JP2018086708A - 工作機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】主軸ヘッドの移動範囲を拡大し、ワークの加工の自由度を高めることができる工作機械を提供する。【解決手段】工作機械1は、ワークを加工する工具を一端部に装着する主軸20と、主軸20の他端部に連結しているモータ22と、主軸20を軸回りに回転可能に保持し、主軸20の軸長方向に移動可能な主軸ヘッド2と、工具を把持する把持部5を有し、主軸ヘッド2に対向するマガジンとを備え、主軸ヘッド2は、マガジン側に突出しているカム24と、モータ22を支持する支持台21とを有し、把持部5は、主軸ヘッド2の移動に伴ってカム24に接離するカム従動子52を有し、支持台21は、主軸ヘッド2に対するカム従動子52の相対的な移動経路に位置し、支持台21の内側に凹む凹部21bを有する【選択図】図4

Description

本発明は、工具を装着し、軸回りに回転可能な主軸を備える工作機械に関する。
従来、工作機械は、ワークを加工する工具を一端部に装着する主軸と、主軸の他端部に連結しているモータと、主軸を軸回りに回転可能に保持し、昇降可能な主軸ヘッドとを備える。主軸ヘッドは、該モータを支持する支持台を有する。工作機械は、ワークをテーブル上に保持し、モータの駆動による工具を装着した主軸の回転により、フライス加工、ねじ立て等種々の加工を行う。
主軸に装着する工具は、ワークの加工の種類により交換する必要がある。工作機械は、工具の交換のために、例えば、タレット式のマガジンを備える。マガジンは、工具を把持する把持部を有し、主軸ヘッドに対向する。また、主軸ヘッドは、マガジン側に突出しているカムを有し、把持部は、主軸ヘッドの昇降の際にカムに接離するカム従動子を有する。把持部はカム従動子のカムへの接離に連動して揺動する。工作機械は、把持部の揺動により工具の交換を行う(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−233756号公報
しかしながら、支持台がカム従動子の相対的な移動経路上に位置する場合、主軸ヘッドの下降において、カム従動子がモータ又はモータの支持台に接触又は衝突する虞がある。このため、主軸ヘッドの移動範囲が少なくなり、ワークの加工の自由度が低減するという問題がある。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、主軸ヘッドの移動範囲を拡大し、ワークの加工の自由度を高めることができる工作機械を提供することにある。
本発明に係る工作機械は、ワークを加工する工具を一端部に装着する主軸と、該主軸の他端部に連結しているモータと、前記主軸を軸回りに回転可能に保持し、前記主軸の軸長方向に移動可能な主軸ヘッドと、工具を把持する把持部を有し、前記主軸ヘッドに対向するマガジンとを備える工作機械において、前記主軸ヘッドは、前記マガジン側に突出しているカムと、前記モータを支持する支持台とを有し、前記把持部は、前記主軸ヘッドの移動に伴って前記カムに接離するカム従動子を有し、前記支持台は、前記主軸ヘッドに対する前記カム従動子の相対的な移動経路に位置し、前記支持台の内側に凹む凹部を有することを特徴とする。
本発明によれば、凹部においては、カム従動子が支持台に衝突又は接触することを防止することができる。従って、支持台がカム従動子の相対的な移動経路に位置する場合であっても、主軸の軸長方向における凹部の深さの寸法に相当する分、カム従動子が相対的に移動できる。従って、主軸ヘッドの移動範囲を拡大し、ワークの加工の自由度を高めることができる。
本発明に係る工作機械は、前記凹部の凹面は、前記カムに対向していることを特徴とする。
本発明によれば、凹面がカムに対向しているので、支持台は、凹部において、支持台側からモータを覆うこととなる。従って、凹部において、支持台及びモータの間から、モータ内に異物が侵入することを良好に防止することができる。
本発明に係る工作機械は、前記凹部は、前記軸長方向の全体にわたって凹み、前記モータは、前記凹部に連なり、前記モータの内側に凹む凹溝を有することを特徴とする。
本発明によれば、凹部及び凹溝において、カム従動子が支持台及びモータに衝突又は接触することを防止することができる。従って、支持台及びモータの一部がカム従動子の相対的な移動経路に位置する場合であっても、主軸の軸長方向における凹部及び凹溝の寸法に相当する分、カム従動子が相対的に移動できる。従って、主軸ヘッドの移動範囲をより拡大し、ワークの加工の自由度をより高めることができる。
本発明によれば、主軸ヘッドの移動範囲を拡大し、ワークの加工の自由度を高めることができる。
実施の形態1に係る工作機械の外観斜視図である。 主軸ヘッドの部分正面図である。 把持部及び主軸ヘッドを示す部分正面図である。 図3のIV−IV線による部分断面図である。 実施の形態2に係る工作機械が備える主軸ヘッドの部分正面図である。
以下、本発明に係る工作機械についてその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。(実施の形態1)
図1は、実施の形態1に係る工作機械1の外観斜視図である。なお、以下の説明において使用する前後、左右及び上下の方向は、各図中に示してある。また、以下において、X軸方向は左右方向に、Y軸方向は前後方向に、Z軸方向は上下方向に対応する。
工作機械1は基台11、コラム12、主軸ヘッド2、マガジン3、テーブル15、制御ユニット6を備える。基台11は床面上に固定する。コラム12は基台11の上部後方に設ける。
テーブル15は基台11の上部前方に設置し、ワークを着脱可能に固定する。テーブル15はX軸送り機構16によってX軸方向へ移動可能であり、Y軸送り機構17によってY軸方向へ移動可能である。X軸送り機構16はX軸モータ(図示略)によって駆動し、Y軸送り機構17はY軸モータ(図示略)によって駆動する。
主軸ヘッド2は、ブロック状をなし、コラム12の前面に沿ってZ軸方向に昇降可能である。主軸ヘッド2は、コラム12の前面に位置し、上下方向に延びる1対のガイドレールにより支持し、ガイドレールに平行に延設したボールネジ機構(不図示)により昇降可能である。ボールネジ機構はZ軸モータによって駆動する。
マガジン3は、主軸ヘッド2の前方に位置し、主軸ヘッド2に対向している。マガジン3は、コラム12の上部左右に固定した前後方向に長い1対の板状のフレーム14の前端部に固定する。ここで、主軸ヘッド2は、二枚のフレーム14の内側を移動する。なお、図1においては一方のフレーム14のみを図示している。
マガジン3は、タレット式であり、円盤状のマガジン本体31、複数の把持部5を備える。フレーム14は前方下がりに傾斜した支持軸(不図示)を固定する。支持軸は軸受等を介してマガジン本体31を回転自在に支持する。マガジン本体31はマガジンモータ(図示略)により回転駆動する。
複数の把持部5はマガジン本体31の外周縁部に所定の中心角で周方向に等間隔に並び、全体として円環状をなすように配列する。各把持部5は、工具41を把持する。図1においては、1本の工具41を示しているが、任意の把持部5が夫々工具を把持していてもよい。
制御ユニット6はコラム12の後方に設け、各モータ等を制御する。制御プログラムに従った制御ユニット6の動作により、主軸ヘッド2が昇降する。また、制御ユニット6の動作により、後述する主軸20に装着した工具41が、後述する主軸モータ22の駆動により高速回転し、ワークの加工を行う。テーブル15上のワークは、テーブル15の移動に伴い、工具41に対して、前後方向及び左右方向に相対移動する。
図2は、主軸ヘッド2の部分正面図である。図3は、把持部5及び主軸ヘッド2を示す部分正面図である。図4は、図3のIV−IV線による部分断面図である。
主軸ヘッド2は、内部に上下方向に長い円筒状の主軸20をZ軸回りに回転自在に支持する。主軸20の下端部は、主軸ヘッド2の下面から下側に突出している。主軸20は、下端部に円錐状の工具保持穴を有し、該工具保持穴に工具ホルダ40を装着し、工具ホルダ40は工具41を保持する。保持した工具41は下向きになる(図1参照)。
主軸20は内部に上下方向に長いドローバー25を有する。ドローバー25は、下端部にクランプフィンガー(図示略)を有しており、クランプフィンガーは、ドローバー25が上昇することにより、主軸20の下端部に装着する工具ホルダ40を把持する。これにより、主軸20は、工具保持穴に嵌挿した工具ホルダ40を下端部に固定する。主軸20は、内部にコイルばね(図示略)を有しており、コイルばねはドローバー25を上方に付勢している。
主軸ヘッド2は、内部において、一端部がドローバー25の上側に位置している回転アーム26を有する。支持体(図示略)が、回転アーム26を、左右方向を軸として回転可能に支持する。回転アーム26は、下側への回転により、一端部がドローバー25を押し下げる。回転アーム26は、例えば主軸ヘッド2が有する図示しないカム機構により、主軸ヘッド2の下降に連動して一端部が上側に回転し、主軸ヘッドの上昇に連動して一端部が下側に回転する。
主軸ヘッド2が上昇した場合、回転アーム26の一端部が下側に回転してドローバー25を押し下げ、ドローバー25が下降し、クランプフィンガーが工具ホルダ40を解放し、これにより主軸20に装着した工具41が主軸20から離脱する。また、主軸ヘッド2が下降した場合、回転アーム26の一端部が上側に回転してドローバー25は、コイルばねによる付勢力により上側に移動する。また、クランプフィンガーは、主軸20に装着した工具ホルダ41を把持する。これにより、主軸20は、工具40を下端部に固定する。
主軸ヘッド2は、上部において、支持台21を介して主軸モータ22を装備している。支持台21は、四角形枠状をなしており、主軸ヘッド2の上部に位置する。支持台21は、内周面の下端部において、周面全体から内向きに突出する突出部21aを有している。従って、支持台21の内周面は、段差を有している。突出部21aは、内周面の下端部において、周面全体から内向きに突出する円筒部を有している。
主軸モータ22は、下端部において、最下部よりも上側に、周面全体から外向きに張り出す四角形状の鍔部22aを有する。従って、主軸モータ22の下端部は、段差を有している。
主軸モータ22の下端面の周縁部は、突出部21aの上面に接しており、鍔部22aの下面が、支持台21の上面に接している。主軸モータ22の段差と、支持台21の段差とが対応するように配することにより、支持台21における主軸モータ22の位置決めを行う。
主軸モータ22は、下端面から下側に突出する出力軸220を有する。出力軸220は、下端部が主軸ヘッド2の内部に位置しており、カップリング23を介して、主軸20の上端部に連結している。これにより、主軸20は、主軸モータ22に連結し、主軸モータ22の駆動に連動して回転する
主軸ヘッド2は、前面にカム24を備える。カム24は主軸ヘッド2の前面から前側に突出し且つ上下方向に延びる板状である。カム24の端面が、後述のカム従動子52に当接するカム面をなし、マガジン3に対向する。カム24は、主軸ヘッド2の前面において左右方向の中央よりも右側に位置する。カム24は、主軸ヘッド2の前面の上端部から下端部にかけて延びている。カム24は、上端部において、下方から上方にかけて、突出幅(前後幅)がテーパ状に減少している。
把持部5は揺動アーム50、把持ピン51、カム従動子52等を備える。揺動アーム50は上下に延び屈曲した形状である。揺動アーム50は上端部に支持軸53を有し、支持軸53回りに揺動可能である。支持軸53は支持体54で回転可能に支持し、支持体54はマガジン本体31に固定する。支持軸53はマガジン本体31の円周接線方向に平行である。故に揺動アーム50は、マガジン本体31において、上下方向の最下部にあるときに、支持軸53が左右方向となり、下端部が前後方向に揺動する。
揺動アーム50の下端部は二股に分かれ、把持ピン51は、二股の各先端部に互いに対向するように位置している。2つの把持ピン51は圧縮コイルバネによって付勢することで互いに相手方向へ突出しており、圧縮コイルバネによる付勢力に抗して力を受けることで後退可能である。
揺動アーム50は上端部にレバー55を有する。レバー55は主軸ヘッド2側に突出している。レバー55は、先端部において支持軸53と平行な軸心回りに回転自在にカム従動子52を支持する。
カム従動子52は例えば遊転コロである。カム従動子52は、主軸ヘッド2の昇降に伴ってカム機構20のカム24に接離する。カム従動子52が、主軸ヘッド2の昇降に伴って、カム24に接離し、主軸ヘッド2に対して相対的に移動することにより、揺動アーム50は、支持軸53回りに前後方向に揺動する。揺動によって、揺動アーム50の下端部が主軸20に対して接近及び離反する。
揺動アーム50の揺動によって下端部が主軸20に接近することにより、2つの把持ピン51が工具ホルダ40を把持する。揺動アーム50は、揺動によって下端部が主軸20から離反することにより、2つの把持ピン51が工具ホルダ40を離す。
支持台21は、前側部分において、凹部21bを有する。凹部21bは、下側から上後方に向けて凹んでいる。凹部21bの凹面は、マガジン3及びカム24に対向している。凹部21bは、上下方向におけるカム24の延長線上に位置している。従って、凹部21bは、カム従動子52の主軸ヘッド2に対する相対的な移動経路に位置しており、主軸ヘッド2の下降におけるカム従動子52の相対移動の終端部分に相当する。
なお、図2に示すように、凹部21bは、左右方向において所定の幅を有するが、図示の幅に限らず、カム従動子52が入ることが可能であれば、いかなる幅であってもよい。同様に、凹部21bの前後方向の深さの寸法も図4に示す寸法に限られない。更に、凹部21bの上下方向の深さの寸法は、工作機械の設計に合わせた任意の深さであってよい。また、凹部21bの形状は図示の形状に限られず、カム従動子52が入ることが可能であれば、いかなる形状であってもよい。
主軸ヘッド2の昇降について説明する。主軸ヘッド2が上昇すると、工具41が主軸20から離脱する。図示は省略するが、主軸ヘッド2の上昇に伴って、揺動アーム50は支持軸53を中心に下端部が最も後方へ揺動した姿勢になる。このとき、揺動アーム50の下端部に設けた2つの把持ピン51が工具ホルダ40を把持した状態となる。また、主軸ヘッド2が更に上昇した場合、カム従動子52はカム24から離れる。このとき揺動アーム50の下端部の2つの把持ピン51が工具ホルダ40を把持している。また、上述の如く、ドローバー25が下降し、クランプフィンガーが工具ホルダ40を解放する。これにより、工具41が主軸20から離脱する。
ここで、工具ホルダ40が主軸20からZ軸方向に離間した状態においてマガジン本体31が主軸ヘッド2と機械的に干渉することなく回転可能となる。制御ユニット6からの指令によってマガジンモータがマガジン本体31を回転し、主軸20に装着すべき工具ホルダ40を主軸20の直下に位置決めする。
主軸ヘッド2が下降することにより、工具41を主軸20に装着する。図示は省略するが、主軸ヘッド2の下降に伴って、カム従動子52がカム24の下端部に当接し始める。主軸20の下端部に設けた工具保持穴に工具ホルダ40が嵌合する。また、上述の如く、ドローバー25は、コイルばねによる付勢力により上側に移動し、クランプフィンガーは、主軸20に装着した工具ホルダ40を把持する。
主軸ヘッド2が更に下降した場合、揺動アーム50の下端部が下方へ押し出され、2つの把持ピン51が工具ホルダ40から離れる。工具ホルダ40はドローバー25によって主軸20に固定しており、これにより、主軸20は工具41を保持している。主軸ヘッド2は、更に下方向へ下降することにより、加工領域内の任意の位置に移動する。このとき、主軸ヘッド2は、カム従動子52が凹部21b内に位置するまで、下降することができる。
以上の構成によれば、凹部21bにおいては、カム従動子52が支持台21に衝突又は接触することを防止することができる。従って、上下方向における凹部21bの深さの寸法に相当する分、カム従動子52が相対的に移動できる。従って、主軸ヘッド2の移動範囲を拡大し、工作機械1におけるワークの加工の自由度を高めることができる。
また、凹部21bの凹面がカム24に対向しているので、支持台21は、凹部21bにおいて、支持台21側から主軸モータ22を覆うこととなる。従って、凹部21bにおいて支持台21及び主軸モータ22の間から、主軸モータ22内にクーラント等の異物が侵入することを防止することができる。
(実施の形態2)
実施の形態2においては、実施の形態1と支持台の凹部及びモータの形状が異なる。図5は実施の形態2に係る工作機械1が備える主軸ヘッド2の部分正面図である。実施の形態2に係る工作機械1の構成について、実施の形態1と同様な構成については、同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
支持台21の凹部21bは、上下方向全体にわたって凹んでいる。主軸モータ22の鍔部22aは、前側において、凹部21bに連なるように上下方向全体に亘って、主軸モータ22の内側に向けて凹む凹溝22bを有する。従って、凹溝22bは、上下方向におけるカム24の延長線上に位置し、カム従動子52の主軸ヘッド2に対する相対的な移動経路に位置する。なお、凹溝22bは、カム従動子52の主軸ヘッド2に対する相対的な移動経路に位置していれば、主軸モータ22の鍔部22b以外の部分に設けてもよく、カム従動子52が入ることができれば、いかなる形状であってもよい。
以上の構成によれば、主軸ヘッド2の下降において、凹部21b及び凹溝22bにおいて、カム従動子52が支持台21及び主軸モータ22の鍔部22aに衝突又は接触することを防止することができる。従って、上下方向における凹部21b及び凹溝22bの寸法に相当する分又はそれ以上にカム従動子52が相対的に移動できる。従って、主軸ヘッド2の移動範囲をより拡大し、工作機械1において、ワークの加工の自由度をより高めることができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示し、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更を含むことを意図している。即ち、本発明の技術的範囲は、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせた実施形態も含む。
1 工作機械
2 主軸ヘッド
20 主軸
21 支持台
21b 凹部
22 主軸モータ(モータ)
22b 凹溝
24 カム
3 マガジン
41 工具
5 把持部
52 カム従動子

Claims (3)

  1. ワークを加工する工具を一端部に装着する主軸と、該主軸の他端部に連結しているモータと、前記主軸を軸回りに回転可能に保持し、前記主軸の軸長方向に移動可能な主軸ヘッドと、工具を把持する把持部を有し、前記主軸ヘッドに対向するマガジンとを備える工作機械において、
    前記主軸ヘッドは、前記マガジン側に突出しているカムと、前記モータを支持する支持台とを有し、
    前記把持部は、前記主軸ヘッドの移動に伴って前記カムに接離するカム従動子を有し、
    前記支持台は、前記主軸ヘッドに対する前記カム従動子の相対的な移動経路に位置し、前記支持台の内側に凹む凹部を有する
    ことを特徴とする工作機械。
  2. 前記凹部の凹面は、前記カムに対向していることを特徴とする請求項1に記載の工作機械。
  3. 前記凹部は、前記軸長方向の全体にわたって凹み、
    前記モータは、前記凹部に連なり、前記モータの内側に凹む凹溝を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の工作機械。
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