JP3228477U - 芳香器具 - Google Patents

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佐々木 茂
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株式会社リアス
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Abstract

【課題】 芳香成分を含有する木材を備えた芳香器具であって、木材特有の性質を直接感じられるものを提供すること。【解決手段】 この芳香器具100では、札形状の木材10が、長辺11aおよび短辺11bとで規定される長方形状の第1面11と、第1面11と同一の長方形状の第2面12と、長辺11aおよび短辺11bの両方と隣り合うとともに、厚みを規定する厚み辺13とを備える。第1面11、第2面12を規定する辺、および厚み辺13の全てが、面取り加工されている。これにより、札形状の木材そのものが、芳香器具として効果を奏し得、手触りを向上させることができる。【選択図】図1

Description

本考案は、芳香成分を含有する木材を備えた芳香器具に関する。
従来、樹木を原料とし芳香成分を含有する複数個の木片と、木片を封入可能に構成された袋とを備えた芳香器具が、知られている。この袋は、芳香成分が透過可能な材料で構成されている。木片が封入されたとき、上記袋を介して、芳香成分が発散し得る。このため、袋に木片を封入した状態にて、芳香器具として、携帯することが可能となる(例えば、特許文献1を参照)。
実用新案登録第3167382号公報
一方で、木材を活用した製品については、木材特有の性質(質感、手触り、外観等)を直接感じられるものが要望される場合がある。上述の芳香器具によれば、携帯を目的とするため、複数個の木片を袋に常時封入せざるを得ない。このため、袋の材質が、上記木材特有の性質を遮ることとなり、上記要望に応えることが困難である。
本考案の目的は、芳香成分を含有する木材を備えた芳香器具であって、木材特有の性質を直接感じられるものを提供することにある。
本考案による芳香器具は、樹木を原料とし芳香成分を含有する木材を少なくとも備え、芳香成分が木材から発散可能に構成される。本考案による芳香器具の特徴は、木材が、長辺および長辺と隣り合う短辺とで規定される長方形状の第1面と、第1面と平行に配置され第1面と同一の長方形状の第2面と、第1面および第2面の間の辺であって、長辺および短辺の両方と隣り合うとともに、厚みを規定する厚み辺と、を備えた札形状に構成されたことにある。
これによれば、札形状の木材そのものが、芳香器具として効果を奏し得る。従って、芳香器具の静置、携帯等、種々の使われ方においても、木材特有の性質を直接感じとることができる。
上記考案に係る芳香器具においては、木材が、長辺、短辺、および厚み辺のうち何れかに対して、面取り加工されるように構成されると好適である。
上記考案に係る芳香器具においては。木材が、第1面を規定する全辺、第2面を規定する全辺、および長方形状の四隅に対応する全ての厚み辺に対して、それぞれ面取り加工されるように構成されると更に好適である。
ここにおいて、上記木材が、面取り加工として、所定の曲率をもつ丸み面取り加工が用いられるように構成されてもよい。また、上記木材が、樹木として杉が用いられ、杉の生材にて構成されてもよい。
上記考案に係る芳香器具が、芳香成分を含有し木材に対し浸透可能に構成された液体を更に備えてもよい。
上記考案に係る芳香器具が、木材を収納可能に構成された袋部材を更に備えてもよい。
ここにおいて、上記袋部材が、芳香成分を透過可能な材料にて構成されてもよい。また、上記袋部材が、芳香成分を透過可能な材料として和紙が用いられるように構成されてもよい。
本考案の実施形態に係る芳香器具を構成する木材を説明するための図である。 本考案の実施形態に係る芳香器具を構成する液体と、図1に示した木材との関係を説明するための図である。 本考案の実施形態に係る芳香器具を構成する袋部材と、図1に示した木材との関係を説明するための図である。
以下、本考案による芳香器具の実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図1は、本考案の実施形態に係る芳香器具100を構成する木材10を説明するための図である。芳香器具100は、札形状の木材10を備えている。芳香器具100は、更に、液体20と、袋部材30とを備えており、これらについては後述する。
木材10は、杉を原料とする生材で構成されており、杉由来の芳香成分を含有している。札形状に構成された木材10は、第1面11と、第2面12と、札の厚みを規定する厚み辺13とを備えている。
第1面11は、長方形状であり、長辺11aおよび短辺11bを備えている。第2面12は、第1面11と同一の長方形状であり、長辺12aおよび短辺12bを備えている。第1面11および第2面12は、互いに平行となるよう配置されている。すなわち、各長辺11a、12aは、同一の長さであり、かつ、互いに平行である。各短辺11b、12bも、同一の長さであり、かつ、互いに平行である。
長辺11aの長さおよび短辺11bの長さの比率は、任意である。静置、携帯等、芳香器具100の使われ方に応じて、適切な比率が決定される。第1面11および第2面12の面積も、任意である。芳香成分の発散度合いを大きくしたいほど、面積が大きくなるよう、木材10が構成される。
厚み辺13は、第1面11および第2面12の間の辺であって、長辺11aおよび短辺11bの両方と隣り合う(すなわち、長辺12aおよび短辺12bの両方とも隣り合う)ようになっている。厚み辺13は、第1面11および第2面12それぞれの四隅において、札形状の厚み方向に対応する辺である。
各長辺11a、12a、各短辺11b、12b、および各厚み辺13に対しては、面取り加工が施されている。すなわち、第1面11を規定する全辺、第2面12を規定する全辺、および上記四隅に対応する全ての厚み辺13に対して、それぞれ面取り加工されている。この面取り加工は、所定の曲率をもつ丸み面取り加工である。
これによれば、芳香成分が、木材10より発散する。材料として、杉の生材が用いられているため、消臭、抗菌、および精神安定の効果が期待できる。このため、札形状の木材10そのものが、芳香器具として効果を奏し得る。従って、木材10特有の性質(質感、手触り、外観等)を直接感じとることができる。ここにおいて、木材10を構成する全辺に対し、丸み面取り加工が施されている。このため、木材10が把持される際において、手触りを向上させることができる。
図2は、本考案の実施形態に係る芳香器具100を構成する液体20と、図1に示した木材10との関係を説明するための図である。この図は、上述の木材10の第1面11に対し、液体20が滴下されている状態を示している。
液体20は、杉から抽出される精油を含有している、所謂アロマオイルである。この精油は、杉由来の芳香成分を含有している。液体20は、木材10に対し浸透可能である。別途瓶詰め等された液体20は、必要に応じて第1面11に滴下され、木材10に浸透して保持される。これにより、木材10における芳香成分を増量することができる。従って、木材10からの芳香成分の発散度合いが、大きくなり得る。
図3は、本考案の実施形態に係る芳香器具100を構成する袋部材30と、図1に示した木材10との関係を説明するための図である。この図は、上述の木材10が、袋部材30に収納されている状態を示している。
袋部材30は、木材10を収納可能な長方形状に構成されており、短辺の一つに対応する縁にて、出入口31を備えている。木材10が収納される際には、出入口31に対して、短辺11b、12bを先頭に木材10が袋部材30に挿入され、木材10全体が袋部材30に収納される。袋部材30に収納された木材10は、必要に応じて、袋部材30から取り出され得る。
袋部材30は、芳香成分を透過可能な和紙で構成されている。このため、袋部材30は、フィルタとして、木材10からの芳香成分の発散を調整することができる。従って、袋部材30に木材10を収納した状態で、芳香器具100として携帯することができる。加え、芳香成分の無駄な発散が抑制され得、芳香器具100の効果を持続させることができる。
以上、本考案の実施形態によれば、札形状の木材10そのものが、芳香器具100として効果を奏し得る。従って、芳香器具100の静置、携帯等、種々の使われ方においても、木材10特有の性質を直接感じとることができる。
なお、本考案による顔面保護具における構成要素の形状、材料等は、実用新案登録請求の範囲のものであればよく、上記実施形態のものに限定されない。
上記実施形態においては、木材10の第1面11を規定する全辺、第2面12を規定する全辺、および四隅に対応する全ての厚み辺13に対して、それぞれ面取り加工されている。これにかえて、例えば、長辺11a、12a、短辺11b、12b、および厚み辺13のうち何れかのみが、面取り加工されるよう構成されてもよい。
上記実施形態においては、面取り加工として、所定の曲率をもつ丸み面取り加工で用いられている。これにかえて、例えば、C面取り加工が用いられてもよい。面取りの種類は、手触り性、意匠性等を勘案して決められてもよい。
100…芳香器具、10…木材、11…第1面、11a…長辺、11b…短辺、12…第2面、12a…長辺、12b…短辺、13…厚み辺、20…液体、30…袋部材

Claims (9)

  1. 樹木を原料とし芳香成分を含有する木材を少なくとも備え、前記芳香成分が前記木材から発散可能に構成された芳香器具において、
    前記木材は、
    長辺および前記長辺と隣り合う短辺とで規定される長方形状の第1面と、
    前記第1面と平行に配置され、前記第1面と同一の長方形状の第2面と、
    前記第1面および前記第2面の間の辺であって、前記長辺および前記短辺の両方と隣り合うとともに、厚みを規定する厚み辺と、
    を備えた札形状に構成された芳香器具。
  2. 請求項1に記載の芳香器具において、
    前記木材は、
    前記長辺、前記短辺、および前記厚み辺のうち何れかに対して、面取り加工されるように構成された芳香器具。
  3. 請求項1に記載の芳香器具において、
    前記木材は、
    前記第1面を規定する全辺、前記第2面を規定する全辺、および前記長方形状の四隅に対応する全ての前記厚み辺に対して、それぞれ面取り加工されるように構成された芳香器具。
  4. 請求項2または請求項3に記載の芳香器具において、
    前記木材は、
    前記面取り加工として、所定の曲率をもつ丸み面取り加工が用いられるように構成された芳香器具。
  5. 請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載の芳香器具において、
    前記木材は、
    前記樹木として杉が用いられ、
    前記杉の生材にて構成された芳香器具。
  6. 請求項1乃至請求項5の何れか一項に記載の芳香器具において、
    前記芳香成分を含有し、前記木材に対し浸透可能に構成された液体を更に備えた芳香器具。
  7. 請求項1乃至請求項6の何れか一項に記載の芳香器具において、
    前記木材を収納可能に構成された袋部材を更に備えた芳香器具。
  8. 請求項7に記載の芳香器具において、
    前記袋部材は、
    前記芳香成分を透過可能な材料にて構成された芳香器具。
  9. 請求項8に記載の芳香器具において、
    前記袋部材は、
    前記芳香成分を透過可能な材料として、和紙が用いられるように構成された芳香器具。
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