JP2018087541A - オイルセパレータ - Google Patents
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Abstract
【課題】ブローバイガスに含まれるオイルミストを分離できるオイルセパレータを提供する。【解決手段】内燃機関で発生したブローバイガスが通過する捕捉室40と、ブローバイガスに含まれるオイルミストを捕捉するオイル捕捉部41と、を備え、オイル捕捉部41は、網部材49を積層してなる積層体50を有し、積層体50は、網部材49の積層方向がブローバイガスの流動方向に対して傾けて配置される。【選択図】図2
Description
本発明は、ブローバイガスに含まれるオイルミストを分離するオイルセパレータに関する。
従来から、オイルセパレータの一例として、ブローバイガスが流れるセパレータ室に、当該セパレータ室の底面から立ち上がるように起立壁を設けるものがある(特許文献1)。そして、このオイルセパレータでは、起立壁にブローバイガスを衝突させることにより当該ブローバイガスに含まれるオイルミストを分離している。
ところで、ブローバイガスに含まれているオイルミストのうち、粒径の小さなオイルミストは、ブローバイガスの流れに従って移動しやすい。このため、上記のようなオイルセパレータでは、粒径の小さなオイルミストが、起立壁を避けるように流動するブローバイガスの流れに従って移動することで、起立壁に衝突しにくくなる場合がある。言い換えれば、上記のようなオイルセパレータでは、ブローバイガスに含まれる粒径の小さなオイルミストを分離しにくくなる場合がある。
本発明はこうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ブローバイガスに含まれるオイルミストを分離できるオイルセパレータを提供することにある。
上記課題を解決するオイルセパレータは、内燃機関で発生したブローバイガスが通過する流路と、前記流路に配置され、前記ブローバイガスに含まれるオイルミストを捕捉するオイル捕捉部と、を備え、前記オイル捕捉部は、網部材を積層してなる積層体を有し、前記積層体は、前記網部材の積層方向が前記ブローバイガスの流動方向に対して傾けて配置される。
上記構成によれば、積層体における網部材の積層枚数を増加させることで、オイルミストを分離しやすくできる。また、積層体の積層方向をブローバイガスの流動方向に対して傾けた場合には、網部材を垂直に設置した場合に比べて、ブローバイガスの流動方向に網部材を投影したときの流路の断面積に対する枠部分の面積の割合が大きくなる。こうして、網部材を流路に対して傾けた分、オイルミストが枠部分に衝突しやすくなり、オイルミストを分離しやすくできる。
上記オイルセパレータにおいて、前記積層体は、前記網部材の網目が前記積層方向に揃うように積層されることが好ましい。
上記構成によれば、積層体において、積層された網部材の網目がブローバイガスの流動方向に揃わないようにできる。すなわち、積層体は、隣接する網部材の孔部分同士と、枠部分同士とが、流動方向から見たときに重ならなくなる。その結果、ブローバイガスの流動方向に積層体を投影したときに流路の断面積に対する枠部分の面積の割合を大きくすることができる。
上記オイルセパレータにおいて、前記流路には、前記ブローバイガスの流動方向において前記オイル捕捉部よりも下流側に、前記ブローバイガスから分離したオイルを排出する排出孔が形成され、前記積層体は、前記流動方向において、上流側の面が下流側の面より鉛直上方に位置するように傾けて配置されることが好ましい。
上記構成によれば、オイル捕捉部に分離されたオイルは、ブローバイガスの勢いによって、網部材の下流側に集まりやすい。また、積層体の上流側の面が下流側の面より鉛直上方側に位置するため、オイル捕捉部に分離されたオイルは、重力により積層体の下流側に集まりやすい。さらに、排出孔がオイル捕捉部よりも下流側に形成されるため、積層体の下流側に集めたオイルを効率よく流路の外に排出できる。
上記オイルセパレータにおいて、前記流路には、前記排出孔に向かうに連れて鉛直下方に進む斜面が形成されることが好ましい。
上記構成によれば、オイル捕捉部で分離されたオイルが排出孔に向けて流れやすくなる。このため、オイル捕捉部が分離したオイルを流路の外により排出しやすくできる。
図1は、ブローバイガス還元装置1を備えたエンジンE(内燃機関の一例)の断面を示している。エンジンEは、乗用車などの車両に備えられるサイクル型のものである。
図1に示すように、エンジンEは上部にシリンダヘッド2を有し、シリンダヘッド2の下部にシリンダブロック3、クランクケース4及びオイルパン5の順に連結し、シリンダヘッド2の上部にヘッドカバー6を連結している。クランクケース4に回転自在にクランクシャフト7が支持され、シリンダブロック3に形成されたシリンダボア8の内部にピストン9が収容され、このピストン9とクランクシャフト7とがコネクティングロッド10で連結されている。
シリンダヘッド2には、吸気バルブ11と排気バルブ12とが開閉自在に保持され、これらの上部位置には吸気バルブ11を開閉作動させる吸気カムシャフト13と、排気バルブ12を開閉作動させる排気カムシャフト14とが並列状態で回転自在に支持されている。
シリンダヘッド2の一方の側面にはインテークマニホールド15が連結し、他方の側面にはエグゾーストマニホールド16が連結している。シリンダヘッド2の上面には燃焼室24の混合気に点火する点火プラグ17が備えられ、シリンダヘッド2の吸気路には燃焼室24に燃料を供給するインジェクタ18が備えられている。また、インテークマニホールド15より上流側にはサージタンク19が備えられ、サージタンク19より上流側にはスロットルバルブ20が備えられている。さらに、スロットバルブ20の上流の吸気管21には、エアーフィルタ22が備えられている。
また、このエンジンEは、クランクシャフト7の回転と同期して吸気カムシャフト13と排気カムシャフト14とを同期回転させることにより、所定のタイミングで吸気バルブ11を開閉し、所定のタイミングで排気バルブ12を開閉するように構成されている。
さらに、CPU等の制御装置が、吸気バルブ11が開放するタイミングでインジェクタ18により燃焼室24に燃料を噴射し、燃焼室24の混合気が圧縮されたタイミングで点火プラグ17により混合気に点火する制御を行う。エンジンEは、点火による混合気の燃焼に伴いピストン9が下方に作動し、この後のピストン9の上昇時に排気バルブ12を開放する作動を行うように構成されている。
エンジンEの圧縮行程ではシリンダボア8とピストン9の間から未燃焼ガスがクランクケース4の内部に漏出してブローバイガスが発生する。また、エンジンEの稼働時には、オイルパン5のオイルをシリンダボア8の内周面に吹き付ける形態で供給するため、クランクケース4の内部空間にオイルミストが存在する。
このような理由から、ブローバイガスにはオイルミストが含まれ、ブローバイガスをエンジンEの吸気系に還元するブローバイガス還元装置1にはオイルを除去するオイルセパレータ31が備えられている。
次に、ブローバイガス還元装置1について詳しく説明する。
図1に示すように、ブローバイガス還元装置1は、ガス抽出経路30と、オイルセパレータ31と、PCV(Positive Crankcase Ventilation)バルブ32と、ガス還元経路33と、を含んで構成されている。
ガス抽出経路30は、クランクケース4の内部のブローバイガスを、シリンダヘッド2に供給するためにエンジンEのシリンダブロック3を貫通するように形成されている。
このガス抽出経路30は、例えば、クランクケース4の内部からのブローバイガスを案内する可撓性チューブや金属管をエンジンEの外面に設けて形成しても良い。
このガス抽出経路30は、例えば、クランクケース4の内部からのブローバイガスを案内する可撓性チューブや金属管をエンジンEの外面に設けて形成しても良い。
オイルセパレータ31は、ブローバイガスに含まれるオイルミストからオイルを分離し、捕集する機能を有するものである。PCVバルブ32は、吸気系から作用する負圧により閉じ状態から開放状態に切換わるチェック弁として機能する。
図1及び図2に示すように、ガス還元経路33は、オイルセパレータ31によりオイルミストを分離したブローバイガスを、PCVバルブ32を介してインテークマニホールド15のサージタンク19に供給する管路として構成されている。なお、本実施形態では、ガス抽出経路30と、PCVバルブ32と、ガス還元経路33と、を含んで構成される経路を「PCV経路」とも言う。
次に、オイルセパレータ31について詳しく説明する。
図2に示すように、オイルセパレータ31は、ブローバイガスが通過する流路の一例としての捕捉室40と、ブローバイガスに含まれるオイルミストを分離するオイル捕捉部41と、を備える。なお、以降の説明では、ブローバイガスの流動方向を単に「流動方向」とも言い、流動方向において上流を単に「上流」とも言い、流動方向において下流を単に「下流」とも言う。
図1及び図2に示すように、捕捉室40は、ヘッドカバー6の内部において、内部に空洞を有する略直方体状に形成される。そして、本実施形態では、捕捉室40は、ブローバイガスの流動方向が水平方向(図1では右から左に向かう)となるように配置される。
捕捉室40には、当該捕捉室40を流動方向に区画する支持壁42が設けられている。支持壁42は、流動方向(水平方向)に対して傾いた方向に沿って設けられている。さらに、支持壁42には、オイル捕捉部41を嵌め込むための凹部43が形成されている。また、捕捉室40は、支持壁42によって、上流側の上流側捕捉室44と、下流側の下流側捕捉室45と、に区画される。
図1及び図2に示すように、上流側捕捉室44の底壁には、ガス抽出経路30によりシリンダヘッド2の内部に供給されたブローバイガスを、捕捉室40に供給するための導入孔46が形成されている。一方、下流側捕捉室45には、ガス還元経路33が接続されている。また、下流側捕捉室45の底壁には、オイル捕捉室40で分離したオイルをシリンダヘッド2の内部に排出するための排出孔47が形成されている。また、下流側捕捉室45の底面には、排出孔47に進むにつれて鉛直下方に向かう斜面48となっている。なお、排出孔47を介して、シリンダヘッド2の内部に排出されたオイルは、ガス抽出経路30を通りオイルパン5に戻される。
次に、オイル捕捉部41について詳しく説明する。
図2に示すように、オイル捕捉部41は、網部材49を積層することで構成される積層体50と、積層体50を保持する保持部材51と、を有する。
図3に示すように、本実施形態の網部材49は、複数の切込みを形成した金属板を当該切込みの形成方向と直交する方向に引っ張ることで網目を形成したエキスパンドメタルとされる。そのため、網部材49の網目は、菱形に形成されている。なお、エキスパンドメタルは、製造の容易性、形状の加工の容易性に加えて高温のブローバイガスに晒される条件下での耐熱性に優れる点でオイルミストの分離に非常に適する部材(部品)である。
そして、網部材49の網目において、孔部分52の菱形の形状は、短い対角線の長さを幅SWとし、長い対角線の長さを幅LWとすれば、幅SWと幅LWとの長さの比率が約1:2になることが好ましい。例えば、網部材49において、幅SWを約0.5mmとし、幅LWを約1mmとすればよい。
図4及び図5に示すように、積層体50は、網部材49の積層方向に対して網目が揃う態様で積層されている。なお、本実施形態において、積層方向とは、積層体50(網部材49)の厚さ方向のことを言う。そして、以降の説明では、網部材49の積層方向を単に「積層方向」とも言う。また、本実施形態において、網部材49は、一枚の網部材49を複数枚重ねて積層することで構成されている。なお、積層した網部材49は、積層方向に圧縮することで、積層方向に隣り合う網部材49の間の距離を短くすることが好ましい。そして、積層体50の縁部分を保持する保持部材51を、樹脂のインサート成形で設けることにより、オイル捕捉部41が構成される。ここで、保持部材51は、中心部に略円形の開口53が形成されている。つまり、オイル捕捉部41は、保持部材51が積層体50を挟んだ状態で、保持部材51の開口53に積層体50が円形に露出する。
次に、本実施形態のオイルセパレータ31の作用について説明する。
上述したように、ブローバイガスは、エンジンの圧縮工程において、ピストン9とシリンダボア8の隙間からクランクケース4に漏出する。そして、漏出したブローバイガスは、吸気系の負圧によりクランクケース4、ガス抽出経路30、導入孔46及びオイル捕捉室40(上流側捕捉室44、オイル捕捉部41及び下流捕捉室40)を順に流動する。
ここで、ブローバイガスが、オイル捕捉部41を通過する際に、オイル捕捉部41における積層体50の枠部分54に、オイルミストが衝突することで捕捉され、ブローバイガスと分離される。
この際、積層体50の積層における態様次第では、オイル捕捉部41は、オイルミストの捕集性能を十分に発揮できないおそれがある。言い換えれば、網部材49の積層枚数を増やしても、オイルミストの捕集性能が向上しないおそれがある。
この点、図2及び図7に示すように、オイル捕捉部41は、支持壁42の凹部43に嵌めこむことで流動方向に対して傾けて設置される。そのため、積層方向に網目を揃えた積層体50は、流動方向に対して傾けて設置されることとなる。すなわち、積層体50は、流動方向から見た際に、隣接する網部材49の孔部分52同士が重ならなくなるとともに、隣接する網部材49の枠部分54同士が重ならなくなる。詳しくは、積層体50を流動方向に対して垂直に設置した場合に比べて、流動方向に積層体50を投影した際に、捕捉室40の断面積に対する枠部分54の面積の割合が大きくなる。そのため、オイルミストは、積層体50の枠部分54に衝突しやすくなる。ちなみに、積層体50の積層方向を流動方向に対して垂直に配置した際、上述した作用効果を得るために、積層体50は、網部材49の網目を流動方向に対して互い違いに積層する必要がある。すなわち、本実施形態は、積層体50の網部材49の網目を互い違いに構成する必要がなく容易に構成することができる。
そして、捕捉室40は、支持壁42とオイル捕捉部41により上流と下流に分断されている。そのため、ブローバイガスは、全量がオイル捕捉部41の開口53を通過する。さらに、開口53は、捕捉室40と比べて流路断面積が小さいので、ブローバイガスの流速が早くなる。こうして、積層体50は、捕捉室40に配置された状態で、ブローバイガスに含まれる小粒径のオイルミストを分離する。
また、積層体50は、ブローバイガスの流動方向において、上流側の面が下流側の面より鉛直上方側になるように傾けて配置される。すなわち、積層体50の最も上流側の網部材49は、最も下流側の網部材49より鉛直上方に配置される。そのため、オイル捕捉部41で分離されたオイルは、重力により下流側捕捉室45に集まりやすい。
そして、オイル捕捉部41で分離されたオイルは、下流捕捉室40の斜面48を伝って鉛直下方に移動する。その結果、オイル捕捉部41で分離されたオイルは、排出孔47からシリンダヘッド2の内部を経由して、ガス抽出経路30を通りオイルパン5に戻される。さらに、オイルミストが分離されたブローバイガスは、ガス還元経路33からサージタンク19に供給され、燃焼室24において混合気とともに燃焼される。
上記実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)上記実施形態によれば、オイル捕捉部41の積層体50における網部材49の積層枚数を増加させることで、オイルミストを分離しやすくできる。また、積層体50の積層方向を流動方向に対して傾けた場合には、網部材49を垂直に設置した場合に比べて、流動方向に網部材49を投影したときの捕捉室40の断面積に対する枠部分54の面積の割合が大きくなる。こうして、網部材49を流動方向に対して傾けた分、オイルミストが枠部分54に衝突しやすくなり、オイルミストを分離しやすくできる。
(2)網部材49の網目を積層方向に揃うように積層された積層体50を流動方向に対して傾けて配置することで、積層体50における網部材49の網目をブローバイガスの流動方向に揃わないようにできる。すなわち、流動方向に網部材49を投影したときに捕捉室40の断面積に対する枠部分54の面積の割合を大きくすることができる。
(3)オイル捕捉部41に分離されたオイルは、ブローバイガスの勢いによって、積層体50の下流側に集まりやすい。また、積層体50の上流側の面が下流側の面より鉛直上方側に位置するため、オイル捕捉部41に分離されたオイルは、重力により積層体50の下流側に集まりやすい。そして、本実施形態では、排出孔47がオイル捕捉部41よりも下流側に形成されるため、網部材49の下流側に集めたオイルを効率よく捕捉室40の外に排出できる。
(4)排出孔47に向かう斜面48を形成したことで、オイル捕捉部41で分離されたオイルが排出孔47に向けて流れやすくなる。このため、オイル捕捉部41が分離したオイルを捕捉室40の外に、より排出しやすくできる。
(5)捕捉室40のブローバイガスの流路断面積と比べて、オイル捕捉部41の開口53の流路断面積が小さいため、開口53を通過するオイルミストの流速を高めることができる。そのため、ブローバイガスに含まれるオイルミストを網部材49の枠部分54に衝突させやすくできる。
なお、上記実施形態は、以下に示すように変更してもよい。
・網部材49は、亀甲状のエキスパンドメタルであってもよいし、パンチングメタルであってもよい。
・積層体50は、流動方向において、網部材の下流側の面が上流側の面より鉛直上方側になるように傾けて配置してもよい。
・流路(実施形態における捕捉室40)を、流動方向が水平方向と交差するように配置してもよいし、流路の流動方向が鉛直方向と交差するように配置してもよい。例えば、流路を水平方向に対して30°に傾けてもよい。
・積層体50は、積層方向に網目が揃わないように積層してもよい。
・捕捉室40は、例えば、管路などの流路であってもよい。すなわち、管路の内部にオイル捕捉部41を設けてもよい。
・積層体50は、積層した網部材49を溶接により接合するものであってもよいし、積層した網部材49を治具により固定するものであってもよい。
1…ブローバイガス還元装置、40…捕捉室、41…オイル捕捉室、42…支持壁、43…凹部、44…上流捕捉室、45…下流捕捉室、46…導入孔、47…排出孔、48…斜面、49…網部材、50…積層体、51…保持部材、52…孔部分、53…開口、54…枠部分。
Claims (4)
- 内燃機関で発生したブローバイガスが通過する流路と、
前記流路に配置され、前記ブローバイガスに含まれるオイルミストを捕捉するオイル捕捉部と、を備え、
前記オイル捕捉部は、網部材を積層してなる積層体を有し、
前記積層体は、前記網部材の積層方向が前記ブローバイガスの流動方向に対して傾けて配置される
オイルセパレータ。 - 前記積層体は、前記網部材の網目が前記積層方向に揃うように積層される
請求項1に記載のオイルセパレータ。 - 前記流路には、前記ブローバイガスの流動方向において前記オイル捕捉部よりも下流側に、前記ブローバイガスから分離したオイルを排出する排出孔が形成され、
前記積層体は、前記流動方向において、上流側の面が下流側の面より鉛直上方に位置するように傾けて配置される
請求項1又は2に記載のオイルセパレータ。 - 前記流路には、前記排出孔に向かうに連れて鉛直下方に進む斜面が形成される
請求項3に記載のオイルセパレータ。
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