JP2019093097A - トロッカー - Google Patents

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Abstract

【課題】現有技術の問題を解決できる、トロッカーの提供。【解決手段】本発明のトロッカーは、オブチュレーターと、スリーブを含み、オブチュレーターが座部と、穿刺部を含み、かつ穿刺部が凸ブロックと尖鋭端を含み、凸ブロックが穿刺部の外側表面から外に径方向に延伸され、スリーブがシール座体と、第1チューブ部材と、第2チューブ部材と、固定座体と、エアバッグを含み、第2チューブ部材が収縮可能で、第1チューブ部材を第2チューブ部材内に収容でき、固定座体が第2チューブ部材に固定され、かつ固定座体の内壁にガイド溝とキー溝を備え、ガイド溝の深さがキー溝より大きく、ガイド溝とキー溝が連通され、オブチュレーターの凸ブロックをガイド溝から進入させ、回動させて凸ブロックをキー溝に係止すると、オブチュレーターと固定座体が固定され、オブチュレーターが固定座体を動かしてオブチュレーターの長軸方向上で移動させることができる。【選択図】図3

Description

本発明は最小侵襲手術の器具に関し、特に、トロッカーに関する。
現今の外科手術はトロッカー(Trocar)でメスを置き換え、人体に開口を行い、光ファイバ、内視鏡、レーザー等の医療器具で体内の組織の焼灼や切除等の手術手順が行われる。この手術方法は患者の傷口を小さくし、疼痛感を減少して、入院や術後の休養時間を短縮でき、また回復後の傷跡を縮小することもできる。これらの手術の傷口は小さく、回復が早いため、最小侵襲手術と呼ばれている。
トロッカーは通常カテーテルと穿刺に用いるナイフを含み、ナイフがカテーテル内に挿入され、ナイフで人体または動物の体に開口を形成した後、ナイフをカテーテルから取り出して、カテーテルを人体に固定し、続いて光ファイバや内視鏡、レーザー等の手術器具をカテーテルに沿って人体内部に深く挿入して、組織の切除や、焼灼等の手術を行う。
現有のトロッカーのカテーテルは、手術段階で、人体または動物の上に固定され、長さが比較的長いため、接触や揺動が生じやすく、医療スタッフの操作に干渉しやすい。このほか、ナイフはカテーテル管壁に規制されるのみで、カテーテルとナイフが相対移動できるため、位置決めした位置にずれが生じ、位置を調整する必要があると、別途破壊的侵入が引き起こされ、傷口が拡大してしまい、患者の疼痛と不快感が増大する。
本発明の目的は、現有技術の問題を解決できる、トロッカーを提供することにある。
本発明のトロッカーは、オブチュレーターと、スリーブを含む。
前記オブチュレーターは、座部と、穿刺部を含み、前記穿刺部が前記座部に垂直の方向に延伸され、かつ前記穿刺部が凸ブロックと、尖鋭端を含む。前記尖鋭端は前記穿刺部の前記座部に相対する他端に位置し、前記凸ブロックが前記穿刺部の外側表面から外に径方向に延伸される。
前記スリーブがシール座体と、第1チューブ部材と、第2チューブ部材と、固定座体と、エアバッグを含み、前記シール座体はグリップ部と、連接部と、第1エアバルブを含む。前記グリップ部は開口を含み、前記穿刺部が前記開口から挿入され、前記座部が前記グリップ部に接触する。前記連接部は前記グリップ部から延伸され、組込通路を含み、前記組込通路が前記開口に連通される。前記第1エアバルブは前記連接部に連結され、かつ前記組込通路に連通される。前記第1チューブ部材は第1組込端と、第1連結端を含み、前記第1組込端が前記組込通路内に組み込まれ、かつ前記第1組込端が前記第1エアバルブに対応し、前記第1連結端の管壁上に少なくとも1つの第1開口が開設される。前記第2チューブ部材は第2組込端と、第2連結端を含み、前記第2組込端が伸縮可能に前記第1連結端に連結される。前記第2チューブ部材は前記第1チューブ部材に対して収縮可能であり、第1チューブ部材を第2チューブ部材内に収容することで、第1チューブ部材と第2チューブ部材の合計長さを短縮できる。前記固定座体は前記第2連結端に固定され、固定座体は通路、内縁壁、ガイド溝、キー溝、送気口を含む。前記通路は前記固定座体を貫通し、内縁壁が固定座体の内壁面に沿うように通路に向かって延伸され、ガイド溝と通路が連通され、かつ該内縁壁に相隣する。前記キー溝は内縁壁に開設され、かつガイド溝に連通される。前記キー溝はガイド溝から遠い一端の幅がガイド溝に近い一端の幅よりも小さい。前記送気口は該固定座体の外側表面に開設され、穿刺部の一部が組込通路、第1チューブ部材、第2チューブ部材、通路内に位置し、尖鋭端が固定座体から突出される。前記エアバッグは固定座体に被着され、かつ送気口に対応する。オブチュレーターの凸ブロックがガイド溝から進入され、回動させて該凸ブロックを該キー溝に沿って摺動させ、内縁壁に接触させると、オブチュレーターと固定座体が固定され、オブチュレーターがスリーブを動かしてオブチュレーターの長軸方向に沿って移動させる。
一部の実施例において、第1チューブ部材はさらに、第1内管と、第1外管を含み、かつ第1チューブ部材は第1管壁区域と、第2管壁区域に区分される。第1管壁区域において、第1外管は第1内管を包囲する。第2管壁区域において、第1外管は第1内管を包囲しない。第2チューブ部材は第2内管と、第2外管を含み、かつ第2チューブ部材が第3管壁区域と、第4管壁区域に区分される。第3外管壁区域において、第2外管は第1外管を包囲し、第4外管壁区域において、第2外管壁は第2内管を包囲する。第1開口が第1外管の管壁に開設される。
さらに、第1内管と第1外管の間、第1開口、第1外管と第2外管の間、第2外管と第2内管の間、及び送気口が連通されて気流通路が形成される。気体が第1エアバルブから進入した後、気流通路に沿って流動し、送気口を経由してエアバッグ内に進入する。
一部の実施例において、トロッカーはさらに気密ユニットを含む。前記気密ユニットは第1チューブ部材と第2チューブ部材の一部上に設置され、第1チューブ部材と第2チューブ部材の連結箇所を密封する。より詳細には、気密ユニットはストッパと、気密カバー管を含み、ストッパが第1チューブ部材上の第1連結端近くに組み込まれ、気密カバー管が第1チューブ部材と第2チューブ部材の連結箇所に被着され、かつ気密カバー管がストッパを被覆する。
トロッカーを引き伸ばすときは、第2チューブ部材を第1チューブ部材に相対してシール座体から遠ざかる方向に移動させ、ストッパと第2チューブ部材が接触するまで伸長させることができる。スリーブを収縮させるときは、第2チューブ部材を第1チューブ部材に相対して握持部の方向に移動させ、第1チューブ部材を第2チューブ部材の中に収容し、気密ユニットと連接部が接触するまで収縮させることができる。
さらに、気密ユニットは気密リングを含み、気密リングは第1チューブ部材の一部に被着され、ストッパに接触し、かつ気密リングは気密カバー管の中に被覆される。別の一部の実施例において、気密ユニットはさらに締結部材を含み、締結部材は第1連結端に組み込まれ、かつ第2内管の内管璧に接触する。
一部の実施例において、そのうち、凸ブロックがキー溝からガイド溝に戻されたとき、オブチュレーターはスリーブ内から自由に退出させることができる。
本発明の各実施例が提示するスリーブトロッカーは、そのオブチュレーターが主に凸ブロックとスリーブの固定座体によりキー溝を通じて固定され、オブチュレーターがスリーブと同期して軸方向に沿って移動でき、最も適切な位置に調整することができる。このほか、第1チューブ部材と第2チューブ部材が相互に連結され、第1チューブ部材を第2チューブ部材内に収容可能とし、スリーブの長さを伸縮させることができる。
伸長または収縮の状態のどちらでも、オブチュレーターはスリーブと同期して移動でき、即時の調整に有利で、繰り返しの破壊的侵入を回避でき、接触を防止して、傷口の拡大や患者の疼痛と不快感の増大を減少することができる。またスリーブの人体外部における長さを短縮できるため、医療スタッフがより便利に手術を行うことができる。
本発明のトロッカーの一実施例の立体図である。 本発明のトロッカーの一実施例の立体分解図である。 図2の固定座体とオブチュレーターの部分拡大図である。 図3のオブチュレーターが固定座体に固定されていない状態の断面図である。 図3のオブチュレーターが固定座体に固定された状態の断面図である。 本発明のトロッカーの一実施例の操作時の断面図である。 本発明のトロッカーの一実施例の軸方向移動と位置決めを示す断面図である。 図5のスリーブの部分断面図である。 図5のスリーブの収縮状態の断面図である。
図1と図2に本発明のトロッカーの一実施例の立体図と、本発明のトロッカーの一実施例の立体分解図をそれぞれ示す。
図3は図2の固定座体とオブチュレーターの部分拡大図、図3Aは図3のオブチュレーターが固定座体に固定されていない状態の断面図、図3Bは図3のオブチュレーターが固定座体に固定された状態の断面図、図4は本発明のトロッカーの一実施例の操作時の断面図、図5は本発明のトロッカーの一実施例の軸方向移動と位置決めを示す断面図、図6は図5のスリーブの部分断面図、図7は図5のスリーブの収縮状態の断面図である。
図1と図2に示すように、トロッカー1はオブチュレーター10とスリーブ20を含む。オブチュレーター10は座部11と穿刺部13を含み、穿刺部13が座部11に垂直の方向に延伸される。穿刺部13は凸ブロック131と尖鋭端133を含む。尖鋭端133は穿刺部13の座部11に相対する他端に配置される。
凸ブロック131は穿刺部13の外側表面から外に向かって径方向に延伸される。ここで、凸ブロック131は穿刺部13の外側表面の局部が径方向に穿刺部13の外側表面に突起した凸ブロックとしているが、これは単なる例示であり、環状の外径で穿刺部13外側表面に突起したボスとしてもよい。スリーブ20はシール座体21と、第1チューブ部材23と、第2チューブ部材25と、固定座体27と、エアバッグ29を含む。
図2に示すように、シール座体21はグリップ部211と、連接部213と、第1エアバルブ215を含む。グリップ部211は開口2111を含み、穿刺部13が開口2111から挿入され、かつ座部11がグリップ部211に接触される。連接部213はグリップ部211から延伸され、その延伸方向は穿刺部13の長軸方向に平行である。
連接部213は組込通路2131を含み、組込通路2131が開口2111に連通される。第1エアバルブ215は連接部213に連接され、かつ組込通路2131に連通され、第1エアバルブ215から送り込まれる気体を組込通路2131内に進入させることができる。
第1チューブ部材23は第1組込端231と、第1連結端233を含み、第1組込端231が組込通路2131内に組み込まれ、かつ第1組込端231が第1エアバルブ215に対応し、第1連結端233の管壁上に少なくとも1つの第1開口2331が開設される。
第2チューブ部材25は第2組込端251と、第2連結端253を含む。第2チューブ部材25の口径は第1チューブ部材23の口径より大きく、第2組込端251を伸縮可能に第1連結端233に連結でき、第2チューブ部材25が第1チューブ部材23に対して収縮可能とされ、第1チューブ部材23が第2チューブ部材25内に収容される。これにより、第1チューブ部材23と第2チューブ部材25の合計長さを短縮することができ、後続の手術操作時の利便性が高まる。固定座体27は第2連結端253に固定され、エアバッグ29が固定座体27に被着される。
図2〜図3、図3Aと図3Bに示すように、固定座体27は第2連結端253に固定され、かつ固定座体27は通路271、内縁壁273、ガイド溝275、キー溝277を含む。通路271は固定座体27を貫通し、通常は固定座体27の中心に位置する。内縁壁273は固定座体27の内壁面に沿うように通路271に向かって延伸され、弧状の突出部を形成する。ガイド溝275は通路271に連通され、かつ内縁壁273に相隣する。ここで、図3に示すように、固定座体27は2つの内縁壁273と2つのガイド溝275を含み、相互に相隣している。これは単なる例示であり、これに限らない。
キー溝277は内縁壁273に開設され、かつガイド溝275に連通される。キー溝277はガイド溝275から遠い一端の幅がガイド溝275に近い一端よりも小さい。つまり、内縁壁273はキー溝277のガイド溝275から遠い一端においてキー溝277に向かって突出され、衝止部2731を形成している。
図3Aに示すように、オブチュレーター10の凸ブロック131はガイド溝275から固定座体27に進入させることができ、このとき、オブチュレーター10は固定座体27から自由に挿抜することができる。
図3Bに示すように、オブチュレーター10を回動させると、凸ブロック131がガイド溝275からキー溝277に進入し、継続して摺動させて凸ブロック131が内縁壁273の衝止部2731に接触すると、それ以上回動を継続できなくなる。このとき、オブチュレーター10と固定座体27が固定される。オブチュレーター10はスリーブ20を動かして穿刺部13の長軸方向上に沿って移動させることができる。オブチュレーター10を回動させて凸ブロック131をガイド溝275に戻すと、オブチュレーター10を自由に取り出すことができる。
図4に示すように、穿刺部13の一部が組込通路2131、第1チューブ部材23、第2チューブ部材25、通路271内に位置する。尖鋭端133は固定座体27から突出される。オブチュレーター10が人体500に孔を開けた後、オブチュレーター10は固定座体27に固定された状態下で、スリーブ20を動かして穿刺部13の長軸方向上に沿って移動させることができる。
さらに、図5に示すように、適切な位置に到達した後、第1エアバルブ215から気体の充填を行い、エアバッグ29が膨張した後、スリーブ20を人体500に固定することができる。このとき、オブチュレーター10を回動させてスリーブ20から取り出すことができる。
図6は図5のスリーブの部分断面図であり、ここでは気体の流動方式を詳細に説明する。図6に示すように(同時に図2、図4、図5を参照)、第1チューブ部材23はさらに第1内管241と、第1外管243を含む。第1チューブ部材23は、第1管壁区域23Aと、第2管壁区域23Bに区分される。第1管壁区域23Aにおいて、第1外管243は第1内管241を包囲する。第2管壁区域23Bにおいて、第1外管243は第1内管241を包囲しない。第2チューブ部材25は、第2内管261と、第2外管263を含む。第2チューブ部材25は、第3管壁区域25Aと、第4管壁区域25Bに区分される。第3管壁区域25Aにおいて、第2外管263は第1外管243を包囲する。第4外管壁区域25Bにおいて、第2外管263は第2内管261を包囲する。
第1開口2331が第1外管243の管壁に開設される。固定座体27は送気口279を含む。ここで、第1内管241と第1外管243の間、第1開口2331、第1外管243と第2外管263の間、第2外管263と第2内管261の間、及び送気口279が連通されて気流通路が形成される。気体が第1エアバルブ215から導入されると、気流通路に沿って流動し、最後に送気口279を経由して該エアバッグ29内に進入し、エアバッグ29に気体が充填され、図5に示す状態となり、スリーブ20を人体500内に固定することができる。
図7に示すように、トロッカー1の位置決めが完了し、エアバッグ29に気体を充填して、スリーブ20を人体500内に固定したとき、オブチュレーター10をスリーブ20から取り出した後、グリップ部211を持って第1チューブ部材23を第2チューブ部材25内に収容し、人体500外部の合計長さを短縮する。スリーブ20の収縮時、第2チューブ部材25は第1チューブ部材23に相対してシール座体21に向かって移動され、第1チューブ部材23が第2チューブ部材25内に収容される。
より詳細には、図2、図4〜図7に示すように、トロッカー1はさらに気密ユニット30を含んでおり、気密ユニット30は第1チューブ部材23と第2チューブ部材25の連結箇所に位置する。気密ユニット30はストッパ31と気密カバー管33を含む。ストッパ31は第1チューブ部材23上の第1連結端233近くに組み込まれる。気密カバー管33は第1チューブ部材23と第2チューブ部材25の連結箇所に被着され、かつ気密カバー管33がストッパ31を被覆し、これにより気体が連結箇所の隙間から漏れ出ることがないようにする。
図4〜図6に示すように、スリーブ20を引き伸ばした状態は、引き伸ばすとき第2チューブ部材25を第1チューブ部材23に相対してシール座体21から遠ざかる方向に移動させ、ストッパ31と第2チューブ部材25が接触するまで伸長させることができる。より詳細には、ストッパ31と第2外管263の管壁が接触した後、第2チューブ部材25はシール座体21から遠ざかる方向にそれ以上移動されない。
図7に示すように、スリーブ20を引き伸ばされた状態から収縮させるときは、第2チューブ部材25を第1チューブ部材23に相対してシール座体21の方向へ移動させ、第1チューブ部材23を第2チューブ部材25内に収容し、気密ユニット30と連接部213が接触すると移動が停止される。
再び図2、図4〜図7を参照する。気密ユニット30はさらに気密リング35を含み、気密リング35は第1チューブ部材23の一部に被着され、ストッパ31に接触し、かつ気密リング35は気密カバー管33の中に被覆される。これによりさらなる気密効果を達成する。このほか、ストッパ31は螺合式の締結部材としてもよく、第1チューブ部材23を第2チューブ部材25に収容したとき、よりしっかり連結し、脱落しないようにすることができる。
再び図2、図4〜図7を参照する。シール座体21はさらに第2エアバルブ217を含む。オブチュレーター10がスリーブ20から取り出された後、第2エアバルブ17から気体を第1チューブ部材23、第2チューブ部材25を経由して、つまりオブチュレーター10が設置されていた位置に沿って人体500内に充填し、人体の組織を局部的に膨張させ、後続の内視鏡、光ファイバ、レーザー等の医療器材の挿入、観察、手術操作をしやすくする。
より詳細には、第2エアバルブ217は気体の開閉弁とし、外部の気体装置に接続して気体の充填を行うことができる。さらに、手術の完了後は、第1エアバルブ215を開いてエアバッグ29の気体を漏洩させ、スリーブ20を人体から取り出す。
上述の実施例で提示したトロッカースリーブは、主にオブチュレーターの凸ブロックとスリーブの固定座体がキー溝により固定され、それによりオブチュレーターとスリーブを同期させて軸方向に移動させ、即時に最も適切な位置に調整し、繰り返しの破壊的侵入を回避し、接触を防止して、傷口の拡大や患者の疼痛と不快感の増大を減少することができる。
このほか、第1チューブ部材と第2チューブ部材が連結され、第1チューブ部材を第2チューブ部材内に収容可能とすることで、スリーブの長さを伸縮させることができ、人体外部における長さを短縮し、医療スタッフがより手術しやすくすることができる。
上述の説明は、単に本発明の最良の実施例を挙げたまでであり、本発明を限定しない。その他本発明の開示する要旨を逸脱することなく完成された同等効果の修飾または置換はいずれも後述の特許請求の範囲に含まれる。
1 トロッカー
10 オブチュレーター
11 座部
13 穿刺部
131 凸ブロック
133 尖鋭端
20 スリーブ
21 シール座体
211 グリップ部
2111 開口
213 連接部
2131 組込通路
215 第1エアバルブ
217 第2エアバルブ
23 第1チューブ部材
231 第1組込端
233 第1連結端
2331 第1開口
23A 第1管壁区域
23B 第2管壁区域
241 第1内管
243 第1外管
25 第2チューブ部材
251 第2組込端
253 第2連結端
25A 第3管壁区域
25B 第4管壁区域
261 第2内管
263 第2外管
27 固定座体
271 通路
273 内縁壁
2731 衝止部
275 ガイド溝
277 キー溝
279 送気口
29 エアバッグ
30 気密ユニット
31 ストッパ
33 気密カバー管
35 気密リング
500 人体

Claims (10)

  1. トロッカーであって、
    オブチュレーターと、スリーブを含み、
    前記オブチュレーターが、座部と、穿刺部を含み、前記穿刺部が前記座部に垂直の方向に延伸され、かつ前記穿刺部が凸ブロックと、尖鋭端を含み、前記尖鋭端が前記穿刺部の前記座部に相対する他端に位置し、前記凸ブロックが前記穿刺部の外側表面から径方向に延伸され、
    前記スリーブが、シール座体と、第1チューブ部材と、第2チューブ部材と、固定座体と、エアバッグを含み、
    前記シール座体が、グリップ部と、連接部と、第1エアバルブを含み、前記グリップ部が開口を含み、前記穿刺部が前記開口から挿入され、前記座部が前記グリップ部に接触し、前記連接部が前記グリップ部から延伸され、かつ組込通路を含み、前記組込通路が前記開口に連通され、前記第1エアバルブが前記連接部に連接され、かつ前記組込通路に連通され、
    前記第1チューブ部材が、第1組込端と、第1連結端を含み、前記第1組込端が前記組込通路内に組み込まれ、かつ前記第1組込端が前記第1エアバルブに対応し、前記第1連結端の管壁上に少なくとも1つの第1開口が開設され、
    前記第2チューブ部材が、第2組込端と、第2連結端を含み、前記第2組込端が伸縮可能に前記第1連結端に連結され、そのうち前記第2チューブ部材が前記第1チューブ部材に対して収縮可能で、前記第1チューブ部材を前記第2チューブ部材内に収容でき、
    前記固定座体が、前記第2連結端に固定され、通路と、内縁壁と、ガイド溝と、キー溝と、送気口を含み、前記通路が前記固定座体を貫通し、前記内縁壁が前記固定座体の内壁面からに沿うように前記通路に向かって延伸され、前記ガイド溝と前記通路が連通され、かつ前記内縁壁に相隣し、前記キー溝が前記内縁壁に開設され、かつ前記ガイド溝に連通され、前記キー溝の前記ガイド溝から遠い一端の幅が、前記ガイド溝に近い一端の幅よりも小さく、前記送気口が前記固定座体の表面に開設され、前記穿刺部の一部が前記組込通路、前記第1チューブ部材、前記第2チューブ部材内、及び前記通路内に位置し、前記尖鋭端が前記固定座体から突出され、
    前記エアバッグが、前記固定座体に被着され、かつ前記送気口に対応し、
    前記オブチュレーターの前記凸ブロックを前記ガイド溝から前記キー溝に進入させた後、回動させて前記凸ブロックを前記キー溝に沿って摺動させ、前記内縁壁に接触させると、前記オブチュレーターと前記固定座体が固定され、前記オブチュレーターが前記スリーブを動かして前記オブチュレーターの長軸方向に沿って移動させる、ことを特徴とする、
    トロッカー。
  2. 前記第1チューブ部材がさらに、第1内管と、第1外管を含み、かつ前記第1チューブ部材が第1管壁区域と、第2管壁区域に区分され、前記第1管壁区域において、前記第1外管が前記第1内管を包囲し、前記第2管壁区域において、前記第1外管が前記第1内管を包囲せず、前記第2チューブ部材が、第2内管と、第2外管を含み、かつ前記第2チューブ部材が第3管壁区域と、第4管壁区域に区分され、前記第3管壁区域において、前記第2外管は前記第1外管を包囲し、前記第4管壁区域において、前記第2外管壁は前記第2内管を包囲するとともに、前記第1開口が前記第1外管の管壁に開設される、ことを特徴とする、請求項1に記載のトロッカー。
  3. 前記第1内管と前記第1外管の間、前記第1開口、前記第1外管と前記該第2外管の間、前記第2外管と前記第2内管の間、及び前記送気口が連通されて気流通路が形成され、気体が前記第1エアバルブから進入した後、前記気流通路に沿って流動し、前記送気口を経由して前記エアバッグ内に進入することを特徴とする、請求項2に記載のトロッカー。
  4. さらに気密ユニットを含み、前記気密ユニットが、前記第1チューブ部材と前記第2チューブ部材の一部上に設置され、前記第1チューブ部材と前記第2チューブ部材の連結箇所を密封することを特徴とする、請求項1に記載のトロッカー。
  5. 前記気密ユニットが、ストッパと、気密カバー管を含み、前記ストッパが前第1チューブ部材上の前第1連結端近くに組み込まれ、前気密カバー管が前第1チューブ部材と前第2チューブ部材の連結箇所に被着され、かつ前気密カバー管が前ストッパを被覆することを特徴とする、請求項4に記載のトロッカー。
  6. 前記気密ユニットがさらに気密リングを含み、前記気密リングが前記第1チューブ部材の一部に被着され、前記ストッパに接触し、かつ前記気密リングが前記気密カバー管の中に被覆されることを特徴とする、請求項5に記載のトロッカー。
  7. 前記スリーブを引き伸ばすとき、前記第2チューブ部材を前記第1チューブ部材に相対して前記シール座体から遠ざかる方向に移動させ、前記ストッパと前記第2チューブ部材が接触するまで伸長可能であることを特徴とする、請求項5に記載のトロッカー。
  8. 前記スリーブの収縮時、前記第2チューブ部材を前記第1チューブ部材に相対して前記シール座体の方向に移動させ、前記第1チューブ部材を前記第2チューブ部材内に収容し、前記気密ユニットと前記連接部が接触するまで収縮可能であることを特徴とする、請求項4に記載のトロッカー。
  9. そのうち、前記気密ユニットがさらに締結部材を含み、前記締結部材が前記第1連結端に組み込まれ、かつ前記第2内管の内管璧に接触することを特徴とする、請求項4に記載のトロッカー。
  10. 前記凸ブロックが、前記キー溝から前記ガイド溝に戻されたとき、前記オブチュレーターが前記スリーブ内から自由に退出させることができる、ことを特徴とする、請求項1に記載のトロッカー。
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