JP2018089600A - 膜エレメント - Google Patents
膜エレメント Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018089600A JP2018089600A JP2016237481A JP2016237481A JP2018089600A JP 2018089600 A JP2018089600 A JP 2018089600A JP 2016237481 A JP2016237481 A JP 2016237481A JP 2016237481 A JP2016237481 A JP 2016237481A JP 2018089600 A JP2018089600 A JP 2018089600A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hollow fiber
- fiber membrane
- annular member
- peripheral surface
- pair
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Abstract
【解決手段】複数の中空糸膜ユニット200が個々に着脱自在に取り付けられる装着孔111aを複数有する支持板部111が、一対のケース110にそれぞれ設けられると共に、環状部材230の内側の空間は直方体形状となるように構成され、かつ環状部材230の外周面には段差が形成されており、装着孔111aの内周面にも段差が形成されており、環状部材230の外周面に形成された段差の段差面231aと、装着孔111aの内周面に形成された段差の段差面111b1との間に、これらの段差面間を封止するガスケット300が設けられていることを特徴とする。
【選択図】図4
Description
複数の中空糸膜ユニットと、
各中空糸膜ユニットの両端をそれぞれ支持する一対のケースと、
を備える膜エレメントにおいて、
前記中空糸膜ユニットは、
複数の中空糸膜からなる中空糸膜束と、
前記中空糸膜束の両端にそれぞれ設けられ、各中空糸膜の中空内部を開放させつつ、各中空糸膜同士を封止固定する一対の封止固定部と、
これら一対の封止固定部の外周面にそれぞれ固定される一対の環状部材と、
を備え、
複数の中空糸膜ユニットが個々に着脱自在に取り付けられる装着孔を複数有する支持板部が、前記一対のケースにそれぞれ設けられると共に、
前記環状部材の内側の空間は直方体形状となるように構成され、かつ該環状部材の外周面には段差が形成されており、
前記装着孔の内周面にも段差が形成されており、
前記環状部材の外周面に形成された段差の段差面と、前記装着孔の内周面に形成された段差の段差面との間に、これらの段差面間を封止するガスケットが設けられていることを特徴とする。
前記固定具により前記環状部材を前記支持板部に対して押し付ける方向は、前記ガスケットが、前記段差面間により圧縮される方向であるとよい。
図1〜図4を参照して、本発明の実施例に係る膜エレメントについて説明する。図1は本発明の実施例に係る膜エレメントが備えられる排水処理装置の概略図である。図2は本発明の実施例に係る膜エレメントの模式的断面図であり、図1中のAA断面図(ただし、膜エレメントのみ示している)に相当する。図3は本発明の実施例に係る膜エレメントに備えられる環状部材及びガスケットの斜視図である。図4は本発明の実施例に係る膜エレ
メントの一部拡大模式的断面図であり、膜エレメントを構成する複数の中空糸膜ユニットのちの一つの中空糸膜ユニットの端部付近を拡大した断面図である。なお、図4は図2中のBB断面図に相当する。また、図4においては、一部を更に拡大した断面図を丸の中に示している。
図1を参照して、本実施例に係る膜エレメントが適用される排水処理装置について説明する。本実施例に係る排水処理装置10は、膜分離活性汚泥法(Membrane Bioreactor(MBR))が用いられている。排水処理装置10は、タンク10Aと、タンク10A内に備えられる複数の膜エレメント100とを備えている。一般的に、膜エレメント100は20〜30程度配列される。なお、複数配列された膜エレメントは、膜モジュールと呼ばれる。タンク10Aには、排水(原液)Fが導入され(矢印X参照)、膜エレメント100によって浄化された後に、タンク10Aから排出される(矢印Y参照)。なお、ポンプPによる動力によって、処理水はタンク10A内からタンク10Aの外に流れていく。また、タンク10A内においては、排水中の汚濁物質を除去するための微生物が大量に繁殖されている。
特に、図2〜図4を参照して、本実施例に係る膜エレメント100について、より詳細に説明する。膜エレメント100は、複数の中空糸膜ユニット200と、各中空糸膜ユニット200の両端をそれぞれ支持する一対のケース110とを備えている。なお、図示の例では、便宜上、中空糸膜ユニット200は4つのみ示しているが、一つの膜エレメント100に備えられる中空糸膜ユニット200の個数は限定されるものではない。
11には、複数の中空糸膜ユニット200が個々に着脱自在に取り付けられる装着孔111aが複数(中空糸膜ユニット200の個数と同数)設けられている。例えば、図4においては、中空糸膜ユニット200は、図中下側から上側に向けて装着孔111aに取り付けられる。なお、図4においては、一対のケース110のうちの一方(設置時における上部側のケース110)のみ示しているが、他方の構成も同様である。下方のケース110に対しては、中空糸膜ユニット200は上側から下側に向けて装着孔111aに取付けられる。
本実施例に係る膜エレメント100によれば、ケース110に設けられた支持板部111に対して取り付けられる複数の中空糸膜ユニット200は、個々に着脱自在である。従って、損傷した中空糸膜の数が増えた場合でも、中空糸膜ユニット200毎に交換すればよいので、膜エレメント100自体を交換しなくてもよい。つまり、一部の中空糸膜のみ
を交換可能である。また、中空糸膜ユニット200に備えられる環状部材230は、その内側の空間が直方体形状となるように構成されている。従って、当該環状部材が円筒状部材で構成される場合に比べて、4隅を有効に利用できる分だけ中空糸膜の本数を多くすることができる。これにより、単位体積当たりの中空糸膜の本数を増やすことができる。なお、環状部材230内における中空糸膜の充填率は、40%以上50%以下にすると好適である。
10A タンク
100 膜エレメント
110 ケース
111 支持板部
111a 装着孔
111b 環状突出部
111b1 段差面
200 中空糸膜ユニット
210 中空糸膜束
220 封止固定部
230 環状部材
231 本体部
231a 段差面
232 環状突出部
233 張り出し部
233a 貫通孔
300 ガスケット
400 ボルト
P ポンプ
Claims (2)
- 複数の中空糸膜ユニットと、
各中空糸膜ユニットの両端をそれぞれ支持する一対のケースと、
を備える膜エレメントにおいて、
前記中空糸膜ユニットは、
複数の中空糸膜からなる中空糸膜束と、
前記中空糸膜束の両端にそれぞれ設けられ、各中空糸膜の中空内部を開放させつつ、各中空糸膜同士を封止固定する一対の封止固定部と、
これら一対の封止固定部の外周面にそれぞれ固定される一対の環状部材と、
を備え、
複数の中空糸膜ユニットが個々に着脱自在に取り付けられる装着孔を複数有する支持板部が、前記一対のケースにそれぞれ設けられると共に、
前記環状部材の内側の空間は直方体形状となるように構成され、かつ該環状部材の外周面には段差が形成されており、
前記装着孔の内周面にも段差が形成されており、
前記環状部材の外周面に形成された段差の段差面と、前記装着孔の内周面に形成された段差の段差面との間に、これらの段差面間を封止するガスケットが設けられていることを特徴とする膜エレメント。 - 前記中空糸膜ユニットは、前記環状部材を前記支持板部に対して固定する固定具によって前記ケースに対して固定されると共に、
前記固定具により前記環状部材を前記支持板部に対して押し付ける方向は、前記ガスケットが、前記段差面間により圧縮される方向であることを特徴とする請求項1に記載の膜エレメント。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016237481A JP6827789B2 (ja) | 2016-12-07 | 2016-12-07 | 膜エレメント |
CN201721679199.0U CN207708847U (zh) | 2016-12-07 | 2017-12-06 | 膜元件 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016237481A JP6827789B2 (ja) | 2016-12-07 | 2016-12-07 | 膜エレメント |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018089600A true JP2018089600A (ja) | 2018-06-14 |
JP6827789B2 JP6827789B2 (ja) | 2021-02-10 |
Family
ID=62564850
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016237481A Active JP6827789B2 (ja) | 2016-12-07 | 2016-12-07 | 膜エレメント |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6827789B2 (ja) |
CN (1) | CN207708847U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113663522B (zh) * | 2020-05-15 | 2022-12-20 | 三达膜科技(厦门)有限公司 | 一种中空纤维膜膜丝的浇铸方法 |
-
2016
- 2016-12-07 JP JP2016237481A patent/JP6827789B2/ja active Active
-
2017
- 2017-12-06 CN CN201721679199.0U patent/CN207708847U/zh active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN207708847U (zh) | 2018-08-10 |
JP6827789B2 (ja) | 2021-02-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100547074B1 (ko) | 중공사막 모듈 | |
JP5594138B2 (ja) | 流体分離素子、流体分離素子用テレスコープ防止板、及び流体分離装置 | |
KR102077361B1 (ko) | 분리막 모듈 | |
JP2006116495A (ja) | 濾過装置 | |
KR101382473B1 (ko) | 중공사 분리막 모듈의 유체 분배 장치 | |
KR20140001011U (ko) | 중공사막 모듈 및 중공사막 모듈 유닛 | |
JPWO2016035798A1 (ja) | 中空糸膜モジュールおよび中空糸膜モジュールの製造方法 | |
JP5075669B2 (ja) | 中空糸膜モジュール | |
JP2018089600A (ja) | 膜エレメント | |
JP6156480B2 (ja) | 膜カセット及び膜ユニット | |
JP2011110499A (ja) | 中空糸膜モジュール及び水処理方法 | |
EP2529822A1 (en) | Filtration device | |
KR101733980B1 (ko) | 침지식 막분리장치용 분리막 유니트 | |
JP2014503357A (ja) | ろ過膜用ヘッダー及びこれを含むろ過膜モジュール | |
JP4913571B2 (ja) | 中空糸膜モジュール | |
CN212383493U (zh) | 中空纤维膜组件、中空纤维膜组件的安装结构和排水处理装置 | |
JPH11267468A (ja) | 流体分離素子組立体 | |
JP2010234329A (ja) | 浸漬型膜分離装置における膜カートリッジ | |
JP4834984B2 (ja) | 中空糸膜モジュールおよびそれのカートリッジの交換方法 | |
JP2005088008A (ja) | エアレーションフラッシング用外圧式中空糸膜モジュールのろ過方法 | |
JP2011110496A (ja) | 中空糸膜モジュール、膜分離方法及び水処理装置 | |
JP2009034610A (ja) | フィルタ装置およびその製造方法 | |
KR100722315B1 (ko) | 단위모듈에 의한 집적화와 산기관 및 지지대를 일체화시킨분리막 모듈 | |
US11707716B2 (en) | Connection structure and membrane filtration device | |
JP2012210553A (ja) | 中空糸膜モジュール |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20191107 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200630 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20201028 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210105 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210120 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6827789 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |