JP2018089746A - ホブ - Google Patents
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Abstract
【課題】切れ刃の剛性を低下させることなく、すくい面のすくい角を大きくすることにより、当該すくい面に対する摩耗発生を抑制して、工具寿命の延長化を図ることができるホブを提供する。【解決手段】回転可能に支持されるホブ本体11と、ホブ本体11の外周部に螺旋状のねじすじに沿って配置される複数の刃部12と、刃部12の前面となるすくい面21と、刃部12の外周面となる外周逃げ面22とを備えるホブ1であって、すくい面21は、刃元側に形成される第1すくい面31と、第1すくい面31よりも刃先側で、且つ、第1すくい面31よりも回転方向前方側に配置され、径方向外側に向かうに従って回転方向前方側に向けて延びることにより、外周逃げ面22との交差によって形成した交差角部となる刃先切れ刃24aを、第1すくい面31よりも回転方向前方側に配置させる第2すくい面32とを有する。【選択図】図2
Description
本発明は、歯車の歯切り加工に用いられるホブに関する。
従来から、歯車の歯切り加工に使用される歯切工具として、ホブが提供されている。このホブは、所定のラック歯形を有するねじ状の回転式工具となっており、その外周部には、複数の刃部が螺旋状のねじすじに沿って配置されている。そして、刃部の前部には、すくい面が形成されており、このすくい面の外周角部は、切れ刃を構成している。
ここで、歯切り時における刃部は、ホブの回転数、送り速度、及び、切り込み量等の加工条件に関わらず、高温高圧の過酷な状態で、被削歯車や切屑と接触しながら移動する。このため、刃部には、様々な種類の損傷が発生するおそれがあり、それらの損傷は、工具としての切削性能を次第に低下させる要因となっている。
例えば、すくい面における切れ刃に近い位置には、クレータ摩耗と称される凹状の摩耗が発生する場合がある。このクレータ摩耗は、切屑がすくい面上を擦過することによって生じるものであって、特に、高速切削において切屑が連続する場合に、発生する傾向にあり、このようなクレータ摩耗が発生すると、工具寿命の低下を招くおそれがある。
そこで、すくい面への摩耗発生を抑制する手段の一つとして、すくい面の形状に工夫を施して、切屑の形態を変えたり、切屑の流れを改善したりすることが考えられている。そして、このような、すくい面への摩耗発生を抑制するようにしたホブとしては、例えば、特許文献1に開示されている。
しかしながら、上記従来のホブのように、すくい面の形状を変更すると、切れ刃の剛性を低下させるおそれがある。特に、すくい面のすくい角を大きく設定しようとすると、刃部の刃先部分は、非常に尖った形状となるため、切れ刃の剛性が低下してしまう。
従って、本発明は上記課題を解決するものであって、切れ刃の剛性を低下させることなく、すくい面のすくい角を大きくすることにより、当該すくい面に対する摩耗発生を抑制して、工具寿命の延長化を図ることができるホブを提供することを目的とする。
上記課題を解決する第1の発明に係るホブは、
中心軸周りに回転可能に支持されるホブ本体と、
前記ホブ本体の外周部に、螺旋状のねじすじに沿って配置される複数の刃部と、
前記刃部に回転方向前方側を向くように形成されるすくい面と、
前記刃部に外周側を向くように形成される外周逃げ面とを備えるホブであって、
前記すくい面は、
刃元側に形成される第1すくい面と、
前記第1すくい面よりも刃先側で、且つ、前記第1すくい面よりも回転方向前方側に配置され、径方向外側に向かうに従って回転方向前方側に向けて延びることにより、前記外周逃げ面との交差によって形成した交差角部となる刃先切れ刃を、前記第1すくい面よりも回転方向前方側に配置させる第2すくい面とを有する
ことを特徴とする。
中心軸周りに回転可能に支持されるホブ本体と、
前記ホブ本体の外周部に、螺旋状のねじすじに沿って配置される複数の刃部と、
前記刃部に回転方向前方側を向くように形成されるすくい面と、
前記刃部に外周側を向くように形成される外周逃げ面とを備えるホブであって、
前記すくい面は、
刃元側に形成される第1すくい面と、
前記第1すくい面よりも刃先側で、且つ、前記第1すくい面よりも回転方向前方側に配置され、径方向外側に向かうに従って回転方向前方側に向けて延びることにより、前記外周逃げ面との交差によって形成した交差角部となる刃先切れ刃を、前記第1すくい面よりも回転方向前方側に配置させる第2すくい面とを有する
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第2の発明に係るホブは、
前記第2すくい面は、前記第1すくい面に対して傾斜する傾斜面である
ことを特徴とする。
前記第2すくい面は、前記第1すくい面に対して傾斜する傾斜面である
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第3の発明に係るホブは、
前記第2すくい面は、回転方向後方側に向けて凹んだ湾曲面である
ことを特徴とする。
前記第2すくい面は、回転方向後方側に向けて凹んだ湾曲面である
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第4の発明に係るホブは、
前記第2すくい面は、
前記第1すくい面及び前記第2すくい面のすくい角の基準となる基準面よりも、回転方向前方側に配置される
ことを特徴とする。
前記第2すくい面は、
前記第1すくい面及び前記第2すくい面のすくい角の基準となる基準面よりも、回転方向前方側に配置される
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第5の発明に係るホブは、
前記第2すくい面のすくい角は、前記第1すくい面のすくい角よりも大きい
ことを特徴とする。
前記第2すくい面のすくい角は、前記第1すくい面のすくい角よりも大きい
ことを特徴とする。
従って、本発明に係るホブによれば、第2すくい面のすくい角を、第1すくい面のすくい角よりも大きくすることができるので、刃部の刃先部分となる、第2すくい面と外周逃げ面との間の刃厚を厚くすることができる。これにより、第2すくい面と外周逃げ面との交差によって形成される刃先切れ刃の剛性を低下させることなく、すくい面における刃先部分のすくい角のみを大きくすることができる。この結果、すくい面に対する摩耗発生を抑制することができるので、工具寿命の延長化を図ることができる。
以下、本発明に係るホブについて、図面を用いて詳細に説明する。
先ず、本発明の第1実施例に係るホブについて、図1及び図2(a),(b)を用いて説明する。
図1に示したホブ1は、歯車の歯切り加工に使用されるねじ状の歯切工具であって、その中心軸Oを回転中心として回転しながら、被削歯車(図示省略)と互いに噛み合うような相対移動が与えられることによって、被削歯車の外周部に歯形を創成可能となっている。なお、図1には、中心軸Oを中心とした矢印を記載しており、この矢印の向きが、ホブ1の回転方向となっている。
そこで、図1及び図2(a),(b)に示すように、ホブ1の中心部には、円筒状をなすホブ本体11が設けられている。このホブ本体11の外周部には、複数個の刃部12が、中心軸Oをねじすじ中心(螺旋中心)とした螺旋状のねじすじ(つる巻き線)に沿って、所定の間隔で配置されると共に、複数本の刃溝13が、周方向に所定の間隔で、軸方向に延設されている。
つまり、刃溝13は、ホブ本体11のねじすじを軸方向に横断しており、当該ホブ本体11の外周部における軸方向全域に亘って形成されている。これにより、刃部12は、ねじすじに沿って隣接する刃溝13間に形成されることになる。そして、刃部12を回転方向前方側(ねじすじ方向前方側)から見た形状が、当該刃部12の刃形形状となっており、上記被削歯車に加工される歯形の輪郭は、その刃形の輪郭と同じものとなっている。
更に、各刃部12には、すくい面21、外周逃げ面22、側逃げ面23、及び、切れ刃24が形成されている。
すくい面21は、刃部12の前面を構成しており、回転方向前方側を向いて、当該刃部12の直前に位置する刃溝13を臨むように形成されている。また、外周逃げ面22は、刃部12の外周面を構成しており、すくい面21の回転方向後方側に連なって、径方向外側を向いて、ねじすじに沿って延設している。更に、側逃げ面23は、刃部12の左右両側面を構成しており、軸方向外側を向いて、すくい面21及び外周逃げ面22と連続して形成されている。
そして、切れ刃24は、すくい面21と外周逃げ面22及び側逃げ面23とが交差することによって形成される交差角部(交差稜線部)となっている。このうち、切れ刃24を構成する交差角部の中でも、すくい面21(後述する第2すくい面32)と外周逃げ面22とによる交差角部は、刃先切れ刃24aを形成しており、すくい面21と側逃げ面23とによる交差角部は、左切れ刃及び右切れ刃をそれぞれ形成している。
ここで、すくい面21は、刃元側に位置する第1すくい面31と、刃先側に位置する第2すくい面32とから構成されている。第1すくい面31は、径方向に延在している。これに対して、第2すくい面32は、第1すくい面31よりも刃先側、即ち、第1すくい面31よりも径方向外側で、且つ、第1すくい面31よりも回転方向前方側に配置されている。
このとき、第2すくい面32は、径方向外側に向かうに従って、回転方向前方側に向けて延在することにより、刃先切れ刃24aを外周逃げ面22との交差によって形成している。これにより、刃先切れ刃24aは、第1すくい面31よりも回転方向前方側に配置されることになる。
即ち、第2すくい面32は、第1すくい面31の刃先側端部から外周逃げ面22に向うに従って、回転方向前方側に向けて漸次傾斜しており、第1すくい面31に対して直線的に傾斜する傾斜面となっている。このように、第1すくい面31に対して第2すくい面32を形成することにより、第2すくい面32のすくい角θ2は、第1すくい面31のすくい角θ1よりも大きくなる。
なお、すくい角θ1,θ2の基準となる基準面Sは、ホブ本体11の中心軸Oを通って径方向に延びる平面となっている。つまり、すくい角θ1,θ2は、すくい面31,32と基準面Sとが交差するときの中心軸O周りの交差角度となっている。
よって、第1すくい面31は、基準面Sと一致して、これに含まれる面となっているため、そのすくい角θ1は、0°となっている。これに対して、第2すくい面32は、基準面Sと一致する第1すくい面31に対して傾斜した傾斜面となっており、そのすくい角θ2は、例えば、20°となっている。
以上より、ホブ1を用いて歯切りする場合には、ホブ1と被削歯車とを回転させた状態で、ホブ1に対して、ホブ1の径方向への切り込みと、被削歯車の軸方向への送りとを与えることにより、被削歯車の外周部に歯形を創成することができる。
つまり、被削歯車の外周部は、刃部12の切れ刃24によって削られる。そして、切れ刃24によって削り取られた切屑は、第2すくい面32上から第1すくい面31上へと順に、径方向内側に向けて流れた後、その刃部12の直前に位置する刃溝13内を通って、ホブ本体11の径方向外側や軸方向外側に向けて排出される。
このとき、第2すくい面32のすくい角θ2が、第1すくい面31のすくい角θ1よりも大きくなっているため、第2すくい面32における刃先切れ刃24aに沿って発生するすくい面摩耗(例えば、クレータ摩耗等)を抑制することができるだけでなく、そのすくい面摩耗が発生した場合であっても、当該すくい面摩耗は、第2すくい面32の中でも、刃先切れ刃24から径方向外側に離れた位置に発生したり、第1すくい面31に発生したりする。
また、すくい面21の中でも、刃先部分となる第2すくい面31のすくい角θ2を大きくすることにより、切屑の流れを改善することができるので、切削温度の低下を図ることができる。更に、切れ刃24の切削性(切れ味)を向上させることができるので、加工負荷を低減させることができる。
従って、第1実施例に係るホブ1によれば、第2すくい面32のすくい角θ2を、第1すくい面31のすくい角θ1よりも大きくすることができるので、刃部12の刃先部分となる、第2すくい面32と外周逃げ面22との間の刃厚を厚くすることができる。これにより、第2すくい面32と外周逃げ面22及び側逃げ面23との交差によって形成される切れ刃24の剛性を低下させることなく、すくい面21における刃先部分のすくい角のみを大きくすることができる。
この結果、第2すくい面32に対する摩耗発生を抑制することができるだけでなく、そのすくい面摩耗が発生した場合であっても、第2すくい面32内の摩耗発生位置を、刃先切れ刃24aから刃元側に向けてずらすことができるので、工具寿命の延長化を図ることができる。
次に、本発明の第2実施例に係るホブについて、図3(a),(b)を用いて説明する。なお、本第2実施例においては、第1実施例に示した部材と対応した部材に、その第1実施例に示した部材の符号と同一の符号を付して、説明を省略している。
図3(a),(b)に示すように、すくい面21は、刃元側に位置する第1すくい面31と、刃先側に位置する第2すくい面42とから構成されている。第2すくい面42は、第1すくい面31よりも刃先側、即ち、第1すくい面31よりも径方向外側で、且つ、第1すくい面31よりも回転方向前方側に配置されている。
このとき、第2すくい面42は、径方向外側に向かうに従って、回転方向前方側に向けて延在することにより、刃先切れ刃24aを外周逃げ面22との交差によって形成している。これにより、刃先切れ刃24aは、第1すくい面31よりも回転方向前方側に配置されることになる。
即ち、第2すくい面42は、第1すくい面31の刃先側端部から外周逃げ面22に向うに従って、回転方向前方側に向けて漸次傾斜しており、第1すくい面31に対して、回転方向後方側に向けて凹んだ湾曲面となっている。このように、第1すくい面31に対して第2すくい面42を形成することにより、第2すくい面42のすくい角θ2は、第1すくい面31のすくい角θ1よりも大きくなる。
よって、第2すくい面42は、基準面Sと一致する第1すくい面31に対して湾曲した湾曲面となっており、そのすくい角θ2は、例えば、20°となっている。但し、第2すくい面42のすくい角θ2は、第2すくい面42の刃元側端部(第1すくい面31の刃先側端部)と刃先切れ刃24aとを直線的に結ぶ平面と、基準面Sとが交差する交差角度となっている。
従って、第2実施例に係るホブ1によれば、第2すくい面42に対する摩耗発生を抑制することができるだけでなく、そのすくい面摩耗が発生した場合であっても、第2すくい面42内の摩耗発生位置を、刃先切れ刃24aから刃元側に向けてずらすことができるので、工具寿命の延長化を図ることができる。
最後に、本発明の第3実施例に係るホブについて、図4(a),(b)を用いて説明する。なお、本第3実施例においては、第1実施例に示した部材と対応した部材に、その第1実施例に示した部材の符号と同一の符号を付して、説明を省略している。
図4(a),(b)に示すように、各刃部12には、すくい面51、外周逃げ面22、側逃げ面23、及び、切れ刃54が形成されている。
すくい面51は、刃部12の前面を構成しており、回転方向前方側を向いて、当該刃部12の直前に位置する刃溝13を臨むように形成されている。また、切れ刃54は、すくい面51と外周逃げ面22及び側逃げ面23とが交差することによって形成される交差角部(交差稜線部)となっている。このうち、切れ刃54を形成する交差角部の中でも、すくい面51(後述する第2すくい面62)と外周逃げ面22とによる交差角部は、刃先切れ刃54aを形成しており、すくい面51と側逃げ面23とによる交差角部は、左切れ刃及び右切れ刃をそれぞれ形成している。
ここで、すくい面51は、刃元側に位置する第1すくい面61と、刃先側に位置する第2すくい面62とから構成されている。第1すくい面61は、径方向外側に向かうに従って、回転方向前方側に向けて延在している。これに対して、第2すくい面62は、第1すくい面61よりも刃先側、即ち、第1すくい面61よりも径方向外側で、且つ、第1すくい面61よりも回転方向前方側に配置されている。
このとき、第2すくい面62は、径方向外側に向かうに従って、回転方向前方側に向けて延在することにより、刃先切れ刃54aを外周逃げ面22との交差によって形成している。これにより、刃先切れ刃54aは、第1すくい面61よりも回転方向前方側に配置されることになる。
即ち、第2すくい面62は、第1すくい面61の刃先側端部から外周逃げ面22に向うに従って、回転方向前方側に向けて漸次傾斜しており、第1すくい面61に対して直線的に傾斜する傾斜面となっている。このように、第1すくい面61に対して第2すくい面62を形成することにより、第2すくい面62のすくい角θ4は、第1すくい面61のすくい角θ3よりも大きくなる。つまり、すくい角θ3,θ4は、すくい面61,62と基準面Sとが交差するときの中心軸O周りの交差角度となっている。
よって、第1すくい面61は、基準面Sに対して傾斜した傾斜面となっており、そのすくい角θ3は、例えば、6°となっている。これに対して、第2すくい面62は、基準面Sに対して傾斜した第1すくい面61に対して、更に傾斜した傾斜面となっており、そのすくい角θ4は、例えば、20°となっている。
従って、第3実施例に係るホブ1によれば、第2すくい面62のすくい角θ4を、第1すくい面61のすくい角θ3よりも大きくすることができるので、刃部12の刃先部分となる、第2すくい面62と外周逃げ面22との間の刃厚を厚くすることができる。これにより、第2すくい面62と外周逃げ面22及び側逃げ面23との交差によって形成される切れ刃54の剛性を低下させることなく、すくい面51における刃先部分のすくい角のみを大きくすることができる。
この結果、第2すくい面62に対する摩耗発生を抑制することができるだけでなく、そのすくい面摩耗が発生した場合であっても、第2すくい面62内の摩耗発生位置を、刃先切れ刃54aから刃元側に向けてずらすことができるので、工具寿命の延長化を図ることができる。
1 ホブ
11 ホブ本体
12 刃部
13 刃溝
21,51 すくい面
22 外周逃げ面
23 側逃げ面
24,54 切れ刃
24a,54a 刃先切れ刃
31、61 第1すくい面
32,42,62 第2すくい面
θ1〜θ4 すくい角
S 基準面
O 中心軸
11 ホブ本体
12 刃部
13 刃溝
21,51 すくい面
22 外周逃げ面
23 側逃げ面
24,54 切れ刃
24a,54a 刃先切れ刃
31、61 第1すくい面
32,42,62 第2すくい面
θ1〜θ4 すくい角
S 基準面
O 中心軸
Claims (5)
- 中心軸周りに回転可能に支持されるホブ本体と、
前記ホブ本体の外周部に、螺旋状のねじすじに沿って配置される複数の刃部と、
前記刃部に回転方向前方側を向くように形成されるすくい面と、
前記刃部に外周側を向くように形成される外周逃げ面とを備えるホブであって、
前記すくい面は、
刃元側に形成される第1すくい面と、
前記第1すくい面よりも刃先側で、且つ、前記第1すくい面よりも回転方向前方側に配置され、径方向外側に向かうに従って回転方向前方側に向けて延びることにより、前記外周逃げ面との交差によって形成した交差角部となる刃先切れ刃を、前記第1すくい面よりも回転方向前方側に配置させる第2すくい面とを有する
ことを特徴とするホブ。 - 請求項1に記載のホブにおいて、
前記第2すくい面は、前記第1すくい面に対して傾斜する傾斜面である
ことを特徴とするホブ。 - 請求項1に記載のホブにおいて、
前記第2すくい面は、回転方向後方側に向けて凹んだ湾曲面である
ことを特徴とするホブ。 - 請求項1乃至3のいずれかに記載のホブにおいて、
前記第2すくい面は、
前記第1すくい面及び前記第2すくい面のすくい角の基準となる基準面よりも、回転方向前方側に配置される
ことを特徴とするホブ。 - 請求項1乃至4のいずれかに記載のホブにおいて、
前記第2すくい面のすくい角は、前記第1すくい面のすくい角よりも大きい
ことを特徴とするホブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016235568A JP2018089746A (ja) | 2016-12-05 | 2016-12-05 | ホブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016235568A JP2018089746A (ja) | 2016-12-05 | 2016-12-05 | ホブ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018089746A true JP2018089746A (ja) | 2018-06-14 |
Family
ID=62564181
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016235568A Pending JP2018089746A (ja) | 2016-12-05 | 2016-12-05 | ホブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2018089746A (ja) |
-
2016
- 2016-12-05 JP JP2016235568A patent/JP2018089746A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20190523 |
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RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
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RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20190529 |