JP2018087716A - バッテリシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】開放電圧を正確に求めることができるバッテリシステムを提供することを目的とする。
【解決手段】バッテリシステム10は、バッテリ12と、電池電流Ibを検出する電流センサ30と、電池温度Tbを検出する温度センサ28と、バッテリ12の停止期間の時間である停止継続時間tdを計測するタイマ38と、現在の電池温度Tbおよび電池電流Ibと、過去に算出された分極電圧Vpと、に基づいて現在の分極電圧Vpを算出する分極電圧算出部と、バッテリ12の起動直後に分極電圧算出部で算出された分極電圧Vpを補正する分極電圧補正部と、を備え、分極電圧補正部は、バッテリ12の停止直前の電池電流Ibと、バッテリ12の停止直前および起動直後の電池温度Tbと、停止継続時間tdと、に基づいて、バッテリ12の停止期間中に解消された分極電圧Vpを分極解消量Dとして算出し、算出された分極解消量Dで分極電圧Vpを補正する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両に搭載されたバッテリの開放電圧を求めるために、検出電圧に含まれる分極電圧を推定するバッテリシステムに関する。
車両を走行させる駆動源の一つとして、モータを搭載した電動車両(例えばハイブリッド自動車、電気自動車)が従来から広く知られている。こうした電動車両には、走行用モータに電力を供給する車載バッテリが搭載されている。
車載バッテリは、充放電可能な二次電池である。二次電池である車載バッテリは、過放電および過充電にならないように充放電制御する必要があり、かかる制御のためには、車載バッテリのSOC(State Of Charge)を正確に把握することが求められる。
バッテリのSOCは、当該バッテリの開放電圧(OCV)から求めることが出来る。そのため、従来から、バッテリの開放電圧を求めるための技術が、多数提案されている。例えば、特許文献1には、電圧センサで検出された測定電圧値に、内部抵抗による電圧降下値(ドロップ電圧)と、分極現象による電圧値(分極電圧)と、を加算して開放電圧を求める技術が開示されている。この特許文献1では、内部抵抗による電圧降下値は、電池温度に基づいて定まる内部抵抗値に、電流センサで検知された電流値を乗算して求める。また、特許文献1では、分極電圧は、電池温度と充放電電流とをパラメータとしたマップから算出している。
ここで、内部抵抗の影響は、瞬間的なものであり、充放電を停止した後は、ドロップ電圧は、即座に解消される。一方、分極は、時間の経過とともに徐々に変化する。すなわち、充放電した場合、分極電圧の絶対値は、時間の経過とともに徐々に増加し、充放電を停止すれば、時間の経過とともに分極電圧の絶対値は徐々に減少する。そのため、現時点の電池温度、電池電流だけからは、分割電圧を適切に求めることはできない。したがって、分極電圧を求めるためには、過去の充放電履歴も考慮する必要がある。
そこで、従来から、現在の分極電圧を、過去の分極電圧と、現在の電池電流と、電池温度と、に基づいて算出することが提案されている。例えば、現在の電池電流および電池温度に基づいて更新値を特定したうえで、「現在の分極電圧=A×1サンプリング前の分極電圧+(1−A)×今回の更新値」のように、過去の算出値に現在の更新値を順次加算していくような方法で分極電圧を算出する技術が知られている。かかる算出方法によれば、過去の履歴を考慮した分極電圧を得ることができる。
特開2005−114646号公報
しかしながら、従来の分極電圧の算出では、バッテリが停止している期間中の分極の解消については何ら考慮されていなかった。すなわち、バッテリ停止期間中は、充放電も停止しているため、分極は、徐々に解消(分極電圧の絶対値は、徐々に低下)する。しかし、バッテリ停止期間中は、分極電圧の演算も停止する。その結果、バッテリが停止状態から起動状態に切り替わった起動直後において、「1サンプリング前の分極電圧」とは、停止直前の分極電圧であり、「今回の更新値」とは、起動直後の電池温度および電池電流から求まる値となる。つまり、従来の算出方法では、バッテリの停止期間中の分極電圧の挙動については、何ら考慮されないことになる。
その結果、バッテリの起動直後、実際に分極が解消されているにもかかわらず、その解消分が反映されない分極電圧が算出されることになる。この場合、分極電圧の絶対値が、実際以上に過大に推定されてしまい、開放電圧の誤差が大きくなる。ここで、分極電圧は、過去の算出値を引き継いでいくため、バッテリの起動直後の誤差は、その後も、累積し続けることになり、開放電圧の誤差が、残り続けることになる。
そこで、本願では、開放電圧をより正確に求めることができるバッテリシステムを提供することを目的とする。
本願で開示するバッテリシステムは、車両に搭載され、充放電が可能な起動状態および充放電が不可となる停止状態で切り替え可能なバッテリと、前記バッテリの充放電電流を電池電流として検出する電流検出部と、前記バッテリの温度を電池温度として検出する温度検出部と、前記バッテリが停止してから、再び、起動するまでの時間である停止継続時間を計測する時間計測部と、前記バッテリの検出電圧値に含まれる、分極現象に起因する電圧変化分である分極電圧を算出する分極電圧算出部であって、現在の電池温度および電池電流と、過去に算出された分極電圧と、に基づいて現在の分極電圧を算出する分極電圧算出部と、前記バッテリの起動直後に前記分極電圧算出部で算出された分極電圧を補正する分極電圧補正部と、を備え、前記分極電圧補正部は、前記バッテリの停止直前の電池電流と、前記バッテリの停止直前および起動直後の電池温度と、停止継続時間と、に基づいて、前記バッテリの停止期間中に解消された分極電圧を分極解消量として算出し、算出された前記分極解消量で前記分極電圧算出部で算出された分極電圧を補正する、ことを特徴とする。
本願で開示するバッテリシステムによれば、起動直後には、バッテリの停止直前の電池電流と、バッテリの停止直前および起動直後の電池温度と、停止継続時間と、に基づいて、バッテリの停止期間中の分極解消量が算出され、当該分極解消量で分極電圧算出部で算出された分極電圧が補正される。その結果、分極電圧、ひいては、開放電圧をより正確に求めることができる。
バッテリシステムの概略構成を示す図である。 制御部の機能ブロック図である。 電池電圧の変化の一例を示す図である。 電池電圧の変化の一例を示す図である。 SOCの推測処理の流れを示すフローチャートである。 分極電圧の補正処理の流れを示すフローチャートである。
以下、実施形態であるバッテリシステム10について図面を参照して説明する。図1は、バッテリシステム10の構成を示す図である。このバッテリシステム10は、動力源の一つとして回転電機100を搭載した電動車両(例えば電気自動車やハイブリッド自動車等)に搭載される。
バッテリシステム10は、走行用の回転電機100に電力を供給するバッテリ12を備えている。バッテリ12は、複数の単電池14を直列または並列(図示例では直列)に接続して構成されている。一つのバッテリ12を構成する単電池14の個数は、バッテリ12の要求出力等に基づいて、適宜、設定できる。単電池14は、充放電可能な二次電池、例えば、リチウムイオン二次電池や、ニッケル水素二次電池等である。
バッテリ12は、システムメインリレー(以下「SMR」と呼ぶ)20を介してインバータ102に接続されている。SMR20は、バッテリ12とインバータ102を電気的に接続または接続解除する。SMR20がオンされると、バッテリ12の充放電が許容される。ユーザは、車両を起動する際には、当該車両に搭載されたスタートスイッチをオンするが、このSMR20は、当該スタートスイッチに連動してオン/オフが切り替わる。
インバータ102は、バッテリ12と回転電機100との間で、電力を直流から交流に、または、交流から直流に変換しながら、電流制御を行なう。回転電機100は、車両の走行用動力を出力するモータとして機能するとともに、動力を電力に変換するジェネレータとしても機能する。回転電機100で発電された電力は、インバータ102を介して、バッテリ12に送られ、これにより、バッテリ12が充電される。また、回転電機100は、モータとして機能する場合には、バッテリ12から送られた電力で駆動する。なお、図1では、回転電機100の個数を一つとしているが、回転電機100は、複数設けてもよい。例えば、主にモータとして機能する第二回転電機と、主にジェネレータとして機能する第一回転電機と、を設けてもよい。
バッテリ12は、さらに、充電リレー22、充電器24、インレット26を介して、外部電源(図示せず)に接続可能となっている。インレット26は、外部電源、例えば、商用電源に接続可能なコネクタである。このインレット26を外部電源に接続するとともに充電リレー22をオンにすることで、外部電力によるバッテリ12の充電が可能となる。充電器24は、交流電力である外部電力を直流電力に変換し、バッテリ12に出力する。
ここで、SMR20がオフ、かつ、充電リレー22がオフとなれば、バッテリ12への充放電が不可になる。以下では、SMR20および充電リレー22の双方がオフになり、バッテリ12の充放電が不可になる状態を「バッテリ12の停止」と呼ぶ。また、SMR20および充電リレー22の少なくとも一つがオンになり、バッテリ12の充放電が可能になる状態を「バッテリ12の起動」と呼ぶ。なお、バッテリ12の停止期間中は、制御部32の大部分の機能も停止する。
バッテリ12の近傍には、温度センサ28が設けられている。温度センサ28は、バッテリ12の温度を電池温度Tbとして検出する温度検出部として機能する。検出された電池温度Tbは、後述する制御部32に送られ、記憶部36に一時記憶される。なお、温度センサ28は、単一でもよいし、複数でもよい。温度センサ28が複数あり、複数の検出温度が同時に得られる場合は、これら複数の検出温度を統計処理して得られる一つの代表値、例えば、平均温度や最高温度、最低温度等を、電池温度Tbとして取り扱えばよい。また、温度センサ28を設ける替わりに、バッテリ12の排気ダクトの温度や、外気温度等に基づいて、バッテリ12の温度(電池温度Tb)を推測するようにしてもよい。
また、バッテリ12には、電流センサ30が接続されている。電流センサ30は、バッテリ12の入出力電力(充放電電力)を電池電流Ibとして検出する電流検出部として機能する。検出された電池電流Ibは、制御部32に送られ、記憶部36に一時記憶される。なお、電池電流Ibは、放電時に正の値であり、充電時に負の値になる。
バッテリ12には、さらに、電圧センサ31が、並列接続されている。電圧センサ31は、バッテリ12の電池を電池電圧Vbとして検出する電圧検出部として機能する。検出された電池電圧Vbは、制御部32に送られ、記憶部36に一時記憶される。ここで、検出される電池電圧Vbには、後述するように、バッテリ12の開放電圧(OCV)Voから、バッテリ12の内部抵抗による電圧変化分であるドロップ電圧Vr、および、分極現象による電圧変化分である分極電圧Vp、を減算した値となる。換言すれば、電圧センサ31で検出された電池電圧Vbは、Vb=Vo−Vr−Vpであり、バッテリ12の開放電圧Voは、Vo=Vb+Vr+Vpとなる。
なお、上述した温度センサ28、電流センサ30、電圧センサ31による各種パラメータの検出は、バッテリ12の起動期間中、所定のサンプリング周期(例えば数十msec〜数百msec)で繰り返し行われる。一方、バッテリ12の停止期間中、これらセンサ28,30,31は、各種パラメータの検出を停止する。
バッテリ12の充放電は、制御部32により管理制御される。制御部32は、各種演算を行うCPU34と、各種プログラムやパラメータを記憶する記憶部36と、を備えている。なお、図1では、制御部32を、単一のユニットとしているが、制御部32は、それぞれがCPU34および記憶部36を有する制御ユニットを複数、組み合わせて構成されてもよい。したがって、制御部32は、CPU34および記憶部36を複数有する構成としてもよい。また、制御部32の一部の機能は、車両の外部に設けられるとともに、車載の制御ユニットと通信可能な車外制御ユニットで実現されてもよい。
制御部32は、後に詳説するように、検出された電池温度Tb、電池電流Ib、電池電圧Vb等に基づいて、バッテリ12のSOCを推測する。ここで、SOCとは、State Of Chargeの略であり、満充電に対する現在の充電率を示す。制御部32は、推測されたSOCが、規定の下限値以上、上限値以下の範囲に納まるように、バッテリ12の充放電を制御する。また、制御部32は、スタートスイッチのON/OFF状態や、インレット26の接続状態等を監視し、これらの監視結果に応じて、SMR20および充電リレー22のON/OFF切り替えも行う。
バッテリシステム10は、さらに、タイマ38も有している。タイマ38は、バッテリ12が停止してから、再度、バッテリ12が起動するまでの時間である停止継続時間tdを計測する時間計測部として機能する。計測された停止継続時間tdは、制御部32に送られ、記憶部36に一時記憶される。
次に、制御部32の機能構成について図2を参照して説明する。図2は、制御部32の機能ブロック図である。なお、制御部32は、SOC推測の他にも、充放電電力制御等、種々の機能を有しているが、図2では、SOC推測に関連する機能のみを図示している。また、図2では、電池温度Tb、電池電流Ib、電池電圧Vb、停止継続時間td、ON/OFF信号が、いずれも、制御部32の外部から、各部40〜48に入力されているが、実際には、これらのパラメータは、全て、記憶部36に一時記憶されており、記憶部36から各部40〜48に入力される。
制御部32は、SOC推測部40を有している。SOC推測部40は、バッテリ12の開放電圧Voに基づいて、バッテリ12のSOCを推測する。ここで、二次電池のSOCは、当該二次電池の開放電圧Voにほぼ比例する。記憶部36には、この開放電圧Voに対するSOCの値を記録したOCV−SOCマップ50が記憶されている。SOC推測部40は、後述するOCV推測部42から出力された開放電圧Voを、当該OCV−SOCマップ50に照らし合わせて、バッテリ12のSOCを推測する。
OCV推測部42は、バッテリ12の開放電圧Voを推測する。開放電圧Voは、既述した通り、電圧センサ31で検出された電池電圧Vbに、バッテリ12の内部抵抗に起因する電圧変化分であるドロップ電圧Vr、および、分極現象に起因する電圧変化分である分極電圧Vpを加算することで得られる(Vo=Vb+Vr+Vp)。そこで、OCV推測部42は、Vo=Vb+Vr+Vpの演算を行い、開放電圧Voを算出する。
ドロップ電圧推測部44は、ドロップ電圧Vrを推測し、OCV推測部42に出力する。ドロップ電圧Vrは、時間依存性がなく、バッテリ12の内部抵抗値Rに、電池電流Ibを乗算することで得られる。ここで、内部抵抗値Rは、バッテリ12の温度に応じて変動し、通常、電池温度Tbが低いほど、内部抵抗値Rは、高くなる。記憶部36には、電池温度Tbに対する内部抵抗値Rを記録した内部抵抗マップ52が記憶されている。ドロップ電圧推測部44は、温度センサ28で検出された電池温度Tbを内部抵抗マップ52に照らし合わせて内部抵抗値Rを特定する。そして、ドロップ電圧推測部44は、特定した内部抵抗値Rに、電流センサ30で検出された電池電流Ibを乗算した値をドロップ電圧Vrとして出力する。
分極電圧算出部46は、分極電圧Vpを推測し、OCV推測部42に出力する。分極電圧Vpは、電池電流Ibの絶対値が高いほど、また、電池温度Tbが低いほど、大きくなることが知られている。また、分極電圧Vpの絶対値は、充放電の開始後、時間の経過とともに徐々に増加し、充放電の停止後は、時間の経過とともに徐々に減少する。分極電圧算出部46は、現在の分極電圧Vpを、現在の電池温度Tbおよび電池電流Ibと、過去に算出された分極電圧Vpと、に基づいて算出する。具体的には、分極電圧算出部46は、現在の分極電圧Vpを得るために、1サンプリング前の分極電圧Vp[i−1]と、現在の電池電流Ibおよび電池温度Tbから求まる更新値Vudと、を重み付け加算している。すなわち、分極電圧算出部46は、次の式1に従い、分極電圧Vpを算出している。なお、αは、0超過1未満の重み係数である。
Vp=α×Vp[i−1]+(1−α)×Vud 式1
記憶部36には、この重み係数α、および、更新値Vudを特定するための重み係数マップ54と更新値マップ56とが記憶されている。重み係数マップ54では、電池電流Ibの絶対値が大きいほど、電池温度Tbが低いほど、重み係数αが、小さくなるように規定されている。分極電圧算出部46は、現在の電池温度Tbおよび電池電流Ibを、重み係数マップ54に照らし合わせて、重み係数αを特定する。
また、更新値マップ56では、電池電流Ibの絶対値が大きいほど、また、電池温度Tbが低いほど、更新値Vudが大きくなるように、規定されている。分極電圧算出部46は、現在の電池温度Tbおよび電池電流Ibを、更新値マップ56に照らし合わせて、更新値Vudを特定する。重み係数αおよび更新値Vudが特定できれば、分極電圧算出部46は、これらの値に基づいて、分極電圧Vpを算出する。
分極電圧補正部48は、バッテリ12の起動直後にのみ、分極電圧算出部46で算出された分極電圧Vpを補正する。この補正の具体的内容は、後に詳説するが、分極電圧補正部48は、バッテリ12の停止期間中に解消された分極電圧を分極解消量Dとして算出し、この算出された分極解消量Dを、分極電圧算出部46で算出された分極電圧Vpから減算する。すなわち、Vp=Vp−Dの演算を行う。この補正処理は、バッテリ12が停止状態から起動状態に切り替わった直後に1回だけ行われる。また、この補正のために、記憶部36には、最大解消量マップ60と、解消速度係数マップ58と、が記憶されている。さらに、この補正のために、分極電圧補正部48は、電池電流Ib、電池温度Tbの他に、停止継続時間tdと、ON/OFF信号とが入力される。停止継続時間tdは、既述した通り、バッテリ12が停止してから再度、起動するまで時間であり、タイマ38により計測される。ON/OFF信号は、バッテリ12の起動・停止状態を示す信号である。分極電圧補正部48は、このON/OFF信号を監視することで、現在が、起動直後か否かを、すなわち、分極電圧Vpの補正の要否を判断する。
次に、こうしたバッテリシステム10によるSOCの算出について詳細に説明する。既述した通り、バッテリ12のSOCは、バッテリ12の開放電圧Voから特定することができる。さらに、バッテリ12の開放電圧Voは、ドロップ電圧Vr、分極電圧Vp、電池電圧Vb(検出電圧)から特定することができる。これら各種電圧の関係について図3を参照して説明する。図3は、放電に伴う電池電圧Vb(検出電圧)の変化の一例を示すグラフである。
図3に示すように、時刻t0以前では、充放電が行われておらず、電池電圧Vbは、一定値で安定していたとする。続いて、時刻t0で放電を開始すると、電池電圧Vbは、放電開始と同時に、急降下する。さらに、電池電圧Vbは、放電を継続することで、電圧降下量が徐々に増加していく。ここで、放電開始と同時に生じた電圧降下量は、バッテリ12の内部抵抗に起因する電圧変化分、すなわち、ドロップ電圧Vrに該当する。また、時間の経過とともに徐々に増加する電圧降下量は、分極現象に起因する電圧変化分、すなわち、分極電圧Vpに該当する。
続いて、時刻t1において、放電を停止する。この場合、電池電圧Vbは、放電停止と同時に、ドロップ電圧Vr分、急上昇する。一方、分極電圧Vpは、時間の経過とともに徐々に解消されるため電池電圧Vbは、放電停止後も時間の経過に伴い徐々に上昇する。そして、十分な時間が経過した時刻t2において、電池電圧Vbは、一定になる。ここで、ドロップ電圧Vrが解消された後に生じる電池電圧Vbの上昇量が、分極電圧Vpの解消量である分極解消量Dとなる。また、この分極解消量Dの最大値、すなわち、時刻t2における分極解消量Dが最大解消量Dmaxとなる。
ここで、既述した通り、開放電圧Voは、電池電圧Vbに、ドロップ電圧Vrおよび分極電圧Vpを加算することで得られる。また、分極電圧Vpは、時間依存性があるため、分極電圧Vpは、式1に従い、過去の分極電圧Vp[i−1]と更新値Vudとを重み付け加算することで求められる。このように、過去の分極電圧Vp[i−1]に、順次、更新値Vudを加算していくことで、分極電圧Vpの経時変化を反映した分極電圧Vpが得られる。
しかしながら、こうした分極電圧Vpの算出は、バッテリ12の起動期間中にのみ、繰り返し行われている。換言すれば、バッテリ12の停止期間中は、各種センサ28,30,31による検出が行われないため、分極電圧Vpの演算(更新)は行われない。その結果、式1で得られる分極電圧Vpは、バッテリ12の起動期間中における分極電圧Vpの経時変化は反映するものの、バッテリ12の起動期間中における分極電圧Vpの経時変化は反映されないことになる。
これについて図4を参照して説明する。図4は、電池電圧Vbの変動の一例を示す図である。図4では、バッテリ12が、時刻t0において起動し、時刻t1において停止し、時刻t2において、再度、起動している。
ここで、バッテリ12の停止期間中、分極電圧Vpの更新演算は、行わないため、再起動した時刻t2において、「1サンプリング前の分極電圧Vp[i−1]」とは、停止直前の分極電圧Vp、すなわち、時刻t1における分極電圧Vp[t1]になる。したがって、式1に従えば、時刻t2における分極電圧Vp[t2]は、Vp[t2]=Vp[t1]+Vudとなる。
一方、実際には、停止期間中(時刻t1から時刻t2の間)に、分極電圧Vp[t1]のうち分極解消量Dは、解消されている。したがって、時刻t2における分極電圧Vp[t2]は、本来、Vp[t2]=Vp[t1]+Vud−Dとなる。
つまり、式1に基づいて分極電圧Vpを算出する場合、停止期間中の分極電圧Vpの経時変化(分極解消量D)が反映されないため、算出される分極電圧Vpの絶対値が、分極解消量Dの分だけ、過大になる。そして、分極電圧Vpの絶対値が過大であると、その分、開放電圧Vo、ひいては、SOCの推測精度が低下する。
そこで、分極電圧補正部48は、バッテリ12の起動直後は、分極解消量Dを推測し、当該分極解消量Dで、分極電圧算出部46で算出された分極電圧Vpを補正している。具体的には、分極電圧補正部48は、バッテリ12が停止状態から起動状態に切り替わると、最大解消量Dmaxと、解消速度係数βと、を特定する。最大解消量Dmaxは、解消され得る分極電圧Vpの最大値である。この最大解消量Dmaxは、停止直前における電池電流Ibが大きいほど、また、停止期間中における電池温度が低いほど、大きくなる。ただし、停止期間中における電池温度は、得られないため、本開示では、起動直後の電池温度Tbと起動直前の電池温度Tbとの平均温度Tb_aveを停止期間中における電池温度とみなしている。最大解消量マップ60には、この電池温度Tbおよび電池電流Ibに対する最大解消量Dmaxが記録されている。分極電圧補正部48は、最大解消量マップ60に平均温度Tb_ave、および、停止直前の電池電流Ibを照らし合わせて、最大解消量Dmaxを特定する。
また、解消速度係数βは、最大解消量Dmaxのうち、実際に解消された解消量の比率を示す係数であり、0以上1以下の値をとる。この解消速度係数βは、停止期間の継続時間tdが長いほど、また、停止期間中の電池温度が低いほど大きくなる。なお、本開示では、停止直前および起動直後の電池温度Tbの平均温度Tb_aveを停止期間中における電池温度とみなしている。解消速度係数マップ58には、停止継続時間tdおよび電池温度Tbに対する解消速度係数βが記録されている。分極電圧補正部48は、解消速度係数マップ58に平均温度Tb_ave、および、停止継続時間tdを照らし合わせて、解消速度係数βを特定する。そして、分極電圧補正部48は、特定された最大解消量Dmaxと解消速度係数βとの乗算値を、分極解消量Dとして算出する(D=β×Dmax)。そして、分極電圧算出部46で算出された分極電圧Vpから、得られた分極解消量Dを減算した値を、補正後の分極電圧Vpとして出力する(Vp=Vp−D)。
次に、このバッテリシステム10におけるSOCの推測処理の流れについて図5、図6を参照して説明する。図5は、SOCの推測処理の流れを、図6は、分極電圧Vpの補正処理の流れを示すフローチャートである。
バッテリ12の起動期間中、制御部32は、図5に示す処理を、所定のサンプリング周期で繰り返す。一方、バッテリ12の停止期間中、図5の処理や、各種センサ28,30,31による検出処理は、停止され、タイマ38による停止継続時間tdの計測のみが行われる。
SOCの推測処理では、まず、ドロップ電圧Vrが推測される(S10,S12)。具体的には、制御部32は、温度センサ28で検出された電池温度Tbを、記憶部36に記憶された内部抵抗マップ52に照らし合わせて、バッテリ12の内部抵抗値Rを特定する(S10)。続いて、制御部32は、特定された内部抵抗値Rに、電流センサ30で検出された電池電流Ibを乗算して、ドロップ電圧Vr=R×Ibを算出する(S12)。
ドロップ電圧Vrが推測できれば、続いて、制御部32は、分極電圧Vpを推測する(S14〜S18)。具体的には、制御部32は、温度センサ28で検出された電池温度Tbおよび電流センサ30で検出された電池電流Ibを、記憶部36に記憶された更新値マップ56に照らし合わせて、更新値Vudを特定する(S14)。続いて、制御部32は、電池温度Tbおよび電池電流Ibを重み係数マップ54に照らし合わせて、重み係数αを特定する(S16)。更新値Vudおよび重み係数αが特定できれば、制御部32は、式1に従い、1サンプリング前の分極電圧Vp[i−1]と更新値Vudを重み加算する(S18)。
分極電圧Vpが算出できれば、続いて、制御部32は、現在が、起動直後か否かを確認する(S20)。起動直後でない場合、制御部32は、ステップS24に進み、電圧センサ31で検出された電池電圧Vb、推測されたドロップ電圧Vr、および、推測された分極電圧Vpを加算して、開放電圧Vo=Vb+Vr+Vpを算出する。その後、制御部32は、算出された開放電圧Voを、記憶部36に記憶されたOCV−SOCマップに照らし合わせて、バッテリ12のSOCを特定する(S26)。バッテリ12のSOCが特定できれば、ステップS10に戻り、再度、同様の処理を繰り返す。
一方、ステップS20において、起動直後と判定された場合(ステップS20でYes)、制御部32は、分極電圧Vpの補正処理(S22)を実行する。具体的には、図6に示すように、まず、制御部32は、起動直後の電池温度Tb(すなわち現在の電池温度Tb[i])と、停止直前の電池温度Tb(すなわち、1サンプリング前の電池温度Tb[i−1])と、の平均値を平均温度Tb_aveとして算出する(S30)。続いて、制御部32は、算出された平均温度Tb_aveおよび現在の電池温度Tbを、最大解消量マップ60に照らし合わせて、分極電圧の最大解消量Dmaxを特定する(S32)。次に、制御部32は、平均温度Tb_aveおよびタイマ38で計測された停止継続時間tdを、解消速度係数マップ58に照らし合わせて、解消速度係数βを特定する(S34)。
最大解消量Dmaxおよび解消速度係数βが特定できれば、制御部32は、両者を乗算し、分極解消量D=β×Dmaxを算出する(S36)。そして、算出された分極解消量Dを、ステップ18で算出された分極電圧Vpから減算した値を、新たな分極電圧Vp=Vp−Dとして出力する(S38)。その後は、図5のフローに戻り、開放電圧Voの算出(S24)、SOCの特定(S26)を行う。
以上の説明から明らかな通り、本開示のバッテリシステム10では、起動直後には、停止期間中の分極電圧の解消量Dを算出し、算出された分極解消量Dで、分極電圧Vpを補正している。その結果、停止期間中の分極電圧の経時変化を反映した分極電圧Vpが得られ、開放電圧VoひいてはSOCの推定精度が向上する。
なお、これまで説明した構成は、一例であり、起動直後に、停止直前および起動直後の電池温度と、起動直後の電池電流Ibと、停止継続時間tdと、に基づいて、停止期間中の分極解消量Dを算出し、算出された分極解消量Dで、分極電圧Vpを補正するのであれば、その他の構成は、適宜、変更されてもよい。例えば、分極解消量Dを、平均温度Tb_aveと、停止直前の電池電流Ibと、停止継続時間tdを変数とする関数D(Tb,Ib,td)として記憶しておき、この関数D(Tb,Ib,td)に基づいて、分極解消量Dを算出してもよい。
また、上記説明では、式1に従って分極電圧Vpを算出しているが、分極電圧Vpは、過去の分極電圧Vpと、現在の電池温度Tbおよび電池電流Ibと、に基づいて算出するのであれば、他の方法で算出されてもよい。例えば、分極電圧Vpは、式1に替えて、次の式2に従って算出されてもよい。なお、式2においてVp[t0]は、時刻t=t0の分極電圧、τは、電池温度Tbにより変化する時定数、f{Ib[t]}は予め求められた分極電圧の電流依存性、Ib[t]は、時刻tにおける電池電流である。
Vp[t0]=(1/τ)∫f{Ib[t]}exp{(t−t0)/τ}dt 式2
10 バッテリシステム、12 バッテリ、14 単電池、18 ステップ、22 充電リレー、24 充電器、26 インレット、28 温度センサ、30 電流センサ、31 電圧センサ、32 制御部、34 CPU、36 記憶部、38 タイマ、40 SOC推測部、42 OCV推測部、44 ドロップ電圧推測部、46 分極電圧算出部、48 分極電圧補正部、50 OCV−SOCマップ、52 内部抵抗マップ、54 重み係数マップ、56 更新値マップ、58 解消速度係数マップ、60 最大解消量マップ、100 回転電機、102 インバータ。

Claims (1)

  1. 車両に搭載され、充放電が可能な起動状態および充放電が不可となる停止状態で切り替え可能なバッテリと、
    前記バッテリの充放電電流を電池電流として検出する電流検出部と、
    前記バッテリの温度を電池温度として検出する温度検出部と、
    前記バッテリが停止してから、再び、起動するまでの時間である停止継続時間を計測する時間計測部と、
    前記バッテリの検出電圧値に含まれる、分極現象に起因する電圧変化分である分極電圧を算出する分極電圧算出部であって、現在の電池温度および電池電流と、過去に算出された分極電圧と、に基づいて現在の分極電圧を算出する分極電圧算出部と、
    前記バッテリの起動直後に前記分極電圧算出部で算出された分極電圧を補正する分極電圧補正部と、
    を備え、
    前記分極電圧補正部は、前記バッテリの停止直前の電池電流と、前記バッテリの停止直前および起動直後の電池温度と、前記停止継続時間と、に基づいて、前記バッテリの停止期間中に解消された分極電圧を分極解消量として算出し、算出された前記分極解消量で前記分極電圧算出部で算出された分極電圧を補正する、
    ことを特徴とするバッテリシステム。
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