JP2018085899A - 冷却構造を備える電動機 - Google Patents
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Abstract
【課題】異物の付着に起因して冷却効率が低下するのを防止する。
【解決手段】電動機10は、ステータ14と、ステータ14に取り付けられるハウジング16と、ステータ14およびハウジング16を冷却する冷却構造24と、ステータ14、ハウジング16、または冷却構造24の表面を振動させる振動モジュールとを備える。
【選択図】図1
【解決手段】電動機10は、ステータ14と、ステータ14に取り付けられるハウジング16と、ステータ14およびハウジング16を冷却する冷却構造24と、ステータ14、ハウジング16、または冷却構造24の表面を振動させる振動モジュールとを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、冷却構造を備える電動機に関する。
冷却用の気体を流動させるための通気路のような冷却構造を備える電動機が知られている(例えば、特許文献1)。
冷却構造の表面に、塵埃または切削液等の異物が付着すると、該冷却構造の冷却効率が低下する。従来、このような冷却効率の低下を防止する技術が求められている。
電動機は、ステータと、ステータに取り付けられるハウジングと、ステータおよびハウジングを冷却する冷却構造と、ステータ、ハウジング、または冷却構造の表面を振動させる振動モジュールとを備える。
冷却構造は、ステータまたはハウジングに形成され、気体が流動可能な通気路を有してもよい。振動モジュールは、通気路を画定する、ステータもしくはハウジングの表面に取り付けられてもよい。または、振動モジュールは、通気路を画定する、ステータもしくはハウジングの表面に隣接してステータもしくはハウジングに埋設されてもよい。
冷却構造は、ステータまたはハウジングにおいて気流を生じさせるファンを有してもよい。ファンは、各々が表面を具備する複数の羽根を有する回転体と、回転体を回転可能に支持する回転体ホルダとを有してもよい。振動モジュールは、回転体ホルダに設けられてもよい。
冷却構造は、ステータまたはハウジングの外面に設けられ、表面を具備する放熱フィンを有してもよい。振動モジュールは、放熱フィンの表面に取り付けられてもよい。または、振動モジュールは、放熱フィンの表面に隣接して放熱フィンに埋設されてもよい。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1を参照して、一実施形態に係る電動機10について説明する。なお、以下の説明における軸方向とは、ロータ12の回転軸線Oに沿う方向を示し、径方向とは、軸線Oを中心とする円の半径方向を示し、周方向とは、軸線Oを中心とする円の円周方向を示す。また、便宜上、図1の紙面左方を、軸方向前方として説明する。
電動機10は、ロータ12、ステータ14、ハウジング16、ベアリング18および20、ファンカバー22、ならびに冷却構造24を備える。
ロータ12は、円柱状の回転シャフト26と、該回転シャフト26の径方向外側に固定された円筒状のロータコア28とを有する。ロータコア28には、複数の磁石(図示せず)が内蔵されている。ロータコア28は、ステータ14から軸方向内方に僅かに離隔して配置されている。
ステータ14は、ステータコア30と、該ステータコア30に巻回されたコイル32とを有する。ステータコア30は、円筒状であって、例えば、軸方向に積層された複数の電磁鋼板から構成される。
ハウジング16は、前ハウジング34および後ハウジング36を有する。前ハウジング34は、円筒状であって、ステータコア30の軸方向前側に固定されている。前ハウジング34は、その径方向内側の端部に、円筒状のベアリング支持面38を有する。
後ハウジング36は、円筒状であって、ステータコア30の軸方向後側に固定されている。後ハウジング36は、その径方向内側の端部に、円筒状のベアリング支持面40を有する。
ベアリング18は、前ハウジング34に形成されたベアリング支持面38と、回転シャフト26の外周面との間に嵌入され、回転シャフト26を回転可能に支持する。一方、ベアリング20は、後ハウジング36に形成されたベアリング支持面40と、回転シャフト26の外周面との間に嵌入され、回転シャフト26を回転可能に支持する。
ファンカバー22は、後ハウジング36の軸方向後側に固定され、内部空間Sを画定する。ファンカバー22の後壁22aには、複数の開口部22bが形成されている。
冷却構造24は、電動機10の稼働中に加熱されるステータ14およびハウジング16を冷却するためのものであって、通気路42、ファン44、および放熱フィン70を有する。
通気路42は、軸方向前側の第1の開口46から軸方向後側の第2の開口48まで、軸方向に延在する孔である。より具体的には、通気路42は、第1の孔部42a、第2の孔部42b、および第3の孔部42cを有する。第1の孔部42aは、第1の開口46を有し、前ハウジング34に形成されている。第1の開口46は、前ハウジング34の端面34aに形成されている。
第2の孔部42bは、ステータコア30を軸方向に貫通するように該ステータコア30に形成されている。第3の孔部42cは、第2の開口48を有し、後ハウジング36に形成されている。第2の開口48は、後ハウジング36の端面36aに形成されている。第1の孔部42a、第2の孔部42b、および第3の孔部42cは、互いに連通する。
ファン44は、通気路42に気流を生じさせる。図2に示すように、ファン44は、回転体50、ファンモータ52、および回転体ホルダ54を有する。回転体50は、中心部50aと、中心部50aから径方向外側へ延出する複数の羽根50bとを有する。複数の羽根50bは、周方向に略等間隔で整列するように配置されている。
ファンモータ52は、ファンカバー22の後壁22aの内面に固定され、回転体50を回転させる。ファンモータ52は、軸方向に延びる回転シャフト52aを有し、該回転シャフト52aの軸方向前端は、回転体50の中心部50aに固定されている。
回転体ホルダ54は、ファン44の回転体50を回転可能に支持する。具体的には、回転体ホルダ54は、ベアリング56および支持部58を有する。ベアリング56は、ファンモータ52の回転シャフト52aを回転可能に支持する。本実施形態においては、ベアリング56は、玉軸受であって、内輪60、外輪62、および、内輪60と外輪62との間に配置された複数の玉64を有する。
内輪60は、円環状であり、内周面60aと、該内周面60aとは反対側の外周面60bとを有する。内輪60の内周面60aは、ベアリング56の内周面を画定している。ファンモータ52の回転シャフト52aは、該内周面60aと当接するように、内輪60に嵌め込まれる。
その結果、回転シャフト52aに固定された回転体50は、ベアリング56によって回転可能に支持される。内輪60の外周面60bは、軌道面として機能し、該外周面60b上を、玉64が転動する。
外輪62は、内輪60よりも大径の円環状の部材であり、内周面62aと、該内周面62aとは反対側の外周面62bとを有する。外輪62の内周面62aは、軌道面として機能し、該内周面62a上を、玉64が転動する。外輪62の外周面62bは、ベアリング56の外周面を画定している。
支持部58は、円筒状であって、ファンカバー22の後壁22aに固設されている。支持部58は、内周面58aと、該内周面58aとは反対側の外周面58bとを有する。内周面58aは、外輪62の外周面62bと当接し、ベアリング56を支持している。
ファンモータ52が回転体50を一方へ回転させると、回転する羽根50bによって、ファンカバー22に形成された開口部22bから内部空間Sに流入する気流が生じる。この気流は、通気路42の第2の開口48から通気路42に流入し、通気路42を軸方向前方へ向かって流れて、第1の開口46から外部へ流出する。
一方、ファンモータ52が回転体50を他方へ回転させると、通気路42の第1の開口46から通気路42に流入する気流が生じる。この気流は、通気路42を軸方向後方へ流れ、第2の開口48から内部空間へ流入し、ファンカバー22の開口部22bから外部へ流出する。以上のように通気路42を流動する気流によって、ハウジング16およびステータ14は、冷却される。
放熱フィン70の各々は、周方向に延びる薄板であって、軸方向に整列するようにステータコア30の外周面30aに固定されている。放熱フィン70は、ステータコア30から放熱し、これにより、ステータ14を冷却する。
ファンモータ52を稼働させるにつれて、通気路42またはファンモータ52の回転体50に、塵埃または切削液等の異物が付着する。このように異物が付着すると、通気路42内の気流が減少し、以って、冷却効率が低下してしまう虞がある。また、放熱フィン70の表面70aに異物が付着し、これにより放熱フィン70の放熱効率が低下してしまう虞もある。
そこで、本実施形態に係る電動機10は、異物の付着によって冷却構造24の冷却効率が低下するのを防止すべく、図2〜図6に示すように複数の振動モジュール80を備える。
振動モジュール80の各々は、例えば、圧電素子または振動用モータを有する。圧電素子は、印加された電圧に応じて自らが振動する。振動用モータは、回転シャフトと、該回転シャフトの回転運動を往復運動に変換する運動変換構造とを有する。運動変換構造は、例えば、回転シャフトに固設された楕円形の部材から構成される。
一例として、振動モジュール80は、コイル32に電圧を印加する主電圧源とは別の副電圧源(図示せず)に接続され、該副電圧源から供給された電圧によって、振動(例えば、1kHz以上の高周波振動)を生じさせる。振動モジュール80は、例えば、電動機10の動作時、または該電動機10が設置される工作機械において切削液が使用されている時に、動作される。
図2に示すように、振動モジュール80は、振動モジュール80a、80b、80c、および80dを有する。振動モジュール80aは、ベアリング56の外輪62に埋設されている。振動モジュール80bは、ベアリング56の外輪62の軸方向後方の端面62cに固定されている。振動モジュール80cは、支持部58に埋設されている。振動モジュール80dは、支持部58の内周面58aに固定されている。
これら振動モジュール80a、80b、80c、および80dは、羽根50bの表面50cを振動させて、該表面50cに付着した異物を振り落す。
具体的には、振動モジュール80a、80b、80c、および80dが発生させた振動は、玉64、内輪60、回転シャフト52a、および中心部50aを経て、羽根50bに伝達される。このようにして、振動モジュール80a、80b、80c、および80dの各々は、羽根50bの表面50cを振動させる。
図3に示すように、振動モジュール80は、振動モジュール80eおよび80fを有する。振動モジュール80eは、前ハウジング34に埋設されている。振動モジュール80eは、通気路42の第1の孔部42aを画定する、前ハウジング34の表面に隣接して配置されている。
一方、振動モジュール80fは、第1の孔部42aを画定する前ハウジング34の表面に固定されている。これら振動モジュール80eおよび80fは、第1の孔部42aを画定する表面を振動させて、該表面に付着した異物を振り落す。
図4に示すように、振動モジュール80は、振動モジュール80gおよび80hを有する。振動モジュール80gの各々は、ステータコア30に埋設されている。振動モジュール80gは、通気路42の第2の孔部42bを画定する、ステータコア30の表面に隣接し、該第2の孔部に沿って軸方向に並ぶように、配置されている。
一方、振動モジュール80hは、第2の孔部42bに沿って軸方向に並ぶように、該第2の孔部42bを画定するステータコア30の表面に固定されている。これら振動モジュール80gおよび80hは、第2の孔部42bを画定する表面を振動させて、該表面に付着した異物を振り落す。
図5に示すように、振動モジュール80は、振動モジュール80iおよび80jを有する。振動モジュール80iの各々は、後ハウジング36に埋設されている。振動モジュール80iは、通気路42の第3の孔部42cを画定する、後ハウジング36の表面に隣接し、該第3の孔部42cに沿って軸方向に並ぶように、配置されている。
一方、振動モジュール80jは、第3の孔部42cに沿って軸方向に並ぶように、該第3の孔部42cを画定する後ハウジング36の表面に固定されている。これら振動モジュール80iおよび80jは、第3の孔部42cを画定する表面を振動させて、該表面に付着した異物を振り落す。
図6に示すように、振動モジュール80は、振動モジュール80kおよび80lを有する。振動モジュール80kの各々は、放熱フィン70に埋設されている。振動モジュール80kの各々は、放熱フィン70の表面70aに隣接し、径方向に並ぶように、配置されている。
一方、振動モジュール80lは、径方向に並ぶように、放熱フィン70の表面70aに固定されている。これら振動モジュール80kおよび80lは、放熱フィン70の表面70aを振動させて、該表面70aに付着した異物を振り落す。
以上に述べたように、本実施形態によれば、振動モジュール80によって、羽根50bの表面50c、通気路42を画定する表面、および放熱フィンの表面70aを振動させて、これら表面に付着した異物を振り落とすことができる。これにより、これら表面に付着した異物によって、冷却構造24の冷却効率が低下するのを効果的に防止できる。
なお、複数の振動モジュール80a、80b、80c、または80dが、周方向に並ぶように配設されてもよい。また、振動モジュール80bは、外輪62の軸方向前方の端面に固定されてもよい。また、振動モジュール80dは、支持部58の外周面58bに固定されてもよい。
また、複数の振動モジュール80eまたは80fが、第1の孔部42aに沿って軸方向に並ぶように配設されてもよい。また、複数の振動モジュール80eまたは80fが、第1の孔部42aを画定する壁面の周囲に並ぶように配設されてもよい。
また、複数の振動モジュール80gまたは80hが、第2の孔部42bを画定する壁面の周囲に並ぶように配設されてもよい。また、複数の振動モジュール80iまたは80jが、第3の孔部42cを画定する壁面の周囲に並ぶように配設されてもよい。
通気路42を画定する表面の上、および該表面に隣接して設けられた振動モジュール80e、80f、80g、80h、80i、および80jは、互いに同期して振動されてもよい。
また、通気路42を画定する表面に生じる振動を増幅させるべく、振動モジュール80e、80f、80g、80h、80i、または80jは、通気路42を画定する表面に定在波の振動を発生するように、配置されてもよい。
例えば、振動波の波長をλとした場合に、振動モジュール80e、80f、80g、80h、80i、または80jが、λ/2×n(nは正の整数)の間隔で、通気路42に沿って軸方向に並ぶように配置してもよい。
また、放熱フィン70は、ハウジング34、36の外面に設けられてもよい。このような実施形態を図7に示す。図7に示す電動機10’においては、放熱フィン70が、前ハウジング34および後ハウジング36の外面にも設けられている。これら放熱フィン70にも、図6に示すように、振動モジュール80kおよび80lが設置される。
また、放熱フィンは、軸方向に延びる薄板から構成されてもよい。このような実施形態を図8および図9に示す。図8および図9に示す放熱構造90は、上述の放熱フィン70の代わりにステータコア30の外周面30aに固定され得るものであって、円筒部92および複数の放熱フィン94を有する。
円筒部92は、ステータコア30の外周面30aに接触して固定される。放熱フィン94の各々は、円筒部92の外周面92aから径方向外方へ突出し、軸方向へ延びる薄板である。放熱フィン94は、周方向に略等間隔で整列する。
振動モジュール80は、振動モジュール80mおよび80nを有する。振動モジュール80mの各々は、放熱フィン94に埋設されている。振動モジュール80mの各々は、放熱フィン94の表面94aに隣接し、径方向に並ぶように、配置されている。
一方、振動モジュール80nは、径方向に並ぶように、放熱フィン94の表面94aに固定されている。これら振動モジュール80mおよび80nは、放熱フィン94の表面94aを振動させて、該表面94aに付着した異物を振り落す。なお、振動モジュール80mまたは80nは、軸方向に並ぶように配置されてもよい。
以上、発明の実施形態を通じて本発明を説明したが、上述の実施形態は、特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、本発明の実施形態の中で説明されている特徴を組み合わせた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得るが、これら特徴の組み合わせの全てが、発明の解決手段に必須であるとは限らない。さらに、上述の実施形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることも当業者に明らかである。
また、特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、工程、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」、「次いで」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 電動機
16 ハウジング
24 冷却構造
80 振動モジュール
16 ハウジング
24 冷却構造
80 振動モジュール
Claims (4)
- ステータと、
前記ステータに取り付けられるハウジングと、
前記ステータおよび前記ハウジングを冷却する冷却構造と、
前記ステータ、前記ハウジング、または前記冷却構造の表面を振動させる振動モジュールと、を備える、電動機。 - 前記冷却構造は、前記ステータまたは前記ハウジングに形成され、気体が流動可能な通気路を有し、
前記振動モジュールは、
前記通気路を画定する、前記ステータもしくは前記ハウジングの前記表面に取り付けられるか、または、
前記通気路を画定する、前記ステータもしくは前記ハウジングの前記表面に隣接して前記ステータもしくは前記ハウジングに埋設される、請求項1に記載の電動機。 - 前記冷却構造は、前記ステータまたは前記ハウジングにおいて気流を生じさせるファンを有し、
前記ファンは、
各々が前記表面を具備する複数の羽根を有する回転体と、
前記回転体を回転可能に支持する回転体ホルダと、を有し、
前記振動モジュールは、前記回転体ホルダに設けられる、請求項1または2に記載の電動機。 - 前記冷却構造は、前記ステータまたは前記ハウジングの外面に設けられ、前記表面を具備する放熱フィンを有し、
前記振動モジュールは、
前記放熱フィンの前記表面に取り付けられるか、または、
前記放熱フィンの前記表面に隣接して前記放熱フィンに埋設される、請求項1〜3のいずれか1項に記載の電動機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016229276A JP2018085899A (ja) | 2016-11-25 | 2016-11-25 | 冷却構造を備える電動機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016229276A JP2018085899A (ja) | 2016-11-25 | 2016-11-25 | 冷却構造を備える電動機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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ID=62237451
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016229276A Pending JP2018085899A (ja) | 2016-11-25 | 2016-11-25 | 冷却構造を備える電動機 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2018085899A (ja) |
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2016
- 2016-11-25 JP JP2016229276A patent/JP2018085899A/ja active Pending
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