JP2013258473A - 光送信装置、光受信装置、および光海底ケーブル通信システム - Google Patents

光送信装置、光受信装置、および光海底ケーブル通信システム Download PDF

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Abstract

【課題】既存の光海底ケーブル通信システムの高信頼通信を確保しつつ、大型化することなく、高速かつ大容量な光送信装置を得る。
【解決手段】メンテナンスコントローラ5から得られた波長合波装置4におけるPSCRの有無およびPSCR速度の情報を授受する監視装置32と、監視装置32から授受されたPSCRの有無およびPSCR速度の情報に応じてFECフレームの長さを可変設定する監視制御部320と、監視制御部320により設定された長さのFECフレームに送信データを設定するFEC部313とを備えた。
PSCRの有無およびPSCR速度の情報に応じてFECフレームの長さを可変設定し、エラーフリー訂正で通信できる制御機能を備えるため、既存の光海底ケーブル通信システム1の高信頼通信を確保しつつ、大型化することなく、高速かつ大容量な光送信装置を得ることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、既存の光海底ケーブルシステムで高信頼性通信を実現させている偏波スクランブラ装置の影響によるデジタルコヒーレント光通信性能の悪化を防止するための機能を追加した光送信装置、光受信装置、および光海底ケーブル通信システムに関する。
近年、光海底ケーブル通信システムは、インターネット契約者の増加や映像コンテンツの増加など、通信需要の高まりを受けて、大容量化の要求が高まっている。
このような背景から波長多重の増加、伝送速度の高速化による通信容量の大容量化の技術革新が進んできている。
一方、光海底ケーブル通信システムにおける長距離伝送において、伝送速度の向上に伴い、光増幅中継器で使用しているエルビウムドープファイバ増幅器で発生する自然放出雑音、非線形効果、分散、偏光依存性利得(以下、PDGと称す)、偏光依存性損失(以下、PDLと称す)および偏波モード分散(以下、PMDと称す)により、光信号の伝送品質の劣化が発生することが知られている。
例えば、分散やPMDの影響は、伝送速度の2乗に比例して増大するため、伝送速度の高速化に伴い、光海底ケーブル通信システムの伝送品質設計において課題となっていた。
この課題を解決するため、近年、様々な変調方式の光通信システムや前方誤り訂正(以下、FECと称す)機能、長距離伝送によって発生する偏波状態の時間的揺らぎをキャンセルする偏波スクランブラ(以下、PSCRと称す)装置が考案されてきた(例えば、下記特許文献1参照)。
さらに、近年、光海底ケーブル通信システムにおける伝送速度の向上の一つの方式として、受信側にデジタル信号プロセッサを用いることにより、電気領域で波長分散と偏波モード分散を補償でき、また、多様な多値変調方式に対応できる、デジタルコヒーレント光通信システムが、活発に研究・開発されている。
しかし、上記のような既存のSPCR装置が導入された光海底ケーブル通信システムに、上記のようなデジタルコヒーレント光通信システムの送受信器を導入しようとした場合、既存の偏波スクランブルされた光信号の影響によって、デジタルコヒーレント送受信器で伝送される光信号において、偏波モード分散の影響を受信側のデジタル信号プロセッサで補償できなくなり、伝送品質の劣化が発生する課題がある。
この課題を解決するため、既存のSPCR装置を光海底ケーブル通信システムから削除するか、SPCR装置の偏波スクランブル速度を受信側のデジタル信号プロセッサで補償できる領域まで低速化するなどの対策を行う必要がある。
また、各波長の光信号の偏波スクランブルの有無に関する情報を収集し、該収集した情報に基づいて偏波変動を補償する装置も検討されている(例えば、下記特許文献2参照)。
特開平9−149006号公報 特開2011−223185号公報
しかし、既存のPSCR装置が導入された光海底ケーブル通信システムに、上記のようなデジタルコヒーレント光通信システムの送受信器を導入しようとした場合、PSCR装置の削除、PSCRの低速化では、伝送品質が最悪となる偏波状態が同一FECフレーム内部に偏り、訂正不能状態が発生する課題があった。
また、上記特許文献2に記載されているような各波長の光信号の偏波スクランブルの有無に関する情報を収集し、該収集した情報に基づいて偏波変動を補償する偏波変動補償装置を具備する光海底ケーブル通信システムでは、偏波スクランブル検出器、および偏波制御器が必要となるなどシステムが大型化する課題があった。
本発明は、既存の光海底ケーブル通信システムの高信頼通信を確保しつつ、大型化することなく、高速かつ大容量な光送信装置を得ることを目的とする。
本発明の光送信装置は、メンテナンスコントローラから得られた波長合波装置における偏波スクランブルの有無および偏波スクランブル速度の情報を授受する監視装置と、監視装置から授受された偏波スクランブルの有無および偏波スクランブル速度の情報に応じてFECフレームの長さを可変設定する監視制御部と、監視制御部により設定された長さのFECフレームに送信データを設定すると共に電気/光変換して送信する光信号送信部とを備えたものである。
本発明によれば、偏波スクランブルの有無および偏波スクランブル速度の情報に応じてFECフレームの長さを可変設定し、エラーフリー訂正で通信できる制御機能を備えるため、既存の光海底ケーブル通信システムの高信頼通信を確保しつつ、大型化することなく、高速かつ大容量な光送信装置を得ることができる効果がある。
本発明の実施の形態1による光海底ケーブル通信システムを示す構成図である。 本発明の実施の形態1によるデジタルコヒーレント光送信機の詳細構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施の形態1によるデジタルコヒーレント光受信機の詳細構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施の形態2による光送信機および光受信機の詳細構成を示す機能ブロック図である。
実施の形態1.
以下に、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1は実施の形態1の既存の光海底ケーブル通信システムとデジタルコヒーレント光通信システムが混合する光海底ケーブル通信システム1を示す全体構成図である。
光海底ケーブル通信システム1は、既存の光送信装置2と、増設するデジタルコヒーレント光送信装置3と、各光送信装置2,3からの光送信信号を合波する波長合波装置4と、光海底ケーブル通信システム1を監視制御するメンテナンスコントローラ5と、各システムからの光送信信号を分波する波長分波装置6と、既存の光受信装置7と、デジタルコヒーレント光受信装置8と、波長合波装置4と波長分波装置6の間を接続する光ケーブル9と、光ケーブル9で劣化した光信号を増幅する光海底中継器10から構成される。
既存の光送信装置2は、複数の光送信機21と、複数の光送信機21を監視制御する監視装置22とを備える。
増設するデジタルコヒーレント光送信装置3は、複数のデジタルコヒーレント光送信機31と、複数のデジタルコヒーレント光送信機31を監視制御する監視装置32とを備える。
各光送信装置2,3からの光送信信号を合波する波長合波装置4は、光送信信号を合波する波長合波器41と、波長合波器41で損失した光送信信号を増幅する光増幅器42と、増幅された信号を1対1で合波する光カプラ43と、PSCR装置(偏波スクランブル装置)44とを備える。
ここで、PSCR装置44は、長距離伝送によって発生する偏波状態の時間的揺らぎをキャンセルするものである。
光ケーブル9を通じて受信される光受信信号を分波する波長分波装置6は、光受信信号を増幅する光増幅器61と、増幅された信号を1対1で分波する光カプラ62と、光受信信号を分波する波長分波器63とを備える。
既存の光受信装置7は、複数の光受信機71と、複数の光受信機71を監視制御する監視装置72とを備える。
増設するデジタルコヒーレント光受信装置8は、複数のデジタルコヒーレント光受信機81と、複数のデジタルコヒーレント光受信機81を監視制御する監視装置82とを備える。
図2に、デジタルコヒーレント光送信機31の詳細構成の機能ブロックを示す。
デジタルコヒーレント光送信機31において、まず、CW光源311からCW光が出力され、偏波ビームスプリッタ(以下、PBSと称す)からなる光分岐部312に入力される。光分岐部312に入力されたCW光は、PBSによりX偏波成分とY偏波成分に分離され、それぞれの変調器316に入力される。
一方、送信パラレル電子データがFEC部313に入力され、送信パラレル電子データに誤り訂正用のパリティ(誤り訂正符号)が追加されたFECフレームが生成される。
さらに、FECフレームが印加された送信パラレル電子データは、DSP314により例えば、トレーニングパタンの挿入を行い、SFI−5信号として出力する。
その後、送信信号生成部315においてSFI−5信号を多重化し、X/Y偏波の24.4Gbpsデータとして出力され、それぞれの変調器316により、X偏波成分の光変調信号とY偏波成分の光変調信号に変換される。
これらは、偏波ビーム合成器(以下、PBCと称す)317で合波され、送信光信号がデジタルコヒーレント光送信機31から送出される。
図3に、デジタルコヒーレント光受信機81の詳細構成の機能ブロックを示す。
デジタルコヒーレント光受信機81において、まず、CW光源811からCW光が出力され、PBSからなる光分岐部812に入力される。光分岐部812に入力されたCW光は、PBSによりX偏波成分とY偏波成分に分離され、受信フロントエンド部(以下、FEと称す)814に局発光として入力される。
一方、受信光信号が受信され、受信光信号は、PBSからなる光分岐部813に入力され、受信光信号のX偏波成分とY偏波成分に分離される。その後、FE814に入力される。
FE814において、受信光信号のX偏波成分とCW光のX偏波成分、また、受信光信号のY偏波成分とCW光のY偏波成分がそれぞれコヒーレント検波され、電気パラレル信号に光電変換される。
電気パラレル信号は、DSP815に入力され、電気パラレル信号がDSP815から出力される。
DSP815では、トレーニングパタンの抽出を行い、トレーニングパタンから受信光信号の周波数等を推定する。
最後に、電気パラレル信号はFEC部816においてFEC処理を施されて、ビットエラーが低減された受信パラレル電気信号が出力される。
以上の方法により、DP−QPSK方式の光信号を送受信して、データを通信する。
以下、本実施の形態1の特徴について説明する。
図2に示すデジタルコヒーレント光送信機31における特徴は、PSCRの有無およびPSCR速度の情報に応じてFECフレーム(インターリーブ領域)の長さを可変設定する監視制御部320を備えたことにある。
図1に示す光海底ケーブル通信システム1を監視制御するメンテナンスコントローラ5は、波長合波装置4におけるPSCRの有無およびPSCR速度の情報を、デジタルコヒーレント光送信装置3の監視装置32に出力する。
監視装置32は、波長合波装置4におけるPSCRの有無およびPSCR速度の情報を、図2に示すデジタルコヒーレント光送信機31の監視制御部320に出力する。
監視制御部320において、波長合波装置4におけるPSCRの有無およびPSCR速度の情報を、情報収集部3201にて授受する。
演算部3202は、授受されたPSCRの有無およびPSCR速度の情報に応じた、最適なFECフレームの長さを演算する。
演算部3202における具体的な演算手段としては、記録部3203に予め設定されたメモリテーブルからPSCRの有無およびPSCR速度の情報に応じた最適なFECフレームの長さを抽出することにより行われる。
設定部3204は、演算部3202により最適化された長さにFEC部313におけるFECフレームを設定し、送信パラレル電子データに誤り訂正用のパリティが追加されたFECフレームが生成される。
また、デジタルコヒーレント光送信装置3の監視装置32に、送信側の波長合波装置4におけるPSCRの有無およびPSCR速度の情報を、デジタルコヒーレント光受信装置8の監視装置82へ送信する機能を備える。
図3に示すデジタルコヒーレント光受信機81における特徴は、PSCRの有無およびPSCR速度の情報に応じてFECフレームの長さを可変設定する監視制御部820を備えたことにある。
図1に示すデジタルコヒーレント光送信装置3の監視装置32は、送信側の波長合波装置4におけるPSCRの有無およびPSCR速度の情報を、デジタルコヒーレント光受信装置8の監視装置82へ送信する。
監視装置82は、波長合波装置4におけるPSCRの有無およびPSCR速度の情報を、図3に示すデジタルコヒーレント光受信機81の監視制御部820に出力する。
監視装置32から監視装置82への情報の伝達は、監視制御情報を通信するための専用光信号であるOptical Supervisory Channel(OSC)光を用いて行なう。
また、OSC光に限らず、既存の光送信装置から送信される光信号が持つ、制御監視用の帯域であるData Communication Channel(DCC)や光海底ケーブル通信システムとは別の公衆回線でも通信可能であることは明白である。
監視制御部820において、波長合波装置4におけるPSCRの有無およびPSCR速度の情報を、情報収集部8201にて授受する。
演算部8202は、授受されたPSCRの有無およびPSCR速度の情報に応じた、最適なFECフレームの長さを演算する。
PSCR速度に対するFECフレームの最適化は、例えば、FECフレーム内でデータ位置を交換するインタリーブの長さを変更することで実現する。
FECフレームは、複数の誤り訂正ブロックから構成され、ブロック内で訂正可能なビットエラー数が限られる。
通常、FEC部では、ビットエラーが集中するバーストエラーが発生した場合、訂正不可状態となることを避けるため、FECフレーム内でインタリーブを行い、集中したビットエラーを複数のブロックに分散させて、訂正可能なビットエラー数まで低減させる。
例えば、PSCRが偏波を変更する速度が遅くすると、伝送品質が最悪となる偏波状態が特定FECフレームの期間に集中して、訂正不能状態に至る。
これを回避するため、PSCR速度に応じてFECフレーム長を長くして、インタリーブを行なうことで、個々のブロック内のビットエラー数を減らし、エラーフリーな伝送特性を実現する。
演算部8202における具体的な演算手段としては、記録部8203に予め設定されたメモリテーブルからPSCRの有無およびPSCR速度の情報に応じた最適なFECフレームの長さを抽出することにより行われる。
設定部8204は、演算部8202により最適化された長さにFEC部816におけるFECフレームを設定し、FEC処理を施されて、ビットエラーが低減された受信パラレル電気信号が出力される。
このように、既存の光海底ケーブル通信システム1のPSCRの有無およびPSCR速度の情報に基づいて、送信側のFEC部313および受信側のFEC部816のFECフレーム長を最適化することにより、エラーフリーな伝送特性を実現できる。
以上のように、本実施の形態1では、光海底ケーブル通信システム1に、デジタルコヒーレント光通信システムを増設する場合に、デジタルコヒーレント光送信装置3と、メンテナンスコントローラ5と、デジタルコヒーレント光受信装置8を適用することにより、既存の光海底ケーブル通信システム1の高信頼通信を確保しつつ、大型化することなく、高速かつ大容量なデジタルコヒーレント光通信システムを実現できる。
なお、本実施の形態1では、多重4重位相変調方式(Dual Polarization-Quadrature Phase Shift keying,DP-QPSK)を例に説明を行ったが、その他の変調方式としての4重位相変調方式や、8重位相変調方式や、直交位相振幅変調方式等にも適用できる。
実施の形態2.
実施の形態1では、デジタルコヒーレント光送信機31に監視制御部320を搭載し、デジタルコヒーレント光受信機81に監視制御部820を搭載した構成について説明したが、既存の光送信装置2の光送信機21に監視制御部を搭載し、既存の光受信装置7の光受信機71に監視制御部を搭載してもよい。
図4に、実施の形態2の既存の光送信機21、光受信機71の詳細構成の機能ブロック図を示す。
なお、以下、実施の形態1と同様の構成や動作に関しては、説明を省略する。
実施の形態2における既存の光送信装置2は、既存の複数の光送信機21と、複数の光送信機21を監視制御する監視装置22とを備えている。
また、既存の光受信装置7は、既存の複数の光受信機71と、複数の光受信機71を監視制御する監視装置72とを備えている。
光送信機21において、まず、CW光源211からCW光が出力され、変調器216に入力される。
一方、送信パラレル電子データがFEC部213に入力され、送信パラレル電子データに誤り訂正用のパリティが追加されたFECフレームが生成される。
さらに、FECフレームが印加された送信パラレル電子データは、送信信号生成部215を通じて変調器216により、光変調信号に変換され、送信光信号が光送信機21から送出される。
また、光受信機71において、受信光信号が受信され、受信光信号は、FE714において検波され、電気パラレル信号に光電変換される。
電気パラレル信号は、受信信号生成部715を通じてFEC部716においてFEC処理を施されて、ビットエラーが低減された受信パラレル電気信号が出力される。
以上の方法により、QPSK方式の光信号を送受信して、データを通信する。
以下、本実施の形態2の特徴について説明する。
図4に示す光送信機21における特徴は、PSCRの有無およびPSCR速度の情報に応じてFECフレームの長さを可変設定する監視制御部220を備えたことにある。
図1に示す光海底ケーブル通信システム1を監視制御するメンテナンスコントローラ5は、波長合波装置4におけるPSCRの有無およびPSCR速度の情報を、光送信装置2の監視装置22に出力する。
監視装置22は、波長合波装置4におけるPSCRの有無およびPSCR速度の情報を、図4に示す光送信機21の監視制御部220に出力する。
監視制御部220において、波長合波装置4におけるPSCRの有無およびPSCR速度の情報を、情報収集部2201にて授受する。
演算部2202は、授受されたPSCRの有無およびPSCR速度の情報に応じた、最適なFECフレームの長さを演算する。
演算部2202における具体的な演算手段としては、記録部2203に予め設定されたメモリテーブルからPSCRの有無およびPSCR速度の情報に応じた最適なFECフレームの長さを抽出することにより行われる。
設定部2204は、演算部2202により最適化された長さにFEC部213におけるFECフレームを設定し、送信パラレル電子データに誤り訂正用のパリティが追加されたFECフレームが生成される。
また、デジタルコヒーレント光送信装置2の監視装置22に、送信側の波長合波装置4におけるPSCRの有無およびPSCR速度の情報を、光受信装置7の監視装置72へ送信する機能を備える。
図4に示す光受信機71における特徴は、PSCRの有無およびPSCR速度の情報に応じてFECフレームの長さを可変設定する監視制御部720を備えたことにある。
図1に示す光送信装置2の監視装置22は、送信側の波長合波装置4におけるPSCRの有無およびPSCR速度の情報を、光受信装置7の監視装置72へ送信する。
監視装置72は、波長合波装置4におけるPSCRの有無およびPSCR速度の情報を、図4に示す光受信機71の監視制御部720に出力する。
監視制御部720において、波長合波装置4におけるPSCRの有無およびPSCR速度の情報を、情報収集部7201にて授受する。
演算部7202は、授受されたPSCRの有無およびPSCR速度の情報に応じた、最適なFECフレームの長さを演算する。
演算部7202における具体的な演算手段としては、記録部7203に予め設定されたメモリテーブルからPSCRの有無およびPSCR速度の情報に応じた最適なFECフレームの長さを抽出することにより行われる。
設定部7204は、演算部7202により最適化された長さにFEC部716におけるFECフレームを設定し、FEC処理を施されて、ビットエラーが低減された受信パラレル電気信号が出力される。
このように、既存の光海底ケーブル通信システム1のPSCRの有無およびPSCR速度の情報に基づいて、送信側のFEC部213および受信側のFEC部716のFECフレーム長を最適化することにより、エラーフリーな伝送特性を実現できる。
以上のように、本実施の形態2では、光海底ケーブル通信システム1に、光送信装置2と、メンテナンスコントローラ5と、光受信装置7を適用することにより、既存の光海底ケーブル通信システム1の高信頼通信を確保しつつ、大型化することなく、高速かつ大容量な光通信システムを実現できる。
なお、本実施の形態2では、4重位相変調方式(Quadrature Phase Shift keying, QPSK)を例に説明を行ったが、その他の変調方式としての多重4重位相変調方式や、8重位相変調方式や、直交位相振幅変調方式等にも適用できる。
また、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1 光海底ケーブル通信システム、2 光送信装置、3 デジタルコヒーレント光送信装置、4 波長合波装置、5 メンテナンスコントローラ、6 波長分波装置、7 光受信装置、8 デジタルコヒーレント光受信装置、9 光ケーブル、10 光海底中継器、21 光送信機、22,32,72,82 監視装置、31 デジタルコヒーレント光送信機、41 波長合波器、42,61 光増幅器、43,62 光カプラ、44 PSCR装置、63 波長分波器、71 光受信機、81 デジタルコヒーレント光受信機、211,311,811 CW光源、213,313,716,816 FEC部、216,316 変調器、220,320,720,820 監視制御部、312,812 光分岐部、314,815 DSP、315 送信信号生成部、317 偏波ビーム合成器、714,814 受信フロントエンド部、715 受信信号生成部、2201,3201,7201,8201 情報収集部、2202,3202,7202,8202 演算部、2203,3203,7203,8203 記録部、2204,3204,7204,8204 設定部。

Claims (6)

  1. メンテナンスコントローラから得られた波長合波装置における偏波スクランブルの有無および偏波スクランブル速度の情報を授受する監視装置と、
    上記監視装置から授受された偏波スクランブルの有無および偏波スクランブル速度の情報に応じてFECフレームの長さを可変設定する監視制御部と、
    上記監視制御部により設定された長さのFECフレームに送信データを設定すると共に電気/光変換して送信する光信号送信部とを備えた光送信装置。
  2. 監視装置は、
    授受された波長合波装置における偏波スクランブルの有無および偏波スクランブル速度の情報を、光受信装置の監視装置に送信することを特徴とする請求項1記載の光送信装置。
  3. 送信側の波長合波装置における偏波スクランブルの有無および偏波スクランブル速度の情報を授受する監視装置と、
    上記監視装置から授受された偏波スクランブルの有無および偏波スクランブル速度の情報に応じてFECフレームの長さを可変設定する監視制御部と、
    受信光信号を光/電気変換すると共に上記監視制御部により設定された長さのFECフレームに応じてFEC処理する光信号受信部とを備えた光受信装置。
  4. 監視装置は、
    デジタルコヒーレント光送信装置に設けられ、
    監視制御部および光信号送信部は、
    上記デジタルコヒーレント光送信装置内の各デジタルコヒーレント光送信機に設けられたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の光送信装置。
  5. 監視装置は、
    デジタルコヒーレント光受信装置に設けられ、
    監視制御部および光信号受信部は、
    上記デジタルコヒーレント光受信装置内の各デジタルコヒーレント光受信機に設けられたことを特徴とする請求項3記載の光受信装置。
  6. 請求項4記載のデジタルコヒーレント光送信装置と
    請求項5記載のデジタルコヒーレント光受信装置とが光ケーブルにより接続されたことを特徴とする光海底ケーブル通信システム。
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