JP2018081888A - 組電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】組電池を構成する各々の単電池が上下動した場合にバスバーに掛かる力を低減させて、バスバーの破損や接続不良の発生などの接続状態の悪化の発生を適切に防止することができる組電池を提供する。【解決手段】ここで開示される組電池では、隣接する2つの単電池の電極端子40がバスバー60を介して接続されている。そして、電極端子40は、集電部42と、取付ボルト48と、外部接続部46とを備えている。ここで、少なくとも何れか1つの単電池の電極端子40において、外部接続部46は、集電部42を挿通させる集電部挿通孔46cと、取付ボルト48が装着されるボルト装着孔46bと、集電部挿通孔46cとボルト装着孔46bとの間に形成された中間部であって、該ボルト装着孔46bに装着された取付ボルト48が該ボルトの軸方向の両方向に移動可能に該両方向に屈曲し得る屈曲中間部46aとを備えている。【選択図】図3

Description

本発明は、組電池に関する。詳しくは、二次電池を単電池とし、当該単電池を複数備えた組電池に関する。
リチウムイオン二次電池などの二次電池を単電池とし、当該単電池を複数備えた組電池は、車両搭載用電源などに好ましく用いられている。かかる組電池は、複数の単電池を配列し、該配列された各々の単電池の電極端子(正極端子および負極端子)の間をバスバーによって電気的に接続することによって構築される。かかる組電池における電極端子とバスバーとの接続部分の構造の一例が特許文献1に開示されている。
かかる組電池の具体例を図7に示す。図7に示す組電池100は、扁平な角型の電池ケース150を有した単電池110を2個備えている。当該単電池110の正極端子130と負極端子140は、それぞれ、上方に突出した取付ボルト138、148と、板状の外部接続部136、146とを備えている。そして、バスバー160の挿通孔162に取付ボルト138、148を挿通させ、外部接続部136、146の上面136a、146aにバスバー160を載置した状態で、取付ボルト138、148にナット164を締め付けることによって正極端子130と負極端子140とを電気的に接続している。
国際公開第2013/030880号
しかしながら、上記した構造の組電池100においては、部品寸法のばらつきや振動・衝撃などの外力によって、各々の単電池110が高さ方向Zに上下動することがある。このような場合、各々の単電池110の取付ボルト138、148を接続するバスバー160に過剰な力が掛かって、バスバー160の破損や接続不良の発生などの接続状態の悪化が生じる虞がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その主な目的は、組電池を構成する各々の単電池が上下動した場合にバスバーに掛かる力を低減させて、バスバーの破損や接続不良の発生などの接続状態の悪化の発生を適切に防止することができる組電池を提供することを目的とする。
上記目的を実現するべく、本発明によって以下の構成の組電池が提供される。
ここで開示される組電池は、電池ケース内に電極体が収容されてなる電池を単電池として該単電池を複数備えた組電池であって、複数の単電池の各々は、相互に隣接して配列されており、隣接する2つの単電池において、一方の単電池の電極端子と他方の単電池の電極端子との間は、バスバーを介して電気的に直接接続されている。
そして、電極端子の各々は、電極体と電気的に接続された集電部であって一方の端部が電池ケースの外部に露出する集電部と、バスバーが取り付けられる取付ボルトと、集電部と取付ボルトとを接続する板状の外部接続部とを備えている。
ここで、隣接する2つの単電池のうちの少なくとも何れか1つの単電池の電極端子において、外部接続部は、一方の端部に形成され集電部を挿通させる集電部挿通孔と、他方の端部に形成され取付ボルトが装着されるボルト装着孔と、集電部挿通孔とボルト装着孔との間に形成された中間部であって該ボルト装着孔に装着された取付ボルトが該ボルトの軸方向の両方向に移動可能に該両方向に屈曲し得る屈曲中間部とを備えている。
ここで開示される組電池では、電極端子の外部接続部に、取付ボルトの軸方向の両方向に屈曲可能な屈曲中間部が設けられており、当該屈曲中間部を屈曲させることによって、外部接続部のボルト装着孔に装着された取付ボルトを該ボルトの軸方向の両方向に移動させることができる。これによって、組電池を構成する各々の単電池が外力などによって移動した場合に、かかる単電池の移動に合わせて取付ボルトを移動させて、当該取付ボルトに取り付けられたバスバーを略水平に維持することができるため、単電池の移動によってバスバーに掛かる力を従来よりも低減させ、バスバーの破損や接続不良の発生などの接続状態の悪化を適切に防止することができる。
本発明の一実施形態に係る組電池を模式的に示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る組電池に用いられる単電池の正極端子周辺の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る組電池に用いられる単電池の負極端子周辺の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る組電池において、第2の単電池が取付ボルトの軸方向に移動した場合の動作を説明する図である。 本発明の他の実施形態に係る組電池に用いられる単電池の負極端子周辺の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の他の実施形態に係る組電池を説明する平面図である。 従来の組電池を模式的に示す断面図である。
以下、本発明の一実施形態に係る組電池として、リチウムイオン二次電池を単電池とし、該リチウムイオン二次電池を複数備えた組電池を例に挙げて説明する。なお、ここで開示される組電池において、単電池として用いられる電池はリチウムイオン二次電池に限定されず、例えば、ニッケル水素電池などを用いることができる。
また、以下の図面においては、同じ作用を奏する部材・部位には同じ符号を付して説明している。なお、各図における寸法関係(長さ、幅、厚み等)は実際の寸法関係を反映するものではない。また、本明細書において特に言及している事項以外の事柄であって本発明の実施に必要な事柄(例えば、電極体や電解質の構成および製法、リチウムイオン二次電池の構築に係る一般的技術等)は、当該分野における従来技術に基づく当業者の設計事項として把握され得る。
1.全体構成
図1は本実施形態に係る組電池を模式的に示す斜視図である。
図1に示すように、本実施形態に係る組電池1は、扁平な角型の単電池を2個備えており、当該2個の単電池10A、10Bが相互に隣接して配列方向Yに沿って配列されている。以下、かかる2個の単電池のうち、一方を第1の単電池10Aと称し、他方を第2の単電池10Bと称する。そして、第1の単電池10Aの負極端子40と第2の単電池10Bの正極端子30との間はバスバー60を介して電気的に直接接続されている。
なお、本実施形態では、上記したように、第1の単電池10Aと第2の単電池10Bの2個の単電池を備えた組電池1を例に挙げて説明するが、組電池を構成する単電池の個数は特に限定されない。
かかる単電池10A、10Bの電池ケース50は、上面が開放された扁平な角型のケース本体52と、当該上面の開口部を塞ぐ蓋体54とから構成されている。
また、図示は省略するが、電池ケース50の内部には、電極体と電解質とが収容されている。電極体は、リチウムイオンを吸蔵および放出可能な電極活物質を有する正負極を備えている。かかる電極体には、例えば、長尺シート状の正極と負極とをセパレータを介して重ね合わせて捲回することによって形成される捲回電極体が用いられる。
なお、電極体を構成する部材(正極、負極、セパレータ等)の材料は、一般的なリチウムイオン二次電池に用いられるものを制限なく使用することができ、本発明を特徴づけるものではないため詳細な説明を省略する。また、電解質についても、一般的なリチウムイオン二次電池に用いられるものを制限なく使用することができる。
そして、上記した電池ケース50の蓋体54には、電極端子(正極端子30および負極端子40)が設けられている。以下、本実施形態に係る組電池を構成する各々の単電池10A、10Bの電極端子の具体的な構造について説明する。
2.電極端子
(1)正極端子
先ず、電池ケース50の蓋体54に設けられた一対の電極端子のうち、正極端子30を説明する。図2は本実施形態に係る組電池に用いられる単電池の正極端子周辺の構造を模式的に示す断面図である。本実施の形態に係る組電池を構成する各々の単電池の正極端子30は、集電部32と、取付ボルト38と、外部接続部36とを備えている。
正極端子30の集電部(正極集電部)32は、長尺の導電性部材であり、一方の端部32aが電池ケース50の蓋体54の外部に露出して円盤状に成形され、他方の端部が電池ケース50の内部において電極体の正極(図示省略)に電気的に接続されている。また、電池ケース50の内部において、正極集電部32と蓋体54との間には絶縁性のガスケット39が配置されている。
取付ボルト38は、バスバー60が取り付けられる柱状の部材である。本実施形態においては、当該取付ボルト38の軸方向と単電池の高さ方向Zとが一致するように、取付ボルト38が高さ方向Zの上方に向かって突出している。かかる取付ボルト38の外周面には、ネジ溝(図示省略)が形成されており、単電池の配列方向Y(図1参照)に延びる平板状のバスバー60の挿通孔に取付ボルト38を挿通させた後に、ナット64を締め付けることによって正極端子30にバスバー60を取り付けることができる。
外部接続部36は、集電部32と取付ボルト38とを電気的に接続する板状部材であって、外部接続部36の上面36dに上記したバスバー60が載置される。本実施形態における正極端子30の外部接続部(正極接続部)36は、単電池の幅方向Xに延びており、一方の端部に正極集電部32を挿通させる集電部挿通孔36bが形成され、他方の端部に取付ボルト38が装着されるボルト装着孔36aが形成されている。
また、正極接続部36と電池ケース50(蓋体54)との間には、絶縁性樹脂(例えば、ポリプロピレン樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリイミド樹脂など)から構成されたホルダー34が配置されている。ホルダー34には、取付ボルト38の下部を収容する凹部34bが設けられている。また、ホルダー34の外周縁部には、ホルダー34の上面34cに載置された正極接続部36の外縁を覆うように外壁部34aが立設している。
(2)負極端子
次に、負極端子40について説明する。図3は本実施形態に係る組電池に用いられる単電池の負極端子周辺の構造を模式的に示す断面図である。
図3に示すように、負極端子40は、上記した正極端子30と同様に、集電部(負極集電部)42と、取付ボルト48と、外部接続部46とを備えている。なお、本実施形態における負極端子40は、外部接続部46を除いて正極端子30と同等の構造を有しているため、以下では主に外部接続部46の構造を説明し、集電部42、取付ボルト48、ガスケット49の詳細な説明を省略する。
本実施形態における負極端子40の外部接続部(負極接続部)46は、負極集電部42と取付ボルト48とを電気的に接続する板状の導電性部材であるという点においては、正極接続部36と同じである。しかし、本実施形態の負極接続部46には屈曲中間部46aが設けられており、当該屈曲中間部46aが、取付ボルト48の軸方向の両方向(高さ方向Zの上方と下方)に屈曲し得るように構成されている点が、上記した正極接続部36と異なる。
具体的には、本実施形態の負極接続部46では、集電部挿通孔46cとボルト装着孔46bとの中間部(すなわち、単電池の幅方向Xにおける負極接続部46の中央部)に、屈曲中間部46aが設けられている。そして、本実施形態における屈曲中間部46aは、負極接続部46の他の部分よりも厚みが薄くなるように形成されている。また、屈曲中間部46aがホルダー44の上面44cに接していると、当該屈曲中間部46aをボルト軸方向の下方に屈曲させることができなくなるため、本実施形態における屈曲中間部46aは、ホルダー44の上面44cに接しないように、ボルト装着孔46bに向かって斜め上方に立ち上がるように形成されている。本実施形態における負極接続部46は、このようにして屈曲中間部46aをボルト軸方向(単電池の高さ方向Z)の上方と下方の両方向に屈曲可能に構成している。
そして、本実施形態における負極端子40では、負極接続部46の屈曲中間部46aを上方(または下方)屈曲させることによって、ボルト装着孔46bに装着された取付ボルト48を軸方向の上方(または下方)に移動させることができる。
3.電池ケースが上下動した場合の動作
次に、本実施形態に係る組電池1を構築する2個の単電池10A、10Bのうち、第2の単電池10Bに外力が掛かってボルト軸方向に移動した場合について図4を参照しながら説明する。図4中の(a)は第2の単電池10Bがボルト軸方向の上方に移動した場合を示し、(b)は第2の単電池10Bがボルト軸方向の下方に移動した場合を示している。
本実施形態に係る組電池1では、上記したように、負極接続部46に屈曲中間部46aが設けられており、当該屈曲中間部46aがボルト軸方向の両方向に屈曲可能に構成されているため、負極接続部46に装着された取付ボルト48を該ボルト軸方向の両方向に移動させることができる。このため、外力などによって第2の単電池10Bが上下動した場合に、かかる第2の単電池10Bの上下動に合わせて取付ボルト48を移動させることによって、各々の取付ボルト38、48の高さ方向Zの位置がずれることを防止することができ、該取付ボルト38、48に取り付けられたバスバー60を略水平に維持することができる。これによって、バスバーに掛かる力を低減することができるため、バスバーの破損や接続不良の発生などの接続状態の悪化の発生を適切に防止することができる。
例えば、図4(a)のように第2の単電池10Bが上方に移動した場合、負極接続部46の屈曲中間部46a(図3参照)が上方に屈曲し、負極接続部46に装着された取付ボルト48が軸方向の上方に移動する。これによって、第1の単電池10Aの取付ボルト48と、第2の単電池10Bの取付ボルト38との間で、高さ方向Zにおける位置ずれが生じることを防止して、バスバー60を略水平に維持することができるため、バスバー60に掛かる力を低減して接続状態の悪化を防止することができる。
また、本実施形態の負極接続部46の屈曲中間部46aは、ボルト軸方向(高さ方向Z)の下方にも屈曲させることができるように構成されているため、図4(b)に示すように第2の単電池10Bが軸方向の下方に移動した場合であっても、かかる第2の単電池10Bの移動に合わせて第1の単電池10Aの取付ボルト48を下方に移動させて、バスバー60を略水平に維持することができる。
上記の説明では、第2の単電池10Bが上下動した場合を例に挙げているが、本実施形態に係る組電池1によれば、第1の単電池10Aが上下動した場合も同様に、かかる第1の単電池10Aの上下動に合わせて、当該第1の単電池10Aの電池ケース50に対して相対的に取付ボルト48を移動させ、バスバー60を略水平に維持することができるため、バスバー60に過剰な力が掛かって接続状態が悪化することを防止できる。
なお、上記した実施形態に係る組電池1では、負極端子40側の取付ボルト48を軸方向の両方向に移動可能に構成している一方で、正極端子30の取付ボルト38を電池ケース50に固定している。しかし、ここで開示される組電池は、これに限定されず、例えば、負極端子の取付ボルトを固定し、正極端子の取付ボルトを移動可能に構成してもよいし、バスバーによって接続された両方の取付ボルトを移動可能に構成してもよい。
但し、上記した実施形態のように、バスバー60によって接続された一対の取付ボルト38、48のうち、一方の取付ボルト38を電池ケース50に固定し、他方の取付ボルト48を移動可能に構成すると、両方の取付ボルトを移動可能にした場合に比べて、容易にバスバー60を略水平に維持することができる。また、取付ボルトが固定された方の電極端子の強度を十分に確保することができるとともに、かかる電極端子の構造を簡素にして部品コストの低減に貢献することもできる。
また、両方の取付ボルトを移動可能に構成する場合には、一方の取付ボルトのボルト軸方向における移動可能長さを、他方の取付ボルトの移動可能長さの1/10以下にすることが好ましい。これによって、バスバーを略水平に維持することが容易になる。
また、図5に示すように、本実施形態においては、屈曲中間部46aが屈曲することによって負極接続部46の上面46dが上下するが、負極端子40のホルダー44の外壁部44aの高さh1は、屈曲中間部46aがホルダー44の上面44cに接触した際の負極接続部46の上面46dの高さh2よりも低くなるように設定することが好ましい。具体的には、かかる上面46dの高さh2よりも、ホルダー44の外壁部44aの高さh1を高くすると、取付ボルト48を軸方向の下方に移動させる際に、負極接続部46の上面46dに載置されたバスバー60がホルダー44の外壁部44aに干渉して、取付ボルト48の下方への移動が規制される虞がある。なお、図5では、負極接続部46の上面46dが上下する様子を示すために、バスバー60とナット64の記載を省略しているが、図3と同様にバスバー60は負極接続部46の上面46dに載置されている。
また、負極接続部46のボルト装着孔46bは、単電池の幅方向Xに沿った長径を有する長円形に形成されていることが好ましい。図5に示すように、負極接続部46の屈曲中間部46aを屈曲させて取付ボルト48を軸方向に移動させると、当該取付ボルト48の移動に応じてボルト装着孔46bの幅方向Xの位置が若干変動する。このため、ボルト装着孔46bを幅方向Xに沿った長径を有する長円形とし、ボルト装着孔46bの壁面と取付ボルト48との間に一定の隙間を設けることによって、ボルト装着孔46bの壁面に取付ボルト48が接触して取付ボルト48の位置がずれることを防止できる。これによって、ナット64の締付けに用いる器具の調整の頻度を減少させて製造効率を向上させることができる。
また、上記した実施形態における屈曲中間部46aは、厚みを負極接続部46の他の部分よりも薄くすることによって屈曲し得るように構成されているが、屈曲中間部は軸方向の両方向に屈曲し得るように構成されていればよく、その具体的な構造は上記の実施形態に限定されない。
例えば、図6に示す実施形態に係る組電池では、負極接続部46の屈曲中間部46aが、負極接続部46の他の部分よりも幅狭に形成されている。そして、かかる幅狭の屈曲中間部46aは、上記した実施形態と同様に、ホルダー44の上面44c接触しないように、取付ボルト48に向かって斜め上方に立ち上がるように形成されている。これによって、屈曲中間部46aをボルト軸方向の上方と下方の両方向に適切に屈曲させることができる。
そして、このような幅狭の屈曲中間部46aは、打ち抜き加工によって比較的容易に形成することができるため、製造コストの削減に貢献することができる。
なお、上記の説明では、ここで開示される組電池を縦置きの状態で使用した場合について説明をしたが、ここで開示される組電池は横置きの状態で使用することもできる。かかる組電池を横置きの状態で使用した場合には、取付ボルトの軸方向が横方向と一致するため、横方向からの外力によって単電池が移動した場合の接続状態の悪化を適切に防止することができる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、請求の範囲を限定するものではない。請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
1、100 組電池
10A、10B、110 単電池
30、130 正極端子
32 集電部(正極集電部)
32a 正極集電部の端部
34、44 ホルダー
34a、44a 外壁部
34b、44b 凹部
34c、44c ホルダーの上面
36 外部接続部(正極接続部)
36a、46b ボルト装着孔
36b、46c 集電部挿通孔
36d 正極接続部の上面
38、48、138、148 取付ボルト
39、49 ガスケット
40、140 負極端子
42 集電部(負極集電部)
46 外部接続部(負極接続部)
46a 屈曲中間部
46d 負極接続部の上面
50、150 電池ケース
52 ケース本体
54 蓋体
60、160 バスバー
64、164 ナット
136、146 外部接続部
136a、146a 外部接続部の上面
162 挿通孔
h1 外壁部の高さ
h2 負極接続部の上面の高さ
X 単電池の幅方向
Y 配列方向
Z 単電池の高さ方向

Claims (1)

  1. 電池ケース内に電極体が収容されてなる電池を単電池として該単電池を複数備えた組電池であって、
    前記複数の単電池の各々は、相互に隣接して配列されており、
    隣接する2つの単電池において、一方の単電池の電極端子と他方の単電池の電極端子との間は、バスバーを介して電気的に直接接続されており、
    前記電極端子の各々は、
    前記電極体と電気的に接続された集電部であって一方の端部が前記電池ケースの外部に露出する集電部と、
    前記バスバーが取り付けられる取付ボルトと、
    前記集電部と前記取付ボルトとを接続する板状の外部接続部と
    を備えており、
    ここで、前記隣接する2つの単電池のうちの少なくとも何れか1つの単電池の前記電極端子において、前記外部接続部は、
    一方の端部に形成され、前記集電部を挿通させる集電部挿通孔と、
    他方の端部に形成され、前記取付ボルトが装着されるボルト装着孔と、
    前記集電部挿通孔と前記ボルト装着孔との間に形成された中間部であって、該ボルト装着孔に装着された前記取付ボルトが該ボルトの軸方向の両方向に移動可能に該両方向に屈曲し得る屈曲中間部と
    を備えている、組電池。
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