JP2018089520A - 爪切り - Google Patents

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伊藤  博
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Abstract

【課題】爪の手入れに適した爪切りを提供する。
【解決手段】爪切り1は、上板部材10、下板部材20、操作レバー30、及び爪ヤスリ40を備えている。上板部材10は、上刃12を有している。下板部材20は、上刃12に対向する下刃22を有するとともに上板部材10に接続されている。操作レバー30は、梃子の原理により上板部材10に下向きの力を与え、上刃12が下刃22に接するまで上板部材10を変位させる。爪ヤスリ40には、第1の目を有する粗目領域42と、粗目領域42に隣接し、第1の目よりも細かい第2の目を有する中目領域44とが設けられている。
【選択図】図7

Description

本発明は、爪切りに関する。
従来の爪切りとしては、例えば特許文献1に記載されたものがある。同文献に記載された爪切りは、上板部材(可動部材)、下板部材(固定部材)、及び板状の操作レバーを備えている。上板部材及び下板部材の先端は、それぞれ上刃及び下刃を構成している。上刃と下刃とは、互いに離間している。この爪切りは、操作レバーを押し下げると、上刃が下刃に接するまで上板部材が変位するように構成されている。上刃と下刃との隙間に爪の先端部を挿入した状態で操作レバーを押し下げることにより、上刃と下刃とで挟むようにして爪を切ることができる。
特開2005−304795号公報
上述の爪切りにおいては、操作レバーの片面に爪ヤスリが設けられている。そのため、切った後の爪に、爪ヤスリをかけることができる。しかしながら、爪ヤスリは、1種類の目しか有していないため、爪を手入れするには使い勝手の悪いものであった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、爪の手入れに適した爪切りを提供することを目的とする。
本発明による爪切りは、上刃を有する上板部材と、上記上刃に対向する下刃を有するとともに上記上板部材に接続された下板部材と、梃子の原理により上記上板部材に下向きの力を与え、上記上刃が上記下刃に接するまで当該上板部材を変位させる操作レバーと、第1の爪ヤスリと、を備え、上記第1の爪ヤスリには、第1の目を有する第1領域と、上記第1領域に隣接し、上記第1の目よりも細かい第2の目を有する第2領域とが設けられていることを特徴とする。
この爪切りは、第1の爪ヤスリを備えている。第1の爪ヤスリには、第1の目を有する第1領域に加えて、第1の目よりも細かい第2の目を有する第2領域が設けられている。これにより、相異なる目の粗さを有する第1領域と第2領域とを適宜使い分けることが可能となる。このため、爪ヤスリに1種類の目しか設けられていない場合に比して、爪を手入れしやすくなる。
本発明によれば、爪の手入れに適した爪切りが実現される。
本発明による爪切りの一実施形態を示す側面図である。 図1の爪切りを示す平面図である。 上板部材10を示す平面図である。 下板部材20を示す底面図である。 図1の爪切りにおいて上板部材10上に操作レバー30が重なった状態を示す側面図である。 図1の爪切りにおいて上刃12と下刃22とが接した状態を示す側面図である。 爪ヤスリ40を示す平面図である。 操作レバー30を示す底面図である。 爪ヤスリ50を示す平面図である。 一変形例に係る爪ヤスリ40を示す平面図である。 一変形例に係る爪ヤスリ50を示す平面図である。 他の変形例に係る爪ヤスリ40を示す平面図である。 他の変形例に係る爪ヤスリ40を示す平面図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明においては、同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本発明による爪切りの一実施形態を示す側面図である。また、図2は、図1の爪切りを示す平面図である。爪切り1は、上板部材10、下板部材20、操作レバー30、爪ヤスリ40(第1の爪ヤスリ)、及び爪ヤスリ50(第2の爪ヤスリ)を備えている。
上板部材10及び下板部材20は、長板状をしており、平面視(図2参照)で互いに重なっている。上板部材10の長手方向と下板部材20の長手方向とは、互いに等しい。上板部材10及び下板部材20の長さは、例えば、6〜10cm程度である。また、上板部材10及び下板部材20の幅は、例えば、1〜2cm程度である。
上板部材10は、上刃12を有している。上板部材10においては、その先端10aが鋭利に加工されており、当該先端10aが上刃12を構成している。上刃12は、爪を切る際、爪の上面に当接する。
下板部材20は、下刃22を有している。下板部材20においては、その先端20aが鋭利に加工されており、当該先端20aが下刃22を構成している。下刃22は、爪を切る際、爪の下面に当接する。下板部材20の先端20aは、平面視で、上板部材10の先端10aに一致している。これらの先端10a及び先端20aは、平面視で、弧状をしている。
上板部材10の先端10aの近傍は、下板部材20に向かって屈曲している。また、下板部材20の先端20aの近傍は、上板部材10に向かって屈曲している。これにより、上板部材10の上刃12と下板部材20の下刃22とが、互いに対向している。非使用時、すなわち上板部材10が後述する下向きの力を受けていないとき、上刃12と下刃22とは、互いに離間している。
下板部材20は、上板部材10に接続されている。上板部材10と下板部材20とは、上板部材10の後端10b及び下板部材20の後端20bにおいて互いに接続されている。具体的には、上板部材10の後端10b及びその近傍領域と、下板部材20の後端20b及びその近傍領域とが、互いに接合されている。下板部材20の後端20bは、平面視で、上板部材10の後端10bに一致している。上板部材10及び下板部材20の材料としては、例えば金属を用いることができる。
操作レバー30は、梃子の原理により上板部材10に下向きの力を与え、上刃12が下刃22に接するまで上板部材10を変位させるものである。操作レバー30は、長板状をしており、上板部材10上に設けられている。操作レバー30は、角部32を有している。角部32は、操作レバー30の先端30a寄りに設けられている。この角部32は、梃子の原理における作用点となる部分である。操作レバー30は、側面視(図1参照)で、角部32を中心に操作レバー30の後端30bが円弧を描くように運動可能である。
操作レバー30においては、その先端30aの近傍が梃子の原理の支点となるとともに、その後端30bの近傍が梃子の原理の力点となる。平面視で、角部32(作用点)は、支点と力点との間に位置する。ただし、角部32から後端30bまでの距離は、角部32から先端30aまでの距離よりも長い。前者の距離は、後者の距離の5倍以上であることが好ましく、10倍以上であることがより好ましい。操作レバー30の材料としては、例えば金属を用いることができる。
操作レバー30は、支軸34に連結されている。具体的には、操作レバー30の先端30aの近傍(上記支点となる部分)が、支軸34に連結されている。支軸34は、上板部材10及び下板部材20を貫通している。
図3は、上板部材10を上面(下板部材20に対向する面である下面とは反対の面)側から見た平面図である。また、図4は、下板部材20を下面(上板部材10に対向する面である上面とは反対の面)側から見た底面図である。上板部材10及び下板部材20には、それぞれ孔14及び孔24が形成されている。支軸34は、これらの孔14及び孔24を通過するように設けられている。支軸34の一部分(上端34aを含む部分)は、上板部材10から上方に突出している。支軸34の当該部分は、操作レバー30の先端30aに形成された切欠部36(図2参照)の内側に入り込んでいる。切欠部36の内側において、支軸34と操作レバー30とがピン38を介して互いに連結されている。ピン38は、上板部材10及び下板部材20の左右方向(図1の紙面に垂直な方向)に延びている。
支軸34の下端34bの径は、下板部材20の孔24の径よりも大きい。この下端34bは、下板部材20の下面側に出ている。これにより、支軸34が孔24から抜け落ちないようになっている。ただし、支軸34は、その中心軸周りに回転自在に設けられている。これにより、操作レバー30と共に支軸34を上記中心軸周りに180°回転させてから、ピン38を中心に操作レバー30を回転させることにより、図5に示すように、上板部材10上に操作レバー30を重ねることができる。このように爪切り1を変形させることにより、非使用時、爪切り1をコンパクトに収納することができる。支軸34の材料としては、例えば金属を用いることができる。
図6に示すように、操作レバー30の後端30bの近傍(力点)に力を加えて操作レバー30を押し下げることにより、角部32(作用点)を通じて、上板部材10に対して下向きの力Fを与えることができる。上板部材10は、下向きの力Fを受けることにより、上刃12が下刃22に接するまで変位する。このように上刃12と下刃22とが接した状態において、これらの上刃12及び下刃22は、完全に重なり合う。すなわち、上刃12の全体と下刃22の全体とが、互いに重なる。爪切り1においては、上刃12と下刃22との隙間に爪の先端部を挿入した状態で操作レバー30を押し下げることにより、上刃12と下刃22とで挟むようにして爪を切ることができる。
図2に戻って、操作レバー30には、爪ヤスリ40が設けられている。具体的には、爪ヤスリ40は、操作レバー30の非対向面上に設けられている。ここで、非対向面とは、操作レバー30における使用時に上板部材10に対向する面(対向面)とは反対の面をいう。爪ヤスリ40は、細長い形状をしており、その長手方向が操作レバー30の長手方向(図2における左右方向)に一致する。すなわち、操作レバー30の長手方向についての爪ヤスリ40の長さd1は、操作レバー30の短手方向についての爪ヤスリ40の長さd2よりも大きい。本実施形態において爪ヤスリ40の平面形状は、長方形である。
図7は、爪ヤスリ40を示す平面図である。爪ヤスリ40には、粗目領域42(第1領域)、中目領域44(第2領域)及び細目領域46(第3領域)が設けられている。粗目領域42は、第1の目を有している。中目領域44は、第1の目よりも細かい第2の目を有している。また、細目領域46は、第2の目よりも細かい第3の目を有している。中目領域44は、粗目領域42に隣接している。また、細目領域46は、中目領域44に隣接している。粗目領域42、中目領域44及び細目領域46の配列方向は、操作レバー30の長手方向に等しい。粗目領域42の面積は、中目領域44の面積よりも大きい。また、中目領域44の面積は、細目領域46の面積よりも大きい。粗目領域42、中目領域44及び細目領域46は、爪ヤスリ40の全面にわたって設けられている。
図8は、操作レバー30を示す底面図である。操作レバー30には、爪ヤスリ50も設けられている。具体的には、爪ヤスリ50は、操作レバー30の対向面上に設けられている。爪ヤスリ50は、細長い形状をしており、その長手方向が操作レバー30の長手方向(図8における左右方向)に一致する。すなわち、操作レバー30の長手方向についての爪ヤスリ50の長さd3は、操作レバー30の短手方向についての爪ヤスリ50の長さd4よりも大きい。本実施形態において爪ヤスリ50の平面形状は、長方形である。
図9は、爪ヤスリ50を示す平面図である。爪ヤスリ50には、粗目領域52(第4領域)、中目領域54(第5領域)及び細目領域56(第6領域)が設けられている。粗目領域52は、第4の目を有している。第4の目の粗さは、爪ヤスリ40に設けられた何れの目の粗さとも異なる。すなわち、第4の目の粗さは、第1の目、第2の目及び第3の目の粗さの何れとも異なる。中目領域54は、第4の目よりも細かい第5の目を有している。第5の目の粗さは、爪ヤスリ40に設けられた何れの目の粗さとも異なる。また、細目領域56は、第5の目よりも細かい第6の目を有している。第6の目の粗さは、爪ヤスリ40に設けられた何れの目の粗さとも異なる。中目領域54は、粗目領域52に隣接している。また、細目領域56は、中目領域54に隣接している。
粗目領域52、中目領域54及び細目領域56の配列方向は、操作レバー30の長手方向に等しい。粗目領域52の面積は、中目領域54の面積よりも大きい。また、中目領域54の面積は、細目領域56の面積よりも大きい。粗目領域52、中目領域54及び細目領域56は、爪ヤスリ50の全面にわたって設けられている。
爪切り1の効果を説明する。爪切り1は、爪ヤスリ40を備えている。爪ヤスリ40には、第1の目を有する粗目領域42に加えて、第1の目よりも細かい第2の目を有する中目領域44が設けられている。これにより、相異なる目の粗さを有する粗目領域42と中目領域44とを適宜使い分けることが可能となる。このため、爪ヤスリに1種類の目しか設けられていない場合に比して、爪を手入れしやすくなる。したがって、爪の手入れに適した爪切り1が実現されている。
近年は、爪もファッションの一部という意識が高まっており、爪の手入れ(ネイルケア)に関心をもつ人が増えている。ところが、従来の爪切りでは、爪ヤスリに1種類の目しか設けられておらず、充分なネイルケアを行うことが難しかった。この点、爪切り1によれば、爪ヤスリを別途用意しなくても、複数種類の目を有する爪ヤスリ40を駆使して充分なネイルケアを行うことができる。例えば、粗目領域42を使って爪を整形した後、中目領域44を使って爪の艶出しをするということもできる。
爪ヤスリ40においては、粗目領域42と中目領域44とが互いに隣接している。このように粗目領域42と中目領域44とを連続して設けた場合、両者を互いに離間させて設けた場合に比して、操作レバー30上の限られたスペースを有効活用することができる。これにより、粗目領域42及び中目領域44の面積を広く確保しやすくなる。
爪ヤスリ40は、操作レバー30に設けられている。操作レバー30は、爪の切片が飛散するのを防止するためのカバー部材が上板部材10及び下板部材20に取り付けられている場合であっても、当該カバー部材で覆われることなく露出する部分である。それゆえ、爪ヤスリ40を操作レバー30に設けることにより、爪ヤスリ40を使いやすいという利点が得られる。
操作レバー30の長手方向についての爪ヤスリ40の長さd1は、操作レバー30の短手方向についての爪ヤスリ40の長さd2よりも大きい。このように操作レバー30の長手方向と爪ヤスリ40の長手方向とを揃えることにより、操作レバー30の広範囲に爪ヤスリ40を設けやすくなる。
粗目領域42と中目領域44との配列方向は、操作レバー30の長手方向に等しい。この場合、当該配列方向が操作レバー30の短手方向に等しい場合に比して、粗目領域42及び中目領域44の幅(短手方向の寸法)を大きく確保しやすくなる。
粗目領域42の面積は、中目領域44の面積よりも大きい。爪ヤスリを用いる場合、目の粗さが大きい程、爪ヤスリの動きも大きくなるのが通常である。それゆえ、比較的粗い目を有する粗目領域42の面積を比較的細かい目を有する中目領域44の面積よりも大きくすることにより、粗目領域42の使用時に爪が粗目領域42から食み出してしまう事態を起こりにくくすることができる。ただし、粗目領域42の面積を中目領域44の面積よりも大きくすることは、必須でない。
爪ヤスリ40には、粗目領域42及び中目領域44に加えて、細目領域46も設けられている。これにより、爪ヤスリ40において3種類の目を使い分けることが可能となるため、爪の手入れを一層好適に行うことができる。
爪ヤスリ40においては、中目領域44と細目領域46とが互いに隣接している。このように中目領域44と細目領域46とを連続して設けた場合、両者を互いに離間させて設けた場合に比して、操作レバー30上の限られたスペースを有効活用することができる。これにより、中目領域44及び細目領域46の面積を広く確保しやすくなる。
中目領域44と細目領域46との配列方向は、操作レバー30の長手方向に等しい。この場合、当該配列方向が操作レバー30の短手方向に等しい場合に比して、中目領域44及び細目領域46の幅を大きく確保しやすくなる。
中目領域44の面積は、細目領域46の面積よりも大きい。比較的粗い目を有する中目領域44の面積を比較的細かい目を有する細目領域46の面積よりも大きくすることにより、中目領域44の使用時に爪が中目領域44から食み出してしまう事態を起こりにくくすることができる。ただし、中目領域44の面積を細目領域46の面積よりも大きくすることは、必須でない。
爪切り1は、爪ヤスリ50を備えている。爪ヤスリ50には、第4の目を有する粗目領域52に加えて、第4の目よりも細かい第5の目を有する中目領域54が設けられている。これにより、相異なる目の粗さを有する粗目領域52と中目領域54とを適宜使い分けることが可能となる。
爪ヤスリ50においては、粗目領域52と中目領域54とが互いに隣接している。このように粗目領域52と中目領域54とを連続して設けた場合、両者を互いに離間させて設けた場合に比して、操作レバー30上の限られたスペースを有効活用することができる。これにより、粗目領域52及び中目領域54の面積を広く確保しやすくなる。
第4の目の粗さは、爪ヤスリ40に設けられた何れの目の粗さとも異なる。この場合、爪ヤスリ40には設けられていない粗さの目(第4の目)も使用することが可能になる。これにより、爪の手入れをより丁寧に行うことができる。
第5の目の粗さは、爪ヤスリ40に設けられた何れの目の粗さとも異なる。この場合、爪ヤスリ40には設けられていない粗さの目(第5の目)も使用することが可能になる。これにより、爪の手入れをより丁寧に行うことができる。
操作レバー30の長手方向についての爪ヤスリ50の長さd3は、操作レバー30の短手方向についての爪ヤスリ50の長さd4よりも大きい。このように操作レバー30の長手方向と爪ヤスリ50の長手方向とを揃えることにより、操作レバー30の広範囲に爪ヤスリ50を設けやすくなる。
粗目領域52と中目領域54との配列方向は、操作レバー30の長手方向に等しい。この場合、当該配列方向が操作レバー30の短手方向に等しい場合に比して、粗目領域52及び中目領域54の幅を大きく確保しやすくなる。
粗目領域52の面積は、中目領域54の面積よりも大きい。比較的粗い目を有する粗目領域52の面積を比較的細かい目を有する中目領域54の面積よりも大きくすることにより、粗目領域52の使用時に爪が粗目領域52から食み出してしまう事態を起こりにくくすることができる。ただし、粗目領域52の面積を中目領域54の面積よりも大きくすることは、必須でない。
爪ヤスリ50には、粗目領域52及び中目領域54に加えて、細目領域56も設けられている。これにより、爪ヤスリ50において3種類の目を使い分けることが可能となるため、爪の手入れを一層好適に行うことができる。
爪ヤスリ50においては、中目領域54と細目領域56とが互いに隣接している。このように中目領域54と細目領域56とを連続して設けた場合、両者を互いに離間させて設けた場合に比して、操作レバー30上の限られたスペースを有効活用することができる。これにより、中目領域54及び細目領域56の面積を広く確保しやすくなる。
第6の目の粗さは、爪ヤスリ40に設けられた何れの目の粗さとも異なる。この場合、爪ヤスリ40には設けられていない粗さの目(第6の目)も使用することが可能になる。これにより、爪の手入れをより丁寧に行うことができる。
中目領域54と細目領域56との配列方向は、操作レバー30の長手方向に等しい。この場合、当該配列方向が操作レバー30の短手方向に等しい場合に比して、中目領域54及び細目領域56の幅を大きく確保しやすくなる。
中目領域54の面積は、細目領域56の面積よりも大きい。比較的粗い目を有する中目領域54の面積を比較的細かい目を有する細目領域56の面積よりも大きくすることにより、中目領域54の使用時に爪が中目領域54から食み出してしまう事態を起こりにくくすることができる。ただし、中目領域54の面積を細目領域56の面積よりも大きくすることは、必須でない。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。上記実施形態においては、爪ヤスリ40が操作レバー30に設けられた場合を例示した。しかし、爪ヤスリ40は、上板部材10又は下板部材20に設けられてもよい。爪ヤスリ50についても同様である。
上記実施形態においては、粗目領域42、中目領域44及び細目領域46の配列方向が操作レバー30の長手方向に等しい場合を例示した。しかし、粗目領域42、中目領域44及び細目領域46の配列方向は、図10に示すように、操作レバー30の短手方向(同図における上下方向)に等しくてもよい。その場合、粗目領域42、中目領域44及び細目領域46の長さ(長手方向の寸法)を大きく確保しやすくなる。
上記実施形態においては、粗目領域52、中目領域54及び細目領域56の配列方向が操作レバー30の長手方向に等しい場合を例示した。しかし、粗目領域52、中目領域54及び細目領域56の配列方向は、図11に示すように、操作レバー30の短手方向(同図における上下方向)に等しくてもよい。その場合、粗目領域52、中目領域54及び細目領域56の長さを大きく確保しやすくなる。
上記実施形態においては、細目領域46が、粗目領域42及び中目領域44のうち中目領域44にのみ隣接する場合を例示した。しかし、細目領域46は、図12に示すように粗目領域42にのみ隣接してもよいし、図13に示すように粗目領域42及び中目領域44の双方に隣接してもよい。なお、図13に示す配置の場合、粗目領域42又は中目領域44が第1領域に相当し、細目領域46が第2領域に相当する。粗目領域52、中目領域54及び細目領域56の位置関係についても同様である。
上記実施形態においては、爪ヤスリ40が第1乃至第3領域を有する場合を例示した。しかし、第3領域を設けることは、必須でない。すなわち、爪ヤスリ40には、第1及び第2領域のみが設けられてもよい。その場合、第1及び第2領域は、爪ヤスリ40の全面にわたって設けられることが好ましい。
上記実施形態においては、爪ヤスリ50が第4乃至第6領域を有する場合を例示した。しかし、第6領域を設けることは、必須でない。すなわち、爪ヤスリ50には、第4及び第5領域のみが設けられてもよい。その場合、第4及び第5領域は、爪ヤスリ50の全面にわたって設けられることが好ましい。
上記実施形態においては、爪ヤスリ40及び爪ヤスリ50が爪切り1に設けられた場合を例示した。しかし、爪ヤスリ50を設けることは、必須でない。すなわち、爪切り1には、爪ヤスリ40及び爪ヤスリ50のうち爪ヤスリ40のみが設けられてもよい。
1 爪切り
10 上板部材
10a 先端
10b 後端
12 上刃
14 孔
20 下板部材
20a 先端
20b 後端
22 下刃
24 孔
30 操作レバー
30a 先端
30b 後端
32 角部
34 支軸
34a 上端
34b 下端
36 切欠部
38 ピン
40 爪ヤスリ(第1の爪ヤスリ)
42 粗目領域(第1領域)
44 中目領域(第2領域)
46 細目領域(第3領域)
50 爪ヤスリ(第2の爪ヤスリ)
52 粗目領域(第4領域)
54 中目領域(第5領域)
56 細目領域(第6領域)

Claims (19)

  1. 上刃を有する上板部材と、
    前記上刃に対向する下刃を有するとともに前記上板部材に接続された下板部材と、
    梃子の原理により前記上板部材に下向きの力を与え、前記上刃が前記下刃に接するまで当該上板部材を変位させる操作レバーと、
    第1の爪ヤスリと、を備え、
    前記第1の爪ヤスリには、第1の目を有する第1領域と、前記第1領域に隣接し、前記第1の目よりも細かい第2の目を有する第2領域とが設けられていることを特徴とする爪切り。
  2. 請求項1に記載の爪切りにおいて、
    前記第1の爪ヤスリは、前記操作レバーに設けられている爪切り。
  3. 請求項2に記載の爪切りにおいて、
    前記操作レバーの長手方向についての前記第1の爪ヤスリの長さは、前記操作レバーの短手方向についての当該第1の爪ヤスリの長さよりも大きい爪切り。
  4. 請求項3に記載の爪切りにおいて、
    前記第1領域と前記第2領域との配列方向は、前記操作レバーの前記長手方向に等しい爪切り。
  5. 請求項3に記載の爪切りにおいて、
    前記第1領域と前記第2領域との配列方向は、前記操作レバーの前記短手方向に等しい爪切り。
  6. 請求項1乃至5の何れかに記載の爪切りにおいて、
    前記第1領域の面積は、前記第2領域の面積よりも大きい爪切り。
  7. 請求項1乃至6の何れかに記載の爪切りにおいて、
    前記第1の爪ヤスリには、前記第1領域又は前記第2領域に隣接し、前記第2の目よりも細かい第3の目を有する第3領域が設けられている爪切り。
  8. 請求項7に記載の爪切りにおいて、
    前記第2領域の面積は、前記第3領域の面積よりも大きい爪切り。
  9. 請求項1乃至8の何れかに記載の爪切りにおいて、
    第2の爪ヤスリを備え、
    前記第2の爪ヤスリには、第4の目を有する第4領域と、前記第4領域に隣接し、前記第4の目よりも細かい第5の目を有する第5領域とが設けられている爪切り。
  10. 請求項9に記載の爪切りにおいて、
    前記第4の目の粗さは、前記第1の爪ヤスリに設けられた何れの目の粗さとも異なる爪切り。
  11. 請求項9又は10に記載の爪切りにおいて、
    前記第5の目の粗さは、前記第1の爪ヤスリに設けられた何れの目の粗さとも異なる爪切り。
  12. 請求項9乃至11の何れかに記載の爪切りにおいて、
    前記第2の爪ヤスリは、前記操作レバーに設けられている爪切り。
  13. 請求項12に記載の爪切りにおいて、
    前記操作レバーの長手方向についての前記第2の爪ヤスリの長さは、前記操作レバーの短手方向についての当該第2の爪ヤスリの長さよりも大きい爪切り。
  14. 請求項13に記載の爪切りにおいて、
    前記第4領域と前記第5領域との配列方向は、前記操作レバーの前記長手方向に等しい爪切り。
  15. 請求項13に記載の爪切りにおいて、
    前記第4領域と前記第5領域との配列方向は、前記操作レバーの前記短手方向に等しい爪切り。
  16. 請求項9乃至15の何れかに記載の爪切りにおいて、
    前記第4領域の面積は、前記第5領域の面積よりも大きい爪切り。
  17. 請求項9乃至16の何れかに記載の爪切りにおいて、
    前記第2の爪ヤスリには、前記第4領域又は前記第5領域に隣接し、前記第5の目よりも細かい第6の目を有する第6領域が設けられている爪切り。
  18. 請求項17に記載の爪切りにおいて、
    前記第6の目の粗さは、前記第1の爪ヤスリに設けられた何れの目の粗さとも異なる爪切り。
  19. 請求項17又は18に記載の爪切りにおいて、
    前記第5領域の面積は、前記第6領域の面積よりも大きい爪切り。
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