JP2018086358A - 美容器 - Google Patents

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松下 剛
Takeshi Matsushita
剛 松下
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Abstract

【課題】目元や口元などの狭い部分をマッサージするのに適した美容器を提供すること。【解決手段】美容器1は、ハンドル10の第1端部11に、一対のローラ20を含む複数のローラが備えられている。一対のローラ20は、互いに離隔してそれぞれの軸線L1、L2を中心に回転可能に支持されている。軸線L1、L2はハンドル10の中心線L0に対して第1端部11と反対側の第2端部12から第1端部11に向かう方向Y1に傾斜するように配設されている。そして、一対のローラ20の直径dは15〜20mmであり、一対のローラ20の外周面21a、21b間の最短距離Wは7mm以上8mm未満であり、一対のローラ20の互いの軸線L1、L2のなす角βは70〜80°である。【選択図】図6

Description

本発明は、美容器に関する。
従来、肌をローラによって押圧等してマッサージ効果を奏する美容器が種々提案されている。このような美容器の例として、特許文献1には、二股に分かれた先端部を有するハンドルの当該先端部に一対のローラが軸回転可能に取り付けられたものが開示されている。かかる美容器は、一対のローラを肌に接触させた状態で往復動作させることにより、肌の押圧とともに肌の摘み上げがなされてマッサージ効果を奏する。
特開2013−103086号公報
特許文献1に開示されている美容器の適用範囲は顔や腕などの広い範囲に亘っているが、目元や口元などの狭い部分の肌を十分に摘み上げることは困難であった。そのため、これらの部分を十分にマッサージするには改善の余地があった。
本発明は、かかる背景に鑑みてなされたもので、目元や口元などの狭い部分をマッサージするのに適した美容器を提供しようとするものである。
本発明の一の態様は、ハンドルと、
該ハンドルの第1端部に互いに離隔してそれぞれの軸線を中心に回転可能に支持されているとともに、上記軸線が上記ハンドルの中心線に対して上記第1端部と反対側の第2端部から上記第1端部に向かう方向に傾斜するように配設されている一対のローラを含む複数のローラと、
を備え、
上記一対のローラの直径が15〜20mmであるとともに、上記一対のローラの外周面間の最短距離が7mm以上8mm未満であることを特徴とする美容器にある。
上記美容器において、上記一対のローラの直径が15〜20mmであること(第1条件)及び上記一対のローラの外周面間の最短距離が7mm以上8mm未満であること(第2条件)の両方が満たされていることにより、上記一対のローラは目元や口元などの狭い部分の肌を過剰とならない程度に確実に摘み上げるとともに、効果的に押圧することができる。その結果、これらの部分を十分にマッサージすることができる。すなわち、上記第1条件及び第2条件の両方が満たされることによってはじめて、上記部分のマッサージ効果が最大限発揮されることとなる。
以上のごとく、本発明によれば、目元や口元などの狭い部分をマッサージするのに適した美容器を提供することができる。
実施例1における、美容器の正面図。 実施例1における、美容器の右側面図。 実施例1における、美容器の背面図。 実施例1における、美容器の分解斜視図。 図1における、V-V線位置断面図。 実施例1における、一対のローラの両軸線を含む平面の法線方向から見た斜視図。 実施例1における、美容器の使用状態を示す正面図。
上記美容器は、上記一対のローラの直径が15〜20mmであることを第1条件としているが、一対のローラの直径は18〜19mmであることが好ましい。これにより、上記第2条件が具備される場合において、目元や口元などの狭い部分の肌の摘み上げ効果が適度に奏されて、マッサージ効果が一層向上する。
ローラの直径が15mmより小さい場合には、押圧効果及び摘み上げ効果を発現できる肌の範囲が過度に狭くなる。そのため、この場合には、上記第2条件が具備される場合であっても、目元や口元などの狭い部分のマッサージ効果は十分には得られない。
一方、ローラの直径が20mmより大きい場合には、目元や口元などの狭い部分に対してローラの大きさが相対的に大きいことから、これらの部分の押圧や摘み上げが難しくなる。そのため、この場合には、上記第2条件が具備される場合であっても、これらの部分をピンポイントにマッサージすることが困難である。
上記美容器は、上記一対のローラの外周面間の最短距離は7mm以上8mm未満であることを上記第2条件としている。これにより、上記第1条件が具備される場合において、一対のローラの外周面間の距離が広すぎたり狭すぎたりせず、目元や口元などの狭い部分を摘み上げるのに最適な範囲の距離となる。その結果、これらの部分の摘み上げが効果的に行われる。
一対のローラの外周面間の最短距離が7mmに満たない場合には、肌に対して摘み上げ効果が強く作用し過ぎる。そのため、この場合には、上記第1条件が具備される場合であっても、目元や口元などの敏感な部分に使用するのに適さない。
一方、一対のローラの外周面間の最短距離が8mm以上である場合には、上記第1条件が具備される場合であっても、目元や口元などの狭い部分の肌をピンポイントに摘み上げることが難しくなる。そのため、これらの部分をピンポイントにマッサージすることが困難である。
上記一対のローラの互いの軸線のなす角、すなわち、一対のローラの開き角度は70〜80°であることが好ましい。これにより、上記第1条件及び上記第2条件が具備される場合において、美容器を肌に接触させて往復運動させることで、目元や口元などの狭い部分の肌の摘み上げ効果が適度に奏される。その結果、マッサージ効果がより効果的に奏される。
上記一対のローラの開き角度が70°を下回る場合には、肌に対する摘み上げ効果が強く作用し過ぎる傾向がある。そのため、この場合には、上記第1条件及び上記第2条件が具備される場合であっても、目元や口元などの敏感な部分に使用するのに適さない。
一方、上記一対のローラの開き角度が80°を上回る場合には、上記第1条件及び上記第2条件が具備される場合であっても、目元や口元などの狭い部分の肌をピンポイントに摘み上げることが難しくなる。そのため、これらの部分をピンポイントにマッサージすることが困難である。
上記一対のローラの互いの軸線のなす角、すなわち、一対のローラの開き角度は、74〜76°であることがさらに好ましい。これにより、上記第1条件及び上記第2条件が具備される場合において、目元や口元などの狭い部分の肌の摘み上げ効果が一層適度に奏されるため、マッサージ効果が一層効果的に奏される。
上記一対のローラの軸線が互いに重なる方向から見たときの上記ハンドルの中心線と上記軸線とのなす角が90°〜155°であることが好ましい。この場合には、目元や口元などの顔に使用する際に、ハンドルを把持した状態において、肌面に対して一対のローラの軸線が適度に傾斜することとなるため、一対のローラが滑らかに回転して肌の摘み上げ効果が効果的に奏される。その結果、マッサージ効果が向上される。また、肘を上げたり、手首を過度に曲げたりすることなく美容器の往復動作を行うことができるため、操作性に優れる。
上記一対のローラの軸線が互いに重なる方向から見たときの上記ハンドルの中心線と上記軸線とのなす角が155°よりも大きい場合は、顔に使用する際に、肌面に対して一対のローラの軸線が過度に傾斜することとなるため、一対のローラを滑らかに回転させることが困難となる。これにより、ローラと肌面との摩擦が大きくなり、肌面に対する負担が増す。そして、かかる負担を軽減するには、ハンドルを把持している手首を大きく捻って肌面に対して一対のローラの軸線の傾斜を適度に保つことが必要となるため、操作性が悪い。
上記一対のローラの軸線が互いに重なる方向から見たときの上記ハンドルの中心線と上記軸線とのなす角が90°よりも小さい場合は、使用する際に肌面に対する一対のローラの軸線の傾きを変更させたときに、一対のローラが設けられるハンドルの第1端部が肌面に触れることにより、肌に負担をかけるおそれがあり、好ましくない。
上記ハンドルは、上記第1端部から上記第2端部にかけて直線状に形成されていることが好ましい。これにより、目元や口元などの顔に使用する際に、肌面に対してローラが当接する角度の調整がしやすいため、操作性が向上する。また、ハンドルの握りやすさを維持しつつ、美容器全体をコンパクトに形成することができるため、旅行などで持ち運ぶのに適している。
上記美容器は、上記一対のローラに加えて他のローラを備えていてもよい。当該他のローラは、上記一対のローラと同一のローラであってもよいし、異なる態様のローラであってもよい。例えば、上記美容器は上記一対のローラを2組備えて、合計4個のローラを備えていてもよい。
(実施例1)
本例の実施例に係る美容器につき、図1〜図7を用いて説明する。
本例の美容器1は、図1に示すように、ハンドル10と、一対のローラ20を含む複数のローラを備える。
一対のローラ20は、図6に示すように、ハンドル10の第1端部11に互いに離隔してそれぞれの軸線L1、L2を中心に回転可能に支持されている。そして軸線L1、L2はハンドル10の中心線L0に対して第1端部11と反対側の第2端部12から第1端部11に向かう方向(図1に示すY1方向)に傾斜するように配設されている。
そして、一対のローラ20の直径dは15〜20mmであるとともに、一対のローラ20の外周面21a、21b間の最短距離Wは7mm以上8mm未満である。
なお、本例では、複数のローラとして一対のローラ20のみが備えられており、直径dは18mmであり、最短距離Wは7mmである。
以下、本例の美容器1について、詳述する。
図1、図3に示すように、ハンドル10は棒状を成している。ハンドル10は、ハンドル本体13及びハンドルカバー14を備えている。ハンドル本体13はABS樹脂製であって、クロムメッキが施されている。ハンドル本体13の長手方向の一端側の第1端部11には、二股に分かれた分枝部11a、11bが形成されている。ハンドル本体13は他端側の第2端部12に向かうにつれて縮径している。そして、ハンドル本体13は、第1端部11(分枝部11a、11bのつけ根部)から第2端部12にかけて直線状に形成されている。ハンドル10の最も太い部分の直径Sは14〜18mmとすることができ、本例では16mmである。
図4、図5に示すように、第1端部11の分枝部11aには、ハンドル本体13に形成されている後述の凹部15に連通する軸孔11cが形成されている。軸孔11cには、ブッシュ23とОリング25を介してローラシャフト22が挿通されている。ローラシャフト22はステンレス製であって、ニッケルメッキが施されており、導電性を有している。
ブッシュ23はPA(ポリアミド)樹脂製であって絶縁性を有している。図5に示すように、ブッシュ23は、円筒状のブッシュ本体23aと、ブッシュ本体23aの端部に鍔状に形成された鍔部23bとを有する。ブッシュ本体23aの外形は軸孔11cの内径よりも若干小さく、鍔部23bの外形は軸孔11cの内径よりも大きい。ブッシュ本体23aが軸孔11cに嵌装されているとともに、鍔部23bが分枝部11aの端部11eに当接している。
そして、分枝部11aの先端には、キャップ24が取り付けられている。キャップ24は、PA(ポリアミド)樹脂製であって絶縁性を有している。キャップ24はその中央に貫通孔24aが形成されており、貫通孔24aにローラシャフト22が挿通された状態でキャップ24の周壁部24bが分枝部11aの先端に係合されて固定されている。これにより、キャップ24と端部11eとの間に鍔部23bが挟持されて、ブッシュ23が分枝部11aに固定されている。
図5に示すように、ローラシャフト22の一端側(分枝部11a内に位置する側)の端部22aは、後述のレンズカバー33に形成されたシャフト支持台33bに支持されている。シャフト支持台33bには、シャフトホルダー36が配設されている。シャフトホルダー36はステンレス製であって導電性を有する。そして、シャフト支持台33bに支持されたローラシャフト22の端部22aは、シャフトホルダー36に接触されており、ローラシャフト22とシャフトホルダー36との通電が図られている。
図5に示すように、ローラシャフト22の端部22aと反対側の端部22bには、ベアリングホルダー26とCリング28を介してベアリング27a、27bが取り付けられている。ベアリング27a、27bはいずれもポリオキシメチレン製の環状部材からなる樹脂ベアリングである。ベアリングホルダー26はABS樹脂製の略円筒状部材である。ベアリング27a、27bはローラシャフト22に挿通されて、ベアリングホルダー26とCリング28により保持されている。ベアリングホルダー26の外周面には、ローラ係合爪26aが2か所形成されている。ローラシャフト22はベアリングホルダー26を軸方向に貫通しており、端部22aはベアリングホルダー26から突出している。そして、端部22aにCリング28が装着されて、ベアリング27a、27b及びベアリングホルダー26の抜け止めと、ベアリング27a、27bへの予圧の付与がなされている。
そして、図5に示すように、ベアリングホルダー26を覆うように、ローラ20aが取り付けられている。ローラ20aはABS樹脂製であって、プラチナメッキが施されている。ローラ20aの形状は中空の略球状であって、分枝部11a側が開口しているとともに、分枝部11a側に若干引き伸ばされた形状を成している。ローラ20aの外周面21aにはいわゆるダイヤカットが施されている。
ローラ20aの内部には、カップ状のローラコア29が設けられている。ローラコア29はABS樹脂製であって、ローラ20aに一体的に形成されている。そして、ローラコア29の内側には、ベアリングホルダー26のローラ係合爪26aが係合されるホルダ−係合溝29aが形成されている。そして、ローラ係合爪26aがホルダ−係合溝29aに係合されることにより、ローラ20aがベアリングホルダー26に取り付けられる。これにより、ローラ20aが第1端部11の分枝部11aに対して、ローラシャフト22の軸線L1を中心にして回動可能に取り付けられている。
また、図4に示すように、ローラ20bも、ローラ20aと同様の構成によって、第1端部11の分枝部11bに対して、ローラシャフト22の軸線L2を中心にして回動可能に取り付けられている。
図6に示すように、一対のローラ20(20a、20b)の直径は15〜20mmとすることができ、本例では、18mmである。そして、一対のローラ20(20a、20b)の外周面21a、21b間の最短距離Wは7mm以上、8mm未満とすることができ、本例では、7mmである。さらに、一対のローラ20(20a、20b)の両軸線L1、L2のなす角βは70〜80°とすることができ、本例では74.5°である。なお、軸線L1、L2のなす角βは、軸線L1、L2を含む平面の法線方向IV(図2参照)から見たときの両者のなす角をいうものとする。
また、軸線L1、L2は、図2に示すように、ハンドル10の中心線Lに対して第1端部11と反対側の第2端部12から第1端部11に向かう方向Y1側に傾斜している。そして、図2に示すように、一対のローラの軸線が互いに重なる方向から見たときの中心線L0と軸線L2(L1)とのなす角(側方投影角度)αは90〜155°とすることができ、本例では、120°である。
図1に示すように、ハンドル10の正面側中央部の第1端部11寄りには窓部13aが形成されている。一方、図4に示すように、ハンドル10の背面側中央部には凹部15が形成されており、凹部15は窓部13aと連通している。そして、窓部13aには、背面側からレンズ30がはめ込まれている。そして、レンズ30の背面側には太陽電池パネル31が配設されている。太陽電池パネル31には、2個の端子32が接続されている。
太陽電池パネル31の背面側にはレンズカバー33が設けられている。レンズカバー33には2個の孔33aが形成されているとともに、端子32にもそれぞれ孔32aが形成されている。そして、ネジ34が孔33a、32aに挿通されて凹部15内のボス15aに締結されている。これにより、レンズ30とレンズカバー33との間に太陽電池パネル31が介在した状態でレンズ30、太陽電池パネル31、端子32及びレンズカバー33がハンドル本体13に固定されている。なお、レンズカバー33の一端側(ハンドル本体13の第1端部11側)には、上述のシャフト支持台33bが形成されている。そして、レンズカバー33の一端側の孔33aとネジ34を介して、シャフトホルダー36がシャフト支持台33bに取り付けられている。
そして、凹部15は、ハンドルカバー14により覆われている。ハンドルカバー14は係合爪14aを備えており、係合爪14aが凹部15内の係合溝(図示せず)に係合することにより、ハンドルカバー14はハンドル本体13に固定されている。なお、レンズ30とハンドル本体13との間にはОリング35aがそれぞれ介在しており、ハンドルカバー14とハンドル本体13との間にはОリング35bが介在している。
太陽電池パネル31は端子32を介して、導電性のクロムメッキが施されたハンドル本体13に電気的に接続されている。さらに、太陽電池パネル31は導電性材料からなるシャフトホルダー36、ローラシャフト22及びベアリングホルダー26を介して、導電性のプラチナメッキが施された一対のローラ20(20a、20b)に電気的に接続されている。これにより、美容器1の使用時にローラ20の外周面21aが肌に接触することにより、ローラ20とハンドル10とが人体を介して電気的に接続されることとなる。そして、太陽電池パネル31が窓部13aのレンズ30を介して受光して発電することにより、ローラ20の外周面21aと肌との間に微弱電流が流れる。その結果、肌への刺激が増し、マッサージ効果が一層高まる。
次に、美容器1の使用態様を説明する。
この美容器1の使用時には、図7に示すように、使用者がハンドル10を把持した状態で、一対のローラ20の外周面21a、21bを目元や口元などの狭い部分の肌面50に押し当てて接触させながら美容器1を第1端部11方向(図6の矢印P1の方向)へ移動させると、ローラ20a、20bがそれぞれ軸線L1、L2を中心にして矢印P2方向に回転させられる。このとき、ローラ20a、20bによって肌面に押圧力が加えられる。美容器1をP1方向へ移動させた後、元に戻すように美容器1を第2端部12方向(図6の矢印Q1の方向)へ移動させると、ローラ20a、20bは矢印Q2方向に回転させられる。これにより、図7に示すようにローラ20a、20b間に位置する肌面50がローラ20a、20bの回転に伴って巻き上げられるようにして摘み上げられる。
次に、本例の美容器1の作用効果を説明する。
上記美容器1によれば、一対のローラ20の直径dが15〜20mmであること(第1条件)、一対のローラ20の外周面21a、21b間の最短距離Wが7mm以上8mm未満であること(第2条件)の両方の条件が満たされている。これにより、一対のローラ20は目元や口元などの狭い部分の肌を過剰とならない程度に確実に摘み上げるとともに、効果的に押圧することができる。その結果、これらの部分を十分にマッサージすることができる。すなわち、上記第1条件及び第2条件の両方が満たされることによってはじめて、上記部分のマッサージ効果が最大限発揮されることとなる。
また、一対のローラ20の直径dは18〜19mmであることが更に好ましく、本例では、18mmである。これにより、目元や口元などの狭い部分の肌の摘み上げ効果が適度に奏されて、マッサージ効果がより効果的に奏される。
一対のローラの互いの軸線L1、L2のなす角βは70〜80°であることが好ましく、74〜76°であることがさらに好ましい。本例では、軸線L1、L2のなす角βは74.5°である。これによっても、目元や口元などの狭い部分の肌の摘み上げ効果が適度に奏されて、マッサージ効果がより一層効果的に奏される。
また、ハンドル10は、第1端部11(分枝部11a、11bのつけ根部)から第2端部12にかけて直線状に形成されている。これにより、目元や口元などの顔に使用する際に、肌に対してローラ20が当接する角度の調整がしやすいため、操作性が向上する。また、ハンドル10の握りやすさを維持しつつ、美容器1全体がコンパクトに形成されるため、旅行などで持ち運ぶのに適している。
また、一対のローラ20(20a、20b)は球状に構成されている。これにより、ローラ20a、20bが筒状である場合に比べて、ローラ20a、20bと肌との接触面積が小さくなる。そのため、ローラ20a、20bを、目元や口元などの狭い部分に集中して押圧力や摘み上げ力を作用させることが容易となる。さらに、肌を押圧した状態でもローラ20a、20bをスムーズに移動させることができるため、美容器1の移動方向の変更を容易に行うことができる。これにより、目元や口元などの狭い部分をピンポイントにマッサージすることが容易となる。
ローラ20a、20bの形状は、球形の他に、楕円球形、これらの形状を組み合わせた形状を採用してもよい。また、ローラ20a、20bの表面に、種々の形状による凹凸や突起を設けてもよい。この場合には、当該凹凸や突起によってローラ20a、20bによる肌の摘み上げ効果を一層向上させることができる。また、ローラ20a、20bはそれぞれ単一の部材から構成されていてもよいし、2以上の部材を組み合わせて構成されていてもよい。
なお、美容器1は一対のローラ20に加えて他のローラを備えていてもよい。当該他のローラは、一対のローラ20と同一のローラであってもよいし、異なる態様のローラであってもよい。例えば、美容器1は一対のローラ20を2組備えて、合計4個のローラ20を備えていてもよい。
また、軸線L1、L2は、図2に示すように、ハンドル10の中心線L0に対して第1端部11と反対側の第2端部12から第1端部11に向かう方向Y1側に傾斜しているとともに、側方投影角度αは90〜155°に設定されており、本例では120°である。これにより、目元や口元などの顔に使用する際に、ハンドル10を把持した状態において、肌面に対して一対のローラ20a、20bの軸線L1、L2が適度に傾斜することとなるため、一対のローラ20a、20bが滑らかに回転して摘み上げ効果が効果的に奏される。その結果、マッサージ効果が向上される。また、肘を過度に上げたり、手首を過度に曲げたりすることなく美容器1の往復動作を行うことができるため、操作性に優れる。また、使用する際に肌面に対する一対のローラ20a、20bの軸線L1、L2の傾きを変更させたときに、一対のローラ20a、20bが設けられるハンドルの第1端部11が肌面に触れることが防止されるため、肌に負担をかけるおそれを低減できる。
また、本例では、ハンドル10は細い棒状に形成されていることから、例えばハンドル10を中心線L0に沿って上下又は左右に分割して、ハンドル10の内部に各部材を収納する構成とした場合には、ハンドル10の成形精度や強度が低下したり、各部材がハンドル10の内部を密閉する作業に手間がかかって美容器1の組み立て作業性が低下したりするおそれがある。しかし、本例では、図4に示すように、ハンドル10は、その一部(中央部)を凹状にくり抜いて形成された凹部15内に各部材を配設するとともに、ハンドルカバー14によって当該凹部15を覆うことにより各部材を収納する構成を採用している。これにより、ハンドル10の中心線L0に沿って上下又は左右に分割した場合に比べて、ハンドル10の成形精度や強度を高く維持することができるとともに、ハンドルカバー14によって凹部15の内部を容易に密閉できることから美容器1の組み立て作業性が向上する。
1 美容器
10 ハンドル
11 第1端部
12 第2端部
20、20a、20b ローラ
21a、21b 外周面
22 ローラシャフト
31 太陽電池パネル
L0 中心線
L1、L2 軸線

Claims (1)

  1. ハンドルと、
    該ハンドルの第1端部に互いに離隔してそれぞれの軸線を中心に回転可能に支持されているとともに、上記軸線が上記ハンドルの中心線に対して上記第1端部と反対側の第2端部から上記第1端部に向かう方向に傾斜するように配設されている一対のローラを含む複数のローラと、
    を備え、
    上記一対のローラの直径が15〜20mmであるとともに、上記一対のローラの外周面間の最短距離が7mm以上8mm未満であることを特徴とする美容器。
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