JP2018082677A - 卵凍結保存用容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】電子タグインレットを卵凍結保存用容器の本体の端部に配置することにより、リーダーライターからの読み書きを容易にする。
【解決手段】一端が封止された筒状のキャップの他端から本体の一部を挿入し、本体に収容した卵を密封する卵凍結保存用容器であって、前記本体において、卵を付着させて保持するスリップ部が接合されている面とは、前記本体の長手方向に反対側の端面に接合されたICタグ収納部であって、前記本体と同一の材料で形成されたICタグ収納部を備えた。
【選択図】図1
【解決手段】一端が封止された筒状のキャップの他端から本体の一部を挿入し、本体に収容した卵を密封する卵凍結保存用容器であって、前記本体において、卵を付着させて保持するスリップ部が接合されている面とは、前記本体の長手方向に反対側の端面に接合されたICタグ収納部であって、前記本体と同一の材料で形成されたICタグ収納部を備えた。
【選択図】図1
Description
本発明は、卵凍結保存用容器に関し、より詳細には、哺乳動物の卵子、胚などの卵を凍結保存するための容器であって、電子タグを内挿することにより凍結保存された卵の識別を容易にした卵凍結保存用容器に関する。
従来、哺哺乳動物の卵子、胚などの卵の凍結保存は、滅菌処理した凍結ストローなどの凍結保存用容器の内面に、卵をガラス化液で包被して貼り付け、この凍結保存用容器を密封し、液体窒素に接触させて急速に冷却していた。このような凍結保存用容器では、卵を包被するのに充分な最少量のガラス化液で、容器の内面に貼り付ける作業が容易ではないため、例えば、特許文献1に記載の卵凍結保存用具が考案されている。
特許文献1に記載の卵凍結保存用具は、卵の採取が極めて容易という利点を備えるが、卵が直接液体窒素に接触するため、卵に対する影響が危惧されていた。そこで、卵を収容した卵凍結保存用チューブをヒートシールして、金属製保護部材に挿入してから凍結保存する卵凍結保存用具が考案されている(例えば、特許文献2参照)。
このような卵の凍結保存においては、個体の識別を確実に行うことが必須であり、卵の取り違えは許されない。卵を収容した卵凍結保存用容器の識別は、保存用容器の側面に直接に油性インクで採取日付け、識別番号、検体名などを記載したり、同様の内容を記載したラベルまたはバーコードを印刷したラベルを、保存用容器の側面に貼り付けていた。しかしながら、径の小さな保存用容器の側面に直接に情報を記載したり、ラベルを貼り付けたりする方法では、記入誤り、貼り間違えなどの人為的なミスが生じたり、ラベルがはがれたりなど、極低温の保存環境では信頼性が低いという問題があった。そこで、RFID(Radio Frequency Identification)技術を適用して、電子タグ(ICタグ)を内蔵した凍結用の保存用容器が知られている(例えば、特許文献3参照)。
しかしながら、特許文献3に記載されたような凍結保存用の細径管では、電子タグインレットを筒状部材に内挿するため、アンテナが、細径管の長手方向に配置されることになる。一般的に、卵凍結保存用容器は、卵が収容された部位を下方にし、保存用容器の長手方向が鉛直方向になるようにして、複数の保存用容器をまとめて液体窒素のタンクに浸漬していた。従って、リーダーライターから電子タグの情報を読み書きする場合に、保存用容器の上方から読み書きすることは困難であった。すなわち、保存用容器を液体窒素のタンクから取り出し、保存用容器の長手方向が水平になるように保持してからでないと、リーダーライターからの読み書きができないという問題があった。
本発明の目的は、電子タグインレットを卵凍結保存用容器の本体の端部に配置することにより、リーダーライターからの読み書きを容易にした卵凍結保存用容器を提供することにある。
本発明は、このような目的を達成するために、一実施態様は、一端が封止された筒状のキャップの他端から本体の一部を挿入し、本体に収容した卵を密封する卵凍結保存用容器であって、前記本体において、卵を付着させて保持するスリップ部が接合されている面とは、前記本体の長手方向に反対側の端面に接合されたICタグ収納部であって、前記本体と同一の材料で形成されたICタグ収納部を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、電子タグインレットを収納するICタグ収納部を、卵凍結保存用容器の本体の端部に配置することにより、リーダーライターからの読み書きを容易にすることができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1に、本発明の一実施形態にかかる卵凍結保存用容器を示す。卵凍結保存用容器1は、本体2とキャップ3とに分かれており(図1(a))、一端が封止された筒状のキャップ3の他端から本体2の一部を挿入し、本体2に収容した卵を密封する(図1(b))。本体2は、本体部21と、キャップ3を挿入したときにキャップ3の内面と係合する係止部22と、係止部22に接合されたスリップ部23とを備える。スリップ部23は、その先端部分に卵を付着させて保持し、キャップ3を挿入したときにキャップ3の内面に収納される。さらに、スリップ部23が接合されている面とは長手方向に反対側の本体部21の端面には、ICタグインレイまたは電子タグインレットとも呼ばれるICタグが収納されたICタグ収納部24が配置されている。
図1に、本発明の一実施形態にかかる卵凍結保存用容器を示す。卵凍結保存用容器1は、本体2とキャップ3とに分かれており(図1(a))、一端が封止された筒状のキャップ3の他端から本体2の一部を挿入し、本体2に収容した卵を密封する(図1(b))。本体2は、本体部21と、キャップ3を挿入したときにキャップ3の内面と係合する係止部22と、係止部22に接合されたスリップ部23とを備える。スリップ部23は、その先端部分に卵を付着させて保持し、キャップ3を挿入したときにキャップ3の内面に収納される。さらに、スリップ部23が接合されている面とは長手方向に反対側の本体部21の端面には、ICタグインレイまたは電子タグインレットとも呼ばれるICタグが収納されたICタグ収納部24が配置されている。
本実施形態では、本体部21とキャップ3の断面の外周は方形であるが、円形であっても、その他の多角形の形状であっても良い。係止部22の断面の外周とキャップ3の断面の内周は円形であるが、キャップ3が係止部22に係合するのであれば、どのような形状でもよい。
本体部21と係止部22とは、ポリエチレンテレフタレート、ABS樹脂、ポリエステル、ポリオレフィン、スチレン系樹脂、ポリアミド、ポリサルホン、フッ素樹脂、ポリイミド等の耐寒性樹脂からなり、特に、液体窒素の温度に耐性を有する材料を用いる。
スリップ部23は、卵の付着作業を容易にするために、可撓性を有する平坦な板状の部材であって、液体窒素の温度に耐性を有する材料を用いる。例えば、ポリエチレンテレフタレート、3−フッ化ポリエチレン、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリカーボネート、ナイロン、ポリスルホン、ポリエステル、ポリスチレン、ポリイミド、超高分子量ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体などの合成樹脂からなるフィルム、またはこれらの積層体が用いられる。
図2に、本実施形態の卵凍結保存用容器を凍結保存する方法を示す。最初に、スリップ部23の先端部分に卵を付着させてガラス化液により保持する(図2(a))。液体窒タンク5の液体窒素中で本体2にキャップ3を挿入し、卵を密封する(図2(b))。同様に卵を密封した複数の卵凍結保存用容器1をまとめて、カートリッジ4の開口部42から収納部41に収容する(図2(c))。卵が収容された部位を下方にし、すなわちキャップ3を下方にして、卵凍結保存用容器1の長手方向が鉛直方向になるようにして、カートリッジ4を複数個まとめて液体窒素タンク5内の液体窒素に浸漬する(図2(d))。
このような構成により、卵凍結保存用容器1のICタグ収納部24は、カートリッジ4の開口部42に露出するように配置される。
図3(a)に、本実施形態の卵凍結保存用容器のICタグ収納部を示す。ICタグ収納部24は、凹状容器61の凹部にICタグ62を収容し、凸状蓋63により密封された構造を有する。
凹状容器61と凸状蓋63とは、本体部21と同じ材料を用い、凹状容器61と凸状蓋63とは、メチレンクロライド溶液を塗布して溶着接合する。凸状蓋63の突起部の反対の面にもメチレンクロライド溶液を塗布して、本体部21と溶着接合する(図3(b))。ICタグ収納部24と本体部21のいずれも同じ材料を用いることにより、極低温下における材料の収縮率の違いから生じる破損、亀裂、剥がれ落ちなどを防ぐことができる。なお、凹状容器61と凸状蓋63との接合、ICタグ収納部24と本体部21との接合は、超音波の照射によって接合することもできる。
図4に、本実施形態のICタグの詳細な構成を示す。ICタグ62は、ICタグインレイまたは電子タグインレットとも呼ばれ、ICチップ71と、これに接続されたコイル状のアンテナ72とから構成されている。アンテナ72は、ICチップ71の平面上に配置され、ICタグ62は、直径1.8mm、高さ0.8mmの筒状の形状を有する。
HF帯(13.56MHz)の電波を使用する場合、裸のICタグ62とリーダーライターとの通信距離は5mm程度である。
図5(a)に、本実施形態のICタグ収納部の凹状容器の構成を示す。本体部21の断面は、一辺2.6mmの正方形であり、凹状容器61の本体部21との接合面も、一辺2.6mmの正方形である。ここに一辺2.0mmの正方形で深さ1.0mmの凹部が形成され、ICタグ62が収容される。
図5(b)に、ICタグ収納部の凸状蓋の構成を示す。凸状蓋63の本体部21との接合面も、一辺2.6mmの正方形であり、反対の面には、凹状容器61の凹部に勘合する高さ0.2mmの凸部が形成されている。
このような構成により、ICタグ62のアンテナ72の周囲の4つの面は、厚さ0.3mmの凹状容器61の材料に取り囲まれ、電波の透過を妨げず、通信距離を4mm以上確保することができる。
図6に、本実施形態のICタグの読み取り方法を示す。本実施形態によれば、カートリッジ4の開口部42から卵凍結保存用容器1を取り出す際に、本体2とキャップ3の全ての部分をカートリッジ4から取り出す必要は無く、ICタグ収納部24が開口部42から出る程度に、本体2を取り出せば、液体窒タンク5の液体窒素に浸漬したまま、リーダーライター8による読み取りが可能となる。
また、カートリッジ4から取り出した後、卵凍結保存用容器1のキャップ3部を液体窒タンク5の液体窒素に浸漬したまま、リーダーライター8による読み取りが可能となるので、卵を解凍させることなく、読み取り作業を継続することができる。
なお、卵凍結保存用容器1の大きさは、本体部21の断面は、カートリッジ4への収納効率の観点から、一辺3.0mm以下の正方形、または直径3.0mm以下の円形が好適である。これに接合するICタグ収納部24の大きさから、通信距離を5mm程度確保するためのICタグ62の大きさは、直径2.0mm以下とするのが好ましい。さらに、前記ICタグ収納部は、その内部に収納されたICタグの周囲の5つの面の厚さが1.0mm以下であることが望ましい。
ICタグの収納には、凸状蓋63を用いない方法も適用できる。図5(a)に示した凹状容器61の凹部にICタグ62を収容し、200℃に加熱したPET樹脂を凹部に流し込み、ICタグ62を固定するとともに、凹部を樹脂で充填してしまう。その後、凹状容器61と本体部21とを、超音波により溶着させて接合する。
実施例1,2において、卵凍結保存用容器1の本体部21とICタグ収納部24とは、それぞれ別個の部材であり、ICタグ収納部24にICタグ62を収容してから、本体部21とICタグ収納部24と接合していた。代替的に、予め本体部21にICタグ62を内挿することもできる。
本体部21の金型において、スリップ部23が接合されている面とは長手方向に反対側の端面付近に、2つのピンを用いて、ICタグを二方向から固定しておく。この金型に樹脂を流し込み、固化した後に、ピンを除去する。ピンを除去した後の穴に、さらに樹脂を流し込むことによって、ICタグ収納部を形成する。
1 卵凍結保存用容器
2 本体
3 キャップ
21 本体部
22 係止部
23 スリップ部
24 ICタグ収納部
61 凹状容器
62 ICタグ
63 凸状蓋
71 ICチップ
72 アンテナ
2 本体
3 キャップ
21 本体部
22 係止部
23 スリップ部
24 ICタグ収納部
61 凹状容器
62 ICタグ
63 凸状蓋
71 ICチップ
72 アンテナ
本発明は、このような目的を達成するために、一実施態様は、一端が封止された筒状のキャップの他端から本体の一部を挿入し、本体に収容した卵を密封する卵凍結保存用容器であって、前記本体において、卵を付着させて保持するスリップ部が、前記キャップを挿入したときに前記キャップの内面に収納され、前記スリップ部が接合されている面とは、前記本体の長手方向に反対側の端面に接合され、前記長手方向とは垂直の断面形状が前記本体の断面形状と同じICタグ収納部であって、前記本体と同一の材料で形成されたICタグ収納部を備えたことを特徴とする。
図2に、本実施形態の卵凍結保存用容器を凍結保存する方法を示す。最初に、スリップ部23の先端部分に卵を付着させてガラス化液により保持する(図2(a))。液体窒素タンク5の液体窒素中で本体2にキャップ3を挿入し、卵を密封する(図2(b))。同様に卵を密封した複数の卵凍結保存用容器1をまとめて、カートリッジ4の開口部42から収納部41に収容する(図2(c))。卵が収容された部位を下方にし、すなわちキャップ3を下方にして、卵凍結保存用容器1の長手方向が鉛直方向になるようにして、カートリッジ4を複数個まとめて液体窒素タンク5内の液体窒素に浸漬する(図2(d))。
図6に、本実施形態のICタグの読み取り方法を示す。本実施形態によれば、カートリッジ4の開口部42から卵凍結保存用容器1を取り出す際に、本体2とキャップ3の全ての部分をカートリッジ4から取り出す必要は無く、ICタグ収納部24が開口部42から出る程度に、本体2を取り出せば、液体窒素タンク5の液体窒素に浸漬したまま、リーダーライター8による読み取りが可能となる。
また、カートリッジ4から取り出した後、卵凍結保存用容器1のキャップ3部を液体窒素タンク5の液体窒素に浸漬したまま、リーダーライター8による読み取りが可能となるので、卵を解凍させることなく、読み取り作業を継続することができる。
Claims (6)
- 一端が封止された筒状のキャップの他端から本体の一部を挿入し、本体に収容した卵を密封する卵凍結保存用容器であって、
前記本体において、卵を付着させて保持するスリップ部が接合されている面とは、前記本体の長手方向に反対側の端面に接合されたICタグ収納部であって、前記本体と同一の材料で形成されたICタグ収納部を備えたことを特徴とする卵凍結保存用容器。 - 前記ICタグ収納部は、その内部に収納されたICタグの周囲の5つの面の厚さが1.0mm以下であることを特徴とする請求項1に記載の卵凍結保存用容器。
- 前記ICタグの前記長手方向と垂直な断面は、直径が2mm以下であることを特徴とする請求項2に記載の卵凍結保存用容器。
- 前記ICタグ収納部は、前記ICタグを収容する凹部が形成された凹状容器と、該凹状容器の凹部に勘合する凸部が形成された凸状蓋とを含むことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の卵凍結保存用容器。
- 前記ICタグ収納部は、凹部が形成された凹状容器に前記ICタグを収容し、前記凹部に前記本体と同一の材料が充填されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の卵凍結保存用容器。
- 前記ICタグ収納部は、前記反対側の端面に前記ICタグが予め内挿された部分であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の卵凍結保存用容器。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016229368A JP2018082677A (ja) | 2016-11-25 | 2016-11-25 | 卵凍結保存用容器 |
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- 2016-11-25 JP JP2016229368A patent/JP2018082677A/ja active Pending
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- 2017-11-24 WO PCT/JP2017/042299 patent/WO2018097267A1/ja active Application Filing
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20180807 |