JP2018087888A - 温度検出回路および液晶表示パネル - Google Patents

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Abstract

【課題】 温度検出の感度が高い温度検出回路とすること、また高感度の温度検出回路を備えた液晶表示パネルを提供すること。
【解決手段】 温度検出回路は、第1ソース電極1asが正電位の第1電源端子VDに接続され、第1ゲート電極1agが第1ゲート制御端子TRIGに接続されているpチャネルTFT1aと、第2ソース電極1bsが第2電源端子VSに接続され、第2ゲート電極1bgが第2ゲート制御端子VGに接続されているnチャネルTFT1bと、入力部3iが第1ドレイン電極1adと第2ドレイン電極1bdとの接続部1absに接続され、出力部3oが接続部1absの電位の反転信号を出力するインバータ3と、接続部1absとインバータ3とを接続する第1接続線11に一方の容量電極2aが接続され、第2電源端子VSに他方の容量電極2bが接続されている容量素子2と、を有している。
【選択図】 図1

Description

本発明は、温度検出回路およびそれを有する液晶表示パネルに関するものである。
従来、液晶表示装置(Liquid Crystal Display:LCD)は、薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor:TFT)を含む画素部が多数形成されたガラス基板等から成るアレイ側基板と、カラーフィルタ及びブラックマトリクスが形成されたガラス基板等から成るカラーフィルタ側基板とを互いに対向させて、それらの基板を所定の間隔でもって貼り合わせ、それらの基板間に液晶を充填、封入させることによって作製される。また、一般的に、カラーフィルタ側基板は、TFT及び画素電極に対向する側の面(液晶側の面)の全面に、画素電極との間で液晶に印加する垂直電界を形成するための共通電極が形成されている。この共通電極は、IPS(In-Plane Switching)方式のLCDの場合、アレイ側基板の画素部に画素電極と同じ面内に形成されることによって横電界を生じさせるものとなる。また共通電極は、FFS(Fringe Field Switching)方式のLCDの場合、アレイ側基板の画素部に画素電極の上方または下方に絶縁層を挟んで形成されることによって端部電界(Fringe Field)を生じさせるものとなる。また、カラーフィルタ側基板の液晶側の面には、それぞれの画素部に対応する赤(R)、緑(G)、青(B)のカラーフィルタが形成されており、それぞれの画素部を通過する光が相互に干渉することを防ぐブラックマトリクスがカラーフィルタの外周を囲むように形成されている。
また、図11は、アクティブマトリクス型であってIPS型のLCDに用いられる液晶表示パネル30の基本構成を示すブロック回路図である。例えば、LCDのアレイ側基板30bは、その上の第1の方向(例えば、行方向)に形成された複数本のゲート信号線31(GL1,GL2,GL3・・・GLm)と、第1の方向と交差する第2の方向(例えば、列方向)にゲート信号線31と交差させて形成された複数本の画像信号線(ソース信号線)32(SL1,SL2,SL3・・・SLn)と、ゲート信号線31と画像信号線32の交差部に対応して配置された、TFT33、画素電極PE11,PE12,PE13・・・PEmn及びその画素電極PE11,PE12,PE13・・・PEmnとの間で液晶に印加する横電界等の電界を形成するための共通電極を含む画素部P11,P12,P13・・・Pmnと、共通電極に共通電圧(Vcom)を供給する共通電圧線34と、を有する構成である。アレイ側基板30bの液晶38側の面におけるゲート信号線31の入力端側にゲート信号線駆動回路35が配置されており、画像信号線32の入力端側に画像信号線駆動回路36が配置されている。液晶38が枠状のシール部材20の内側に配置されている液晶配置部39があり、液晶配置部39の内部に画素部P11,P12,P13・・・Pmnを有する表示部37dがあり、液晶配置部39における表示部37dとシール部材20の間に非表示部37nがある。アレイ側基板30bの液晶38側の面における液晶配置部39の外側に、温度センサ40が配置されている。なお、符号30aはカラーフィルタ側基板を示す。
温度センサ40は、例えば、LCDを0℃以下等の低温環境下で使用すると液晶表示パネル30の応答速度が遅くなる、動画解像度が低くなる等の問題点を解消するヒータを起動し制御する目的のために設けられる。また温度センサ40は、温度によってLCDの駆動電圧、駆動周波数を制御する目的で設けられる場合もある。
また、他の従来例として、TFT基板上に、nチャネル型TFTとpチャネル型TFTの両方から成るインバータの奇数個を配列したインバータ列を有するリングオシレータを具備し、そのリングオシレータを温度センサとして用いたLCDが提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。
図12(a)は、温度センサとしてのリングオシレータのブロック回路図、(b)はリングオシレータを構成するインバータの回路図である。リングオシレータ40rは、奇数個のインバータ41を直列的に接続して構成されており、最終段のインバータ41の出力を1段目のインバータ41に帰還入力することによって特定の周波数で自励発振する。リングオシレータ40rの周波数は、リングオシレータ40rを構成するTFTの閾値電圧、電荷の移動度の温度特性に起因して、温度特性を有する。すなわち、温度によってリングオシレータ40rの周波数は変動する。例えば、温度が上昇するとTFTの閾値電圧が低下することによりTFTのオン電流が増加するため、リングオシレータ40rの周波数が高くなり、温度が下降するとTFTの閾値電圧が上昇することによりTFTのオン電流が減少するため、リングオシレータ40rの周波数が低くなる。リングオシレータ40rの周波数の温度特性を利用することによって、液晶表示パネル30の温度を検出することができる。
図12(b)は、pチャネル型TFT41caとnチャネル型TFT41cbとを組み合わせて構成されるCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)インバータ41cを示す。CMOSインバータ41cは、例えば低温ポリシリコン(Low-temperature Poly Silicon:LTPS)から成る半導体層を用いて形成されたTFTから構成される。
特開2000−9547号公報 特開平2−147828号公報
上記従来のリングオシレータ40rを用いた温度センサにおいては、以下の問題点があった。すなわち、リングオシレータ40rは、それを構成するTFTのオン電流の温度特性を利用している。オン電流は、TFTのゲートをオン状態としたとき、すなわちソース電極とドレイン電極との間を導通状態としたときに、ソース電極とドレイン電極との間を流れる電流である。一方、オフリーク電流は、TFTのゲートをオフ状態としたとき、すなわちソース電極とドレイン電極との間を非導通状態としたときに、ソース電極とドレイン電極との間を流れる微小な電流(漏れ電流)である。オン電流は温度に対して線形的に変化するが、オフリーク電流は温度に対して指数関数的に変化する。したがって、オン電流の温度変化による変化の度合い、すなわちオン電流の温度変化に対する感度は、オフリーク電流の温度変化に対する感度に比べて、きわめて低い(鈍い)という問題点があった。
本発明は、上記の問題点に鑑みて完成されたものであり、その目的は、温度変化に対する感度が高い温度検出回路とすることである。また、そのような良好な特性を有する温度検出回路を備えた液晶表示パネルを提供することである。
本発明の温度検出回路は、第1ソース電極が正電位の第1電源端子に接続されるとともに、第1ゲート電極が温度検出の開始を制御する第1ゲート制御端子に接続されており、第1ドレイン電極を有するpチャネル薄膜トランジスタと、第2ソース電極が前記第1電源端子よりも電位が低い第2電源端子に接続され、第2ゲート電極がそれをオフ状態に保持する第2ゲート制御端子に接続されるとともに、第2ドレイン電極が前記第1ドレイン電極に接続されているnチャネル薄膜トランジスタと、入力部が前記第1ドレイン電極と前記第2ドレイン電極との接続部に接続されるとともに、出力部が温度検出の停止を制御するための前記接続部の電位の反転信号を出力するインバータと、前記接続部と前記インバータとを接続する接続線に一方の容量電極が接続されるとともに、前記第2電源端子に他方の容量電極が接続されている容量素子と、を有している構成である。
本発明の温度検出回路は、好ましくは、前記インバータの前記出力部にシュミットトリガ回路が接続されている。
また本発明の温度検出回路は、好ましくは、前記容量素子の放電時間の長さを温度に変換する変換回路を有しており、前記変換回路は、前記第1ゲート制御端子にオフ信号が入力されて前記pチャネル薄膜トランジスタがオフ状態となる温度検出開始タイミングと、前記pチャネル薄膜トランジスタのオフ状態において、前記nチャネル薄膜トランジスタに流れるオフ電流によって前記容量素子に放電が生じて前記容量素子の電圧が降下し、前記電圧が前記インバータの論理閾値電圧以下になったときに前記出力部から前記反転信号が出力される温度検出停止タイミングと、を捉えて、前記温度検出開始タイミングと前記温度検出停止タイミングとの間の時間間隔を温度に変換する。
他の発明の温度検出回路は、第1ソース電極が正電位の第1電源端子に接続されるとともに、第1ゲート電極がそれをオフ状態に保持する第1ゲート制御端子に接続されており、第1ドレイン電極を有するpチャネル薄膜トランジスタと、第2ソース電極が前記第1電源端子よりも電位が低い第2電源端子に接続され、第2ゲート電極が温度検出の開始を制御する第2ゲート制御端子に接続されるとともに、第2ドレイン電極が前記第1ドレイン電極に接続されているnチャネル薄膜トランジスタと、入力部が前記第1ドレイン電極と前記第2ドレイン電極との接続部に接続されるとともに、出力部が温度検出の停止を制御するための前記接続部の電位の反転信号を出力するインバータと、前記接続部と前記インバータとを接続する接続線に一方の容量電極が接続されるとともに、前記第2電源端子に他方の容量電極が接続されている容量素子と、を有している構成である。
他の発明の温度検出回路は、好ましくは、前記インバータの前記出力部にシュミットトリガ回路が接続されている。
また他の発明の温度検出回路は、好ましくは、前記容量素子の充電時間の長さを温度に変換する変換回路を有しており、前記変換回路は、前記第2ゲート制御端子にオフ信号が入力されて前記nチャネル薄膜トランジスタがオフ状態となる温度検出開始タイミングと、前記nチャネル薄膜トランジスタのオフ状態において、前記pチャネル薄膜トランジスタに流れるオフ電流によって前記容量素子に充電が生じて前記容量素子の電圧が上昇し、前記電圧が前記インバータの論理閾値電圧以上になったときに前記出力部から前記反転信号が出力される温度検出停止タイミングと、を捉えて、前記温度検出開始タイミングと前記温度検出停止タイミングとの間の時間間隔を温度に変換する。
本発明の液晶表示パネルは、一対の基板と、前記一対の基板間に挟持される液晶と、を備えている液晶表示パネルであって、前記基板は、上記本発明の温度検出回路を有している構成である。
他の発明の液晶表示パネルは、一対の基板と、前記一対の基板間に挟持される液晶と、を備えている液晶表示パネルであって、前記基板は、上記他の発明の温度検出回路を有している構成である。
本発明の温度検出回路は、第1ソース電極が正電位の第1電源端子に接続されるとともに、第1ゲート電極が温度検出の開始を制御する第1ゲート制御端子に接続されており、第1ドレイン電極を有するpチャネル薄膜トランジスタと、第2ソース電極が前記第1電源端子よりも電位が低い第2電源端子に接続され、第2ゲート電極がそれをオフ状態に保持する第2ゲート制御端子に接続されるとともに、第2ドレイン電極が前記第1ドレイン電極に接続されているnチャネル薄膜トランジスタと、入力部が前記第1ドレイン電極と前記第2ドレイン電極との接続部に接続されるとともに、出力部が温度検出の停止を制御するための前記接続部の電位の反転信号を出力するインバータと、前記接続部と前記インバータとを接続する接続線に一方の容量電極が接続されるとともに、前記第2電源端子に他方の容量電極が接続されている容量素子と、を有している構成であることから、以下の効果を奏する。
nチャネル薄膜トランジスタのオフリーク電流は、温度が高くなると大きくなり、温度が低くなると小さくなる。また、nチャネル薄膜トランジスタに対して並列的に接続された容量素子の放電時間は、nチャネル薄膜トランジスタのオフリーク電流の大きさに反比例的に依存する。温度が高くなると、オフリーク電流が大きくなるので、容量素子の電荷が消失するに至る時間が短くなり、容量素子の放電時間は短くなる。温度が低くなると、オフリーク電流が小さくなるので、容量素子の電荷が消失するに至る時間が長くなり、容量素子の放電時間は長くなる。従って、温度変化に依存する容量素子の放電時間の長さを特定することによって、温度を検出することができる。これにより、オン電流よりも温度変化に対する変化の度合いがきわめて大きい、すなわち温度変化に対する感度がきわめて高い、温度に対して指数関数的に変化するオフリーク電流に基づいて、高感度の温度検出が可能となる。
本発明の温度検出回路は、インバータの出力部にシュミットトリガ回路が接続されている場合、インバータの反転信号の揺らぎが抑えられるので、より正確な温度検出ができる。すなわち、容量素子の一方の容量電極と接続線との接続点(ノードAとする)の電位が、放電開始に伴って低下していき、インバータの論理閾値電圧(反転閾値電圧)よりも低い低電圧側の閾値電圧に到達したときに、インバータの出力は反転する。この反転タイミングを温度検出停止のタイミングとすることによって、インバータの反転信号の揺らぎによる反転タイミングの不安定性を解消することができる。
また本発明の温度検出回路は、前記容量素子の放電時間の長さを温度に変換する変換回路を有しており、前記変換回路は、前記第1ゲート制御端子にオフ信号が入力されて前記pチャネル薄膜トランジスタがオフ状態となる温度検出開始タイミングと、前記pチャネル薄膜トランジスタのオフ状態において、前記nチャネル薄膜トランジスタに流れるオフ電流によって前記容量素子に放電が生じて前記容量素子の電圧が降下し、前記電圧が前記インバータの論理閾値電圧以下になったときに前記出力部から前記反転信号が出力される温度検出停止タイミングと、を捉えて、前記温度検出開始タイミングと前記温度検出停止タイミングとの間の時間間隔を温度に変換する場合、温度に依存する上記オフ電流の大きさおよび容量素子の放電時間の長さを利用した、高感度の温度検出回路となる。
他の発明の温度検出回路は、第1ソース電極が正電位の第1電源端子に接続されるとともに、第1ゲート電極がそれをオフ状態に保持する第1ゲート制御端子に接続されており、第1ドレイン電極を有するpチャネル薄膜トランジスタと、第2ソース電極が前記第1電源端子よりも電位が低い第2電源端子に接続され、第2ゲート電極が温度検出の開始を制御する第2ゲート制御端子に接続されるとともに、第2ドレイン電極が前記第1ドレイン電極に接続されているnチャネル薄膜トランジスタと、入力部が前記第1ドレイン電極と前記第2ドレイン電極との接続部に接続されるとともに、出力部が温度検出の停止を制御するための前記接続部の電位の反転信号を出力するインバータと、前記接続部と前記インバータとを接続する接続線に一方の容量電極が接続されるとともに、前記第2電源端子に他方の容量電極が接続されている容量素子と、を有している構成であることから、以下の効果を奏する。
pチャネルTFTのオフリーク電流は、温度が高くなると大きくなり、温度が低くなると小さくなる。また、nチャネルTFTに対して並列的に接続された容量素子の充電時間は、pチャネルTFTのオフリーク電流の大きさに反比例的に依存する。温度が高くなると、オフリーク電流が大きくなるので、容量素子の電荷が上限まで蓄積されるに至る時間が短くなり、容量素子の充電時間は短くなる。温度が低くなると、オフリーク電流が小さくなるので、容量素子の電荷が上限まで蓄積されるに至る時間が長くなり、容量素子の充電時間は長くなる。従って、温度変化に依存する容量素子の充電時間の長さを特定することによって、温度を検出することができる。これにより、オン電流よりも温度変化に対する変化の度合いがきわめて大きい、すなわち温度変化に対する感度がきわめて高い、温度に対して指数関数的に変化するオフリーク電流に基づいて、高感度の温度検出が可能となる。
他の発明の温度検出回路は、インバータの出力部にシュミットトリガ回路が接続されている場合、インバータの反転信号の揺らぎが抑えられるので、より正確な温度検出ができる。すなわち、容量素子の一方の容量電極と接続線との接続点(ノードAとする)の電位が、充電開始に伴って上昇していき、インバータの論理閾値電圧よりも高い高電圧側の閾値電圧に到達したときに、インバータの出力は反転する。この反転タイミングを温度検出停止のタイミングとすることによって、インバータの反転信号の揺らぎによる反転タイミングの不安定性を解消することができる。
また他の発明の温度検出回路は、前記容量素子の充電時間の長さを温度に変換する変換回路を有しており、前記変換回路は、前記第2ゲート制御端子にオフ信号が入力されて前記nチャネル薄膜トランジスタがオフ状態となる温度検出開始タイミングと、前記nチャネル薄膜トランジスタのオフ状態において、前記pチャネル薄膜トランジスタに流れるオフ電流によって前記容量素子に充電が生じて前記容量素子の電圧が上昇し、前記電圧が前記インバータの論理閾値電圧以上になったときに前記出力部から前記反転信号が出力される温度検出停止タイミングと、を捉えて、前記温度検出開始タイミングと前記温度検出停止タイミングとの間の時間間隔を温度に変換する場合、温度に依存する上記オフ電流の大きさおよび容量素子の充電時間の長さを利用した、高感度の温度検出回路となる。
本発明の液晶表示パネルは、一対の基板と、前記一対の基板間に挟持される液晶と、を備えている液晶表示パネルであって、前記基板は、上記本発明の温度検出回路を有している構成であることから、高感度の温度検出が可能な温度検出回路を有する液晶表示パネルとなる。
他の発明の液晶表示パネルは、一対の基板と、前記一対の基板間に挟持される液晶と、を備えている液晶表示パネルであって、前記基板は、上記他の発明の温度検出回路を有している構成であることから、高感度の温度検出が可能な温度検出回路を有する液晶表示パネルとなる。
図1は、本発明の温度検出回路について実施の形態の1例を示す図であり、温度検出回路の回路図である。 図2(a),(b)は、本発明の温度検出回路の動作を説明する図であり、(a)は温度検出動作を説明するためのタイミングチャート、(b)はnチャネル薄膜トランジスタのオフリーク電流と容量素子の放電時間のそれぞれの温度依存性を説明するためのグラフである。 図3は、本発明の温度検出回路を用いた温度モニター回路の基本構成を示す図であり、温度モニター回路の1例のブロック回路図である。 図4は、本発明の温度検出回路について実施の形態の他例を示す図であり、温度検出回路の回路図である。 図5は、本発明の温度検出回路について実施の形態の他例を示す図であり、温度検出回路の回路図である。 図6(a),(b)は、他の発明の温度検出回路について実施の形態の一例を示す図であり、(a)は温度検出回路の回路図、(b)は温度検出動作を説明するためのタイミングチャートである。 図7は、本発明の液晶表示パネルについて実施の形態の一例を示す図であり、本発明の温度検出回路が基板のシール部材の外側に配置されている液晶表示パネルの平面図である。 図8は、本発明の液晶表示パネルについて実施の形態の他例を示す図であり、本発明の温度検出回路の複数が、基板のシール部材の外側に配置されている液晶表示パネルの平面図である。 図9は、本発明の液晶表示パネルについて実施の形態の他例を示す図であり、温度検出回路におけるnチャネル薄膜トランジスタが、シール部材の内側の基板の部位に液晶に接して配置されており、nチャネル薄膜トランジスタ以外の部位が、シール部材の外側の基板の部位に配置されている構成である液晶表示パネルの平面図である。 図10は、本発明の液晶表示パネルについて実施の形態の他例を示す図であり、図9の構成を有する本発明の温度検出回路の複数が、基板に配置されている液晶表示パネルの平面図である。 図11は、従来の液晶表示パネルの平面図である。 図12(a),(b)は、従来の温度センサの図であり、(a)は温度センサとしてのリングオシレータのブロック回路図、(b)はリングオシレータを構成するインバータの回路図である。
以下、本発明の温度検出回路および液晶表示パネルの実施の形態について、図面を参照しながら説明する。但し、以下で参照する各図は、本発明の温度検出回路および液晶表示パネルの実施の形態における構成部材のうち、本発明の温度検出回路および液晶表示パネルを説明するための主要部を示している。従って、本発明に係る温度検出回路および液晶表示パネルは、図に示されていない回路基板、配線導体、制御IC,LSI等の周知の構成部材を備えていてもよい。
図1は、本発明の温度検出回路について実施の形態の1例を示す図であり、温度検出回路の回路図である。本発明の温度検出回路10は、図1に示すように、第1ソース電極1asが正電位の第1電源端子(VDで示す。例えば、3V〜5Vの電位である。)に接続されるとともに、第1ゲート電極1agが温度検出の開始を制御する第1ゲート制御端子(TRIGで示す。例えば、0Vで第1ゲート電極1agをオン状態とし、3V〜5Vで第1ゲート電極1agをオフ状態とする。)に接続されており、第1ドレイン電極1adを有するpチャネルTFT1aと、第2ソース電極1bsが第1電源端子VDよりも電位が低い第2電源端子(VSで示す。例えば、0Vの電位である。)に接続され、第2ゲート電極1bgがそれをオフ状態に保持する第2ゲート制御端子(VGで示す。VSより低い電位である場合に第2ゲート電極1bgをオフ状態とする。)に接続されるとともに、第2ドレイン電極1bdが第1ドレイン電極1adに接続されているnチャネルTFT1bと、入力部3iが第1ドレイン電極1adと第2ドレイン電極1bdとの接続部1absに接続されるとともに、出力部3oが温度検出の停止を制御するための接続部1absの電位の反転信号を出力するインバータ3と、接続部1absとインバータ3とを接続する第1接続線11に一方の容量電極2aが接続されるとともに、第2電源端子VSに他方の容量電極2bが接続されている容量素子2と、を有している構成である。なお、インバータ3の出力部3oは出力端子(OUTで示す。)に接続されている。上記の構成により、以下の効果を奏する。
図2(b)のグラフに示すように、nチャネルTFT1bのオフリーク電流(Ioff)は、温度が高くなると大きくなり、温度が低くなると小さくなる。また、nチャネルTFT1bに対して並列的に接続された容量素子2の放電時間は、nチャネルTFT1bのオフリーク電流(Ioff)の大きさに反比例的に依存する。温度が高くなると、オフリーク電流(Ioff)が大きくなるので、容量素子2の電荷が消失するに至る時間が短くなり、容量素子2の放電時間は短くなる。温度が低くなると、オフリーク電流(Ioff)が小さくなるので、容量素子2の電荷が消失するに至る時間が長くなり、容量素子2の放電時間は長くなる。従って、温度変化に依存する容量素子2の放電時間の長さを特定することによって、温度を検出することができる。これにより、オン電流よりも温度変化に対する変化の度合いがきわめて大きい、すなわち温度変化に対する感度がきわめて高い、温度に対して指数関数的に変化するオフリーク電流に基づいて、高感度の温度検出が可能となる。なお、容量素子2の容量は、例えば0.1pF(ピコファラッド)程度である。
図2(a)は温度検出動作を説明するためのタイミングチャートである。第1ゲート制御端子(TRIG)は、まず例えば0Vが入力されており、ロー(L)状態である。このとき、第1ゲート電極1agはオン状態とされおり、接続部1absの電位(ノードA(NODE−A)の電位と同じ電位である)は第1電源端子(VD)の電位である3V〜5Vとなっている。この状態は、温度検出が停止されている状態である。
次に、第1ゲート制御端子(TRIG)に、ハイ(H)の信号である3V〜5Vの電位の信号(オフ信号であり、温度検出開始信号である)を入力すると、第1ゲート電極1agはオフ状態となる。このとき、ノードAの電位は、nチャネルTFT1bのオフリーク電流によって低下し始める。このタイミングが、温度検出開始タイミングt1となる。
次に、ノードAの電位がインバータ3の論理閾値電圧(Vth)であるH/2(1.5V〜2.5V)に達すると、インバータ3の出力信号の電位がロー(L:0V)からハイ(H:3V〜5V)に反転する。インバータ3の反転信号(温度検出停止信号である)が出力されるタイミングが、温度検出停止タイミングt2となる。t1に対するt2の時間の遅れ(delay time)、すなわちt1とt2との間の時間間隔を、温度検出のための容量素子2の放電時間とする。この放電時間の長さを検出温度として特定する。放電時間の長さは、例えば単位時間当たりのパルスカウント数が一定とされたパルスカウンタによって計数する手段等によって、特定することができる。例えば、パルスカウンタにタイミングt1の信号が入力されたらパルスカウントを開始し、パルスカウンタにタイミングt2の信号が入力されたらパルスカウントを停止する。そして、計数されたパルスカウント数によって温度を特定する。
なお、インバータ3は、pチャネルTFT3aとnチャネルTFT3bとから構成されており、pチャネルTFT3aのゲート電極とnチャネルTFT3bのゲート電極が共通接続され、pチャネルTFT3aのドレイン電極とnチャネルTFT3bのドレイン電極が共通接続されている。ゲート電極の共通接続部に第1接続線11が接続され、ドレイン電極の共通接続部が出力端子OUTに接続されている。
本発明の温度検出回路10は、図3に示すように、容量素子2の放電時間の長さを温度に変換するための、パルスカウンタ53と温度データ出力回路54と温度データテーブル55を備えた変換回路57を有していることが好ましい。この変換回路57は、第1ゲート制御端子TRIGにオフ信号が入力されてpチャネルTFT1aがオフ状態となる温度検出開始タイミングt1と、pチャネルTFT1aのオフ状態において、nチャネルTFT1bのチャネル部に流れるオフ電流によって容量素子2に放電が生じて容量素子2の容量電極間の電圧が降下し、その電圧がインバータ3の論理閾値電圧H/2以下になったときに出力部3oから反転信号が出力される温度検出停止タイミングt2と、を捉えて、温度検出開始タイミングt1と温度検出停止タイミングt2との間の時間間隔を温度に変換する。これにより、温度に依存するオフ電流の大きさおよび容量素子2の放電時間の長さを利用した、高感度の温度検出回路10となる。変換回路57は、温度検出開始タイミングt1を規定する上記オフ信号(温度検出開始信号)と、温度検出停止タイミングt2を規定する上記反転信号(温度検出停止信号)とが、入力される。
図3は、本発明の変換回路57を有する温度検出回路10を含む温度モニター回路の1例のブロック回路図である。温度モニター回路60は、温度センサとしての温度検出回路10に電源電圧VD,VSを供給する電源回路51と、温度検出回路10の温度検出の開始を制御する動作制御回路52と、温度検出回路10から出力された放電時間に相当するパルス数を計数するパルスカウンタ53と、パルスカウント数に対応する温度データを格納した温度データテーブル55の温度データと実際のパルスカウント数とを対比して温度を確定し出力する温度データ出力回路54と、を有する。そして、温度データ出力回路54から出力された温度データは、ヒータの電源をオン、オフしたり電源電圧を制御するヒータ電源制御回路56に出力される。なお動作制御回路52は、一連の温度検出の動作が終了して温度検出動作を行わない期間となったときには、温度検出回路10を温度検出停止状態にする。すなわち、第1ゲート制御端子TRIGにロー(L)の信号である0Vの電位の信号(オン信号)を入力した状態とする。
パルスカウンタ53は、動作制御回路52から入力された温度検出開始タイミングt1と、温度検出回路10の出力端子OUTから入力された温度検出停止タイミングt2との間の時間間隔を、パルスカウントし、そのパルスカウント数を温度データ出力回路54に出力する。
図1に示す本発明の温度検出回路において、nチャネルTFT1bのサイズがpチャネルTFT1aのサイズよりも大きいことが良い。換言すると、nチャネルTFT1bのチャネル部のオフ抵抗がpチャネルTFT1aのチャネル部のオフ抵抗よりも小さいことが良い。この場合、温度検出時にnチャネルTFT1bのオフリーク電流にpチャネルTFT1bのオフリーク電流が加わって、接続部1absおよびノードAの電位が降下しにくくなることを抑えることができる。すなわち、温度検出時に接続部1absおよびノードAの電位が降下しやすくなり、温度検出が容易になる。
図4は、本発明の温度検出回路について実施の形態の他例を示す図であり、公知のシュミットトリガ回路を有する温度検出回路の回路図である。図4に示すように、インバータ3の出力部3oにシュミットトリガ回路9が接続されていること、すなわちインバータ3の出力部3oと出力端子OUTとを接続する第2接続線12上にシュミットトリガ回路9が配置されていることが好ましい。この場合、出力端子OUTから出力されるインバータ3の反転信号の揺らぎが抑えられるので、より正確な温度検出ができる。すなわち、容量素子2の一方の容量電極2aと第1接続線11との接続点であるノードAの電位が、放電開始に伴って低下していき、インバータ3の論理閾値電圧Vthよりも低い低電圧側の閾値電圧(Vth−Δv)(Δvは、0.2V〜0.3V程度である)に到達したときに、インバータ3の出力は反転する。これにより、インバータ3の出力の反転が再反転すること、すなわち反転信号が揺らぐこと、を確実に防ぐことができる。この反転タイミングを温度検出停止タイミングとすることによって、反転信号の揺らぎによる反転タイミングの不安定性を解消することができる。なお、ここに示したシュミットトリガ回路9は一例を示しているに過ぎす、他のシュミットトリガ回路の適用も可能である。
図4のシュミットトリガ回路9は、pチャネルTFT4a、nチャネルTFT4d、pチャネルTFT4b、nチャネルTFT4c、pチャネルTFT5a、nチャネルTFT5bを有して構成されている。これらのうち、pチャネルTFT4bとnチャネルTFT4cは、逆方向に接続されたインバータ4を構成しており、pチャネルTFT5aとnチャネルTFT5bは、順方向に接続されたインバータ5を構成している。
図5は、本発明の温度検出回路について実施の形態の他例を示す図であり、はシュミットトリガ回路および他のインバータを有する温度検出回路の回路図である。図5に示すように、シュミットトリガ回路9と出力端子OUTとの間の第2接続線12上の部位12bに、他のインバータ6,7,8が配置されており、他のインバータ6,7,8は、それぞれのサイズがインバータ3のサイズよりも大きいことが好ましい。この場合、出力端子OUTに接続された外部の信号ケーブル等の負荷容量の影響を抑えて、外部の信号ケーブル等に出力されたインバータ3の反転信号が負荷容量によって鈍るのを抑えることができる。なお、インバータのサイズは、そのインバータの負荷容量の大きさに比例するものであり、インバータのサイズを大きくすることによって、インバータの負荷容量と外部の信号ケーブル等の負荷容量との整合を行うことができる。図5において、符号12aは、インバータ3とシュミットトリガ回路9との間の第2接続線12上の部位である。
また、他のインバータ6,7,8は、それらのサイズが出力端子OUTの側にあるものほど順次より大きくなっていることが好ましい。他のインバータ6,7,8のそれぞれのサイズが同程度である場合、インバータ3のサイズと他のインバータ6,7,8のそれぞれのサイズとの差が大きくなるために、シュミットトリガ回路9から出力されたインバータ3の反転信号が、出力端子OUTに到達する前に、鈍りやすくなる傾向がある。他のインバータ6,7,8は、それらのサイズが出力端子OUTの側にあるものほど順次より大きくなっている場合、上記の事象が発生することを抑えることができる。例えば、インバータ6のサイズがインバータ3のサイズの3倍乃至6倍程度であり、インバータ7のサイズがインバータ6のサイズの3倍乃至6倍程度であり、インバータ8のサイズがインバータ7のサイズの3倍乃至6倍程度であるように構成する。すなわち、他のインバータ6,7,8のそれぞれのサイズを、直前のインバータのサイズの3倍乃至6倍程度の倍率で順次増加させる構成を繰り返す。インバータのサイズの倍率は、より好ましくは、4倍程度が良い。
図5の温度検出回路100において、インバータ3と同様に、インバータ6はpチャネルTFT6aおよびnチャネルTFT6bから構成され、インバータ7はpチャネルTFT7aおよびnチャネルTFT7bから構成され、インバータ8はpチャネルTFT8aおよびnチャネルTFT8bから構成されている。
図6(a),(b)は、他の発明の温度検出回路について実施の形態の他例を示す図であり、(a)は温度検出回路の回路図、(b)は温度検出動作を説明するためのタイミングチャートである。他の発明の温度検出回路10bは、図6(a)に示すように、第1ソース電極1asが正電位の第1電源端子(VDで示す。例えば、3V〜5Vの電位である。)に接続されるとともに、第1ゲート電極1agがそれをオフ状態に保持する第1ゲート制御端子(VGで示す。例えば、3V〜5Vで第1ゲート電極1agをオフ状態とする。)に接続されており、第1ドレイン電極1adを有するpチャネルTFT1aと、第2ソース電極1bsが第1電源端子VDよりも電位が低い第2電源端子(VSで示す。例えば、0Vの電位である。)に接続され、第2ゲート電極1bgが温度検出の開始を制御する第2ゲート制御端子(VGで示す。3V〜5Vで第2ゲート電極1bgをオン状態とし、VSより低い電位である場合に第2ゲート電極1bgをオフ状態とする。)に接続されるとともに、第2ドレイン電極1bdが第1ドレイン電極1adに接続されているnチャネルTFT1bと、入力部3iが第1ドレイン電極1adと第2ドレイン電極1bdとの接続部1absに接続されるとともに、出力部3oが温度検出の停止を制御するための接続部1absの電位の反転信号を出力するインバータ3と、接続部1absとインバータ3とを接続する第1接続線11に一方の容量電極2aが接続されるとともに、第2電源端子VSに他方の容量電極2bが接続されている容量素子2と、を有している構成である。この構成により、以下の効果を奏する。
pチャネルTFT1aのオフリーク電流(Ioff)は、温度が高くなると大きくなり、温度が低くなると小さくなる。また、nチャネルTFT1bに対して並列的に接続された容量素子2の充電時間は、pチャネルTFT1aのオフリーク電流(Ioff)の大きさに反比例的に依存する。温度が高くなると、オフリーク電流(Ioff)が大きくなるので、容量素子2の電荷が上限まで蓄積されるに至る時間が短くなり、容量素子2の充電時間は短くなる。温度が低くなると、オフリーク電流(Ioff)が小さくなるので、容量素子2の電荷が上限まで蓄積されるに至る時間が長くなり、容量素子2の充電時間は長くなる。従って、温度変化に依存する容量素子2の充電時間の長さを特定することによって、温度を検出することができる。これにより、オン電流よりも温度変化に対する変化の度合いがきわめて大きい、すなわち温度変化に対する感度がきわめて高い、温度に対して指数関数的に変化するオフリーク電流に基づいて、高感度の温度検出が可能となる。
図6(b)は温度検出動作を説明するためのタイミングチャートである。第2ゲート制御端子(TRIG)は、まず例えば3V〜5Vが入力されており、ハイ(H)状態である。このとき、第2ゲート電極1bgはオン状態とされおり、ノードA(NODE−A)の電位は第2電源端子(VS)の電位である0Vとなっている。この状態は、温度検出が停止されている状態である。
次に、第2ゲート制御端子(TRIG)に、ロー(L)の信号である0Vの電位の信号(オフ信号であり、温度検出開始信号である)を入力すると、第2ゲート電極1bgはオフ状態となる。このとき、ノードAの電位は、pチャネルTFT1aのオフリーク電流によって上昇し始める。このタイミングが、温度検出開始タイミングt1となる。
次に、ノードAの電位がインバータ3の論理閾値電圧(Vth)であるH/2(1.5V〜2.5V)に達すると、インバータ3の出力信号の電位がハイ(H:3V〜5V)からロー(L:0V)に反転する。インバータ3の反転信号(温度検出停止信号である)が出力されるタイミングが、温度検出停止タイミングt2となる。t1に対するt2の時間の遅れ(delay time)、すなわちt1とt2との間の時間間隔を、温度検出のための容量素子2の充電時間とする。この充電時間の長さを検出温度として特定する。充電時間の長さは、例えば単位時間当たりのパルスカウント数が一定とされたパルスカウンタによって計数する手段等によって、特定することができる。
なお、図6(a)の構成の温度検出回路10bについても図4、図5の構成を採用することができる。例えば、図4の構成を採用した場合、容量素子2の一方の容量電極2aと第1接続線11との接続点であるノードAの電位が、充電開始に伴って上昇していき、インバータ3の論理閾値電圧Vthよりも高い高電圧側の閾値電圧(Vth+Δv)(Δvは、0.2V〜0.3V程度である)に到達したときに、インバータ3の出力は反転する。これにより、インバータ3の出力の反転が再反転すること、すなわちインバータ3の反転信号が揺らぐこと、を確実に防ぐことができる。
また図6(a)の構成の温度検出回路10bは、図3に示す変換回路57を有していてもよい。この場合、変換回路57は、第2ゲート制御端子TRIGにオフ信号が入力されてnチャネルTFT1bがオフ状態となる温度検出開始タイミングt1と、nチャネルTFT1bのオフ状態において、pチャネルTFT1aのチャネル部に流れるオフ電流によって容量素子2に充電が生じて容量素子2の容量電極間の電圧が上昇し、その電圧がインバータ3の論理閾値電圧H/2以上になったときに出力部3oから反転信号が出力される温度検出停止タイミングt2と、を捉えて、温度検出開始タイミングt1と温度検出停止タイミングt2との間の時間間隔を温度に変換する。これにより、温度に依存するオフ電流の大きさおよび容量素子2の放電時間の長さを利用した、高感度の温度検出回路10となる。
図7〜図10は、本発明の液晶表示パネルについて実施の形態の各種例を示す図であり、本発明の温度検出回路を有する液晶表示パネルの平面図である。これらの図において、従来の液晶表示パネルを示す図11と同じ部位には同じ符号を付しており、それらの詳細な説明は省略する。本発明および他の発明の液晶表示パネルは、それを構成する基板に温度検出回路が配置されている構成である。図7の液晶表示パネルは、温度検出回路が基板のシール部材の外側に配置されている好適な構成である。
図7に示すように、本発明の液晶表示パネル301は、一対の基板30a,30bと、一対の基板30a,30b間に挟持される液晶38と、一対の基板30a,30b間において液晶38を取り囲むシール部材20と、を有している液晶表示パネル301である。基板30aはカラーフィルタ側基板であり、基板30bはアレイ側基板である。そして、アレイ側基板30bは、シール部材20よりも平面視で外側に温度検出回路100が配置されており、温度検出回路100は、第1ソース電極1asが正電位の第1電源端子VDに接続されるとともに、第1ゲート電極1agが温度検出の開始を制御する第1ゲート制御端子TRIGに接続されており、第1ドレイン電極1adを有するpチャネルTFT1aと、第2ソース電極1bsが第1電源端子VDよりも電位が低い第2電源端子VSに接続され、第2ゲート電極1bgがそれをオフ状態に保持する第2ゲート制御端子VGに接続されるとともに、第2ドレイン電極1bdが第1ドレイン電極1adに接続されているnチャネルTFT1bと、入力部3iが第1ドレイン電極1adと第2ドレイン電極1bdとの接続部1absに接続されるとともに、出力部3oが温度検出の停止を制御するための接続部1absの電位の反転信号を出力するインバータ3と、接続部1absとインバータ3とを接続する第1接続線11に一方の容量電極2aが接続されるとともに、第2電源端子VSに他方の容量電極2bが接続されている容量素子2と、を有している構成である。この構成により、高感度の温度検出が可能な温度検出回路100を有する液晶表示パネル301となる。
温度検出回路100は、例えばアレイ側基板30bの液晶38側の面に配置されるが、アレイ側基板30bの液晶38側の面と反対側の面に配置されていてもよい。また温度検出回路100は、例えばカラーフィルタ側基板30aの液晶38側の面に配置されていてもよく、あるいはカラーフィルタ側基板30aの液晶38側の面と反対側の面に配置されていてもよい。なお、図7の温度検出回路100は、シュミットトリガ回路9を有する好適な構成であり、また図3に示す変換回路57を有する構成であってもよい。
図7の構成において、温度検出回路100は、図6(a)に示した以下の構成であってもよい。すなわち温度検出回路100は、第1ソース電極1asが正電位の第1電源端子VDに接続されるとともに、第1ゲート電極1agがそれをオフ状態に保持する第1ゲート制御端子VGに接続されており、第1ドレイン電極1adを有するpチャネルTFT1aと、第2ソース電極1bsが第1電源端子VDよりも電位が低い第2電源端子VSに接続され、第2ゲート電極1bgが温度検出の開始を制御する第2ゲート制御端子VGに接続されるとともに、第2ドレイン電極1bdが第1ドレイン電極1adに接続されているnチャネルTFT1bと、を有する構成である。
図8は、本発明の液晶表示パネルについて実施の形態の他例を示す図であり、本発明の温度検出回路の複数が、基板のシール部材の外側に配置されている液晶表示パネルの平面図である。すなわち、4つの温度検出回路100a,100b,100c,100dが、矩形状のアレイ側基板30bの液晶38側の面における4隅部にそれぞれ1つずつ配置されている構成である。この場合、液晶表示パネル302における温度の偏りを検出することができ、液晶表示パネル302の温度の偏りを解消するように温度制御することが可能となる。なお、図8の温度検出回路100a〜100dはそれぞれ、シュミットトリガ回路9を有する好適な構成であり、また図3に示す変換回路57を有する構成であってもよい。
図9は、本発明の液晶表示パネルについて実施の形態の他例を示す図であり、温度検出回路100におけるnチャネルTFT1bが、シール部材20の内側の基板30bの部位に液晶38に接して配置されており、nチャネルTFT1b以外の部位が、シール部材20の外側の基板30bの部位に配置されている構成である液晶表示パネル303の平面図である。なお、図9の温度検出回路100は、シュミットトリガ回路9を有する好適な構成であり、また図3に示す変換回路57を有する構成であってもよい。
図9に示すように、本発明の液晶表示パネル303は、一対の基板30a,30bと、一対の基板30a,30b間に挟持される液晶38と、一対の基板30a,30b間において液晶38を取り囲むシール部材2と、を有している液晶表示パネル303であって、基板30bは、温度検出回路100が配置されており、温度検出回路100は、第1ソース電極1asが正電位の第1電源端子VDに接続されるとともに、第1ゲート電極1agが温度検出の開始を制御する第1ゲート制御端子TRIGに接続されており、第1ドレイン電極1adを有するpチャネルTFT1aと、第2ソース電極1bsが第1電源端子VDよりも電位が低い第2電源端子VSに接続され、第2ゲート電極1bgがそれをオフ状態に保持する第2ゲート制御端子VGに接続されるとともに、第2ドレイン電極1bdが第1ドレイン電極1adに接続されているnチャネルTFT1bと、入力部3iが第1ドレイン電極1adと第2ドレイン電極1bdとの接続部1absに接続されるとともに、出力部3oが温度検出の停止を制御するための接続部1absの電位の反転信号を出力するインバータ3と、接続部1absとインバータ3とを接続する第1接続線11に一方の容量電極2aが接続されるとともに、第2電源端子VSに他方の容量電極2bが接続されている容量素子2と、を有している構成であり、nチャネルTFT1bは、シール部材20の内側のアレイ側基板30bの部位に液晶38に接して配置されており、nチャネルTFT1b以外の部位は、シール部材2の外側のアレイ側基板30bの部位に配置されている構成である。この構成により、微小なオフリーク電流が流れるnチャネルTFT1bが液晶38に接して配置されることとなる。その結果、液晶38の温度をより高感度に検出できる温度検出回路100を有する液晶表示パネル303となる。
図10は、本発明の液晶表示パネルについて実施の形態の他例を示す図であり、図9の構成を有する本発明の温度検出回路の複数が、基板に配置されている液晶表示パネルの平面図である。すなわち、4つの温度検出回路100a,100b,100c,100dが、矩形状のアレイ側基板30bの液晶38側の面における4隅部にそれぞれ1つずつ配置されている構成である。この場合、液晶表示パネル304における温度の偏りを検出することができ、液晶表示パネル304の温度の偏りを解消するように温度制御することが可能となる。なお、図10の温度検出回路100a〜100dのそれぞれは、シュミットトリガ回路9を有する好適な構成であり、また図3に示す変換回路57を有する構成であってもよい。
本発明の温度検出回路は、図9、図10に示すように、その少なくとも一部が液晶表示パネルのシール部材20に平面視で重なった状態で配置されていてもよい。温度検出回路は、低温ポリシリコン(Low-temperature Poly Silicon :LTPS)から成る半導体層を有するTFTを備えた構成とすれば、CVD法等の薄膜形成法によってきわめて薄いものとして形成できる。その場合、温度検出回路がシール部材20に重なっていたとしても、そのシール性を損なうことはない。
また図7〜図10に示す温度検出回路100,100a〜100dは、図6(a)に示す構成のものであってもよい。
なお、本発明の液晶表示パネルは、上記実施の形態に限定されるものではなく、適宜の設計的な変更、改良が施されていてもよい。
本発明のアクティブマトリクス型の液晶表示パネルを有するLCDは各種の電子機器に適用できる。その電子機器としては、自動車経路誘導システム(カーナビゲーションシステム)、船舶経路誘導システム、航空機経路誘導システム、スマートフォン端末、携帯電話、タブレット端末、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、ビデオカメラ、デジタルスチルカメラ、電子手帳、電子書籍、電子辞書、パーソナルコンピュータ、複写機、ゲーム機器の端末装置、テレビジョン、商品表示タグ、価格表示タグ、産業用のプログラマブル表示装置、カーオーディオ、デジタルオーディオプレイヤー、ファクシミリ、プリンター、現金自動預け入れ払い機(ATM)、自動販売機、ヘッドアップディスプレイ装置、プロジェクタ装置、デジタル表示式腕時計、スマートウォッチなどがある。
1a pチャネルTFT
1abs 接続部
1ad 第1ドレイン電極
1ag 第1ゲート電極
1as 第1ソース電極
1b nチャネルTFT
1bd 第2ドレイン電極
1bg 第2ゲート電極
1bs 第2ソース電極
2 容量素子
2a 一方の容量電極
2b 他方の容量電極
3 インバータ
3i 入力部
3o 出力部
6,7,8 他のインバータ
9 シュミットトリガ回路
10,10a,10b 温度検出回路
11 第1接続線
12 第2接続線
20 シール部材
31 ゲート信号線
32 画像信号線
33 TFT
34 共通電極線
35 ゲート信号線駆動回路
36 画像信号線駆動回路
37d 表示部
37n 非表示部
38 液晶
39 液晶配置部
57 変換回路
100,100a,100b,100c,100d 温度検出回路
301,302,303,304 液晶表示パネル

Claims (8)

  1. 第1ソース電極が正電位の第1電源端子に接続されるとともに、第1ゲート電極が温度検出の開始を制御する第1ゲート制御端子に接続されており、第1ドレイン電極を有するpチャネル薄膜トランジスタと、
    第2ソース電極が前記第1電源端子よりも電位が低い第2電源端子に接続され、第2ゲート電極がそれをオフ状態に保持する第2ゲート制御端子に接続されるとともに、第2ドレイン電極が前記第1ドレイン電極に接続されているnチャネル薄膜トランジスタと、
    入力部が前記第1ドレイン電極と前記第2ドレイン電極との接続部に接続されるとともに、出力部が温度検出の停止を制御するための前記接続部の電位の反転信号を出力するインバータと、
    前記接続部と前記インバータとを接続する接続線に一方の容量電極が接続されるとともに、前記第2電源端子に他方の容量電極が接続されている容量素子と、を有している温度検出回路。
  2. 前記インバータの前記出力部にシュミットトリガ回路が接続されている請求項1に記載の温度検出回路。
  3. 前記容量素子の放電時間の長さを温度に変換する変換回路を有しており、
    前記変換回路は、前記第1ゲート制御端子にオフ信号が入力されて前記pチャネル薄膜トランジスタがオフ状態となる温度検出開始タイミングと、前記pチャネル薄膜トランジスタのオフ状態において、前記nチャネル薄膜トランジスタに流れるオフ電流によって前記容量素子に放電が生じて前記容量素子の電圧が降下し、前記電圧が前記インバータの論理閾値電圧以下になったときに前記出力部から前記反転信号が出力される温度検出停止タイミングと、を捉えて、前記温度検出開始タイミングと前記温度検出停止タイミングとの間の時間間隔を温度に変換する請求項1または請求項2に記載の温度検出回路。
  4. 第1ソース電極が正電位の第1電源端子に接続されるとともに、第1ゲート電極がそれをオフ状態に保持する第1ゲート制御端子に接続されており、第1ドレイン電極を有するpチャネル薄膜トランジスタと、
    第2ソース電極が前記第1電源端子よりも電位が低い第2電源端子に接続され、第2ゲート電極が温度検出の開始を制御する第2ゲート制御端子に接続されるとともに、第2ドレイン電極が前記第1ドレイン電極に接続されているnチャネル薄膜トランジスタと、
    入力部が前記第1ドレイン電極と前記第2ドレイン電極との接続部に接続されるとともに、出力部が温度検出の停止を制御するための前記接続部の電位の反転信号を出力するインバータと、
    前記接続部と前記インバータとを接続する接続線に一方の容量電極が接続されるとともに、前記第2電源端子に他方の容量電極が接続されている容量素子と、を有している温度検出回路。
  5. 前記インバータの前記出力部にシュミットトリガ回路が接続されている請求項4に記載の温度検出回路。
  6. 前記容量素子の充電時間の長さを温度に変換する変換回路を有しており、
    前記変換回路は、前記第2ゲート制御端子にオフ信号が入力されて前記nチャネル薄膜トランジスタがオフ状態となる温度検出開始タイミングと、前記nチャネル薄膜トランジスタのオフ状態において、前記pチャネル薄膜トランジスタに流れるオフ電流によって前記容量素子に充電が生じて前記容量素子の電圧が上昇し、前記電圧が前記インバータの論理閾値電圧以上になったときに前記出力部から前記反転信号が出力される温度検出停止タイミングと、を捉えて、前記温度検出開始タイミングと前記温度検出停止タイミングとの間の時間間隔を温度に変換する請求項4または請求項5に記載の温度検出回路。
  7. 一対の基板と、
    前記一対の基板間に挟持される液晶と、を備えている液晶表示パネルであって、
    前記基板は、請求項1に記載の温度検出回路を有している液晶表示パネル。
  8. 一対の基板と、
    前記一対の基板間に挟持される液晶と、を備えている液晶表示パネルであって、
    前記基板は、請求項4に記載の温度検出回路を有している液晶表示パネル。
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