JP2018089318A - トロカール - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、トロカールを提供する。【解決手段】 本発明に係るトロカールは、人体の切開部を通って挿入されるスリーブ部(100)、スリーブ部(100)に挿入可能であり、腹壁を切開するナイフ部(200)、及びスリーブ部(100)の上側に脱着可能に結合され、ナイフ部(200)又は手術機構を移動可能に支持するバルブ部(300)を含み、スリーブ部(100)には、スリーブ部(100)の長さ方向(A)を軸にする螺旋状に流体を下側に供給する流体供給部(400)が形成される。【選択図】 図3
Description
本発明は、トロカールに関する。
一般に、患者治療のための既存の開腹切開手術の場合、切開部位が大きく、手術時に発生する出血量が多い。このため、手術後に患者の回復が遅く、大きな傷跡が残る。このような開腹切開手術の短所を克服するために最小侵襲手術(Minimal Invasive Surgery;MIS)技法などを開発した。
最小侵襲手術は、切開部位を最小化するように考案された細くて長い手術道具を用いて手術する技法である。このような最小侵襲手術は、切開部位が小さく、開腹切開手術に比べて出血量が顕著に少ない。したがって、手術後に患者の回復が早く、外部に現れる傷跡が小さいという長所がある。
具体的に、最小侵襲手術は、腹腔内視鏡手術方法の一つであり、腹部や胸部などに腹腔鏡や胸腔鏡の小さな穴を開けて手術道具を進入させ得るようにするトロカール(trocar)を用いる。ここで、トロカールは、患者の腹部や胸部に小さい穴を1個以上開け、トロカールの挿入管を通して内視鏡などの手術道具を引き込ませた後、手術部位を観察しながら手術を行うことができる。
上述した腹腔内視鏡手術方法は、皮膚の切開部分を最小化することによって、患者の痛みを減少させ、患者を早く回復させ、感染の危険性と傷跡を減少させることができるため、胆嚢切除術、胆道結石除去術、虫垂突起切除術などをはじめとして一般外科手術にも広く用いられている。
しかしながら、従来技術によるトロカールは、手術過程で腹部中のガスが漏れることがある。このような漏れを防止するために、従来技術によるトロカールは、シーリング体を具備して密封しているが、シーリング体だけでは腹部中のガスが漏れることを完全に防止できないという問題点があった。
本発明は、上述した従来技術の問題点を解決するためのものであり、スリーブ部に腹部内部方向に流体を螺旋状に供給する流体供給部を具備することによって、腹部内部のガスが漏れることを防止できるトロカールに関する。
本発明の実施例に係るトロカールは、人体の切開部を通って挿入されるスリーブ部、前記スリーブ部に挿入可能であり、腹壁を切開するナイフ部、及び前記スリーブ部の上側に脱着可能に結合され、前記ナイフ部又は手術機構を移動可能に支持するバルブ部を含み、前記スリーブ部には、前記スリーブ部の長さ方向を軸にする螺旋状に流体を下側に供給する流体供給部が形成される。
本発明の実施例に係るトロカールにおいて、前記流体供給部は、前記スリーブ部の一側に形成され、流体が外部から供給される供給部、及び前記スリーブ部の外壁内側に形成され、前記スリーブ部の長さ方向を軸にする螺旋状に延長され、一側が前記供給部と連通し、他側が前記スリーブ部の内部と連通する流体通路を含む。
本発明の実施例に係るトロカールにおいて、前記流体通路は、前記スリーブ部の外壁と前記スリーブ部の外壁内側に形成された分離壁との間に設けられた所定空間、及び前記スリーブ部の外壁及び前記分離壁のいずれか一方から突出し、螺旋状に延長された突出部によって形成される。
本発明の実施例に係るトロカールにおいて、前記供給部は、流体が外部から供給されるパイプ部、及び前記スリーブ部の外壁と前記スリーブ部の外壁外側に形成された供給壁との間に設けられ、一側が前記パイプ部と連通し、他側が連通孔を介して前記流体通路と連通する供給通路を含む。
本発明の実施例に係るトロカールにおいて、前記連通孔は前記スリーブ部の上端に形成される。
本発明の実施例に係るトロカールにおいて、前記スリーブ部は、前記バルブ部が脱着可能に結合される拡管部、前記拡管部に比べて小さい直径を有し、前記切開部を通って挿入されるように管状に延長された挿入部、及び前記拡管部と前記挿入部とを連結し、前記挿入部に向かって縮径する連結部を含み、前記流体通路は、前記拡管部の上端から前記連結部の下端まで延長される。
本発明の実施例に係るトロカールにおいて、前記バルブ部は、内部に空間が設けられたケース、前記ケースの内部に設けられて、前記ナイフ部又は前記手術機構を前後左右にスライディング可能に支持し、前記ナイフ部又は前記手術機構が前記スリーブ部の長さ方向に対して傾斜するように、前記ナイフ部又は前記手術機構をスライディング可能に支持する支持部、及び前記支持部に設置されて、前記ナイフ部又は前記手術機構に密着されるシーリング部を含む。
本発明の実施例に係るトロカールにおいて、前記支持部は、前記シーリング部を支持する支持部材、前記支持部材をスライディング可能にガイドするガイド部、及び一端が前記ケースに結合され、他端が前記支持部材に結合されて、前記支持部材がスライディングした後、前記支持部材を初期位置に移動させる弾性体を含む。
本発明の実施例に係るトロカールにおいて、前記ガイド部は、前記シーリング部よりも上側で前記ケースに固定され、前記ケースの中心に向かって突出した第1突出部が形成された第1ガイド部、前記第1突出部に接触して前後左右にスライディングする第1接触面と、前記スリーブ部の長さ方向に対して傾斜するように形成された第2接触面とを有する第2ガイド部、前記シーリング部よりも下側で前記ケースに固定され、前記ケースの中心に向かって突出した第2突出部が形成された第3ガイド部、及び前記第2突出部に接触して前後左右にスライディングする第3接触面と、前記スリーブ部の長さ方向に対して傾斜するように形成された第4接触面とを有する第4ガイド部を含み、前記支持部材は、前記スリーブ部の長さ方向に対して傾斜するように形成されて、前記第2接触面に接触してスライディングする第5接触面が上端に形成され、前記スリーブ部の長さ方向に対して傾斜するように形成されて、前記第4接触面に接触してスライディングする第6接触面が下端に形成される。
本発明の実施例に係るトロカールにおいて、前記シーリング部は、6個のシーリング片を有する。
本発明の実施例に係るトロカールにおいて、前記支持部材は、2個以上の支持片を有し、それぞれの前記支持片はフック方式で結合される。
本発明の実施例に係るトロカールにおいて、前記ケースは、2個以上のケース部材を有し、それぞれの前記ケース部材はフック方式で結合される。
本発明の実施例に係るトロカールにおいて、相互接触する前記支持部材の所定面と前記シーリング部の所定面のいずれか一方には第1突起が形成され、他方には、前記第1突起が挿入される第1溝が形成される。
本発明の実施例に係るトロカールにおいて、相互接触する前記ケースの所定面と前記弾性体の所定面のいずれか一方には第2突起が形成され、他方には、前記第2突起が挿入される第2溝が形成され、相互接触する前記支持部材の所定面と前記弾性体の所定面のいずれか一方には第3突起が形成され、他方には、前記第3突起が挿入される第3溝が形成される。
本発明の実施例に係るトロカールにおいて、前記スリーブ部には、前記ナイフ部又は前記手術機構が貫通し、流体が前記バルブ部に向かって移動することを防止する。
本発明の実施例に係るトロカールにおいて、前記チェックバルブは、6個のチェックバルブ片を有する。
本発明の実施例に係るトロカールにおいて、前記ナイフ部は、内部に空間が設けられるように管状に形成され、上端が開放され、前記ナイフ部の内部に設けられた空間には中心に向かって突出した突出片が形成される。
本発明の実施例に係るトロカールにおいて、前記ナイフ部が前記バルブ部の中央に形成されたガイド管に挿入されるとき、前記ナイフ部には前記ガイド管の上側と向かい合うように前記ガイド管に向かって突出した延長部が形成される。
本発明の実施例に係るトロカールにおいて、前記腹壁を切開する前記ナイフ部の尖鋭な先端には、前記ナイフ部の長さ方向に延長されるように突出した翼部が形成される。
本発明の特徴及び利点は、添付の図面に基づく次の詳細な説明からさらに明白になるであろう。
その説明に先立って、本明細書及び特許請求の範囲に使われた用語や単語は通常的で辞書的な意味で解釈してはならず、発明者が自身の発明を最善の方法で説明するために用語の概念を適宜定義することができるという原則に立って、本発明の技術的思想に符合する意味及び概念で解釈すべきである。
本発明によれば、スリーブ部に腹部内部方向に流体を螺旋状に供給する流体供給部を具備することによって、腹部内部のガスが漏れることを防止できるという効果がある。
また、本発明によれば、6個のシーリング片を具備し、ナイフ部や手術機構の移動時に摩擦抵抗を最小化することによって、医師の疲労度を軽減させ、医師の術技を患者にそのまま適用可能にするという長所がある。
また、本発明によれば、6個のシーリング片を具備し、振動による摩擦力が大きく、摩擦熱が高い超音波機器を使用する場合にも、摩擦抵抗が少ないため、シーリング部の耐久性を維持できるという効果がある。
本発明の目的、特定の長所及び新規な特徴は、添付の図面と関連付けて述べられる以下の詳細な説明及び好適な実施例から、より一層明白になるであろう。本明細書において各図の構成要素に参照番号を付するにあって、たとえ異なる図面上に表示されても同一の構成要素には可能なかぎり同一の番号を付けることに留意すべきである。また、「第1」、「第2」などの用語は一つの構成要素を他の構成要素から区別するために使われるものであり、これらの用語によって構成要素が制限されるわけではない。以下、本発明を説明する際、本発明の要旨を余計に曖昧にさせ得るような関連する公知技術に関する詳細な説明は省略する。
以下、添付の図面を参照して本発明の好適な実施の形態について詳しく説明する。
図1は、本発明の実施例に係るトロカールの斜視図である。
基本的に、腹腔鏡手術を行うとき、人体の切開部に腹腔鏡手術用牽引装置を設置して、切開部が開いた牽引状態を保つ上で、本実施例に係るトロカールのナイフ部200を用いて切開部内側の腹壁を切開する。
腹壁を切開した後には、スリーブ部100とバルブ部300からナイフ部200を除去した後、スリーブ部100とバルブ部300に手術機構を挿入して腹腔鏡手術を行うことができる。
以下、本発明の実施例に係るトロカールを具体的に説明する。
図2は、図1に示したトロカールの分解斜視図であり、図3は、図1に示したトロカールの部分断面図であり、図4は、図1に示したバルブ部の断面図である。
図2乃至図4に示すように、本実施例に係るトロカールは、人体の切開部を通って挿入されるスリーブ部100、スリーブ部100に挿入可能であり、腹壁を切開するナイフ部200、及びスリーブ部100の上側に脱着可能に結合され、ナイフ部200又は手術機構を移動可能に支持するバルブ部300を含み、スリーブ部100には、スリーブ部100の長さ方向Aを軸にする螺旋状に流体を下側に供給する流体供給部400が設けられる。
上記スリーブ部100は、人体の切開部を通って挿入されるものであり、ナイフ部200又は手術機構などをガイドする役割を担う。ここで、スリーブ部100は全体的に管状に形成され得る。具体的に、スリーブ部100は、拡管部110、挿入部120、及び連結部130を含むことができる。このとき、拡管部110は、バルブ部300が脱着可能に結合されるものであり、相対的にスリーブ部100の上側に拡管された形態で形成され得る。また、挿入部120は、拡管部110に比べて小さい直径を有し、切開部を通って挿入されるように管状に延長されたものであり、相対的にスリーブ部100の下側に形成されてナイフ部200又は手術機構を通過させることができる。したがって、ナイフ部200又は手術機構が挿入部120を通過して切開部の内部に挿入され得る。そして、連結部130は、拡管部110と挿入部120とを連結するものであり、挿入部120に向かって縮径する。
一方、図3に示すように、スリーブ部100には流体を下側(腹部内部方向)に供給する流体供給部400が設けられる。ここで、流体供給部400は、スリーブ部100の長さ方向Aを軸にする螺旋状に流体を供給する。このとき、流体供給部400は、供給部410、及び流体通路420を含むことができる。具体的に、供給部410は、スリーブ部100の一側に設けられて、流体を外部から受け取る。また、流体通路420は、スリーブ部100の外壁423の内側に形成され、スリーブ部100の長さ方向Aを軸にする螺旋状に延長され、一側が供給部410と連通し、他側がスリーブ部100の内部と連通する。したがって、供給部410に供給された流体は、螺旋状に延長された流体通路420を通過して、スリーブ部100の内部に螺旋状に供給され得る。より具体的に、流体通路420は、スリーブ部100の外壁423とスリーブ部100の外壁423内側に形成された分離壁425との間に具備された所定空間、及びスリーブ部100の外壁423と分離壁425のいずれか一方から他方に突出し、螺旋状に延長された突出部427によって形成され得る。例えば、スリーブ部100の外壁423と分離壁425とが平行に形成されてもよく、突出部427は、図2に示すように、分離壁425からスリーブ部100の外壁423に突出し得る。このようなスリーブ部100の外壁423と分離壁425との間の所定空間と所定空間内で螺旋状に形成された突出部427によって、流体通路420は螺旋状に延長され得る。一方、図3に示すように、供給部410は、パイプ部413と供給通路415を含むことができる。ここで、パイプ部413は、スリーブ部100の外側に突出するように形成されて別途の供給源に連結され、流体を外部から受けることができる。また、供給通路415は、スリーブ部100の外壁423とスリーブ部100の外壁423外側に形成された供給壁415aとの間の空間に具備され、一側がパイプ部413と連通し、他側が連通孔416を介して流体通路420と連通することができる。したがって、別途の供給源から供給された流体は、パイプ部413を経て供給通路415に伝達され、さらに供給通路415から流体通路420に伝達され得る。加えて、パイプ部413には開閉バルブ417が具備されて、パイプ部413の開閉を制御することができる。一方、供給通路415と流体通路420とが連通する連通孔416は、スリーブ部100の上端に形成され得る。このように、連通孔416がスリーブ部100の上端に形成されるため、流体は、パイプ部413を経て供給通路415からスリーブ部100の上端に向かって移動することができ、続いて流体は連通孔416を通過して流体通路420においてスリーブ部100の上端から下端に向かって移動することができる。このような構成によって、流体通路420は十分の長さを確保することができ、よって、流体は流体通路420を通過しながら完全に螺旋状に誘導され得る。一方、流体通路420は、拡管部110の上端から連結部130の下端まで延長され得る。例えば、流体通路420は、拡管部110の上端に形成された連通孔416が流体が供給され、連結部130の下端に形成された排気孔419から流体を排出することができる。結果的に、流体は、流体通路420を通過しながら螺旋状に誘導され、スリーブ部100の挿入部120に螺旋状に供給され得る。
上述したように、流体供給部400が下側(腹部内部方向)に流体を螺旋状に供給すると、供給された流体は、腹部内部のガスがスリーブ部100を通って上昇することを防ぎ、腹部内部のガスが外部に漏れることを防止することができる。特に、流体供給部400は、流体を螺旋状に供給することによって、腹部内部に過度な圧力を加えないとともに、ガスが外部に漏れることを防止することができる。
加えて、スリーブ部100にはチェックバルブ430が具備されてもよい。ここで、チェックバルブ430は、バルブ部300よりも下側に配置されて、流体がバルブ部300に向かって移動することを防止する。具体的に、チェックバルブ430は、バルブ部300よりも下側に配置されるため、スリーブ部100からバルブ部300を分離しても、腹部内部のガスが漏れることを防止することができ、流体通路420の排気孔419よりも上側に配置されるため、流体通路420から供給される流体が漏れることも防止することができる。一方、図2に示すように、チェックバルブ430は、例えば、6個のチェックバルブ片435で形成され得る。このように、チェックバルブ430が6個のチェックバルブ片435で形成されるため、チェックバルブ430の耐久性を向上させることができ、チェックバルブ430とナイフ部200又は手術機構との摩擦力を減少させることができ、チェックバルブ430が転倒しても原状回復が早いという長所がある。
上記バルブ部300は、ナイフ部200又は手術機構を移動可能に支持する役割を担う。ここで、バルブ部300はスリーブ部100の上側に脱着可能に結合される。このとき、図3に示すように、バルブ部300は、ケース310、支持部320、及びシーリング部360などを含むことができる。
具体的に、図4に示すように、ケース310はバルブ部300の外観を形成するものであり、内部に空間が設けられる。例えば、ケース310は、4個のケース部材311,313,315,317が結合して形成され得る。便宜上、4個のケース部材311,313,315,317を上側から順に、第1ケース部材311、第2ケース部材313、第3ケース部材315、及び第4ケース部材317と定義する。このとき、第2ケース部材313と第3ケース部材315との間には別途のシーリング部材314が配置されて、ケース310を密封することができる。
一方、支持部320は、ケース310の内部に設けられて、ナイフ部200又は手術機構をスライディング可能に支持することができる。具体的に、支持部320は、ナイフ部200又は手術機構を前後左右(スリーブ部100の長さ方向Aに垂直である平面)でスライディング可能に支持することができる。これと同時に、支持部320は、ナイフ部200又は手術機構がスリーブ部100の長さ方向Aに対して傾斜するように(スリーブ部100の長さ方向Aに対して鋭角をなすように)、ナイフ部200又は手術機構をスライディング可能に支持することができる。すなわち、支持部320はナイフ部200又は手術機構をスイング運動するように支持することができる。加えて、支持部320は、ナイフ部200又は手術機構をスリーブ部100の長さ方向Aを軸に回転可能に支持することもできる。
また、シーリング部360は支持部320に設置されて、ナイフ部200又は手術機構の外周面に密着される。すなわち、シーリング部360は、ナイフ部200又は手術機構がスリーブ部100に挿入される時、ナイフ部200又は手術機構の周辺を密封する役割を担う。
ここで、支持部320を具体的に説明すると、支持部320は、支持部材330、ガイド部340、及び弾性体350を含むことができる。このとき、支持部材330はシーリング部360を支持し、ガイド部340は支持部材330をスライディング可能にガイドする。また、弾性体350は、一端がケース310(第3ケース部材315と第4ケース部材317との間)に結合され、他端が支持部材330(第1支持片331と第2支持片333との間)に結合されて、支持部材330がスライディングした後、支持部材330を初期位置に移動させる。すなわち、ナイフ部200又は手術機構を挿入すると、支持部材330がスライディングしながら、弾性体350が変形して弾性力が発生し、このような弾性体350の弾性力によってナイフ部200又は手術機構が除去されると、支持部材330を初期位置に移動させる。ここで、弾性体350は、2回屈曲するように延長されて、支持部材330に十分の弾性力を提供することができる。このような弾性体350によって、支持部材330に支持されたシーリング部360は常に初期位置(定位置)に位置し、ナイフ部200又は手術機構の安定した挿入を誘導することができる。
より具体的に、ガイド部340は、第1ガイド部341、第2ガイド部343、第3ガイド部345、及び第4ガイド部347を含むことができる。ここで、第1ガイド部341は、シーリング部360よりも上側でケース310に固定され(第3ケース部材315の上側)、全体的に環状に形成されてケース310の中心に向かって突出した第1突出部342を有することができる。このとき、第2ガイド部343は、第1突出部342の上面に接触して前後左右にスライディングする第1接触面343aを含むことができる。したがって、第2ガイド部343は、第1接触面343aが第1突出部342に支持されて前後左右にスライディングすることができる。また、第3ガイド部345は、シーリング部360よりも下側でケース310に固定され(第4ケース部材317の下側)、全体的に環状に形成されて、ケース310の中心に向かって突出した第2突出部346を有することができる。このとき、第4ガイド部347は、第2突出部346の上面に接触して前後左右にスライディングする第3接触面347aを有することができる。したがって、第4ガイド部347は、第3接触面347aが第2突出部346に支持されて前後左右にスライディングすることができる。
一方、第2ガイド部343は、スリーブ部100の長さ方向Aに対して傾斜するように形成された第2接触面343bを有することができる。このとき、支持部材330の上端(第1支持片331の上端)には、スリーブ部100の長さ方向Aに対して傾斜するように形成されて、第2ガイド部343の第2接触面343bに接触してスライディングする第5接触面337が形成され得る。したがって、支持部材330は、第5接触面337が第2接触面343bに支持されて、ナイフ部200又は手術機構をスイング運動するように支持することができる。また、第4ガイド部347は、スリーブ部100の長さ方向Aに対して傾斜するように形成された第4接触面347bを有することができる。このとき、支持部材330の下端(第3支持片335の下端)には、スリーブ部100の長さ方向Aに対して傾斜するように形成されて、第4ガイド部347の第4接触面347bに接触してスライディングする第6接触面339が形成され得る。したがって、支持部材330は、第6接触面339が第4接触面347bに支持されて、ナイフ部200又は手術機構をスイング運動するように支持することができる。
結局、第1ガイド部341の第1突出部342と第2ガイド部343の第1接触面343a間のスライディング、及び第3ガイド部345の第2突出部346と第4ガイド部347の第3接触面347a間のスライディングによって、支持部材330はナイフ部200又は手術機構を前後左右にスライディングするように支持することができる。また、第2ガイド部343の第2接触面343bと支持部材330の第5接触面337間のスライディング、及び第4ガイド部347の第4接触面347bと支持部材330の第6接触面339間のスライディングによって、支持部材330はナイフ部200又は手術機構をスイング運動するように支持することができる。
一方、支持部材330は、第1支持片331、第2支持片333、及び第3支持片335を含むことができる。ここで、第1支持片331と第3支持片335は、第2支持片333を介在して結合され得る。このとき、第1支持片331と第2支持片333との間には弾性体350の末端が結合され、第2支持片333と第3支持片335との間にはシーリング部360が結合され得る。一方、第1支持片331、第2支持片333、及び第3支持片335は互いにフック方式(hook type)で結合され得る。例えば、第3支持片335にはフック状の第1係止突起336が形成され、第2支持片333には第1係止突起336が挿入されて固定される第1係合溝334が形成され、第3支持片335と第2支持片333が安定して結合され得る。
これと類似に、ケース310を構成する第1ケース部材311、第2ケース部材313、第3ケース部材315、及び第4ケース部材317なども相互にフック方式で結合され得る。例えば、第3ケース部材315にはフック状の第2係止突起316が形成され、第4ケース部材317には、第2係止突起316が挿入されて固定される第2係合溝318が形成され、第3ケース部材315と第4ケース部材317とが安定的に結合され得る。
上述したように、2個以上の支持片と2個以上のケース部材がフック方式で結合されるため、オイル侵入や環境的な要因にかかわらずにスプリングバック(spring back)現象が発生せず、安定して密封を維持することができる。
一方、図2に示すように、シーリング部360は、互いに重なるように配置された6個のシーリングカバー363とシーリングカバー363の下側に配置された6個のシーリング片365を有することができる。このように、6個のシーリング片365が具備されるため、シーリング部360はナイフ部200や手術機構の移動時に摩擦抵抗を最小化することができる。したがって、医師の疲労度を軽減させ、医師の術技を患者にそのまま適用することができる。また、振動による摩擦力が大きく、摩擦熱の高い超音波機器を使用する場合にも、摩擦抵抗が少ないため、シーリング部360の耐久性を維持するという効果がある。
加えて、図4に示すように、相互接触する支持部材330の所定面とシーリング部360の所定面のいずれか一方には第1突起335aが形成され、他方には、第1突起335aが挿入される第1溝365aが形成されてもよい。例えば、支持部材330のうち第3支持片335の所定面には第1突起335aが形成され、シーリング部360のうちシーリング片365の所定面には第1突起335aが挿入される第1溝365aが形成され得る。
上述したように、支持部材330と弾性を有するシーリング部360とが第1突起335aと第1溝365aとの組合せで結合されるため、シーリング部360の厚さのばらつきによるガス漏れを防止することができ、シーリング部360が支持部材330から離脱することを防止することができる。
また、相互接触するケース310の所定面と弾性体350の所定面のいずれか一方には第2突起315aが形成され、他方には第2突起315aが挿入される第2溝350aが形成されてもよい。例えば、ケース310のうち第3ケース部材315と第4ケース部材317の所定面には第2突起315aが形成され、弾性体350の所定面には第2突起315aが挿入される第2溝350aが形成され得る。
これと類似に、相互接触する支持部材330の所定面と弾性体350の所定面のいずれか一方には第3突起331bが形成され、他方には、第3突起331bが挿入される第3溝350bが形成されてもよい。例えば、支持部材330のうち第1支持片331の所定面には第3突起331bが形成され、弾性体350の所定面には、第3突起331bが挿入される第3溝350bが形成され得る。
上述したように、ケース310と弾性を有する弾性体350が第2突起315aと第2溝350aとの組合せで結合され、支持部材330と弾性を有する弾性体350が、第3突起331bと第3溝350bとの組合せで結合されるため、弾性体350の厚さのばらつきによるガス漏れを防止することができ、弾性体350がケース310や支持部材330から離脱することを防止することができる。
上記ナイフ部200(図1参照)は、腹壁を切開する役割を担う。ここで、ナイフ部200は全体的に管状に形成され、スリーブ部100に挿入したり分離したりすることができ、スリーブ部100に挿入されると、下端がスリーブ部100から突出し得る。
一方、ナイフ部200は、内部に空間が形成されるように管状に形成され、上端が開放され得る。したがって、開放されたナイフ部200の上端から内視鏡などを挿入することができる。このとき、ナイフ部200の内部に形成された空間には、中心に向かって突出した2つの突出片210が形成され得る(図2参照)。このような突出片210は弾性力を有するものであり、内視鏡の外周面に接触して内視鏡などを安定して固定することができる。具体的に、ナイフ部200の外周面を囲む弾性リング220を具備することができ、このような弾性リング220から突出した突出片210が、ナイフ部200に形成された貫通孔230を通してナイフ部200の内部に形成された空間に突出し得る。このとき、弾性リング220と突出片210は、例えばシリコンなどで一体に形成され得る。
一方、ナイフ部200は、内部に空間が形成されるように管状に形成され、上端が開放され得る。したがって、開放されたナイフ部200の上端から内視鏡などを挿入することができる。このとき、ナイフ部200の内部に形成された空間には、中心に向かって突出した2つの突出片210が形成され得る(図2参照)。このような突出片210は弾性力を有するものであり、内視鏡の外周面に接触して内視鏡などを安定して固定することができる。具体的に、ナイフ部200の外周面を囲む弾性リング220を具備することができ、このような弾性リング220から突出した突出片210が、ナイフ部200に形成された貫通孔230を通してナイフ部200の内部に形成された空間に突出し得る。このとき、弾性リング220と突出片210は、例えばシリコンなどで一体に形成され得る。
また、図3に示すように、ナイフ部200は、バルブ部300の中央に形成されたガイド管305を通って挿入されて固定され得る。このように、ナイフ部200がバルブ部300のガイド管305に挿入されるとき、ナイフ部200には、ガイド管305の上側と向かい合うようにガイド管305に向かって突出した(直径が増加した)延長部240が形成されていてもよい。このような延長部240によって、ナイフ部200はバルブ部300のガイド管305に確実に固定され得る。したがって、意図しないナイフ部200の動きを防止し、医師の力をナイフ部200に正確に伝達することができる。
また、図2に示すように、実際に腹壁を切開するナイフ部200の尖鋭な先端には、ナイフ部200の長さ方向に延長するように突出した翼部250が形成され得る。このとき、翼部250は、例えば4個を具備することができる。このような翼部250によってナイフ部200は腹壁を強く取って切開することができ、腹膜を容易に貫通することができる。
加えて、ナイフ部200は基本的な構成が一体に形成されてもよい。例えば、ナイフ部200は一度の射出で形成されることによって、部品の個数を減少させ、品質の均一性を保障することができる。
以上、本発明を具体的な実施例に挙げて詳細に説明したが、それらの実施例は本発明を具体的に説明するためのものであり、本発明は、それらに限定されず、本発明の技術的思想内で当分野の通常の知識を有する者にとってその変形や改良が可能であることは明らかである。
本発明の単純な変形又は変更はいずれも本発明の領域に属するものであり、本発明の具体的な保護範囲は添付した特許請求の範囲によって明確になるだろう。
100:スリーブ部 110:拡管部
120:挿入部 130:連結部
200:ナイフ部 210:突出片
220:弾性リング 230:貫通孔
240:延長部 250:翼部
300:バルブ部 305:ガイド管
310:ケース 311:第1ケース部材
313:第2ケース部材 314:シーリング部材
315:第3ケース部材 315a:第2突起
316:第2係止突起 317:第4ケース部材
318:第2係合溝 320:支持部
330:支持部材 331:第1支持片
331b:第3突起 333:第2支持片
334:第1係合溝 335:第3支持片
335a:第1突起 336:第1係止突起
337:第5接触面 339:第6接触面
340:ガイド部 341:第1ガイド部
342:第1突出部 343:第2ガイド部
343a:第1接触面 343b:第2接触面
345:第3ガイド部 346:第2突出部
347:第4ガイド部 347a:第3接触面
347b:第4接触面 350:弾性体
350a:第2溝 350b:第3溝
360:シーリング部 363:シーリングカバー
365:シーリング片 365a:第1溝
400:流体供給部 410:供給部
413:パイプ部 415:供給通路
415a:供給壁 416:連通孔
417:開閉バルブ 419:排気孔
420:流体通路 423:外壁
425:分離壁 427:突出部
430:チェックバルブ 435:チェックバルブ片
A:スリーブ部の長さ方向
120:挿入部 130:連結部
200:ナイフ部 210:突出片
220:弾性リング 230:貫通孔
240:延長部 250:翼部
300:バルブ部 305:ガイド管
310:ケース 311:第1ケース部材
313:第2ケース部材 314:シーリング部材
315:第3ケース部材 315a:第2突起
316:第2係止突起 317:第4ケース部材
318:第2係合溝 320:支持部
330:支持部材 331:第1支持片
331b:第3突起 333:第2支持片
334:第1係合溝 335:第3支持片
335a:第1突起 336:第1係止突起
337:第5接触面 339:第6接触面
340:ガイド部 341:第1ガイド部
342:第1突出部 343:第2ガイド部
343a:第1接触面 343b:第2接触面
345:第3ガイド部 346:第2突出部
347:第4ガイド部 347a:第3接触面
347b:第4接触面 350:弾性体
350a:第2溝 350b:第3溝
360:シーリング部 363:シーリングカバー
365:シーリング片 365a:第1溝
400:流体供給部 410:供給部
413:パイプ部 415:供給通路
415a:供給壁 416:連通孔
417:開閉バルブ 419:排気孔
420:流体通路 423:外壁
425:分離壁 427:突出部
430:チェックバルブ 435:チェックバルブ片
A:スリーブ部の長さ方向
Claims (19)
- 人体の切開部を通って挿入されるスリーブ部と、
前記スリーブ部に挿入可能であり、腹壁を切開するナイフ部と、
前記スリーブ部の上側に脱着可能に結合され、前記ナイフ部又は手術機構を移動可能に支持するバルブ部と、
を含み、
前記スリーブ部には、前記スリーブ部の長さ方向を軸にする螺旋状に流体を下側に供給する流体供給部が形成される、トロカール。 - 前記流体供給部は、
前記スリーブ部の一側に形成され、流体が外部から供給される供給部と、
前記スリーブ部の外壁内側に形成され、前記スリーブ部の長さ方向を軸にする螺旋状に延長され、一側が前記供給部と連通し、他側が前記スリーブ部の内部と連通する流体通路と、を含む、請求項1記載のトロカール。 - 前記流体通路は、
前記スリーブ部の外壁と前記スリーブ部の外壁内側に形成された分離壁との間に設けられた所定空間、及び前記スリーブ部の外壁及び前記分離壁のいずれか一方から突出し、螺旋状に延長された突出部によって形成された、請求項2記載のトロカール。 - 前記供給部は、
流体が外部から供給されるパイプ部と、
前記スリーブ部の外壁と前記スリーブ部の外壁外側に形成された供給壁との間に設けられ、一側が前記パイプ部と連通し、他側が連通孔を介して前記流体通路と連通する供給通路と、を含む、請求項3記載のトロカール。 - 前記連通孔は前記スリーブ部の上端に形成される、請求項4記載のトロカール。
- 前記スリーブ部は、
前記バルブ部が脱着可能に結合される拡管部と、
前記拡管部に比べて小さい直径を有し、前記切開部を通って挿入されるように管状に延長された挿入部と、
前記拡管部と前記挿入部とを連結し、前記挿入部に向かって縮径する連結部と、
を含み、
前記流体通路は、前記拡管部の上端から前記連結部の下端まで延長される、請求項2記載のトロカール。 - 前記バルブ部は、
内部に空間が設けられたケースと、
前記ケースの内部に設けられて、前記ナイフ部又は前記手術機構を前後左右にスライディング可能に支持し、前記ナイフ部又は前記手術機構が前記スリーブ部の長さ方向に対して傾斜するように、前記ナイフ部又は前記手術機構をスライディング可能に支持する支持部と、
前記支持部に設置されて、前記ナイフ部又は前記手術機構に密着されるシーリング部と、
を含む、請求項1記載のトロカール。 - 前記支持部は、
前記シーリング部を支持する支持部材と、
前記支持部材をスライディング可能にガイドするガイド部と、
一端が前記ケースに結合され、他端が前記支持部材に結合されて、前記支持部材がスライディングした後、前記支持部材を初期位置に移動させる弾性体と、
を含む、請求項7記載のトロカール。 - 前記ガイド部は、
前記シーリング部よりも上側で前記ケースに固定され、前記ケースの中心に向かって突出した第1突出部が形成された第1ガイド部と、
前記第1突出部に接触して前後左右にスライディングする第1接触面と、前記スリーブ部の長さ方向に対して傾斜するように形成された第2接触面とを有する第2ガイド部と、
前記シーリング部よりも下側で前記ケースに固定され、前記ケースの中心に向かって突出した第2突出部が形成された第3ガイド部と、
前記第2突出部に接触して前後左右にスライディングする第3接触面と、前記スリーブ部の長さ方向に対して傾斜するように形成された第4接触面とを有する第4ガイド部と、
を含み、
前記支持部材は、
前記スリーブ部の長さ方向に対して傾斜するように形成されて、前記第2接触面に接触してスライディングする第5接触面が上端に形成され、前記スリーブ部の長さ方向に対して傾斜するように形成されて、前記第4接触面に接触してスライディングする第6接触面が下端に形成された、請求項8記載のトロカール。 - 前記シーリング部は、6個のシーリング片を有する、請求項7記載のトロカール。
- 前記支持部材は、2個以上の支持片を有し、それぞれの前記支持片はフック方式で結合される、請求項8記載のトロカール。
- 前記ケースは、2個以上のケース部材を有し、それぞれの前記ケース部材はフック方式で結合される、請求項7記載のトロカール。
- 相互接触する前記支持部材の所定面と前記シーリング部の所定面のいずれか一方には第1突起が形成され、他方には、前記第1突起が挿入される第1溝が形成される、請求項8記載のトロカール。
- 相互接触する前記ケースの所定面と前記弾性体の所定面のいずれか一方には第2突起が形成され、他方には、前記第2突起が挿入される第2溝が形成され、
相互接触する前記支持部材の所定面と前記弾性体の所定面のいずれか一方には、第3突起が形成され、他方には、前記第3突起が挿入される第3溝が形成される、請求項8記載のトロカール。 - 前記スリーブ部には、前記ナイフ部又は前記手術機構が貫通し、流体が前記バルブ部に向かって移動することを防止するチェックバルブが設けられた、請求項1記載のトロカール。
- 前記チェックバルブは、6個のチェックバルブ片を有する、請求項15記載のトロカール。
- 前記ナイフ部は、内部に空間が設けられるように管状に形成され、上端が開放され、
前記ナイフ部の内部に設けられた空間には中心に向かって突出した突出片が形成される、請求項1記載のトロカール。 - 前記ナイフ部が前記バルブ部の中央に形成されたガイド管に挿入されるとき、
前記ナイフ部には前記ガイド管の上側と向かい合うように前記ガイド管に向かって突出した延長部が形成された、請求項1記載のトロカール。 - 前記腹壁を切開する前記ナイフ部の尖鋭な先端には、前記ナイフ部の長さ方向に延長されるように突出した翼部が形成された、請求項1記載のトロカール。
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