JP2018083865A - 試香方法、展示用試香体及び試香体 - Google Patents
試香方法、展示用試香体及び試香体 Download PDFInfo
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Abstract
Description
図1及び図2に示すSは展示用試香体で、展示用試香体Sは、香料が入った容器1、容器1をのせる台2、容器1の開口部を覆う孔部3aを有する孔部付き蓋体3(図3乃至、孔部付き蓋体3の孔部3aを介して、一端を容器1内の香料内に、他端を外気に位置し、前記香料を毛細管現象により吸い上げる棒状体4、台2に当接し、台2に置かれた容器1を覆って、容器1から生じる香りを閉じ込める蓋体5を備えている。
容器1及び蓋体2は、図1及び図2に示すように、複数設けられている。なお、棒状体4は、例えば、木製で、棒状体4の他端に木製の球体6を取り付けている。望ましくは、球体6の球面を孔部3aの縁部に当接させて、孔部3aと棒状体4との間隙を少なくするのが良い。更に、望ましくは、孔部3aと棒状体4との間隙をシール部材(図示せず)
でシールするようにする。なお、5Aは、蓋体5を手で把持し易いための摘み部である。
かかる場合の展示用試香体Sは、香料が入った容器1と、この容器1を複数のせる台2と、この台2に当接し、台2に置かれた容器1を覆って、容器1から生じる香りを閉じ込める蓋体5とを備え、容器1及び蓋体5は、複数設けられ、複数の容器1は接着材(図示せず)を介して台2に固定され、使用時、蓋体5を台2から離間させて、蓋体5内の香りを嗅ぎ、不使用時、蓋体5の開口部を台2に当接して、容器1から生じる香りを蓋体5内に閉じ込めるようにしても良い。
かかる場合の試香体は、香料が入った容器1と、この容器1をのせる台2と、容器1の開口部を覆う孔部3aを有する孔部付き蓋体3と、この孔部付き蓋体3の孔部3aを介して、一端を容器1内の香料内に、他端を外気に位置し、前記香料を毛細管現象により吸い上げる棒状体4と、台2に当接し、台2に置かれた容器1を覆って、容器1から生じる香りを閉じ込める蓋体5とを備えている。
上述した試香体(試香方法)によれば、香料が入った容器1と、この容器1をのせる台2と、容器1の開口部を覆う孔部3aを有する孔部付き蓋体3と、この孔部付き蓋体3の孔部3aを介して、一端を容器1内の香料内に、他端を外気に位置し、前記香料を毛細管現象により吸い上げる棒状体4と、台2に当接し、台2に置かれた容器1を覆って、容器1から生じる香りを閉じ込める蓋体5とを備え、蓋体5を台2から離間させて、蓋体5内の香りを嗅ぐため、使用後は、蓋体5を容器1を覆うように台2に当接すれば良く、従来のように、香料が入った容器の蓋を一々開閉しなくて良く、その分、使用勝手を向上させることができ、しかも、従来のような「香料が入った容器の蓋を開けて香料を嗅ぐ場合の濃縮された強い香り」でなく、蓋体5内の香り、つまり、蓋体5内の空気により薄められた実際に使用する香りに近い香りを嗅ぐことができるため、香料の適否を確認することができ、更に、孔部付き蓋体3の孔部3aを介して、棒状体4の一端は、容器1内の香料内に、棒状体4の他端は、外気に位置しているため、容器1内の香料が直接、外気に触れず、容器1内の香料の酸化を防ぐことができる。
なお、この実施例においても、場合により、棒状体4を省略するようにしても良い。
棒状体4を省略した試香体は、香料が入った容器1と、この容器1をのせる台2と、この台2に当接し、台2に置かれた容器1を覆って、容器1から生じる香りを閉じ込める蓋体5とを備え、蓋体5を台2から離間させて、蓋体5内の香りを嗅ぐことができるものである。
この棒状体4を省略した試香体(試香方法)によれば、香料が入った容器1と、この容器1をのせる台2と、この台2に当接し、台2に置かれた容器1を覆って、容器1から生じる香りを閉じ込める蓋体5とを備え、蓋体5を台2から離間させて、蓋体5内の香りを嗅ぐため、使用後は、蓋体5を容器1を覆うように台2に当接すれば良く、従来のように、香料が入った容器の蓋を一々開閉しなくて良く、その分、使用勝手を向上させることができ、しかも、従来のような「香料が入った容器の蓋を開けて香料を嗅ぐ場合の濃縮された強い香り」でなく、蓋体5内の香り、つまり、蓋体5内の空気により薄められたより自然な香りを嗅ぐことができ、香料の適否を確認することができる。
1 容器
2 台
5 蓋体
Claims (9)
- 香料が入った容器と、
この容器をのせる台と、
この台に当接し、前記台に置かれた前記容器を覆って、前記容器から生じる香りを閉じ込める蓋体とを備え、
前記蓋体を前記台から離間させて、前記蓋体内の香りを嗅ぐ
ことを特徴とする試香方法。 - 香料が入った容器と、
この容器をのせる台と、
前記容器の開口部を覆う孔部を有する孔部付き蓋体と、
この孔部付き蓋体の前記孔部を介して、一端を前記容器内の香料内に、他端を外気に位置し、前記香料を毛細管現象により吸い上げる棒状体と、
前記台に当接し、前記台に置かれた前記容器を覆って、前記容器から生じる香りを閉じ込める蓋体とを備え、
前記蓋体を前記台から離間させて、前記蓋体内の香りを嗅ぐ
ことを特徴とする試香方法。 - 香料が入った容器と、
この容器を複数のせる台と、
この台に当接し、前記台に置かれた前記容器を覆って、前記容器から生じる香りを閉じ込める蓋体とを備え、
前記容器及び前記蓋体は、複数設けられ、
前記複数の容器は接着材を介して前記台に固定され、
使用時、前記蓋体を前記台から離間させて、前記蓋体内の香りを嗅ぎ、
不使用時、前記蓋体の開口部を前記台に当接して、前記容器から生じる香りを前記蓋体内に閉じ込める
ことを特徴とする展示用試香体。 - 香料が入った容器と、
この容器をのせる台と、
前記容器の開口部を覆う孔部を有する孔部付き蓋体と、
この孔部付き蓋体の前記孔部を介して、一端を前記容器内の香料内に、他端を外気に位置し、前記香料を毛細管現象により吸い上げる棒状体と、
前記台に当接し、前記台に置かれた前記容器を覆って、前記容器から生じる香りを閉じ込める蓋体とを備え、
前記容器及び前記蓋体は、複数設けられ、
前記台に設けられた複数の凹所内にそれぞれ前記容器が接着材を介して前記台に固定され、前記凹所の内壁に前記蓋体の外壁がそれぞれ当接し、
使用時、前記蓋体を前記台から離間させて、前記蓋体内の香りを嗅ぎ、
不使用時、前記蓋体の開口部を前記台に当接して、前記容器から生じる香りを前記蓋体内に閉じ込める
ことを特徴とする展示用試香体。 - 香料が入った容器と、
この容器をのせる台と、
この台に当接し、前記台に置かれた前記容器を覆って、前記容器から生じる香りを閉じ込める蓋体とを備えている
ことを特徴とする試香体。 - 香料が入った容器と、
この容器をのせる台と、
前記容器の開口部を覆う孔部を有する孔部付き蓋体と、
この孔部付き蓋体の前記孔部を介して、一端を前記容器内の香料内に、他端を外気に位置し、前記香料を毛細管現象により吸い上げる棒状体と、
前記台に当接し、前記台に置かれた前記容器を覆って、前記容器から生じる香りを閉じ込める蓋体とを備えている
ことを特徴とする試香体。 - 容器は台に接着材を介して取り付けられている
ことを特徴とする請求項5又は請求項6記載の試香体。 - 台に設けられた凹所内に容器が載置され、前記凹所の内壁に蓋体の外壁が当接している
ことを特徴とする請求項5又は請求項6は請求項7記載の試香体。 - 棒状体の他端に球体を取り付け、この球体の球面を孔部の縁部に当接させる
ことを特徴とする請求項6記載の試香体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016225919A JP2018083865A (ja) | 2016-11-21 | 2016-11-21 | 試香方法、展示用試香体及び試香体 |
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ID=62238134
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JP2016225919A Pending JP2018083865A (ja) | 2016-11-21 | 2016-11-21 | 試香方法、展示用試香体及び試香体 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2018083865A (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3056251U (ja) * | 1998-07-28 | 1999-02-12 | 山本香料株式会社 | 香料及び殺虫剤等拡散ピン |
JP2004091371A (ja) * | 2002-08-30 | 2004-03-25 | Kanebo Ltd | 化粧料セットおよびその推奨方法 |
KR20090032242A (ko) * | 2007-09-27 | 2009-04-01 | 이윤철 | 향테스트팩과 함께 진열가능한 발향제품용기세트 |
JP3202687U (ja) * | 2015-11-27 | 2016-02-18 | 株式会社メイクアップ | 香水販売用パネル什器 |
JP2016522275A (ja) * | 2013-04-18 | 2016-07-28 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 芳香物質 |
-
2016
- 2016-11-21 JP JP2016225919A patent/JP2018083865A/ja active Pending
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