JP2018090260A - 段ボール製緩衝材 - Google Patents

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賢司 十代
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【課題】簡単に組み立てられる稜部及び角保護用の段ボール製緩衝材を提供する。
【解決手段】受止壁1に沿って添当壁2が起立すると共に、受止壁1及び添当壁2の側方にそれぞれ側受壁3及び側当壁4が起立し、これらは共有する外面板11に順次連設された縁板12、内面板13、巻込板14及び重合板15の巻き込むような折り曲げに伴い角筒構造とされ、受止壁1及び添当壁2の側端部に側受壁3及び側当壁4を回避する切欠部16が設けられたものとする。そして、側当壁4の内面板13には、縁板12から巻込板14へかけて切目18aが入れられて、その内側の係止片部18では、縁板12との境界の稜線が外面板11に近接する方向へずらされ、係止片部18が中折線18b沿いに突き出すように屈曲して、添当壁2の内面板13の裏面に当接することにより、添当壁2と側当壁4とが係合し、組立形状が維持されるようにする。
【選択図】図4

Description

この発明は、梱包する物品の稜部と角を輸送時の衝撃から保護する段ボール製緩衝材に関するものである。
家電製品等の物品の梱包に際し、物品の稜部とその両方の角を3方向の衝撃から保護する段ボール製緩衝材として、本件特許出願の出願人は、図6に示すようなものを提案している(下記特許文献1参照)。
この緩衝材は、受止壁51の後方に添当壁52が起立すると共に、受止壁51の両側方に側受壁53が起立したものであり、受止壁51、添当壁52及び側受壁53は、それぞれ外面板54、頂板55、内面板56及び巻込板57を巻き込んで形成されている。
受止壁51及び添当壁52は、外面板54と内面板56の間隔を維持するため、切目を境に分割された頂板55と外面板54及び内面板56の稜線が互い違いにずらされて、隣り合う頂板55が交互に逆方向に傾斜した形状となっている。
側受壁53の外面板54には抱込板58が連設され、抱込板58が添当壁52の外面板54に沿って折り曲げられ、抱込板58の先端の係合突起59が添当壁52の外面板54の係合穴60に押し込まれることにより、受止壁51に対する添当壁52と側受壁53の起立状態が維持されるようになっている。
特開2003−175982号公報
しかしながら、上記のような段ボール製緩衝材は、各部の折り曲げにより所定の形状に組み立てて、その形状を維持する手順が比較的煩雑であることから、物品の梱包作業に時間を要するという問題がある。
そこで、この発明は、簡単に組み立てることができ、物品梱包作業の効率化を図ることができる段ボール製緩衝材を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、この発明に係る段ボール製緩衝材は、受止壁に沿って添当壁が起立すると共に、受止壁及び添当壁の側方にそれぞれ側受壁及び側当壁が起立し、
これらは共有する外面板に順次連設された縁板、内面板及び巻込板の巻き込むような折り曲げに伴い、内面板が外面板に、巻込板が縁板にそれぞれ対向した角筒構造とされ、
前記受止壁及び添当壁の側端部には、それぞれ側受壁及び側当壁を回避する切欠部が内面板から縁板及び巻込板へかけて設けられ、
前記側当壁の内面板には、縁板から巻込板へかけて切目が入れられ、その内面板の切目より内側の係止片部では、内面板の切目より端部側に対して、縁板との境界の稜線が外面板に近接する方向へずらされ、前記係止片部の中間部に幅方向の中折線が入れられ、
前記係止片部が中折線沿いに突き出すように屈曲して、添当壁の内面板の裏面に当接することにより、添当壁と側当壁とが係合し、組立形状が維持されるものとしたのである。
また、前記添当壁の切欠部の内端縁側と側当壁側との開口斜線寸法が、前記巻込板と重合板の境界から係止片部の中折線までの係入寸法以上となっているものとしたのである。
また、前記受止壁には、内面板の巻込板側に突出する係合片が設けられ、前記添当壁には、内面板から巻込板へかけて開口する係合穴が設けられ、前記係合片が係合穴に押し込まれて、受止壁、添当壁、側受壁及び側当壁の折り曲げの反発が抑制され、これらの角筒構造が維持されるものとしたのである。
この発明に係る段ボール製緩衝材は、受止壁及び添当壁に対し側受壁及び側当壁を起立させ、側当壁を潰した状態から復元する際、中折線に沿って屈曲した状態で突出している係止片部を、切欠部を介して添当壁の内部に挿入し、添当壁の内面に沿ってスライドさせるだけで、添当壁と側当壁とが係合して、組立形状が維持されるので、簡単に組み立てることができ、物品の梱包作業の効率を向上させることができる。
この発明の実施形態に係る段ボール製緩衝材のブランクを示す図 同上の組立過程の初期段階を示す斜視図 同上の組立過程を中間段階を示す斜視図 同上の組立状態を示す斜視図 同上の(I)係止片部を切欠部に挿入してスライドさせる組立過程を示す端部平面図、(II)係止片部が側当壁に係合した組立状態を示す端部平面図 特許文献1に記載の段ボール製緩衝材の組立状態を示す斜視図
以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
この緩衝材は、図1に示すような段ボール製のブランクから組み立てられる。このブランクでは、受止壁1及び添当壁2となる部分が便宜上規定した前後方向に配置され、受止壁1の部分の両側に側受壁3となる部分が、添当壁2の両側に側当壁4となる部分がそれぞれ配置されている。
受止壁1、添当壁2、側受壁3及び側当壁4は、帯状の外面板11を共有し、これを基本として、受止壁1及び側受壁3は外面板11の前側に、添当壁2及び側当壁4は外面板11の後側にそれぞれ順次連設された縁板12、内面板13、巻込板14及び重合板15から成るものとされ、それらの境界には稜線となる罫線が入れられている。
添当壁2と側当壁4の縁板12及び巻込板14は、受止壁1と側受壁3の縁板12及び巻込板14よりも上下方向の寸法が大きく設定され、組立時に受止壁1と添当壁2の間及び側受壁3と側当壁4の間に段差が形成されるようになっている。
受止壁1及び添当壁2の両側端部には、それぞれ組立時に側受壁3及び側当壁4を回避するための切欠部16が内面板13から縁板12及び巻込板14へかけて設けられ、添当壁2の切欠部16は、受止壁1の切欠部16よりも大きくなっている。
受止壁1と側受壁3の境界と、添当壁2と側当壁4の境界は、それぞれ切欠部16の外端縁寄りに位置し、その境界における折曲抵抗を軽減するため、外面板11の罫線の中間部には長穴状の切込17が設けられ、重合板15同士の境界には、罫線の端縁側に開放された切込17が設けられている。
そして、側当壁4の内面板13には、縁板12から巻込板14へかけて切目18aが入れられ、その内面板13の切目18aより内側の部分が係止片部18とされている。
係止片部18では、内面板13の切目18aより端部側に対して、縁板12との境界の稜線が外面板11に近接する方向へずらされ、係止片部18の中間部に幅方向の罫線である中折線18bが入れられている。
ここで、添当壁2の切欠部16の内端縁側と側当壁4側との開口斜線寸法mは、巻込板14と重合板15の境界から係止片部18の中折線18bまでの係入寸法nと同一かそれより大きく設定されている。
また、受止壁1には、内面板13の巻込板14側に突出する係合片19が設けられ、添当壁2には、内面板13から巻込板14へかけて開口する係合穴20が設けられている。係合片19は、係合穴20よりも幅が広く、その両側に入れられた罫線より端部側が折曲部19aとされている。
このようなブランクから緩衝材を組み立てるには、図2に示すように、外面板11の前側及び後側の部分の巻き込むような折り曲げに伴い、縁板12を外面板11から立ち上がらせ、内面板13を外面板11に対向させ、巻込板14を縁板12に対向させて、重合板15を外面板11に重ね合わせることにより、受止壁1、添当壁2、側受壁3及び側当壁4を角筒構造に形成する。
この折り曲げに際しては、受止壁1と側受壁3及び添当壁2と側当壁4がそれぞれ重合板15で繋がっているため、連動して折り曲げられる。また、この折り曲げに伴い、側当壁4の係止片部18が中折線18bに沿って突き出すように屈曲する。
そして、係合片19を係合穴20に押し込むと、係合片19の折曲部19aが跳ね上がるように折れ曲がった後、弾性で復元して、係合片19が係合穴20から抜け止めされた状態となり、受止壁1、添当壁2、側受壁3及び側当壁4の折り曲げの反発が抑制され、これらの角筒構造が維持される。
この状態から、図3に示すように、受止壁1及び添当壁2から両側の側受壁3と側当壁4を起立させると、重なり合った外面板11と重合板15が切欠部16の外端寄りで折り曲げられる。このとき、図3及び図5(I)に示すように、側当壁4は、切目18aより端部側の部分が平行四辺形状となるように潰した状態としておく。
次に、中折線18bに沿った屈曲により突出した係止片部18を、切欠部16を介して添当壁2の内部に挿入し、側当壁4の形状を復元すると、係止片部18が添当壁2の内面に沿ってスライドする。
これにより、図4及び図5(II)に示すように、係止片部18が添当壁2の内面板13の裏面に当接して、添当壁2と側当壁4とが係合した状態となり、受止壁1及び添当壁2に対して側受壁3及び側当壁4が起立した組立形状が維持される。
上記のように、この段ボール製緩衝材は、受止壁1及び添当壁2に対し側受壁3及び側当壁4を起立させ、側当壁4を潰した状態から復元する際、中折線18bに沿って屈曲した状態で突出している係止片部18を、切欠部16を介して添当壁2の内部に挿入し、添当壁2の内面に沿ってスライドさせるだけで、添当壁2と側当壁4とが係合して、組立形状が維持されるので、簡単に組み立てることができる。
そして、受止壁1及び添当壁2に対して側受壁3及び側当壁4が倒れにくい堅固な構造となるので、物品を受止壁1と添当壁2及び側受壁3と側当壁4の段差に沿わせて梱包することにより、物品の稜部とその両方の角を3方向の衝撃から保護することができる。
なお、上記実施形態では、物品の稜部とその両方の角を1つの緩衝材で保護するため、受止壁1及び添当壁2の両側に側受壁3及び側当壁4を有するものを例示したが、物品の各角をそれぞれ別個の緩衝材で保護する場合には、各緩衝材は、受止壁1及び添当壁2の片側にのみ側受壁3及び側当壁4が設けられたものとしてもよい。
すなわち、片側の側壁4の係止片部18により添当壁2と側当壁4とが係合して、組立形状が維持されるものとしてもよい。
また、係止片部18の中間部に1本の中折線18bが入れられたものを例示したが、係止片部18の中間部に2本以上の中折線18bが間隔をあけて入れられたものとし、それらの中折線18bに沿って係止片部18が屈曲するようにしてもよい。
また、組立状態での堅牢性を強固なものとするため、受止壁1、添当壁2、側受壁3及び側当壁4がそれぞれ外面板11に重なる重合板15を有するものを例示したが、物品の重量や輸送形態を考慮して、これらの重合板15を省略し、巻込板14の先端が外面板11に係合する構造としてもよい。
1 受止壁
2 添当壁
3 側受壁
4 側当壁
11 外面板
12 縁板
13 内面板
14 巻込板
15 重合板
16 切欠部
17 切込
18 係止片部
18a 切目
18b 中折線
19 係合片
19a 折曲部
20 係合穴
m 開口斜線寸法
n 係入寸法

Claims (3)

  1. 受止壁(1)に沿って添当壁(2)が起立すると共に、受止壁(1)及び添当壁(2)の側方にそれぞれ側受壁(3)及び側当壁(4)が起立し、
    これらは共有する外面板(11)に順次連設された縁板(12)、内面板(13)及び巻込板(14)の巻き込むような折り曲げに伴い、内面板(13)が外面板(11)に、巻込板(14)が縁板(12)にそれぞれ対向した角筒構造とされ、
    前記受止壁(1)及び添当壁(2)の側端部には、それぞれ側受壁(3)及び側当壁(4)を回避する切欠部(16)が内面板(13)から縁板(12)及び巻込板(14)へかけて設けられ、
    前記側当壁(4)の内面板(13)には、縁板(12)から巻込板(14)へかけて切目(18a)が入れられ、その内面板(13)の切目(18a)より内側の係止片部(18)では、内面板(13)の切目(18a)より端部側に対して、縁板(12)との境界の稜線が外面板(11)に近接する方向へずらされ、前記係止片部(18)の中間部に幅方向の中折線(18b)が入れられ、
    前記係止片部(18)が中折線(18b)沿いに突き出すように屈曲して、添当壁(2)の内面板(13)の裏面に当接することにより、添当壁(2)と側当壁(4)とが係合し、組立形状が維持される段ボール製緩衝材。
  2. 前記添当壁(2)の切欠部(16)の内端縁側と側当壁(4)側との開口斜線寸法(m)が、前記巻込板(14)と重合板(15)の境界から係止片部(18)の中折線(18b)までの係入寸法(n)以上となっていることを特徴とする請求項1に記載の段ボール製緩衝材。
  3. 前記受止壁(1)には、内面板(13)の巻込板(14)側に突出する係合片(19)が設けられ、前記添当壁(2)には、内面板(13)から巻込板(14)へかけて開口する係合穴(20)が設けられ、 前記係合片(19)が係合穴(20)に押し込まれて、受止壁(1)、添当壁(2)、側受壁(3)及び側当壁(3)の折り曲げの反発が抑制され、これらの角筒構造が維持されることを特徴とする請求項1又は2に記載の段ボール製緩衝材。
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