JP2018089452A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
Description
加えて、演出実行手段83(具体的には例えば表示装置84)の演出内容とメイン制御手段200の制御内容とが整合性が取れていないことが分かるので、サブ制御手段300や演出実行手段83(具体的には例えば表示装置84)の不正改造や故障などを認識することができ、適切な対応ができる。
また、本発明に係る遊技機10は、さらに、遊技者による前記停止操作手段(具体的には、ストップスイッチ50)の操作が、前記操作態様情報の指示通りでない場合には、前記第1の操作態様情報の報知は中止される一方で、前記第2の操作態様情報の報知は継続することを特徴とする。
この払出枚数表示器88は、払出枚数を表示する払出枚数表示と、ストップスイッチ50の停止操作順番を指示する指示モニタ表示と、エラーが発生した場合に発生したエラーの種類(エラーコード)を表示するエラーコード表示との3種類の表示機能を有する報知手段90として機能している。これらの詳細は、後で説明する。
本実施の形態に係る遊技機10には、遊技開始の条件として投入するためのメダルを後述するメダル投入口38からあらかじめ投入して、最大50枚までクレジットメダルとして内部に貯留可能なクレジット機能(投入枚数を電子データとして電子的に記憶し管理する機能)を有している。なお、このクレジットメダルとして貯留可能な最大枚数である50枚を最大クレジットメダル数とする。
前記操作部30の上面右側には、遊技媒体としてのメダルを投入するためのメダル投入口38が設けられている。
具体的には、メダルセレクター17には、特に図示していないが、電磁石を用いたキャンセルコイルの作動により、メダル投入口38から投入されたメダルをホッパーユニット24内に貯留させる通路と、メダル払出口28から後述するメダル受け皿26へ進ませる通路との切り換えが可能に形成されている。これにより、メダル投入口38から投入されたメダルをクレジットメダルとして貯留するか、メダル受け皿26へ払出すかの切り換えをすることができる。
前記前扉14の裏側には、設定変更スイッチ46、設定表示器89などが配置されている(図3参照)。
設定変更スイッチ46は、後述する電源ユニット43の設定キースイッチ45と共に設定変更を行うためのものである。なお、この設定変更スイッチ46は、前扉14の背面に設けられているが(特に図示せず)、後述するリセットスイッチとしても兼用される。
なお、特に図示していないが、払出センサ94は、払出センサAと、払出センサBとの2つが所定距離を開けて配置されてある。正常な状態でのメダル通過時のタイミングチャートでは、ホッパーモータ95が駆動中(オン状態)のときに、両センサがオン状態に移行可能になっている。さらに、払出センサBは、オフ状態からオン状態へ2回移行するように設定され、払出センサBの1回目のオン状態の際に、払出センサAがオフ状態からオン状態へ移行し、払出センサBの2回目のオン状態の際に、払出センサAがオン状態からオフ状態へ移行するような配置に設定されている。
これらの図柄61は、それぞれの絵柄がプリントされたテープをリール62の外周表面に貼付することで形成されている。なお、図2の図柄61の図柄番号(コマ番号)は、リール62の外周表面に物理的に付されているものではなく、仮想的な番号であって、各図柄61の停止を制御するためのプログラムで特定の図柄61を指定するためのものである。
前記表示装置84は、その画面に種々の映像を表示するための液晶表示装置である。
外部集中端子板18は、遊技データを遊技機10外部に出力させるものであり、メイン制御手段200と配線される接続端子(コネクタ)や、外部機器(図示省略)と配線される接続端子(コネクタ)が設けられた端子板である。また、外部集中端子板18は、図示しないが、遊技島設備(例えばデータ表示器)やホールコンピュータに接続されている。
メイン制御手段200は、遊技を制御するためのものであって、遊技を進行させるためのものである。以下、本実施の形態における遊技について説明する。
また、再遊技役には、ストップスイッチ50の押し順が予め定められた順番で操作された場合に入賞となる押し順リプレイ役が含まれ、所定の遊技状態において当該押し順リプレイが当選し当該予め定められた順番で操作された場合に、RT2移行図柄(先の特定図柄である昇格リプレイ図柄)が停止表示され、当該予め定められた順番で操作されない場合は転落リプレイ図柄が停止表示される。
なお、役抽選手段210により抽選される役は図8〜図18に示すものに限定されない。
なお、このSP1〜SP4は、制御変更用の役であって、基本的に表示されることはないが、特定の遊技状態において特定の操作態様で停止操作することによって停止表示されるようにしてもよいものである。
また、役抽選の結果として、Nリプ役とUリプ役とが同時に当選(重複して当選)する昇格リプレイ1、Nリプ役とUリプ役とSP1役とが同時に当選(重複して当選)する昇格リプレイ2、Nリプ役とUリプ役とSP2役とが同時に当選(重複して当選)する昇格リプレイ3、Nリプ役とUリプ役とSP3役とが同時に当選(重複して当選)する昇格リプレイ4、Nリプ役とUリプ役とSP4役とが同時に当選(重複して当選)する昇格リプレイ5、Nリプ役とUリプ役とSP1役とSP2役とが同時に当選(重複して当選)する昇格リプレイ6が設けられている。
また、役抽選の結果として、Bチェリー役が当選するチェリー、CDスイカ役が当選するスイカ、Cベル役が当選する押し順不問ベルが設けられている。
次に図15〜図18では、各遊技状態(RT0、RT1、RT2、BB1)における各役を抽選するか否かと、非AT中、AT準備中、AT中の各状態における各役の報知種類(図20参照)が設定されているものである。メイン制御手段200からサブ制御手段300へは、グループの種類と、報知種類(図20参照)を特定する情報がコマンドとして送信される。メイン制御手段200における指示モニタ表示は、報知種類に応じた報知が行われる。
遊技制御手段250は、遊技状態を制御するものである。
具体的には、遊技制御手段250は、図4に示すように、大別すると、ノーマル遊技制御手段251、RT制御手段252、ボーナス遊技制御手段253及びボーナス内部中制御手段254の各手段を有する。
ボーナス遊技は、ボーナス内部中にボーナス移行役の図柄を有効ライン86上に揃えることで移行し、いわゆるRBが連続作動し、所定の枚数、本実施の形態では、200枚を超えるメダルの払出しで終了し、RT0に移行する。
AT状態は、停止操作順番を報知する、いわゆるアシストを行う状態である。
AT準備中状態は、非AT中状態の前兆演出状態からAT移行が確定しており、リプレイ確率を変動させるための特定図柄(昇格リプレイ)の入賞を待つ状態である。このAT準備中状態では、前記特定図柄(昇格リプレイ)の入賞によりAT状態(詳しくは、AT状態かつリプレイ高確率状態のART状態)へ移行する。なお、本実施形態ではAT準備状態中から、停止操作順番を報知する、いわゆるアシストが行われる。
非AT中状態は、停止操作順番を報知しない状態である。この非AT中状態では、通常の演出状態(いわゆる通常演出状態)と、この通常演出状態からAT状態へ当たっているかもしれないという期待感を持たせるための演出が行われる前兆演出状態とが設けてある。
なお、この前兆演出状態は、チェリー等のAT抽選役に当選し、AT非当選である場合に、ATに当選している可能性を示唆するガセ前兆演出と、AT当選である場合に、ATに当選している可能性を示唆する本前兆演出とを備えている。
本実施の形態では、特定事象検知手段270は、メイン制御手段200に備えている例を説明しているが、特にこれに限定されるものではなく、特定事象検知手段270は、サブ制御手段300に備えているようにしてもよく、また、メイン制御手段200及びサブ制御手段300の両方に備えているようにしてもよい。
例えば、リール62が回転中であるときは、本来ならばメダルの払出しは行われないが、リール62が回転中であるときにメダルの払出しが発生してしまった場合は、これが異常な状態、つまり、本発明に係る特定事象であり、本実施例中のエラーであって、この場合は払出センサA,Bに関する処理が特定事象検知手段270となる。また、リール62が回転中であるときは、本来ならばメダルの投入は受け付けられないが、リール62が回転中であるときに投入メダルエラーが発生した場合は、これが異常な状態、つまり、本発明に係る特定事象であり、本実施例中のエラーであって、この場合はセレクターセンサA、B、Cに関する処理が特定事象検知手段270となる。
情報報知制御手段285は、AT状態でない場合や、エラーが発生していない場合には、通常の遊技において、払出制御手段240からのデータに基づいて、当該遊技で払出される払出枚数を表示させる制御を行う。
そして、遊技停止手段280は、最終リールに対する停止操作が行われた以降の所定のタイミングにおいて遊技停止(エラー処理)を行い、情報報知制御手段285は、報知手段90(払出枚数表示器88)によって特別情報(エラーコード)を報知する。
送信手段290は、少なくとも1のリール62の可変表示中に特定事象検知手段270によって特定事象(エラー)を検知したときに、特定事象(エラー)が発生したことを特定可能な特定事象発生コマンドをサブ制御手段300の受信手段310へ送信する。
さらに、AT状態のときに役抽選手段210にて特定役(AT役)に当選したときに、送信手段290は、特定役(AT役)に対応する有利な操作手順を特定可能な操作手順特定コマンド(AT役の停止操作順番に関するコマンド)を受信手段310へ送信する。それとともに、情報報知制御手段285は、報知手段90(払出枚数表示器88)にて、当該有利な操作手順が特定可能な情報を少なくともリール62の可変表示中に報知する操作手順報知状態(指示モニタとしての報知手段90が指示モニタ表示中)とする。
換言すれば、停止操作順番を報知する、いわゆるアシストが行われるAT状態やAT準備中状態において、報知手段90(払出数表示器88)にて当該有利な停止操作順番が特定可能な情報(後述する報知種類1〜6)は、遊技者としてはAT役が当選したのではという示唆演出としても機能しうるということになる。さらに、先に述べたようにリプレイ役に当選しても操作手順報知状態となることから、リプレイ役またはAT役が当選したのではという示唆演出として機能しうる。
なお、ここで、特定事象検知手段270をサブ制御手段300が有するようにしてもよく、この場合は送信手段290を介することなくサブ制御手段300へ情報が伝達される。また、特定事象検知手段270を、メイン制御手段200とサブ制御手段300の両方が有している場合は、メイン制御手段200からの情報は送信手段290を介して送信されてもよく、また、扉開閉用スイッチ19、投入センサ92や払出センサ94などの各種センサがメイン制御手段200とサブ制御手段300と並列で接続されていてもよい。また、前扉14の開状態を検知することについてはメイン制御手段200で検知を行い、開放している時間(タイマ)についてはサブ制御手段300が検知するように、一部の情報はメイン制御手段200が検知・送信し、他の一部の情報はサブ制御手段300が直接検知するようにしてもよい。
演出実行制御手段320は、役抽選の結果に基づく当選役に応じた演出や、通常遊技状態、RT遊技状態、ボーナス遊技状態等の各遊技状態に応じた演出や、停止操作順番を報知するための演出等を行う。これらの演出は、それぞれ複数設けられており、演出実行制御手段320は、抽選により所定の演出を選択するとともに選択した演出を演出装置70を介して実行する。
遊技の状態は、メイン制御手段200により管理され、図6に示すように、大別すると、ノーマル遊技、RT遊技、ボーナス内部中及びボーナス遊技がある。RTは、いわゆるリプレイタイムの略語であり、RT遊技に移行すると、再遊技役(リプレイ役)に当選する抽選確率、すなわち再遊技確率が原則として高くなる。
RT0からRT1には、押し順ベル取りこぼし図柄(AT役こぼし図柄、不正解ATの図柄)を停止表示させた時に移行する。
なお、ボーナス移行役に当選し当該ボーナス移行役に対応した図柄61を有効ライン86上に停止表示できなかった場合に移行するボーナス内部中(RT3)では、RT2より低いがノーマル遊技より再遊技役への当選確率は高くなるように設定されている。もちろん、このRT3の再遊技役の当選確率は、ノーマル遊技と同等に設定してもよいし、RT2と同等又はRT2より高くなるように設定してもよい。
ボーナス遊技には、BB1がある。ここで、BB1はいわゆるRBが連続作動し、所定の枚数、例えば200枚を超えるメダルの払出しで終了する。
そして、ボーナス遊技終了後、RT0に移行する。
図7に示すように、通常の演出状態である通常演出状態から、ATの前兆となる演出状態である前兆演出状態へ移行可能となり、この前兆演出状態からAT準備中状態へ移行可能となり、このAT準備中状態からAT状態へ移行可能となり、AT状態が終了すると、通常演出状態へ戻る。なお、これらの状態からボーナス状態への移行が可能となる。
AT状態は、所定の移行抽選の結果に応じて実施した際に遊技者が獲得したメダルの獲得枚数(払出枚数)が所定の枚数に到達するまで実行可能であるが、この実行可能な所定の枚数は、所定の抽選により上乗せ可能となるようにしてもよい。
また、AT状態の終了条件は、上述したものに限定されるものではなく、遊技回数が所定の遊技回数に到達すること等にしてもよい。また、遊技進行に伴ってポイントを獲得可能であって、そのポイントの合計が所定ポイントに到達すること等の他の条件に設定してもよい。
ここで、7セグメントLED表示器の各セグメントは、左上部a、中上部b、右上部c、中間部d、左下部e、右下部f、中下部gの7つから構成されている。
左7セグ88aは、所定のセグメントが点灯することにより「今、停止操作したほうが良い推奨ストップスイッチ50の種類」を指示することができるものである。
左7セグ88aの左上部aのセグメントのみが点灯することにより、左ストップスイッチLを停止操作したほうが良いことを示している。また、左7セグ88aの中上部bのセグメントのみが点灯することにより、中ストップスイッチCを停止操作したほうが良いことを示している。また、左7セグ88aの右上部cのセグメントのみが点灯することにより、右ストップスイッチRを停止操作したほうが良いことを示している。
具体的には、右7セグ88bの左上部aのセグメントのみが点灯することにより、報知種類1の停止操作態様(停止操作順番)として左中右が当選したことを示している。また、右7セグ88bの中上部bのセグメントのみが点灯することにより、報知種類2の停止操作態様(停止操作順番)として左右中が当選したことを示している。また、右7セグ88bの右上部cのセグメントのみが点灯することにより、報知種類3の停止操作態様(停止操作順番)として中左右が当選したことを示している。また、右7セグ88bの中間部dのセグメントのみが点灯することにより、報知種類4の停止操作態様(停止操作順番)として中右左が当選したことを示している。また、右7セグ88bの左下部eのセグメントのみが点灯することにより、報知種類5の停止操作態様(停止操作順番)として右左中が当選したことを示している。また、右7セグ88bの右下部fのセグメントのみが点灯することにより、報知種類6の停止操作態様(停止操作順番)として右中左が当選したことを示している。
そして、報知種類1において、第1停止操作から、第2番目の停止操作順番である第2停止操作までの間である現時点での推奨する停止操作は、左7セグ88aの中上部bのみが点灯していることにより、中ストップスイッチCであることが報知される。
そして、報知種類1において、第3停止後(正確には、スベり中を経過し、4相励磁したタイミング)は、遊技が終了することで、左7セグ88aと右7セグ88bとの両方共、全てのセグメントが消灯状態となる。つまり換言すれば、最終リールの4相励磁がかかるまでは、左7セグ88aと右7セグ88bは点灯状態ということとなる。
このように、左7セグ88aと、右7セグ88bとの2種類の7セグメントLED表示器で上述したように表示することにより、遊技のいつの時点でも、適切な停止操作が可能となるように形成されている。
なお、指示モニタ表示器としての報知手段90(払出枚数表示器88)の各報知種類0〜6の具体的な表示形態として、本実施形態では、左7セグ88aにおいて「今、停止操作したほうが良い推奨ストップスイッチ50の種類」を指示しており、一方、右7セグ88bにおいて、「何れの停止操作態様(停止操作順番(報知種類1〜6))が当選したか」を指示しているがこれに限らず、いずれか一方(例えば、右7セグ88bにおいて、「何れの停止操作態様(停止操作順番(報知種類1〜6))が当選したか」の指示のみ)でも良い。
また、全てのセグメントが消灯状態となるタイミングを、最終リールの停止操作後における4相励磁がかかったときとしているが、これに限らず、最終リールに対する停止操作を検知したとき、最終リールに対する停止操作したストップスイッチ50から指を離反したときなどでも良い。
そして、報知種類2〜6においても、説明は省略するが、図20に示すように、各報知種類に対応する停止操作順番に適合する上述で説明したものと同様の報知が行われる。
具体的には、投入メダルエラー(エラーコードE0)は、メダルが滞留したり、或いは、メダルセレクター17の投入センサ92を異常な状態で通過したりする状態が発生しているものである。
払出不良エラー(エラーコードE2)は、メダルの払出し時以外で払出センサ94がON状態になっているものである。
RWMエラー(エラーコードE4)は、RWM((Read Write Memory)読み出し書き込みメモリであって、RAM(Random Access Memory)随時書き込み読み出しメモリとも言う)のバックアップ不良等が発生しているものである。
オーバーフローエラー(エラーコードE6)は、ホッパーユニット24の横に設けられている補助タンクがメダルで満杯になっている状態である。
これらのエラーのうち、投入メダルエラー(エラーコードE0)、払出不良エラー(エラーコードE2)、リールエラー(エラーコードE5)、センサエラー(エラーコードEA)においては、少なくとも1のリール62が回転中のときであっても検知可能なエラーである。
図22に示すように、メイン制御手段200の動作状態において、遊技状態がRT2状態であり、演出状態がAT状態(AT許可状態)であって、推奨する停止操作態様(停止操作順番)が中左右となる報知種類3に決定されている。そして、停止操作可能な状態になると、サブ制御手段300により、表示装置84には、左リール64、中リール66、右リール68の各位置(左、中、右)に対応して、「2、1、3」の停止操作順番が表示される。このとき、「1」の数字が他の数字に比べて強調された状態(図中では数字を丸(円)で囲んでいる)となる。これは、中リール66が第1停止操作、左リール64が第2停止操作、右リール68が第3停止操作であることを報知しているものである。さらに、「1」が強調されていることで、現在、停止操作すべきものが第1停止操作の中リール66であることを報知している。
遊技者が第1停止操作として中ストップスイッチCを選択した場合、次に、表示装置84には、左リール64、停止操作済み、右リール68の各位置(左、停止操作済み、右)に対応して、「2、−、3」の残りの停止操作順番が表示される。このとき、「2」の数字が他の数字より強調された状態(図中では数字を丸(円)で囲んでいる)となる。これは、左リール64が第2停止操作、右リール68が第3停止操作であることを報知しているものである。
この特定事象検知手段270がE2エラーを検知したタイミングで、サブ制御手段300の演出実行制御手段320は、液晶表示装置としての表示装置84によりE2エラーが発生したことを意味する「E2」を表示させ、スピーカー72からは、「エラーです」の音声出力を行わせる。
また、スピーカー72からも「エラーです」の代わりに、「E2エラーです」や、「払出不良エラーです」等の音声を出力するようにしてもよい。
また、演出用ランプ78の発光態様も、例えば赤色で点灯・点滅するようにしてもよい。
このように、一部の演出実行手段83(演出装置70)ではエラー報知を行い、他の演出実行手段83(演出装置70)では、停止操作順番を報知するようにしてもよい。このようにすることで、エラーが発生した場合にメイン制御手段200の報知手段90に加えて、演出実行手段83(演出装置70)においても停止操作順番を分かり易く遊技者に伝えることができる。
一方、遊技停止手段280により、最終停止操作のリール62(最終リール)に対する停止操作が行われるまで遊技停止(エラー処理)は行われずに、情報報知制御手段285により、操作手順報知状態(指示モニタとしての報知手段90で指示モニタ表示中)が継続される。
本実施の形態では、AT状態(AT許可状態)中にAT役に当選したときに、報知手段90(払出枚数表示器88)にて、リール62の回転中に有利な停止操作順番を報知する操作手順報知状態としている。この操作手順報知状態において、特定事象検知手段270により特定事象(エラー)の発生を検知したときに、サブ制御手段300は、最後まで可変表示している最終リールに対する停止操作が行われることを待つことなく、特殊報知としてのエラーの報知(スピーカー72からの音声「エラーです」発生による報知、表示装置84からの画像「E2」発生による報知)を行う。
スタートスイッチ40のON状態から第3停止操作までは、順に報知態様P、Q、Rと変更され、指示モニタ表示では、全て右7セグ88bの右上部cのセグメントのみが点灯することにより、報知種類3の停止操作態様(停止操作順番)として中左右が当選したことを示す。
そして、第1停止操作から第2停止操作までは、報知態様Qとなり、推奨する停止操作は、左7セグ88aの左上部aのみが点灯していることにより、左ストップスイッチLであることが報知される。
また、図22において、エラー発生から第3停止操作のリール62が停止するまでのサブ動作の音(スピーカー72)の前半部分の「エラーです」の音声発生と、第3停止操作のリール62が停止した後のサブ動作の音(スピーカー72)の後半部分の「エラーです」の音声発生との2回に区切って示されている。また、同様に図22において、エラー発生から第3停止操作のリール62が停止するまでのサブ動作の液晶(表示装置84)の前半部分の「E2」表示と、第3停止操作のリール62が停止した後のサブ動作の液晶(表示装置84)の後半部分の「E2」表示との2回に区切って示されている。これは、音(スピーカー72)及び液晶(表示装置84)の何れも前半部分の「エラーです」や「E2」は、サブ制御手段300が後述するエラー判定フラグ(いわゆる保留フラグ(予約フラグ))に基づく送信用コマンドを受信したことによるエラー報知を意味し、後半部分の「エラーです」や「E2」は、メイン制御手段200がエラー処理に移行したことによって発生されるエラー状態のコマンドを受信したことによるエラー報知を意味する。このように、前半部分と、後半部分とでは、受信しているコマンドが相違しているものである。なお、前半部分と、後半部分とで、エラー報知の演出内容を明確に異なるようにしてもよい。
先ず、ステップ110において、電断信号がONであるか否かの判定が行われる。遊技機10の電源スイッチ44が操作される(ONされる)と、電断信号がONであるか否かの判定が行われ、電断信号がON(ステップ110がYES)の場合には、そのまま待機し、電断信号がOFF(ステップ110がNO)の場合には次のステップ111に進む。
ステップ111において、RAMへのアクセスが可能な状態となる。そして、次のステップ112に進む。
ステップ113において、扉センサ(具体的には扉開閉用スイッチ19)がON状態(前扉14が閉状態)であるか否かが判定される。そして、扉センサ(扉開閉用スイッチ19)がON状態(前扉14が閉状態)でない、すなわち前扉14が開状態であると判定された場合、次のステップ114に進み、ON状態(前扉14が閉状態)であると判定された場合、ステップ115に進む。
ステップ116において、いずれかのリール62が回転中であるか否かが判定される。いずれかのリール62が回転中であると判定された場合、次のステップ117に進み、いずれのリール62も回転中でないと判定された場合、ステップ118に進む。
一方、前記ステップ114で開始スイッチ(設定キースイッチ45)がON状態であると判定された場合は、ステップ119において、設定変更処理が行われる。なお、この設定変更処理は後で詳細に説明する(図41参照)。
ステップ140において、チェックサム値の判定が行われる。これは、電断時に保存しておいたチェックサム値と一致するか判定するものである。不一致ならばバックアップ不良と判定されるものである。なお、このチェックサム値は、RAMの所定領域に記憶されたデータを整数値の列とみなして和を求め、所定の定数で割った余りを検査用のデータとしているものである。そして、次のステップ141に進む。
ステップ142において、スタックポインタの判定が行われる。電断時のスタックポインタの範囲を判定するものであり、最も直近に参照された位置のアドレスを保持しているものであって、このアドレスが予め定めたアドレスの範囲以外ならば、異常な状態として判定するものである。そして、次のステップ143に進む。
ステップ144において、当選情報上位の判定が行われる。これは、役抽選における当選情報(くじ情報)のボーナス情報が予め定めた上位データの範囲内であるか否かを判定するものである。役抽選の当選情報(くじ情報)のボーナス情報が予め定めた上位データの範囲外である場合には、異常な状態として判定するものである。そして、次のステップ145に進む。
ステップ150において、セレクターセンサA又はBがON状態であるか否かが判定される。ON状態であると判定された場合、次のステップ151に進み、ON状態でないと判定された場合、当該処理は終了する。
ステップ151において、センサエラー(EAエラー)フラグを、エラー判定フラグに設定する。このエラー判定フラグは、エラー処理に移行するのを保留するためのサブ制御手段300によりエラー報知を行うか否かの判定用のフラグ、いわゆる先に記載した予約フラグ(保留フラグ)である。このエラー判定フラグに基づき、後述する送信用コマンドの「払出異常」等がサブ制御手段300に送信されるものである。そして、当該処理は終了する。
先ず、ステップ210において、オーバーフローエラー(E6エラー)の判定処理が行われる。具体的には、このオーバーフローエラー(E6エラー)は、ホッパーユニット24に隣接して配置されている補助タンクにメダルが満杯となって、オーバーフローセンサ96により検知されるものである。なお、このオーバーフローエラーの判定処理は、後で詳細に説明する(図27参照)。そして、次のステップ211に進む。
ステップ211において、メダルが規定数(規定枚数、具体的には、本実施の形態では3枚)、投入されているか否かが判定される。そして、規定数のメダルが投入されたと判定された場合、次のステップ212に進み、規定数のメダルが投入されていないと判定された場合、規定数のメダルが投入するまで待機する。
ステップ212において、スタートスイッチ40の操作が行われたか否かが判定される。スタートスイッチ40の操作が行われたと判定された場合、次のステップ213に進み、当該操作が行われていないと判定された場合、当該操作が行われるまで待機する。
ステップ214において、リール制御手段220によりリール62の回転が開始される。そして、次のステップ215に進む。
ステップ215において、ストップスイッチ50の操作が行われたか否かが判定される。ストップスイッチ50の操作が行われたと判定された場合、次のステップ216に進み、当該操作が行われていないと判定された場合、当該操作が行われるまで待機する。
ステップ216において、リール制御手段220により、リール62の停止制御が行われる。そして、次のステップ217に進む。
ステップ218において、全部(3個)のリール62の回転が停止したか否かが判定される。全てのリール62の回転が停止したと判定された場合、次のステップ219に進み、全てのリール62の回転が停止していないと判定された場合、ステップ215に戻る。
ステップ220において、払出制御手段240により、メダルの払出処理が行われる。なお、このメダルの払出処理は、後で詳細に説明する(図29参照)。そして、ステップ210に戻る。
ステップ230において、オーバーフローエラーが発生しているか否かが判定される。具体的には、補助タンクにメダルが満杯状態となったときに、補助タンクに差し込まれている2本のオーバーフローセンサ96が通電することにより検知されるものである。オーバーフローエラーが発生していると判定された場合、次のステップ231に進み、オーバーフローエラーが発生していないと判定された場合、当該処理は終了する。
ステップ232において、エラー処理が行われる。なお、このエラー処理は、後で詳細に説明する(図40参照)。そして、当該処理が終了する。
ステップ240において、リール62(回胴)が回転を停止したか否かが判定される。リール62が回転を停止したと判定された場合、当該処理は終了し、リール62が回転を停止していないと判定された場合、次のステップ241に進む。
ステップ241において、リール62(回胴)の回転が定常回転速度で回転している状態である定常回転の状態であるか否かが判定される。定常回転の状態であると判定された場合、ステップ240に戻り、定常回転の状態でないと判定された場合、次のステップ242に進む。
ステップ243において、エラー処理が行われる。なお、このエラー処理は、後で詳細に説明する(図40参照)。そして、次のステップ244に進む。
ステップ245において、リール62が回転を停止可能な状態となる。すなわち、当該ステップの回胴停止可を設定することにより、ストップスイッチ50の操作無しでリール62が停止すべき位置で停止する。そして、ステップ240に戻る。
ステップ250において、停止図柄判定手段230によりメダルの払出しが有るか否かが判定される。メダルの払出しが有ると判定された場合、次のステップ251に進み、メダルの払出しが無いと判定された場合、当該処理は終了する。
ステップ251において、クレジットメダルの枚数が50枚であるか否かが判定される。クレジットメダルの枚数が50枚であると判定された場合、次のステップ252に進み、クレジットメダルの枚数が50枚未満であると判定された場合、ステップ257に進む。
ステップ254において、払出メダル切れエラー(E3エラー)の判定時間が経過したか否かが判定される。当該判定時間が経過したと判定された場合、ステップ259に進み、当該判定時間が経過していないと判定された場合、ステップ255に進む。
ステップ256において、払出制御手段240により、メダルの払出しが終了したか否かが判定される。メダルの払出しが終了したと判定された場合、当該処理は終了し、メダルの払出しが終了していないと判定された場合、ステップ252に戻る。
また、一方、前記ステップ254で当該判定時間が経過したと判定された場合は、ステップ259において、エラーコード「E3」が設定される。そして、次のステップ260に進む。
ステップ260において、エラー処理が行われる。なお、このエラー処理は、後で詳細に説明する(図40参照)。そして、ステップ252に戻る。
先ず、ステップ310において、リール駆動モータ65としてのステッピングモータに位相出力処理が行われる。具体的には、このステッピングモータに対して、リール62の回転のための励磁データが出力されるものである。そして、次のステップ311に進む。
ステップ312において、電源ユニット43において、電源断(電源の遮断、すなわち電力供給の中止)となったか否かが判定される。電源断になったと判定された場合は、ステップ320に進み、電源断になっていないと判定された場合は、ステップ313に進む。
ステップ313において、ランプ処理が行われる。このランプは、特に図示していないが、ベット数表示ランプや、再遊技表示ランプ等であって、メイン制御手段200で制御処理するものである。そして、次のステップ314に進む。
ステップ316において、メイン制御手段200からサブ制御手段300へ送信するための送信用コマンドがあるか否かが判定される。当該送信用コマンドがあると判定された場合、ステップ317に進み、設定されている送信用コマンド(後に詳述するS373、S381の投入異常や、S422の払出異常、S514のドア状態)の送信処理を行い、当該送信用コマンドがないと判定された場合、ステップ318に進む。
ステップ321において、メダルの投入判定が行われる。そして、次のステップ322に進む。
ステップ323において、タイマ更新処理が行われる。そして、次のステップ324に進む。
ステップ324において、ポート出力処理が行われる。そして、次のステップ325に進む。
ステップ326において、リール62(回胴)の制御処理が行われる。そして、当該処理が終了する。
一方、前記ステップ312で電源断になったと判定された場合は、ステップ320において、電断処理が行われる。なお、この電断処理は、後で詳細に説明する(図31)。
また、一方、前記ステップ318でエラーデータがあると判定された場合、ステップ319において、エラー処理が行われる。なお、このエラー処理は、後で詳細に説明する(図40参照)。そして、当該処理が終了する。
ステップ330において、スタックポインタの設定が行われる。これはスタックと呼ばれるメモリ領域のうち、最も直近に参照された位置のアドレスを保持しているものである。そして、次のステップ331に進む。
ステップ331において、電断フラグの設定が行われる。予め定めた所定の数値を記憶するものである。そして、次のステップ332に進む。
ステップ332において、チェックサム値の設定が行われる。そして、当該処理が終了する。
ステップ340において、ドア(具体的には、前扉14)が開状態であるか否かが判定される。具体的には、扉センサ(扉開閉用スイッチ19)のON、OFFの検知信号により判定しているものである。前扉14が閉状態である場合は、ステップ342に進み、前扉14が開状態である場合には、次のステップ341に進む。
ステップ343において、外部信号5がオン状態となる。そして、次のステップ345に進む。
ステップ345において、特定条件に一致したか否かが判定される。ここで、この特定条件に一致するとは、具体的には、(1)E0エラー、(2)E1エラー、(3)E2エラー、(4)E7エラー、(5)EAエラー、(6)E0エラー判定フラグオン、(7)E2エラー判定フラグオン、(8)EAエラー判定フラグオンの(1)〜(8)のいずれかに該当していることを意味する。ここで、(1)〜(5)は、エラーコードに対応するエラーが発生した状態を示す正規のエラー信号によるものであり、(6)〜(8)の「エラー判定フラグ」は、いわゆる予約フラグ(保留フラグ)のことである。そして、特定条件のいずれかに一致していると判定された場合は、次のステップ346に進み、特定条件のいずれにも一致していないと判定された場合は、ステップ347に進む。
ステップ347において、外部信号4出力保留タイマが作動中であるか否かが判定される。外部信号4出力保留タイマが作動中であると判定された場合、次のステップ348に進み、外部信号4出力保留タイマが作動中でないと判定された場合、ステップ349に進む。
一方、前記ステップ347で外部信号4の出力保留タイマが作動中でないと判定された場合、ステップ349において、外部信号4がオフ状態となる。そして、当該処理が終了する。
ステップ360において、メダルセレクター17のセレクターセンサ(具体的には、投入センサ92)の監視処理が行われる。なお、このセレクターセンサ(具体的には、投入センサ92)の監視処理は後で詳細に説明する(図34参照)。そして、次のステップ361に進む。
ステップ362において、ドア(具体的には前扉14)の監視処理が行われる。なお、このドア(具体的には前扉14)の監視処理は後で詳細に説明する(図39参照)。そして、当該処理が終了する。
ステップ370において、セレクターセンサCがタイムオーバーか否かが判定される。これは、セレクターセンサCにおいて、1.6秒間、オン状態が継続するとE0エラー(投入メダルエラー)とするためのものである。セレクターセンサCがタイムオーバーであると判定された場合、次のステップ371に進み、セレクターセンサCがタイムオーバーでないと判定された場合、ステップ374に進む。
ステップ373において、メイン制御手段200からサブ制御手段300への送信用コマンドにメダルの「投入異常」が設定される。そして、次のステップ374に進む。
ステップ374において、いずれかのリール62が回転中であるか否かが判定される。いずれかのリール62が回転中であると判定された場合、ステップ378に進み、いずれのリール62も回転中でないと判定された場合、ステップ375に進む。
ステップ375において、メダルが払出中であるか否かが判定される。メダルが払出中であると判定された場合、ステップ378に進み、メダルが払出中でないと判定された場合、ステップ376に進む。
一方、前記ステップ374でいずれかのリール62が回転中であると判定された場合は、ステップ378において、投入センサ92としてのセレクターセンサA又はBがオン状態であるか否かが判定される。セレクターセンサA又はBがオン状態であると判定された場合、ステップ379に進み、セレクターセンサA及びBのいずれもオン状態でないと判定された場合、当該処理は終了する。
ステップ380において、リール62が回転中であるか否かが判定される。リール62が回転中であると判定された場合、ステップ381に進み、リール62が回転中でないと判定された場合、当該処理は終了する。
前記ステップ376でE0エラーフラグがオン状態であると判定された場合、ステップ382において、エラーコード「E0」によりエラーデータが設定される(エラーデータのフラグがオン状態に設定される)。このエラーデータが設定されるとは、エラーデータのフラグがオン状態になることを意味し、メイン制御手段200でエラー処理に移行するためのフラグがオン状態になることを意味する。そして、当該処理が終了する。
図35に示すフローチャートに基づいて、図34に続いて、セレクターセンサの監視処理について説明する。
また、一方、前記ステップ386でセレクターセンサAのタイミングチャートが立ち下がり状態であると判定された場合は、ステップ389において、メダルの通過順が異常であるか否かが判定される。メダルの通過順が異常であると判定された場合、ステップ382(図34)に進み、メダルの通過順が異常でないと判定された場合、図36のステップ392に進む。
ステップ390において、セレクターセンサBのタイミングチャートが立ち上がり状態(オフ状態からオン状態への移行状態)であるか否かが判定される。このセレクターセンサBのタイミングチャートの立ち上がり状態とは、通路内において、セレクターセンサBの前にメダルが移行してきた状態を意味する。セレクターセンサBのタイミングチャートが立ち上がり状態であると判定された場合、ステップ393に進み、立ち上がり状態でないと判定された場合、ステップ391に進む。
また、一方、前記ステップ391でセレクターセンサAのタイミングチャートが立ち上がり状態であると判定された場合、ステップ395において、セレクターセンサCから500ms以上経過しているか否かが判定される。当該条件を満足していると判定された場合は、ステップ382(図34)に進み、当該条件を満足していないと判定された場合は、ステップ396に進む。
ステップ397において、EAタイマが設定される。そして、当該処理が終了する。
ステップ420において、いずれかのリール62が回転中であるか否かが判定される。いずれかのリール62が回転中であると判定された場合、ステップ421に進み、いずれのリール62も回転中でない、すなわち全てのリール62が回転を停止していると判定された場合、ステップ423に進む。
ステップ422において、メイン制御手段200からサブ制御手段300への送信用コマンドにメダルの「払出異常」が設定される。そして、次のステップ423に進む。
ステップ424において、エラーコードE7の判定時間がちょうど経過したか否かが判定される。エラーコードE7の判定時間がちょうど経過したと判定された場合、ステップ425に進み、エラーコードE7の判定時間が経過していないと判定された場合、ステップ431に進む。
ステップ426において、払出センサBがオン状態であるか否かが判定される。払出センサBがオン状態であると判定された場合、ステップ431に進み、オン状態でないと判定された場合、ステップ427に進む。
一方、前記ステップ423でE2エラーフラグがオン状態であると判定された場合は、ステップ428において、E2エラーフラグが、エラー判定フラグに設定される。すなわち、E2エラーフラグのオン状態により、エラー判定フラグがオン状態に設定される。そして、ステップ429に進む。
ステップ430において、エラーコードE2が、メイン制御手段200で用いられるエラーデータに設定される。そして、当該処理が終了する。
ステップ432において、ホッパーユニット24が駆動中であるか否か、具体的には、ホッパーモータ95が回転駆動中であるか否かが判定される。ホッパーユニット24が駆動中であると判定された場合、ステップ433に進み、ホッパーユニット24が駆動中でないと判定された場合、ステップ428に進む。
ステップ434において、E1タイマが設定される(E1タイマのカウントダウン(計時)が開始される)。そして、当該処理は終了する。
ステップ450において、ホッパーユニット24が駆動中であるか否か、具体的には、ホッパーモータ95が回転駆動中であるか否かが判定される。ホッパーユニット24が駆動中であると判定された場合、ステップ451に進み、ホッパーユニット24が駆動中でないと判定された場合、当該処理は終了する。
ステップ451において、エラーコードE7の判定時間経過後に払出センサA及びBの両方がオフ状態であるか否かが判定される。両方ともオフ状態であると判定された場合、ステップ453に進み、両方ともオフ状態ではない、すなわち少なくとも一方がオン状態であると判定された場合、ステップ452に進む。
ステップ453において、エラーコード「E1」により、メイン制御手段200で用いられるエラーデータが設定される。そして、当該処理が終了する。
前記ステップ452でE1タイマで所定時間が経過(カウントダウン(減算))して残り時間が0になっていない場合は、ステップ454において、払出センサAが立ち下がり状態(オン状態からオフ状態へ移行する状態)であるか否かが判定される。立ち下がり状態であると判定された場合は、ステップ455に進み、立ち下がり状態でないと判定された場合、当該処理は終了する。
ステップ456において、払出センサAの立ち上がり状態(オフ状態からオン状態へ移行する状態)から立ち下がり状態(オン状態からオフ状態へ移行する状態)の間に払出センサBの立ち下がり状態(オン状態からオフ状態へ移行する状態)が発生したか否かが判定される。立ち下がり状態が発生したと判定された場合、当該処理は終了し、立ち下がり状態が発生していないと判定された場合、ステップ453に進む。
ステップ510において、ドア(前扉14)の監視保留タイマにより予め定めた所定時間が経過したか否かが判定される。経過したと判定された場合は、ステップ511に進み、経過していないと判定された場合、当該処理は終了する。
ステップ511において、ドア(前扉14)の状態が取得される。そして、次のステップ512に進む。
ステップ513において、ドア(前扉14)の状態が更新される。そして、次のステップ514に進む。
ステップ514において、メイン制御手段200からサブ制御手段300へ送信するための送信用コマンドにドア(前扉14)状態が設定される。そして、次のステップ515に進む。
ステップ515において、ドア(前扉14)監視保留タイマが設定される。そして、当該処理が終了する。
ステップ520において、現在の遊技状態が保存される。そして、次のステップ521に進む。
ステップ521において、発生しているエラーの状態(エラー状態)をサブCPUへ送信する。具体的には、メイン制御手段200の送信手段290からサブ制御手段300の受信手段310へ送信されるものである。そして、次のステップ522に進む。
ステップ522において、払出枚数表示器88の内容が保存される。そして、次のステップ523に進む。
ステップ524において、ホッパーユニット24及びキャンセルコイル(メダルセレクター17)の状態が保存される。そして、次のステップ525に進む。
ステップ525において、ホッパーユニット24及びキャンセルコイル(メダルセレクター17)の設定(オフ状態)が行われる。そして、次のステップ526に進む。
ステップ527において、E3エラー状態であるか否かが判定される。E3エラー状態であると判定された場合、ステップ528に進み、E3エラー状態でないと判定された場合、ステップ529に進む。
ステップ530において、ドア(前扉14)の開閉センサ(具体的には、扉開閉用スイッチ19)がオン状態であるか否かが判定される。オン状態であると判定された場合、ステップ526に戻り、オン状態でないと判定された場合、ステップ531に進む。
ステップ532において、ホッパーユニット24及びキャンセルコイルの状態を元の状態に復帰させる。そして、次のステップ533に進む。
ステップ533において、エラーコード表示のクリア(初期化)が行われる。そして、次のステップ534に進む。
ステップ535において、遊技状態の復帰が行われる。そして、ステップ536に進む。
ステップ537において、サブ制御手段300のCPUのメダル払出開始イベント(信号)の送信判定が行われる。そして、当該処理が終了する。
一方、前記ステップ526のE4エラーの状態であると判定された場合、ステップ538において、設定変更が行われるまで待機状態となる。
ステップ550において、メイン制御手段200のRAMのバックアップ不良が設定されているか否かが判定される。そして、バックアップ不良が設定されていると判定された場合、ステップ552に進み、バックアップ不良が設定されていないと判定された場合、ステップ551に進む。
ステップ551において、設定値情報の読み取りが行われる。そして、次のステップ555に進む。
ステップ553において、設定変更スイッチ46がオン状態になっているか否かが判定される。オン状態になっていると判定された場合、次のステップ554に進み、オン状態になっていないと判定された場合、待機状態となる。
ステップ555において、設定変更スイッチ46がオン状態になっているか否かが判定される。オン状態になっていると判定された場合、ステップ556に進み、オン状態になっていないと判定された場合、ステップ557に進む。
一方、前記ステップ555において、設定変更スイッチ46がオン状態になっていないと判定された場合は、ステップ557において、スタートスイッチ40のオン状態が検知されたか否かが判定される。検知されたと判定された場合、ステップ558に進み、検知されていないと判定された場合、ステップ555に戻る。
ステップ559において、設定値の確定が行われる。そして、当該処理が終了する。
ステップ613において、S521におけるエラー状態であることの情報を受信しているか否かが判定される。エラー状態であることの情報を受信していると判定された場合は、ステップ614に進み、エラー状態であることの情報を受信していないと判定された場合は、待機状態となる。
ステップ614において、エラー再報知が行われる。そして、次のステップ615に進む。
ステップ616において、エラー報知がクリア(初期化)される。すなわち、エラー報知が行われていない状態に戻る。そして、当該処理は終了する。
ステップ618において、エラー報知がクリア(初期化)される。具体的には、スピーカー72からの音声出力を停止し、表示装置84の画像出力を停止し、演出用ランプ78の点灯、点滅が停止する。そして、当該処理は終了する。
本実施の形態によれば、サブ制御手段300に不正や故障が発生した場合でも、最終リール62に対する停止操作が行われるまで、遊技停止手段280による遊技停止をせずに、操作手順報知状態が継続されてメイン制御手段200には影響がない。このため、メイン制御手段200による操作手順報知状態により、遊技機10の状況を把握することが可能となる。
加えて、演出実行手段83としての表示装置84等の演出内容とメイン制御手段200の制御内容とが整合性が取れていないことが遊技者や、ホール管理者に分かる。このため、サブ制御手段300や演出実行手段83としての表示装置84等の不正改造や故障などを認識することができ、適切な対応ができる。
14 前扉 16 図柄表示窓部
17 メダルセレクター 18 外部集中端子板
19 扉開閉用スイッチ 20 上パネル
22 下パネル 24 ホッパーユニット
26 メダル受け皿 28 メダル払出口
30 操作部 32 ベットスイッチ
34 マックスベットスイッチ 35 シングルベットスイッチ
36 精算スイッチ 38 メダル投入口
40 スタートスイッチ 42 演出用ボタンスイッチ
43 電源ユニット 44 電源スイッチ
45 設定キースイッチ 46 設定変更スイッチ
50 ストップスイッチ L 左ストップスイッチ
C 中ストップスイッチ R 右ストップスイッチ
60 リールユニット 61 図柄
62 リール 63 リール位置センサ
64 左リール 65 リール駆動モータ
66 中リール 67 バックランプ
68 右リール 70 演出装置
72 スピーカー 74 上部スピーカー
76 下部スピーカー 78 演出用ランプ
80 上部ランプ 82 下部ランプ
83 演出実行手段 84 表示装置
86 有効ライン 87 クレジット表示器
88 払出枚数表示器 88a 左7セグ
88b 右7セグ a 左上部
b 中上部 c 右上部
d 中間部 e 左下部
f 右下部 g 中下部
89 設定表示器 90 報知手段
92 投入センサ 94 払出センサ
95 ホッパーモータ 96 オーバーフローセンサ
100 制御装置 200 メイン制御手段
210 役抽選手段 220 リール制御手段
230 停止図柄判定手段 240 払出制御手段
250 遊技制御手段 251 ノーマル遊技制御手段
252 RT制御手段 253 ボーナス遊技制御手段
254 ボーナス内部中制御手段 260 演出状態制御手段
270 特定事象検知手段 280 遊技停止手段
285 情報報知制御手段 290 送信手段
300 サブ制御手段 310 受信手段
320 演出実行制御手段
また、他の例として、複数種類の図柄61を可変表示するリール62を複数有する表示手段と、前記リール62それぞれの可変表示を停止させる停止操作手段とを備え、全ての前記リール62が停止したときの図柄61組合せに応じて遊技者に特典を付与する遊技機10において、遊技の進行を制御するメイン制御手段200と、前記メイン制御手段200から送信されるコマンドに基づき遊技の進行に合わせた演出の制御を行うサブ制御手段300と、前記メイン制御手段200に基づいて情報を報知する報知手段90(具体的には、例えば払出枚数表示器88)と、前記サブ制御手段300に基づいて演出を行う演出実行手段83(具体的には、例えば表示装置84)とを備え、前記メイン制御手段200は、前記停止操作手段の操作態様によって遊技者に付与する有利度の異なる特定役(具体的には、例えば左中右正解ベル1〜4、昇格リプレイ1〜6等)を含む複数の役のいずれに当選したか否かを決定する役抽選を行う役抽選手段210と、特定事象(具体的には、例えばエラー)の発生を検知する特定事象検知手段270と、少なくとも1の前記リール62の可変表示中に前記特定事象検知手段270で前記特定事象を検知したことに基づいて、全ての前記リール62が停止しているときに遊技の進行ができない遊技停止に移行することを定めておく情報である遊技停止移行情報を設定する遊技停止移行情報設定手段と、前記遊技停止移行情報設定手段により前記遊技停止移行情報が設定されていることに基づいて、全ての前記リール62が停止しているときに前記遊技停止(具体的には、例えばエラー処理)する遊技停止手段280と、前記サブ制御手段300にコマンドを送信する送信手段290とを備え、前記サブ制御手段300は、前記送信手段290から送信されたコマンドを受信する受信手段310を備え、所定条件(具体的には、例えばAT許可状態)が成立しており前記役抽選手段210にて前記特定役(具体的には、例えばAT役)に当選したときに、前記メイン制御手段200は、前記送信手段290により当該特定役(具体的には、例えばAT役)に対応する有利な操作態様を特定可能な操作態様特定コマンド(具体的には、例えばAT役の打順に関するコマンド)を送信するとともに、前記報知手段90(具体的には、例えば払出枚数表示器88)にて、当該有利な操作態様が特定可能な情報である操作態様情報を少なくとも前記リール62の可変表示中に報知する操作態様報知状態(具体的には、例えば指示モニタで指示中)とする一方、前記サブ制御手段300は、前記受信手段310により受信した前記操作態様特定コマンド(具体的には、例えばAT役の打順に関するコマンド)から当該有利な操作態様を特定するとともに、前記演出実行手段83(具体的には、例えば表示装置84)にて当該有利な操作態様が特定可能となる演出を行う操作態様演出実行状態とし、前記メイン制御手段200は、前記遊技停止手段280による前記遊技停止(具体的には、例えばエラー処理)においては前記報知手段90(具体的には、例えば払出枚数表示器88)にて前記特定事象(具体的には、例えばエラー)の種類を特定可能な情報である特別情報(具体的には、例えばエラーコード)を報知する制御を行い、前記操作態様報知状態(具体的には、例えば指示モニタで指示中)において前記特定事象検知手段270により前記特定事象(具体的には、例えばエラー)の発生を検知したときに、前記メイン制御手段200は、最後まで可変表示している最終リール62に対する停止操作が行われるまでにおいては、前記操作態様報知状態(具体的には、例えば指示モニタで指示中)を継続し、前記最終リール62に対する停止操作が行われた以降の所定のタイミングにおいては、前記遊技停止手段280による前記遊技停止(具体的には、例えばエラー処理)を行い、前記報知手段90(具体的には、例えば払出枚数表示器88)によって前記特別情報(具体的には、例えばエラーコード)を報知し、前記サブ制御手段300は、前記遊技停止において、前記演出実行手段83にて前記特定事象が発生していることを特定可能な報知をする制御を行い、さらに、前記報知手段90(具体的には、例えば払出枚数表示器88)は複数の点灯箇所を備えた複数の表示器(具体的には、例えば左7セグ88a、右7セグ88b)からなり、前記報知手段90による全ての前記特別情報の報知態様におけるいずれかの前記表示器の前記点灯箇所の組合せにより特定される報知態様は、前記報知手段90による前記操作態様情報の報知ではいずれの前記表示器にも出現しない前記点灯箇所の組合せにより特定される報知態様であり、遊技者による前記停止操作手段の操作が、前記操作態様情報の指示通りでない場合であっても、前記操作態様情報の報知は継続することとしてもよい。
加えて、演出実行手段83(具体的には例えば表示装置84)の演出内容とメイン制御手段200の制御内容とが整合性が取れていないことが分かるので、サブ制御手段300や演出実行手段83(具体的には例えば表示装置84)の不正改造や故障などを認識することができ、適切な対応ができる。
さらに、特に、ストップスイッチの操作態様を報知しているときに所定のエラーが発生した場合でも適切に報知を行うことが可能な遊技機を提供できる。
また、他の例としては、さらに、遊技者による前記停止操作手段(具体的には、ストップスイッチ50)の操作が、前記操作態様情報の指示通りでない場合には、前記第1の操作態様情報の報知は中止される一方で、前記第2の操作態様情報の報知は継続することとしてもよい。
Claims (1)
- 複数種類の図柄を可変表示するリールを複数有する表示手段と、前記リールそれぞれの可変表示を停止させる停止操作手段とを備え、全ての前記リールが停止したときの図柄組合せに応じて遊技者に特典を付与する遊技機において、
遊技の進行を制御するメイン制御手段と、
前記メイン制御手段から送信されるコマンドに基づき遊技の進行に合わせた演出の制御を行うサブ制御手段と、
前記メイン制御手段に基づいて情報を報知する報知手段と、
前記サブ制御手段に基づいて演出を行う演出実行手段とを備え、
前記メイン制御手段は、
前記停止操作手段の操作態様によって遊技者に付与する有利度の異なる特定役を含む複数の役のいずれに当選したか否かを決定する役抽選を行う役抽選手段と、
特定事象の発生を検知する特定事象検知手段と、
少なくとも1の前記リールの可変表示中に前記特定事象検知手段で前記特定事象を検知したことに基づいて、全ての前記リールが停止しているときに遊技の進行ができない遊技停止に移行することを定めておく情報である遊技停止移行情報を設定する遊技停止移行情報設定手段と、
前記遊技停止移行情報設定手段により前記遊技停止移行情報が設定されていることに基づいて、全ての前記リールが停止しているときに前記遊技停止する遊技停止手段と、
前記サブ制御手段にコマンドを送信する送信手段とを備え、
前記サブ制御手段は、
前記送信手段から送信されたコマンドを受信する受信手段を備え、
所定条件が成立しており前記役抽選手段にて前記特定役に当選したときに、
前記メイン制御手段は、
前記送信手段により当該特定役に対応する有利な操作態様を特定可能な操作態様特定コマンドを送信するとともに、前記報知手段にて、当該有利な操作態様が特定可能な情報である操作態様情報を少なくとも前記リールの可変表示中に報知する操作態様報知状態とする一方、
前記サブ制御手段は、
前記受信手段により受信した前記操作態様特定コマンドから当該有利な操作態様を特定するとともに、前記演出実行手段にて当該有利な操作態様が特定可能となる演出を行う操作態様演出実行状態とし、
前記メイン制御手段は、前記遊技停止手段による前記遊技停止においては前記報知手段にて前記特定事象の種類を特定可能な情報である特別情報を報知する制御を行い、
前記操作態様報知状態において前記特定事象検知手段により前記特定事象の発生を検知したときに、
前記メイン制御手段は、
最後まで可変表示している最終リールに対する停止操作が行われるまでにおいては、前記操作態様報知状態を継続し、前記最終リールに対する停止操作が行われた以降の所定のタイミングにおいては、前記遊技停止手段による前記遊技停止を行い、前記報知手段によって前記特別情報を報知し、
前記サブ制御手段は、前記遊技停止において、前記演出実行手段にて前記特定事象が発生していることを特定可能な報知をする制御を行い、
さらに、
前記報知手段は複数の点灯箇所を備えた複数の表示器からなり、
前記報知手段による全ての前記特別情報の報知態様におけるいずれかの前記表示器の前記点灯箇所の組合せにより特定される報知態様は、前記報知手段による前記操作態様情報の報知ではいずれの前記表示器にも出現しない前記点灯箇所の組合せにより特定される報知態様であり、
遊技者による前記停止操作手段の操作が、前記操作態様情報の指示通りでない場合であっても、前記操作態様情報の報知は継続する
ことを特徴とする遊技機。
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