JP2018082336A - 光伝送装置、及び、光伝送方法 - Google Patents

光伝送装置、及び、光伝送方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2018082336A
JP2018082336A JP2016224052A JP2016224052A JP2018082336A JP 2018082336 A JP2018082336 A JP 2018082336A JP 2016224052 A JP2016224052 A JP 2016224052A JP 2016224052 A JP2016224052 A JP 2016224052A JP 2018082336 A JP2018082336 A JP 2018082336A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixed pattern
polarization
frame
optical transmission
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016224052A
Other languages
English (en)
Inventor
博之 入江
Hiroyuki Irie
博之 入江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2016224052A priority Critical patent/JP2018082336A/ja
Priority to US15/805,963 priority patent/US20180138982A1/en
Priority to EP17201043.1A priority patent/EP3324559A1/en
Publication of JP2018082336A publication Critical patent/JP2018082336A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/50Transmitters
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/25Arrangements specific to fibre transmission
    • H04B10/2507Arrangements specific to fibre transmission for the reduction or elimination of distortion or dispersion
    • H04B10/2543Arrangements specific to fibre transmission for the reduction or elimination of distortion or dispersion due to fibre non-linearities, e.g. Kerr effect
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/25Arrangements specific to fibre transmission
    • H04B10/2507Arrangements specific to fibre transmission for the reduction or elimination of distortion or dispersion
    • H04B10/2543Arrangements specific to fibre transmission for the reduction or elimination of distortion or dispersion due to fibre non-linearities, e.g. Kerr effect
    • H04B10/2557Cross-phase modulation [XPM]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J14/00Optical multiplex systems
    • H04J14/06Polarisation multiplex systems

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Nonlinear Science (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

【課題】伝送路で生じる相互偏波変調を抑え、被擾乱信号の偏波変動、ひいてはバーストエラーを抑制する光伝送装置、及び、光伝送方法を提供する。【解決手段】光伝送装置の送信器4は、第1送信部40と第2送信部41と多重部42とを有する。第1送信部40は、同期を確立するための第1固定パタンを有する第1フレームを第1偏波で送信する。第2送信部41は、第1固定パタンの少なくとも一部を反転させた第2の固定パタンを有する第2フレームを第1偏波と直交する第2偏波で送信する。多重部42は、第1偏波と第2偏波を多重する。【選択図】図7

Description

本発明は、光伝送装置、及び、光伝送方法に関する。
近年、光通信技術分野において、光回線通信網の大容量化のニーズから、直交する2つの偏波成分に独立に位相変調信号を割り当て多重化した、コヒーレント光偏波多重位相変調信号を用いて、光伝送を行う技術が知られる。
コヒーレント光偏波多重位相変調信号(以下、多重信号とも呼ぶ)には、これを受信する受信器において、多重信号のフレームの先頭を検知するため、及び、分散推定を行うため、フレームヘッダの所定の部分に固定パタン領域を設ける場合がある。多重信号は、その進行方向をZ方向とすると、X方向の偏波とY方向の偏波を有し、偏波の位相はフレーム内の0と1の値、またはその組み合わせに対応させている(例えば特許文献1)。
フレームの、例えばペイロード部分においては、X方向の偏波とY方向の偏波のそれぞれの位相に対応するデータは互いに独立である。しかし、固定パタン領域においては、これらのデータを互いに等しいものとすることにより、受信側でフレーム先頭検知、及び分散推定感度を確保する場合がある。
また、この固定パタン領域をある程度以上の長さ、例えば10ns(ナノ秒)に設定することで、光伝送路において信号に対して擾乱や雑音が生じた場合でも、受信器側のフレーム先頭検知、及び分散推定感度が確保される。
国際公開第2010/134321号
Brandon C. Collings and Luc Boivin, 「Nonlinear Polarization Evolution Induced by Cross−Phase Modulation and Its Impact on Transmission Systems」, IEEE PHOTONICS TECHNOLOGY LETTERS, VOL. 12, NO. 11, NOVEMBER 2000
しかし、互いに異なる波長の複数の信号が多重化され伝送される光伝送路においては、信号の偏波の向き等の偏波状態の変化に起因する非線形光学効果により相互偏波変調(XpolMとも称する)が生じる場合がある。光伝送路における複数の信号の波長分散が小さい場合や光伝送路中で分散補償をした場合など、固定パタン領域の信号部分に起因して生ずるXpolMは、異なる波長の信号の偏波変動の原因となる場合がある。
XpolMにより偏波変動が引き起こされている信号(被擾乱信号とも呼ぶ)は、その偏波変動の最中、連続誤りを発生させる。発生した連続誤りが、FEC(Forward Error Correction、前方誤り訂正)のバーストエラー耐力を超えると、FECの処理後にも誤りが発生する。本発明の一つの側面に係る目的は、被擾乱信号の偏波変動、ひいてはバーストエラーを抑制することである。
一つの態様に係る光伝送装置は、第1送信部と第2送信部と多重部とを有する。第1送信部は、同期を確立するための第1固定パタンを有する第1フレームを第1偏波で送信する。第2送信部は、第1固定パタンの少なくとも一部を反転させた第2の固定パタンを有する第2フレームを第1偏波と直交する第2偏波で送信する。多重部は、第1偏波と第2偏波を多重する。
本発明の一態様によれば、光伝送装置は伝送路で生じる相互偏波変調を抑えることができ、被擾乱信号の偏波変動、ひいてはバーストエラーを抑制することができる。
隣接チャネルの信号の固定パタン領域による、被擾乱信号のペイロードへの影響の一例を示す図である。 偏波のパラメータの分布を示す図である。 偏波変動の一例を示す図である。 Y偏波の位相を反転した場合の偏波変動を示す図である。 本実施形態の一例に係る、擾乱の影響を相殺する状態を示す図である。 本実施形態の一例に係る光伝送システムを示す図である。 本実施形態の一例に係る送信器の機能ブロック図である。 本実施形態に係る固定パタンの一例を示す図である。 固定パタンの一例を示す図である。 本実施形態の一例に係る受信器の機能ブロック図である。 本実施形態に係るハードウェア構成の一例を示す図である。
図1を用いて、1つの光伝送路に、波長帯(チャネルとも呼ぶ)が互いに隣接する2つの信号(信号を信号波とも呼ぶ)が伝送されている場合の、一方の信号(隣接信号と呼ぶ)から他方の信号(被擾乱信号と呼ぶ)への影響について説明する。ここで、隣接信号のチャネルを隣接チャネルと呼ぶものとし、また被擾乱信号のチャネルを被擾乱チャネルと呼ぶものとする。
2つの信号は、XYZ空間においてZ方向へと進行するものとする。初めに、隣接信号の固定パタン領域は、X方向直線偏波とY方向直線偏波を有するものとする。また、このX方向直線偏波とY方向直線偏波は、互いに振幅と位相が等しいものであるとする。このとき、隣接信号の固定パタン領域の直線偏波の方向は、XY平面において、X軸から45°の方向となる。このとき、隣接信号のストークスパラメータは、S1=0、S2=1、S3=0となる。なお、この下付きの文字Aは、隣接信号のストークスパラメータを示すためのものである。
ここで、ストークスパラメータについて端的に説明する。X方向偏波とY方向偏波を有する、Z方向へ伝播する信号波をここでは考えるものとする。このとき、この信号波のX方向偏波の振幅をAx、位相をδx、またY方向偏波の振幅をAy、位相をδyとする場合に、X方向偏波DxとY方向偏波Dyは次のように表される。
Dx=Ax・cos(ωt−k・r+δx)
Dy=Ay・cos(ωt−k・r+δy)
このとき、ストークスパラメータは以下のように定義される。
S1=Ax−Ay
S2=2Ax・Ay・cosδ
S3=2Ax・Ay・sinδ
なお、
δ=δy−δx
である。
図2に示す、互いに直交するS1軸とS2軸とS3軸からなる空間において、上記ストークスパラメータはポアンカレ球上にそれぞれの値が存在する。ここで、ストークスベクトルSは、S=(S1、S2、S3)と与えられる。
被擾乱信号は、X方向直線偏波を有するものであるすると、ストークスパラメータはS1=1、S2=0、S3=0となる。なお、このストークスパラメータに付された下付きの文字Bは、被擾乱信号のストークスパラメータであることを示すためのものである。
従来技術によると、二つの任意の信号の偏波、SαとSβはXpolMを受け、以下の式に従う変化をする。
∂Sα/∂Z=Sα×Sβ
なお、ここで、×は外積を表す。
これを本実施形態にあてはめると
∂S1/∂Z=S1×S
となる。このことより図3に示すように、被擾乱信号がZ方向に進行するに従って、S1は、隣接信号のS2成分の影響から、S3の正の方向へ変動させられることがわかる。この変動は、被擾乱信号のX方向直線偏波の右回り楕円偏波への変化に対応する。これにより図1に示すように、被擾乱信号にはバーストエラーが発生する。
ここで、隣接信号の固定パタン領域のY方向直線偏波の位相を反転させる場合を考える。このとき、隣接信号の、Y方向偏波は上述した式より、Dy=Ay・cos(ωt−k・r+δy)から、Dy=Ay・cos(ωt−k・r+δy+π)となる。これに伴い隣接信号のX方向偏波とY方向偏波を合成した偏波はXY平面においてX軸より−45°方向の直線偏波となる。この場合、ストークスパラメータは、S1=0、S2=−1、S3=0となり、このとき上記のS1は、図4に示すように、S3の負方向へ変動させられることがわかる。
このことより、本実施形態の一例においては、S3の正または負のいずれかの方向へのS1の変動を相殺するために、S1に対し、この変動とは反対の方向への変動を、周期的に与える。
本実施形態の一例では、固定パタン領域における隣接信号のY方向直線偏波を一定の周期毎に反転させる。例えば図5に示すように、四角点で示される隣接信号のS2が、ポアンカレ球上におけるS2軸の両側の1と−1のそれぞれに、周期的に交互に移動する。すなわち、隣接信号のストークスパラメータは、周期的に、S1=0、S2=1、S3=0と、S1=0、S2=−1、S3=0のいずれかになる。この周期をXpolMの反応時間以下にするとS1の±S3方向への変化が相殺され、結果として隣接信号の固定パタンによる被擾乱信号への影響を抑止できる。
これを実現させるために、本実施形態の一例に係る光伝送装置において以下の処理が行われる。ある任意の固定パタンを第1固定パタンと呼び、本実施形態の一例において、X方向直線偏波に対応するフレームで、ヘッダ部分にある任意の第1固定パタンが含まれるものを、第1フレームとする。次に、第1固定パタンの一部を、または、第1固定パタンを一定の周期ごとに、反転させたものを第2固定パタンとする。そしてこの第2固定パタンをヘッダに有する、Y方向直線偏波に対応するフレームを、第2フレームとする。そして、本実施形態の一例に係る光伝送装置は、第1フレームに基づき生成される光信号(第1偏波と呼ぶ)と、第2フレームに基づき生成される光信号(第2偏波と呼ぶ)とを多重し、送信する。
図6に、本実施形態の一例に係る光伝送システム1の機能ブロック図を示す。光伝送システム1は、送信側の光伝送装置2Tと受信側の光伝送装置2Rと光伝送路3とを備え、光伝送装置2Tと受信側の光伝送装置2Rは光伝送路3を介して、それぞれ光信号の送信と受信を行う。
光伝送装置2Tは、単数または複数の送信器4と光合波部5を備える。
ここで図7を用いて各送信器4について詳細に説明する。各送信器4は、第1送信部40と第2送信部41と多重部42とを備える。また各送信器4はフレーム生成部43と誤り訂正符号化部44と固定パタン信号挿入部45と記憶部46とを備える。
なお記憶部46は、本実施の形態の一例では、送信器4が備えるが、送信器4の外部に設けられていてもよい。
図7における各機能ブロックによる、以下に説明する処理が、各送信器4において行われる。
フレーム生成部43は、OTN(Optical Transport Network)フレーム等を生成し、誤り訂正符号化部44へ出力する。誤り訂正符号化部44は、例えばFEC等の誤り訂正符号を、フレーム生成部43から入力されたフレームに付与し、これを固定パタン信号挿入部45へ出力する。
固定パタン信号挿入部45は、誤り訂正符号化部44から入力されたフレームに固定パタンを挿入するため、ROM等の記憶部46から第1固定パタンと第2固定パタンとを読み出す。この場合、記憶部46は、第1固定パタンと第2固定パタンとを予め記憶している。また、記憶部46は、第1固定パタンを予め記憶し、固定パタン信号挿入部45は、第1固定パタンを記憶部46から読み出して、第2固定パタンを第1固定パタンから、第1固定パタンの一部を反転させることにより生成してもよい。最適な反転周期は伝送・伝送路パラメータに依存するため、それに応じて可変とする。
固定パタン信号挿入部45は、誤り訂正符号化部44から入力された、X方向直線偏波に対応するフレームに第1固定パタンを挿入する。また固定パタン信号挿入部45は、誤り訂正符号化部44から入力された、Y方向直線偏波に対応するフレームに第2固定パタンを挿入する。
固定パタン信号挿入部45は、上記のようにして生成された第1フレームと第2フレームのそれぞれを、第1送信部40と第2送信部41へ出力する。
第1送信部40は、第1フレームに基づいて第1偏波を生成して多重部42へ出力する。また第2送信部41は、第2フレームに基づいて第2偏波を生成して多重部42へ出力する。多重部42は第1偏波と第2偏波とを多重化した信号を光合波部5へ出力する。
光合波部5は、各送信器4より入力された光信号を合波して、光伝送路3へと出力する。
なお、固定パタン信号挿入部45において挿入する第1および第2固定パタンの一例について、図8および図9を用いて説明する。図8に示されるものは、上述したポアンカレ球上における、隣接信号のストークスパラメータの周期的な変化に対応した、第1固定パタンに施される周期的な反転を示すものの一例である。この一例では、第1固定パタンに対し、数シンボルから数十シンボル毎にデータの反転が施されている。ここでハッチングが施されている部分が反転されている部分である。図9は、図8に示した固定パタンの周期的な反転について、より詳細に説明するものの一例である。図9の上段と下段に示すものは、固定パタンのX方向直線偏波とY方向直線偏波に対応するフレームの具体的な一例である。図9の上段に示すのは、Y方向直線偏波に対応するフレームに反転を施していないものであり、下段に示すのは、Y方向直線偏波に対応するフレームに周期的に反転を施したものの一例である。本実施形態の一例では、図9の下段に例示される固定パタンを、固定パタン信号挿入部45は取得する。
図9の下段に示す一例では、固定パタンのY方向直線偏波に対応するフレームに対し、4ビット毎に反転が施されている。1行目は固定パタンのX方向直線偏波に対応するフレームであり、2行目はY方向直線偏波に対応するフレームである。反転が施されていない上段のY方向直線偏波に対応するフレームと、反転が施されている下段のY方向直線偏波に対応するフレームとを比較すると、下位4ビットの各値が、下段の方では反転されたものとなっている。上段と下段それぞれのY方向直線偏波に対応するフレームの下位5ビット目から下位8ビット目までの各値は、互いに等しい。また下段のY方向直線偏波に対応するフレーム部分の下位9ビット目から下位12ビット目までの各値は、上段のY方向直線偏波に対応するフレーム部分の下位9ビット目から下位12ビット目までの各値に対し、反転されたものとなっている。上段と下段それぞれのY方向直線偏波に対応するフレームの下位13ビット目から下位16ビット目までの各値は、互いに等しい。下段のY方向直線偏波に対応するフレームの下位17ビット目から下位20ビット目までの各値は、上段のY方向直線偏波に対応するフレームの下位17ビット目から下位20ビット目までの各値に対し、反転されたものとなっている。上段と下段それぞれのY方向直線偏波に対応するフレームの下位21ビット目から下位24ビット目までの各値は、互いに等しい。
図6に戻ると、光伝送装置2Rは、光分波部6と単数または複数の受信器7とを備える。光分波部6は、光伝送装置2Tより光伝送路を介して受信した、合波された光信号を分波して、送信先の受信器7へと出力する。
図10を用いて、各受信器7について詳細に説明する。各受信器7は、光信号検出部70とフレーム同期部71と誤り訂正復号化部72とフレーム終端部73とを備える。なお、図10における各機能ブロックによる、以下に説明する処理が、各受信器7において行われる。
光信号検出部70は、光分波部6から入力された光信号を検出し、フレーム同期部71へと出力する。フレーム同期部71は、従来技術に係る方法で固定パタンを検出する。この際に、フレーム同期部71は、第1固定パタンと第2固定パタンとを検出する。フレーム同期部71は、検出した固定パタンを用いて、フレームの同期を確立する。そしてフレーム同期部71は、同期を確立したフレームを誤り訂正復号化部72へと出力する。誤り訂正復号化部72は、送信器4の誤り訂正符号化部44において付与された符号を元に、フレームの誤りを訂正した後に、フレーム終端部73へと出力する。フレーム終端部73は、入力されたフレームを終端する。
本実施形態の一例に係る受信器7は、第1、2固定パタンを用いてフレームの同期を確立することができる。このように本実施の形態の一例に係る固定パタンを用いることにより、光伝送装置は、複数の信号の送受信を、他信号からの擾乱を抑制しつつ行うことができ、また信号の検出とフレームの同期確立(例えば、同期検波と呼ぶ)を行うことができる。
図11に示されるものは、本実施形態の一例に係る光伝送装置2Tおよび光伝送装置2Rのハードウェア構成の一例である。なお、これらをまとめて光伝送装置2と呼ぶものとする。
光伝送装置2は、プロセッサ20とメモリ21とネットワーク接続部22と記憶装置23とを備え、これらは互いにバスにより接続されている。
プロセッサ20は、例えばシングルコアプロセッサ、マルチコアプロセッサ、デュアルコアプロセッサである。
メモリ81は、例えばROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、半導体メモリである。
プロセッサ20はメモリ21から、種々のプログラムを読み出し、上述したフレーム生成部43と誤り訂正符号化部44と固定パタン信号挿入部45の機能、または、フレーム同期部71と誤り訂正復号化部72とフレーム終端部73の機能を実現する。
ネットワーク接続装置22は、光伝送路に接続され、プロセッサによる処理の対象となるフレームを光伝送路にて伝送可能な光信号に変換、または、光伝送路からの光信号をフレームに変換するための通信インタフェースである。このネットワーク接続装置22により、上述した第1送信部40と第2送信部41と多重部42と光合波部5による機能、または、上述した光分波部6と光信号検出部70による機能が実現される。
記憶装置23は、第1、2固定パタンを記憶する。プロセッサ20は、記憶装置23からメモリ21に第1、2固定パタンを読み出し、これにより固定パタン信号挿入部45としての機能を実現する。これにより記憶装置23は記憶部46の機能を実現する。記憶装置23は、例えばROMである。また記憶装置23は、可搬型記憶媒体であってもよい。なお、第1、2固定パタンはメモリ21に記憶されていてもよい。
上述したように、本実施形態の一例に係る光伝送装置2は、第1固定パタンと、それを周期的に反転させた第2固定パタンを有する。この反転は、ポアンカレ球上において隣接信号のストークスパラメータの座標を、周期的に変化させることに対応する。そして光伝送装置2は、第1固定パタンと第2固定パタンのそれぞれを用いて第1偏波と第2偏波を生成して、これらを多重化した隣接信号を送信する。これにより、隣接信号のストークスパラメータの、例えばS2成分の周期的な変化に対応し、隣接信号のY方向直線偏波からの、被擾乱信号のX方向直線偏波へのXpolM等の擾乱を相殺することができる。そしてこれにより、バーストエラーを防止し、受信側におけるFEC後のエラーを抑制することができる。
本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施形態および変形が可能とされるものである。また、上述した実施形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲内およびそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形も、本発明の範囲内とみなされる。
1 光伝送システム
2、2T、2R 光伝送装置
3 光伝送路
4 送信器
5 光合波部
6 光分波部
7 受信器
20 プロセッサ
21 メモリ
22 ネットワーク接続装置
23 記憶装置
40 第1送信部
41 第2送信部
42 多重部
43 フレーム生成部
44 誤り訂正符号化部
45 固定パタン信号挿入部
46 記憶部
70 光信号検出部
71 フレーム同期部
72 誤り訂正復号化部
73 フレーム終端部

Claims (8)

  1. 同期を確立するための第1固定パタンを有する第1フレームを第1偏波で送信する第1送信部と、
    前記第1固定パタンの少なくとも一部を反転させた第2固定パタンを有する第2フレームを第1偏波と直交する第2偏波で送信する第2送信部と、前記第1偏波と前記第2偏波を多重する多重部と、
    を有する光伝送装置。
  2. 前記第2固定パタンは、前記第1固定パタンの少なくとも一部を周期的に反転させたものである、請求項1に記載の光伝送装置。
  3. 前記反転の周期を可変とする請求項2に記載の光伝送装置。
  4. 前記光伝送装置は、さらに、
    前記第1固定パタンと前記第2固定パタンとを記憶する記憶部と、
    前記記憶部から前記第1固定パタンと前記第2固定パタンとを読み出し、前記第1固定パタンを用いて前記第1フレームを生成し、前記第2固定パタンを用いて前記第2フレームを生成する固定パタン信号挿入部と、
    を有する請求項1から3のいずれか1項に記載の光伝送装置。
  5. 前記光伝送装置は、さらに、
    前記第1固定パタンを記憶する記憶部と、
    前記記憶部から前記第1固定パタンを読み出し、前記第1固定パタンを用いて、前記第1固定パタンの少なくとも一部を反転させた前記第2固定パタンを生成し、前記第1固定パタンを用いて前記第1フレームを生成し、前記第2固定パタンを用いて前記第2フレームを生成する固定パタン信号挿入部と、
    を有する請求項1から3のいずれか1項に記載の光伝送装置。
  6. 前記記憶部は、ROMである、請求項4または5に記載の光伝送装置。
  7. 第1偏波と第2偏波とを検出する検出部と、
    前記第1偏波と前記第2偏波のそれぞれから、第1固定パタンを有する第1フレームと第2固定パタンを有する第2フレームを生成し、前記第1固定パタンと前記第2固定パタンを用いて、フレームの同期を確立するフレーム同期部と、
    をさらに有する、請求項1から6のいずれか1項に記載の光伝送装置。
  8. 同期を確立するための第1固定パタンを有する第1フレームを第1偏波で送信し、
    前記第1固定パタンの少なくとも一部を反転させた第2の固定パタンを有する第2フレームを第1偏波と直交する第2偏波で送信し、
    前記第1偏波と前記第2偏波を多重する、
    ことを特徴とする、光伝送装置により実行される光伝送方法。
JP2016224052A 2016-11-17 2016-11-17 光伝送装置、及び、光伝送方法 Pending JP2018082336A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016224052A JP2018082336A (ja) 2016-11-17 2016-11-17 光伝送装置、及び、光伝送方法
US15/805,963 US20180138982A1 (en) 2016-11-17 2017-11-07 Optical transmission method, optical transmission apparatus, and optical transmission system
EP17201043.1A EP3324559A1 (en) 2016-11-17 2017-11-10 Optical transmission method, optical transmission apparatus, and optical transmission system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016224052A JP2018082336A (ja) 2016-11-17 2016-11-17 光伝送装置、及び、光伝送方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018082336A true JP2018082336A (ja) 2018-05-24

Family

ID=60320696

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016224052A Pending JP2018082336A (ja) 2016-11-17 2016-11-17 光伝送装置、及び、光伝送方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20180138982A1 (ja)
EP (1) EP3324559A1 (ja)
JP (1) JP2018082336A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA3057833C (en) * 2017-03-24 2020-04-21 Cable Television Laboratories, Inc. System and methods for coherent pon architecture and burst-mode reception

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3732371B2 (ja) * 1999-09-09 2006-01-05 沖電気工業株式会社 光信号発生回路
US7418209B2 (en) * 2002-06-18 2008-08-26 Celight, Inc. System and method for multi-dimensional encoding
US7903977B2 (en) * 2004-10-06 2011-03-08 The Board Of Regents Of The University Of Oklahoma Method for polarization-based intrusion monitoring in fiberoptic links
KR100703413B1 (ko) * 2005-03-28 2007-04-03 삼성전자주식회사 편광 듀오바이너리 광송신기
US7609976B2 (en) * 2005-09-29 2009-10-27 Alcatel-Lucent Usa Inc. Method and system for ultra-high bit rate fiber-optic communications
US7522841B2 (en) * 2005-10-21 2009-04-21 Nortel Networks Limited Efficient data transmission and training of data processing functions
EP2434665B1 (en) 2009-05-18 2017-03-08 Nippon Telegraph And Telephone Corporation Signal generation circuit, optical signal transmitter, signal reception circuit, optical signal synchronization establishment method, and optical signal synchronization system
JP5195677B2 (ja) * 2009-07-28 2013-05-08 富士通株式会社 光信号送信装置および偏波多重光信号の制御方法
JP5446586B2 (ja) * 2009-08-21 2014-03-19 富士通株式会社 偏波多重光送信器および偏波多重光信号の制御方法
KR101226956B1 (ko) * 2009-10-23 2013-01-28 한국전자통신연구원 편광 다중 광 ofdm 송신기 및 수신기
EP2961120B1 (en) * 2013-02-21 2019-03-27 Mitsubishi Electric Corporation Optical transport device
CN105009486B (zh) * 2013-02-26 2017-06-20 日本电气株式会社 波分复用光传输设备和波分复用光传输方法
US10079676B2 (en) * 2013-07-12 2018-09-18 The Board Of Regents Of The University Of Oklahoma Optical cryptography systems and methods
WO2015141658A1 (ja) * 2014-03-17 2015-09-24 日本電信電話株式会社 光信号送信装置及び光信号送信方法
JP6303691B2 (ja) * 2014-03-26 2018-04-04 富士通株式会社 偏波状態検出装置及び方法、並びに、光通信システム、光送信器及び光受信器
CN106464374B (zh) * 2014-05-08 2019-06-07 三菱电机株式会社 光传输方法及光传输系统
US9571198B2 (en) * 2014-07-25 2017-02-14 Futurewei Technologies, Inc. Compensation of non-linear transmitter impairments in optical communication networks

Also Published As

Publication number Publication date
EP3324559A1 (en) 2018-05-23
US20180138982A1 (en) 2018-05-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5644375B2 (ja) 光伝送装置および光伝送システム
US7920791B2 (en) Passive optical network system and method of data transmission in the passive optical network
US20160056889A1 (en) Optical spatial-division multiplexed transmission system and transmission method
US10361779B2 (en) Optical transmission system, optical receiver, and method for detecting optical signal information
JP5892299B1 (ja) 光伝送方法および光伝送システム
US8682174B2 (en) Optical receiver, optical communication system using the same and equalization method in the optical communication system
US9438275B2 (en) Transmission apparatus and transmission method
JP5896841B2 (ja) 光通信システム
JP2018082336A (ja) 光伝送装置、及び、光伝送方法
JP5940966B2 (ja) 光伝送システム、光送信器、光受信器、光送信方法、光受信方法
US9692543B2 (en) Optical transmission system
WO2014196179A1 (ja) 光受信装置、光伝送システム、光受信方法および光伝送方法
JP6786404B2 (ja) 送信装置、受信装置、通信システム及び通信方法
US20160241332A1 (en) Reception device, transmission device, optical transmission device, optical transmission system, and monitoring method
JP6400444B2 (ja) マルチキャリア光伝送システム
US9124372B2 (en) Optical transmission system and optical transmission method
JP3907939B2 (ja) インバース波長多重光伝送システム
JP6289176B2 (ja) 光伝送装置および光伝送方法
JP5632805B2 (ja) 光送受信システム及び光送受信方法
CN114258648B (zh) 光通信系统以及光通信方法
JP5969661B1 (ja) 光送信装置及び光送受信システム
JP6468292B2 (ja) 送信回路、受信回路、光伝送システムおよびマルチフレームの送信方法
KR101312362B1 (ko) Dpc를 이용한 통신 방법 및 통신 시스템
JP2013258473A (ja) 光送信装置、光受信装置、および光海底ケーブル通信システム