JP2018085210A - 蓄電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】外部端子に対する外部部材の接続状態を良好に維持しやすい蓄電装置を提供することを課題とする。【解決手段】本発明は、外装体(2)と、前記外装体(2)の表面から外側に突出した外部端子(310)と、を備えた蓄電装置(1)であって、前記外部端子(310)の外形は、軸方向から見た最大外形寸法が第1寸法とされた第1外形部(315)と、該第1外形部(315)よりも軸方向の先端側に位置し、軸方向から見た最大外形寸法が前記第1寸法よりも大きな第2寸法とされた第2外形部(316)とを有する、蓄電装置(1)を提供する。【選択図】図8

Description

本発明は、蓄電素子を収容する外装体の表面から外部端子が突出して設けられた蓄電装置に関する。
自動車のエンジンルームには、比較的低電圧(例えば12V)の蓄電装置が搭載されることがある。この種の蓄電装置としては、主として鉛蓄電池が用いられるが、近年は、例えばリチウムイオン電池など、鉛蓄電池以外の電池が用いられることもある。
特許文献1に開示されているように、この種の蓄電装置は、外装体の上面から突出した一対の外部端子を有する。各外部端子の形状は、一般に、先端に向かって縮径された円錐台状である。各外部端子の外側には、車体側の接続部材の先端に設けられたリング状の嵌合部が嵌め込まれ、これにより、車体側の電気系統に蓄電装置が接続される。
車体側接続部材の嵌合部の内周面は、通例、蓄電装置の外部端子の外周面に沿ったテーパ面とされており、外部端子の外周面に対して嵌合部の内周面はフィットした状態で嵌合される。
実開昭54−009331号公報
しかしながら、上記のような先細り状の外部端子の外周面に車体側接続部材の嵌合部の内周面をフィットさせる従来の嵌合構造では、車体側接続部材の嵌合部が外部端子の軸方向先端側へ移動することを規制し難いことから、外部端子からの嵌合部の抜け止め性に関して改善の余地がある。
そこで、本発明は、外部端子に対する外部部材の接続状態を良好に維持しやすい蓄電装置を提供することを目的とする。
本発明は、
外装体と、前記外装体の表面から外側に突出した外部端子と、を備えた蓄電装置であって、
前記外部端子の外形は、軸方向から見た最大外形寸法が第1寸法とされた第1外形部と、該第1外形部よりも軸方向の先端側に位置し、軸方向から見た最大外形寸法が前記第1寸法よりも大きな第2寸法とされた第2外形部とを有する、蓄電装置を提供する。
なお、本明細書でいう「軸方向から見た最大外形寸法」とは、外部端子のある軸方向位置での軸方向に垂直な断面における外縁の2点を結ぶ線分のうち最長の線分の長さを意味する。例えば、断面円形の外部端子の最大外形寸法は断面の直径に一致し、断面楕円形の場合は長軸の長さに一致し、断面三角形の場合は3つの辺のうち最長の辺の長さに一致し、4つ以上の辺を有する断面多角形の場合は、全ての辺及び全ての対角線(隣り合わない2つの頂点間を結ぶ線分)のうち最長の辺又は対角線の長さに一致する。
上記の蓄電装置によれば、外部端子における第2外形部よりも軸方向基端側部分を含む部分の外側に、接続部材の嵌合部を嵌合させることで、第1外形部よりも大きな外形寸法を有する第2外形部がストッパとして機能し、これにより、外部端子からの嵌合部の抜け止め性が向上する。そのため、蓄電装置と外部部材との接続状態を良好に維持しやすくなる。
上記の蓄電装置において、軸方向から見た前記外部端子の断面積は、少なくとも前記第1外形部から前記第2外形部に亘る軸方向の範囲において、軸方向先端側に向かって次第に拡大されていてもよい。この場合、外部端子の外側に嵌合された嵌合部の軸方向先端側への移動を、外部端子における軸方向先端側に向かって次第に拡大された断面積を有する部分の外周面によって効果的に規制できる。これにより、嵌合部の抜け止め性をより効果的に向上させることができる。
上記の蓄電装置において、前記外部端子の外周面は、軸方向の先端側に向かって軸心からの距離が次第に大きくなるように軸方向に対して傾斜した傾斜部を有してもよい。この場合、外部端子に嵌合された嵌合部の軸方向先端側への移動を、外部端子の外周面の傾斜部によって効果的に規制しつつ、外部端子の外周面の傾斜部に対して嵌合部の内周面を密着させやすい。そのため、外部端子と嵌合部との接続状態の向上を図ることができる。
上記の蓄電装置において、前記外部端子の形状は、前記軸方向の先端側に向かって次第に拡径された逆円錐台状であってもよい。
この場合、外部端子が逆円錐台状であることにより、外部端子の外周面による嵌合部の抜け止めと、外部端子の外周面に対する嵌合部の内周面の密着性の向上との両立を、外部端子の全周に亘って図ることができる。
また、この場合において、蓄電装置が自動車のエンジンルームに搭載されて車体側接続部材に接続される場合、外部端子の外周面は、一般的な鉛蓄電池のような蓄電装置の外部端子とは逆方向のテーパ面となっていることから、従来から用いられている一般的な車体側接続部材の嵌合部を、その内周のテーパ面が従来とは逆向きになるように、本発明の蓄電装置の外部端子に嵌合させるだけでよい。そのため、従来用いられていないような特別な部材を用いることなく、上述したように抜け止め性向上と密着性向上との両立を図り得る接続状態を得ることができる。
上記の蓄電装置において、前記外部端子は、前記外装体の表面から外側に突出し、軸方向先端側の端面にねじ穴が設けられた端子本体部と、前記端子本体部を軸方向先端側に向かって次第に拡径させるように前記ねじ穴に螺合されたねじ部材と、を有してもよい。
この場合、外部端子の外側に外部部材の嵌合部を嵌め込む前は、端子本体部からねじ部材を外しておくことで、端子本体部の先端側部分を縮径しておくことができる。そのため、先端側が縮径された端子本体部に嵌合部をスムーズに嵌合させることができる。このようにして端子本体部に嵌合部を嵌め込んだ後、端子本体部のねじ穴にねじ部材がねじ込まれることで、端子本体部の外周面を軸方向先端側に向かって拡径させることができ、これにより、上述した嵌合部の抜け止め性向上を果たすことができる。
また、この場合において、前記ねじ部材は、前記外部端子の軸方向先端側に向かって次第に拡径され、外周面がねじ切りされた軸部を有してもよい。この場合、外部端子の軸方向先端側に向かって次第に拡径されたねじ部材の軸部を端子本体部のねじ穴にねじ込むことで、端子本体部の先端側を簡単に拡径させることができ、これにより、上述した抜け止め性の向上を確実に果たすことができる。
上記の蓄電装置において、前記外部端子の外周面に複数の凸部が設けられてもよい。この場合、外部部材の嵌合部の内周面に外部端子外周面の複数の凸部が接触することで、嵌合部の内周面と外部端子の外周面との間の摩擦力を増大させることができ、これにより、より効果的な抜け止め性向上を図ることができる。
以上の本発明は、鉛蓄電池ではなく且つ移動体に搭載される蓄電装置において、前記外部端子が鉛よりも硬質の素材からなる場合に、特に好適に適用される。理由は、次の通りである。
蓄電装置において、有害物質である鉛の使用を避けることが望ましい反面、鉛蓄電池と同等の性能の蓄電装置を同等のコストで製造できないという理由から、鉛の使用が例外的に認められている。そのため、従来の鉛蓄電池では、外部端子も、鉛を用いて作製されている。
一方、従来の鉛蓄電池に代えて、リチウムイオン電池など、別の蓄電装置が用いられる場合は、外部端子を含む各種部品の材料として鉛を使用しないことが好ましい。そこで、本願発明者は、鉛蓄電池以外の蓄電装置において、例えば銅や真鍮などの金属を用いて外部端子を作製することを検討した。
しかしながら、鉛よりも硬い銅や真鍮などを用いて、従来と同じ形状の外部端子を作製し、該外部端子を有する蓄電装置を自動車や二輪車などの移動体に搭載した場合、次のような問題が生じ得ることを本願発明者は予見した。
従来の鉛蓄電池において、金属としては軟らかい鉛からなる外部端子に接続部材が嵌合されて、該接続部材の嵌合部分が縮径されるように締め付けられると、接続部材からの押圧力によって外部端子が僅かに変形し、外部端子の外周面に接続部材がめり込む。この結果、外部端子から接続部材が外れ難くなる。
これに対して、鉛よりも硬い素材からなる外部端子の外周面には、接続部材がめり込み難くなる。そのため、かかる外部端子を有する蓄電装置を移動体に搭載した場合、移動体の移動時の振動が加えられたときに、外部端子から接続部材が外れやすくなることを本願発明者は予見した。
また、従来の移動体搭載用の鉛蓄電池の外部端子の形状は、鋳造時の型抜きがしやすいなどの理由によりテーパ状(円錐台状)となっており、これに合わせて、移動体側の接続部材の嵌合部分の内周面も同様のテーパ状となっている。そこで、本願発明者は、従来から用いられている接続部材の内周面のテーパ形状に合わせて、鉛蓄電池以外の蓄電装置の外部端子も同様のテーパ状とすることを検討した。
ところが、かかるテーパ状の外部端子を鉛よりも硬質の素材で作製した場合、外部端子から接続部材が更に外れやすくなり、実用上問題となる頻度で接続部材の外れが生じ得ると本願発明者は予見した。
現在、リチウムイオン電池を備えた車載用の蓄電装置において、従来の鉛蓄電池と同様の向きのテーパ形状を有し、鉛よりも硬い金属からなる外部端子を有するものが製造及び販売される例はあるが、現在のところ、車両走行中に外部端子から接続部材が外れるという不具合は報告されていない。
しかしながら、本願発明者は、そのような蓄電装置の販売数量が将来的に増加した場合には、外部端子からの接続部材の外れが問題となる事例が発生し得ることを予見し、この問題に前もって対策すべく、本発明をなしたものである。
本発明によれば、蓄電装置の外部端子が、軸方向から見た最大外形寸法が第1寸法とされた第1外形部よりも軸方向の先端側に、軸方向から見た最大外形寸法が第1寸法よりも大きな第2寸法とされた第2外形部を有することにより、外部端子から接続部材が外れ難くすることができる。
本発明は、既に鉛よりも硬い素材を外部端子に使用している量産品の製造者が対応できていない問題点を見出し、市場で問題が起きていない現時点において前もって問題を抑制し得る高度なものである。
本発明によれば、蓄電装置の外部端子の外側に嵌合された接続部材の嵌合部に対して、外部端子における第1外形部に比べて大きな外形寸法を有する第2外形部がストッパとして機能するため、外部端子からの嵌合部の抜け止め性向上を図ることができる。
本発明の一実施形態に係る蓄電装置を示す斜視図。 図1に示す蓄電装置の分解斜視図。 外部端子及びその周辺部品を分解して示す側面図。 組付け状態における外部端子及びその周辺部品を示す断面図。 外部端子に接続部材が取り付けられた状態における蓄電装置の平面図。 第1実施例の外部端子と接続部材との接続部を示す図5のA−A線断面図。 第2実施例の外部端子と接続部材との接続部を示す図6と同様の断面図。 第3実施例の外部端子と接続部材との接続部を示す図6と同様の断面図。 第4実施例の外部端子と接続部材との接続部を示す図6と同様の断面図。 第5実施例の外部端子の端子本体部を示す斜視図。 第6実施例の外部端子の端子本体部を示す斜視図。 第7実施例の外部端子を示す分解斜視図。 図12に示す外部端子の端子本体部及び接続部材を示す図6と同様の断面図。 図12に示す外部端子の端子本体部にねじ部材がねじ込まれた状態を示す図13と同様の断面図。 第8実施例の外部端子と接続部材との接続部を示す図6と同様の断面図。 従来例に係る外部端子と接続部材との接続部を示す図6と同様の断面図。
以下、添付図面を参照して、本発明の一実施形態に係る蓄電装置を説明する。なお、以下の説明では、必要に応じて特定の方向や位置を示す用語(例えば、「上」、「下」、「側」、「端」を含む用語)を用いるが、それらの用語の使用は図面を参照した発明の理解を容易にするためであって、それらの用語の意味によって本発明の技術的範囲が限定されるものではない。つまり、それらの用語は、添付図面に示される蓄電装置の姿勢における方向を示すものであり、必ずしも実際の使用状態における方向と一致するものでない。また、以下の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物、あるいは、その用途を制限することを意図するものではない。
図1及び図2に示すように、本実施形態に係る蓄電装置としての組電池(電池モジュール)1は、蓄電素子としての単電池(電池セル)20と、単電池20を収容する外装体2とを備えている。組電池1の用途は限定されるものでないが、例えば、自動車や二輪車などの移動体に搭載されてもよい。この場合、例えば、ガソリン自動車又はディーゼル自動車のような車両に搭載される比較的低電圧(例えば12V)の補機バッテリとして、組電池1を使用することができる。
外装体2は、上面が開口した箱形のケース本体3と、該ケース本体3の上面開口を塞ぐ蓋体4とを備えている。ケース本体3及び蓋体4の材料としては、例えば樹脂のような絶縁性材料が用いられるが、これらの材料は特に限定されるものでない。蓋体4の周縁部は、ねじ8によってケース本体3の上面開口の周縁部に固定されるが、例えば接着又は溶着によって固定されてもよい。
蓋体4には、正極及び負極の外部端子10(10A,10B)が取り付けられている。外部端子10は、蓋体4の上面よりも上側に突出しており、これにより、外装体2の外側に露出している。
単電池20は、例えば、リチウムイオン二次電池のような非水電解質二次電池である。図2に示すように、単電池20は、いわゆる角形電池であり、複数の単電池20が上下方向に積層されている。これらの単電池20は、例えば金属製の拘束バンド(図示せず)を用いて積層状態に保持されている。
なお、図2に示す例においては、8個の単電池20が相互に積層されて外装体2に収容されているが、外装体2に収容される単電池20の個数は特に限定されるものでない。
各単電池20の表面の大部分は、樹脂のような絶縁性材料からなるフィルムで被覆されている。なお、隣接する単電池20間には、樹脂のような絶縁性材料からなるスペーサ(図示せず)が介在されてもよい。
各単電池20は、例えば長方形状の端子面(頂面)を有する。各単電池20の端子面には、正極端子21と負極端子22が設けられている。各単電池20の端子21,22と別の単電池20の端子21,22との間の電気的接続は、バスバー31,32,33を介してなされている。
正極外部端子10Aに対しては、8個の単電池20のうち最も下側に位置する2個の単電池20の正極端子21が電気的に接続される。図2に示す例において、単電池20の正極端子21から正極外部端子10Aまでの通電経路には、2本のバスバー41,42、リレーユニット40、及び、更に2本のバスバー43,44がこの順で設けられている。単電池20の正極端子21と正極外部端子10Aとの電気的接続に用いられるバスバー41,42,43,44は、例えば銅又は真鍮からなる。
負極外部端子10Bに対しては、8個の単電池20のうち最も上側に位置する2個の単電池20の負極端子22が電気的に接続される。図2に示す例において、単電池20の負極端子22から負極外部端子10Bまでの通電経路には、バスバー51、シャント抵抗器50、及び、更に1本のバスバー52がこの順で設けられている。単電池20の負極端子22と負極外部端子10Bとの電気的接続に用いられるバスバー51,52は、例えば銅又は真鍮からなる。
図3及び図4を参照しながら、外部端子10とバスバー44,52との接続に関連する構成について説明する。なお、ここでは、図3及び図4に図示された正極外部端子10Aに関する構成を例に挙げて説明を行うが、負極外部端子10Bに関する構成も同様である。
外部端子10Aは、例えば円板状のベース部12と、ベース部12から上方に突出した端子本体部14と、ベース部12から下方に突出したねじ保持部16と、ねじ保持部16から下方に突出したねじ部18とを有する。外部端子10Aは、例えば銅又は真鍮からなる。外部端子10Aは、一般的な鉛製の外部端子に比べて高い硬度を有する。外部端子10Aのビッカース硬さは、例えば10HV以上とされている。
蓋体4において外部端子10Aが取り付けられる部分には、蓋体4の上面から上方に突出した環状の上側座部5と、蓋体4の下面から下方に突出した環状の下側座部6とが、蓋体4と一体に設けられている。上側座部5と下側座部6は、平面視において同心円上に配置されている。蓋体4における上側座部5及び下側座部6の径方向内側に位置する部分には貫通穴4aが設けられている。
蓋体4の下面には、下側座部6の内側に配置されたワッシャ48を介して、バスバー44の一端部44aが押し当てられる。バスバー44の端部44aには、貫通穴44bが設けられている。バスバー44の端部44aの下面には、ナット46が溶接によって固定されている。貫通穴44bとナット46は、同じ軸心上に配置されている。ナット46は、例えば真鍮からなる。
蓋体4に外部端子10Aが取り付けられるとき、外部端子10Aのねじ部18は、蓋体4の上面側から、蓋体4の貫通穴4a、ワッシャ48及びバスバー44の貫通穴44bに挿通されると共に、ナット46にねじ込まれる。
ナット46に対してねじ部18が螺進されると、ねじ保持部16は、蓋体4の貫通穴4aに挿通され、ベース部12は、上側座部5の内側に収められ、これにより、蓋体4に対して外部端子10Aが位置決めされる。
ベース部12の下面が蓋体4の上面に当接するまで、ナット46に対するねじ部18のねじ込みが行われることで、外部端子10Aが蓋体4に固定される。これにより、外部端子10Aは、ナット46を介してバスバー44に電気的に接続される。
図5を参照しながら、組電池1の外部端子10(10A,10B)と、外部(例えば車体側)の電気系統との電気的接続に関する構成について説明する。
外部端子10は、一般的に「バッテリターミナル」と呼ばれる接続部材100を介して外部の電気系統に接続される。接続部材100は、例えば真鍮、鉛若しくは鉄のような金属、又は、金属以外の導電性材料からなる。
接続部材100は、電線130を介して外部の電気系統に接続されるベース部108と、該ベース部108に一体に連なり、反ベース部108側に向かってC字状に開放したリング状の嵌合部110とを有する。嵌合部110は、ベース部108から平面視半円状に延びる第1円弧部111と、第1円弧部111に対向するようにベース部108から平面視半円状に延びる第2円弧部113とを有する。
接続部材100は、嵌合部110の第1円弧部111の先端部から径方向外側へ直線状に延びる第1延長部112と、嵌合部110の第2円弧部113の先端部から径方向外側へ直線状に延びる第2延長部114とを更に有する。第1延長部112と第2延長部114は、互いに間隔を空けて且つ互いに平行に配置されている。
接続部材100は、第1延長部112及び第2延長部114を貫通するねじ部材120と、ねじ部材120の先端側に螺合されたナット122とを更に有する。ねじ部材120に対するナット122の螺進又は螺退によって、第1延長部112と第2延長部114との間隔が拡大又は縮小されると、嵌合部110の内径が拡大又は縮小される。
図6に示すように、接続部材100の嵌合部110は、外部端子10の端子本体部14の外側に嵌合される。端子本体部14に対する嵌合部110の嵌め込みは、ナット122(図5参照)を緩めて嵌合部110の内径を拡大させた状態で行われる。その後、ナット122が締め付けられることで、外部端子10に嵌合された嵌合部110の内径が縮小されると、端子本体部14の外周面14aに対して嵌合部110の内周面110aがフィットした状態で、外部端子10に接続部材100が固定される。
以下、図16に示す従来例と比較しながら、外部端子10の端子本体部14の具体的構成について説明する。
図16に示すように、従来例に係る外部端子910の端子本体部914の形状は、全体として円錐台状であり、端子本体部914の外周面915は、軸方向の先端側に向かって次第に縮径されている。すなわち、外周面915は、軸方向の先端側に向かって径方向内側に傾斜した傾斜面となっている。このようなテーパ形状の端子本体部914を有する外部端子910は、型抜きが容易であることから、金型によって成形しやすい利点がある。
一方、接続部材100は、従来例の外部端子910に合わせて設計された一般的な部材である。接続部材100の嵌合部110は、端子本体部914の外周面915にフィットし得る内周面110aを有する。すなわち、嵌合部110の内周面110aは、軸方向の先端側に向かって径方向内側に傾斜した傾斜面となっている。
ここで、外部端子910が、鉛のような比較的軟らかい材料からなるものであれば、ナット122(図5参照)の締め付けによって縮径された接続部材100の嵌合部110が、端子本体部914の外周面915に食い込むことで、外部端子910に対して接続部材100を強固に固定できる。
しかしながら、仮に外部端子910が銅又は真鍮のような硬質材料からなるものであれば、端子本体部914の外周面915に対して接続部材100の嵌合部110が食い込み難くなる。そのため、端子本体部914の外周面915と嵌合部110の内周面110aとの係合部において、端子本体部914に対する嵌合部110の軸方向移動を規制し難くなることから、外部端子910に対する接続部材100の抜け止め性が低下する。
[第1実施例]
これに対して、図6に示す第1実施例に係る外部端子10の端子本体部14の形状は、軸方向の先端側に向かって次第に拡径された逆円錐台状である。端子本体部14は、逆円錐台の錐面状の外周面14aを有する。すなわち、端子本体部14の外周面14aは、軸方向の先端側に向かって軸心からの距離が次第に大きくなるように軸方向に対して傾斜した逆テーパ状の傾斜面となっている。これにより、軸方向から見た端子本体部14の断面積は、軸方向先端側に向かって次第に拡大されている。
端子本体部14の外周面14aのテーパ比は、1/30以上1/1以下であることが好ましい。従来の鉛蓄電池に用いられる接続部材をそのまま用いやすくすることを考慮すれば、端子本体部14の外周面14aのテーパ比は、1/20以上であることが更に好ましく、1/5以下であることが更に好ましい。かかる逆テーパ状の外周面14aは、例えば転造加工によって成形され得る。
このように構成された端子本体部14に対しては、従来から用いられている一般的な接続部材100を接続させることができる。このためには、従来の使用形態(図16参照)とは反対向きの姿勢で接続部材100を用いればよい。このような接続部材100の姿勢において、嵌合部110の内周面110aは、軸方向の先端側に向かって径方向外側に傾斜した傾斜面となり、これにより、同様の傾斜面である端子本体部14の外周面14aに対して、嵌合部110の内周面110aをフィットさせて嵌合させることができる。
このようにして端子本体部14に接続部材100の嵌合部110を嵌合させることで、軸方向の先端側に向かって径方向外側に傾斜した端子本体部14の外周面14aが、嵌合部110の軸方向先端側への移動を規制するストッパとして機能する。これにより、端子本体部14からの嵌合部110の抜け止め性が向上するため、接続部材100を介した組電池1と外部の電気系統との接続状態を良好に維持しやすくなる。
また、端子本体部14の外周面14aは、逆円錐台の錐面状とされ、全周に亘って同様の傾斜面で構成されている。そのため、端子本体部14の外周面14aに対して、該外周面14aと同様の傾斜面で構成された接続部材100の嵌合部110の内周面110aを、全周に亘って密着させることができる。そのため、端子本体部14からの嵌合部110の抜け止めを効果的に向上させることができると共に、外部端子10と接続部材100との間で良好な通電性が得られる。
以上において説明した第1実施例に係る外部端子10の構成は一例に過ぎず、本発明において、外部端子の構成には種々の変更が可能である。
以下、図7〜図15を参照しながら、別の実施例に係る外部端子について説明する。なお、以下の実施例の説明において、第1実施例と同様の構成要素については説明を省略するとともに、図7〜図15において第1実施例と同じ符号を付している。
[第2実施例]
図7に示す第2実施例に係る外部端子210において、端子本体部214の外周面は、第1外周面部215と第2外周面部216とを有する。
第1外周面部215は、端子本体部214の軸方向基端側部分に設けられている。第1外周面部215は、第1実施例の外部端子10の外周面14aと同様、軸方向の先端側に向かって次第に拡径された逆円錐台の錐面状である。第2外周面部216は、第1外周面部215の軸方向先端側に隣接して配置されている。第2外周面部216は、軸方向の先端側に向かって次第に縮径された円錐台の錐面状である。
第2実施例に係る外部端子210においても、軸方向から見た端子本体部214の断面積は、軸方向において第1外周面部215が位置する範囲において、軸方向先端側に向かって次第に拡大されている。また、第1外周面部215は、軸方向の先端側に向かって軸心からの距離が次第に大きくなるように軸方向に対して傾斜した傾斜部となっている。
そのため、第1実施例と同様の姿勢で配置された接続部材100の嵌合部110を、端子本体部214の第1外周面部215を含む部分に嵌合させることで、第1外周面部215に対して嵌合部110の内周面110aをフィットさせることができる。
このようにして、端子本体部214の第1外周面部215に接続部材100の嵌合部110が嵌合された状態において、第1外周面部215は、嵌合部110の軸方向先端側への移動を規制するストッパとして機能する。これにより、端子本体部214からの嵌合部110の抜け止め性が向上するため、接続部材100を介した組電池1と外部の電気系統との接続状態を良好に維持しやすくなる。
[第3実施例]
図8に示す第3実施例に係る外部端子310において、端子本体部314の外周面は、第1外周面部315と第2外周面部316とを有する。
第1外周面部315は、端子本体部314の軸方向基端側部分に設けられている。第1外周面部315は、軸方向の全長に亘って一定の直径を有する円柱状である。第2外周面部316は、第1外周面部315の軸方向先端側に隣接して配置されている。第2外周面部316は、第1実施例の外部端子10の外周面14aと同様、軸方向の先端側に向かって次第に拡径された逆円錐台の錐面状である。
第3実施例に係る外部端子310においても、軸方向から見た端子本体部314の断面積は、軸方向において第2外周面部316が位置する範囲において、軸方向先端側に向かって次第に拡大されている。また、第2外周面部316は、軸方向の先端側に向かって軸心からの距離が次第に大きくなるように軸方向に対して傾斜した傾斜部となっている。
そのため、第1実施例と同様の姿勢で配置された接続部材100の嵌合部110を、端子本体部314の第2外周面部316を含む部分に嵌合させることで、第2外周面部316は、嵌合部110の軸方向先端側への移動を規制するストッパとして機能する。これにより、端子本体部314からの嵌合部110の抜け止め性が向上するため、接続部材100を介した組電池1と外部の電気系統との接続状態を良好に維持しやすくなる。
[第4実施例]
図9に示す第4実施例に係る外部端子410において、端子本体部414の外周面は、第1外周面部415と第2外周面部416とを有する。
第1外周面部415は、端子本体部414の軸方向基端側部分に設けられている。第1外周面部415は、軸方向の先端側に向かって次第に縮径された円錐台の錐面状である。第2外周面部416は、第1外周面部415の軸方向先端側に隣接して配置されている。第2外周面部416は、第1実施例の外部端子10の外周面14aと同様、軸方向の先端側に向かって次第に拡径された逆円錐台の錐面状である。
第4実施例に係る外部端子410においても、軸方向から見た端子本体部414の断面積は、軸方向において第2外周面部416が位置する範囲において、軸方向先端側に向かって次第に拡大されている。また、第2外周面部416は、軸方向の先端側に向かって軸心からの距離が次第に大きくなるように軸方向に対して傾斜した傾斜部となっている。
そのため、第1実施例と同様の姿勢で配置された接続部材100の嵌合部110を、端子本体部414の第2外周面部416を含む部分に嵌合させることで、第2外周面部416は、嵌合部110の軸方向先端側への移動を規制するストッパとして機能する。これにより、端子本体部414からの嵌合部110の抜け止め性が向上するため、接続部材100を介した組電池1と外部の電気系統との接続状態を良好に維持しやすくなる。
[第5実施例]
図10に示す第5実施例に係る外部端子510は、円柱状の端子本体部514と、該端子本体部514の外周面515から径方向外側に突出した突出部516とを有する。突出部516は、周方向の1箇所に設けられてもよいし、周方向に間隔を空けて複数設けられてもよいし、周方向の全体又は一部の範囲において周方向に連続するように形成されてもよい。
突出部516は、端子本体部514における軸方向の例えば中央部から先端部にかけて設けられている。これにより、軸方向から見た端子本体部514の最大外形寸法は、突出部516よりも軸方向基端側部分、すなわち、円柱状の端子本体部514の外周面515のみで構成された第1外形部に比べて、軸方向において突出部516が位置する部分、すなわち、円柱状の端子本体部514の外周面515と突出部516の外周面とで構成された第2外形部において大きくなる。
なお、ここでいう「軸方向から見た端子本体部514の最大外形寸法」とは、端子本体部514におけるある軸方向位置での軸方向に垂直な断面における外縁の2点を結ぶ線分のうち最長の線分の長さを意味する。すなわち、「軸方向から見た端子本体部514の最大外形寸法」は、仮に端子本体部514が軸心周りに回転されたときに、端子本体部514におけるある軸方向位置の断面において径方向の最も外側に位置する部分によって描かれる円形の軌道の直径に一致する。
このように構成された端子本体部514における突出部516を含む部分に、接続部材100の嵌合部110が第1実施例と同様の姿勢(図6参照)で嵌合されると、突出部516の外周面は、嵌合部110の軸方向先端側への移動を規制するストッパとして機能する。これにより、端子本体部514からの嵌合部110の抜け止め性が向上するため、接続部材100を介した組電池1と外部の電気系統との接続状態を良好に維持しやすくなる。
[第6実施例]
図11に示す第6実施例に係る外部端子610は、断面四角形状の端子本体部614を有する。端子本体部614の外周面は、4つの側面615で構成されている。各側面615は、軸方向の先端側に向かって軸心からの距離が次第に大きくなるように軸方向に対して傾斜した逆テーパ状の傾斜面となっている。これにより、軸方向から見た端子本体部614の断面積は、軸方向先端側に向かって次第に拡大されている。
これにより、軸方向から見た端子本体部614の最大外形寸法は、例えば、端子本体部614の軸方向の中央よりも基端側に位置する第1外形部に比べて、例えば、端子本体部614の軸方向の中央よりも先端側に位置する第2外形部において大きくなる。
なお、ここでいう「軸方向から見た端子本体部614の最大外形寸法」とは、端子本体部614におけるある軸方向位置での軸方向に垂直な断面における外縁の2点を結ぶ線分のうち最長の線分の長さ、すなわち、対角線の長さを意味する。「軸方向から見た端子本体部614の最大外形寸法」は、仮に端子本体部614が軸心周りに回転されたときに、端子本体部614におけるある軸方向位置の断面において径方向の最も外側に位置するコーナ部によって描かれる円形の軌道の直径に一致する。
このように構成された端子本体部614に、接続部材100の嵌合部110が第1実施例と同様の姿勢(図6参照)で嵌合されると、端子本体部614の外周面、より具体的には、端子本体部614における隣接する側面615間のコーナ部は、嵌合部110の軸方向先端側への移動を規制するストッパとして機能する。これにより、端子本体部614からの嵌合部110の抜け止め性が向上するため、接続部材100を介した組電池1と外部の電気系統との接続状態を良好に維持しやすくなる。
[第7実施例]
図12に示す第7実施例に係る外部端子710は、端子本体部714と、端子本体部714とは別体のねじ部材730とを有する。端子本体部714は、円柱状の外周面715を有する。
端子本体部714は、ねじ部材730が取り付けられていない状態において、軸方向の全長に亘って一定の直径を有する。端子本体部714の軸方向先端側の端面716には、ねじ穴717が設けられている。ねじ穴717は、端子本体部714の軸心に沿って配置されている。端子本体部714には、軸方向の先端側の端面716から基端側に向かって軸方向に延びる複数のスリット718が設けられている。各スリット718は、ねじ穴717の内周面から端子本体部714の外周面715にかけて径方向に貫通して形成されている。
ねじ部材730は、頭部732と、頭部732から延びて、外周面がねじ切りされた軸部734とを有する。軸部734は、軸方向の頭部732側に向かって次第に拡径されている。
図13に示すように、外部端子710の端子本体部714に接続部材100の嵌合部110を嵌め込むときは、端子本体部714からねじ部材730を外しておくことが好ましい。これにより、円柱状の端子本体部714に対して、逆円錐台の錐面状の内周面110aを有する嵌合部110をスムーズに嵌合させることができる。
図14に示すように、ねじ部材730の軸部734は、頭部732とは反対側の先端から端子本体部714のねじ穴717にねじ込まれる。このようにして端子本体部714のねじ穴717にねじ部材730の軸部734が螺合されることで、端子本体部714は、ねじ部材730の軸部734の形状に合わせて変形される。これにより。端子本体部714は、その軸方向先端側に向かって次第に拡径された形状となる。
このようにして逆円錐台の錐面状に変形した端子本体部714の外周面715は、同じく逆円錐台の錐面状の嵌合部110の内周面110aに対してフィットした状態で係合される。これにより、端子本体部714の外周面715は、嵌合部110の軸方向先端側への移動を規制するストッパとして機能する。したがって、端子本体部714からの嵌合部110の抜け止め性が向上するため、接続部材100を介した組電池1と外部の電気系統との接続状態を良好に維持しやすくなる。
また、端子本体部714の外周面715は、逆円錐台の錐面状とされ、全周に亘って同様の傾斜面で構成されている。そのため、端子本体部714の外周面715に対して、該外周面715と同様の傾斜面で構成された接続部材100の嵌合部110の内周面110aを、全周に亘って密着させることができる。そのため、端子本体部714からの嵌合部110の抜け止めを効果的に向上させることができると共に、外部端子710と接続部材100との間で良好な通電性が得られる。
[第8実施例]
図15に示す第8実施例に係る外部端子810は、端子本体部814と、端子本体部814の外周面815に一体に設けられた複数の凸部816とを有する。端子本体部814の形状は、凸部816が設けられている点を除けば、第1実施例の端子本体部14と同様である。凸部816は、端子本体部814の外周面815の全面に亘って点在している。
第8実施例によれば、接続部材100の嵌合部110の内周面110aに、端子本体部814の外周面815に設けられた複数の凸部816が接触することで、嵌合部110の内周面110aと端子本体部814の外周面815との間の摩擦力を増大させることができる。そのため、外部端子810が硬質の材料からなる場合にも、端子本体部814に対する嵌合部110の移動を効果的に規制できる。したがって、端子本体部814に対する嵌合部110の抜け止め性をより効果的に向上させることができる。
以上、上述の実施形態を挙げて本発明を説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではない。
例えば、上述の各実施形態では、端子本体部の断面形状が全体的に円形又は四角形である例を説明したが、本発明において、端子本体部の断面形状は特に限定されるものでない。
また、側方(軸方向に対して直角な方向)から見た端子本体部の形状も、上述の実施形態で説明した構成に限定されるものでなく、端子本体部の外形が、軸方向から見た最大外形寸法が第1寸法とされた第1外形部と、該第1外形部よりも軸方向の先端側に位置し、軸方向から見た最大外形寸法が前記第1寸法よりも大きな第2寸法とされた第2外形部とを有する限り、種々の変更が可能である。
さらに、本発明に係る蓄電装置を構成する蓄電素子は、上述の実施形態のような角形の電池に限定されるものでなく、例えば、円筒形電池又はラミネート形(パウチ形)の電池であってもよい。
また、上述の実施形態では、蓄電素子としてリチウムイオン二次電池のような非水電解質二次電池を有する蓄電装置を例に本発明に係る蓄電装置を説明したが、本発明に係る蓄電装置を構成する蓄電素子は、非水電解質二次電池以外の二次電池、一次電池、キャパシタを含む種々の蓄電素子であってもよい。
さらに、本発明に係る蓄電装置の外装体には、個別に容器を有する蓄電素子が容器ごと収容されてもよいし、電極や電解液が直接収容されてもよい。
1 組電池(蓄電装置)
2 外装体
3 ケース本体
4 蓋体
10(10A,10B) 外部端子
14 端子本体部
14a 端子本体部の外周面
20 単電池(蓄電素子)
21 正極端子
22 負極端子
41〜44,51,52 バスバー
100 接続部材
110 嵌合部
110a 嵌合部の内周面
210,310,410,510,610,710,810 外部端子
214,314,414,514,614,714,814 端子本体部
215,315,415 第1外周面部
216,316,416 第2外周面部
515,715,815 端子本体部の外周面
615 端子本体部の側面
717 ねじ穴
730 ねじ部材
734 軸部
816 凸部

Claims (8)

  1. 外装体と、前記外装体の表面から外側に突出した外部端子と、を備えた蓄電装置であって、
    前記外部端子の外形は、軸方向から見た最大外形寸法が第1寸法とされた第1外形部と、該第1外形部よりも軸方向の先端側に位置し、軸方向から見た最大外形寸法が前記第1寸法よりも大きな第2寸法とされた第2外形部とを有する、蓄電装置。
  2. 軸方向から見た前記外部端子の断面積は、少なくとも前記第1外形部から前記第2外形部に亘る軸方向の範囲において、軸方向先端側に向かって次第に拡大されている、請求項1に記載の蓄電装置。
  3. 前記外部端子の外周面は、軸方向の先端側に向かって軸心からの距離が次第に大きくなるように軸方向に対して傾斜した傾斜部を有する、請求項1又は請求項2に記載の蓄電装置。
  4. 前記外部端子の形状は、前記軸方向の先端側に向かって次第に拡径された逆円錐台状である、請求項3に記載の蓄電装置。
  5. 前記外部端子は、
    前記外装体の表面から外側に突出し、軸方向先端側の端面にねじ穴が設けられた端子本体部と、
    前記端子本体部を軸方向先端側に向かって次第に拡径させるように前記ねじ穴に螺合されたねじ部材と、を有する、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の蓄電装置。
  6. 前記ねじ部材は、前記外部端子の軸方向先端側に向かって次第に拡径され、外周面がねじ切りされた軸部を有する、請求項5に記載の蓄電装置。
  7. 前記外部端子の外周面に複数の凸部が設けられている、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の蓄電装置。
  8. 前記蓄電装置は、鉛蓄電池ではなく、且つ、移動体に搭載されるものであり、
    前記外部端子は、鉛よりも硬質の素材からなる、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の蓄電装置。
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