JP2018083865A - 試香方法、展示用試香体及び試香体 - Google Patents

試香方法、展示用試香体及び試香体 Download PDF

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田 め ぐ み 太
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【課題】本発明の目的は、使用勝手を向上させることができる試香方法、展示用試香体及び試香体を提供するものである。【解決手段】展示用試香体Sは、香料が入った容器1と、この容器1を複数のせる台2と、この台2に当接し、台2に置かれた容器1を覆って、容器1から生じる香りを閉じ込める蓋体5とを備え、複数の容器1は接着材を介して台2に固定され、蓋体5は、複数設けられ、使用時、蓋体5を台2から離間させて、蓋体5内の香りを嗅ぎ、不使用時、蓋体5の開口部を台2に当接して、容器1から生じる香りを蓋体5内に閉じ込めるものである。【選択図】図2

Description

本発明は、試香方法、展示用試香体及び試香体に係り、特に、使用勝手を向上させることができる試香方法、展示用試香体及び試香体に関する。
従来、例えば、イメージする香料を得たい場合、香料の入った容器の蓋を開けて嗅いでみたり、また、香料をムエット(試香紙)につけ、嗅いでみて、イメージに合った香りの組み合わせを探すようにしている。
しかしながら、上記にあっては、香料の入った容器の蓋を一々開け、使用後、容器の蓋を一々締めなければならず、使用勝手が良好でないという問題点があった。
本発明は、上記要望を考慮してなされた試香方法、展示用試香体及び試香体を提供することを目的とする。
請求項1記載の試香方法は、香料が入った容器と、この容器をのせる台と、この台に当接し、前記台に置かれた前記容器を覆って、前記容器から生じる香りを閉じ込める蓋体とを備え、前記蓋体を前記台から離間させて、前記蓋体内の香りを嗅ぐものである。
また、請求項2記載の試香方法は、香料が入った容器と、この容器をのせる台と、前記容器の開口部を覆う孔部を有する孔部付き蓋体と、この孔部付き蓋体の前記孔部を介して、一端を前記容器内の香料内に、他端を外気に位置し、前記香料を毛細管現象により吸い上げる棒状体と、前記台に当接し、前記台に置かれた前記容器を覆って、前記容器から生じる香りを閉じ込める蓋体とを備え、前記蓋体を前記台から離間させて、前記蓋体内の香りを嗅ぐものである。
また、請求項3記載の展示用試香体は、香料が入った容器と、この容器を複数のせる台と、この台に当接し、前記台に置かれた前記容器を覆って、前記容器から生じる香りを閉じ込める蓋体とを備え、前記容器及び前記蓋体は、複数設けられ、前記複数の容器は接着材を介して前記台に固定され、使用時、前記蓋体を前記台から離間させて、前記蓋体内の香りを嗅ぎ、不使用時、前記蓋体の開口部を前記台に当接して、前記容器から生じる香りを前記蓋体内に閉じ込めるものである。
また、請求項4記載の展示用試香体は、香料が入った容器と、この容器をのせる台と、前記容器の開口部を覆う孔部を有する孔部付き蓋体と、この孔部付き蓋体の前記孔部を介して、一端を前記容器内の香料内に、他端を外気に位置し、前記香料を毛細管現象により吸い上げる棒状体と、前記台に当接し、前記台に置かれた前記容器を覆って、前記容器から生じる香りを閉じ込める蓋体とを備え、前記容器及び前記蓋体は、複数設けられ、前記台に設けられた複数の凹所内にそれぞれ前記容器が接着材を介して前記台に固定され、前記凹所の内壁に前記蓋体の外壁がそれぞれ当接し、使用時、前記蓋体を前記台から離間させて、前記蓋体内の香りを嗅ぎ、不使用時、前記蓋体の開口部を前記台に当接して、前記容器から生じる香りを前記蓋体内に閉じ込めるものである。
また、請求項5記載の試香体は、香料が入った容器と、この容器をのせる台と、この台に当接し、前記台に置かれた前記容器を覆って、前記容器から生じる香りを閉じ込める蓋体とを備えているものである。
また、請求項6記載の試香体は、香料が入った容器と、この容器をのせる台と、前記容器の開口部を覆う孔部を有する孔部付き蓋体と、この孔部付き蓋体の前記孔部を介して、一端を前記容器内の香料内に、他端を外気に位置し、前記香料を毛細管現象により吸い上げる棒状体と、前記台に当接し、前記台に置かれた前記容器を覆って、前記容器から生じる香りを閉じ込める蓋体とを備えているものである。
また、請求項7記載の試香体は、請求項5又は請求項6記載の試香体において、容器は台に接着材を介して取り付けられているものである。
また、請求項8記載の試香体は、請求項5又は請求項6は請求項7記載の試香体において、台に設けられた凹所内に容器が載置され、前記凹所の内壁に蓋体の外壁が当接しているものである。
また、請求項9記載の試香体は、請求項6記載の試香体において、棒状体の他端に球体を取り付け、この球体の球面を孔部の縁部に当接させるものである。
請求項1記載の試香方法によれば、香料が入った容器と、この容器をのせる台と、この台に当接し、前記台に置かれた前記容器を覆って、前記容器から生じる香りを閉じ込める蓋体とを備え、前記蓋体を前記台から離間させて、前記蓋体内の香りを嗅ぐため、使用後は、蓋体を容器を覆うように台に当接すれば良く、従来のように、香料が入った容器の蓋を一々開閉しなくて良く、その分、使用勝手を向上させることができ、しかも、従来のような「香料が入った容器の蓋を開けて香料を嗅ぐ場合の濃縮された強い香り」でなく、蓋体内の香り、つまり、蓋体内の空気により薄められた実際に使用する香りに近い香りを嗅ぐことができるため、香料の適否を確認することができる。
また、請求項2記載の試香方法によれば、香料が入った容器と、この容器をのせる台と、前記容器の開口部を覆う孔部を有する孔部付き蓋体と、この孔部付き蓋体の前記孔部を介して、一端を前記容器内の香料内に、他端を外気に位置し、前記香料を毛細管現象により吸い上げる棒状体と、前記台に当接し、前記台に置かれた前記容器を覆って、前記容器から生じる香りを閉じ込める蓋体とを備え、前記蓋体を前記台から離間させて、前記蓋体内の香りを嗅ぐため、使用後は、蓋体を容器を覆うように台に当接すれば良く、従来のように、香料が入った容器の蓋を一々開閉しなくて良く、その分、使用勝手を向上させることができ、しかも、従来のような「香料が入った容器の蓋を開けて香料を嗅ぐ場合の濃縮された強い香り」でなく、蓋体内の香り、つまり、蓋体内の空気により薄められた実際に使用する香りに近い香りを嗅ぐことができるため、香料の適否を確認することができ、更に、孔部付き蓋体の孔部を介して、棒状体の一端は、容器内の香料内に、棒状体の他端は、外気に位置しているため、容器内の香料が直接、外気に触れず、容器内の香料の酸化を防ぐことができる。
また、請求項3記載の展示用試香体によれば、香料が入った容器と、この容器を複数のせる台と、この台に当接し、前記台に置かれた前記容器を覆って、前記容器から生じる香りを閉じ込める蓋体とを備え、前記複数の容器は接着材を介して前記台に固定され、前記蓋体は、複数設けられ、使用時、前記蓋体を前記台から離間させて、前記蓋体内の香りを嗅ぎ、不使用時、前記蓋体の開口部を前記台に当接して、前記容器から生じる香りを前記蓋体内に閉じ込めるため、使用後は、蓋体を容器を覆うように台に当接すれば良く、従来のように、香料が入った容器の蓋を一々開閉しなくて良く、その分、使用勝手を向上させることができ、しかも、従来のような「香料が入った容器の蓋を開けて香料を嗅ぐ場合の濃縮された強い香り」でなく、蓋体内の香り、つまり、蓋体内の空気により薄められた実際に使用する香りに近い香りを嗅ぐことができるため、香料の適否を確認することができる。
また、請求項4記載の展示用試香体によれば、香料が入った容器と、この容器をのせる台と、前記容器の開口部を覆う孔部を有する孔部付き蓋体と、この孔部付き蓋体の前記孔部を介して、一端を前記容器内の香料内に、他端を外気に位置し、前記香料を毛細管現象により吸い上げる棒状体と、前記台に当接し、前記台に置かれた前記容器を覆って、前記容器から生じる香りを閉じ込める蓋体とを備え、前記容器及び前記蓋体は、複数設けられ、前記台に設けられた複数の凹所内にそれぞれ前記容器が接着材を介して前記台に固定され、前記凹所の内壁に前記蓋体の外壁がそれぞれ当接し、使用時、前記蓋体を前記台から離間させて、前記蓋体内の香りを嗅ぎ、不使用時、前記蓋体の開口部を前記台に当接して、前記容器から生じる香りを前記蓋体内に閉じ込めるため、使用後は、蓋体を容器を覆うように台に当接すれば良く、従来のように、香料が入った容器の蓋を一々開閉しなくて良く、その分、使用勝手を向上させることができ、しかも、従来のような「香料が入った容器の蓋を開けて香料を嗅ぐ場合の濃縮された強い香り」でなく、蓋体内の香り、つまり、蓋体内の空気により薄められた実際に使用する香りに近い香りを嗅ぐことができるため、香料の適否を確認することができ、香料の適否を確認することができ、更に、孔部付き蓋体の孔部を介して、棒状体の一端は、容器内の香料内に、棒状体の他端は、外気に位置しているため、容器内の香料が直接、外気に触れず、容器内の香料の酸化を防ぐことができ、また、容器が接着材を介して台に固定されているため、容器を秩序良く陳列保持することができると共に、容器の盗難を防止することができ、また、蓋体の外壁が凹所の内壁に当接するため、蓋体の倒れを防止することができる。
また、請求項5記載の試香体によれば、香料が入った容器と、この容器をのせる台と、 この台に当接し、前記台に置かれた前記容器を覆って、前記容器から生じる香りを閉じ込める蓋体とを備えているため、蓋体を台から離間させて、前記蓋体内の香りを嗅ぐことができ、使用後は、蓋体を容器を覆うように台に当接すれば良く、従来のように、香料が入った容器の蓋を一々開閉しなくて良く、その分、使用勝手を向上させることができ、しかも、従来のような「香料が入った容器の蓋を開けて香料を嗅ぐ場合の濃縮された強い香り」でなく、蓋体内の香り、つまり、蓋体内の空気により薄められた実際に使用する香りに近い香りを嗅ぐことができるため、香料の適否を確認することができる。
また、請求項6記載の試香体によれば、香料が入った容器と、この容器をのせる台と、前記容器の開口部を覆う孔部を有する孔部付き蓋体と、この孔部付き蓋体の前記孔部を介して、一端を前記容器内の香料内に、他端を外気に位置し、前記香料を毛細管現象により吸い上げる棒状体と、前記台に当接し、前記台に置かれた前記容器を覆って、前記容器から生じる香りを閉じ込める蓋体とを備えているため、蓋体を台から離間させて、前記蓋体内の香りを嗅ぐことができ、使用後は、蓋体を容器を覆うように台に当接すれば良く、従来のように、香料が入った容器の蓋を一々開閉しなくて良く、その分、使用勝手を向上させることができ、しかも、従来のような「香料が入った容器の蓋を開けて香料を嗅ぐ場合の濃縮された強い香り」でなく、蓋体内の香り、つまり、蓋体内の空気により薄められた実際に使用する香りに近い香りを嗅ぐことができるため、香料の適否を確認することができ、更に、孔部付き蓋体の孔部を介して、棒状体の一端は、容器内の香料内に、棒状体の他端は、外気に位置しているため、容器内の香料が直接、外気に触れず、容器内の香料の酸化を防ぐことができる。
また、請求項7記載の試香体によれば、上述した請求項5又は請求項6記載の発明の効果に加え、容器は台に接着材を介して取り付けられているため、容器の倒れを防止することができる。
また、請求項8記載の試香体によれば、上述した請求項5又は請求項6は請求項7記載の発明の効果に加え、台に設けられた凹所内に容器が載置され、前記凹所の内壁に蓋体の外壁が当接しているため、蓋体の倒れを防止することができる。
また、請求項9記載の試香体によれば、上述した請求項6記載の発明の効果に加え、棒状体の他端に球体を取り付け、この球体の球面を孔部の縁部に当接させるため、孔部3aと棒状体4との間隙を少なくするため、容器内の香料の酸化をより防ぐことができる。
図1は、本発明の一実施例の展示用試香体の陳列状態を示す写真である。 図2は、図1の一部を示す写真である。 図3は、図2の展示用試香体から蓋体を取り外した状態を示す写真である。 図4は、図2の展示用試香体を分解して示す写真である。 図5は、図4の孔部付き蓋体を斜め上方から撮った写真である。 図6は、図4の孔部付き蓋体を上方から撮った写真である。
本発明の一実施例の試香方法、展示用試香体及び試香体を図面(図1乃至図6)を参照して説明する。
図1及び図2に示すSは展示用試香体で、展示用試香体Sは、香料が入った容器1、容器1をのせる台2、容器1の開口部を覆う孔部3aを有する孔部付き蓋体3(図3乃至、孔部付き蓋体3の孔部3aを介して、一端を容器1内の香料内に、他端を外気に位置し、前記香料を毛細管現象により吸い上げる棒状体4、台2に当接し、台2に置かれた容器1を覆って、容器1から生じる香りを閉じ込める蓋体5を備えている。
容器1及び蓋体2は、図1及び図2に示すように、複数設けられている。なお、棒状体4は、例えば、木製で、棒状体4の他端に木製の球体6を取り付けている。望ましくは、球体6の球面を孔部3aの縁部に当接させて、孔部3aと棒状体4との間隙を少なくするのが良い。更に、望ましくは、孔部3aと棒状体4との間隙をシール部材(図示せず)
でシールするようにする。なお、5Aは、蓋体5を手で把持し易いための摘み部である。
また、台2に設けられた複数の凹所2A内にそれぞれ容器1が接着材[接着材は、図示しないが、容器1の底に両面テープ(薄膜状の基材などを 利用して接着剤を両面から接着できるようなシート状に加工し、その表面に剥離紙を 取り付けて細長い帯状にした文房具である。)を付着させるか、又は、凹所2Aに両面テープを付着させる。] を介して台2に固定され、凹所2Aの内壁2A1に蓋体5の外壁5Bがそれぞれ当接する。 そして、使用時、図3に示すように、蓋体5を台2から離間させて、蓋体5内の香りを嗅ぎ、不使用時、図2に示すように、蓋体5の開口部を台2に当接して、容器2から生じる香りを蓋体2内に閉じ込めるようにしている。
従って、上述した展示用試香体Sによれば、香料が入った容器1と、この容器1をのせる台2と、容器1の開口部を覆う孔部3aを有する孔部付き蓋体3と、この孔部付き蓋体3の孔部3aを介して、一端を容器1内の香料内に、他端を外気に位置し、前記香料を毛細管現象により吸い上げる棒状体4と、台2に当接し、台2に置かれた容器1を覆って、容器1から生じる香りを閉じ込める蓋体5とを備え、容器1及び蓋体5は、複数設けられ、台2に設けられた複数の凹所2A内にそれぞれ容器1が接着材(図示せず)を介して台2に固定され、凹所2Aの内壁2A1に蓋体5の外壁5Aがそれぞれ当接し、使用時、蓋体5を台2から離間させて、蓋体5内の香りを嗅ぎ、不使用時、蓋体5の開口部を台2に当接して、容器1から生じる香りを蓋体5内に閉じ込めるため、使用後は、蓋体5を容器1を覆うように台2に当接すれば良く、従来のように、香料が入った容器の蓋を一々開閉しなくて良く、その分、使用勝手を向上させることができ、しかも、従来のような「香料が入った容器の蓋を開けて香料を嗅ぐ場合の濃縮された強い香り」でなく、蓋体5内の香り、つまり、蓋体5内の空気により薄められた実際に使用する香りに近い香りを嗅ぐことができるため、香料の適否を確認することができ、更に、孔部付き蓋体3の孔部3aを介して、棒状体4の一端は、容器1内の香料内に、棒状体4の他端は、外気に位置しているため、容器1内の香料が直接、外気に触れず、容器1内の香料の酸化を防ぐことができ、また、容器1が接着材(図示せず)を介して台2に固定されているため、容器1を秩序良く陳列保持することができると共に、容器1の盗難を防止することができ、また、蓋体5の外壁5Bが凹所2A1の内壁に当接するため、蓋体5の倒れを防止することができる。
なお、上述した実施例にあっては、台2に設けられた複数の凹所2A内にそれぞれ容器1が接着材(図示せず) を介して台2に固定され、凹所2Aの内壁2A1に蓋体5の外壁5Aがそれぞれ当接するようにし、また、棒状体4を設けるようにしたが、場合により、凹所2A及び棒状体4を省略するようにしても良い。
かかる場合の展示用試香体Sは、香料が入った容器1と、この容器1を複数のせる台2と、この台2に当接し、台2に置かれた容器1を覆って、容器1から生じる香りを閉じ込める蓋体5とを備え、容器1及び蓋体5は、複数設けられ、複数の容器1は接着材(図示せず)を介して台2に固定され、使用時、蓋体5を台2から離間させて、蓋体5内の香りを嗅ぎ、不使用時、蓋体5の開口部を台2に当接して、容器1から生じる香りを蓋体5内に閉じ込めるようにしても良い。
また、上述した実施例にあっては、容器1及び蓋体5を複数設けるようにしたが、場合により、容器1及び蓋体5は、少なくとも、1個あれば良く、展示用に限られない。
かかる場合の試香体は、香料が入った容器1と、この容器1をのせる台2と、容器1の開口部を覆う孔部3aを有する孔部付き蓋体3と、この孔部付き蓋体3の孔部3aを介して、一端を容器1内の香料内に、他端を外気に位置し、前記香料を毛細管現象により吸い上げる棒状体4と、台2に当接し、台2に置かれた容器1を覆って、容器1から生じる香りを閉じ込める蓋体5とを備えている。
上述した試香体(試香方法)によれば、香料が入った容器1と、この容器1をのせる台2と、容器1の開口部を覆う孔部3aを有する孔部付き蓋体3と、この孔部付き蓋体3の孔部3aを介して、一端を容器1内の香料内に、他端を外気に位置し、前記香料を毛細管現象により吸い上げる棒状体4と、台2に当接し、台2に置かれた容器1を覆って、容器1から生じる香りを閉じ込める蓋体5とを備え、蓋体5を台2から離間させて、蓋体5内の香りを嗅ぐため、使用後は、蓋体5を容器1を覆うように台2に当接すれば良く、従来のように、香料が入った容器の蓋を一々開閉しなくて良く、その分、使用勝手を向上させることができ、しかも、従来のような「香料が入った容器の蓋を開けて香料を嗅ぐ場合の濃縮された強い香り」でなく、蓋体5内の香り、つまり、蓋体5内の空気により薄められた実際に使用する香りに近い香りを嗅ぐことができるため、香料の適否を確認することができ、更に、孔部付き蓋体3の孔部3aを介して、棒状体4の一端は、容器1内の香料内に、棒状体4の他端は、外気に位置しているため、容器1内の香料が直接、外気に触れず、容器1内の香料の酸化を防ぐことができる。
なお、この実施例においても、場合により、棒状体4を省略するようにしても良い。
棒状体4を省略した試香体は、香料が入った容器1と、この容器1をのせる台2と、この台2に当接し、台2に置かれた容器1を覆って、容器1から生じる香りを閉じ込める蓋体5とを備え、蓋体5を台2から離間させて、蓋体5内の香りを嗅ぐことができるものである。
この棒状体4を省略した試香体(試香方法)によれば、香料が入った容器1と、この容器1をのせる台2と、この台2に当接し、台2に置かれた容器1を覆って、容器1から生じる香りを閉じ込める蓋体5とを備え、蓋体5を台2から離間させて、蓋体5内の香りを嗅ぐため、使用後は、蓋体5を容器1を覆うように台2に当接すれば良く、従来のように、香料が入った容器の蓋を一々開閉しなくて良く、その分、使用勝手を向上させることができ、しかも、従来のような「香料が入った容器の蓋を開けて香料を嗅ぐ場合の濃縮された強い香り」でなく、蓋体5内の香り、つまり、蓋体5内の空気により薄められたより自然な香りを嗅ぐことができ、香料の適否を確認することができる。
S 展示用試香体
1 容器
2 台
5 蓋体

Claims (9)

  1. 香料が入った容器と、
    この容器をのせる台と、
    この台に当接し、前記台に置かれた前記容器を覆って、前記容器から生じる香りを閉じ込める蓋体とを備え、
    前記蓋体を前記台から離間させて、前記蓋体内の香りを嗅ぐ
    ことを特徴とする試香方法。
  2. 香料が入った容器と、
    この容器をのせる台と、
    前記容器の開口部を覆う孔部を有する孔部付き蓋体と、
    この孔部付き蓋体の前記孔部を介して、一端を前記容器内の香料内に、他端を外気に位置し、前記香料を毛細管現象により吸い上げる棒状体と、
    前記台に当接し、前記台に置かれた前記容器を覆って、前記容器から生じる香りを閉じ込める蓋体とを備え、
    前記蓋体を前記台から離間させて、前記蓋体内の香りを嗅ぐ
    ことを特徴とする試香方法。
  3. 香料が入った容器と、
    この容器を複数のせる台と、
    この台に当接し、前記台に置かれた前記容器を覆って、前記容器から生じる香りを閉じ込める蓋体とを備え、
    前記容器及び前記蓋体は、複数設けられ、
    前記複数の容器は接着材を介して前記台に固定され、
    使用時、前記蓋体を前記台から離間させて、前記蓋体内の香りを嗅ぎ、
    不使用時、前記蓋体の開口部を前記台に当接して、前記容器から生じる香りを前記蓋体内に閉じ込める
    ことを特徴とする展示用試香体。
  4. 香料が入った容器と、
    この容器をのせる台と、
    前記容器の開口部を覆う孔部を有する孔部付き蓋体と、
    この孔部付き蓋体の前記孔部を介して、一端を前記容器内の香料内に、他端を外気に位置し、前記香料を毛細管現象により吸い上げる棒状体と、
    前記台に当接し、前記台に置かれた前記容器を覆って、前記容器から生じる香りを閉じ込める蓋体とを備え、
    前記容器及び前記蓋体は、複数設けられ、
    前記台に設けられた複数の凹所内にそれぞれ前記容器が接着材を介して前記台に固定され、前記凹所の内壁に前記蓋体の外壁がそれぞれ当接し、
    使用時、前記蓋体を前記台から離間させて、前記蓋体内の香りを嗅ぎ、
    不使用時、前記蓋体の開口部を前記台に当接して、前記容器から生じる香りを前記蓋体内に閉じ込める
    ことを特徴とする展示用試香体。
  5. 香料が入った容器と、
    この容器をのせる台と、
    この台に当接し、前記台に置かれた前記容器を覆って、前記容器から生じる香りを閉じ込める蓋体とを備えている
    ことを特徴とする試香体。
  6. 香料が入った容器と、
    この容器をのせる台と、
    前記容器の開口部を覆う孔部を有する孔部付き蓋体と、
    この孔部付き蓋体の前記孔部を介して、一端を前記容器内の香料内に、他端を外気に位置し、前記香料を毛細管現象により吸い上げる棒状体と、
    前記台に当接し、前記台に置かれた前記容器を覆って、前記容器から生じる香りを閉じ込める蓋体とを備えている
    ことを特徴とする試香体。
  7. 容器は台に接着材を介して取り付けられている
    ことを特徴とする請求項5又は請求項6記載の試香体。
  8. 台に設けられた凹所内に容器が載置され、前記凹所の内壁に蓋体の外壁が当接している
    ことを特徴とする請求項5又は請求項6は請求項7記載の試香体。
  9. 棒状体の他端に球体を取り付け、この球体の球面を孔部の縁部に当接させる
    ことを特徴とする請求項6記載の試香体。
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