋
32 横軸筋
32x 横軸筋間に跨る幅筋
33 縦補助筋
34 横補助筋
40 レーザーポインタ(照射手段)
40r レーザー
C コンクリート又はモルタル
G 法面

Claims (5)

  1. 型枠を組み立てる組立て工程と、法面にアンカーを打設する打設工程と、前記法面に前記型枠を設置する設置工程と、前記型枠内に縦上側鉄筋及び横上側鉄筋を配筋する配筋工程と、前記型枠内にコンクリート又はモルタルを充填する充填工程と、を有し、
    前記組立て工程及び前記配筋工程においては、それぞれ下記の作業を行う、
    ことを特徴とする法面補強工法。
    (組立て工程)
    縦網板及び横網板でL字状とされた第1側板、第2側板、第3側板、及び第4側板を用意し、
    前記第1側板を縦網板が縦方向一方へ延在し横網板が横方向一方へ延在するように仮置きし、前記第2側板を縦網板が前記第1側板の縦網板と相対し横網板が横方向他方へ延在するように仮置きし、前記第3側板を縦網板が縦方向他方へ延在し横網板が前記第1側板の横網板と相対するように仮置きし、前記第4側板を縦網板が前記第3側板の縦網板と相対し横網板が前記第2側板の横網板と相対するように仮置きし、
    前記第1側板の縦網板及び前記第2側板の縦網板、前記第3側板の縦網板及び前記第4側板の縦網板、前記第1側板の横網板及び前記第3側板の横網板、並びに前記第2側板の横網板及び前記第4側板の横網板、をそれぞれ下側連結筋及び上側連結筋で連結し、
    この連結に前後して、前記第1側板の縦網板及び前記第2側板の縦網板の先端部から前記第3側板の縦網板及び前記第4側板の縦網板の先端部に至る縦下側鉄筋を、前記第1側板の縦網板及び前記第2側板の縦網板を連結する下側連結筋、及び前記第3側板の縦網板及び前記第4側板の縦網板を連結する下側連結筋に固定し、
    更に前記第1側板の横網板及び前記第3側板の横網板の先端部から前記第2側板の横網板及び前記第4側板の横網板の先端部に至る横下側鉄筋を、前記第1側板の横網板及び前記第3側板の横網板を連結する下側連結筋、及び前記第2側板の横網板及び前記第4側板の横網板を連結する下側連結筋に固定する。
    (配筋工程)
    前記縦上側鉄筋を、一の型枠において前記第1側板の縦網板及び前記第2側板の縦網板を連結する上側連結筋、前記一の型枠と縦方向に隣接する他の型枠において前記第3側板の縦網板及び前記第4側板の縦網板を連結する上側連結筋、並びに前記アンカーに少なくとも固定し、
    前記横上側鉄筋を、一の型枠において前記第1側板の横網板及び前記第3側板の横網板を連結する上側連結筋、前記一の型枠と横方向に隣接する他の型枠において前記第2側板の横網板及び前記第4側板の横網板を連結する上側連結筋、並びに前記アンカーに少なくとも固定する。
  2. 前記打設工程においては、前記アンカーを打設する箇所をレーザー照射手段を使用してレーザーで照射する、
    請求項1に記載の法面補強工法。
  3. 前記下側連結筋に対する前記縦下側鉄筋及び前記横下側鉄筋の固定は溶接によって行い、他方、前記上側連結筋に対する前記縦上側鉄筋及び前記横上側鉄筋の固定は結束によって行う、
    請求項1又は請求項2に記載の法面補強工法。
  4. 前記下側連結筋に対する前記縦下側鉄筋及び前記横下側鉄筋の固定を、前記下側連結筋による前記縦網板の連結及び前記横網板の連結に先立って行う、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の法面補強工法。
  5. 前記下側連結筋及び前記上側連結筋として、
    一対の縦軸筋及びこの一対の縦軸筋間に跨る複数の幅筋と、一対の横軸筋及びこの一対の横軸筋間に跨る複数の幅筋とを有するもの、
    又は、
    一対の縦軸筋、この一対の縦軸筋間に跨る複数の幅筋、及びこの幅筋に交差し前記一対の縦軸筋間に位置する縦補助筋と、一対の横軸筋、この一対の横軸筋間に跨る複数の幅筋、及びこの幅筋に交差し前記一対の横軸筋間に位置する横補助筋とを有するもの、
    をそれぞれ使用する、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の法面補強工法。
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