JP2018080957A - 自動分析装置及びプログラム - Google Patents
自動分析装置及びプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018080957A JP2018080957A JP2016222076A JP2016222076A JP2018080957A JP 2018080957 A JP2018080957 A JP 2018080957A JP 2016222076 A JP2016222076 A JP 2016222076A JP 2016222076 A JP2016222076 A JP 2016222076A JP 2018080957 A JP2018080957 A JP 2018080957A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sample
- measurement
- turntable
- unit
- control
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
Abstract
Description
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
[自動分析装置の構成例]
図3に示す装置は、本発明の自動分析装置の一例として適用する生化学分析装置である。生化学分析装置1は、血液や尿等の生体試料に含まれる特定の成分の量を自動的に測定する装置である。
サンプル希釈ピペット7がサンプルターンテーブル2における開口の上方の所定位置に移動した際、サンプル希釈ピペット7は、サンプルターンテーブル2の軸方向に沿って下降し、その先端に設けたピペットを検体容器21内に挿入する。このとき、サンプル希釈ピペット7は、不図示のサンプル用ポンプが作動して検体容器21内に収容された検体を所定量吸引する。次に、サンプル希釈ピペット7は、サンプルターンテーブル2の軸方向に沿って上昇してピペットを検体容器21内から抜き出す。そして、サンプル希釈ピペット7は、水平方向に沿って回動し、希釈ターンテーブル3における開口の上方の所定位置に移動する。
次に、計算機30の構成例を図4を参照して説明する。
図4は、計算機30の内部構成例を示すブロック図である。
計算機30は、不図示のバスに接続された、制御部31と、分析部32と、入力部33と、表示部34と、記憶部35と、一時記憶部36と、時計部37とを備える。
次に、キャリブレータ及びコントロールの設定画面について図5及び図6を参照して説明する。キャリブレータの設定画面及びコントロールの設定画面に表示及び設定された情報は、それぞれキャリブレータ設定情報データベース35d及びコントロール設定情報データベース35eに格納される。
図5は、第1の実施形態に係るキャリブレータの設定画面の一例を示す説明図である。
キャリブレータの設定画面40は、項目選択欄41を備える。項目選択欄41には、「項目番号」と「項目名」からなる情報が表示される。項目選択欄41にポインターP(例えばアローポインター)を移動させてクリックすると、複数の項目が表示される。複数の項目は、例えば不図示のプルダウンリストとして表示される。項目選択欄41に設けられた上方向指示部(▲記号)と下方向指示部(▼記号)を操作することにより、プルダウンリストから所望の項目を選択することができる。
図6は、第1の実施形態に係るコントロールの設定画面の一例を示す説明図である。
コントロールの設定画面50は、コントロール選択欄51を備える。コントロール選択欄51には、キャリブレータの場合と同様に、「項目番号」と「項目名」からなる情報が表示される。コントロール選択欄51にポインターPを移動させてクリックすると、複数の項目が表示される。複数の項目は、例えば不図示のプルダウンリストとして表示される。コントロール選択欄51のプルダウンリストから所望の項目(コントロール)を選択することができる。
次に、キャリブレータ及びコントロールの中から測定を実施したい項目を選択するための項目選択画面について説明する。
項目選択画面60には、項目の選択を促すとともに、選択漏れ(指示漏れ)がないように注意を喚起するメッセージが表示される。図7に「選択された項目のフルセットのキャリブレータ、全コントロールを測定指示状態とします。」というメッセージが表示されているが、フルセットのキャリブレータとは、図5のようにキャリブレータのレベル数が‘2’であれば、2つのレベルのキャリブレータである。また、全コントロールとは、複数の濃度のコントロールを指し、例えば高濃度と低濃度のコントロールがある場合には、その両方のコントロールである。
次に、生化学分析装置1によるポジション指定処理の流れを説明する。
まず、オペレーターが入力部33を操作して測定対象の検体又は項目を指定するメニューを選択すると、制御部31は、測定対象指定プログラム35aを実行し、検体又は項目の選択を受け付ける。制御部31は、オペレーターがキャリブレータ/コントロールの項目の選択を希望した場合には、キャリブレータ設定情報データベース35d及びコントロール設定情報データベース35eを参照し、項目選択画面60(図7)を表示部34に表示する。そして、制御部31は、項目選択画面60によりキャリブレータ/コントロールの項目の選択を受け付ける(S1)。
図9は、第1の実施形態に係るポジション指定時の配置規則の説明図である。
本実施形態では、配置規則として下記の規則(1)及び(2)が規定されている。
(1)キャリブレータ…項目番号順、かつ、濃度の低い順
(2)コントロール…項目番号順
図10は、第1の実施形態に係る測定開始時のポジション指定画面の一例を示す説明図である。
上述のように構成される第1の実施形態によれば、選択された測定内容の測定を実施するのに必要な検体が検体容器配列部に配置されていない場合に、事前にオペレーターが検体(例えばキャリブレータ及びコントロール)ごとに配置ポジションを設定しておかなくても、自動分析装置が配置ポジションを自動で判断し、オペレーターに提示することができる。これにより、経験の浅いオペレーターなどが配置操作に迷うことなくなる。それゆえ、設定ミスや操作ミスが低減され、キャリブレーション測定及びコントロール測定等の測定を正確に実施することができる。
第1の実施形態では、サンプルターンテーブル2におけるキャリブレータ/コントロールの配置ポジションを生化学分析装置1が自動設定する例を示したが、ラックについても同様に装置により自動設定が可能である。つまり、図7の項目選択画面60において測定項目を選択した後に、制御部31がラック及びラック上の配置ポジションを自動で割り付ける。
1台のサンプルターンテーブル2に、キャリブレータ及びコントロールが乗り切らない場合がある。このような場合には、サンプルターンテーブル2と異なるサンプルターンテーブルを使用して対応する。つまり、本実施形態は、2台以上のサンプルターンテーブルを備える生化学分析装置に適用される。
他の例として、生化学分析装置1(制御部31)が、測定が完了している等の判断基準により除去すべき検体容器21を指定する構成としてもよい。あるいは、制御部31が、測定が完了している検体容器21が配置されたポジションを空きポジションとみなして、配置ポジションを指定する制御を行ってもよい。オペレーターは、装置から指示されたポジションに配置されている検体容器21等を除去し、その後、上述と同様に装置から指示された配置ポジションに不足分のキャリブレータ/コントロールを配置すればよい。
第4の実施形態は、選択された項目の測定に必要なキャリブレータが不足している場合に、サンプルターンテーブル2に着脱可能に構成されたラックを用いて対応する例である。
生化学分析装置1は、図11のポジション指定画面80のように、キャリブレータ/コントロールを配置すべきラック90、及び当該ラック90の配置ポジションを指定する。
なお、第3の実施形態において、測定に必要な1台のサンプルターンテーブル2にキャリブレータ/コントロールに乗り切らない場合に、サンプルターンテーブル2と異なる新たなサンプルターンテーブルを使用して対応する例を説明したが、この例に限定されない。例えばサンプルターンテーブル2を新たなサンプルターンテーブルで置き換えて、新たなサンプルターンテーブルに不足数分のキャリブレータ/コントロールを配置してもよい。
Claims (6)
- 検体が収容された容器が配置される検体容器配列部と、
測定を実施したい項目を選択するための項目選択画面が表示される表示部と、
前記項目選択画面により測定を実施したい項目を選択するための入力部と、
前記検体容器配列部の各ポジションが使用可能であるか否かの情報である空き情報を保持する空き情報保持部と、
前記項目選択画面で選択された測定内容の測定を実施するのに必要な検体が前記検体容器配列部に配置されていない場合に、前記項目選択画面で選択された測定内容と、前記空き情報保持部に保持された前記空き情報とを参照し、規定の配置規則に従って、選択された前記測定内容の測定を実施するのに必要な検体が収容された容器を配置すべき前記検体容器配列部のポジションを指定し、指定した前記検体容器配列部のポジションの情報を前記表示部に表示する処理を行う制御部と、
自動分析装置。 - 前記検体は、キャリブレータ及び/又はコントロールの検体である
請求項1に記載の自動分析装置。 - 複数の前記検体の設定情報を保持する検体設定情報保持部、を更に備え、
前記配置規則は、選択された前記測定内容に対応する検体の前記検体設定情報保持部における設定順に配置することである
請求項1又は2に記載の自動分析装置。 - 前記制御部は、指定した前記検体容器配列部のポジションの情報を、文字と図を用いて前記表示部に表示する
請求項1乃至3のいずれかに記載の自動分析装置。 - 前記検体容器配列部はターンテーブルであり、
前記制御部は、指定された前記ターンテーブルのポジションの情報を含む図を示す画面上に、選択された前記測定内容の測定を実施するのに必要な検体が収容された容器が手前側に移動することを促すボタンを表示し、前記入力部により前記ボタンが操作された場合には、前記容器が手前側に位置するように前記検体容器配列部を移動させる制御を行う
請求項1乃至4のいずれかに記載の自動分析装置。 - 測定を実施したい項目を選択するための項目選択画面で選択された測定内容の測定を実施するのに必要な検体が検体容器配列部に配置されていない場合に、前記検体容器配列部の各ポジションが使用可能であるか否かの情報である空き情報を空き情報保持部から読み出す手順と、
前記項目選択画面で選択された測定内容と、前記空き情報とを参照し、規定の配置規則に従って、選択された前記測定内容の測定を実施するのに必要な検体が収容された容器を配置すべき前記検体容器配列部のポジションを指定する手順と、
指定した前記検体容器配列部のポジションの情報を表示部に表示する処理を行う手順を、
コンピューターに実行させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016222076A JP6824006B2 (ja) | 2016-11-15 | 2016-11-15 | 自動分析装置及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016222076A JP6824006B2 (ja) | 2016-11-15 | 2016-11-15 | 自動分析装置及びプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018080957A true JP2018080957A (ja) | 2018-05-24 |
JP6824006B2 JP6824006B2 (ja) | 2021-02-03 |
Family
ID=62197673
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016222076A Active JP6824006B2 (ja) | 2016-11-15 | 2016-11-15 | 自動分析装置及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6824006B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110320378A (zh) * | 2019-05-09 | 2019-10-11 | 深圳麦科田生物医疗技术有限公司 | 质控测试申请方法、装置、设备及计算机可读存储介质 |
CN111381055A (zh) * | 2018-12-29 | 2020-07-07 | 深圳迈瑞生物医疗电子股份有限公司 | 一种校准数据显示方法和样本分析装置 |
JPWO2021192537A1 (ja) * | 2020-03-23 | 2021-09-30 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08262031A (ja) * | 1995-03-17 | 1996-10-11 | Hitachi Ltd | 自動分析装置 |
JP2012122865A (ja) * | 2010-12-09 | 2012-06-28 | Hitachi High-Technologies Corp | 自動分析システム |
WO2012117844A1 (ja) * | 2011-03-03 | 2012-09-07 | 株式会社日立ハイテクノロジーズ | 分析装置用の試料データ処理装置、オートサンプラ装置、液体クロマトグラフ装置、試料データ処理方法および分析方法 |
JP2013134140A (ja) * | 2011-12-26 | 2013-07-08 | Hitachi High-Technologies Corp | 自動分析装置および自動分析装置における検体分注方法 |
WO2016084462A1 (ja) * | 2014-11-25 | 2016-06-02 | 株式会社 日立ハイテクノロジーズ | 自動分析装置 |
-
2016
- 2016-11-15 JP JP2016222076A patent/JP6824006B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08262031A (ja) * | 1995-03-17 | 1996-10-11 | Hitachi Ltd | 自動分析装置 |
JP2012122865A (ja) * | 2010-12-09 | 2012-06-28 | Hitachi High-Technologies Corp | 自動分析システム |
WO2012117844A1 (ja) * | 2011-03-03 | 2012-09-07 | 株式会社日立ハイテクノロジーズ | 分析装置用の試料データ処理装置、オートサンプラ装置、液体クロマトグラフ装置、試料データ処理方法および分析方法 |
JP2013134140A (ja) * | 2011-12-26 | 2013-07-08 | Hitachi High-Technologies Corp | 自動分析装置および自動分析装置における検体分注方法 |
WO2016084462A1 (ja) * | 2014-11-25 | 2016-06-02 | 株式会社 日立ハイテクノロジーズ | 自動分析装置 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111381055A (zh) * | 2018-12-29 | 2020-07-07 | 深圳迈瑞生物医疗电子股份有限公司 | 一种校准数据显示方法和样本分析装置 |
CN110320378A (zh) * | 2019-05-09 | 2019-10-11 | 深圳麦科田生物医疗技术有限公司 | 质控测试申请方法、装置、设备及计算机可读存储介质 |
JPWO2021192537A1 (ja) * | 2020-03-23 | 2021-09-30 | ||
WO2021192537A1 (ja) * | 2020-03-23 | 2021-09-30 | 株式会社日立ハイテク | 自動分析システム |
JP7386321B2 (ja) | 2020-03-23 | 2023-11-24 | 株式会社日立ハイテク | 自動分析システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6824006B2 (ja) | 2021-02-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN101726615B (zh) | 标本分析仪、试剂信息显示方法及控制系统 | |
CN107407686B (zh) | 自动分析装置 | |
JP4448769B2 (ja) | 自動分析装置 | |
WO2005008218A2 (en) | Operator interface module segmented by function in an automatic clinical analyzer | |
EP2116850A1 (en) | Analyzer | |
JP2010151707A (ja) | 自動分析装置、その支援システム | |
JP6824006B2 (ja) | 自動分析装置及びプログラム | |
JP6429753B2 (ja) | 自動分析装置及び自動分析方法 | |
JP4801542B2 (ja) | 自動分析装置 | |
JP2007506975A (ja) | 自動臨床アナライザにおいて使用されるべき物体を特定する方法 | |
JP5686710B2 (ja) | 自動分析装置 | |
JP6419641B2 (ja) | 自動分析装置及び多重測定方法 | |
JP6312313B2 (ja) | 自動分析装置及び自動分析方法 | |
JP7174066B2 (ja) | 自動分析装置 | |
EP3553530B1 (en) | Automatic analyzer and program | |
JP6403197B2 (ja) | 自動分析装置及び動作指定方法 | |
US20190317117A1 (en) | Automatic Analyzer and Non-Transitory Computer-Readable Recording Medium Storing Program | |
JP6259663B2 (ja) | 自動分析装置 | |
JP2011153942A (ja) | 自動分析装置 | |
JP5134452B2 (ja) | 自動分析装置 | |
JP2016090239A (ja) | 自動分析装置および自動分析方法 | |
JP6219757B2 (ja) | 自動分析装置及び異常判定方法 | |
JP2017125721A (ja) | 自動分析装置及び通知情報表示方法 | |
JP5351606B2 (ja) | 生化学自動分析装置 | |
JP6742963B2 (ja) | 自動分析装置および画像処理方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190712 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200731 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200811 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20201009 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20201222 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210112 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6824006 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |