JP2009022146A - アキシャルモータ - Google Patents

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Kenji Kitajima
健二 北島
Yasushi Nomura
康 野村
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  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Abstract

【課題】ロータの機能を拡大することで電力を有効に利用しつつ、ロータの振動を抑制しうるアキシャルモータを提供する。
【解決手段】アキシャルモータMOは、ステータ10に対向するロータ20を備えている。ロータ20は、回転軸21に固定されたロータ本体22と、ステータ10のコア15に対向してロータ本体22に取り付けられた永久磁石23とを備えている。ロータ本体22は、回転軸21に連結されたリング状部材である平板状の円板状部材22aと、円板状部材22aに取り付けられたファンブレード22bとを有している。ファンブレード22bによってロータ本体22の強度が強化されて、回転時の振動が抑制され、かつ、遠心式ファンとしても機能している。
【選択図】図1

Description

本発明は、軸方向においてステータとロータとが相対向する構造を有するアキシャルモータの改良に関する。
近年、各種電気機器、電気自動車,ハイブリッド車,ロボットなどの新技術の進展に伴い、それらに用いられる回転電機(モータや発電機)に対する性能の高度化、小型化、コスト低減などの要請も高まっている。
そこで、特許文献1には、小型化(薄型化)に適したモータとして、モータ回転軸の方向においてステータに対してロータを対向させたアキシャルモータが開示されている。同文献の図1に示されるように、このアキシャルモータのロータは、モータ回転軸に連結される平板リング状のロータ本体22と、ロータ本体22に取り付けられた磁石24とを備えている。このようなロータの構造は、従来のアキシャルモータに採用されている基本的な構造である。
特開2004−274971号公報
ところで、特許文献1のようなアキシャルモータにおいては、平板状のロータ本体が回転時に大きく振動するという不具合があった。振動の原因は、平板状のロータ本体が軸方向に歪むことに起因すると思われる。そこで、振動の抑制のために、ロータ本体を十分厚くすることが考えられるが、厚くすることでロータ本体の重量が増大すると、モータの消費電力が無駄に増大する。
本発明の目的は、ロータの機能を拡大することで電力を有効に利用しつつ、ロータの振動を抑制しうるアキシャルモータを提供することにある。
本発明のアキシャルモータは、ロータを、モータ回転軸に連結されるリング状部材と、リング状部材に連結されたファンブレードとによって構成し、リング状部材またはファンブレードに永久磁石を取り付けたものである。
これにより、ロータがファンブレードを有しているので、単なる平板とは異なり、軸方向の強度が強化されて、軸方向の歪みに起因する振動が低減される。しかも、ロータがファンの機能を備えているので、無駄に消費電力が増大することはなく、電力の有効利用を図ることができる。
アキシャルモータのリング状部材は、永久磁石が取り付けられる第1面、およびファンブレードが取り付けられる第2面を有する円板状部材であってもよいし、モータ回転軸に連結される内周面、およびファンブレードの基端部が連結される外周面を有する円筒状部材であってもよい。
リング状部材が、上記円板状部材である場合には、円板状部材の第2面に溝が形成されていて、ファンブレードの側端部が溝に嵌め込まれている構造を採ることにより、円筒状部材の強度をファンブレードによって効果的に強化することができる。
特に、第2面が中心部で突出し、中心部から周縁部に向かって低くなるように形成されていることにより、ファンブレードの形状がいわゆる遠心式ファンに適した構造となり、ファンとしての性能の高いアキシャルモータが得られる。
リング状部材が、上記円筒状部材である場合には、ロータに円板状部材が不要となるので、ロータを軽量化することができ、さらなる電力の有効利用と動作の応答性の向上とを図ることができる。
本発明のアキシャルモータによると、ロータの機能を拡大することで電力を有効に利用しつつ、ロータの振動を抑制することができる。
図1は、実施の形態1におけるアキシャルモータMOの断面図である。同図に示すように、アキシャルモータMOは、モータケースCA内にステータ10と、ロータ20とを収納して構成されている。ステータ10は、圧粉磁性材料を主材料とするヨーク部11およびティース部12からなるコア15と、ティース部12の周囲にインシュレータ(図示せず)を介して巻回されたコイル13とを備えている。一方、ロータ20は、モータケースCAに取り付けられたベアリングBRによって回転自在に支持される回転軸21と、回転軸21に固定されたロータ本体22と、ステータ10のコア15に対向してロータ本体22に取り付けられた永久磁石23とを備えている。
本明細書においては、図1に示すように、回転軸21(モータ回転軸)に平行な方向を軸方向z(スラスト方向)とし、回転軸21に直交する方向をラジアル方向rとする。本実施の形態のアキシャルモータMOは、ステータ10とロータ20とが(具体的にはステータ10のコア15とロータ20の永久磁石23とが)、軸方向zにおいて相対向しているアキシャルモータである。
ここで、ロータ本体22は、回転軸21に連結されたリング状部材である円板状部材22aと、円板状部材22aに取り付けられたファンブレード22bとを有している。ロータ本体22は、ステータ10に対峙する第1面22a1と、第1面22a1に対向する第2面22a2とを有しており、第2面22a2には溝22cが形成されている。そして、ファンブレード22bの側端部はこの溝22cに嵌め込まれている。一方、永久磁石23は、円板状部材22aの第1面22a1に取り付けられている。
図2は、モータケースCAの側面図である。図1および図2に示すように、モータケースCAの吸気口Inから取り入れられた空気は、ファンブレード22bにより、回転軸21と垂直方向、つまりラジアル方向rに流れた後、吹き出し口Opから吹き出される。したがって、本実施の形態のロータ本体22は、いわゆる遠心式ファンとしても機能している。
また、図示されていないが、回転軸21にはアキシャルモータMOによって駆動される他の利用系部材が連結されている。ただし、他の利用系部材が存在せず、アキシャルモータMOがファンとしての機能しか有していなくてもよい。また、ファンブレード22bが、アキシャルモータMOの冷却機能しか有していなくてもよい。
本実施の形態において、ロータ本体20の円板状部材22aおよびファンブレード22bは、磁性材料である鉄合金(マルテンサイト系ステンレスなど)で構成されていてもよいし、非磁性材料である銅合金,アルミニウム合金,オーステナイト系ステンレス等の金属や、エンジニアリングプラスチックなどで構成されていてもよい。また、円板状部材22aとファンブレード22bとが、エンジニアリングプラスチックなどで一体的に成形されていてもよい。
また、本実施の形態のコア10のヨーク部11およびティース部は、絶縁被膜を有する磁性粉末を圧縮成形して形成されている。ただし、多数の珪素鋼板を樹脂絶縁層を挟んで積層したものであってもよい。
本実施の形態において、ヨーク部11やロータ本体22の径は100mm〜150mm程度であり、モータケースCAの軸方向zの寸法は、45mm〜50mm程度である。つまり、本実施の形態のアキシャルモータMOは、薄型のアキシャルモータであることがわかる。そして、円板状部材22aの厚みは2mm〜3mm程度である。
本実施の形態によると、ロータ本体22が、円板状部材22aと、円板状部材22bに取り付けられたファンブレード22bとによって構成されているので、円板状部材22bだけの構造に比べ、ロータ本体22の強度が強化されて、回転時における歪みが低減される。よって、アキシャルモータMOの作動時に、円板状部材22aの歪みに起因する振動が低減される。しかも、ファンブレード22bにより、アキシャルモータMOがファンとして機能するので、ロータ本体22,ひいてはアキシャルモータMOの機能が拡大されている。また、ファンブレード22bは、金属で構成されていても薄板であるので、それほど重量が増加しない。よって、ファンブレード22bを備えていることによる消費電力の増大量は小さい。したがって、ロータ本体22の機能を拡大することで電力を有効に利用しつつ、ロータ本体22の振動を抑制することができる。
(変形例)
図3は、実施の形態1の変形例に係るロータ20の断面図である。この変形例においては、ロータ本体22のリング状部材である円板状部材22aの第2面22a2は、平面ではなく、中心部で軸方向zに突出し、中心部から周縁部に向かって低くなるように形成されている。図3において、上記以外の構造は、実施の形態1における図1と同じであり、図1と同じ符号を付して説明を省略する。
本変形例によると、円板状部材22aが中心部で高くなり周辺部で低くなる形状を有しているので、実施の形態1の効果に加えて、空気の流れがよりスムーズとなり、ファン性能の向上を図ることができる。
(実施の形態2)
図4は、実施の形態2に係るアキシャルモータMOの断面図である。この実施の形態においては、リング状部材は、内周面22d1と外周面22d2とを有する円筒状部材である。そして、内周面22d1は回転軸21に連結され、外周面22d2にはファンブレード22bが取り付けられている。また、永久磁石23は、ファンブレード22bに直接取り付けられており、図1に示す円板状部材22aが省略された構造となっている。図4において、上記以外の部材の構造は、実施の形態1における図1と同じであり、図1と同じ符号を付して説明を省略する。
本実施の形態では、図1に示す円板状部材22aが不要となるので、実施の形態1の効果に加えて、ロータ20全体が軽量となり、電力の利用効率の向上を図ることができる。また、図1に比べて、アキシャルモータMOの軸方向zの寸法を縮小でき、薄型のアキシャルモータを実現することができる。
なお、本実施の形態においても、円筒状部材22dとファンブレード22bとは、磁性材料である鉄合金(マルテンサイト系ステンレスなど)で構成されていてもよいし、非磁性材料である銅合金,アルミニウム合金等の金属や、エンジニアリングプラスチックなどで構成されていてもよい。また、円筒状部材22dとファンブレード22bとが、エンジニアリングプラスチックなどで一体的に成形されていてもよい。
(他の実施の形態)
上記開示された本発明の実施の形態の構造は、あくまで例示であって、本発明の範囲はこれらの記載の範囲に限定されるものではない。本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味及び範囲内でのすべての変更を含むものである。
本発明のモータは、産業用モータ、ハイブリッド車、電気自動車、燃料電池車,ロボット,モータ付き自転車などに配置されるモータに利用することができる。
実施の形態1に係るモータの断面図である。 実施の形態1に係るモータケースの側面図である。 実施の形態1の変形例1に係るモータのロータの断面図である。 実施の形態2に係るモータの断面図である。
符号の説明
10 ステータ
11 ヨーク部
12 ティース部
13 コイル
15 コア
20 ロータ
21 回転軸
22 ロータ本体
22a 円板状部材
22a1 第1面
22a2 第2面
22b ファンブレード
22c 溝
22d 円筒部材
22d1 内周面
22d2 外周面
23 永久磁石
BR ベアリング
CA モータケース
MO アキシャルモータ

Claims (5)

  1. ステータとロータとが軸方向において相対向するアキシャルモータであって、
    前記ロータは、
    モータ回転軸に連結されるリング状部材と、
    前記リング状部材に連結されたファンブレードと、
    前記リング状部材またはファンブレードに取り付けられた永久磁石と、
    を備えているアキシャルモータ。
  2. 請求項1記載のアキシャルモータにおいて、
    前記リング状部材は、前記永久磁石が取り付けられる第1面、および前記ファンブレードが取り付けられる第2面を有する円板状部材である、アキシャルモータ。
  3. 請求項2記載のアキシャルモータにおいて、
    前記円板状部材の第2面には、溝が形成されており、
    前記ファンブレードの側端部は、前記溝に嵌め込まれている、アキシャルモータ。
  4. 請求項2または3記載のアキシャルモータにおいて、
    前記円板状部材の前記第2面は、中心部で軸方向に突出し、中心部から周縁部に向かって低くなるように形成されている、アキシャルモータ。
  5. 請求項1記載のアキシャルモータにおいて、
    前記リング状部材は、モータ回転軸に連結される内周面、および前記ファンブレードの基端部が連結される外周面を有する円筒状部材であり、
    前記永久磁石は、前記ファンブレードに取り付けられている、アキシャルモータ。
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