JP2018079130A - 歩行補助装置 - Google Patents

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靖博 秋山
Yasuhiro Akiyama
靖博 秋山
航一郎 大橋
Koichiro Ohashi
航一郎 大橋
正吾 岡本
Shogo Okamoto
正吾 岡本
山田 陽滋
Yoji Yamada
陽滋 山田
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Nagoya University NUC
Matsumoto Gishi Seisakusho KK
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Abstract

【課題】モータを使用せずに歩行を補助する技術を提供する。【解決手段】第1ワイヤガイドは対象者70のつま先部分に配置され、第2ワイヤガイドは対象者70の下腿部分に配置され、第3ワイヤガイドは対象者70の大腿部分に配置され、第4ワイヤガイドは対象者70の腰部分に配置される。ワイヤ180は、第1ワイヤガイドから、第2ワイヤガイド、第3ワイヤガイド、第4ワイヤガイドに順に通される。第1ワイヤガイド、第2ワイヤガイド、第3ワイヤガイド、第4ワイヤガイドのうちの少なくとも1つが配置される位置は変更可能である。ワイヤ180の経路は、第1ワイヤガイド、第2ワイヤガイド、第3ワイヤガイド、第4ワイヤガイドが配置される位置に応じて調節可能である。【選択図】図2

Description

本開示は、歩行補助技術に関し、特に対象者の歩行を補助する歩行補助装置に関する。
姿勢、歩幅等の歩行要素が効率的になるように誘導することによって歩行の運動負荷を軽減するためのアシスト装置が開発されている。アシスト装置は、股関節軸上に配置されるアクチュエータと、アクチュエータを支持する腰フレームと、アクチュエータに着脱される大腿フレームとから構成される。アクチュエータは、多極ブラシレスモータを備え、大腿フレームにアシスト力を伝達する(例えば、非特許文献1参照)。
安原謙、島田圭、小山泰司、井土哲也、菊池敬士郎、遠藤洋介、「リズム歩行アシスト」、Honda R&D Technical Review、日本、Vol.21、No.2、p.54−62、2009年 大橋航一郎、秋山靖博、岡本正吾、山田陽滋、「ワイヤーを用いた歩行補助およびワイヤーパスの最適化に関する研究」、Proceedings of the 2016 JSME Conference on Robotics and Mechatronics, Yokohama, Japan, June 8−11, 2016, 2A1−14a5
アシスト装置である歩行補助装置にモータを使用する場合、重量とメンテナンスの面において課題があり、日常的な使用が困難になる。一方、日常的に使用する場合、モータを使用しない構成である方が望ましい。
本開示はこうした状況に鑑みてなされており、その目的とするところの1つは、モータを使用せずに歩行を補助する技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の歩行補助装置は、対象者のつま先部分に配置すべき第1線状部材ガイドと、対象者の下腿部分に配置すべき第2線状部材ガイドと、対象者の大腿部分に配置すべき第3線状部材ガイドと、対象者の腰部分に配置すべき第4線状部材ガイドと、第1線状部材ガイドから、第2線状部材ガイド、第3線状部材ガイド、第4線状部材ガイドに順に通される線状部材とを備える。第1線状部材ガイド、第2線状部材ガイド、第3線状部材ガイド、第4線状部材ガイドのうちの少なくとも1つが配置される位置は変更可能であり、線状部材の経路は、第1線状部材ガイド、第2線状部材ガイド、第3線状部材ガイド、第4線状部材ガイドが配置される位置に応じて調節可能である。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本開示の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本開示の態様として有効である。
本開示によれば、モータを使用せずに歩行を補助できる。
図1(a)−(d)は、本実施例の対象となる対象者において定義される部位を示す図である。 図2(a)−(b)は、本実施例に係る歩行補助装置の構成を示す図である。 図3(a)−(b)は、図2(a)の歩行補助装置におけるワイヤの経路の候補を示す図である。 図4(a)−(b)は、図2(a)の歩行補助装置における下半身のワイヤの経路を示す図である。 図5(a)−(b)は、図2(a)の歩行補助装置における上半身のワイヤ経路を示す図である。
本実施例を具体的に説明する前に、基礎となった知見を説明する。加齢に伴う筋力の低下により、歩行機能は徐々に低下する。現在、高齢者の歩行動作を支援するための方策として、装着型パワーアシストロボット(以下、「歩行補助装置」という)等の生活支援ロボットの開発の実用化に向けた研究が進んでいる。対象者の関節屈伸運動をアシストすることによって、歩行支援のみではなく、リハビリ支援、作業支援等に用いることが期待されている。歩行補助装置は、対象者の各関節部にモータやワイヤ等を取り付け、それらが生む力により各関節にトルクを与えることで、対象者の関節屈伸運動をアシストする構造となっている。歩行補助装置の種類の中で、歩行支援を目的としたワイヤ式の歩行補助装置は、脚部にワイヤを配し、ワイヤを巻き取ることで発生するテンションによって、下肢の関節にトルクを与え、対象者の歩行をアシストする設計となっている。例えば、支持脚期におけるワイヤの伸展を力に変換しアクチュエータに蓄え、遊脚期に腰関節と足関節にトルクを与えるように、歩行補助装置が構成される。アクチュエータにはモータや、圧縮空気を利用した張力発生装置等を使用するため、大きな力を取り出せる反面、装置の重量が増大する。
歩行アシストの対象となる歩行機能の低下としては、筋力の低下やバランス感覚の衰えによる歩幅の減少、遊脚期の膝関節角度や足関節角度の減少、遊脚期の足底クリアランスのばらつきの増加等が報告されている。背屈角度の減少により足底部のクリアランスが減少し、地面との接触による躓きが発生しやすくなるため、高齢者は転倒のリスクが高くなる。そのため、転倒事故の発生を回避するための手段として、背屈角度を増加させ、足底部のクリアランスを回復させることが有効である。歩行補助装置のアシストにより背屈角度を増加させ、足底部のクリアランスを回復させることで、躓きの回避を期待できるが、歩行補助装置によりこれを実現するためには歩行補助装置を日常的に装着していなくてはならない。この点、ワイヤ式の歩行補助装置は、スーツのように装着することができるため、日常的な使用に適している。
ワイヤ式の歩行補助装置の構成において、関節に効率よく力を伝えるためのワイヤパスであるワイヤの経路の設計が重要になる。ワイヤの経路によって、関節に働くトルクの大きさや、トルクの働く箇所が決まる。したがって、ワイヤ式の歩行補助装置により背屈の増加を得るためには、足関節に効率よくトルクを与える最適なワイヤの経路の設計が要求される。特に、ワイヤ式の歩行補助装置がモータを備えない場合、最適なワイヤの経路の設計がさらに重要になる。一方、対象者毎に体格、筋力、姿勢、筋肉の使い方が異なるので、最適なワイヤの経路は対象者毎に異なる。そのため、対象者に応じてワイヤの経路が調節可能であることが望まれる。
以下、図面等を参照しながら、本開示を実施するための実施例について詳細に説明する。なお、以下の説明において、「平行」、「直交」は、完全な平行、直交だけではなく、誤差の範囲で平行からずれている場合も含むものとする。また、「略」は、おおよその範囲で同一であるという意味である。
図1(a)−(d)は、本実施例の対象となる対象者70において定義される部位を示す。ここでは、説明を明瞭にするために、左半身の部位を主として示すが、右半身にも同様に各部位が定義される。図1(a)−(b)は、対象者70の下半身を示しており、特に図1(a)は前方から見た下半身を示し、図1(b)は左側側方から見た下半身を示す。つま先部分10は、足部の上面に配置される甲の前方部分であり、例えば指の付け根付近である。そのため、つま先部分10は足底部の反対側の面であるといえる。下腿内側部分12、下腿前方部分14、下腿外側部分16は、下腿部分と総称され、膝関節と踝の間の部分である。特に、下腿内側部分12は内側に配置され、下腿前方部分14は前方に配置され、下腿外側部分16は外側に配置される。
膝関節内側部分18、膝関節外側部分20、膝関節前方内側部分22、膝関節前方外側部分24は、膝関節部分と総称される。膝関節内側部分18は膝関節の内側の軸近傍部分であり、膝関節外側部分20は膝関節の外側の軸近傍部分である。膝関節前方内側部分22は膝関節内側部分18の前方部分であり、膝蓋骨の内側側方部分である。膝関節前方外側部分24は、膝関節外側部分20の前方部分であり、膝蓋骨の外側側方部分である。大腿内側部分26、大腿外側部分28は、大腿部分と総称され、股関節と膝関節との間の部分である。特に、大腿内側部分26は内側に配置され、大腿外側部分28は外側に配置される。股関節横部分30、股関節後方部分32は、股関節部分と総称される。股関節横部分30は股関節の横側部分である。股関節後方部分32は、股関節の後方部分であり、臀部の近傍部分である。
図1(c)−(d)は、対象者70の上半身を示しており、特に図1(c)は前方から見た上半身を示し、図1(d)は後方から見た上半身を示す。上前腸骨棘付近部分50、骨盤後方部分52は、腰部分と総称される。上前腸骨棘付近部分50は、骨盤を前方から見た場合に一番高くなるように出っ張った腸骨の一部の近傍部分であり、骨盤後方部分52は、骨盤の後方部分である。体側部分54は、体の側面の部分であり、脇の部分である。体側部分54は、腰部分の上方に配置される。胸部分58は、首と腹部に挟まれ、かつ脊椎より前方に配置される部分である。
背中下側部分56、背中上側部分60は、背中部分と総称される。背中下側部分56は骨盤後方部分52の上方に配置され、背中上側部分60は背中下側部分56の上方に配置される。肩部分62は、腕が胴体に接続する部分の上部から首の付け根にかけての部分である。上腕外側部分64、肘部分66は、上肢部分と総称される。上腕外側部分64は、肩と肘との間において外側に配置される部分である。肘部分66は、肘関節の近傍部分である。なお、以下では、図面を明瞭にするために、つま先部分10から股関節後方部分32、上前腸骨棘付近部分50から肘部分66の図示を省略する。一方、これらの少なくとも1つを説明に使用するが、それは図1(a)−(d)に示される位置に配置されるものとする。
図2(a)−(b)は、本実施例に係る歩行補助装置1000の構成を示す。図2(a)は、対象者70に装着された歩行補助装置1000の構成を示す正面図である。歩行補助装置1000は、つま先部分ワイヤガイド100、下腿外側部分ワイヤガイド102、膝関節外側部分ワイヤガイド104、大腿外側部分ワイヤガイド106、股関節横部分ワイヤガイド108、上前腸骨棘付近部分ワイヤガイド110、胸部分ワイヤガイド112、上腕外側部分ワイヤガイド114、ワイヤ180、つま先部分ベルト200、下腿部分ベルト202、膝関節部分ベルト204、大腿部分ベルト206、股関節・腰部分ベルト208、胸部分ベルト212、上腕部分ベルト214を含む。
つま先部分ベルト200から上腕部分ベルト214は、伸縮可能な素材により構成されるとともに、面ファスナー、バックル等を備えて対象者70の体の一部に着脱可能に固定される。つま先部分ベルト200は、つま先部分ワイヤガイド100を備えるとともに、つま先部分ワイヤガイド100がつま先部分10に配置されるように装着される。つま先部分ワイヤガイド100は、例えば、ワッシャリングによって構成される。なお、つま先部分ワイヤガイド100は、ワッシャリングでなく、ワイヤ180がつま先部分ベルト200に取り付けられた部分であってもよい。下腿部分ベルト202は、下腿外側部分ワイヤガイド102を備えるとともに、下腿外側部分ワイヤガイド102が下腿外側部分16に配置されるように装着される。下腿外側部分ワイヤガイド102は、例えば、ワッシャリングによって構成される。膝関節外側部分ワイヤガイド104から胸部分ワイヤガイド112も、下腿外側部分ワイヤガイド102と同様に構成される。
膝関節部分ベルト204、大腿部分ベルト206、胸部分ベルト212、上腕部分ベルト214は、膝関節外側部分ワイヤガイド104、大腿外側部分ワイヤガイド106、胸部分ワイヤガイド112、上腕外側部分ワイヤガイド114をそれぞれ備える。また、膝関節外側部分ワイヤガイド104、大腿外側部分ワイヤガイド106、胸部分ワイヤガイド112、上腕外側部分ワイヤガイド114は、膝関節外側部分20、大腿外側部分28、胸部分58、上腕外側部分64のそれぞれに配置される。なお、上腕外側部分ワイヤガイド114は、つま先部分ワイヤガイド100と同様に、ワッシャリングでなく、ワイヤ180が上腕部分ベルト214に取り付けられた部分であってもよい。股関節・腰部分ベルト208は、股関節横部分ワイヤガイド108、上前腸骨棘付近部分ワイヤガイド110を備える。股関節・腰部分ベルト208は、股関節横部分ワイヤガイド108が股関節横部分30に配置され、上前腸骨棘付近部分ワイヤガイド110が上前腸骨棘付近部分50に配置されるように装着される。
ワイヤ180は、つま先部分ワイヤガイド100を起点として、下腿外側部分ワイヤガイド102、膝関節外側部分ワイヤガイド104、大腿外側部分ワイヤガイド106、股関節横部分ワイヤガイド108、上前腸骨棘付近部分ワイヤガイド110、胸部分ワイヤガイド112を順に通って、終点である上腕外側部分ワイヤガイド114まで延びる紐部材である。そのため、ワイヤ180の経路は、つま先部分ワイヤガイド100から上腕外側部分ワイヤガイド114に至るように形成される。ワイヤ180は、つま先部分ワイヤガイド100と上腕外側部分ワイヤガイド114に固定される。一方、ワイヤ180は、下腿外側部分ワイヤガイド102から胸部分ワイヤガイド112に固定されずに、これらを通るだけである。なお、以下では、図面を明瞭にするために、つま先部分ベルト200から上腕部分ベルト214の図示を省略し、つま先部分ワイヤガイド100等だけを図示する。
図2(b)は、歩行補助装置1000によって対象者70の歩行が補助される原理を示すための側面図である。歩行補助装置1000は図2(a)と同じ位置に装着される。また、ここでは、対象者70が左足を前方に上げている状態を想定する。一般的に、左足を前方に上げる場合、左手は後方に振られる。左手が後方に振られることによって、左手と胴体との距離が長くなる。そのため、上腕外側部分ワイヤガイド114と胸部分ワイヤガイド112との距離が長くなるように、上腕外側部分ワイヤガイド114が胸部分ワイヤガイド112から後方に離れていく。その結果、上腕外側部分ワイヤガイド114と胸部分ワイヤガイド112との間のワイヤ180には、上腕外側部分ワイヤガイド114の方向に向かう力が加えられ、その力は第1ベクトルV1で示される。
上腕外側部分ワイヤガイド114からのワイヤ180は、胸部分ワイヤガイド112で屈曲して上前腸骨棘付近部分ワイヤガイド110の方向に向かう。そのため、胸部分ワイヤガイド112において力の方向が変えられ、胸部分ワイヤガイド112と上前腸骨棘付近部分ワイヤガイド110の間のワイヤ180には、胸部分ワイヤガイド112の方向に向かう力が加えられ、その力は第2ベクトルV2で示される。同様に、上前腸骨棘付近部分ワイヤガイド110、股関節横部分ワイヤガイド108、大腿外側部分ワイヤガイド106、膝関節外側部分ワイヤガイド104、下腿外側部分ワイヤガイド102をワイヤ180が経由することによって、力の方向が順次変えられる。下腿外側部分ワイヤガイド102とつま先部分ワイヤガイド100との間のワイヤ180には、下腿外側部分ワイヤガイド102に向かう力が加えられる。その力は第7ベクトルV7で示されるが、図示のごとく、第7ベクトルV7は、足首を中心にして足部を背屈運動させる方向をもつ。そのため、左足の足底部が上を向くようなトルクが踵において生じ、対象者70の歩行が補助される。
対象者70の歩行の補助を有効にするためには、第7ベクトルV7を大きくする必要がある。第7ベクトルV7を大きくするためには、上肢部分の動きによって発生した第1ベクトルV1を効率的に第7ベクトルV7に伝達しなければならない。そのため、力を効率的に伝達するためのワイヤ180の経路が設定される。前述のごとく、対象者70毎に体格、筋力、姿勢、筋肉の使い方が異なるので、最適なワイヤ180の経路は、対象者70毎に異なる。これは、図2(b)のようにワイヤ180の経路を設定しても、対象者70によっては、歩行が十分に補助されないことがあり得ることに相当する。これに対応するために、歩行補助装置1000では、ワイヤガイドの位置が変更可能であるので、ワイヤ180の経路が調節可能である。
図3(a)−(b)は、歩行補助装置1000におけるワイヤ180の経路の候補を示す。図3(a)は、対象者70の下半身において設定可能なワイヤ180の経路の候補を示す。経路の候補は、経路番号「1」から「8」によって示され、対象者70の体格等に応じていずれかが選択される。すべての経路の候補は、共通して、つま先部分10から、股関節横部分30または股関節後方部分32の股関節部分に至る。例えば、経路番号「3」の経路は、図2(a)の経路のうちの下半身の部分に相当する。ここでは、つま先部分10、下腿外側部分16、膝関節外側部分20、大腿外側部分28、股関節横部分30のそれぞれに配置されたワイヤガイドにワイヤ180が順に通される。これらのワイヤガイドは、つま先部分ワイヤガイド100、下腿外側部分ワイヤガイド102、膝関節外側部分ワイヤガイド104、大腿外側部分ワイヤガイド106、股関節横部分ワイヤガイド108にそれぞれ対応する。
経路番号「7」の経路では、つま先部分10、下腿外側部分16、膝関節前方外側部分24、大腿外側部分28、股関節横部分30のそれぞれに配置されたワイヤガイドにワイヤ180が順に通される。この経路を説明するために、図4(a)−(b)を使用する。図4(a)−(b)は、歩行補助装置1000における下半身のワイヤ180の経路を示し、図4(a)において実線で示された経路が経路番号「7」の経路を示す。前述のワイヤガイドは、つま先部分ワイヤガイド100、下腿外側部分ワイヤガイド102、膝関節前方外側部分ワイヤガイド122、大腿外側部分ワイヤガイド106、股関節横部分ワイヤガイド108にそれぞれに対応する。ここでは、比較のために、下腿外側部分ワイヤガイド102、膝関節外側部分ワイヤガイド104、大腿外側部分ワイヤガイド106を通る経路番号「3」の経路も点線で示される。
経路番号「3」の経路における下腿外側部分ワイヤガイド102と膝関節外側部分ワイヤガイド104の間隔よりも、経路番号「7」の経路における下腿外側部分ワイヤガイド102と膝関節前方外側部分ワイヤガイド122の間隔の方が長い。また、経路番号「3」の経路における膝関節外側部分ワイヤガイド104と大腿外側部分ワイヤガイド106の間隔よりも、経路番号「7」の経路における膝関節前方外側部分ワイヤガイド122と大腿外側部分ワイヤガイド106の間隔の方が長い。つまり、膝関節周辺において、経路番号「3」の経路よりも経路番号「7」の経路の方がワイヤストロークを長くできる。そのため、体格、姿勢等によって十分なワイヤストロークを確保できない対象者70に対しては、経路番号「3」の経路よりも経路番号「7」の経路が適しているといえ、経路番号「7」の経路が設定される。
一方、経路番号「3」の経路では、膝関節の軸近傍に膝関節外側部分ワイヤガイド104が配置されるが、経路番号「7」の経路では、膝関節の前方部分に膝関節前方外側部分ワイヤガイド122が配置される。これにより、経路番号「7」の経路よりも経路番号「3」の経路の方が膝関節を曲げやすい。そのため、経路番号「3」の経路でも十分なワイヤストロークを確保できる対象者70に対しては、経路番号「7」の経路よりも経路番号「3」の経路が適しているといえ、経路番号「3」の経路が設定される。図3(a)に戻る。
経路番号「1」の経路では、つま先部分10からワイヤ180が2つに分岐される。分岐された1つの経路(以下、「内側経路」という)では、つま先部分10、下腿内側部分12、膝関節内側部分18、大腿内側部分26、股関節後方部分32のそれぞれに配置されたワイヤガイドにワイヤ180が順に通される。また、分岐されたもう1つの経路(以下、「外側経路」という)では、つま先部分10、下腿外側部分16、膝関節外側部分20、大腿外側部分28、股関節後方部分32のそれぞれに配置されたワイヤガイドにワイヤ180が順に通される。そのため、内側経路と外側経路は、股関節後方部分32に配置されたワイヤガイドで合流する。この経路を説明するために、図4(b)を使用する。
図4(b)は、経路番号「1」の経路を示す。前述の外側経路におけるワイヤガイドは、つま先部分ワイヤガイド100、下腿外側部分ワイヤガイド102、膝関節外側部分ワイヤガイド104、大腿外側部分ワイヤガイド106、股関節後方部分ワイヤガイド120にそれぞれに対応する。これらのワイヤガイドには外側ワイヤ182が通される。また、内側経路におけるワイヤガイドは、つま先部分ワイヤガイド100、下腿内側部分ワイヤガイド302、膝関節内側部分ワイヤガイド304、大腿内側部分ワイヤガイド306、股関節後方部分ワイヤガイド120にそれぞれ対応する。これらのワイヤガイドには内側ワイヤ184が通される。そのため、これまでのワイヤ180は、対象者70の脚部分において外側ワイヤ182と内側ワイヤ184とに分岐される。外側ワイヤ182と内側ワイヤ184が使用される場合、外側経路におけるワイヤガイドと、内側経路におけるワイヤガイドとは、外側と内側において対象に配置されることを原則とする。さらに、外側ワイヤ182のストロークと内側ワイヤ184のストロークとが近くなるように調節される。
図3(b)は、対象者70の上半身において設定可能なワイヤ180の経路の候補を示す。経路の候補は、経路番号「10」から「15」によって示され、下半身の場合と同じく、対象者70の体格等に応じていずれかが選択される。すべての経路の候補は、共通して、上前腸骨棘付近部分50あるいは骨盤後方部分52の腰部分から、上腕外側部分64または肘部分66の上肢部分に至る。特に、前述の第1ベクトルV1で示される力を大きくするために、上肢部分までワイヤ180が延ばされる。
例えば、経路番号「14」の経路は、図2(a)の経路のうちの上半身の部分に相当する。ここでは、上前腸骨棘付近部分50、胸部分58、上腕外側部分64のそれぞれに配置されたワイヤガイドにワイヤ180が順に通される。これらのワイヤガイドは、上前腸骨棘付近部分ワイヤガイド110、胸部分ワイヤガイド112、上腕外側部分ワイヤガイド114にそれぞれ対応する。
さらに、上半身におけるワイヤ180の経路を詳細に説明するために、図5(a)−(b)を使用する。図5(a)−(b)は、歩行補助装置1000における上半身のワイヤ180の経路を示す。図5(a)は、図2(a)と同じ経路番号「14」の経路を示す側面図であり、これは、図2(b)の対象者70が起立している場合の側面図である。図示のごとく、ワイヤ180は、対象者70の上半身の前面部分に配置される。対象者70が猫背である場合、図2(b)のように歩行しても胸部分ワイヤガイド112と上腕外側部分ワイヤガイド114との間の距離が十分に長くならない。そのため、前述の第1ベクトルV1で示される力が弱くなり、第7ベクトルV7で示される力も弱くなる。これは、ワイヤ180のストロークが十分長くないからである。その結果、足首を中心にして足部を背屈運動させる方向の力が弱くなって、対象者70の歩行が十分に補助されなくなる。
これに対応するために、対象者70が猫背である場合、図5(b)の経路が設定される。図示のごとく、骨盤後方部分ワイヤガイド150、背中下側部分ワイヤガイド152、背中上側部分ワイヤガイド154、肩部分ワイヤガイド156、胸部分ワイヤガイド112、上腕外側部分ワイヤガイド114にワイヤ180が順に通される。これは、図3(b)における経路番号「12」の経路である。前述のワイヤガイドは、骨盤後方部分52、背中下側部分56、背中上側部分60、肩部分62、胸部分58、上腕外側部分64のそれぞれに配置されたワイヤガイドに対応する。肩部分62を経由することによって、背中上側部分ワイヤガイド154から上腕外側部分ワイヤガイド114に至る部分の長さが長くなるので、ワイヤ180のストロークが長くなる。その結果、足首を中心にして足部を背屈運動させる方向の力が強くなって、対象者70の歩行が十分に補助される。
図3(a)−(b)に戻る。下半身におけるワイヤ180の経路と、上半身におけるワイヤ180の経路とが接続されることによって、全身にわたるワイヤ180の経路が形成される。接続は、下半身におけるワイヤ180の経路の股関節部分と、上半身におけるワイヤ180の経路の腰部分とにおいてなされる。なお、これまでの説明においては、左半身において、下半身におけるワイヤ180の経路と、上半身におけるワイヤ180の経路とが接続されているが、右半身において同様の接続がなされてもよい。さらに、左半身での下半身におけるワイヤ180の経路と、右半身での上半身におけるワイヤ180とが接続されてもよく、右半身での下半身におけるワイヤ180の経路と、左半身での上半身におけるワイヤ180とが接続されてもよい。これらの場合、胴体の後方で接続される方が望ましい。
なお、下腿部分として、下腿内側部分12、下腿前方部分14、下腿外側部分16が定義されており、それぞれにワイヤガイドが配置可能である。それぞれは、下腿外側部分ワイヤガイド102、下腿前方部分ワイヤガイド(これまで図示なし)、下腿内側部分ワイヤガイド302と呼ばれる。ワイヤ180の経路を設定する際、下腿外側部分ワイヤガイド102、下腿前方部分ワイヤガイド、下腿内側部分ワイヤガイド302のうちの少なくとも1つが選択されて、選択された少なくとも1つのワイヤガイドにワイヤ180が通される。ワイヤガイドが配置される位置を変更可能にするために、例えば、下腿部分ベルト202には、下腿外側部分ワイヤガイド102、下腿前方部分ワイヤガイド、下腿内側部分ワイヤガイド302が予め設けられていればよい。このような構成において、ワイヤ180の経路を設定する際に少なくとも1つのワイヤガイドが選択されて使用される。
また、下腿部分ベルト202には1つあるいは2つのワイヤガイドだけが予め設けられていてもよい。このような構成において、ワイヤ180の経路を設定する際に経路中の位置にワイヤガイドが配置されるように、下腿部分ベルト202の装着位置が調節される。例えば、ワイヤガイドが下腿外側部分16に位置するように下腿部分ベルト202の装着位置が調節されることによって、当該ワイヤガイドは下腿外側部分ワイヤガイド102として使用される。これらのことは、他の部分に配置すべきワイヤガイドについても同様である。なお、これまで、膝関節前方内側部分22、体側部分54、肘部分66のそれぞれに配置されるワイヤガイドについての説明を省略したが、そのようなワイヤガイドも配置可能である。
ここで、つま先部分ワイヤガイド100は、第1線状部材ガイドと呼ばれてもよい。下腿外側部分ワイヤガイド102、下腿前方部分ワイヤガイド、下腿内側部分ワイヤガイド302は、第2線状部材ガイドと呼ばれてもよい。大腿外側部分ワイヤガイド106、大腿内側部分ワイヤガイド306は、第3線状部材ガイドと呼ばれてもよい。特に、大腿外側部分ワイヤガイド106は外側第3線状部材ガイドと呼ばれてもよく、大腿内側部分ワイヤガイド306は内側第3線状部材ガイドと呼ばれてもよい。上前腸骨棘付近部分ワイヤガイド110、骨盤後方部分ワイヤガイド150は、第4線状部材ガイドと呼ばれてもよい。膝関節外側部分ワイヤガイド104、膝関節前方外側部分ワイヤガイド122、膝関節内側部分ワイヤガイド304、膝関節前方内側部分ワイヤガイドは、第5線状部材ガイドと呼ばれてもよい。上腕外側部分ワイヤガイド114、肘部分ワイヤガイドは、第6線状部材ガイドと呼ばれてもよい。肩部分ワイヤガイド156は第7線状部材ガイドと呼ばれてもよい。
本実施例によれば、ワイヤガイドが配置される位置は変更可能であり、ワイヤの経路も調節可能であるので、さまざまな対象者に対して有効に力を伝達させることができる。また、さまざまな対象者に対して有効に力が伝達されるので、足底部のクリアランスを増加できる。また、さまざまな対象者に対して有効に力が伝達されるので、モータを使用せずに歩行を補助できる。また、モータを使用せずに歩行が補助されるので、歩行補助装置を日常的に装着できる。また、ワイヤには外側ワイヤと内側ワイヤとが含まれるので、大腿部分の内側と外側の両方にワイヤの経路を設定できる。また、大腿部分の内側と外側の両方にワイヤの経路が設定されるので、ワイヤの経路の候補を増加できる。また、膝関節部分にもワイヤガイドを配置するので、ワイヤの経路を細かく設定できる。また、上肢部分にもワイヤガイドを配置するので、上肢部分で生じた力をつま先部分に伝達できる。また、上肢部分で生じた力がつま先部分に伝達されるので、モータを使用せずに歩行を補助できる。また、肩部分にもワイヤガイドを配置するので、対象者の姿勢に応じたワイヤの経路を設定できる。
本開示の一態様の概要は、次の通りである。本発明のある態様の歩行補助装置は、対象者のつま先部分に配置すべき第1線状部材ガイドと、対象者の下腿部分に配置すべき第2線状部材ガイドと、対象者の大腿部分に配置すべき第3線状部材ガイドと、対象者の腰部分に配置すべき第4線状部材ガイドと、第1線状部材ガイドから、第2線状部材ガイド、第3線状部材ガイド、第4線状部材ガイドに順に通される線状部材とを備える。第1線状部材ガイド、第2線状部材ガイド、第3線状部材ガイド、第4線状部材ガイドのうちの少なくとも1つが配置される位置は変更可能であり、線状部材の経路は、第1線状部材ガイド、第2線状部材ガイド、第3線状部材ガイド、第4線状部材ガイドが配置される位置に応じて調節可能である。
この態様によると、線状部材ガイドが配置される位置は変更可能であり、線状部材の経路も調節可能であるので、さまざまな対象者に対して有効に力が伝達されて、モータを使用せずに歩行を補助できる。
第3線状部材ガイドは、対象者の外側の大腿部分に配置すべき外側第3線状部材ガイドと、対象者の内側の大腿部分に配置すべき内側第3線状部材ガイドとを含んでもよい。線状部材は、外側第3線状部材ガイドに通される外側線状部材と、内側第3線状部材ガイドに通される内側線状部材とを含んでもよい。この場合、線状部材には外側線状部材と内側線状部材とが含まれるので、大腿部分の内側と外側の両方に線状部材の経路を設定できる。
対象者の膝関節部分に配置すべき第5線状部材ガイドをさらに備えてもよい。線状部材は、第2線状部材ガイドと第3線状部材ガイドとの間において第5線状部材ガイドを通されてもよい。この場合、膝関節部分にも線状部材ガイドを配置するので、線状部材の経路を細かく設定できる。
対象者の上肢部分に配置すべき第6線状部材ガイドをさらに備えてもよい。線状部材は、第4線状部材ガイドを通されてから第6線状部材ガイドまで延びる。この場合、上肢部分にも線状部材ガイドを配置するので、上肢部分で生じた力をつま先部分に伝達できる。
対象者の肩部分に配置すべき第7線状部材ガイドをさらに備えてもよい。線状部材は、第4線状部材ガイドと第6線状部材ガイドとの間において第7線状部材ガイドを通されてもよい。この場合、肩部分にも線状部材ガイドを配置するので、対象者の姿勢に応じた線状部材の経路を設定できる。
以上、本開示を実施例をもとに説明した。この実施例は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本開示の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
本実施例において、各ワイヤガイドはベルトに設けられている。しかしながらこれに限らず例えば、ワイヤガイドは衣服に設けられてもよい。その場合、ベルトは不要になる。本変形例によれば、構成の自由度を向上できる。
本実施例において、全身にわたるワイヤ180の経路が形成されている。しかしながらこれに限らず例えば、下半身だけにおいてワイヤ180の経路が形成されてもよい。本変形例によれば、構成の自由度を向上できる。
本実施例において、ワイヤ180が使用されている。しかしながらこれに限らず例えば、ワイヤ180ではなく、紐、ゴム紐等が使用されてもよい。ワイヤ180、紐、ゴム紐等は線状部材と総称される。本変形例によれば、構成の自由度を向上できる。
100 つま先部分ワイヤガイド、 102 下腿外側部分ワイヤガイド、 104 膝関節外側部分ワイヤガイド、 106 大腿外側部分ワイヤガイド、 108 股関節横部分ワイヤガイド、 110 上前腸骨棘付近部分ワイヤガイド、 112 胸部分ワイヤガイド、 114 上腕外側部分ワイヤガイド、 120 股関節後方部分ワイヤガイド、 122 膝関節前方外側部分ワイヤガイド、 150 骨盤後方部分ワイヤガイド、 152 背中下側部分ワイヤガイド、 154 背中上側部分ワイヤガイド、 156 肩部分ワイヤガイド、 180 ワイヤ、 182 外側ワイヤ、 184 内側ワイヤ、 200 つま先部分ベルト、 202 下腿部分ベルト、 204 膝関節部分ベルト、 206 大腿部分ベルト、 208 股関節・腰部分ベルト、 212 胸部分ベルト、 214 上腕部分ベルト、 302 下腿内側部分ワイヤガイド、 304 膝関節内側部分ワイヤガイド、 306 大腿内側部分ワイヤガイド、 1000 歩行補助装置。

Claims (5)

  1. 対象者のつま先部分に配置すべき第1線状部材ガイドと、
    前記対象者の下腿部分に配置すべき第2線状部材ガイドと、
    前記対象者の大腿部分に配置すべき第3線状部材ガイドと、
    前記対象者の腰部分に配置すべき第4線状部材ガイドと、
    前記第1線状部材ガイドから、前記第2線状部材ガイド、前記第3線状部材ガイド、前記第4線状部材ガイドに順に通される線状部材とを備え、
    前記第1線状部材ガイド、前記第2線状部材ガイド、前記第3線状部材ガイド、前記第4線状部材ガイドのうちの少なくとも1つが配置される位置は変更可能であり、
    前記線状部材の経路は、前記第1線状部材ガイド、前記第2線状部材ガイド、前記第3線状部材ガイド、前記第4線状部材ガイドが配置される位置に応じて調節可能であることを特徴とする歩行補助装置。
  2. 前記第3線状部材ガイドは、
    前記対象者の外側の大腿部分に配置すべき外側第3線状部材ガイドと、
    前記対象者の内側の大腿部分に配置すべき内側第3線状部材ガイドとを含み、
    前記線状部材は、
    前記外側第3線状部材ガイドに通される外側線状部材と、
    前記内側第3線状部材ガイドに通される内側線状部材とを含むことを特徴とする請求項1に記載の歩行補助装置。
  3. 前記対象者の膝関節部分に配置すべき第5線状部材ガイドをさらに備え、
    前記線状部材は、前記第2線状部材ガイドと前記第3線状部材ガイドとの間において前記第5線状部材ガイドを通されることを特徴とする請求項1または2に記載の歩行補助装置。
  4. 前記対象者の上肢部分に配置すべき第6線状部材ガイドをさらに備え、
    前記線状部材は、前記第4線状部材ガイドを通されてから前記第6線状部材ガイドまで延びることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の歩行補助装置。
  5. 前記対象者の肩部分に配置すべき第7線状部材ガイドをさらに備え、
    前記線状部材は、前記第4線状部材ガイドと前記第6線状部材ガイドとの間において前記第7線状部材ガイドを通されることを特徴とする請求項4に記載の歩行補助装置。
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