JP2018080845A - 空気調和機 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来のフロントパネルの移動の仕方は、エアーフィルタや熱交換器の掃除は容易になるが、送風機の通風抵抗を低減して送風性能を向上させることはできない。すなわち、フロントパネルが単純に下方向に移動すれば、吹き出し流れを阻止して大きな通風抵抗になり送風性能を著しく悪化させる。【解決手段】フロントパネルを移動し吸込口を開口させ、同時に吹き出し流れの抵抗にならないようにする。すなわち、運転時に空気の流通を確保して通風抵抗を低減して送風性能を向上させるとともに、運転停止時にもエアーフィルタが見える状態として、容易に取り外しができ、エアーフィルタの掃除が簡単にできる。また、エアーフィルタを取り外すと、熱交換器も見える状態になり容易に掃除ができるようになる空気調和機を提供する。【選択図】図2
Description
本発明は、クロスフローファン等を有する送風路を搭載した空気調和機の室内ユニットに関するものである。
従来、この種の空気調和機は筐体の前面部に被せる化粧カバーとその前面部を覆うフロントパネルと、前記フロントパネルの内側に着脱可能に配置したエアーフィルタと、その下流に熱交換器を備え、前記フロントパネルは下方に移動する構成を備えていた。
フロントパネル17が化粧カバー本体40の前面を閉じた状態にあるのが図8である。上下部リンク機構によって、フロントパネルが化粧カバーのほぼ垂直下方に移動できるようになっている。図6、図7は、フロントパネルが下方に移動した状態の斜視図ならびに断面図である。
このように、フロントパネルが下方に移動すると、エアーフィルタが全て見える状態にあり、エアーフィルタを容易に着脱できる。そのため、エアーフィルタを取り外して掃除ができる。またこのため、エアーフィルタの下流にある熱交換器を容易に掃除ができる。
しかしながら、このような従来技術のフロントパネルの移動の仕方は空調機の運転を停止した状態を前提にしており、エアーフィルタや熱交換器の掃除は容易になるが、送風機の通風抵抗を低減して送風性能を向上させることはできない。すなわち、フロントパネルが単純に下方向に移動すれば、吹き出し流れを阻止して大きな通風抵抗になり送風性能を著しく悪化させる。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、フロントパネルを移動させて、吸込口を開口させて、同時に吹出し流れの抵抗に成らないようにする。すなわち、運転時に吸込口を確保して通風抵抗を低減して送風性能を向上させる。運転停止時にはエアーフィルタが見える状態になり容易に取り外しができ、エアーフィルタの掃除が簡単にできる。また、エアーフィルタを取り外すと、熱交換器も見える状態になり容易に掃除ができるようになる空気調和機を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明に係る空気調和機は、空気の吸込口と吹出口とを有し、前記吸込口から吸込んだ空気に含まれる塵埃を除去するエアーフィルタと、吸込んだ前記空気を熱交換する熱交換器と、空気を前記吸込口から吸込み吹出口から吹出す気流を発生させるファンと、ファンの下流に配置された前記吹出口に回動可能に設けられ、吹出す空気の上下方向を制御する上下風向変更羽根ならびに左右方向を制御する左右風向変更羽根、とが設けられた空気調和機において、前記吸込口にフロントパネルを有し、運転停止時には前記空気調和機の前面側の外観に沿うように配置され、運転時には前記フロントパネルが移動して前記吸込口が完全に開口するようにし、尚且つ、このとき前記フロントパネルは前記吹出口の開口部以外の場所に置かれるものである。
この構成をなすことにより、運転時においては、吸込口においても吹出口においても通風抵抗を大きく低減することができ送風性能を向上することができる。
本発明の空気調和機は、運転時においては、通風抵抗を大きく低減することができ送風性能を向上することができる。また運転停止時には、エアーフィルタを容易に取り外して掃除することができる。
第1の発明は、空気の吸込口と吹出口とを有し、前記吸込口から吸込んだ空気に含まれる塵埃を除去するエアーフィルタと、吸込んだ前記空気を熱交換する熱交換器と、空気を前記吸込口から吸込み吹出口から吹出す気流を発生させるファンと、ファンの下流に配置された前記吹出口に回動可能に設けられ、吹出す空気の上下方向を制御する上下風向変更羽根ならびに左右方向を制御する左右風向変更羽根、とが設けられた空気調和機において、前記吸込口にフロントパネルを有し、運転停止時には前記空気調和機の前面側の外観に沿うように配置され、運転時には前記フロントパネルが移動して前記吸込口が完全に開口するようにし、尚且つ、このとき前記フロントパネルは前記吹出口の開口部以外の場所に置かれる構成とすることにより、運転時においては、吸込口においても吹出口においても通風抵抗を大きく低減することができ送風性能を向上し、冷暖房能力を向上することができる。
第2の発明は、特に第1の発明の運転停止時且つ前記エアーフィルタを清掃するときに前記フロントパネルを、前記吸込口を完全に開口するように移動する構成とすることにより、運転停止時には、エアーフィルタを容易に取り外して掃除することができる。さらに、エアーフィルタを取り外すことにより熱交換器を掃除し易くすることができる。
第3の発明は、特に第1〜2のいずれかの発明のフロントパネルを複数枚から構成することにより、フロントパネルの移動を速やかに行うことができる。
第4の発明は、特に第1〜3のいずれかの発明のフロントパネルを移動して、前記吸込口を完全に開口したとき、前記フロントパネルは前記吸込口と前記吹出口との間に位置する構成とすることにより、吸込口と吹出口との両方を同時に開口することができ、吸込口においても吹出口においても通風抵抗を大きく低減することができ送風性能を向上し、冷暖房能力を向上することができる。
第5の発明は、特に第1〜3のいずれかの発明のフロントパネルを移動して、前記吸込口を完全に開口したとき、前記フロントパネルは前記吹出口よりも前記本体の背面側に位置する構成とすることにより、吸込口と吹出口との両方を同時に開口することができ、吸
込口においても吹出口においても通風抵抗を大きく低減することができ送風性能を向上し、冷暖房能力を向上することができる。
込口においても吹出口においても通風抵抗を大きく低減することができ送風性能を向上し、冷暖房能力を向上することができる。
以下、本発明の空気調和機に係る実施の形態について、添付の図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施の形態の空気調和機においては、具体的な構成について説明するが、本発明は、以下の実施の形態の具体的な構成に限定されるものではなく、同様の技術的思想に基づく構成が適用された各種空気調和機を含むものである。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1ならびに2における空気調和機の停止時の室内機の縦断面図である。図2は、本発明の実施の形態1の空気調和機の運転時の室内機の縦断面図である。図3は、本発明の実施の形態1の空気調和機の停止時の室内機の縦断面図である。
図1は、本発明の実施の形態1ならびに2における空気調和機の停止時の室内機の縦断面図である。図2は、本発明の実施の形態1の空気調和機の運転時の室内機の縦断面図である。図3は、本発明の実施の形態1の空気調和機の停止時の室内機の縦断面図である。
図1、図2、図3に示すように、室内機1は、空気の吸込口となる前面開口部2aと上面開口部2b、および熱交換された空気を吹き出す吹出口2cとを有する本体2、及びフロントパネル17を備えている。本体2の内部には、室内空気に含まれる塵埃を除去するためのエアーフィルタ51と、取り入れた室内空気を熱交換する熱交換器47と、前面開口部2a及び上面開口部2bからエアーフィルタ51を通して取り入れた室内空気を熱交換器47で熱交換して吹出口2cから室内に吹き出すための気流を発生させる貫流ファンであるファン45が設けられている。また、室内機1の本体2において、ファン45の下流側から吹出口2cの上流側に至る通風路10は、ファン45の下流側に配置されて空気の流れを案内するリアガイダ8と、このリアガイダ8に対向して配置されたスタビライザ9と、本体2の両側壁(図示せず)とで形成されている。
実施の形態1の空気調和機において熱交換した空気を室内に吹き出すための吹出口2cには、当該吹出口2cを開閉するとともに、空気の吹き出し方向を上下方向に変更することができる上下風向変更手段である上下風向変更羽根11が設けられている。さらに、吹出口2cの内部及び上下風向変更羽根11周りの空気の吹き出し方向を左右に変更することができる左右風向変更手段である左右風向変更羽根12が設けられている。
図1に示すように、実施の形態1及び2の空気調和機における室内機の運転停止の状態は、フロントパネル17及び上下風向変更羽根(吹き出しパネル)11が筐体の外形ラインを規定するように配置される。
図2に示すように、運転の状態でフロントパネル17がスライド移動して前面を開口して2aの吸込口を形成できるように吹出口2cと前面開口部2aとの間に移動する。このとき、上下風向変更羽根11の作用を阻害することなく、また、吹き出し流れの抵抗にもならない。そのため、通風抵抗を減少させ送風性能を向上させることができる。
図3は、図2の状態から運転停止した状態である。フロントパネル17が、吹出口2cと前面開口部2aとの間にあり、吸込口が大きく開口されエアーフィルタが全部露出している。このため、開口部にあるエアーフィルタ51を容易に清掃することができる。また、エアーフィルタ51を容易に取り外しができるため、さらに内側にある熱交換器47を簡単に清掃することができる。
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2の空気調和機の運転時の室内機の縦断面図である。図5は、本発明の実施の形態2の空気調和機の停止時の室内機の縦断面図である。
図4は、本発明の実施の形態2の空気調和機の運転時の室内機の縦断面図である。図5は、本発明の実施の形態2の空気調和機の停止時の室内機の縦断面図である。
実施の形態2は、フロントパネル17を2分割以上に分けて構成し、吹出口よりも室内
機の背面側に移動可能に構成したものである。
機の背面側に移動可能に構成したものである。
図4に示すように、フロントパネルは移動して吹出口の風の流れの外に置かれるので、通風抵抗を上昇させることがない。
また、このように分割することにより、1個あたりが小さくなり移動が容易になる。また、分割することにより、重ね合わせができ小さなスペースに配置することができる。
本発明の空気調和機は、運転時においてフロントパネルを移動させて、吸込口の開口を確保するとともに、吹出口の開口も確保することにより通風抵抗を大きく低減することができる。この構成によって、空気風量を増大させ、熱交換器能力と送風性能の向上の効果を得る。さらに、運転停止時においてもエアーフィルタ清掃する場合に、フロントパネルが移動して吸込口が開口できるため、清掃が容易にできる。加えて、エアーフィルタが容易に取り外しができるため、内側の熱交換器の清掃も簡単にできる業務用及び一般家庭等で使用される空気調和機に有用である。
1 室内機
2 本体
2a 前面開口部
2b 上面開口部
2c 吹出口
8 リアガイダ
9 スタビライザ
10 通風路
11 上下風向変更羽根
12 左右風向変更羽根
17 フロントパネル
45 ファン
47 熱交換器
51 エアーフィルタ
2 本体
2a 前面開口部
2b 上面開口部
2c 吹出口
8 リアガイダ
9 スタビライザ
10 通風路
11 上下風向変更羽根
12 左右風向変更羽根
17 フロントパネル
45 ファン
47 熱交換器
51 エアーフィルタ
Claims (5)
- 空気の吸込口と吹出口とを有し、前記吸込口から吸込んだ空気に含まれる塵埃を除去するエアーフィルタと、吸込んだ前記空気を熱交換する熱交換器と、空気を前記吸込口から吸込み吹出口から吹出す気流を発生させるファンと、ファンの下流に配置された前記吹出口に回動可能に設けられ、吹出す空気の上下方向を制御する上下風向変更羽根ならびに左右方向を制御する左右風向変更羽根、とが設けられた空気調和機において、前記吸込口にフロントパネルを有し、運転停止時には前記空気調和機の前面側の外観に沿うように配置され、運転時には前記フロントパネルが移動して前記吸込口が完全に開口するようにし、尚且つ、このとき前記フロントパネルは前記吹出口の開口部以外の場所に置かれることを特徴とする空気調和機。
- 運転停止時且つ前記エアーフィルタを清掃するときに前記フロントパネルを、前記吸込口を完全に開口するように移動することを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
- 前記フロントパネルは複数枚からなることを特徴とする請求項1〜2のいずれかに記載の空気調和機。
- 前記フロントパネルを移動して、前記吸込口を完全に開口したとき、前記フロントパネルは前記吸込口と前記吹出口との間に位置されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の空気調和機。
- 前記フロントパネルを移動して、前記吸込口を完全に開口したとき、前記フロントパネルは前記吹出口よりも前記本体の背面側に位置されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016221126A JP2018080845A (ja) | 2016-11-14 | 2016-11-14 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016221126A JP2018080845A (ja) | 2016-11-14 | 2016-11-14 | 空気調和機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2018080845A true JP2018080845A (ja) | 2018-05-24 |
Family
ID=62197071
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016221126A Pending JP2018080845A (ja) | 2016-11-14 | 2016-11-14 | 空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2018080845A (ja) |
-
2016
- 2016-11-14 JP JP2016221126A patent/JP2018080845A/ja active Pending
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RD01 | Notification of change of attorney |
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