JP2018080428A - 滑り止め加工方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】多種多様な滑り止め加工に適用でき、滑り止め加工の時間と労力を低減し、滑り止め加工のコストを削減し、また、滑り止め加工により、色差が出ることを防止する方法の提供。【解決手段】キバタ、晒生地、無地染め生地又は捺染済み生地である生地をスクリーン捺染機、ロータリー捺染機、または、ローラー捺染機のいずれかにセットし、色糊により捺染を行う捺染工程を行い、染料としての色糊を除去し、色糊が接触した部分を洗浄し、色糊に代えて、滑り止め加工薬剤を注入し、入れ替え、捺染した生地をセットし、生地の捺染領域の表面に滑り止め加工薬剤により滑り止め加工を行う、滑り止め加工方法。【選択図】図4

Description

本発明は、生地の表面に滑り止め加工薬剤により滑り止め加工を行う滑り止め加工を行う滑り止め加工方法である。
コーティング、スクリーン印刷、スクリーン捺染等によって布の表面に滑り止め層を形成する発明がある。布製品の滑りやすい特定の面(裏面が多い)に滑り止めを突起またはシート(層状)で設ける発明が提案されている。
特許文献1は、繊維布帛基材と、その少なくとも片面にバインダー樹脂により固定された、粒子径が5μm以上200μm以下のマイクロカプセルを含む滑り止め布帛である。
また、線状、点状または柄状にマイクロカプセルおよび樹脂バインダーを固定してもよいが、滑り止め性の観点からはマイクロカプセルおよび樹脂バインダーは繊維布帛基材上になるべく均一に固定化される。例えば、本発明の滑り止め布帛は、繊維布帛基材に、マイクロカプセルを添加したバインダー樹脂溶液を直接コーティングするダイレクトコーテイング法により製造することができる。コーティングの具体的な手法としては、ナイフコーター、グラビアコーター、ダイコーターなどを用いる方法がある。スクリーン印刷機等を用いることも可能である。
ダイレクトコーテイング法を利用する場合には、繊維布帛基材上になるべく均一にかつ薄くマイクロカプセルおよび樹脂バインダーを付与するために、2回以上コーティングを行うのが好ましい。また、離型紙の上に樹脂溶液を付与し、乾燥して樹脂皮膜を形成した後、ウレタン樹脂などの2液タイプの接着剤やホットメルト接着剤を樹脂皮膜上に塗布し、乾燥した後、熱ロールを用いて繊維基材と貼り合わせるドライラミネート法を用いることもできる。
特許文献2は、失禁シーツや羽布団のように滑りやすい状態のもの、あるいはコンピューターマウスの操作用マットのように滑っては困るものに、滑り止め機能を付与する技術を提供する。滑り止めシートは、アクリル系樹脂80〜50重量%とマイクロシェル状のアクリロニトリル系樹脂共重合体20〜50重量%とを調合し、この調合樹脂3〜20重量%と所要量の分散剤とを97〜80重量%の水にセット混練して塗料とし、この塗料を布帛表面に塗布(ドクター法、スクリーン捺染法、ロータリー捺染法などの公知の方法)・乾燥(120℃×2分)し、熱処理(150℃×3分)したものである。
特許文献3は、表面に、通気性があり、滑り係数が0.1以上で撥水性が60点以上からなる滑り止め層を配し、第二層には、透湿度が2,000〜20,000g/m/24hrの透湿防水膜を配し、第三層には保護層を設けて三層構造体とする。
滑り止め剤としては、滑り防止性を有するものであればよく、ゴム状のものや樹脂等が挙げられる。具体的には、ポリアミド系、ポリエステル系、ポリオレフィン系、合成ゴム系、アクリル系、ウレタン系、エポキシ系あるいはアスファルト類等がある。
滑り止め剤の付与方法としては、コーティング法、グラビアロール法、凸版印刷法、スクリーン捺染法等が挙げられる。滑り止め剤の塗布面積は、通気性を損なわなければ、全面でもよく、滑り止め効果が発揮される最小面積でも良い。
特許文献4は、滑らかで非擦過性の非スリップ性コーティングは、摂氏マイナス約30度以上のガラス転移温度を有する結合材を該コーティングの乾燥重量に対して約80〜約99%と、膨張前の粒子直径が約5〜約30ミクロンである熱膨張性微小球を前記コーティングの乾燥重量に対して約1〜約20%とを有している。さらに、約0.8ミクロン以下の粗度を有するアノード化表面を有するアルミニウム板に対してASTM方法1894に従って求めたときの乾燥時の静摩擦係数が少なくとも約0.6であり、約0.8ミクロン以下の粗度を有するアノード化表面を有するアルミニウム板に対しての乾燥時の動摩擦係数が少なくとも約0.8である。基質としては、紙、フィルム、織物または不織生地を選択し得る発明である。
特許文献5は、滑り止めの糊成分を布に散点状に付着させる発明である。
特許文献6は、滑り止め材を塗布した不織シートの発明である。
特許文献7は、熱可塑性樹脂の繊維から成る不織布シート7上に、熱硬化性樹脂から成るインク18を用いて適宜の滑り止め模様19を印刷した後、上下の金型9、12による加熱と加圧により、このインク18を熱硬化させ、同時にそのベースたる不織布シート7を溶融、相互に融着させてソリッドフィルム化させ、もってこのシート上にエンボスを形成する。また、靴底の滑り止め模様19に印刷した後、同方法でエンボスシートを得て、これをアウターソール4としてミッドソール3に被着して靴底とする発明である。
特許文献8には、材料が近年ではPVC材料に代えて、燃焼時に有毒ガスの発生が少ない、エチレンー酢酸ビニル共重合体、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂、エチレン−ビニルアルコール共重合樹脂、ポリエステル樹脂等のポリオレフィン系樹脂製の滑り止めマットが多く使われるようになってきている。
特開2002−13080号公報 特開2001−172869号公報 特開2001−232710号公報 特開平5−331305号公報 特開平4−57971号公報 特開平2−118177号公報 特開平5−64840号公報 実用新案登録第3141463号公報
従来の生地への滑り止め加工は、生地に捺染機により捺染を施し、別の機械で滑り止め加工を行っていたため、滑り止め加工に時間と労力を要し、また、滑り止めコストも増大する。
本発明は、多種多様な滑り止め加工に適用でき、滑り止め加工の時間と労力を低減し、滑り止め加工のコストを削減することを課題とする。また、滑り止め加工により、色差が出ることを防止することを課題とする。
上記課題に鑑み、本発明は、マシン捺染機、ロータリー捺染機、または、スクリーン捺染機のローラー型または型枠を捺染設備から取り外し、ローラー型又は型枠、及び、捺染設備の色糊に接触する部分の洗浄を行い、捺染設備に滑り止め加工薬剤を供給し、キバタ、晒生地、無地染め生地又は捺染済み生地である生地を前記捺染機にセットする工程と、前記生地の片面又は両面に前記滑り止め加工薬剤により、滑り止め加工を行う滑り止め加工工程と、を備えることを特徴とする滑り止め加工方法である。
滑り止め加工に関し、2種類がある。(1)Aキバタのまま、B晒生地、C無地染め生地に対して滑り止め加工を行うものである。色糊による捺染を行わず、滑り止め加工を行う場合、生地の表裏面のどちらか一方の面または両面への加工を行うことができる。(2)色糊による捺染も行う場合、捺染と同じ面、捺染と反対面、両面とも滑り止め加工を行うことができる。
滑り止め加工の順序については、(1)Aキバタのまま、B晒生地、C無地染め生地については、捺染工程はなく、その生地に直接滑り止め加工を施す工程となる。(2)捺染生地の場合、a.捺染が完了した生地に後から滑り止め加工を行う、b.捺染が完了した生地に後から滑り止め加工を行い、さら捺染を行う、c.最初に滑り止め加工を行い、その後、捺染を行う、3種類がある。
上記a.b.の場合、前記生地が捺染面を有し、該捺染面の反対側の面への滑り止め加工は、前記捺染面への捺染が終わってから生地を裏返して、前記捺染面の反対側の面に滑り止め加工を行う例が挙げられる。
色の交換の要領及び洗浄について、詳細は以下の通りである。
1)型の洗浄方法
捺染用のローラー型(マシン捺染・ロータリー捺染の場合)または型枠(スクリーン捺染の場合)を捺染設備から取り外し、ローラー型・型枠を洗浄する。
2)捺染設備の洗浄
捺染設備には染料または顔料を投入する箱のような設備を有しており、そこからローラー型・型枠にパイプが伸びている。その部分を十分に洗浄して前に使用した染料または顔料が次の工程に写らないように十分に洗い流す。
3)上記洗浄を行ってから染料又は顔料を投入する設備に当該滑り止め薬剤(混合済み)を投入して、実際の捺染作業に入る。
前記滑り止め加工薬剤が、主溶剤と、バインダー剤と、粘度強化剤を含ことが好ましい。
滑り止め加工工程において、乾燥距離、乾燥時間、乾燥温度、及び、溶剤用量を調整することが好ましい。
請求項2の発明は、請求項1の滑り止め加工方法を用いて前記滑り止め加工を施された生地がふとんカバー又はまくらカバーの内側面に用いられる滑り止め方法である。
請求項3の発明は、前記ふとんカバー又はまくらカバーが紐を備えた請求項2の滑り止め方法である。
請求項4の発明は、請求項1の滑り止め加工方法を用いて前記滑り止め加工を施された生地が敷パッドまたはまくらパッドに用いられ、滑り止め加工が施された面を敷き布団の表面に対向するようにして敷き布団の上に敷いて使用するか、又は、前記生地がまくらパッドに用いられ、滑り止め加工が施された面をまくらの表面に対向するようにしてまくらに装着して使用する滑り止め方法である。
請求項5の発明は、請求項1の滑り止め加工方法を用いて前記滑り止め加工を施された生地が毛布であり、滑り止め加工が施された面を掛け布団の表面に対向するようにして毛布の表面に乗せる滑り止め方法である。
請求項6の発明は、請求項1の滑り止め加工方法を用いて前記滑り止め加工を施された生地がマルチカバーに用いられる滑り止め方法である。
請求項1の発明は、捺染機を利用して、捺染と同じやり方で滑り止め加工ができるので、多種多様な滑り止め加工に適用でき、また、滑り止め加工の時間と労力を低減し、滑り止め加工のコストを削減することができる。多種多様な滑り止め加工に対応できるし、滑り止め加工のパターンを豊富にすることができる。
請求項2のふとんカバー又はまくらカバーを用いる滑り止め方法によれば、ふとんカバー等にふとんが入る側にカバー内部に滑り止め面を使用することで、内部でふとんがズレることを防ぐことができる。
請求項3のふとんカバー又はまくらカバーを用いる滑り止め方法によれば、一般的な掛ふとんカバーは内側に4〜6ヶ所紐がついており、掛ふとんとカバーがズレないためにふとんとこの紐を結ぶ必要、洗濯等で掛ふとんからカバーを取り外した際に毎回掛ふとんと紐を結びつけ直す必要があるが、掛ふとんカバーの内側(ふとんを入れる部分)に滑り止め加工を施すことでいちいち紐を結び直すことをしなくても内側の滑り止め加工がカバーと掛ふとんのズレを防止する。敷ふとんカバー・まくらカバーについては内部に滑り止め加工を施すことで、カバーと敷ふとん及びまくらのズレを防止し、就寝後にいちいちズレを治す手間を省くことができるとともに、しわをしっかり伸ばすことで寝心地感を向上させる。
請求項4の敷パッドやまくらパッドを用いる滑り止め方法によれば、寝返り等をすると敷パッドやまくらパッドがズレて偏ってしまうことが有り、このことを解消し、就寝時や朝起きたときに敷パッドやまくらパッドのズレをいちいちその度に治す手間を解消するとともに、ズレや偏りによる寝心地感が悪化することを解消する。
請求項5の毛布を用いる滑り止め方法によれば、その表面には合成繊維(アクリル・ポリエステル等々)を使用したものが多く、毛布の上部に乗せる掛ふとんが滑り落ちることが有り、また寝返り等をすることでさらに滑りやすくなり、毛布から掛ふとんが滑り落ちることがあるが、毛布の表側に滑り止め加工を施すことで、この不便を解消することができる。
請求項6のマルチカバーを用いる滑り止め方法によれば、ソファーカバーがカーペットの代用品として使用されることが多いが、一般的なマルチカバーは滑り止め加工が施されていないため、座ったり立ったりする場合ソファーとマルチカバーにズレが発生することを防止する。またカーペットの代用品として使用する場合も床とマルチカバーのズレや偏りなどが発生することが多く、滑り止め加工を施すことで同現象を解消する。
本発明の実施形態の滑り止め加工方法に適用されるスクリーン捺染機の説明図である。 同じくロータリー捺染機の捺染部の説明図である。 同じくローラー捺染機の捺染部の説明図である。 同じくロータリー捺染機を利用した滑り止め加工方法1を示すフローチャートである。 同じくロータリー捺染機を利用した滑り止め加工方法2を示すフローチャートである。 同じくロータリー捺染機を利用した滑り止め加工方法3を示すフローチャートである。 同じくロータリー捺染機を利用した滑り止め加工方法4を示すフローチャートである。
本発明の実施形態1の滑り止め加工方法について図面を参照し説明する。まず、滑り止め加工方法に用いるスクリーン捺染機1、ロータリー捺染機101、または、ローラー捺染機201(マシン捺染機ともいう。)について説明する。スクリーン捺染機1、ロータリー捺染機101、または、ローラー捺染機201は、基本的な構成は同様であるが、捺染部2が、それぞれ、捺染部102、捺染部202に置き換わる。以下、それぞれを説明する。
スクリーン捺染機1は、図1に示す通り、セットされる生地3を捺染部2に搬送するローラー4a〜4f等を備えている。捺染部2はコンベア2aと、スクリーン枠2bと、ヒータ2cと、水洗装置2dと、を備えている。また、ベルト糊付け装置5をベルトコンベア2aの前端部に備えており、スクリーン捺染機1は生地3を乾燥する乾燥部6と、捺染部2で捺染された生地3を乾燥部6に搬送するベルトコンベア7と、生地3の収容部8と、を備えている。
スクリーン捺染は、オートスクリーン捺染(プリント)・フラットスクリーン捺染(プリント)とも言う。エンドレスベルト上に張った生地に、スクリーン型枠を置きスキージと呼ばれるヘラ状の物で色糊を付けたスクリーン型枠のスクリーンを擦りながら動かすこと(スキージング)で生地に色糊を捺染していく。生地は自動的にスクリーン捺染機1枠分移動し、スクリーン型枠も自動的に上下運動を繰り返す。スクリーン型枠は捺染(印捺)する色の数だけ必要となり、多色の捺染(印捺)が可能である。スクリーン型枠1枚分の大きさの柄を捺染(印捺)することが出来る。
ロータリースクリーン捺染(プリント)は、スクリーン捺染(プリント)のスクリーン型枠を円筒形の筒(ロータリースクリーン)に変えたものがロータリースクリーン捺染である。ロータリー捺染とも呼称される。スクリーン捺染(プリント)よりも連続的に高速に捺染(印捺)することが出来る。ロータリースクリーンは捺染(印捺)する色の数だけ必要となり、多色の捺染(印捺)が可能である。捺染(プリント)の柄の大きさはロータリースクリーンの円周の長さの柄に限定される。
ローラー捺染(プリント)は、マシン捺染(ローラープリント)とも呼ばれ、凹版銅製のロールの凹部に色糊を付けて高速で捺染(印捺)する。凹版銅製のロールは捺染(印捺)する色の数だけ必要となるが、設備の構造上、スクリーン捺染(プリント)・ロータリースクリーン捺染(プリント)よりもロールの数が少なくなるため、色の数は限定されるため捺染(印捺)する柄は比較的単純なデザインに限定される。
図2に示す通り、ロータリー捺染機101の捺染部102は、ベルトコンベア102aと、ベルトコンベア102aの外側に配置されるスクリーンローラー102bと、ベルトコンベア102aの内側にスクリーンローラー102bと対向配置される保持ローラー102cと、スクリーンローラー102bの中心にある色糊供給ポンプ102dと、色糊供給ポンプ102dから色糊102fをスクリーンローラー102bに供給するスキージ102eと、を備えている。
図3に示す通り、ローラー捺染機201の捺染部202は、加圧シリンダ202aと、加圧シリンダ202aの外周部に複数個(ここでは3個)、周設されたドクター202bと、彫刻ローラー202cと、彫刻ローラー202cに色糊を供給する糊供給ローラー202dと、糊供給ローラー202dに色糊を供給する糊箱202eと、を備えている。203aは白布、203bはアンダークロス、203cはブランケットである。
滑り止め加工に関し、(1)Aキバタのまま、B晒生地、C無地染め、D捺染生地の4種類がある。(2)D捺染生地の場合、捺染生地と同じ面、捺染生地と反対面、又は両面とも滑り止め加工が可能である。(3)捺染生地以外の生地の場合(Aキバタのまま、B晒生地、C無地染め生地)の場合は、どちらか一方の面または両面への加工が可能である。
滑り止め加工方法1〜4の4種類を説明する。
滑り止め加工方法1は図4に示す方法であり、捺染生地以外の生地の場合(Aキバタのまま、B晒生地、C無地染め生地)であり、生地が捺染面を有さず、片面又は両面へ滑り止め加工を行う滑り止め加工方法であり、色による捺染工程はなく、その生地に捺染機を用いて直接滑り止め加工を施す工程となる。
滑り止め加工方法2〜4は、生地が捺染面を有する生地である。
すなわち、捺染をしながら滑り止め加工を施す方法は3種類がある。
(a)捺染を行った後、最後に滑り止め加工を行う。すなわち、図5に示す滑り止め加工方法2において、捺染をしながら滑り止め加工を行う方法である。
(b)捺染を行った後、滑り止め加工を行い、その後、捺染を行う。すなわち、図6に示す滑り止め加工方法3である。
(c)生地に滑り止め加工を行った後、捺染を行う。すなわち、図7に示す滑り止め加工方法4である。
まず、滑り止め加工方法1について図4を参照して説明する。
ここでは、ロータリー捺染機101の例を挙げて説明する。スクリーン捺染機1、または、ローラー捺染機201のいずれを使用しても、同様の要領で実施可能である。なお、ロータリー捺染機101のローラー本数及びスクリーン捺染の型枠の数は捺染する色数により、図示例の本数よりも増減する。スクリーン捺染機1の場合には、スクリーンローラー102bに代えて型枠等に変更となり設備の形状が変更となる。また、ローラー捺染機201の場合には、捺染ローラーの本数が例えば4本に制限され、設備の形状が変更になる。
まず、捺染機から、染料としての色糊を除去し、色糊が接触した部分を洗浄する(S101)。この入れ替えは、捺染の場合の色変えによる色糊の交換と同様の要領で行う。図2で、ベルトコンベア102aの1周分と、スクリーンローラー102bと、保持ローラー102cと、色糊供給ポンプ102dと、スキージ102eと、を洗浄する。なお、図1の場合では、点線領域とベルトコンベア1周分を洗浄する。
捺染機の洗浄要領について、以下の通りである。
1)型の洗浄方法
捺染用のローラー型(マシン捺染・ロータリー捺染の場合)または型枠(スクリーン捺染の場合)を捺染設備から取り外し、ローラー型・型枠を洗浄する。
2)捺染設備の洗浄
捺染設備には染料または顔料を投入する箱のような設備(色糊容器)を有しており、そこからローラー型にパイプが伸びている。その部分を十分に洗浄して前に使用した染料または顔料が次の工程に写らないように十分に洗い流す。
3)上記洗浄を行ってから染料又は顔料を投入する設備に色糊または当該滑り止め薬剤(混合済み)を投入して、実際の捺染及び滑り止め作業に入る。
つぎに生地3をロータリー捺染機101にセットする(S102)。
つぎに、ロータリー捺染機101により、生地3の表面に滑り止め加工薬剤により滑り止め加工を行う(S103)。滑り止め加工工程には滑り止め加工と、これに引き続いて行われる乾燥工程を含む。
滑り止め加工薬剤は、表1に示す通り、主溶剤と、バインダー剤と、粘度強化剤を含む。滑り止め加工薬剤は、主溶剤がアクリル樹脂、バインダー剤はブチルアクリレート(Butyl Acrylate)、粘度強化剤はアクリル酸(Acrylic acid)が例示される。乾燥距離が約36m、乾燥時間が約2分20秒、乾燥温度が約124°C、溶剤用量は30〜40g/m2が例示される。ここでいう圧力とは、ローラー型及び型枠を生地に押し当てて滑り止め材を捺染するが、その際の押し当てる際の圧力、乾燥距離とは滑り止め捺染後に薬剤を生地に安定固着させるために乾燥を加工後の生地を捺染設備後方に設置されている乾燥機で乾燥させる際の距離である。この部分の温度やスピード(乾燥時間)を調整することで生地へ薬剤の安定性を確保できる。
滑り止め剤は、捺染で滑り止め加工するための専用加工剤である。各種繊維に適用できる。製品の摩擦力を高めて、形を固めることができる。
アクリル樹脂の一般性状は、外観が乳白色乳液、イオン性がアニオン、PH7±1、溶解性が常温水に任意の割合で容易に溶解できる。
対象は各種繊維(天然繊維、合成繊維)に使用でき、使用濃度は対象とする素材や加工の目的などにより一定ではないが、目安として10〜60g/m2である。
滑り止め加工工程において、用途等によって、上記乾燥距離、乾燥時間、乾燥温度、及び、溶剤用量を適宜、調整するので、上記数値は例示である。
以上の通り、滑り止め加工方法1によれば、捺染機を利用した滑り止め加工を行うことができ、捺染と同じやり方で滑り止め加工ができるので、多種多様な滑り止め加工に適用でき、また、滑り止め加工の時間と労力を低減し、滑り止め加工のコストを削減することができる。滑り止め加工のパターンを豊富にすることができる。滑り止め加工の品質の向上を図ることができる。
つぎに、滑り止め加工方法2について図5を参照して説明する。
最初に捺染設備等の洗浄を行う。下記工程(生地投入、捺染、乾燥)が一連の流れで行われるため、生地を投入する時点で設備及びローラー部分を洗浄するためである。すなわち、染料としての色糊又は滑り止め剤を除去し、色糊又は滑り止め剤が接触した部分を洗浄し、色糊を注入する(S201)。この注入は、色糊容器に注入することで、捺染の場合の色変えによる色糊の交換と同様の要領で行う。洗浄要領について、滑り止め加工方法1と同様であるので、説明は援用する。
まず、生地3をロータリー捺染機101にセットする(S202)。
つぎに、色糊により生地に捺染を行う(S203)。
次に捺染設備等の洗浄を行う。下記滑り止め工程が円滑に行うため、生地を投入する時点で設備及びローラー部分に色移りがないように洗浄するためである。すなわち、染料としての色糊を除去し、色糊が接触した部分を洗浄し、滑り止め加工薬剤を注入する(S204)。この注入は、色糊容器に滑り止め剤を注入することで、捺染の場合の色変えによる色糊の交換と同様の要領で行う。洗浄要領について、滑り止め加工方法1と同様であるので、説明は援用する。
最後に滑り止め加工を行う(S205)。これに引き続いて乾燥工程を行い、処理を終了する。
以上の通り、滑り止め加工方法2によれば、捺染機を利用した滑り止め加工と捺染を行いながら、最後に、捺染と同じやり方で滑り止め加工ができるので、多種多様な滑り止め加工に適用でき、また、滑り止め加工の時間と労力を低減し、滑り止め加工のコストを削減することができる。滑り止め加工のパターンを豊富にすることができる。さらに、布団カバー等の各種製品において、捺染部分の上に滑り止め加工が可能となるので、色差の違和感や見栄え、凹凸感、肌触りの感触の悪さ等を防止でき、滑り止め加工の品質の向上を図ることができる。
つぎに、滑り止め加工方法3について図6を参照して説明する。ステップS301〜S305は、滑り止め加工方法2のステップS201〜S205と同様であるので、説明は援用する。つぎにS307は、S303と同様の要領で捺染を行い、乾燥工程を行い、処理を終了する。
以上の通り、滑り止め加工方法3によれば、捺染機を利用した滑り止め加工を捺染の途中で行うことができ、捺染と同じやり方で滑り止め加工ができるので、多種多様な滑り止め加工に適用でき、また、滑り止め加工の時間と労力を低減し、滑り止め加工のコストを削減することができる。滑り止め加工のパターンを豊富にすることができる。さらに、布団カバー等の各種製品において、滑り止め加工した領域の上に捺染が可能となるので、色差の違和感や見栄え、凹凸感、肌触りの感触の悪さ等を確実に防止でき、滑り止め加工の品質の向上を図ることができる。
つぎに、滑り止め加工方法4について図7を参照して説明する。滑り止め加工方法4のステップS401〜S403については、滑り止め加工方法1のステップS101〜103と同様の要領であるので、説明は援用する。つぎにS404は、滑り止め加工済みの生地をセットし、S406は、滑り止め加工方法3のS307と同様の要領で捺染を行い、乾燥工程を行い、処理を終了する。
以上の通り、実施形態1の滑り止め加工方法1〜4によれば、捺染機を利用した滑り止め加工を最初に行うことができ、捺染と同じやり方で滑り止め加工ができるので、多種多様な滑り止め加工に適用でき、また、滑り止め加工の時間と労力を低減し、滑り止め加工のコストを削減することができる。滑り止め加工を行ってから、捺染を行うので、滑り止め加工パターンを豊富にすることができる。さらに、布団カバー等の各種製品において、滑り止め加工した領域の上に捺染が可能となるので、色差の違和感や見栄え、凹凸感、肌触りの感触の悪さ等を確実に防止でき、滑り止め加工の品質の向上を図ることができる。
実施形態2の滑り止め加工方法を用いて前記滑り止め加工を施された生地が敷パッドまたはまくらパッドに用いられ、滑り止め加工が施された面を敷き布団の表面に対向するようにして敷き布団の上に敷いて使用するか、又は、前記生地がまくらパッドに用いられ、滑り止め加工が施された面をまくらの表面に対向するようにしてまくらに装着して使用する滑り止め方法である。敷ふとんカバー・まくらカバーについては内部に滑り止め加工を施すことで、カバーと敷ふとん及びまくらのズレを防止することで、就寝後にいちいちズレを治す手間を省くことができるとともに、しわをしっかり伸ばすことで寝心地感を向上させる。
実施形態3のふとんカバー又はまくらカバーを用いる滑り止め方法によれば、前記ふとんカバー又はまくらカバーが紐を備えた滑り止め方法である。一般的な掛ふとんカバーは内側に4〜6ヶ所紐がついており、掛ふとんとカバーがズレないためにふとんとこの紐を結ぶ必要、洗濯等で掛ふとんからカバーを取り外した際に毎回掛ふとんと紐を結びつけ直す必要があるが、掛ふとんカバーの内側(ふとんを入れる部分)に滑り止め加工を施すことでいちいち紐を結び直すことをしなくても内側の滑り止め加工がカバーと掛ふとんのズレを防止する。
実施形態4の敷パッドやまくらパッドを用いる滑り止め方法によれば、前記滑り止め加工方法を用いて前記滑り止め加工を施された生地が敷パッドまたはまくらパッドに用いられ、滑り止め加工が施された面を敷き布団の表面に対向するようにして敷き布団の上に敷いて使用するか、又は、前記生地がまくらパッドに用いられ、滑り止め加工が施された面をまくらの表面に対向するようにしてまくらに装着して使用する滑り止め方法である。寝返り等をすると敷パッドやまくらパッドがズレて偏ってしまうことが有り、このことを解消し、就寝時や朝起きたときに敷パッドやまくらパッドのズレをいちいちその度に治す手間を解消するとともに、ズレや偏りによる寝心地感が悪化することを解消する。
実施形態5の毛布を用いる滑り止め方法によれば、滑り止め加工方法を用いて前記滑り止め加工を施された生地が毛布であり、滑り止め加工が施された面を掛け布団の表面に対向するようにして毛布の表面に乗せる滑り止め方法である。毛布の表面には合成繊維(アクリル・ポリエステル等々)を使用したものが多く、毛布の上部に乗せる掛ふとんが滑り落ちることが有り、また寝返り等をすることでさらに滑りやすくなり、毛布から掛ふとんが滑り落ちることがあるが、毛布の表側に滑り止め加工を施すことで、この不便を解消することができる。
実施形態6のマルチカバーを用いる滑り止め方法によれば、前記滑り止め加工方法を用いて前記滑り止め加工を施された生地がマルチカバーに用いられる滑り止め方法である。ソファーカバーがカーペットの代用品として使用されることが多いが、一般的なマルチカバーは滑り止め加工が施されていないため、座ったり立ったりする場合、ソファーとマルチカバーにズレが発生することを防止する。またカーペットの代用品として使用する場合も床とマルチカバーのズレや偏りなどが発生することが多く、滑り止め加工を施すことで同現象を解消する。
以上の実施形態は、本発明の実施のための好ましい実施形態の例示である。また、当業者は、本発明の開示に鑑みて、本発明の要旨から離れることなく多数の改良、変更、置換、欠失、追加等が可能である。例えば、生地に絵柄の捺染をする場合のほか、当然、無地一色の染色の場合にも適用が可能である。
本発明は、捺染機を利用した生地への滑り止め加工、滑り止め方法の利用と用途が広がる。
1・・・スクリーン捺染機
101・・・ロータリー捺染機
201・・・ローラー捺染機
2・・・捺染部
3・・・生地
4a〜4f・・・ローラー
2a・・・コンベア
2b・・・スクリーン枠
2c・・・ヒータ
2d・・・水洗装置
5・・・ベルト糊付け装置
6・・・乾燥部
7・・・ベルトコンベア
8・・・収容部
102・・・捺染部
102a・・・ベルトコンベア
102b・・・スクリーンローラー
102c・・・保持ローラー
102d・・・色糊供給ポンプ
102e・・・スキージ
102f・・・色糊
202・・・捺染部
202a・・・加圧シリンダ
202b・・・ドクター
202c・・・彫刻ローラー
202d・・・糊供給ローラー
202e・・・糊箱
203・・・印捺布
203a・・・白布
203b・・・アンダークロス
203c・・・ブランケット

Claims (6)

  1. マシン捺染機、ロータリー捺染機、または、スクリーン捺染機のローラー型または型枠を捺染設備から取り外し、ローラー型又は型枠、及び、捺染設備の色糊に接触する部分の洗浄を行い、捺染設備に滑り止め加工薬剤を供給し、キバタ、晒生地、無地染め生地又は捺染済み生地である生地を前記捺染機にセットする工程と、
    前記生地の片面又は両面に前記滑り止め加工薬剤により、前記捺染機を用いて、滑り止め加工を行う滑り止め加工工程と、
    を備えることを特徴とする滑り止め加工方法。
  2. 請求項1の滑り止め加工方法を用いて前記滑り止め加工を施された生地がふとんカバー又はまくらカバーの内側面に用いられる滑り止め方法。
  3. 前記ふとんカバー又はまくらカバーが紐を備えた請求項2の滑り止め方法。
  4. 請求項1の滑り止め加工方法を用いて前記滑り止め加工を施された生地が敷パッドまたはまくらパッドに用いられ、滑り止め加工が施された面を敷き布団の表面に対向するようにして敷き布団の上に敷いて使用するか、又は、前記生地がまくらパッドに用いられ、滑り止め加工が施された面をまくらの表面に対向するようにしてまくらに装着して使用する滑り止め方法。
  5. 請求項1の滑り止め加工方法を用いて前記滑り止め加工を施された生地が毛布であり、滑り止め加工が施された面を掛け布団の表面に対向するようにして毛布の表面に乗せる滑り止め方法。
  6. 請求項1の滑り止め加工方法を用いて前記滑り止め加工を施された生地がマルチカバーに用いられる滑り止め方法。
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